JP5264466B2 - 走査光学装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、書き込み用光学系として用いられる走査光学装置及びそれを備えたプリンタやファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
ポリゴンミラーをモータにより回転させ、その多角形の側面に設けられた反射面にレーザ光(ビーム)を照射してその反射光を走査させる走査光学装置が複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に用いられている。このような走査光学装置の構成について図12を用いて説明する。
図12に示すように、走査光学装置4は、光源部40から射出されたレーザ光をコリメータレンズ(不図示)によって略平行光束にし、シリンドリカルレンズ42によって線状の光束に集光し、偏向手段であるポリゴンミラー(偏向器)43により所定の走査方向に偏向走査し、走査レンズ44、折り返しミラー45を経て図示しない感光体ドラム上に結像させる。
結像された光束は、感光体ドラム上をポリゴンミラー43の回転により主走査方向(図12のA方向)に、感光体ドラムの回転により副走査方向に走査して静電潜像を形成する。コリメータレンズ、シリンドリカルレンズ42、ポリゴンミラー43、走査レンズ44及び折り返しミラー45は、光源部40から射出されたレーザ光を偏向走査する走査光学系を構成する。
ポリゴンミラー43からの走査光は、その走査面の一端においてミラー4によって走査面の下方へ分離され、ビーム検知センサ47に導入される。導入された走査光はビーム検知センサ47において走査開始信号に変換され、光源部40の半導体レーザ(図示せず)に送信される。半導体レーザは走査開始信号を受信した後、書き込み変調を開始する。
光源部40、コリメータレンズ、シリンドリカルレンズ42、ポリゴンミラー43及びその駆動モータ、走査レンズ44、折り返しミラー45、ミラー46、ビーム検知センサ47は、ハウジング48の側面や底面に取り付けられる。感光体ドラムはハウジング48の外側に配設されており、ハウジング48の底面部48aには、走査光をハウジング48から感光体ドラムに向けて導くための窓部49が設けられている。また、ハウジング48の上部は図示しない蓋部材により閉塞されている。
このような走査光学装置では、光源部やシリンドリカルレンズといった走査光学系を構成する光学素子を設置するための寸法精度の確保や、振動防止を目的とした剛性確保のため、ハウジングの裏面及び側面にリブを設けることが一般的に行われている。特に、小型の画像形成装置においては、空間的な制約が厳しい中で剛性を確保するためには、より複雑なリブを形成する必要がある。
かかる複雑なリブ構成を安価に実現するため、ハウジングは、樹脂成形により製造されることが多い。しかし、樹脂形成により製造されたハウジングは、温度変化により膨張、収縮が大きく、特に複雑なリブが構成された場合、剛性を確保し易い一方、熱変形を生じ易い。このため、走査位置ずれが発生し、画像品質が低下するおそれがある。そこで、ハウジングの温度が上昇しても主走査方向の位置ずれを低減して画像品質の向上を図る方法が提案されている。
例えば、特許文献1には、光偏向器による走査方向の先端に光ビームの主走査方向の位置合わせの基準となるビームの同期検知手段を、装置本体との位置決めに使用するための主基準となる突起側に配置することにより、同期検知手段と感光体との位置の変動を少なくして色ずれの要因を抑える方法が開示されている。
特開2002−350762号公報
特許文献1の方法では、装置本体への取り付けの主基準と、書き出し位置基準を判定するための同期検知手段と、を同じ側に配置することにより、熱膨張収縮時には従基準の位置が移動するようにして主基準及び同期検知手段の位置変動を少なくしている。ここで、偏向器の位置ズレが生じると、光路ズレ等による画像ズレが生じるおそれがある。しかし、特許文献1では、偏向器全体を固定し、全体としての位置ズレを解消するための偏向器の固定方法について何ら着目されていない。
本発明は、上記問題点に鑑み、ハウジングが熱変形等しても、簡単な構成で偏向器の位置ズレを抑制可能な走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光源部と、前記光源部から射出される光を偏向する偏向器を有し、該偏向器で偏向された光により被走査面上を偏向走査する走査光学系と、前記光源部及び走査光学系を支持すると共に底面部が装置本体に設けられた支持部に支持されるハウジングと、を有する走査光学装置であって、前記偏向器は、前記底面部に支持され、前記底面部には、前記偏向器の回転軸中心と対向する位置から下方に突出する第1の突出部と、前記第1の突出部とは異なる位置から下方に突出する第2の突出部と、が設けられ、前記