JP5264015B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、デジタルビデオ信号を入力して、画像の表示を行う表示装置に関する。特に、発光素子を有する表示装置に関する。また、表示装置を用いた電子機器に関する。
発光装置の駆動方法の一つに、デジタルの映像信号(以下ビデオデータと記載する)が有する2値の電圧を用い、1フレーム期間中において画素が発光する長さを制御し、階調を表示する時間階調法がある。具体的には、時間階調法で表示を行う場合、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割する。そして、各サブフレーム期間において複数のビデオデータビットのうち1ビット(以下ビデオビットと記載する)の値に応じて画素を発光または非発光の状態にする。発光及び非発光の長さは、各ビデオビットによって異なっており、最上位ビデオビットが最も長く、最下位ビデオビットが最も短い。
従来の時間階調方式表示装置の一例について、図1を参照して説明する。中央に画素部107が配置されている。画素部には、ソース信号線、ゲート信号線に加え、EL素子(エレクトロルミネセンス材料を用いた発光素子をいう。)に電流を供給するための、電流供給線106が配置されている。画素部の上側には、ソース信号線を制御するための、ソース信号線駆動回路101が配置されている。ソース信号線駆動回路101は、第1のシフトレジスタ回路103、第1のラッチ回路104、第2のラッチ回路105等を有する。画素部の左には、ゲート信号線を制御するための、ゲート信号線駆動回路102が配置されている。
ソース信号線駆動回路101に関しては、図2に示すような構成を有しており、シフトレジスタ回路(SR)201、第1のラッチ回路(LAT1)202、第2のラッチ回路(LAT2)203などを有する。なお、図1又は図2では図示してないが、必要に応じてバッファ回路、レベルシフタ回路などを配置しても良い。
図1及び図2を用いて動作について簡単に説明する。まず、第1のシフトレジスタ回路103(図2中、SRと表記)にクロック信号(図2中S−CLK、S−CLKbと表記)およびスタートパルス(図2中S−SPと表記)が入力され、順次サンプリングパルスが出力される。続いて、サンプリングパルスは第1のラッチ回路104(図2中、LAT1と表記)に入力され、同じく第1のラッチ回路104に入力されたビデオデータ(図2中Digital Dataと表記)をそれぞれ保持していく。第1のラッチ回路104において、1水平周期の間、各ラッチによるそれぞれ1ビット分のデジタル映像信号の保持が完了すると、帰線期間中に、第1のラッチ回路104で保持されているデジタル映像信号は、ラッチ信号(図2中Latch Pulseと表記)の入力に従い、一斉に第2のラッチ回路105(図2中、LAT2と表記)へと転送される。
一方、ゲート信号線駆動回路102において、第2のシフトレジスタ回路108に、ゲート側クロック信号(G−CLK)、ゲート側スタートパルス(G−SP)が入力される。第2のシフトレジスタ回路108は、これら入力信号に基づいて、順次パルスを出力し、バッファなど(図示せず)を経由して、ゲート信号線選択パルスとして出力され、順次ゲート信号線を選択していく。
ソース信号線駆動回路101の第2のラッチ回路105に転送されたデータは、ゲート信号線選択パルスによって選択されている列の画素に書き込まれる。
続いて、画素部107の駆動について説明する。図3に、図1の画素部107の一部を示す。図3(A)は、3×2画素のマトリクスを示している。点線枠300にて囲まれた部分が一画素であり、図3(B)にその拡大図を示す。図3(B)において、301は、画素に信号を書き込む時のスイッチング素子として機能するTFT(以下、スイッチング用TFTという)である。
このスイッチング用TFT301にはNチャネル型もしくはPチャネル型のいずれの極性を用いてもよい。302はEL素子303に供給する電流を制御するための素子(電流制御素子)として機能するTFT(以下、EL駆動用TFTという)である。EL駆動用TFT302にPチャネル型を用いる場合には、EL素子303の陽極309と電流供給線307との間に配置する。別の構成方法として、EL駆動用TFT302にNチャネル型を用いて、EL素子303の陰極310と電流供給線307との間に配置したりすることも可能である。しかし、TFTの動作としてソース接地が良いこと、EL素子303の製造上の制約などから、EL駆動用TFT302にはPチャネル型を用い、EL素子303の陽極309と電流供給線307との間にEL駆動用TFT302を配置する方式が一般的であり、多く採用されている。
保持容量304は、ソース信号線306から入力される信号(電圧)を保持するためのものである。図3(B)での保持容量304の一方の端子は、電流供給線307に接続されているが、専用の配線を用いることもある。スイッチング用TFT301のゲート電極は、ゲート信号線305に、ソース領域は、ソース信号線306に接続されている。
次に、同図3を参照して、アクティブマトリクス型発光装置の回路の動作について説明する。まず、ゲート信号線305が選択されると、スイッチング用TFT301のゲート電極に電圧が印加され、スイッチング用TFT301が導通状態になる。すると、ソース信号線306の信号(電圧)が保持容量304に蓄積される。保持容量304の電圧は、EL駆動用TFT302のゲート・ソース間電圧VGSとなるため、保持容量304の電圧に応じた電流がEL駆動用TFT302とEL素子303に流れる。その結果、EL素子303が点灯する。
EL素子303の輝度、つまりEL素子303を流れる電流量は、EL駆動用TFT302のVGSによって制御できる。VGSは、保持容量304の電圧に等しい。つまり、ソース信号線306に入力される信号(電圧)を制御することによって、EL素子303の輝度を制御する。最後にゲート信号線305を非選択状態にして、スイッチング用TFT301のゲートを閉じ、スイッチング用TFT301を非導通状態にする。そのとき保持容量304に蓄積された電荷は保持される。よってEL駆動用TFT302のVGSは、そのまま保持され、VGSに応じた電流が、EL駆動用TFT302を経由してEL素子303に流れつづける。
以上のEL素子の駆動等に関しては、下記非特許文献1に報告されている。
時間階調表示方式で2階調の映像を表示させる第1の表示モードでは、図4(A)に示す様に1フレーム期間を4個のサブフレーム期間に分けて表示する。また、時間階調表示方式で2階調の映像を表示させる第2の表示モードでは、図4(B)に示す様に1フレーム期間中、サブフレーム期間は1個で構成される。
或るフレーム期間では全面を第1の表示モードで表示させる場合、図4(A)に示すサブフレーム構成で表示を行うが、別のフレーム期間では全面を第2の表示モードで表示図4(B)に示すサブフレーム構成で表示するように表示制御信号を切り替えて行う場合がある。
以上のディスプレイ駆動方式に関しては、下記特許文献1乃至特許文献3に記載されている。
時間階調法を用いて表示させるとき、疑似輪郭が問題となっている。疑似輪郭には、動画を表示する際に生じる動画疑似輪郭と、静止画を表示する際に生じる静止画疑似輪郭とがある。動画疑似輪郭は、連続して出現するフレーム期間において、先のフレーム期間に含まれるサブフレーム期間と後のフレーム期間に含まれるサブフレーム期間とが、連続した1つのフレーム期間として人間の目に認識されてしまうことで発生する。つまり動画疑似輪郭とは、本来のフレーム期間で表示されるべき階調数とは異なる階調数が人間の目に認識されてしまうことで画素部に表示される、不自然な明るい線や暗い線に相当する。
静止画疑似輪郭の発生のメカニズムも、動画疑似輪郭の場合と同様である。静止画疑似輪郭は、静止画を表示する場合に、階調数が互いに異なる領域の境界において人間の視点が左右上下に微妙に動いてしまうために、境界付近の画素にあたかも動画が表示されているように見えることで発生する。つまり静止画疑似輪郭とは、階調数が互いに異なる領域の境界付近の画素において動画疑似輪郭が発生することで、境界付近に揺れ動くように発生する、不自然な明るい線や暗い線に相当する。
上述した疑似輪郭を防止するには、フレーム周波数を高めたり、或いはサブフレーム期間をさらに複数に分割したりすることが、有効である。下記特許文献4には、サブフレーム期間を複数に分割し、画素が発光する期間、または画素が発光しない期間が連続して続くことを防ぐ技術について記載されている。
本明細書では、EL駆動用TFT302としてPチャネル型を用いて説明するが、実際はNチャネルを用いた構成であっても良い。また、保持容量304のVGSは、時間階調法では2値の電圧値を用いて制御しており、その2値のうち高い方を”1”と表現し、低い方を”0”と表現すると、保持容量の電位が”1”となるとEL駆動用TFT302のソース−ドレイン間は非導通となり、EL素子303は非発光となり、保持容量の電位が”0”となるとEL駆動用TFT302のソース−ドレイン間は導通となり、EL素子303は発光する。また、本明細書において、保持容量304への”1”又は”0”の保持を、書込みと記載する。また、2値の電圧値を用いて動作するデジタル回路では、その2値を”1”及び”0”と表現する。なお、本明細書で”1”及び”0”の論理を指定した信号において、論理が反転の関係であってもよい。ここでは、保持容量の一方の電極の電位が”1”となるとEL駆動用TFT302のソース−ドレイン間が導通となり、保持容量の一方の電極の電位が”0”となるとEL駆動用TFT302のソース−ドレイン間が導通となるようにしてもよい。また、本明細書では、ゲート信号線及びゲートに接続されたスイッチング用TFT301を含む画素を、行と表現することがある。また、1フレーム期間の表示を、複数のサブフレームを用いて行う時間階調法において、本明細書では、画素へのビデオデータの書込が始まり、次のビデオデータが書き込まれるまでの間をサブフレームと定義している。また、本明細書では、ビデオビットのうち、最上位ビットを1ビット目と表記し、最上位ビットからrビット(rは自然数)下位のビットを1+rビットと表記する。
