JP6365196B2 - 船外機のキーレスエントリー制御システム - Google Patents

船外機のキーレスエントリー制御システム

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Description

本発明は、船外機のキーレスエントリー制御システムに関する。
自動二輪車等の車両においては、イグニッションキーをキーシリンダに挿入しなくても、ボタン操作でドアの施錠/解錠やエンジンの始動ができるキーレスエントリー制御システムを搭載するものが普及している。このキーレスエントリー制御システムにおいては、イグニッションキー本体に組み込まれている発信器の電波により、ドアロック制御システムやエンジン制御システムを制御する。例えば、このような発信器を組み込んだイグニッションキーはスマートキー(携帯機)と呼ばれる。
また、このようなキーレスエントリー制御システムを搭載する車両には、スマートキーの紛失や故障、電力不足等の非常時に、スマートキーを用いることなく簡単に車両を使用可能な状態にする制御装置を備えるものが提案されている。例えば、特定の場所(シート下等の隠された場所)に設けられた認証コード入力スイッチに正しい認証コードを入力することで、システム内に電力が供給されるものがある。また、このような認証コードの入力によるシステム内の電力供給を制御する技術は、船舶(船外機)の分野においても、順次採用されている(例えば、特許文献1から特許文献3参照)。
特開平9−169298号公報 特開2003−090256号公報 特開2006−175999号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の船舶(船外機)においては、正しい認証コードの入力によりシステム内に電力が供給されるものの、認証コードの入力のみでエンジンを始動させることができる。このため、認証コードが他人に知られた場合、正規のユーザでなくとも船外機を始動させることができてしまい、船舶の盗難のおそれがあった。また、船外機においてはメカニカルキーを挿入するスペースを確保することができず、自動二輪車等のキーレスエントリー制御システムをそのまま船外機に適用することは容易ではなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、非常時に船外機を始動させると共に、船舶の盗難を防止することができる船外機のキーレスエントリー制御システムを提供することを目的とする。
本発明の船外機のキーレスエントリー制御システムは、船体に取り付けられる船外機のキーレスエントリー制御システムであって、前記船外機に備えられるエンジンコントロールモジュールと、前記エンジンコントロールモジュールとの間で認証処理を行うキーレスコントローラと、前記キーレスコントローラに対する電力供給を許容するイグニッションスイッチと、前記キーレスコントローラに対して認証コードを送信する携帯機と、前記キーレスコントローラが前記携帯機からの前記認証コードを受信できない状態で前記イグニッションスイッチがオンされた場合に、前記キーレスコントローラの前記認証コードを入力するための入力スイッチと、前記携帯機が前記キーレスコントローラに対して前記認証コードを送信できない場合に、前記エンジンコントロールモジュールに対する電力供給を許容する緊急電源キースイッチと、前記船体とは別体に設けられ、前記緊急電源キースイッチを操作可能な状態に切換える解除手段とを備え、前記入力スイッチが入力され、前記認証コードが第1の認証処理で認証された場合で且つ、前記緊急電源キースイッチが前記解除手段を介して操作され、前記キーレスコントローラと前記エンジンコントロールモジュールとの間で第2の認証処理で認証された場合、前記エンジンコントロールモジュールは、前記船外機のエンジンに対して制御を実行することを特徴とする。
この構成によれば、携帯機が何らかの理由で作動しない非常時の場合に、イグニッションスイッチをオンすると、キーレスコントローラに対する認証コードを入力スイッチによって入力することができる。また、解除手段によって、緊急電源キースイッチを操作可能な状態に切換えてから緊急電源キースイッチを操作することにより、エンジンコントロールモジュールに電力が供給される。正しい認証コードが入力されれば、エンジンコントロールモジュールを作動させることでき、船外機が始動可能になる。このように、携帯機が使用できない状況であっても、解除手段を介した緊急電源キースイッチの操作と認証コードの入力とによって、船外機を始動させることができる。また、仮に認証コードが他人に知られたとしても、解除手段を介した入力スイッチの操作がない限り、船外機を作動させることができない。よって、船舶の盗難を防止することができる。