支持部には、前記第1の突出部が係合可能な長穴状から成る第1の係合穴と、前記第2の突出部が係合可能であり前記第1の係合穴とは異なる方向に沿った長穴状から成る第2の係合穴と、が形成されたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記第1の係合穴は、前記走査光学系の主走査方向とは垂直方向に沿って形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記第2の係合穴は、前記第1の係合穴と垂直方向に沿って形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記第1の突出部は、前記偏向器の回転軸の軸受け部であり、該軸受け部は、前記底面部を貫通して下方に突出するよう形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記第1の突出部は、前記底面部に前記偏向器の回転軸の軸受け部の位置決めをすると共に下方に突出するよう形成されるボス部であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記第2の突出部は、前記第1の突出部を挟んで複数形成されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置において、前記第1及び第2の突出部の突出端部には雌ネジ部が形成されており、軸部の先端に前記雌ネジ部に螺入可能な雄ネジ部と、ヘッド部に前記支持部と下方から当接可能なフランジ部と、を有するビスが設けられたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の走査光学装置を備えた画像形成装置である。
本発明の第1の構成によれば、偏向器をハウジングの底面部に支持し、底面部に、偏向器の回転軸中心と対向する位置から下方に突出する第1の突出部と、第1の突出部とは異なる位置から下方に突出する第2の突出部と、を設け、支持部に、第1の突出部が係合可能な長穴状から成る第1の係合穴と、第2の突出部が係合可能であり第1の係合穴とは異なる方向に沿った長穴状から成る第2の係合穴と、を形成することにより、ハウジングが熱変形等しても、簡単な構成で偏光器の位置ズレを抑制することができ、光路ズレを抑制することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の走査光学装置において、第1の係合穴を、走査光学系の主走査方向とは垂直方向に沿って形成することにより、偏向器の主走査方向の位置ズレを抑制できるため、主走査方向の光路ズレを効果的に抑制することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1または第2の構成の走査光学装置において、第2の係合穴を、第1の係合穴と垂直方向に沿って形成することにより、偏向器の位置ズレをバランス良く抑制することができるため、光路ズレを効果的に抑制することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1〜3のいずれかの構成の走査光学装置において、第1の突出部を、偏向器の回転軸の軸受け部とし、該軸受け部を、底面部を貫通して下方に突出するよう形成することにより、第1の突出部を回転軸の軸受け用と、第1の係合部との係合用と、に兼用できるため、構成の複雑化を防止し、効率的となる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1〜第3のいずれかの構成の走査光学装置において、第1の突出部を、底面部に偏向器の回転軸の軸受け部の位置決めをすると共に下方に突出するよう形成されるボス部とすることにより、第1の突出部を軸受け部の位置決め用と、第1の係合部との係合用と、に兼用できるため、構成の複雑化を防止し、効率的となる。さらに、軸受け部が第1の係合穴と直接、係合することを防止できるため、軸受け部の損傷を防止することもできる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第1〜第5のいずれかの構成の走査光学装置において、第2の突出部を、第1の突出部を挟んで複数形成することにより、より安定して偏向器の位置ズレを抑制することができる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第1〜第6のいずれかの構成の走査光学装置
において、第1及び第2の突出部の突出端部に雌ネジ部を形成し、軸部の先端に雌ネジ部に螺入可能な雄ネジ部と、ヘッド部に支持部と下方から当接可能なフランジ部と、を有するビスを設けることにより、第1及び第2突出部と第1及び第2係合穴との係合をより確実にし、より確実に偏向器の位置ズレをより抑制することができる。
