JP2006175999A - 船外機の盗難防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 特殊なキー等を用いることなく船外機の盗難を抑止すると共に、盗難防止モードの設定及び設定解除の煩わしさを減少させる。
【解決手段】 エマージェンシーSW24がオン状態でキーSW23がキーONとされた場合において、現在の制御モードが通常モードであるときは、予め記憶された登録認証コードと同じ認証コードをキーSW23を押下して入力することで、盗難防止モードに切り換わる。一方、盗難防止モードであるときは、上記認証コードを入力することで、通常モードに切り換わる。盗難防止モードでは、エンジン2の始動が許可されない。
【選択図】 図5

Description

本発明は、船舶等に装着される船外機の盗難を抑止する船外機の盗難防止システムに関する。
船舶は、多くの場合、河川や湖上で係留、保管されるため、装着されている船外機のエンジンの始動回路を操作し、該エンジンを運転すれば、船舶ごと盗むことが可能である。この盗難に対する対策として、ハンドルをロックする等の機械的な盗難防止機構を設けることが考えられる。しかし、船外機は、船舶に対して後付けされるという性格上、船外機自体を船舶から容易に脱着できるため、船外機のみの盗難を防止することができない。
このような問題に対処するため、下記特許文献1では、2輪車や4輪車で広く採用されているイモビライザとトランスポンダとの組み合わせにより船外機の盗難を防止している。すなわち、トランスポンダをロックプレートに内蔵させ、ロックプレートを装着部に装着しないとエンジン始動が許可されない。
また、下記特許文献2では、ゲージパネルに複数の押しボタンを設け、該複数の押しボタンを所定の順序で押した場合にのみ、スタータモータに通電されるようにして、暗証番号の入力がない限りエンジン始動ができないようにしている。
特開2001−146148号公報 特開平09−169298号公報
しかしながら、上記特許文献1では、船外機を盗難抑止状態に設定するためには、トランスポンダを内蔵したロックプレート等の特殊なキー等が必要となり、該キー等の紛失時の対応が困難である。また、イモビライザとトランスポンダとの組み合わせのシステムを構築するためには、船外機の変更だけでなく、船舶のリモコン、キーシステム、配線等の変更を伴うことが多く、コスト、工数、市場性の面でも不利である。
一方、上記特許文献2では、エンジン始動時に暗証番号の入力が必ず必要となるため、エンジンの始動、停止を頻繁に繰り返すような場合は煩わしい。また、例えば、水上レジャー時等において、水上でエンジン停止して盗難抑止状態になっているときに、運転者が意識を失う等の事態が生じた場合、暗証番号を同乗者が知らなければ、同乗者は船外機を運転することができない。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、特殊なキー等を用いることなく船外機の盗難を抑止すると共に、盗難防止モードの設定及び設定解除の煩わしさを減少させることができる船外機の盗難防止システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の船外機の盗難防止システムは、少なくとも点火制御を行う制御手段を有する船外機の盗難防止システムであって、認証コードを入力する認証コード入力手段と、前記制御手段の制御モードとして、エンジンの運転を許可する運転モードと前記エンジンの運転を不能とする盗難防止モードとを選択的に設定するモード設定手段とを有し、前記モード設定手段は、前記運転モード時に前記認証コード入力手段により所定の認証コードが入力された場合に、前記制御モードを前記運転モードから前記盗難防止モードに切り換える一方、前記盗難防止モード時に前記認証コード入力手段により前記所定の認証コードが入力された場合に、前記制御モードを前記盗難防止モードから前記運転モードに切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、認証コードの入力で盗難防止モードを所望により設定可能にして、特殊なキー等を用いることなく船外機の盗難を抑止すると共に、盗難防止モードの設定及び設定解除の煩わしさを減少させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る盗難防止システムが適用された船外機の構成図である。
