JP5265474B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
レバー式コネクタは、一方のコネクタにカム溝を有するレバーをフード部に装着すると共に、他方のコネクタにはカムピンが形成してあり、両コネクタを接近させてカムピンをカム溝に進入させた後、レバーを回動操作することによって、カム作用により両コネクタをさらに接近させて正規嵌合状態にできるようになっている。
両コネクタの嵌合操作を行う場合、予めレバーをカムピンがカム溝に進入可能な待機位置にセットしておくことは嵌合操作をより円滑にすることができ、作業上好ましい。
このための構成として、特許文献1には弾性係合片を係合溝に係合させてレバーをカムピンがカム溝に進入可能な待機位置に保持させ、両コネクタを接近させることでカムピンをカム溝に進入させると共に、係合解除部が弾性係合片を押圧して係合部との係合状態を解除すると共に、カムピンをカム溝に進入させた後、レバーを回動操作することによって正規嵌合状態にするレバー式コネクタが記載されている。
特開2004−319126号公報
ところで、上記従来のこのコネクタの一方にはカムピンを有するコネクタを挿入する角筒状の囲壁により形成されたフード部が設けられ、そのフード部の囲壁にはカムピンがレバーのカム溝に進入する為に切り欠いた逃がし溝が形成され、その逃がし溝に並行して弾性係合片が進入する係合溝が形成されている。
フード部の囲壁に溝が複数存在する場合、溝と溝との間に位置する独立した囲壁は厚みが薄く幅が狭い等の理由から部品の強度が弱くなり、配線等が引っ掛かることによりフード部を破損させるといった状態に至らしめることが懸念される。
上記の目的を達成するための手段として本発明は第一のコネクタと、この第一のコネクタが嵌合するフード部を有する第二のコネクタと、前記第一のコネクタに突設したカムピンと、前記第二のコネクタに装着されると共に前記カムピンに係合するカム溝を有し前記第二のコネクタに対して相対的に変位することにより前記カム溝によって前記カムピンを前記第一のコネクタの嵌合方向に駆動するレバーと、前記第二のコネクタの前記フード部に形成され前記第一のコネクタの嵌合に伴って引き込まれる前記カムピンを受け入れる逃がし溝と、前記フード部において前記逃がし溝と同一平面に設けられ、前記逃がし溝の隣に並行して配された係合溝と、前記フード部において前記逃がし溝と前記係合溝との間に設けられた中間壁と、前記レバーに形成され前記係合溝に係合して前記レバーの変位を規制する弾性係合片と、前記第一のコネクタに突設され前記第一のコネクタの嵌合に伴って前記係合溝に進入して前記弾性係合片と前記係合溝との係合を解除する係合解除突部と、前記フード部のうち前記係合溝の開口縁部間に設けられ前記係合解除突部の通過を許容する空洞部を有して前記係合溝を挟んで前記中間壁とは反対側に位置する部分と前記中間壁とを連結するように前記開口縁部間を橋絡する補強連結部とを備えるところに特徴を有する。
このような構成のレバー式コネクタによると、溝と溝との間に位置する厚みが薄く幅が狭い強度の弱い独立した囲壁を補強連結部により補強すると共に、前記開口縁部の配線等の引っ掛かり箇所を削減することで独立した囲壁の破損を防ぐことができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が望ましい。
前記レバーは、前記第二のコネクタに設けられた支軸に対して回転可能に装着されていることが望ましい。
このような構成によるとスライド式のレバーに比べてレバーを回動させるときに、てこの原理を利用することにより、小さな力で相手側コネクタと嵌合することが可能である。
前記弾性係合片は、前記レバーが待機位置にあって前記カム溝が前記カムピンを受入可能な状態であるときに前記係合溝に係合し、前記レバーには前記待機位置にあるときに前記補強連結部側に突出して前記補強連結部との間の隙間を狭める空隙充填突部が設けられていることが望ましい。
このような構成によると、隙間に対して搬送時等に発生する電線等の異物の挟み込みを防止することができる。