また、本発明の第8の構成によれば、上記第1〜第7のいずれかの構成の走査光学装置を備えることにより、画像ズレ等が抑制された画像形成を行うことができる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の走査光学装置が搭載された画像形成装置の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラー画像形成装置について示している。カラー画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では右側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
この画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dが配設されており、これらの感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が、駆動手段(図示せず)により図1において時計回りに回転し、各画像形成部に隣接して移動する中間転写ベルト8上に順次転写された後、転写ローラ9において転写紙P上に一度に転写され、さらに、定着部7において転写紙P上に定着された後、装置本体より排出される構成となっている。感光体ドラム1a〜1dを図1において反時計回りに回転させながら、各感光体ドラム1a〜1dに対する画像形成プロセスが実行される。
トナー像が転写される転写紙Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラ12a及びレジストローラ12bを介して転写ローラ9へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転自在に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a、1b及び1c、1dに画像情報を露光する走査光学装置4a及び4bと、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像ユニット3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)を除去するクリーニング部5a、5b、5c及び5dが設けられている。
ユーザにより画像形成開始が入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで走査光学装置4a、4bによってレーザ光を照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像信号に応じた静電潜像を形成する。現像ユニット3a〜3dには、それぞれシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーが補給装置(図示せず)によって所定量充填されている。このトナーは、現像ユニット3a〜3dにより感光体ドラム1a〜1d上に供給され、静電的に付着することにより、走査光学装置4a、4bからの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成
そして、中間転写ベルト8に所定の転写電圧で電界が付与された後、中間転写ローラ6a〜6dにより感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に転写される。これらの4色の画像は、所定のフルカラー画像形成のために予め定められた所定の位置関係をもって形成される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがクリーニング部5a〜5dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側の搬送ローラ10と、下流側の駆動ローラ11とに掛け渡されており、駆動モータ(図示せず)による駆動ローラ11の回転に伴い中間転写ベルト8が時計回りに回転を開始すると、転写紙Pがレジストローラ12bから所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた転写ローラ9へ搬送され、フルカラー画像が転写される。トナー像が転写された転写紙Pは定着部7へと搬送される。
定着部7に搬送された転写紙Pは、定着ローラ対13により加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、複数方向に分岐した分岐部14によって搬送方向が振り分けられる。転写紙Pの片面のみに画像を形成する場合は、そのまま排出ローラ15によって排出トレイ17に排出される。