特開2003−271099号公報 特開2004−163774号公報 特開2004−163777号公報 特開2002−149113号公報 "Current Status and future of Light−Emitting Polymer Display Driven by Poly−Si TFT", SID99 Digest : P372
時間階調法を用いたディスプレイでは、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割して表示している。従って、1フレーム期間内のサブフレーム数が多くなるほど、画素へのビデオデータ書込回数及び、ディスプレイの駆動回路の動作量が増加し、消費電力が大きくなる。一方で、サブクレーム数があまりにも少ない場合、逆に背景技術で記載した疑似輪郭の発生が問題となることもある。
本発明の表示装置では、1フレーム期間内に、複数のサブフレームを用いて階調を表現するとき、サブフレームの個数、表示可能な階調の数を、1行分の画素のそれぞれに入力されるビデオデータによって表示する階調の数などの条件によって行ごとに変えて表示する。
なお、ビデオデータによって表示する階調の数などの条件とは、1行分の画素のそれぞれに書き込まれるビデオデータの全てにわたって、複数又は一つのビデオビットの値が等しいという条件等である。この方法により、1フレーム中のビデオデータ書込回数を大幅に減らすことができ、消費電力を改善できるほか、各行のサブフレームの構成方法を適正化することによって疑似輪郭も軽減できる。
本発明の表示装置は、ディスプレイコントローラを有する表示装置において、1フレーム期間をn個(nは自然数)のサブフレーム期間に分割し、サブフレーム期間を、点灯もしくは非点灯とし、1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってm(mは自然数)ビットの階調を表現する第1の手段を有し、マトリクス状に配列した各行に対応して1フレーム期間内に設けるサブフレーム期間の個数n(nは自然数)及び表現可能な階調の数m(mは自然数)を変化させる第2の手段を有し、第1の手段を用いて階調が表現され、サブフレーム期間の個数n(nは自然数)及び表現可能な階調の数m(mは自然数)は第2の手段を用いて変化させ、第1の手段及び第2の手段は、ディスプレイコントローラを用いて制御することを特徴としている。
本発明の表示装置において、ディスプレイコントローラは第1のメモリを有し、第1の手段ではn(nは自然数)ビットのデータを書込み、読み出すことにより表示を行うことを特徴としている。
本発明の表示装置において、ディスプレイコントローラはソース信号線駆動回路を有し、第1の手段では第1の表示制御信号を生成してソース信号線駆動回路に入力して表示を行うことを特徴としている。
本発明の表示装置において、ディスプレイコントローラはゲート信号線駆動回路を有し、第1の手段では第2の表示制御信号を生成してゲート信号線駆動回路に入力して表示を行うことを特徴としている。
本発明の表示装置において、第2の手段ではサブフレーム期間の個数n(nは自然数)及び表現可能な階調の数m(mは自然数)をビデオデータに応じて変化させることを特徴としている。
本発明の表示装置において、ディスプレイコントローラは第2のメモリを有し、第2の手段ではサブフレーム期間の個数n(nは自然数)及び表現可能な階調の数m(mは自然数)のサブフレーム構成情報を書込み、読み出すことを特徴としている。サブフレーム構成情報とは、サブフレーム数、それぞれのサブフレームの長さ、順番及びそれらによる階調の1つ又は複数である。
本発明の表示装置において、第2の手段では第2のメモリから読み出したサブフレーム構成情報を基に、第1のメモリから読み出すアドレスを決定することを特徴としている。
本発明の表示装置において、第2の手段では第2のメモリから読み出したサブフレーム構成情報を基に、第1のメモリから読み出し動作を行うか、第1のメモリから読み出し動作を行わないかを決定することを特徴としている。
本発明の表示装置において、第2の手段では第2のメモリから読み出したサブフレーム構成情報を基に第1の表示制御信号を生成することを特徴としている。
本発明の表示装置において、第2の手段では第2のメモリから読み出したサブフレーム構成情報を基に第2の表示制御信号を生成することを特徴としている。
本発明は上記構成により、1行毎にサブフレーム構成を変えてディスプレイを表示させることができる。よって、実際に表示する階調の数が表示可能な全ての階調の数よりも少ない行では、1フレームを構成するサブフレーム数を減らすことができる。
よって本発明の表示装置では、画素への書込回数を少なくすることができ、消費電力を抑えることができ、1行毎にサブフレーム構成を変えることができるため、サブフレーム構成を最適なものとすることにより、動画疑似輪郭の発生を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
本発明の時間階調方式表示装置の一例について図5を参照して説明する。中央に画素部507が配置されている。画素部には、ソース信号線509、ゲート信号線510に加え、EL素子に電流を供給するための、電流供給線506が配置されている。画素部の上側には、ソース信号線509を制御するための、ソース信号線駆動回路501が配置されている。ソース信号線駆動回路501は、第1のシフトレジスタ回路503、第1のラッチ回路504、第2のラッチ回路505等を有する。画素部の左には、ゲート信号線を制御するための、ゲート信号線駆動回路508が配置されている。ゲート信号線駆動回路508は、第2のシフトレジスタ回路502及び書込許可回路511を有する。また、書込許可信号512(以下GWEと表記する)が、書込許可回路511に入力されている。
ビデオデータ書込みのみに限定した動作は従来例と同様であるが、本発明では行ごとに書込みの許可と禁止を制御する機能が付加されている。或る行において、GWEが”0”の時は、ゲート信号線510は強制的に”0”となり行の画素への書込みが禁止され、GWEが”1”の時は、ゲート信号線510に第2のシフトレジスタ回路502からパルスが伝えられ、行の書込みが許可される。
図6はソース信号線駆動回路604及び、ゲート信号線駆動回路605及び、表示面600を含む表示装置である。或る1フレーム期間内に、第1の表示領域601を第1のサブフレーム構成で、第2の表示領域602を第2のサブフレーム構成で、第3の表示領域603を第3のサブフレーム構成で表示させる場合について説明する。ここでは、ビデオデータは4ビットとし、第1のサブフレーム構成は、最大2階調を表現でき、第2のサブフレーム構成は、最大2階調(ビデオデータは1111または0000)を表現でき、第3のサブフレーム構成は、最大2階調(ビデオデータはYYYX、但しXおよびYは”1”または”0”)を表現できるものとして説明する。
本発明のフレーム構成例について、図7を参照して説明する。図7(A)は、第1のサブフレーム構成であり、図7(B)は、第2のサブフレーム構成であり、図7(C)は、第3のサブフレーム構成である。第1の書込期間701、第2の書込期間702、第3の書込期間703、第4の書込期間704において、第1の表示領域601か、第2の表示領域602か、第3の表示領域603の何れかの領域に書込みが行われる。Ta1乃至Ta4は、表示面全行の画素への、ビデオデータの書込期間であり、Ts1乃至Ts3は、書込期間後に各画素に書き込まれたビデオデータを保持する、表示期間である。
全行の画素へのビデオデータの書込期間について、図8(A)乃至図8(C)を参照して説明する。第1の表示領域書込期間801は、図6中第1の表示領域601に書き込む期間であり、第2の表示領域書込期間802は、図中第2の表示領域602に書き込む期間であり、第3の表示領域書込期間803は、図中第3の表示領域603に書き込む期間である。
図8(A)は、図7中第1の書込期間701に相当し、画素への書込時には常にGWEは”1” となっているため、表示面全面の書込みが行われる。図8(B)は、図7中第2の書込期間702及び第3の書込期間703に相当し、第1の表示領域書込期間801でGWEを”1”として図6中第1の表示領域601にビデオデータを書込み、第2の表示領域書込期間802及び第3の表示領域書込期間803ではGWEを”0”として図6中第2の表示領域602及び図6中第3の表示領域603には書込みを行わない。図8(C)は、図7中第4の書込期間704に相当し、第1の表示領域書込期間801及び第3の表示領域書込期間803でGWEを”1”として図6中第1の表示領域601及び第3の表示領域603にビデオデータを書込み、第2の表示領域書込期間802ではGWEを”0”として図6中第2の表示領域602には書込みを行わない。上記方法により、図6中第2の表示領域602及び第3の表示領域603は、第1の表示領域601と比較して少ないサブフレームで構成することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態ではビデオデータが4ビットの場合について説明したが、ビデオビット数は4ビット以外でもよい。また、本発明を実施するための最良の形態で説明したサブフレーム構成は、最大2階調表現の場合と、最大2階調表現の場合と、最大2階調表現の場合について述べたが、サブフレーム構成において表現できる階調の数は、限定しない。また、本発明を実施するための最良の形態では、1フレーム期間内に3種類のサブフレーム構成を表示させる方法について述べたが、1フレーム期間内に表示するサブフレーム構成の数は限定しない。また、本発明を実施するための最良の形態では、GWEの論理について指定したが、GWEの論理については指定しない。すなわち、GWEが”1”の時に第1の表示領域601にビデオデータを書込み、GWEが”0”の時にはビデオデータの書込みを行わないようにしてもよい。上記方法により1行ごとにサブフレーム構成を変えることができるため、或る行で階調表現に不必要なサブフレームを削減することができ、消費電力を軽減することができる。