本発明によれば、補強連結部を取り付けることにより、溝と溝との間に位置する強度の弱い独立した囲壁を補強し、開口縁部の配線等の引っ掛かり箇所を削減することができる。
一実施形態における雌雄コネクタの嵌合前状態を示した側面図 雄側コネクタの斜視図 雄側コネクタの正面図 雄側コネクタのレバー装着前状態を示した係合溝部分の拡大図
以下、本発明をレバー式の分割コネクタに適用した一実施形態について図面を参照して説明する。
雌側コネクタ20の周壁部の両側面には、図1で示すように、側面の略中央部に嵌合方向に延びた断面長円形を成す一対のカムピン21が突設されている。カムピン21に隣接した位置には雌側コネクタ20の嵌合面から少し後退した位置から後端面にかけて直線的に延びる一対の係合解除突部に相当するロック解除リブ22が形成されている。
一方、雄側コネクタ30は、図2に示すように嵌合方向に突出した略方形の角筒状の囲壁で形成されたフード部31を有する。フード部31には前方開口縁からコネクタ挿入方向にフード部31の略中央まで切欠いたカムピン21を受け入れる逃がし溝32と逃がし溝32に隣接して前方開口縁からコネクタ挿入方向にフード部の略中央部まで切欠いたロック解除リブ22を受け入れる係合溝33とが形成されている。
雌側コネクタ20を雄側コネクタ30のフード部31内に嵌合するとカムピン21が逃がし溝32に挿入されると共に、ロック解除リブ22が係合溝33に挿入されつつ、雌側コネクタ20が雄側コネクタ30のフード部31に案内される。
フード部31の両側面には逃がし溝32の後方側にレバー40を支持する一対の支持軸34が突設されている。
レバー40は、全体としては門型を成しており、左右一対の向かい合った板状のアーム部41と両アーム部41を連結する操作部42とから構成され、レバー40は両アーム部41の略中央部に形成された軸受孔(図示せず)とフード部31の支持軸34とを嵌合させることで雄側コネクタ30に組み付けられている。
アーム部41の内壁面にはフード部31の逃がし溝33と一致する位置にカムピン21が進入する開口縁から真っ直ぐに後端面に向かって延びる入口溝43と、アーム部41の軸受孔に沿った弧状のカム溝とが形成されている。
レバー40は入口溝43がカムピン21の進入を可能にする位置(以下、「待機位置」という)」と、カムピン21がカム溝の最終位置に達して両コネクタの嵌合が完了した位置(以下、「嵌合完了位置」という)との間で回動可能であり、レバーが嵌合完了位置まで回動されると、レバー40の操作部42は雌側コネクタ20の後方面に突出して形成されているレバー係止部23によって係止される。
レバー40のアーム部41には、レバー40が前記待機位置にあるときに図1に示すように係合溝33と一致する位置で嵌合方向に延びる弾性係合片に相当する弾性レバーロック部44が形成されている。この弾性レバーロック部44はレバー40が待機位置にあるときに係合溝33内に僅かに進入することでレバー40をその位置に回動規制する。
雌側コネクタ20を雄側コネクタ30のフード部31に挿入すると、雌側コネクタ20のロック解除リブ22が係合溝33に進入し、引き続いて弾性レバーロック部44を係合溝33内から押出すことでレバー40の回動規制が解除される。
さて、本実施形態では、上述したようにフード部31に逃がし溝32と係合溝33との二本の溝を形成したことから、両溝32,33間にフード部31の一部を構成する中間壁38が矩形舌片状に周囲から切り離された状態となっている。そこで、本実施形態では、図2乃至図4に示すように、フード部31の開口縁部に補強連結部36を形成してある。補強連結部36は、中間壁38と、係合溝33を挟んで中間壁38の反対側に位置する角壁35との間を連結しており、雌側コネクタ20のロック解除リブ22が通過できる空洞部37を有する(図3参照)。また、補強連結部36の側面形状は図1に示す通りで、待機位置にあるレバー40のアーム部41の外周縁に沿うように中間壁38から角壁35側へ行くに従い徐々に太くなるように形成されている。