一方、転写紙Pの両面に画像を形成する場合は、定着部7を通過した転写紙Pは分岐部14で用紙搬送路18に振り分けられ、画像面を反転させた状態で転写ローラ9に再搬送される。そして、中間転写ベルト8上に形成された次の画像が転写ローラ9により転写紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、排出トレイ17に排出される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る走査光学装置周辺の内部構成を示す拡大前面断面図であり、図3は、その内部構成を示す上面図であり、図4は、ポリゴンミラー周辺の拡大断面図であり、図5は、図3のBB’方向から見た部分側面断面図である。図1及び従来例の図12と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
また、前述の図1において右側に配置された走査光学装置4aは、感光体ドラム1a及び1bを露光するようになっており、左側に配置された走査光学装置4bは、感光体ドラム1c及び1dを露光するようになっている。これら走査光学装置4a及び4bは同様の構成であるため、以下、走査光学装置4aについて説明する。
図2に示すように、走査光学装置4aはハウジング48を有しており、ハウジング48の底面部48aの略中央部には、ポリゴンミラー43が配置されている。また、図3に示すように、ハウジング48の前面側(図の下側)端部近傍には、図の左右方向に沿ってポリゴンミラー43を挟んで光源部40a及び40bが配置されている。光源部40a、40bは、感光体ドラム1a及び感光体ドラム1bを露光するための光D1、D2を射出する。
光源部40aから射出された光D1は、コリメータレンズ41a及びシリンドリカルレンズ42aを通過した後、ポリゴンミラー43で偏向される。偏向された光D1は、2つの走査レンズ44aa、44abを通過した後、折り返しミラー45aによって光路が変更され、最終の折り返しミラー45aaで折り返されて、蓋部48bに設けられた窓部49aから感光体ドラム1aに照射される。
光源部40bから射出された光D2も同様にして、コリメータレンズ41b及びシリンドリカルレンズ42bを通過した後、ポリゴンミラー43で偏向され、2つの走査レンズ44ba、44bbを通過した後、折り返しミラー45b、45baによって光路が変更され、蓋部48bに設けられた窓部49bから感光体ドラム1bに照射される。
そして、図4に示すように、ポリゴンミラー43の回転軸43aの下端部は、第1軸受け部(第1の突出部)51aに支持されている。第1軸受け部51aの外周面は、ハウジング48の底面部48aに形成された第1ボス部52aによって位置決めされている。また、第1軸受け部51aの下端は、不図示の基板を貫通し、さらに貫通ハウジング48の底面部48aを貫通して、該底面部48aよりも下方に突出している。
また、図5に示すように、ハウジング48の底面部48aにおいて、ポリゴンミラー43を挟んだ装置本体の前面側(図の左側)及び背面側(図の右側)の端部には、底面部48aから下方に突出する突出部(第2の突出部)53が形成されている。2つの突出部53は、第1軸受け部51aに対して等間隔に、且つ、両突出部53の配置に対して軸受け部51が略重心位置に配置されるような位置関係で配置されている(図7参照)。
突出部53は、主走査方向(図5の左右方向)に沿って配置されている。また、底面部48aには、後述するフレーム部54と当接する当接部48aaが突設されており、これにより、底面部48aとフレーム部54との間に所定間隔の隙間が設けられるようになっている。
図6は、本実施形態の走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す部分側面断面図であり、図7は、その底面図である。また、図1〜4と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
図6及び図7に示すように、走査光学装置4aは、装置本体に設けられた板状部材から成るフレーム部(支持部)54に支持されることにより、装置本体に装着されるようになっている。フレーム部54には、第1軸受け部51aと対向する位置に配置され第1軸受け部51aが係合可能な第1係合穴(第1の係合穴)55と、突出部53と対向する位置に配置され突出部53が係合可能な第2係合穴(第2の係合穴)56と、が形成されている。
また、第1係合穴55は、第1軸受け部51aと略同径であり副走査方向(図7の上下方向)に沿って横長状に形成された長穴状から構成され、第2係合穴56は、突出部53と略同径であり主走査方向(図6、図7の左右方向)に沿って縦長状に形成された長穴状から構成されている。各係合穴55、56は、第1軸受け部51a、突出部53と嵌め合い公差で係合するようになっている。