船外機10は、船体1の船尾に装着されている。船外機10は、エンジン2、ECU(エンジン制御ユニット)11、スタータモータ15等を備える。エンジン2において、各気筒(例えば4気筒)に対応するインジェクタ13及び点火プラグ14が設けられる。スタータモータ15は、エンジン2を始動する。ECU11は、船外機10全体を制御し、例えば、インジェクタ13による燃料噴射及び点火プラグ14の点火を制御する。ECU11内には、不図示のCPUのほか、記憶部12が備えられている。記憶部12は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有して構成されている。記憶部12には、上記CPUが実行する制御プログラムのほか、後述する「認証コード」等の各種データ、及びフラグ等の各種変数が記憶される。
船外機10には、バッテリ16がバッテリスイッチ41を介してバッテリケーブル17で接続され、バッテリ16から電力が船外機10の電装部品に供給される。また、リモコンボックス20が、リモコンケーブル18及びスロットル・シフトケーブル27で船外機10に接続されている。リモコンボックス20には、スロットル・シフトレバー21が設けられ、スロットル・シフトレバー21にはPTTスイッチ22が設けられている。このスロットル・シフトレバー21の操作により、船外機10のスロットル制御及びシフト制御が可能となり、PTTスイッチ22の操作により、船外機10のチルト・トリム操作が可能となっている。
リモコンボックス20にはまた、エンジン始動スイッチであるキーSW(スイッチ)23と、緊急エンジン停止スイッチであるエマージェンシーSW(スイッチ)24とが設けられる。また、メータパネル19が、リモコンケーブル18によってECU11に接続されており、ECU11の制御により、船外機10に関する各種情報がメータパネル19に表示される。
エマージェンシーSW24は、ロックプレート装着部25にロックプレート26(または予備のロックプレート26a)を介在させたときオフ(OFF)となる一方、ロックプレート26がロックプレート装着部25から外れたときオン(ON)となってエンジン2を停止させる。運転者は、ロックプレート26を、自身の体(例えば、手首等)に連結紐31を介して接続し、船外機10の運転を行う際には、ロックプレート装着部25にロックプレート26を装着し、エマージェンシーSW24をオフ状態とする。仮に、運転者が落水等をした場合は、運転者と共にロックプレート26がロックプレート装着部25から外れて、エマージェンシーSW24がオンとなり、エンジン2が自動的に緊急停止する。
図2(a)は、メータパネル19の一部を成すタコメータ28の正面図である。同図(b)は、キーSW23の正面図である。
図2(a)に示すように、タコメータ28は、回転式の針29を備え、その文字盤に、エンジン回転数を示す数値が例えば、0〜7(0〜7000rpmに対応)で書かれている。また、タコメータ28内には、4つのLED30(30(1)〜30(4))が設けられている。LED30(1)、30(2)、30(3)、30(4)は、それぞれ、エンジンチェック(check engine)、エンジン温度(temp)、エンジンオイル(oil)、エンジン回転数の上限(rev limit)に関する状況を示すものである。
また、図2(b)に示すように、キーSW23は、OFF位置から時計方向に1段階回転させるとキーON、2段階回転させるとクランキングONとなる。通常のエンジン始動手順においては、キーONでバッテリ16から電力がECU11に供給され、クランキングONでスタータモータ15が駆動されてエンジン2が始動される。また、キーSW23は、キーON位置において押下可能に構成されており、通常時(エマージェンシーSW24がオフの状態)においては、押下されるとダイアグノーシスブザーが停止する(所定機能)ようになっている。
ところで、上記船外機10をはじめ、メータパネル19(タコメータ28を含む)、リモコンボックス20(キーSW23、エマージェンシーSW24を含む)、バッテリ16も、それら自体はすべて公知の一般的な構成であり、従来の船外機及び船舶においては既存のものである。本実施の形態では、後述するように、ECU11(内のCPU)で実行される制御プログラムに改良を加えることで、上記ハード構成を変更することなく、船外機10を第三者が盗難できないようにしている。