また、本発明の上記船外機のキーレスエントリー制御システムにおいて、前記解除手段は、メカニカルキーで構成されることが好ましい。この構成によれば、メカニカルキーを使用することで、携帯機が使用できない場合であってもエンジンコントロールモジュールに電力を供給することができる。
また、本発明の上記船外機のキーレスエントリ―制御システムにおいて、前記船外機は、前記船体に複数取り付けられることが好ましい。この構成によれば、単一の船外機だけでなく、複数の船外機を備える船体においても、キーレスエントリー制御システムを実現することができる。
また、本発明の上記船外機のキーレスエントリー制御システムにおいて、前記キーレスコントローラは、前記入力スイッチで入力される第1の認証コードの認証後に、前記キーレスコントローラと前記エンジンコントロールモジュールとの間で第2の認証コードを認証することが好ましい。この構成によれば、船外機の始動可能にするために2段階にわたって認証コードの認証を行うことで、船外機の不正始動を効果的に防止することができる。また、携帯機が使用できない場合であっても、第1の認証コードを入力することでキーレスコントローラを作動させることができる。
また、本発明の上記船外機のキーレスエントリー制御システムは、前記キーレスコントローラと前記エンジンコントロールモジュールとの間に設けられ、前記キーレスコントローラに供給される電力を前記エンジンコントロールモジュールに中継する電源リレーを備え、前記電源リレーは、前記入力スイッチで入力された前記第1の認証コードが認証されたときのみ、前記キーレスコントローラに供給される電力を前記エンジンコントロールモジュールに中継しないことが好ましい。この構成によれば、第1の認証コードが認証されてもキーレスコントローラから電源リレーを介してエンジンコントロールモジュールに電力が供給されることがない。このため、第1の認証コードのみでは船外機を始動することができない。よって、認証コードが他人に知られたとしても、船舶の盗難を防止することができる。
また、本発明の上記船外機のキーレスエントリー制御システムにおいて、前記入力スイッチは、前記船外機を緊急停止させるための緊急停止スイッチで構成されることが好ましい。この構成によれば、緊急停止用のスイッチと認証コード入力用のスイッチとを緊急停止スイッチで兼用することができる。よって、新たに認証コード入力用のスイッチを設ける必要がなく、システムを簡略化することができる。
本発明の船外機のキーレスエントリー制御システムによれば、携帯機が使用できない状況でメカニカルキーの操作と認証コードの入力とによって船外機の始動制御を行うことにより、非常時に船外機を始動させると共に、船舶の盗難を防止することができる。
本実施の形態に係る船外機のキーレスエントリー制御システムが適用される船舶の全体構成を示した斜視図である。 本実施の形態に係る船外機のキーレスエントリー制御システムの構成を説明するための図である。 本実施の形態に係る船外機のキーレスエントリー制御システムで実行される非常動作を説明するためのフロー図である。
以下、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。以下においては、本実施の形態に係る船外機のキーレスエントリー制御システム(以下、適宜「キーレスエントリー制御システム」という)が適用される船舶が3機の船外機を搭載する場合について説明する。しかしながら、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システムが適用される船舶が搭載する船外機の数量は、3機に限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、2機以下の船外機や、4機以上の船外機を搭載する船舶に適用することもできる。
図1は、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システムが適用される船舶の全体構成を示した斜視図である。図1においては、電子制御スロットルシステムが搭載された船舶を示している。電子制御スロットルシステムは、操船者からの操作を受け付けるリモートコントロールレバーの操作状態をセンサで取得し、電気的に処理してスロットルバルブを開閉する制御を行う。