そして、第1軸受け部51a及び突出部53を第1及び第2係合穴55、56に係合させることにより、ハウジング48の底面部48aをフレーム部54に支持することができる。また、ハウジング部48aの当接部48aaをフレーム部54に当接させることができる。これにより、第1軸受け部51aは第1係合穴55によって主走査方向、突出部53は第2係合穴56によって副走査方向、に位置決めされ、ポリゴンミラー43のこれら両方向への移動が規制される。
従って、ハウジング48に熱変形が生じても、ポリゴンミラー43の位置ズレを抑制することができ、光路ズレの発生を抑制することができる。また、ハウジング48が剛性の高い樹脂材料から形成されているときは勿論であるが、ABS樹脂等の比較的剛性の低い樹脂から形成されている場合には、ポリゴンミラー43の位置ズレ抑制は一層効果的となる。
また、本実施形態では、第1係合穴55を、副走査方向に沿って形成したため、ポリゴンミラー43の主走査方向の位置ズレを抑制でき、主走査方向の光路ズレを効果的に抑制することができる。なお、第1軸受け部51aが第1係合穴55に沿って副走査方向に僅かではあるが移動したとしても、ポリゴンミラー43は副走査方向に移動するだけであるため、光路ズレには殆ど影響を及ぼさない。
また、第2係合穴56を、第1係合穴55と垂直方向(主走査方向)に沿って形成したため、ポリゴンミラー43の位置ズレをバランス良く抑制することができ、光路ズレを効果的に抑制することができる。しかし、第1及び第2係合穴55、56の配置方向は、特に限定されるものではなく、第2係合穴56の配置方向が第1係合穴55の配置方向と異なるのであれば、装置構成に応じて適宜設定することができる。
また、上記各実施形態では、突出部53を、第1軸受け部51aを挟んだ位置に複数形成したため、より安定してポリゴンミラー43の位置ズレを抑制することができる。さらに突出部53を、主走査方向に沿って、第1軸受け部51aに対して等間隔に、また第1軸受け部51aが突出部53の略重心位置となるよう配置したため、より安定してポリゴンミラー43の位置ズレを抑制することができる。
しかし、突出部53の数量や配置は、特に限定されるものではなく、装置構成に応じて適宜設定することができる。なお、第2係合穴56は、突出部53の配置に応じてフレーム部54に形成すればよい。
図8は、本発明の第2実施形態に係る走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す部分側面断面図であり、図9は、図8の第1軸受け部及び第1係合穴周辺の拡大断面図である。図6及び図7と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、図8に示すように、第1軸受け部51aの突出端部を長手方向に刳り貫いて雌ネジ部51aaを形成し、第1軸受け部51aを第1係合穴55に係合させた後、雌ネジ部51aaに対しビス57を螺入することとした。また、同様にして、突出部53の先端部を長手方向に刳り貫いて雌ネジ部53aを形成し、突出部53を第2係合穴56に係合させた後、雌ネジ部53aに対しビス57を螺入することとした。
図9に示すように、ビス57のヘッド部57aの外径は、第1係合穴55及び第2係合穴56(図8参照)よりも大きく形成され、ヘッド部57aの外周部にはフレーム部54に向かって突出し、フレーム部54と下方から当接可能なフランジ部57aaが形成されている。ビス57は、軸部57bと略同径の第1係合穴55を貫通し、先端の雄ネジ部57cが第1軸受け部51aの突出端部に形成された雌ネジ部51aaに螺入されている。
同様にして、ビス57は、フレーム54に形成された軸部57bと略同径の第2係合穴56を貫通し、先端の雄ネジ部57cが突出部53に形成された雌ネジ部53aに螺入されている。その他の構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。本実施形態により、ヘッド部57aとハウジング48の底面部48a(詳細には当接部48aa)とでフレーム部54を挟むことができる。
これにより、第1軸受け部51aと第1係合穴55との係合、及び突出部53と第2係合穴56との係合をより確実にし、より確実にポリゴンミラー43の位置ズレを抑制することができる。また、フランジ部57aaがフレーム部54を上方に強く押圧すれば、フレーム部54は画像形成装置100本体に固定されているため、ハウジング48の底面部48aには下方に向かう力が作用する。
これにより、底面部48aをフレーム部54に圧接することができ、さらに確実にポリゴンミラー43の位置ズレを抑制することができる。また、第1軸受け部51aまたは突出部53のいずれかに雌ネジ部51aaまたは53aを形成し、ビス57を螺入することもできる。
