JP2006350310A - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】強い外光の下で表示画像の視認性が低下することを課題とする。
【解決手段】光センサを用いて外光を受光し、その外光強度に応じて、多階調の第1の表示モードと、それよりも階調数を少なくした第2の表示モードとを切り換える。なお、第1及び第2の表示モードの切り換えは、外光強度の情報を元にディスプレイコントローラにより制御する。これにより、暗所もしくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができる。また、第2の表示モードでは、ディスプレイコントローラにより、ソース信号線駆動回路に入力する入力するスタートパルス及びクロックパルスの周波数を小さく、駆動電圧を低く変化させる。これにより、第1の表示モードよりフレーム期間を長くすることも可能になり、消費電力を少なくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルビデオ信号を入力して、画像の表示を行う表示装置に関する。特に、発光素子を有する表示装置に関する。また、表示装置を用いた電子機器に関する。
発光素子を画素毎に配置し、それらの発光素子の発光を制御することによって、画像の表示を行う表示装置について以下に説明する。
ここで本明細書中では、発光素子は、電界が生じると発光する有機化合物層を陽極及び陰極で挟んだ構造を有する素子(OLED素子)を示すものとして説明を行うが、これに限定されない。陽極と陰極の間に、電界を印加することで発光する素子であれば自由に用いることができる。
表示装置は、ディスプレイと、ディスプレイに信号を入力する周辺回路によって構成されている。
ディスプレイの構成について、図36にブロック図を示す。図36において、ディスプレイ3600は、ソース信号線駆動回路3601と、ゲート信号線駆動回路3602と、画素部3603とによって構成されている。画素部は、マトリクス状に画素が配置された構成となっている。
画素部の各画素に、薄膜トランジスタ(以下、TFTと表記する)が配置されている。ここでは、画素毎に2つのTFTを配置し、各画素の発光素子の発光を制御する手法について説明する。
図37に、ディスプレイの画素部の構成を示す。画素部3700には、ソース信号線S1〜Sx、ゲート信号線G1〜Gy、電源線V1〜Vxが配置され、x(xは自然数)列y(yは自然数)行の画素が配置されている。各画素3800は、選択TFT3801と、駆動TFT3802と、保持容量3803と、発光素子3804をそれぞれ有している。
図38に、図37で示した画素部の1つの画素を拡大して示す。画素は、ソース信号線S1〜Sxのうちの1本Sと、ゲート信号線G1〜Gyのうちの1本Gと、電源線V1〜Vxのうちの1本Vと、選択TFT3801と、駆動TFT3802と、保持容量3803と、発光素子3804とによって構成されている。
選択TFT3801のゲート電極は、ゲート信号線Gに接続され、選択TFT3801のソース領域とドレイン領域は、一方はソース信号線Sに接続され、もう一方は、駆動TFT3802のゲート電極と、保持容量3803の一方の電極に接続されている。駆動TFT3802のソース領域とドレイン領域は、一方は、電源線Vに接続され、もう一方は、発光素子3804の陽極もしくは陰極に接続されている。保持容量3803の2つの電極のうち、駆動TFT3802及び選択TFT3801に接続されていない側は、電源線Vに接続されている。
ここで本明細書中では、駆動TFT3802のソース領域もしくはドレイン領域が、発光素子3804の陽極と接続されている場合、発光素子3804の陽極を画素電極と呼び、陰極を対向電極と呼ぶ。一方、駆動TFT3802のソース領域もしくはドレイン領域が、発光素子3804の陰極と接続されている場合、発光素子3804の陰極を画素電極と呼び、陽極を対向電極と呼ぶ。
また、電源線Vに与えられる電位を電源電位といい、対向電極に与えられる電位を対向電位と呼ぶことにする。
選択TFT3801及び駆動TFT3802は、Pチャネル型TFTでもNチャネル型TFTでも構わない。
なお、保持容量3803は、必ずしも設ける必要はない。
例えば、駆動TFT3802として用いるNチャネル型TFTが、ゲート絶縁膜を介してゲート電極に重なるように設けられたLDD領域を有している場合、この重なり合った領域には一般的にゲート容量と呼ばれる寄生容量が形成されるが、この寄生容量を、駆動TFT3802のゲート電極にかかる電圧を保持するための保持容量として積極的に用いることも可能である。