詳細は後述するが、本実施の形態では、ECU11の制御モードとして、通常のエンジン始動手順によるエンジン2の始動を許可する「通常モード」と、通常のエンジン始動手順によるエンジン2の始動を禁止する「盗難防止モード」とがあり、両モードは排他的にいずれかが設定される。制御モードの設定は、後述する図5〜図8の処理によりなされる。制御モードの設定を変更するには、「認証コード」の入力が必要となるが、この認証コードは、例えば、3桁の数値(例えば、1桁目から順に「2、1、7」とする)であり、予め、記憶部12に格納されているものとし、この格納されたものを特に「登録認証コード(所定の認証コード)」と称する。なお、認証コードの登録モードを設けて、盗難防止モードを設定する際に、毎回あるいは随時、新たな認証コードを記憶部12に登録認証コードとして記憶(更新)させるようにしてもよい。
また、認証コードの入力手段として、本実施の形態では、一例としてキーSW23を用い、キーON位置にしたキーSW23の押下回数を1桁毎に数値化して3桁の認証コードを入力するようにしている。
まず、認証コードの入力による盗難防止モードの設定、及び通常モードの設定(すなわち、盗難防止モードの解除)の一例を説明する。図3(a)〜(e)は、盗難防止モードを設定する際のタコメータ28の表示態様の遷移図である。図4(a)〜(e)は、通常モードを設定する際のタコメータ28の表示態様の遷移図である。図3(a)〜(e)は、図7の設定入力処理に対応し、図4(a)〜(e)は、図8の解除入力処理に対応する。
まず、エマージェンシーSW24をオンにした状態でキーSW23をキーONにすることで、盗難防止モードまたは通常モードの設定(モード切り換え)が可能な状態となる。通常モードから盗難防止モードに切り換える場合は、初期状態表示として、図3(a)に示すように、LED30(1)〜30(4)がいずれも消灯され、タコメータ28の針29がタコメータ28の文字盤の「0」を指している。ユーザは、所定時間TB(例えば15秒間)内にキーSW23の押下操作を開始して、登録認証コードと同一となるように3桁の認証コードを入力していく。
まず、登録認証コードの1桁目の数値と同じ「2」を入力するために、ユーザは、キーSW23を2回押下し、そのまま所定時間t(例えば5秒間)が経過すると、数値「2」が決定される。すなわち、キーSW23を所望回数押下した後に所定時間tだけ待てばその回数が当該桁の数値として決定される。なお、所定時間tの経過で数値を決定する代わりに、キーSW23を所望回数押下した後に、他の操作子(例えば、PTTスイッチ22、スロットル・シフトレバー21等)の所定操作によって数値を決定するようにしてもよい。
1桁目の数値「2」が決定されると、針29が文字盤の「2」を指すと共に、これが、登録認証コードの1桁目の数値と一致するので、タコメータ28のLED30(1)が点灯される(図3(b)参照)。これにより、今回入力・決定された数値が適切であることをユーザに認識させる。
次に、同様にして、2桁目である「1」を入力するために、キーSW23を1回押下して、そのまま所定時間tが経過すると、数値「1」が決定され、それが登録認証コードの2桁目の数値と一致するので、針29が文字盤の「1」を指すと共にLED30(2)が点灯される(図3(c)参照)。3桁目の「7」について同様にして入力すると、針29が文字盤の「7」を指すと共にLED30(3)が点灯される(図3(d)参照)。
そして、登録認証コードと一致する認証コードの入力が正常になされたことを示すため、LED30(1)〜30(4)がすべて点灯され(図3(e)参照)(完了通知)、制御モードが通常モードから盗難防止モードに切り換わる。
一方、盗難防止モードを解除する場合は、初期状態表示として、図4(a)に示すように、LED30(1)〜30(3)が点灯され、LED30(4)が消灯され、針29が「0」を指している。
ユーザは、所定時間TB内にキーSW23の押下操作を開始して、登録認証コードと同一となるように3桁の認証コードを入力していく。入力方法は盗難防止モードの設定時と基本的に同様である。
まず、登録認証コードの1桁目の数値と同じ「2」を入力するために、ユーザは、キーSW23を2回押下し、そのまま所定時間tが経過すると、数値「2」が決定される。1桁目の数値「2」が決定されると、針29が文字盤の「2」を指すと共に、これが、登録認証コードの1桁目の数値と一致するので、点灯されていたタコメータ28のLED30(3)が消灯される(図4(b)参照)。これにより、今回入力・決定された数値が適切であることをユーザに認識させる。
次に、同様の操作で、2桁目である「1」、3桁目である「7」を入力していくと、針29が文字盤の「1」、「7」を順次指すと共に、点灯されていたLED30(2)、30(1)が順次消灯される(図4(c)、(d)参照)。
そして、登録認証コードと一致する認証コードの入力が正常になされたことを示すため、LED30(1)〜30(4)がすべて点灯され(図4(e)参照)(完了通知)、制御モードが盗難防止モードから通常モードに切り換わる。