なお、本実施の形態にキーレスエントリー制御システムが適用される船舶としては、電子制御スロットルシステムが搭載された船舶に限定されない。例えば、リモートコントロールレバーとスロットルバルブとをリモートコントロールケーブルで機械的に接続する機械制御スロットルシステムが搭載された船舶に適用してもよい。機械制御スロットルシステムは、リモートコントロールレバーの操作状態に応じて、リモートコントロールケーブルを通じて直接的にスロットルバルブを開閉する制御を行う。また、リモートコントロールケーブルを通じてシフト位置を前進、ニュートラル、後進に切り替える。
図1に示すように、船舶1は、アルミや繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)などにより構成される船体2と、船体2の中央よりやや船首寄りの位置に設けられた操船部3と、船体2の船尾に取り付けられた3基の船外機4(4A〜4C)とを含んで構成されている。操船部3は、操船者による船舶1に対する操船指示を受け付ける部分である。船外機4は、エンジン及びプロペラを有し、操船者による操作に応じて船舶1に推進力を発生させる。
操船部3の中央には、操船者からの操舵を受け付ける操舵ハンドル301が設けられている。この操舵ハンドル301の右方側(船舶1の進行方向の右方側)には、イグニッションスイッチ302及びリモートコントロールレバー(以下、「リモコンレバー」という)303が設けられている。イグニッションスイッチ302は、例えば、押圧式スイッチで構成され、操船者から船外機4の始動操作を受け付ける。イグニッションスイッチ302の操作により、キーレスコントローラに対する電力供給が許容される。リモコンレバー303は、操船者からの船舶1の前進及び後進操作を受け付ける。
一方、操舵ハンドル301の左方側(船舶1の進行方向の左方側)には、緊急電源キースイッチ304及び緊急停止スイッチ305が設けられている。緊急電源キースイッチ304は、イグニッションキーの紛失や後述する携帯機5が使用できない等の非常時に、後述する船外機4のエンジンコントロールモジュール(以下、「ECM」という)41に対する電力供給を指示するスイッチである。
緊急電源キースイッチ304は、船体2とは別体に設けられる解除手段としてのメカニカルキー6によってロックが解除されることにより、操作可能な状態に切換えられる。これにより、緊急電源キースイッチ304を押圧操作することが可能になる。このように、緊急電源キースイッチ304は、メカニカルキー6を介して操作されることにより、ECM41に対する電力供給を許容する。メカニカルキー6は、例えば、キーシリンダ(不図示)と、キーシリンダに挿入可能な挿入キーとで構成される。メカニカルキー6では、キーシリンダに挿入キーを挿入して挿入キーを回すことにより、緊急電源キースイッチ304が、押圧操作を受け付け可能な解錠状態となる。緊急電源キースイッチ304は、メカニカルキー6を挿入し回すことでECM41に電力を供給するように構成してもよい。また、緊急電源キースイッチ304は、イグニッションスイッチ302と一体に構成してもよい。
そして、緊急電源キースイッチ304の押圧操作によって、ECM41に対して電力が供給される。なお、本実施の形態にでは、解除手段としてメカニカルキー6を用いる場合について説明するが、この構成に限定されない。解除手段は、例えば、指紋認証式の解除手段や、音声認証式の解除手段で構成されてもよい。
緊急停止スイッチ305は、緊急で船外機4の駆動停止を指示するスイッチである。また、詳細は後述するが、この緊急停止スイッチ305は、携帯機5が使用できない場合に、キーレスコントローラ307に対する認証コードを入力するための入力スイッチとしても機能する。なお、図1においては、緊急電源キースイッチ304及び緊急停止スイッチ305のいずれも、操船者の押圧操作を受け付け可能な構成として示しているが、これに限定されるものではない。
また、操船部3には、ボートコントロールモジュール(以下、「BCM」という)306及びキーレスコントローラ307が設けられている。BCM306は、リモコンレバー303に対する操作に応じて後述する船外機4のECM41を制御する。キーレスコントローラ307は、キーレスエントリー制御システムの主要な制御を行う部分である。例えば、キーレスコントローラ307は、操船者が携帯する携帯機5との間及び後述する船外機4のECM41との間の認証処理を行う。また、キーレスコントローラ307は、これらの認証処理の結果に応じてECM41に対する電力供給を許容する。
3機の船外機4A〜4Cには、それぞれ内蔵されたエンジンの制御を行うECM41(41A〜41C)が設けられている。これらのECM41(41A〜41C)は、船体2に設けられたコントローラエリアネットワーク(CAN:Controller Area Network)21を介して接続されたBCM306やキーレスコントローラ307からの信号等に応じて、それぞれ船外機4A〜4C内のエンジンを制御する。