上記構成の画素において、画像を表示する際の動作を以下に説明する。
ゲート信号線Gに信号が入力されて、選択TFT3801のゲート電極の電位が変化する。こうして導通状態となった選択TFT3801のソースとドレインの間を介して、ソース信号線Sより駆動TFT3802のゲート電極に信号が入力される。また、保持容量3803に信号が保持される。駆動TFT3802のゲート電極に入力された信号によって、駆動TFT3802のゲート電圧が変化し、ソースとドレインの間が導通状態となる。電源線Vの電位が、駆動TFT3802を介して、発光素子3804の画素電極に与えられる。こうして、発光素子3804は発光する。
このような構成の画素において、階調を表現する手法について説明する。
階調の表現の方法には、大きくわけて、アナログ方式とデジタル方式とがある。アナログ方式と比べて、デジタル方式は、TFTのばらつきに強く、多階調化に向くなどの利点がある。
デジタル方式の階調表現方法の一例として、時間階調方式が知られている。この方式の駆動方法は、表示装置の各画素が発光する期間を制御することによって、階調を表現する手法である(特許文献1参照)。
1画像を表示する期間を1フレーム期間とすると、1フレーム期間は、複数のサブフレーム期間に分割される。
サブフレーム期間毎に、点灯もしくは非点灯とし、つまり、各画素の発光素子を発光させるか、させないかして、1フレーム期間あたりに発光素子が発光する期間を制御し、各画素の階調が表現される。
この時間階調方式の駆動方法について、図39のタイミングチャートを用いて詳しく説明する。なお、図39においては、4ビットのデジタル映像信号を用いて階調を表現する場合の例を示す。なお、画素及び画素部の構成としては、図37及び図38に示したものを参照する。ここで、対向電位は、外部電源(図示せず)によって、電源線V1〜Vxの電位(電源電位)と同じ程度の電位か、電源線V1〜Vxの電位との間に、発光素子3804が発光する程度の電位差を有するように切り換えることができる。
図39(A)において1フレーム期間F1は、複数のサブフレーム期間SF1〜SF4に分割される。
第1のサブフレーム期間SF1において、はじめにゲート信号線G1が選択され、ゲート信号線G1にゲート電極が接続された選択TFT3801を有する画素においてそれぞれ、ソース信号線S1〜Sxからデジタル映像信号が入力される。この入力されたデジタル映像信号によって、各画素の駆動TFT3802は、オンの状態もしくはオフの状態となる。
ここで本明細書中では、TFTがオンの状態とは、そのゲート電圧によって、ソースとドレインの間が導通状態であることを示すとする。また、TFTがオフの状態とは、そのゲート電圧によって、ソースとドレインの間が、非導通状態であることを示すとする。
このとき、発光素子3804の対向電位は、電源線V1〜Vxの電位(電源電位)とほぼ等しく設定されているので、駆動TFT3802がオンの状態となった画素においても発光素子3804は発光しない。
ここで、図39(B)は、各画素の駆動TFT3802にデジタル映像信号を入力する動作を示すタイミングチャートである。
図39(B)では、各ソース信号線に対応する信号をソース信号線駆動回路(図示せず)がサンプリングする期間を、S1〜Sxで示した。サンプリングされた信号は、図中帰線期間において、全てのソース信号線に同時に出力される。こうして出力された信号は、ゲート信号線が選択した画素において、駆動TFT3802のゲート電極に入力される。
全てのゲート信号線G1〜Gyについて以上の動作を繰り返し、書き込み期間Ta1が終了する。なお、第1のサブフレーム期間SF1の書き込み期間をTa1と呼ぶ。一般に第j(jは自然数)のサブフレーム期間の書き込み期間をTajと呼ぶことにする。
書き込み期間Ta1が終了すると対向電位が、電源電位との間に発光素子3804が発光する程度の電位差を有するように変化する。こうして表示期間Ts1が始まる。なお、第1のサブフレーム期間SF1の表示期間をTs1と呼ぶ。一般に第j(jは自然数)のサブフレーム期間の表示期間をTsjと呼ぶことにする。表示期間Ts1において、各画素の発光素子3804は、入力された信号に応じて、発光もしくは非発光の状態となる。