時間階調方式表示装置の一例を、図9に示す。中央に画素部907が配置されている。画素部には、ソース信号線909、ゲート信号線910に加え、EL素子に電流を供給するための、電流供給線906が配置されている。画素部の上側には、ソース信号線909を制御するための、ソース信号線駆動回路901が配置されている。ソース信号線駆動回路901は、第1のシフトレジスタ回路903、第1のラッチ回路904、第2のラッチ回路905等を有する。画素部の左には、ゲート信号線を制御するための、ゲート信号線駆動回路908が配置されている。ゲート信号線駆動回路908は、第2のシフトレジスタ回路902及び書込許可回路911を有する。また、G1書込許可信号912(以下G1WEと表記する)及びG2書込許可信号913(以下G2WEと表記する)は、書込許可回路911に入力されている。また、ソース信号線書込信号914(以下SWEと表記する)は、第2のラッチ回路905に入力されている。
本実施例の表示装置においては、発明を実施するための最良の形態で説明した表示装置に入力される信号の他に、さらに信号G2−SP及びG2WE及びSWEが加わっている。また、G1−SPは、発明を実施するための最良の形態で説明した、G−SPと同様の役割である。ビデオデータ書込みのみに限定した動作は従来例で説明した方法と同様であるが、本実施例の表示装置で付加された機能について説明する。
G1−SP及びG2−SPは、互いに非同期にパルス状で入力され、G−CLKのクロック周期に同期して第2のシフトレジスタ回路902の最上行から下方へ1行ずつ順次シフトされてゆく。以下、G1−SPが第2のシフトレジスタ回路902に入力され、第2のシフトレジスタ回路902から出力されたパルスをG1書込パルスと表記し、G2−SPが第2のシフトレジスタ回路902に入力され、第2のシフトレジスタ回路902から出力されたパルスをG2書込パルスと表記する。また、G1書込パルスの出力が開始されてから、全行の出力が完了するまでの期間を、G1書込期間と表記し、G2書込パルスの出力が開始されてから、全行の出力が完了するまでの期間を、G2書込期間と表記する。書込許可回路911において、G1WE912が”0”のとき、ゲート信号線910へのG1書込パルスの書込みが禁止され、G1書込パルスによる出力が遮断され、G1WE912が”1”のとき、G1書込パルスによる書込みが許可され、G1書込パルスはゲート信号線910へ伝えられる。また、書込許可回路911において、G2WE913が”0”のとき、G2書込パルスのゲート信号線910への書込みが禁止され、G2書込パルスの出力が遮断される。G2WE913が”1”のとき、G2書込パルスによる書込みが許可され、G2書込パルスはゲート信号線910へ伝えられる。また、SWE914が”1”のときはソース信号線909に”1”が入力され、SWE914が”0”の場合はソース信号線909に第2のラッチ回路905に格納されたビデオデータが出力される。
図10に1行分の書込タイミングを示す。行書込周期1003は、1行を書き込むのに要する時間である。第1の行書込期間1001ではG2WEを”1”として、G2書込パルスが入力された行の書込を行い、第2の行書込期間1002ではG1WEを”1”として、G1書込パルスが入力された行の書込を行う。第1の行書込期間1001ではSWEを”1”としておき、第2の行書込期間1002ではSWEを”0”としている。なお、第1の行書込期間1001でビデオデータを書き込まない場合にはG2WEを”0”としておき、第2の行書込期間1002でビデオデータを書き込まない場合にはG1WEを”0”としておく。
本発明の表示装置の1フレーム期間の書込タイミングチャートについて、図11を参照して説明する。図11の図面上方に記載した数字は、1行の書込周期(図10中の行書込周期1003)を単位とし、1フレーム期間の始めから累積した数字である。また、Tan(nは整数)またはTaoはG1書込期間であり、Ten(nは整数)はG2書込期間である。本実施例ではG2書込パルスによる書込期間(図10中の第1の行書込期間1001)は、G2WEを”1”としているため、G2書込パルスによる書込動作により書き込まれた画素は非発光となる。なお、Tan(nは整数)は、ビデオデータのnビット目のG1書込期間であり、Ten(nは整数)は、ビデオデータnビット目のG2書込期間である。また、Taoは、最下位ビットを含む互いに等しい複数の下位ビットのG1書込期間であり、Teoは、最下位ビットを含む互いに等しい複数の下位ビットのG2書込期間である。本実施例では、ディスプレイの行数は320行としている。また、本実施例では、ビデオデータを最大2階調表示として説明する。
図11(A)は、2階調表示するときのサブフレーム構成例である。図11(B)は、或る1行に書き込むビデオデータ6ビット分が互いに等しい場合(X:Xは”0”又は”1”)のサブフレーム構成例である。Xが、0の場合は(000000)となり、Xが1の場合は(111111)となる。図11(C)は、ビデオデータ6ビット分のうち、下位5ビットが互いに等しい場合(X:X及びXは”0”又は”1”)のサブフレーム構成例である。図11(D)は、ビデオデータ6ビット分のうち、下位4ビットが互いに等しい場合(X:X及びX及びXは”0”又は”1”)のサブフレーム構成例である。図11(E)は、ビデオデータ6ビット分のうち、下位3ビットが互いに等しい場合(X:X及びX及びX及びXは”0”又は”1”)のサブフレーム構成例である。また、G1書込発生期間1101乃至1110の期間は、各サブフレーム構成の何れかがG1書込期間となっており、第1のG2書込発生期間1111乃至1114の期間は、各サブフレーム構成の何れかがG2書込期間となっている。各ビデオビットの表示期間は、図11(A)乃至図11(E)の間で等しく設定されており、サブフレーム構成を変えることにより各ビデオビットの表示長は変化しない。したがって、サブフレーム構成を変えても同一階調が得られるようにすることも出来る。
図12は、ソース信号線駆動回路1206及びゲート信号線駆動回路1207及び表示面1200を含む表示装置の表示面の図を示している。A表示領域1201を図11(A)で示したサブフレーム構成で表示し、B表示領域1202を図11(B)で示したサブフレーム構成で表示し、C表示領域1203を図11(C)で示したサブフレーム構成で表示し、D表示領域1204を図11(D)で示したサブフレーム構成で表示し、E表示領域1205を図11(E)で示したサブフレーム構成で表示する例について説明する。
図13(A)に、図11中のG1書込発生期間1101乃至1110の時間的な拡大図を示す。図13(B)に、図11中の第1のG2書込発生期間1111乃至1114の時間的な拡大図を示す。G1書込許可期間1301は、G1書込みパルスによる書込みを許可する期間(以下G1書込期間と表記する)であり、G1書込禁止期間1302はG1書込みパルスによる書込みを禁止する期間であり、G2書込許可期間1303は、G2書込みパルスによる書込みを許可する期間(以下G2書込期間と表記する)であり、G2書込禁止期間1304はG2書込みパルスによる書込みを禁止する期間である。また、G1書込みパルスによる書込みの許可、禁止及び、G2書込みパルスによる書込みの許可、禁止を制御する具体的な方法は、図10を用いて説明したとおりである。なお、G1書込期間及びG2書込期間では、図9中第2のラッチ回路905のビデオデータ書き換え動作は不要である。
図13中に示したA表示領域書込期間は、図12中のA表示領域1201の書込期間であり、図13中に示したB表示領域書込期間は、図12中のB表示領域1202の書込期間であり、図13中に示したC表示領域書込期間は、図12中のC表示領域1203の書込期間であり、図13中に示したD表示領域書込期間は、図12中のD表示領域1204の書込期間であり、図13中に示したE表示領域書込期間は、図12中のE表示領域1205の書込期間である。