更に、レバー40が前記待機位置にあるときにはレバー40のアーム部41には補強連結部36とアーム部41のうち補強連結部36付近の肩部との間に位置する隙間を狭める空隙充填突部に相当する隙間埋45が形成されている。
本実施形態によれば、雄型コネクタ30のフード部31の中間壁38は補強連結部36によって角壁35と連結されているから、切り離されている場合に比べて撓み変形が制限され、異物が不用意に当たった場合でも、損傷を防止することができる。また、係合溝33の開口縁部は補強連結部36によって塞がれた状態になるから、係合溝33の開口部に電線等が引っ掛かることを防止することができる。もちろん、補強連結部36によって中間壁38と角壁35とが連結されていても、補強連結部36には空洞部37が形成されているから、ロック解除リブ22が係合溝33に進入する際に補強連結部36が邪魔になることはない。
また、特に本実施形態では、補強連結部36を形成することにより形成される補強連結部36とアーム部41の肩部に位置する隙間には隙間埋45を形成しているから、搬送時等に発生する電線等の異物の挟み込みを確実に防止することができる。
以上のことから、強度の弱い独立した囲壁の破損やアーム部と補強連結部との間に形成された隙間への電線等の挟み込みによるコネクタ同士の絡み原因を軽減することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
)本実施形態では、回転レバー式コネクタによる構成としたが、これに限らず、スライドレバー式コネクタによる構成としてもよい。
)本実施形態では、レバー40のアーム部41の肩部に隙間埋45を形成する構成としたが、これに限らず、アーム部41の肩部の外周縁に沿って補強連結部36に隙間埋を形成してもよい。
20…雌側コネクタ
21…カムピン
22…ロック解除リブ
30…雄側コネクタ
31…フード部
32…逃がし溝
33…係合溝
34…支持軸
35…角壁
36…補強連結部
37…空洞部
38…中間壁
40…レバー
44…弾性レバーロック部
45…隙間埋

Claims (3)

  1. 第一のコネクタと、
    この第一のコネクタが嵌合するフード部を有する第二のコネクタと、
    前記第一のコネクタに突設したカムピンと、
    前記第二のコネクタに装着されると共に前記カムピンに係合するカム溝を有し前記第二のコネクタに対して相対的に変位することにより前記カム溝によって前記カムピンを前記第一のコネクタの嵌合方向に駆動するレバーと、
    前記第二のコネクタの前記フード部に形成され前記第一のコネクタの嵌合に伴って引き込まれる前記カムピンを受け入れる逃がし溝と、
    前記フード部において前記逃がし溝と同一平面に設けられ、前記逃がし溝の隣に並行して配された係合溝と、
    前記フード部において前記逃がし溝と前記係合溝との間に設けられた中間壁と、
    前記レバーに形成され前記係合溝に係合して前記レバーの変位を規制する弾性係合片と、
    前記第一のコネクタに突設され前記第一のコネクタの嵌合に伴って前記係合溝に進入して前記弾性係合片と前記係合溝との係合を解除する係合解除突部と、
    前記フード部のうち前記係合溝の開口縁部間に設けられ前記係合解除突部の通過を許容する空洞部を有して前記係合溝を挟んで前記中間壁とは反対側に位置する部分と前記中間壁とを連結するように前記開口縁部間を橋絡する補強連結部とを備えるレバー式コネクタ。
  2. 前記レバーは、前記第二のコネクタに設けられた支軸に対して回転可能に装着されていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記弾性係合片は、前記レバーが待機位置にあって前記カム溝が前記カムピンを受入可能な状態であるときに前記係合溝に係合し、前記レバーには前記待機位置にあるときに前記補強連結部側に突出して前記補強連結部との間の隙間を狭める空隙充填突部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタ。
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