携帯機5は、所謂スマートキーを構成するものである。船舶1に乗船する際に携帯しておくことで、操船者は、メカニカルキー6を用いることなく船外機4の始動等を実行することができる。携帯機5には、発信器が組み込まれている。この発信器は、キーレスコントローラ307との認証処理に用いる電波(認証コード)を発信(送信)する。
以下、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システムの構成例について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システムの構成を説明するための図である。なお、図2においては、説明の便宜上、船外機4や船外機4に内蔵されるエンジン等の構成要素の一部を省略している。また、図2において、図1と共通の構成要素については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。
図2に示すように、キーレスエントリー制御システム10は、CAN21を介してECM41A〜41Cに接続されたキーレスコントローラ307及びBCM306とを含んでおり、キーレスコントローラ307に対して携帯機5が無線通信可能に構成されている。キーレスコントローラ307及びBCM306は、全てのECM41A〜41Cに接続され、それぞれのECM41A〜41Cとの間で通信又は制御を実行することができる。なお、本実施の形態においては、携帯機5がキーレスエントリー制御システム10に含まれる構成としているが、この構成に限定されない。携帯機5は、キーレスコントローラ307に対して無線通信可能に構成されていればよく、キーレスエントリー制御システム10に含まれなくてもよい。
キーレスコントローラ307には、イグニッションスイッチ(SW)302及びバッテリスイッチ(SW)313を介してバッテリ311が接続されている。例えば、携帯機5を所持した操船者がバッテリSW313をオン状態に切り替えることにより、バッテリ311からキーレスコントローラ307に電力が供給される。
キーレスコントローラ307とECM41A〜41Cとの間には、ECM電源リレー312(電源リレー)が接続されている。ECM電源リレー312は、キーレスコントローラ307に供給された電力をECM41A〜41Cに中継する。ECM電源リレー312は、キーレスコントローラ307からの指示に応じて、図示しないバッテリからの電力供給を受けて開放状態から接続状態に切り替わる。
また、ECM電源リレー312とECM41A〜41Cとの間には、上述した緊急電源キースイッチ(SW)304が接続されている。上述したように、緊急電源キースイッチ304は、携帯機5が何らかの不具合により使用できない場合に、船体2とは別体に設けられるメカニカルキー6を介して操作されることにより、ECM41A〜41Cに対する電力供給を許容する。このように、緊急電源キーSW304は、ECM電源リレー312を介して電力供給されていない状況下であっても、操船者からの押圧操作に応じて図示しないバッテリからの電力をECM41A〜41Cに供給する。
なお、本実施の形態においては、図示しないバッテリに緊急電源キーSW304が接続される構成について説明するが、この構成に限定されない。緊急電源キーSW304は、バッテリ311に接続され、バッテリ311に対して、キーレスコントローラ307及びECM電源リレー312と、緊急電源キーSW304とが並列に配線される構成でもよい。この場合、緊急電源キーSW304をオンすることで、通常のECM41A〜41Cに対する電力供給経路(キーレスコントローラ307とECM電源リレー312を経由する経路)とは別のバイパス経路が形成される。
さらに、キーレスコントローラ307には、緊急停止スイッチ(SW)305が接続されている。また、緊急停止SW305は、全てのECM41A〜41Cに接続されている。緊急停止SW305を作動させると、ECM41A〜41Cはエンジンを停止させる。また、上述したように、緊急停止SW305は、携帯機5が使用できない非常時に、キーレスコントローラ307に対する認証コードを入力するための入力スイッチとしても機能する。この場合、イグニッションSW302の押圧操作によって、バッテリ311の電力がキーレスコントローラ307を介して緊急停止SW305に供給される。これにより、緊急停止SW305でキーレスコントローラ307に対する認証コードを入力することが可能になる。