図13(A)において、A表示領域書込期間では、図11に示すG1書込発生期間1101乃至1110の全てにおいてG1書込期間が発生し、B表示領域書込期間では、図11中第1のG1書込発生期間1101においてG1書込期間が発生し、C表示領域書込期間では、図11中第1のG1書込発生期間1101及び第3のG1書込発生期間1103及び第5のG1書込発生期間1105及び第7のG1書込発生期間1107においてG1書込期間が発生し、D表示領域書込期間では、図11中第1のG1書込発生期間1101及び第3のG1書込発生期間1103及び第4のG1書込発生期間1104及び第6のG1書込発生期間1106及び第7のG1書込発生期間1107においてG1書込期間が発生し、E表示領域書込期間では、図11中第1のG1書込発生期間1101及び第3のG1書込発生期間1103及び第4のG1書込発生期間1104及び第5のG1書込発生期間1105及び第7のG1書込発生期間1107及び第8のG1書込発生期間1108においてG1書込期間が発生している。また、図13(B)において、A表示領域書込期間では、図11に示す第1のG2書込発生期間1111及び第2のG2書込発生期間1112及び第4のG2書込発生期間1114においてG2書込期間が発生し、B表示領域書込期間及びC表示領域書込期間及びD表示領域書込期間及びE表示領域書込期間では、図11中第3のG2書込発生期間1113においてG2書込期間が発生している。
上記したように、1行に書き込むビデオデータの条件に応じてサブフレーム構成を変える上記方法により、低階調の場合サブフレーム数を減らすことができでるため、パネルへのデータ転送量、画素への書込回数、ディスプレイ駆動回路の動作量を大幅に削減することができ、低消費電力化に貢献する。
本発明を用いた表示装置において、消費電力低減の効果を、図27を用いて説明する。
図27(a)乃至図27(g)に、7種類の表示パターンを示す。それぞれのパターンについて、特許文献1の方法を応用し2階調で10個のサブフレームで表示させた場合の消費電力に対する、本発明を用いて表示させた場合の消費電力の比を百分率で表す。つまり、本発明を用いて表示させた場合の消費電力を従来の方法で表示させた場合の消費電力で割ったものに100をかけたものとする。但し、ELなど発光素子に流れる消費電力を考慮しない。その結果、図27(a)の全白パターンは、59.44%、図27(b)全黒パターンは51.95%、図27(c)縞模様(一行毎)は40.95%、図27(d)グラデーション(一行毎)は73.35%、図27(e)テキストモードは65.93%、図27(f)第1の画像は89.47%、図27(g)第2の画像は92.45%の消費電力の低下が認められた。
図27(a)乃至(g)のパターンにおいて、特許文献1の方法を応用し10サブフレームで表示させた技術と比較し10%から50%程度消費電力低減の効果が現れている。特に、表示パターンにおいて、階調のコントラストの少ないパターンや、ゲートドライバに対して平行な方向に階調が変化しているパターンに対して効果が大きい。
図14は、図11に示したものとは別のサブフレーム構成例である。図14(A)は、最大2階調を表現できるサブフレーム構成であり、図11(A)と同じサブフレーム構成である。図11(A)では、1フレーム内の1ビット目のG1書込期間数すなわちTa1が4つであるが、図14(B)乃至図14(E)では、Ta1が5つとし、1フレーム内にTa1を分散させている。このように、1行に入力されるビデオデータの条件に応じて、或るビデオビットを表示するサブフレーム数を、表示可能な階調の数よりもさらに多く設け、さらに1フレーム期間内においてあるビットに対応するサブフレームを複数設けることにより、疑似輪郭を軽減することも可能である。
或る2つの行間で、表現可能な最大階調数が同じ2つのサブフレーム構成を用いた場合、2つのサブフレーム構成は、サブフレーム数や、ビデオビットの表示順が互いに異なっていても良い。
本実施例では、ビデオデータが6ビットの場合について述べたが、ビデオビット数はいくらであってもよい。また、本発明のサブフレーム構成は本実施例に示したものに限定しない。また、本発明では、サブフレーム構成に用いる1行分のビデオデータの条件を本実施例で示したものに限定しない。また、本実施例で論理を指定した各信号については、上記論理に対して反転した論理を用いて動作するようにしてもよい。また、サブフレーム構成は1行毎に可変としても良いし、複数行毎に可変としても良い。
図15にディスプレイコントローラの構成を示す。本実施例のディスプレイコントローラは、フォーマット変換回路1501と、第1の記憶回路1502と、第2の記憶回路1503と、第3の記憶回路1504と、表示制御回路1505と、ディスプレイ1506と、記憶回路切り替え回路1507と、第1の書込許可回路1508と、第2の書込許可回路1509と、セレクタ1510と、表示モード判別回路1511と、メモリ制御回路1513を含む。表示モード判別回路1511と、表示制御回路1505と、第3の記憶回路1504と、フォーマット変換回路1501と、メモリ制御回路1513とが電気的に接続され、フォーマット変換回路1501は第1の書込許可回路1508と第2の書込許可回路1509とに電気的に接続され、第1の書込許可回路1508は、第1の記憶回路1502に電気的に接続され、第2の書込許可回路1509は、第2の記憶回路1503に電気的に接続され、メモリ制御回路1513は第1の記憶回路1502及び第2の記憶回路1503と電気的に接続され、第1の記憶回路1502及び第2の記憶回路1503はセレクタ1510と電気的に接続され、セレクタ1510は表示制御回路1505に電気的に接続され、表示制御回路1505の出力はディスプレイ1506に入力されており、記憶回路切り替え回路1507は、第1の書込許可回路1508と、第2の書込許可回路1509と、セレクタ1510と電気的に接続されている。
本実施例では1フレーム期間を複数のサブフレーム構成で表示するが、複数のサブフレーム構成うち任意の一つを以下で表示モードと表記する。まず、ビデオデータが表示モード判別回路1511に入力され、1行分のビデオデータを保持する。さらに表示モード判別回路1511で、保持された1行分のビデオデータを基に表示を行うための表示モードを判別し、判別結果のデータを第3の記憶回路1504に保持しておく。ここで、判別結果のデータとは、1つ以上のビットで構成される、各表示モードに1対1に対応したデジタルデータのことである。この判別動作は、全行のビデオデータについて行い、第3の記憶回路は、全ての行のそれぞれ対応する全ての判別結果のデータを保持しておく。ビデオデータは表示モード判別回路1511からフォーマット変換回路1501へ入力され、時間階調方式の表示を行うために適切なフォーマットに変換される。フォーマットの変換の具体的な方法については後述する。
次に、フォーマット変換されたビデオデータは、第1の書込許可回路1508及び第2の書込許可回路1509に入力される。記憶回路切り替え回路1507からの出力である記憶回路切り替え信号1512は、第1の書込許可回路1508及び、第2の書込許可回路1509に入力され、記憶回路切り替え信号1512が”1”の時、第1の書込許可回路1508に入力されたビデオデータは第1の書込許可回路1508から出力され、記憶回路切り替え信号1512が”0”の時、第2の書込許可回路1509に入力されたビデオデータは第2の書込許可回路1509から出力される。メモリ制御回路1513の制御により、第1の書込許可回路1508から出力されたビデオデータは第1の記憶回路1502に書き込まれ、また、第2の書込許可回路1509から出力されたビデオデータは第2の記憶回路1503に書き込まれる。
次に、記憶回路切り替え信号1512が”1”の時、メモリ制御回路1513の制御のもと、第2の記憶回路1503に記憶されたビデオデータが読み出され、セレクタ1510を介して、表示制御回路1505に入力される。また、記憶回路切り替え信号1512が”0”の時、メモリ制御回路1513の制御のもと、第1の記憶回路1502に記憶されたビデオデータが読み出され、セレクタ1510を介して、表示制御回路1505に入力される。ここで、或る行のビデオデータを第1の記憶回路1502及び第2の記憶回路1503から読み出すとき、或る行に対応した、第3の記憶回路1504に記憶された表示モード判別結果のデータを参照して、適切なビデオデータを読み出す。
例を挙げると、ディスプレイのm行目(mは整数)の画素にビデオデータのhビット目(hは整数)を書き込むため、第1の記憶回路1502または第2の記憶回路1503からm行目且つhビット目のビデオデータを読み出したあと、m+1行目の画素にビデオデータを書き込むとき、第3の記憶回路1504に記憶された表示モード判別結果のデータを参照し、kビット目(kは整数)を書き込むという判別結果ならば、第1の記憶回路1502または第2の記憶回路1503からm+1行目且つkビット目のビデオデータを読み出す。このとき、kとhは等しくなる必要は無い。また、第3の記憶回路1504に記憶された表示モード判別結果のデータがm+1行目の画素に保持されたビデオデータの書き換えが不要であることを示していれば、第1の記憶回路1502または第2の記憶回路1503からの読み出し動作を行わなくても良い。
表示制御回路1505では、S―SP、S―CLK、G1―SP、G―2SP、G−CLK、G1WE、G2WE、SWE等のディスプレイ制御信号を、第3の記憶回路1504を参照して生成する。例えば、m行目の画素にビデオデータを書き込むとき、m行目に対応した表示モード判別結果のデータを第3の記憶回路1504から読み出し、表示モード判別結果のデータが、m行目の画素のビデオデータの書き換えを示していれば、書込みに必要なディスプレイ制御信号を発生させ、m行目の画素のビデオデータの保持を示していれば、m行目の画素のビデオデータを保持しておくのに最低限必要なディスプレイ制御信号のみを発生させておく。また、表示制御回路1505に入力されたビデオデータは、生成されるディスプレイ制御信号に同期して、最適なタイミングで、ディスプレイ制御信号とともにディスプレイ1506へ送られる。