上記動作を全てのサブフレーム期間SF1〜SF4について繰り返し、1フレーム期間F1が終了する。ここで、サブフレーム期間SF1〜SF4の表示期間Ts1〜Ts4の長さを適宜設定し、1フレーム期間F1あたりで、発光素子3804が発光したサブフレーム期間の表示期間の累計によって階調を表現する。つまり、1フレーム期間中の点灯時間の総和をもって階調を表現する。
一般に、nビットのデジタルビデオ信号を入力して、2階調を表現する手法について説明する。このとき、例えば、1フレーム期間をn個のサブフレーム期間SF1〜SFnに分割し、各サブフレーム期間SF1〜SFnの表示期間Ts1〜Tsnの長さの比が、Ts1:Ts2:・・・:Tsn−1:Tsn=2:2−1:・・・:2−(n−2):2−(n−1)となるように設定する。なお、書き込み期間Ta1〜Tanの長さは同じである。
1フレーム期間中に発光素子3804において、発光状態が選択された表示期間Tsの総和を求めることによって、そのフレーム期間におけるその画素の階調が決まる。例えば、n=8のとき、全部の表示期間で画素が発光した場合の輝度を100%とすると、Ts8とTs7において画素が発光した場合には1%の輝度が表現でき、Ts6とTs4とTs1を選択した場合には60%の輝度が表現できる。
なお、ひとつのサブフレーム期間をさらに複数のサブフレーム期間で構成してもよい。
ここで表示装置は、その消費電力をできるだけ少なくするよう望まれている。携帯情報機器等に組み込まれ利用される場合、特に消費電力を小さくすることが望まれている。
その場合、上述した4ビットの信号を入力して、2の階調を表現する表示装置においては、上位1ビットの信号のみを用いて階調を表現し、表示装置の消費電力を小さくする手法が用いられていた。(特許文献2参照)
特開2001−343933号公報 特開平11−133921号公報
の階調を表現する第1の表示モードにおける表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを図40(A)に、上位1ビットの信号のみを用いて階調を表現する第2の表示モードにおける表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを図40(B)に示す。
第2の表示モードの場合、サブフレーム期間をひとつ設ければよいため、各駆動回路(ソース信号線駆動回路及びゲート信号線駆動回路)に入力するスタートパルス及びクロックパルスの周波数を小さくすることが可能であり、第1の表示モードで上位1ビットの階調を表現するよりも、消費電力を小さくできる。
また、第1の表示モードの書込期間の合計長が、第2の表示モードの書込期間の合計長よりも長い場合、発光素子の陰極と陽極の間の電圧を、表示を行っている期間にあわせて変化させれば、1フレーム期間当たりの有効な点灯期間の割合が増える。
しかし、このような表示装置では、各駆動回路の入力電圧は第1の表示モードと第2の表示モードと等しく、更なる低消費電力化につながらない。
また、従来の表示装置では、太陽光などの強い外光を受けたときに、発光素子の発光が外光に負けてしまい、表示がぼやけてしまう問題があった。例えば、従来の表示装置を用いた携帯電話の場合について、図42に示す。図42(A)のような画面表示に対して、強い外光の下では、図42(B)に示すように画面表示がほとんど黒として利用者に認識される。液晶を用いた表示装置では、反射型液晶表示装置を用いることによってこの問題を解決している。しかし、発光素子を用いた表示装置では、原理的に同様な解決方法を適用することができないため、問題となっていた。
本発明は、外光の強度すなわち周囲の明るさに応じて画像の階調数を変えることにより、暗所もしくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができ、なおかつ、表現する階調数を減らした駆動を行う場合に、より消費電力が少ない表示装置を提供することを課題とする。