図10は、本発明の第3実施形態に係る走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す部分側面断面図であり、図11は、その底面図である。本実施形態では、ハウジング48の底面部48aに配置された第2軸受け部51bの位置決めを行うための第2ボス部(第1の突出部)52bの下端部が、下方に延出されて底面部48aよりも下方に突出している。そして、第2ボス部52bが、第1係合穴55に係合されることとした。その他の構成は、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態により、上記第1実施形態と同様に、ハウジング48が熱変形等しても、ポリゴンミラー43の軸中心の位置ズレを抑制することができる。さらに、本実施形態では、第2軸受け部51bを第1係合穴55と直接係合させないため、第2軸受け部51bに対して過度に外力が作用することを防止し、第2軸受け部51bの損傷を抑制することができる。
なお、本実施形態においても、上記第2実施形態と同様にして、第2ボス部52b及び突出部53の突出端部に雌ネジ部51aa、53aと同様の雌ネジ部を形成し、ビス57と同様のビスを螺入することにより、ハウジング48の底面部48aとビス57のヘッド部57aとでフレーム部54を挟むことができる。
上記第1及び第2実施形態では、本発明の第1の突出部として第1軸受け部51aを用いたため、第1軸受け部51aを回転軸43aの軸受け用と、第1係合穴55との係合用と、に兼用できる。これにより、構成の複雑化を防止し、効率的となる。また、第3実施形態では、本発明の第1の突出部として、第2ボス部52bを用いたため、第2ボス部52bを、第2軸受け部51bの位置決め用と、第1係合穴55との係合用と、に兼用できる。これにより、構成の複雑化を防止し、効率的となる。
さらに、上記の通り、第2軸受け部51bが第1係合穴55と直接、係合することを防止でき、第2軸受け部51bの損傷を防止することができる。しかし、本発明の第1の突出部は、上記各実施形態に特に限定されるものではなく、これら第1軸受け部51a、第2ボス部52aとは別途、ハウジング48の底面部48aにおいてポリゴンミラー43の回転軸43aと対向する位置から下方に突出するよう形成することも、取り付けることもできる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1及び第2軸受け部51a、51b、第1及び第2ボス部52a、52b、突出部53、フレーム部54、第1及び第2係合穴55、56等の形状等は、装置構成等に応じて適宜設計することができる。また、ビス57、雌ネジ部51aa及び53aの形状等も装置構成等に応じて適宜設計することができる。
また、ここではタンデム式のカラー画像形成装置に搭載される走査光学装置を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は、従来例の図12に示したようなモノクロ機に搭載される走査光学装置にも全く同様に適用可能であり、ポリゴンミラーの配置の変動を抑制して光路ズレ及び画像ズレ等の発生を抑制することができる。
本発明は、光源部と、前記光源部から射出される光を偏向する偏向器を有し、該偏向器で偏向された光により被走査面上を偏向走査する走査光学系と、前記光源部及び走査光学系を支持すると共に底面部が装置本体に設けられた支持部に支持されるハウジングと、を有する走査光学装置であって、前記偏向器は、前記底面部に支持され、前記底面部には、前記偏向器の回転軸中心と対向する位置から下方に突出する第1の突出部と、前記第1の突出部とは異なる位置から下方に突出する第2の突出部と、が設けられ、前記支持部には、前記第1の突出部が係合可能な長穴状から成る第1の係合穴と、前記第2の突出部が係合可能であり前記第1の係合穴とは異なる方向に沿った長穴状から成る第2の係合穴と、が形成されたものである。
これにより、ハウジングが熱変形等しても、簡単な構成で偏光器の位置ズレを抑制することができ、光路ズレを抑制することができる。また、第1の係合穴を、走査光学系の主走査方向とは垂直方向に沿って形成することにより、偏向器の主走査方向の位置ズレを抑制できるため、主走査方向の光路ズレを効果的に抑制することができる。また、第2の係合穴を、第1の係合穴と垂直方向に沿って形成することにより、偏向器の位置ズレをバランス良く抑制することができるため、光路ズレを効果的に抑制することができる。
また、第1の突出部を、偏向器の回転軸の軸受け部とし、該軸受け部を、底面部を貫通して下方に突出するよう形成することにより、第1の突出部を回転軸の軸受け用と、第1の係合部との係合用と、に兼用できるため、構成の複雑化を防止し、効率的となる。また、第1の突出部を、底面部に偏向器の回転軸の軸受け部の位置決めをすると共に下方に突出するよう形成されるボス部とすることにより、第1の突出部を軸受け部の位置決め用と、第1の係合部との係合用と、に兼用できるため、構成の複雑化を防止し、効率的となり、軸受け部の損傷を防止することもできる。