次に、フォーマット変換回路1501の動作について説明する。m行目のデータが送られてくるとき、通常はm行目の全てのビデオビットに対応するデータが並列にフォーマット変換回路1501に送られる。しかし、時間階調表示方式では、m行目の画素のビデオデータを書き換えるとき、ビデオビットのうちhビット目を第1の記憶回路1502又は第2の記憶回路1503から連続して読み出さなければならない。よって、記憶回路の1アドレス中に、複数の画素の同一ビデオビットのデータが格納されていた方が、読み出しに効率がよい。故に、記憶回路に書き込む前に、並列に送られてきたビデオデータを、ビット毎にグループ化し、同一ビデオビットのビデオデータを記憶回路の1アドレスに書き込める様にしておく。上記動作をフォーマット変換回路1501で行っている。
次に、記憶回路切り替え信号の動作を、図16を用いて説明する。図16に示すように、記憶回路切り替え信号1512は、フレーム期間の終了に同期して論理を反転している。iフレーム目(iは整数)において、記憶回路切り替え信号が”1”のときは、第1の記憶回路1502にビデオデータの書込みが行われ、第2の記憶回路1503からビデオデータの読み出しが行われる。続いて、i+1フレーム目において記憶回路切り替え信号1512が反転して”0”となり、第1の記憶回路1502からはビデオデータの読み出しが行われ、第2の記憶回路1503にはビデオデータの書込みが行われる様になる。
本実施例では、1フレームを構成する複数の表示モードを1組用いて行っているが、複数組を用い、外部スイッチや、外部信号で複数組みのうち1組を選択出来るようにしても良い。たとえば、1フレームを構成する複数の表示モードを2組用意し、2組のうち、一方の組みは低消費電力を重視して、一つの表示モードをなるべく少数のサブフレームで構成し、もう片方の組みは、疑似輪郭対策を重視して、或るビットのサブフレームをなるべく1フレーム期間内にわたって分散させるようなサブフレーム構成であり、両者を外部信号により使い分けるなどである。
本発明を用いたディスプレイコントローラを、図17を参照して説明する。本実施例のディスプレイコントローラは、表示モード判別回路1701、フォーマット変換回路1702、第1の書込許可回路1703、第2の書込許可回路1704、第1の記憶回路1705、第2の記憶回路1706、メモリ制御回路1707、セレクタ1708、表示制御回路1709、ディスプレイ1710、記憶回路切り替え回路1711を有し、表示モード判別回路1701と、フォーマット変換回路1702とが電気的に接続され、フォーマット変換回路1702は第1の書込許可回路1703と第2の書込許可回路1704とに電気的に接続され、第1の書込許可回路1703は、第1の記憶回路1705に電気的に接続され、第2の書込許可回路1704は、第2の記憶回路1706に電気的に接続され、メモリ制御回路1707は第1の記憶回路1705及び第2の記憶回路1706と電気的に接続され、第1の記憶回路1705及び第2の記憶回路1706はセレクタ1708と電気的に接続され、セレクタ1708は表示制御回路1709に電気的に接続され、表示制御回路1709の出力はディスプレイ1710に入力されており、記憶回路切り替え回路1711は、第1の書込許可回路1703と、第2の書込許可回路1704と、セレクタ1708と電気的に接続されてなる。
本発明では1フレーム期間を複数のサブフレーム構成で表示するが、複数のサブフレーム構成のうち任意の一つを以下表示モードと表記する。まず、ビデオデータが表示モード判別回路1701に入力され、1行分のビデオデータを保持する。さらに表示モード判別回路1701で、保持された1行分のビデオデータを基に表示を行うための表示モードを判別し、判別結果のデータ及びビデオデータをフォーマット変換回路1702に送る。フォーマット変換の具体的な方法については後述する。
次に、ビデオデータは、判別結果のデータを基に、時間階調表示方式による表示を行うために適切なフォーマットに変換される。フォーマット変換の具体的な方法については後述する。次に、フォーマット変換されたビデオデータ及び表示モード判別結果のデータは、第1の書込許可回路1703及び第2の書込許可回路1704に入力される。記憶回路切り替え回路1711からの出力である記憶回路切り替え信号1712は、第1の書込許可回路1703及び、第2の書込許可回路1704に入力され、記憶回路切り替え信号1712が”1”の時、第1の書込許可回路1703に入力されたビデオデータ及び表示モード判別結果のデータが第1の書込許可回路1703から出力され、記憶回路切り替え信号1712が”0”の時、第2の書込許可回路1704に入力されたビデオデータ及び表示モード判別結果のデータは第2の書込許可回路1704から出力される。メモリ制御回路1707の制御により、第1の書込許可回路1703から出力されたビデオデータ及び表示モード判別結果のデータは第1の記憶回路1705に書き込まれ、また、第2の書込許可回路1704から出力されたビデオデータ及び表示モード判別結果は第2の記憶回路1706に書き込まれる。
次に、記憶回路切り替え信号1712が”1”の時、メモリ制御回路1707の制御のもと、第2の記憶回路1706に記憶されたビデオデータ及び表示モード判別結果のデータが読み出され、セレクタ1708を介して、表示制御回路1709に入力される。また、記憶回路切り替え信号1712が”0”の時、メモリ制御回路1707の制御のもと、第1の記憶回路1705に記憶されたビデオデータ及び表示モード判別結果のデータが読み出され、セレクタ1708を介して、表示制御回路1709に入力される。表示制御回路1709では、S―SP、S―CLK、G1―SP、G2―SP、G−CLK、G1WE、G2WE、SWE等のディスプレイ制御信号を、第1の記憶回路1705又は第2の記憶回路1706から読み出された表示モード判別結果のデータを参照して生成する。
例えば、m行目の画素にビデオデータを書き込むとき、表示モード判別結果のデータが、m行目の画素のビデオデータの書き換えを示していれば、書込みに必要なディスプレイ制御信号を発生させ、m行目の画素のビデオデータの保持を示していれば、m行目の画素のビデオデータを保持しておくのに最低限必要なディスプレイ制御信号のみを発生させておく。また、表示制御回路1709に入力されたビデオデータは、生成されるディスプレイ制御信号に同期して、最適なタイミングで、ディスプレイ制御信号とともにディスプレイ1710へ送られる。
次に、フォーマット変換回路1702の動作について説明する。m行目のデータが送られてくるとき、通常は同一のビデオビットのデータが並列に送られる。しかし、時間階調表示方式では、m行目の画素のビデオデータを書き換えるとき、ビデオビットのうちhビット目を第1の記憶回路1705又は第2の記憶回路1706から連続して読み出さなければならない。実施例2では、同一ビットのビデオデータを記憶回路の同一アドレスに格納しておくと記載したが、本実施例では、同一の書込発生期間に属するビデオデータを記憶回路の同一のアドレスに格納する。また、或るビデオデータ書込発生期間において、或る行でビデオデータを更新するか保持するか判別するデータも同時に書き込んでおく。
第1の記憶回路1705及び第2の記憶回路1706の書込、読み出しの切り替え動作については実施例2と同様である。
本実施例では、1フレームを構成する複数の表示モードを1組用いて行っているが、複数組を用い、外部スイッチや、外部信号で複数組みのうち1組を選択出来るようにしても良い。たとえば、1フレームを構成する複数の表示モードを2組用意し、2組のうち、一方の組みは低消費電力を重視して、一つの表示モードをなるべく少数のサブフレームで構成し、もう片方の組みは、疑似輪郭対策を重視して、或るビットのサブフレームをなるべく1フレーム期間内にわたって分散させるようなサブフレーム構成であり、両者を外部信号により使い分けるなどである。
図18は、携帯電話などのディスプレイの表示例である。表示面の周辺には、ソース信号線駆動回路1804及びゲート信号線駆動回路1805か設けられている。第1の表示領域1801にはメニューバーが表示されており、第2の表示領域1802はテキスト表示となっており、第3の表示領域1803では画像が表示されている。第1の表示領域1801は、カラー2階調表示となっており、第2の表示領域1802はモノクロ2階調表示となっており、第3の表示領域1803では、フルカラー2階調表示となっている。第2の表示領域1802は1フレーム期間中サブフレーム1つで構成し、第3の表示領域1803では、1フレーム期間中サブフレームはN個(Nは6以上の整数)で構成し、第1の表示領域1801では、1フレーム期間中サブフレームはM個(Mは6未満かつ3以上の整数)で構成することができる。ただし、第3の表示領域1803において、最大2階調を下回る表示行があるときは、該当行のサブフレーム数はN個を下回ってもよいし、第1の表示領域1801において、最大2階調を下回る表示行があるときは、該当行のサブフレーム数はM個を下回ってもよい。このように、テキスト表示と画像などが1フレーム中に混在しているときでも、行毎に適切なサブフレーム構成を選択し、消費電力を抑えることができる。
実施例1乃至4で説明した表示装置の一構成例について図面を参照して説明する。
図19で示す画素410は、二つのトランジスタを備えた画素の構成を示している。画素410において、ソース線Dx(xは自然数、1≦x≦m)と、ゲート線Gy(yは自然数、1≦y≦n)が絶縁層を介して交差して設けられている。画素410は、EL素子405、容量素子407、スイッチング用トランジスタ406及び駆動用トランジスタ404を有している。スイッチング用トランジスタ406は、ビデオ信号の入力を制御し、駆動用トランジスタ404はEL素子405の発光と非発光を制御する。これらのトランジスタは電界効果トランジスタであり、例えば、薄膜トランジスタを利用することができる。