次に、このような構成を有するキーレスエントリー制御システム10における動作について説明する。ここでは、全ての構成要素が正常動作する通常動作と、特定の構成要素に故障等が発生した非常動作とに分けて説明する。非常動作が行われる事態としては、例えば、キーレスコントローラ307の故障や、携帯機5の紛失、電力不足等の事態が想定される。以下では、携帯機5が何らかの理由により使用できない場合について説明するものとする。
通常動作においては、操船者が携帯機5を携帯した状態でイグニッションSW302をオン状態とすることにより、キーレスエントリー制御システム10が駆動される。キーレスエントリー制御システム10が駆動されると、まず、キーレスコントローラ307は、携帯機5との間で認証処理(第1の認証処理)を行う。この第1の認証処理においては、例えば、予め携帯機5及びキーレスコントローラ307に登録された認証コード(第1の認証コード)の照合が行われる。すなわち、第1の認証処理では、携帯機5及びキーレスコントローラ307間の照合が実施される。
なお、キーレスコントローラ307に対する認証コード(第1の認証コード)の登録の際、操船者は、緊急停止SW305を使用することができる。操船者は、緊急停止SW305におけるオン/オフ操作の間隔を調整することで認証コードを登録することができる。例えば、認証コードが4桁の場合、各桁の数字に応じた回数のオン操作を一定時間よりも短い時間間隔で行うと共に、一定時間よりも長い時間間隔を空けて異なる桁に移行する作業を繰り返すことで認証コードを入力することができる。なお、キーレスコントローラ307に対する認証コードは、キーレスコントローラ307の製造時に登録しておいてもよい。
第1の認証処理による認証結果がOKである場合、キーレスコントローラ307は、ECM電源リレー312を接続状態としてECM41A〜41Cに電力を供給する。次に、キーレスコントローラ307は、ECM41A〜41Cとの間で認証処理(第2の認証処理)を行う。この第2の認証処理においては、第1の認証処理と同様に、予めキーレスコントローラ307及びECM41A〜41Cに登録された認証コード(第2の認証コード)の照合が行われる。すなわち、第2の認証処理では、キーレスコントローラ307及びECM41A〜41C間の照合が実施される。
また、ECM41A〜41Cに対する認証コード(第2の認証コード)の登録は、例えば、キーレスコントローラ307を介して一括的に行うことができる。この場合、ECM41A〜41Cには共通の認証コードが登録される。このようにキーレスコントローラ307を介してECM41A〜41Cに対する認証コードを一括的に登録することにより、船舶1に複数のECM41A〜41Cが備えられる場合であっても、認証コードの登録作業を簡素化することができる。なお、第1の認証コード及び第2の認証コードは、同じコードを登録してもよく、別々のコードを登録してもよい。
第2の認証処理による認証結果がOKである場合、ECM41A〜41Cは、船外機4A〜4Cに内蔵されたエンジンに対する制御を実行することが可能となる。より具体的には、ECM41A〜41Cは、BCM306からの制御信号(より具体的には、リモコンレバー303に対する操作状態に応じた制御信号)に応じてエンジンの始動及び停止制御、フューエルインジェクタによる燃料噴射制御、点火プラグにおける点火制御やシフト制御を実行する。このように、船外機4A〜4Cを始動可能にするために2段階にわたって認証コードの認証を行うことで、船外機4A〜4Cの不正始動を効果的に防止することができる。
一方、携帯機5が故障や電力不足等の理由により使用できない場合には、操船者が携帯機5を携帯していたとしてもキーレスエントリー制御システム10を駆動させることはできない。このため、キーレスエントリー制御システム10では、緊急電源キーSW304及び緊急停止SW305を用いてECM41A〜41Cを使用可能とする非常動作をサポートしている。
非常動作においては、キーレスコントローラ307に予め登録された認証コード(第1の認証コード)を緊急停止SW305を用いて入力することにより、まず、キーレスコントローラ307に対する認証処理(第1の認証処理)が行われる。第1の認証処理による認証結果がOKであれば、次にキーレスコントローラ307とECM41A〜ECM41Cとの間で、予め登録された認証コード(第2の認証コード)による認証処理(第2の認証処理)が行われる。
第2の認証処理は、第1の認証処理による認証結果がOKであり、ECM41A〜41Cに電力が供給されていれば、自動的に実施される。第1の認証処理においては、緊急停止SW305を第1の認証コードを入力するための入力スイッチとして用いたことにより、緊急停止用のスイッチと認証コード入力用のスイッチとを緊急停止スイッチ305で兼用することができる。よって、新たに認証コード入力用のスイッチを設ける必要がなく、キーレスエントリー制御システム10を簡略化することができる。