また、第2の突出部を、第1の突出部を挟んで複数形成することにより、より安定して偏向器の位置ズレを抑制することができる。また、第1及び第2の突出部の突出端部に雌ネジ部を形成し、軸部の先端に雌ネジ部に螺入可能な雄ネジ部と、ヘッド部に支持部と下方から当接可能なフランジ部と、を有するビスを設けることにより、より確実に偏向器の位置ズレをより抑制することができる。また、上記走査光学装置を備えることにより、画像ズレ等が抑制された画像形成を行うことができる。
は、本発明の走査光学装置が搭載された画像形成装置の概略断面図である。 は、本実施形態に係る走査光学装置の内部構成を示す拡大前面断面図である。 は、本実施形態に係る走査光学装置の内部構成を示す上面図である。 は、ポリゴンミラー周辺の拡大断面図である。 は、図3のBB’方向から見た部分側面断面図である。 は、本実施形態の走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す部分側面断面図である。 は、本実施形態の走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す底面図である。 は、本発明の第2実施形態に係る走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す部分側面断面図である。 は、図8の第1軸受け部及び第1係合穴周辺の拡大断面図である。 は、本発明の第3実施形態に係る走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す部分側面断面図である。 は、本実施形態の走査光学装置と装置本体のフレーム部との係合状態を示す底面図である。 は、従来の走査光学装置の内部構成を示す概略斜視図である。
符号の説明
1a〜1d 感光体ドラム(被走査面)
4a、4b 走査光学装置
40 光源部
41a、41b コリメータレンズ(走査光学系)
42a、42b シリンドリカルレンズ(走査光学系)
43 ポリゴンミラー(偏向器)
43a 回転軸
44aa、44ab、44ba、44bb 走査レンズ(走査光学系)
45a、45aa、45b、45ba 折り返しミラー(走査光学系)
48 ハウジング
48a 底面部
51a 第1軸受け部(第1の突出部)
51aa 雌ネジ部
51b 第2軸受け部
52a 第1ボス部
52b 第2ボス部(第1の突出部)
53 突出部(第2の突出部)
53a 雌ネジ部
54 フレーム部(支持部)
55 第1係合穴(第1の係合穴)
56 第2係合穴(第2の係合穴)
57 ビス
57a ヘッド部
57aa フランジ部
57b 軸部
57c 雄ネジ部

Claims (3)

  1. 光源部と、前記光源部から射出される光を偏向する偏向器を有し、該偏向器で偏向された光により被走査面上を偏向走査する走査光学系と、前記光源部及び走査光学系を支持すると共に底面部が装置本体に設けられた支持部に支持されるハウジングと、を有する走査光学装置であって、
    前記偏向器は、前記底面部に支持され、
    前記底面部には、前記偏向器の回転軸中心と対向する位置から下方に突出する第1の突出部と、前記第1の突出部とは異なる位置から下方に突出する第2の突出部と、が設けられ、
    前記支持部には、前記第1の突出部が係合可能な長穴状から成る第1の係合穴と、前記第2の突出部が係合可能であり前記第1の係合穴とは異なる方向に沿った長穴状から成る第2の係合穴と、が形成され
    前記第1の突出部は、前記偏向器の回転軸の軸受け部であり、該軸受け部は、前記底面部を貫通して下方に突出するよう形成されたことを特徴とする走査光学装置。
  2. 光源部と、前記光源部から射出される光を偏向する偏向器を有し、該偏向器で偏向された光により被走査面上を偏向走査する走査光学系と、前記光源部及び走査光学系を支持すると共に底面部が装置本体に設けられた支持部に支持されるハウジングと、を有する走査光学装置であって、
    前記偏向器は、前記底面部に支持され、
    前記底面部には、前記偏向器の回転軸中心と対向する位置から下方に突出する第1の突出部と、前記第1の突出部とは異なる位置から下方に突出する第2の突出部と、が設けられ、
    前記支持部には、前記第1の突出部が係合可能な長穴状から成る第1の係合穴と、前記第2の突出部が係合可能であり前記第1の係合穴とは異なる方向に沿った長穴状から成る第2の係合穴と、が形成され
    前記第1及び第2の突出部の突出端部には雌ネジ部が形成されており、
    軸部の先端に前記雌ネジ部に螺入可能な雄ネジ部と、ヘッド部に前記支持部と下方から当接可能なフランジ部と、を有するビスが設けられたことを特徴とする走査光学装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の走査光学装置を備えた画像形成装置。
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