スイッチング用トランジスタ406のゲートはゲート線Gyに接続し、ソース電極及びドレインの一方はソース線Dxに接続し、もう一方は駆動用トランジスタ404のゲートに接続する。駆動用トランジスタ404のソース及びドレインの一方は電源線Vx(xは自然数、1≦x≦m)を介して第2電源線421に接続し、他方はEL素子405に接続する。EL素子405の一方の端子は第1電源線420に接続し、他方の端子は駆動用トランジスタ404のソース及びドレインの一方に接続する。
容量素子407は駆動用トランジスタ404のソース及びドレインの一方とゲートとの間に設けられる。スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404は、nチャネル型又はpチャネル型を選択することができる。図19で示す画素410は、スイッチング用トランジスタ406をnチャネル型、駆動用トランジスタ404をpチャネル型とした場合を示している。第1電源線420の電位と第2電源線421の電位も特に制約されない。EL素子405に順方向電圧又は逆方向電圧が印加されるように、EL素子405の二つの電極の端子には互いに異なる電位に設定する。
このような画素410のEL素子405の発光色を異ならせることによりカラー表示を行うことができる。発光色は、赤、緑、青による三色の組み合わせの他に、エメラルドグリーンを加えた四色の組み合わせを用いても良い。また、朱色を加えても良い。このように、発光色を増やすことにより、色再現性を向上させることができる。また、白色表示を行う画素を組み合わせても良い。それにより、画質を向上させることができる。
このような画素410の平面図を図20に示す。スイッチング用トランジスタ406、駆動用トランジスタ404及び容量素子407が配置されている。第1電極461は、EL素子405の一方の電極であり、この上に発光層を積層することにより駆動用トランジスタ404に接続するEL素子405を形成する。開口率を大きくするために、容量素子407は電源線Vxと重畳して設けられている。
また、図20に示すA−B−Cの切断線に対応する断面構造を図21に示す。ガラスや石英などの絶縁表面を有する基板450上にスイッチング用トランジスタ406、駆動用トランジスタ404、EL素子405、容量素子407が設けられている。スイッチング用トランジスタ406はオフ電流を低減するためにマルチゲートとすることが好ましい。スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404のチャネル部を形成する半導体は、さまざまなものが適用できる。例えば、シリコンを主成分とする非晶質半導体、セミアモルファス半導体(微結晶半導体ともいう)又は多結晶半導体を用いることができる。その他に、有機半導体を用いることもできる。セミアモルファス半導体は、シランガス(SiH)とフッ素ガス(F)を用いて形成するか、シランガスと水素ガスを用いて形成する。また、スパッタリング法や気相成長法などの物理的成膜法又は化学的成膜法で形成した非晶質半導体を、レーザビームなど電磁エネルギーの照射により結晶化させた多結晶半導体を用いることができる。スイッチング用トランジスタ406及び駆動用トランジスタ404のゲートは、タングステン(W)と窒化タングステン(WN)の積層構造や、上から順にモリブデン(Mo)とアルミニウム(Al)とモリブデン(Mo)を積層した構造や、モリブデン(Mo)と窒化モリブデン(MoN)の積層構造を採用するとよい。
スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404のソース又はドレインに接続する配線454、455、456、457は、導電性材料により単層又は積層で形成する。例えば、チタン(Ti)とアルミニウムシリコン(Al−Si)とTi、MoとAl−SiとMo、MoNとAl−SiとMoNの積層構造である。これらの配線454、455、456、457は第1絶縁層403上に形成される。
EL素子405は、画素電極に相当する第1電極461、発光層462、対向電極に相当する第2電極463の積層構造を有している。第1電極461の端部は隔壁層460で囲まれている。発光層462と第2電極463は、隔壁層460の開口部で第1電極461と重畳するように積層されている。この重畳する部位がEL素子405となる。第1電極461、第2電極463の両者が透光性を有する場合、EL素子405は、第1電極461に向かう方向と、第2電極463に向かう方向に光を発する。つまりEL素子405は双方向に光を放射する構成となる。また、第1電極461と第2電極463の一方が透光性を有し、他方が遮光性を有する場合、EL素子405は第1電極461に向かう方向か、第2電極463に向かう方向のいずれかに光を発する。つまりEL素子405は上面射出又は下面射出を行う。
図21は、EL素子405が下面射出を行う場合の断面構造を例示している。容量素子407は、駆動用トランジスタ404のゲートとソースの間に配置され、そのゲートとソースの間の電圧を保持する。容量素子407は、スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404を形成する半導体層と同じ層に設けられた半導体層451と、スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404のゲートと同じ層に設けられた導電層402a、402b(以下総称して導電層402と表記)と、その間の絶縁層により容量を形成する。
また、容量素子407は、スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404のゲートと同じ層に設けられた導電層402と、スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404のソース及びドレインに接続する配線454、455、456、457と同じ層に設けられた配線458と、その間の絶縁層により容量を形成する。これにより、容量素子407は駆動用トランジスタ404のゲートとソース間電圧を保持するのに十分な容量を得ることができる。また、電源線を構成する導電層に重畳させて形成することにより、容量素子407の配置による開口率の減少を抑えている。
スイッチング用トランジスタ406と駆動用トランジスタ404のソース又はドレインに接続する配線454、455、456、457、458の厚さは、500〜2000nmとしても良く、好ましくは500〜1300nmとしても良い。配線454、455、456、457、458は、ソース線Dxや電源線Vxを構成しているため、上記特徴のように、配線454、455、456、457、458の膜厚を厚くすることで、電圧降下による影響を抑制することができる。
第1絶縁層403と第2絶縁層459は、酸化珪素や窒化珪素等の無機材料、ポリイミド、アクリル等の有機材料等を用いて形成してもよい。第1絶縁層403と第2絶縁層459を同じ材料で形成してもよいし、互いに異なる材料で形成してもよい。有機材料としては、シロキサン系の材料を用いてもよく、例えば、シリコンと酸素との結合で骨格構造が構成され、置換基に少なくとも水素を含む材料、又は、シリコンと酸素との結合で骨格構造が構成され、置換基にフッ素、アルキル基、芳香族炭化水素の少なくとも1つを含む材料を用いる。
このような画素部の構成は、実施例1における図9で示す画素部907に適用することができる。また、実施例2で示す図15のディスプレイ1506、実施例3で示す図17のディスプレイ1710、実施例4で示す携帯電話のディスプレイの画素部に適用することができる。
表示装置の一形態である、画素部411と、ゲート信号線駆動回路408と、ソース信号線駆動回路409とを搭載したパネルについて説明する。基板450上には、EL素子405を含む画素を複数有する画素部411、ゲート信号線駆動回路408、ソース信号線駆動回路409及び接続フィルム467が設けられる(図22(A)参照)。接続フィルム467は外部回路と接続する。
図22(B)は、図22(A)のパネルのA−Bにおける断面図を示し、画素部411に設けられた駆動用トランジスタ404とEL素子405と容量素子407と、ソース信号線駆動回路409に設けられたトランジスタを示す。画素部411とゲート信号線駆動回路408、ソース信号線駆動回路409の周囲にはシール材464が設けられ、EL素子405は、シール材464と対向基板466により封止される。この封止処理は、EL素子405を水分から保護するための処理であり、ここではカバー材(ガラス、セラミックス、プラスチック、金属等)により封止する方法を用いるが、熱硬化性樹脂や紫外光硬化性樹脂を用いて封止する方法、金属酸化物や窒化物等のバリア能力が高い薄膜により封止する方法を用いてもよい。基板450上に形成される素子は、非晶質半導体に比べて移動度等の特性が良好な結晶質半導体(ポリシリコン)により形成することが好適であり、そうすると、同一表面上におけるモノリシック化が実現される。上記構成を有するパネルは、接続する外部ICの個数が減少するため、小型、軽量、薄型が実現される。