非常動作は、このようにECM41A〜41Cに予め認証コードが登録された状態で実行される。以下、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システム10で実行される非常動作について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システム10で実行される非常動作を説明するためのフロー図である。なお、図3においては、説明の便宜上、ECM41Aを「ECM1」、ECM41Bを「ECM2」、ECM41Cを「ECM3」と示している。
非常動作においては、まず、操船者がイグニッションSW302をオン操作する(ステップST1)。これにより、キーレスコントローラ307に信号が送信され、キーレスコントローラ307が動作を開始する。これにより、緊急停止SW305は、キーレスコントローラ307に対して第1の認証コードを入力するための認証コード入力モードを起動させることが可能になる(ステップST2)。
ステップST2では、緊急停止SWで認証コード入力モードを起動するために、所定の起動操作が行われる。緊急停止SW305を用いた所定の起動操作としては、一定時間内に所定回数だけ緊急停止SW305のオン/オフ操作を繰り返す操作が想定される。例えば、5秒以内に5回のオン/オフ操作を繰り返す操作が想定される。なお、緊急停止SW305を用いた特定の操作については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
緊急停止SW305を用いた特定の操作を受け付けると(ステップST2:Yes)、キーレスエントリー制御システム10は、認証コード入力モードを起動させる(ステップST3)。一方、緊急停止SW305を用いた特定の操作を受け付けない場合(ステップST2:No)、認証コード入力モードの起動が不可能な状態であると判定され(ステップST4)、非常動作の処理が終了する。
認証コード入力モードが起動した後(ステップST3)、第1の認証コードの入力操作が実施される(ステップST5)。この第1の認証コードの入力操作としては、例えば、緊急停止SW305を用いた特定の操作が想定される。ここで、ST5における第1の認証コード入力操作の具体例について説明する。緊急停止SW305を用いた特定の操作としては、上述したキーレスコントローラ307に対する第1の認証コードの登録時の操作と共通の操作を利用することができる。例えば、第1の認証コードが4桁の場合、各桁の数字に応じた回数のオン操作を一定時間よりも短い時間間隔で行うと共に、一定時間よりも長い時間間隔を空けて異なる桁に移行する作業を繰り返すことで第1の認証コードを入力することができる。
また、緊急停止SW305のオン操作に連動して断続的に鳴動するブザーや、点滅する発光素子を船舶1に備えておき、これらの鳴動回数や点滅回数を利用して第1の認証コードを入力することもできる。例えば、第1の認証コードが4桁の場合、緊急停止SW305をオン操作し、各桁に対応する数字の数だけ発光素子が点滅した場合に緊急停止SW305をオフ操作する。異なる桁に対する数字の入力の際には、一定時間の間隔を空けて緊急停止SW305のオン操作を行う。このようにブザーや発光素子を用いて第1の認証コードを入力する場合には、緊急停止SW305に対する操作回数を低減でき、第1の認証コードの入力作業を簡素化することができる。
第1の認証コードの入力操作が実施されると(ステップST5)、キーレスコントローラ307に対する第1の認証処理が実施される(ステップST6)。ステップST5で入力された第1の認証コードと、予め登録されたキーレスコントローラ307に対する第1の認証コードとが一致した場合(ステップST6:Yes)、キーレスコントローラ307に対する認証が許可される。一方、ステップST5で入力された第1の認証コードと、予め登録されたキーレスコントローラ307に対する第1の認証コードとが一致しなかった場合(ステップST6:No)、ステップST5に戻り、再び第1の認証コードの入力操作が必要になる。
なお、緊急停止SW305で入力された第1の認証コードが認証されたとき(ステップST6:Yes)、ECM電源リレー312は、キーレスコントローラ307に供給される電力をECM41〜41C(ECM1〜ECM3)に中継しないことが好ましい。この場合、第1の認証コードが認証されても、バッテリ311からECM電源リレー312を介してECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)に電力が供給されることはない。このため、第1の認証コードの認証のみでは船外機4を始動することができない。よって、第1の認証コードが他人に知られたとしても、船舶1の盗難を防止することができる。