以上のような処理を、フローチャートに沿って説明する。ところで、現在の制御モードが盗難防止モードまたは通常モードのいずれであるかは、モードフラグで規定され、このモードフラグは、記憶部12に記憶されて随時更新される。また、後述する「簡易設定モード」の実行可否を規定するフラグも記憶部12に記憶される。この簡易設定モードについては、別途の処理(図示せず)で、ユーザの任意により実行可否を定めることができる。
図5、図6は、本実施の形態におけるメイン処理のフローチャートである。本処理は、ECU11のCPUにより実行され、キーSW23のキーON時に開始される。図7は、図6のステップS509で実行される設定入力処理のフローチャートである。図8は、図5のステップS518で実行される解除入力処理のフローチャートである。
まず、図5のステップS501で、メモリ読み込み、すなわち、記憶部12から、各種フラグ情報等を読み込む。このとき、各種変数の初期化等も実行される。次に、エマージェンシーSW24がオン状態か否かを判別し(ステップS502)、エマージェンシーSW24がオン状態でない場合は、現在の制御モードが通常モードであるか否かを、上記読み込んだモードフラグから判別する(ステップS503)。
その判別の結果、現在の制御モードが通常モードである場合は、モード表示として、通常モードであることを表示する一方(ステップS504)、通常モードでない場合は、盗難防止モードを維持し、モード表示として、盗難防止モードであることを表示する(ステップS506)。ここで、モード表示は、例えばメータパネル19を用いてなされる。具体的には、タコメータ28のLED30(1)、30(2)の2つを一定時間点滅させることで通常モードであることを表示し、LED30(3)、30(4)の2つを一定時間点滅させることで盗難防止モードであることを表示する。
前記ステップS504の処理後は、運転許可の状態とする(ステップS505)。すなわち、ECU11により、クランキング、インジェクタ13による燃料噴射及び点火プラグ14の点火の制御がなされ得る状態となり、キーSW23をクランキングONの位置まで回せば、実際にエンジン2が始動する。一方、前記ステップS506の処理後は、直ちに本処理を終了する。従って、通常モードの場合は、ユーザは、通常のエンジン始動手順(ロックプレート装着部25にロックプレート26を介在させた状態でキーSW23を2段階回す)でエンジン2を始動させることができる。一方、盗難防止モードの場合は、通常のエンジン始動手順を踏んでも運転許可の状態とならず、エンジン始動が禁止される。これにより、悪意のある第三者によるエンジン始動が回避される。
前記ステップS502の判別の結果、エマージェンシーSW24がオン状態である場合は、現在の制御モードが通常モードであるか否かを判別する(ステップS507)。その判別の結果、現在の制御モードが通常モードである場合(所定条件成立)は、図6のステップS508に進み、クランキングSW、すなわち、キーSW23の操作によるクランキングON状態が、所定時間TA(例えば5秒間)継続したか否かを判別する(ステップS508)。その判別の結果、クランキングON状態が所定時間TA継続しなかった場合は、図7の設定入力処理を実行する(ステップS509)。
図7において、まず、カウンタ値Nに「1」を設定すると共に、盗難防止モードを設定する際の初期状態表示(図3(a)参照)をタコメータ28において表示する(ステップS701)。ここで、カウンタ値Nは記憶部12に記憶される。次に、カウンタ値Nが「3」より大きいか否かを判別し(ステップS702)、N>3でない場合は、上述した所定時間TB内にキーSW23の押下操作による入力があったか否かを判別し(ステップS703)、入力があった場合は、その入力に応じて、N桁目(最初は「1桁目」)の数値を確定すると共に、数値表示を行う(ステップS704)。このN桁目の数値決定は、上述したように、キーSW23を所望回数押下した後、所定時間tが経過することでなされる。数値表示は、タコメータ28の針29を移動させることでなされ、決定した数値が認識される。最初は、N=1に対応して「2」が入力、決定されたので、タコメータ28の針29が「2」を指す(図3(b)参照)。
次に、今回決定したN桁目の数値が、登録認証コードにおけるN桁目の数値(N=1では「2」)と一致するか否かを判別し(ステップS705)、一致する場合は、Nに対応するLED30を点灯する(ステップS706)。最初は、N=1であるので、N=1に対応するLED30(1)が点灯される(図3(b)参照)。