なお上記の図22に示す構成では、EL素子405の第1電極461は透光性を有し第2電極463は遮光性を有する。従って、EL素子405は基板450側に光を放射する。図23(A)で示すように、上記とは異なる構成として、EL素子405の第1電極461は遮光性を有し第2電極463は透光性を有する構成とすることもできる。この場合、EL素子405は上面射出を行う。また、図23(B)に示すように、上記とは異なる構成として、EL素子405の第1電極461と第2電極463の両者を透光性電極として、両面から光を放射する構成とすることも出来る。
なお、画素部411は絶縁表面上に形成された非晶質半導体(アモルファスシリコン)をチャネル部としたトランジスタにより構成し、ゲート信号線駆動回路408及びソース信号線駆動回路409はドライバICにより構成してもよい。ドライバICは、COG方式により基板450上に実装してもよいし、又は基板450に接続する接続フィルム467に実装してもよい。非晶質半導体は、CVD法を用いることで、大面積の基板に簡単に形成することができ、かつ結晶化の工程が不要であることから、安価なパネルの提供を可能とする。また、この際、インクジェット法に代表される液滴吐出法により導電層を形成すると、より安価なパネルの提供を可能とする。
このような画素部の構成は、実施例1における図9で示す画素部907に適用することができる。また、実施例2で示す図15のディスプレイ1506、実施例3で示す図17のディスプレイ1710、実施例4で示す携帯電話のディスプレイの画素部に適用することができる。
図24(A)は、パネル1とプリント配線基板2を組み合わせたモジュールを示している。パネル1は、EL素子が各画素に設けられた画素部3と、第1のゲート線駆動回路4、第2のゲート線駆動回路5と、選択された画素にビデオ信号を供給するソース線駆動回路6を備えており、この構成は実施例1と同様である。
プリント基板2には、ディスプレイコントローラ7、中央処理装置(CPU)8、メモリ9、電源回路10、音声処理回路11及び送受信回路12などが備えられている。ディスプレイコントローラ7の機能は実施例2と同様なものである。プリント基板2とパネル1は、フレキしブル配線基板(FPC)13により接続されている。プリント配線基板13には、容量素子、バッファ回路などを設け、電源電圧や信号にノイズがのったり、信号の立ち上がりが鈍ったりすることを防ぐ構成としても良い。また、コントローラ7、音声処理回路11、メモリ9、CPU8、電源回路10などは、COG(Chip on Glass)方式を用いてパネル1に実装することもできる。COG方式により、プリント基板2の規模を縮小することができる。
プリント基板2に備えられたインターフェース部14(I/F部14)を介して、キースイッチやスタイラスペンなどの入力手段25などの各種制御信号の入出力が行われる。また、アンテナとの間の信号の送受信を行なうためのアンテナ用ポート15が、プリント基板2に設けられている。
図24(B)は、図24(A)に示したモジュールのブロック図を示す。このモジュールは、メモリ9としてVRAM16、DRAM17、フラッシュメモリ18などが含まれている。VRAM16にはパネルに表示する画像のデータが、DRAM17には画像データまたは音声データが、フラッシュメモリには各種プログラムが記憶されている。
電源回路10は、パネル1、ディスプレイコントローラ7、CPU8、音声処理回路11、メモリ9、送受信回路12を動作させる電力を供給する。またパネルの仕様によっては、電源回路10に電流源が備えられている場合もある。
CPU8は、制御信号生成回路20、デコーダ21、レジスタ22、演算回路23、RAM24、CPU8用のインターフェース19などを有している。インターフェース19を介してCPU8に入力された各種信号は、一旦レジスタ22に保持された後、演算回路23、デコーダ21などに入力される。演算回路23では、入力された信号に基づき演算を行い、各種命令を送る場所を指定する。一方デコーダ21に入力された信号はデコードされ、制御信号生成回路20に入力される。制御信号生成回路20は入力された信号に基づき、各種命令を含む信号を生成し、演算回路23において指定された場所、具体的にはメモリ9、送受信回路12、音声処理回路11、ディスプレイコントローラ7などに送る。
送受信回路12では、アンテナ28において電波として送受信される信号が処理されており、具体的にはアイソレータ、バンドパスフィルタ、VCO(Voltage Controlled Oscillator)、LPF(Low Pass Filter)、カプラ、バランなどの高周波回路を含んでいる。送受信回路12において送受信される信号のうち音声情報を含む信号が、CPU8からの命令に従って、音声処理回路11に送られる。
CPU8の命令に従って送られてきた音声情報を含む信号は、音声処理回路11において音声信号に復調され、スピーカ27に送られる。またマイク26から送られてきた音声信号は、音声処理回路11において変調され、CPU8からの命令に従って、送受信回路12に送られる。
ディスプレイコントローラ7、CPU8、電源回路10、音声処理回路11、メモリ9を、本実施例のパッケージとして実装することができる。本実施例は、アイソレータ、バンドパスフィルタ、VCO(Voltage Controlled Oscillator)、LPF(Low Pass Filter)、カプラ、バランなどの高周波回路以外であれば、どのような回路にも応用することができる。
本実施例のモジュールは、ディスプレイコントローラを備えることにより、1行毎にサブフレーム構成を変えてディスプレイを表示させることができる。それにより、表示する階調が全階調必要の無い行では、1フレームを構成するサブフレーム数を減らすことができる。よって本発明の表示装置では、画素への書込回数を少なくすることができるので、低消費電力を抑えることができる。さらに1行毎にサブフレーム構成を変えることができるため、サブフレーム構成を最適なものとすることにより、動画疑似輪郭の発生を抑えることができる。
本実施例は、実施例7で説明したパネルで携帯電話機90を完成させる一例について例示する。
図25で示す携帯電話機は、操作スイッチ類94、マイクロフォン95などが備えられた本体(A)91と、パネル(A)98、パネル(B)99、スピーカ96などが備えられた本体(B)92とが、蝶番80で開閉可能に連結されている。パネル(A)98とパネル(B)99は、回路基板97と共に本体(B)92の筐体93の中に収納される。パネル(A)98及びパネル(B)99の画素部は筐体93に形成された開口窓から視認できように配置される。
パネル(A)98とパネル(B)99は、その携帯電話機90の機能に応じて画素数などの仕様を適宜設定することができる。例えば、パネル(A)98を主画面とし、パネル(B)99を副画面として組み合わせることができる。
パネル(A)98を文字や画像を表示する高精細のカラー表示画面とし、パネル(B)99を、文字情報を表示する単色の情報表示画面とすることができる。特にパネル(B)99をアクティブマトリクス型として、高精細化をすることにより、さまざまな文字情報を表示して、一画面当たりの情報表示密度を向上させることができる。例えば、パネル(A)98を、2〜2.5インチで64階調、26万色のQVGA(320ドット×240ドット)とし、パネル(B)99を、単色で2〜8階調、180〜220ppiの高精細パネルとして、ローマ字、ひらながな、カタカナをはじめ、漢字やアラビア文字などを表示することができる。
実施例7で示すモジュールを携帯電話機に搭載することにより、低消費電力化を図ることができる。また、動画疑似輪郭の発生を抑えることができる。それにより、モジュールの中にチューナを組み入れ、地上波デジタル放送を受信する場合にも、長時間動画を鑑賞することができ、画質を向上させることができる。
本実施例に係る携帯電話機は、その機能や用途に応じてさまざまな態様に変容し得る。例えば、蝶番80の部位に撮像素子を組み込んで、カメラ付きの携帯電話機としても良い。また、操作スイッチ類94、表示パネル(A)98、表示パネル(B)99を一つの筐体内に納めた構成としても、上記した作用効果を奏することができる。また、表示部を複数個そなえた情報表示端末に本実施例の構成を適用しても、同様な効果を得ることができる。
本実施例は、本発明により完成する電気器具について、図26を参照して説明する。
実施例1〜4で示す表示装置を用いて作製された電気器具として、テレビジョン、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはデジタルビデオディスク(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうる表示装置を備えた装置)、照明器具などが挙げられる。これらの電気器具の具体例を図26に示す。
図26(A)はテレビジョン装置であり、筐体9001、支持台9002、表示部9003、スピーカ部9004、ビデオ入力端子9005等を含む。本発明を用いて形成されるパネルで表示部9003を構成することにより、1フレームを構成するサブフレーム数を減らすことができるので、消費電力を抑えることができる。また、サブフレーム構成を最適なものとすることにより、動画疑似輪郭の発生を抑えることができる。
図26(B)はコンピュータであり、本体9101、筐体9102、表示部9103、キーボード9104、外部接続ポート9105、ポインティングマウス9106等を含む。本発明を用いて形成されるパネルで表示部9103を構成することにより、1フレームを構成するサブフレーム数を減らすことができるので、消費電力を抑えることができる。また、サブフレーム構成を最適なものとすることにより、動画疑似輪郭の発生を抑えることができる。