第1の認証コードが認証された後(ステップST6:Yes)、メカニカルキー6を介して緊急電源キースイッチ304を操作することにより、ECM41A〜41Cに電力が供給される(ステップST7)。これにより、キーレスコントローラ307とECM41〜41C(ECM1〜ECM3)との間で、第2の認証処理が開始される(ステップST8)。なお、本実施の形態では、第1の認証処理(ステップST6)の後に、緊急電源SW304が操作される(ステップST7)構成としたが、この構成に限定されない。緊急電源SW304の操作は、非常動作の開始後であればどのタイミングでもよく、例えば、イグニッションSWをオン状態にした(ステップST1)直後に実施されてもよい。
また、第1の認証処理が許可された後は(ステップST6:Yes)、ECM41A〜41Cに電力が供給されていれば、自動的に第2の認証処理に移行する(ステップST8)。すなわち、ECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)に電力が供給されない限り、第2の認証処理は実施されない。
第2の認証処理では(ステップST8)、キーレスコントローラ307とECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)との間で、予めキーレスコントローラ307とECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)とに登録された第2の認証コードの一致が判定される(ST9〜ST11)。キーレスコントローラ307とそれぞれのECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)における第2の認証コードが一致する場合(ステップST9〜ステップST11:Yes)、それぞれのECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)に対応するエンジン制御システムがオン状態とされる(ST12〜ST14)。
エンジン制御システムがオン状態とされることにより、ECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)が始動され、ECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)は、燃料噴射制御及び点火制御を実行することが可能となる。一方、認証コードが一致しない場合には(ST9〜ST11:No)、キーレスコントローラ307とECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)とが対応していないとして、ECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)が始動されることなく、非常動作が終了する。
このような一連の動作において、ST12〜ST14にて、ECM41A〜41C(ECM1〜ECM3)に対応するエンジン制御システムがオン状態とされると、非常動作における一連の動作が終了する。これにより、携帯機5が何らかの理由で使用できないような非常時であっても、全ての船外機4A〜4C(ECM41A〜41C)を使用可能な状態にすることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るキーレスエントリー制御システム10によれば、携帯機5が何らかの理由で作動しない非常時の場合に、イグニッションSW302をオンすると、キーレスコントローラ307に対する第1の認証コードを緊急停止SW305によって入力することができる。また、メカニカルキー6によって、緊急電源キーSW304を操作可能な状態に切換えてから緊急電源キーSW304を操作することにより、ECM41A〜41Cに電力が供給される。正しい第1の認証コードが入力されれば、ECM41A〜41Cを作動させることでき、船外機4A〜4Cが始動可能になる。このように、携帯機5が使用できない状況であっても、メカニカルキー6を介した緊急電源キーSW304の操作と第1の認証コードの入力とによって、船外機4A〜4Cを始動させることができる。また、仮に第1の認証コードが他人に知られたとしても、メカニカルキー6を介した緊急停止SW305の操作がない限り、船外機4A〜4Cを作動させることができない。よって、船舶1の盗難を防止することができる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている処理や判定の内容については、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、緊急停止SW305を用いた特定の操作により認証コード入力モードへ移行させる場合について説明している。しかしながら、認証コード入力モードを起動させる構成要素については、緊急停止SW305に限定されるものではなく適宜変更が可能である。船舶1に既存の構成要素であることを前提として、任意の構成要素を用いた特定操作により認証コード入力モードへ移行させることができる。