次に、Nを「1」だけインクリメントし(ステップS707)、前記ステップS702に戻る。従って、ステップS702〜S707の処理を3回繰り返すことで、2桁目、3桁目の数値も決定され、N=2、3に対応して、針29が「1」、「7」を順次指すと共にLED30(2)、(3)が順次点灯される(図3(c)、(d)参照)。
一方、前記ステップS702の判別の結果、カウンタ値Nが「3」を超えた場合は、正常である旨の正常判定を行い、それを示す情報を記憶部12に記憶させて(ステップS708)、本処理を終了する。
一方、前記ステップS705の判別の結果、今回決定したN桁目の数値が、登録認証コードにおけるN桁目の数値と一致しない場合は、一致しなかったことが所定回数目(例えば、2回目)以内であるか否かを判別し(ステップS709)、所定回数目以内であれば前記ステップS702に戻って入力のやり直しを許可する一方、所定回数目であれば、ステップS710に進んで、異常である旨の異常判定を行い、それを示す情報を記憶部12に記憶させて、本処理を終了する。これにより、認証コード入力の無制限のやり直しを回避して、いたずら等による盗難防止モードの設定を回避することができる。一方、前記ステップS703の判別の結果、所定時間TB内にキーSW23の押下操作による入力がなかった場合は、前記ステップS710を実行する。
図6に戻り、前記ステップS509の処理後は、設定入力が正常であるか否かを、上記記憶された正常判定または異常判定を示す情報から判別し(ステップS510)、正常である場合は、完了通知を行う(ステップS511)。すなわち、上述したように、タコメータ28において、LED30(1)〜30(4)のすべてを点灯する(図3(e)参照)。
次に、記憶部12において、モードフラグを、盗難防止モードを示すフラグに書き換えると共に(ステップS512)、制御モードを通常モードから盗難防止モードに切り換えて(ステップS513)、前記ステップS506と同様のモード表示により盗難防止モードであることを示し(ステップS514)、本処理を終了する。
一方、前記ステップS510の判別の結果、設定入力が正常でない場合は、エラー表示を行う(ステップS515)。ここで、このエラー表示は、例えば、タコメータ28において、LED30(1)〜30(4)のすべてを点滅させることでなされる。その後、前記ステップS504と同様のモード表示により通常モードであることを示し(ステップS516)、本処理を終了する。
一方、前記ステップS508の判別の結果、クランキングON状態が所定時間TA継続した場合は、「簡易設定モードの登録あり」か、すなわち、簡易設定モードの実行が可能となっているか否かを、記憶部12に記憶されているフラグに基づき判別する(ステップS517)。その判別の結果、簡易設定モードの登録がある場合は、前記ステップS511に進む。従って、この場合は、認証コードを入力することなく、制御モードが通常モードから盗難防止モードに切り換わる。これにより、認証コード入力の煩わしさが解消される。
一方、前記ステップS517の判別の結果、簡易設定モードの登録がない場合は、前記ステップS515に進む。これにより、簡易設定モードの登録ありの場合にのみ、盗難防止モードの簡易設定が可能であるので、誤操作により、意図しないで盗難防止モードが設定されてしまうことを回避することができる。
図5に戻り、前記ステップS507の判別の結果、現在の制御モードが通常モードでない場合は、盗難防止モードであるので、図8の解除入力処理を実行する(ステップS518)。
図8において、まず、カウンタ値Nに「1」を設定すると共に、盗難防止モードを解除する際の初期状態表示(図4(a)参照)をタコメータ28において表示する(ステップS801)。次に、ステップS802〜S805で、図7の前記ステップS702〜S705と同様の処理を実行する。前記ステップS805の判別の結果、今回決定したN桁目の数値が、登録認証コードにおけるN桁目の数値と一致する場合は、Nに対応するLED30を消灯する(ステップS806)。最初は、N=1であるので、N=1に対応するLED30(3)が消灯される(図4(b)参照)。
次に、Nを「1」だけインクリメントし(ステップS807)、前記ステップS802に戻る。従って、ステップS802〜S807の処理を3回繰り返すことで、2桁目、3桁目の数値も決定され、N=2、3に対応して、針29が「1」、「7」を順次指すと共にLED30(2)、(1)が順次消灯される(図4(c)、(d)参照)。