図26(C)はビデオカメラであり、本体9201、表示部9202、筐体9203、外部接続ポート9204、リモコン受信部9205、受像部9206、バッテリー9207、音声入力部9208、操作キー9209、接眼部9210等を含む。本発明を用いて形成されるパネルで表示部9202を構成することにより、1フレームを構成するサブフレーム数を減らすことができるので、消費電力を抑えることができる。また、サブフレーム構成を最適なものとすることにより、動画疑似輪郭の発生を抑えることができる。
以上のようにして、本発明のEL素子を用いた電気器具や照明器具を得ることができる。本発明のEL素子を有する表示装置の適用範囲は極めて広く、この表示装置をあらゆる分野の電気器具に適用することが可能である。
従来の表示装置の構成を示す図。 従来のソース信号線駆動回路の構成を示す図。 従来のEL画素の構成を示す図。 従来の1フレーム期間内のサブフレーム構成とタイミングチャートを示す図。 本発明を用いた表示装置の構成の1例を示す図。 ディスプレイの表示面を示す図。 本発明を用いた1フレーム期間内のサブフレーム構成の1例とタイミングチャートを示す図。 本発明を用いて、画素にビデオデータを書き込むタイミングチャートを示す図。 本発明を用いた表示装置の構成の1例を示す図。 本発明を用いた1行分のビデオデータの書込むタイミングチャートを示す図。 本発明を用いた1フレーム期間内のサブフレーム構成の1例とタイミングチャートを示す図。 ディスプレイの表示面を示す図。 本発明を用いて、画素にビデオデータを書き込むタイミングチャートを示す図。 本発明を用いた1フレーム期間内のサブフレーム構成の1例とタイミングチャートを示す図。 本発明を用いた、ディスプレイコントローラの構成を示す図。 本発明を用いた、ディスプレイコントローラの動作を示す図。 本発明を用いた、ディスプレイコントローラの構成を示す図。 ディスプレイの表示面を示す図。 本発明のディスプレイに適用できる画素の回路の一例を示す図。 本発明のディスプレイに適用できる画素の一例を示す平面図。 本発明のディスプレイに適用できる画素の一例を示す断面図。 本発明に係るパネルの構成を示す図。 本発明に係るパネルの構成を示す図。 本発明に係るモジュールの構成例を示す図。 本発明に係る携帯電話機の構成例を示す図。 本発明に係る電子機器の一例を示す図。 本発明に係るパターン別の消費電力の割合を示す図。
符号の説明
3 画素部
101 ソース信号線駆動回路
102 ゲート信号線駆動回路
103 第1のシフトレジスタ回路
104 第1のラッチ回路
105 第2のラッチ回路
106 電流供給線
107 画素部
108 第2のシフトレジスタ回路
300 点線枠
301 スイッチング用TFT
302 EL駆動用TFT
303 EL素子
304 保持容量
305 ゲート信号線
306 ソース信号線
307 電流供給線
309 陽極
310 陰極
405 EL素子
408 ゲート信号線駆動回路
409 ソース信号線駆動回路
410 画素
411 画素部
501 ソース信号線駆動回路
502 第2のシフトレジスタ回路
503 第1のシフトレジスタ回路
504 第1のラッチ回路
505 第2のラッチ回路
506 電流供給線
507 画素部
508 ゲート信号線駆動回路
509 ソース信号線
510 ゲート信号線
511 書込許可回路
512 書込許可信号
600 表示面
601 第1の表示領域
602 第2の表示領域
603 第3の表示領域
604 ソース信号線駆動回路
605 ゲート信号線駆動回路
701 書込期間
702 書込期間
703 書込期間
704 書込期間
801 第1の表示領域書込期間
802 第2の表示領域書込期間
803 第3の表示領域書込期間
901 ソース信号線駆動回路
902 第2のシフトレジスタ回路
903 第1のシフトレジスタ回路
904 第1のラッチ回路
905 第2のラッチ回路
906 電流供給線
907 画素部
908 ゲート信号線駆動回路
909 ソース信号線
910 ゲート信号線
911 書込許可回路
912 G1書込許可信号
913 G2書込許可信号
914 ソース信号線書込信号
1001 第1の行書込期間
1002 第2の行書込期間
1003 行書込周期
1101 第1のG1書込発生期間
1102 第2のG1書込発生期間
1103 第3のG1書込発生期間
1104 第4のG1書込発生期間
1105 第5のG1書込発生期間
1106 第6のG1書込発生期間
1107 第7のG1書込発生期間
1108 第8のG1書込発生期間
1109 第9のG1書込発生期間
1110 第10のG1書込発生期間
1111 第1のG2書込発生期間
1112 第2のG2書込発生期間
1113 第3のG2書込発生期間
1114 第4のG2書込発生期間
1200 表示面
1201 A表示領域
1202 B表示領域
1203 C表示領域
1204 D表示領域
1205 E表示領域
1206 ソース信号線駆動回路
1207 ゲート信号線駆動回路
1301 G1書込許可期間
1302 G1書込禁止期間
1303 G2書込許可期間
1304 G2書込禁止期間
1501 フォーマット変換回路
1502 第1の記憶回路
1503 第2の記憶回路
1504 第3の記憶回路
1505 表示制御回路
1506 ディスプレイ
1507 記憶回路切り替え回路
1508 第1の書込許可回路
1509 第2の書込許可回路
1510 セレクタ
1511 表示モード判別回路
1512 記憶回路切り替え信号
1513 メモリ制御回路
1701 表示モード判別回路
1702 フォーマット変換回路
1703 第1の書込許可回路
1704 第2の書込許可回路
1705 第1の記憶回路
1706 第2の記憶回路
1707 メモリ制御回路
1708 セレクタ
1709 表示制御回路
1710 ディスプレイ
1711 記憶回路切り替え回路
1712 記憶回路切り替え信号
1801 第1の表示領域
1802 第2の表示領域
1803 第3の表示領域
1804 ソース信号線駆動回路
1805 ゲート信号線駆動回路

Claims (4)

  1. 画素部と、前記画素部に電気的に接続されたソース信号線駆動回路と、前記画素部に電気的に接続されたゲート信号線駆動回路と、を有する表示装置であって、
    前記画素部は、第1のゲート信号線に電気的に接続された複数の画素を有する第1の表示行と、第2のゲート信号線に電気的に接続された複数の画素を有する第2の表示行と、を有し、
    前記ゲート信号線駆動回路は、シフトレジスタと、第1の書込許可回路と、を有し、
    前記第1の書込許可回路は、前記シフトレジスタと前記第1のゲート信号線との間、及び前記シフトレジスタと前記第2のゲート信号線との間に電気的に接続され、
    前記第1の書込許可回路は、書込許可信号によって、前記ソース信号線駆動回路から供給されるビデオ信号を前記第1の表示行に書込みを行うか否かを制御して、前記第1の表示行の1フレーム期間中のサブフレーム数を変えることができる機能を有し、
    前記第1の書込許可回路は、前記書込許可信号によって、前記ビデオ信号を前記第2の表示行に書込みを行うか否かを制御して、前記第2の表示行の前記1フレーム期間中のサブフレーム数を変えることができる機能を有し、
    同一の前記1フレーム期間中、前記第1の表示行と前記第2の表示行においてそれぞれ異なる数のサブフレームを用いて表示が行われることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1において、
    前記ソース信号線駆動回路及び前記ゲート信号線駆動回路に電気的に接続されたディスプレイコントローラを有し、
    前記ディスプレイコントローラは、
    第2の書込許可回路と、
    第3の書込許可回路と、
    前記第2の書込許可回路に電気的に接続された第1の記憶回路と、
    前記第3の書込許可回路に電気的に接続された第2の記憶回路と、
    前記第1及び第2の記憶回路に電気的に接続されたメモリ制御回路と、を有し、
    前記第2の書込許可回路は、記憶回路切り替え信号によって、前記ビデオ信号を前記第1の記憶回路へ出力するか否かを制御することができる機能を有し、
    前記第3の書込許可回路は、前記記憶回路切り替え信号によって、前記ビデオ信号を前記第2の記憶回路へ出力するか否かを制御することができる機能を有し、
    前記メモリ制御回路は、前記記憶回路切り替え信号によって、前記第1及び第2の記憶回路のいずれから前記ビデオ信号を読み出すかを制御することができる機能を有し、
    前記第1及び第2の記憶回路のいずれから読み出された前記ビデオ信号は、前記ソース信号線駆動回路へ出力されることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2において、
    前記記憶回路切り替え信号は、前記1フレーム期間の終了に同期して論理が反転することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    前記第1及び第2の表示行が有する前記複数の画素の各々は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、EL素子と、を有し、
    前記第1のトランジスタは、前記ビデオ信号の入力を制御することができる機能を有し、前記第2のトランジスタは、前記EL素子へ流れる電流を制御することができる機能を有することを特徴とする表示装置。
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