また、上記実施の形態においては、第1の認証コードを入力する入力スイッチとして、緊急停止SW305を利用する場合について説明しているが、この構成に限定されない。認証コード入力用のスイッチを別に設ける構成としてもよい。
以上説明したように、本発明は、非常時に船外機を始動させると共に、船舶の盗難を防止することができるという効果を有し、特に、船外機のキーレスエントリー制御システムに有用である。
1 船舶
2 船体
302 イグニッションスイッチ(SW)
304 緊急電源キースイッチ(SW)
305 緊急停止スイッチ(SW)(入力スイッチ)
307 キーレスコントローラ
312 ECM電源リレー(電源リレー)
4、4A〜4C 船外機
41、41A〜41C エンジンコントロールモジュール(ECM)
5 携帯機
6 メカニカルキー(解除手段)
10 キーレスエントリー制御システム

Claims (6)

  1. 船体に取り付けられる船外機のキーレスエントリー制御システムであって、
    前記船外機に備えられるエンジンコントロールモジュールと、
    前記エンジンコントロールモジュールとの間で認証処理を行うキーレスコントローラと、
    前記キーレスコントローラに対する電力供給を許容するイグニッションスイッチと、
    前記キーレスコントローラに対して認証コードを送信する携帯機と、
    前記キーレスコントローラが前記携帯機からの前記認証コードを受信できない状態で前記イグニッションスイッチがオンされた場合に、前記キーレスコントローラの前記認証コードを入力するための入力スイッチと、
    前記携帯機が前記キーレスコントローラに対して前記認証コードを送信できない場合に、前記エンジンコントロールモジュールに対する電力供給を許容する緊急電源キースイッチと
    記船体とは別体に設けられ、前記緊急電源キースイッチを操作可能な状態に切換える解除手段とを備え、
    前記入力スイッチが入力され、前記認証コードが第1の認証処理で認証された場合で且つ、前記緊急電源キースイッチが前記解除手段を介して操作され、前記キーレスコントローラと前記エンジンコントロールモジュールとの間で第2の認証処理で認証された場合、前記エンジンコントロールモジュールは、前記船外機のエンジンに対して制御を実行することを特徴とする船外機のキーレスエントリー制御システム。
  2. 前記解除手段は、メカニカルキーで構成されることを特徴とする請求項1に記載の船外機のキーレスエントリー制御システム。
  3. 前記船外機は、前記船体に複数取り付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の船外機のキーレスエントリー制御システム。
  4. 前記キーレスコントローラは、前記入力スイッチで入力される第1の認証コードの認証後に、前記キーレスコントローラと前記エンジンコントロールモジュールとの間で第2の認証コードを認証することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の船外機のキーレスエントリー制御システム。
  5. 前記キーレスコントローラと前記エンジンコントロールモジュールとの間に設けられ、前記キーレスコントローラに供給される電力を前記エンジンコントロールモジュールに中継する電源リレーを備え、
    前記電源リレーは、前記入力スイッチで入力された前記第1の認証コードが認証されたときのみ、前記キーレスコントローラに供給される電力を前記エンジンコントロールモジュールに中継しないことを特徴とする請求項4に記載の船外機のキーレスエントリー制御システム。
  6. 前記入力スイッチは、前記船外機を緊急停止させるための緊急停止スイッチで構成されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の船外機のキーレスエントリー制御システム。
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