一方、前記ステップS802の判別の結果、カウンタ値Nが「3」を超えた場合は、ステップS808に進む。前記ステップS805の判別の結果、今回決定したN桁目の数値が、登録認証コードにおけるN桁目の数値と一致しない場合は、ステップS809に進む。前記ステップS803の判別の結果、所定時間TB内にキーSW23の押下操作による入力がなかった場合は、前記ステップS810に進む。前記ステップS808、S809、S810では、前記ステップS708、S709、S710と同様の処理を実行する。特に、前記ステップS809の処理を設けたことで、認証コード入力の無制限のやり直し許可を回避して、認証コードを知らない第三者が試行錯誤により盗難防止モードの設定を解除することを防止することができる。
図5に戻り、前記ステップS518の処理後は、解除入力が正常であるか否かを、前記ステップS808、S810で記憶された正常判定または異常判定を示す情報から判別し(ステップS519)、正常である場合は、完了通知を行う(ステップS520)。すなわち、上述したように、タコメータ28において、LED30(1)〜30(4)のすべてを点灯する(図4(e)参照)。
次に、記憶部12において、モードフラグを、通常モードを示すフラグに書き換えると共に(ステップS521)、制御モードを盗難防止モードから通常モードに切り換えて(ステップS522)、前記ステップS504と同様のモード表示により通常モードであることを示し(ステップS523)、運転許可の状態として(ステップS524)、本処理を終了する。すなわち、この後、エマージェンシーSW24がオフ状態であれば、ECU11により、クランキング、インジェクタ13による燃料噴射及び点火プラグ14の点火の制御がなされ得る状態となる。従って、ユーザは、エマージェンシーSW24をオフに戻してから、キーSW23をクランキングONの位置まで回せば、実際にエンジン2を始動させることができる。
一方、前記ステップS519の判別の結果、解除入力が正常でない場合は、前記ステップS515と同様のエラー表示を行い(ステップS525)、前記ステップS506に進む。
ところで、制御モードを切り換えたい場合に、登録認証コードを忘れてしまったとき等のために、サービスツール40aを用意しておく。サービスツール40aは、例えば、図1に示すように、パーソナルコンピュータ40等にソフトウェアとしてインストールされたものであり、ディーラーでのメンテナンスを目的とするソフトウェアと兼用することも可能である。非常の場合は、このサービスツール40aにより、ユーザが登録認証コードを知るか、あるいはECU11に盗難防止モードの解除を行わせることができる。また、盗難防止モードの設定、認証コードの登録を行わせることもできる。
本実施の形態によれば、盗難防止モードではエンジン始動を禁止したので、船外機10の盗難を抑止することができる。また、制御モードを盗難防止モードと通常モードとにユーザの任意で切り換え可能にしたので、エンジン停止時に一律に盗難防止モードになる場合に比し、盗難防止モードの設定及び設定解除の煩わしさを減少させることができる。すなわち、エンジン2の始動、停止を頻繁に繰り返すような場合等において、通常モードを維持することもでき、盗難防止モードを常に解除する煩わしさから解放される。例えば、水上レジャー等で船体1に乗り込んだときは盗難防止モードを解除しておき、船体1から降りて帰るときに盗難防止モードを設定するようにすれば、レジャーを楽しんでいる間は、エンジン2の始動のために認証コードをいちいち入力する必要がない。しかも、このようにすれば、レジャー中に運転者に事故が生じても、同乗者が運転可能な状態を維持することができる。さらに、制御モードの切り換えは、認証コードを入力することでなされるので、特殊なキー等を用いる必要がなく、キー等の紛失時の対応が容易である。すなわち、キーは一般のものでよいので、合い鍵の作成が容易である一方、仮に第三者が同じキーを入手したとしても、認証コードを知らなければエンジン始動ができない。
また、制御モードの切り換えにおいては、数値入力等のための操作子として、キーSW23、エマージェンシーSW24を利用し、情報表示のためにタコメータ28を利用した。これらは、既存の構成要素であって、一般の船外機において通常設けられているもので、各々、船外機に関する機能を有しているものである。これらを利用することで、専用のハード構成を新たに設けることなく、ECU11が実行するソフトウェアの変更で、制御モードの切り換え機能が実現される。従って、盗難防止システムを有していない従来の船外機においても、低コストで、大がかりな改変なく、当該盗難防止システムを備えることができる。また、認証コードの入力、表示に既存操作子、表示装置を利用するので、特別なスイッチ、表示装置で入力、表示する場合に比し、ユーザ以外の第三者からは認証コードの入力方法、確認方法がわかりにくく、第三者に対する盗難抑止効果が大きいという利点もある。
また、制御モードの切り換え処理(ステップS507〜S524)は、エマージェンシーSW24のオン状態という、通常のエンジン始動手順と異なる状態で、キーSW23をキーONにした場合にのみ可能となり、このとき、キーSW23及びタコメータ28が、本来の機能を発揮することなく、制御モードの切り換えの機能を専ら果たすようになるので、通常時のエンジン始動等の船外機10の本来の動作に支障を与えることなく、円滑な切り換え処理が可能となる。ちなみに、本実施の形態においては、通常のエンジン始動手順と異なる状態でのみ、認証コードの入力を行わせるものであるからこそ、既存の操作子を、本来の機能動作に支障を与えることなく利用できるものである。
また、認証コードの入力による制御モードの切り換えでは、切り換えの度にコード入力を行うことから、認証コードを忘れにくいという利点がある。一方、この手法とは別に設けた、簡易設定モードによる盗難防止モードの設定では、盗難防止モード設定時の認証コード入力の煩わしさを解消することができる、という利点がある。
なお、本実施の形態において、モード表示、エラー表示の表示態様は一例であり、構成を簡単にする観点から、既存の表示装置であるメータパネル19等を利用して表示するのが好ましいが、専用の表示部を別途設けて表示してもよい。また、モード表示、エラー表示は、ブザーや音声等で表示してもよいし、これと上記可視表示とを併用してもよい。
なお、認証コードの数値は、キーSW23の押下回数で決定したが、これは一例であり、例えば、キーSW23の押下継続時間を数値化して行ってもよい。あるいは、キーSW23以外の他の操作子(好ましくは既存のもの)を利用して数値入力するようにしてもよい。また、入力した数値の表示は、タコメータ28を利用したが、これに限るものでなく、スピードメータ、あるいはLCD等で数値表示できるもの(好ましくは既存のもの)を利用してもよい。
なお、認証コードとして3桁の数値を例示したが、これに限るものでなく、桁数を増やしてもよいし、アルファベット等の文字を含めるようにしてもよい。
なお、図5のステップS502において、ステップS507に進む条件としての、通常のエンジン始動手順と区別する状態としては、エマージェンシーSW24のオン状態に限られず、通常手順によるエンジン始動が不能な所定状態であればよい。例えば、スロットル・シフトレバー21がシフトイン状態(不図示のニュートラルスイッチがオフ状態)の場合に、ステップS507に進むようにしてもよい。
なお、簡易設定モードの処理(図6のステップS517以降)に移行するための条件として、クランキングON状態が所定時間TA継続することとした(ステップS508)。これによれば、キーON操作とクランキングON操作が、いずれもキーSW23によってなされるので、これらの操作が別々の操作子によってなされるのに比し、操作が容易である。これが好ましい例示であるが、これに限られるものではなく、他の操作子の操作を、ステップS517以降に移行するための条件としてもよい。例えば、PTTスイッチ22のオン、スロットル・シフトレバー21のシフトイン等を条件としてもよい。
なお、図5、図6のメイン処理は、キーSW23がキーONされたとき開始されるとしたが、これに限るものでなく、例えば、ECU11がバッテリ16から電力供給を受けている所定の状態時に開始されるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、ECU11はバッテリスイッチ41を介して電力の供給を受けるが、ECU11がバッテリスイッチ41を介さずにバッテリからの電力供給を受けるようにしてもよい。この場合、バッテリスイッチ41がOFFの状態においても、ECU11がバッテリ16からの電力供給を受けているので、例えば、メータパネルのLED点滅等を行うことが可能となり、船外機10に盗難防止システムが設けられていることを第三者に知らせることができる。
なお、本実施の形態では、盗難防止モードではエンジン2の始動を禁止したが、実質的な盗難抑止の観点からは、少なくともエンジン2の通常運転を禁止すればよい。例えば、始動を一旦許可しても、その後の点火乃至燃料噴射の継続を禁止することで、盗難を抑止することができる。
なお、本発明は、ECUを備えた船外機に限定されず、少なくとも点火制御を行う制御手段を有する船外機に適用可能である。例えば、バッテリを有しないキャブレタ仕様でCDI点火方式を採用する船外機にも適用することができる。
この場合は、エンジン始動前にCDI制御ユニットに電力供給ができないので、例えば、次のようにすればよい。すなわち、一旦エンジン始動を許可する。この状態では既存のスイッチ類は通常の機能を発揮しないように制御ユニットにて制御される。そして、エンジンがアイドリング且つシフトがニュートラル状態で認証コードの入力を行わせて盗難防止モードを解除させる。これにより、上記スイッチ類は通常の機能へと切り替わり、シフトインとエンジン回転数の上昇が可能となり、通常の運転ができる。正しい認証コードの入力がない場合は、シフトインしてスロットルを開いても、点火カットとなり、エンジンが停止するので、実質的に運転禁止状態にできる。通常モードから盗難防止モードへの切り換えは、エンジン停止前に認証コードを入力させてエンジンを停止させることでなされる。
なお、船外機に限らず、2輪、4輪、雪上車、水上バイク等にも、本発明の盗難防止システムを応用することは可能である。
本発明の一実施の形態に係る盗難防止システムが適用された船外機の構成図である。 メータパネルの一部を成すタコメータの正面図(図(a))、及びキーSWの正面図(図(b))である。 盗難防止モードを設定する際のタコメータの表示態様の遷移図である。 通常モードを設定する際のタコメータの表示態様の遷移図である。 本実施の形態におけるメイン処理のフローチャートである。 本実施の形態におけるメイン処理の図5の続きのフローチャートである。 図6のステップS509で実行される設定入力処理のフローチャートである。 図5のステップS518で実行される解除入力処理のフローチャートである。
符号の説明
1 船体
2 エンジン
10 船外機
11 ECU(制御手段、モード設定手段)
16 バッテリ
19 メータパネル
20 リモコンボックス
23 キーSW(認証コード入力手段、既存操作子、既存の所定スイッチ)
24 エマージェンシーSW
28 タコメータ(既存の表示装置)
30 LED

Claims (6)

  1. 少なくとも点火制御を行う制御手段を有する船外機の盗難防止システムであって、
    認証コードを入力する認証コード入力手段と、
    前記制御手段の制御モードとして、エンジンの運転を許可する運転モードと前記エンジンの運転を不能とする盗難防止モードとを選択的に設定するモード設定手段とを有し、
    前記モード設定手段は、前記運転モード時に前記認証コード入力手段により所定の認証コードが入力された場合に、前記制御モードを前記運転モードから前記盗難防止モードに切り換える一方、前記盗難防止モード時に前記認証コード入力手段により前記所定の認証コードが入力された場合に、前記制御モードを前記盗難防止モードから前記運転モードに切り換えることを特徴とする船外機の盗難防止システム。
  2. 認証コードの入力以外の所定機能であって前記船外機に関する機能を有する既存操作子を有し、該既存操作子が、前記認証コード入力手段を兼ねることを特徴とする請求項1記載の船外機の盗難防止システム。
  3. 前記認証コード入力手段は、押下可能であり、該認証コード入力手段による前記認証コードの入力は、前記認証コード入力手段の押下回数または押下時間を数値化してなされることを特徴とする請求項2記載の船外機の盗難防止システム。
  4. 数値を示すことが可能な既存の表示装置であって前記船外機に関する情報を表示する表示装置を有し、前記制御手段は、前記認証コード入力手段により入力された認証コードを、前記既存の表示装置を利用して数値表示することを特徴とする請求項3記載の船外機の盗難防止システム。
  5. 通常手順によるエンジン始動が不能な所定状態で、前記制御手段が前記バッテリから電力供給を受けた場合にのみ、前記既存操作子が前記所定機能を発揮することなく前記認証コード入力手段として機能することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の船外機の盗難防止システム。
  6. 前記モード設定手段は、前記認証コード入力手段により前記所定の認証コードが入力された場合とは別に、前記船外機に関する機能を有する既存の所定スイッチが所定条件で操作されることで、前記所定の認証コードの入力を要することなく、前記制御モードを前記盗難防止モードに設定する簡易設定手段を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の船外機の盗難防止システム。
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