本発明の表示装置では、高階調の表示が可能な第1の表示モードと、2階調表示で低消費電力な第2の表示モードとを備え、それぞれを切り換えて使用することができる。なお、本発明の表示装置には、外光の強度を検出する光センサを備えており、ある強度以上の外光が検出された場合には、階調数の少ない第2の表示モードに切り換えることにより、画像をはっきりと認識させることができる。また、第1の表示モードに対して第2の表示モードでは、表示装置が有する信号制御回路のメモリコントローラによって、デジタルビデオ信号の下位ビットの信号の、メモリへの書き込みを無くす。また、メモリからの下位ビットのデジタルビデオ信号の読み出しを無くす。こうして、各駆動回路は、第1の表示モードにおけるデジタル映像信号(第1のデジタル映像信号)に対して、情報量を少なくしたデジタル映像信号(第2のデジタル映像信号)をソース信号線駆動回路に入力する。この動作に対応して、ディスプレイコントローラは、各駆動回路(ソース信号線駆動回路及びゲート信号線駆動回路)に入力するスタートパルス及びクロックパルスの周波数を小さく、駆動電圧を低く変化させる。これらによって、表示に関与する書き込み期間及び表示期間を長く設定することもでき、消費電力を少なくすることができる。
なお2階調表示とは、表示装置がモノクロ表示装置の場合白と黒の2色表示のことを表し、表示装置がカラー表示装置の場合8色表示のことを表す。
また、第1の表示モードにくらべて、第2の表示モードは1フレームの期間自体を長く設定することも可能である。また、言うまでもなく、表示内容が確定し、書き込みが必要ない期間においては、スタートパルス、クロックパルスは停止させることが可能である。
また第2の表示モードで表示装置を駆動する際、ディスプレイコントローラを動作する電圧を低く設定し、ディスプレイコントローラの消費電力を小さくできるようにしてもよい。
上記構成によって、第2の表示モードでは、消費電力が少なく、また、有効な点灯期間の占める割合が大きい表示装置を提供することができる。
本発明の表示装置の一は、ディスプレイと、ディスプレイコントローラと、光センサとを有する表示装置において、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってn(nは2以上の自然数)ビットの階調を表現する第1の表示モードと、ディスプレイを第1の表示モードよりも小さいクロック周波数と低い駆動電圧とで動作させ、1フレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、1フレーム期間中の点灯期間の総和をもって1ビットの階調を表現する第2の表示モードを有し、光センサを用いて外光を受光し、当該外光の強度に応じて第1の表示モード及び第2の表示モードをディスプレイコントローラで制御し、1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割し、サブゲート選択期間内に1行分のゲート信号線を選択することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択する構成とする。
また別の本発明の表示装置の一は、ディスプレイと、ディスプレイコントローラと、光センサとを有する表示装置において、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってn(nは2以上の自然数)ビットの階調を表現する第1の表示モードと、ディスプレイを第1の表示モードよりも小さいクロック周波数と低い駆動電圧とで動作させ、第1の表示モードにおける1フレーム期間より長い1フレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、1フレーム期間中の点灯期間の総和をもって1ビットの階調を表現する第2の表示モードを有し、光センサを用いて外光を受光し、当該外光の強度に応じて第1の表示モード及び第2の表示モードをディスプレイコントローラで制御し、1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割し、サブゲート選択期間内に1行分のゲート信号線を選択することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択する構成とする。
また別の本発明の表示装置の一は、ディスプレイと、ディスプレイコントローラと、光センサとを有する表示装置において、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってn(nは2以上の自然数)ビットの階調を表現する第1の表示モードと、ディスプレイを第1の表示モードよりも小さいクロック周波数と低い駆動電圧とで動作させ、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってm(mはnよりも小さい自然数)ビットの階調を表現する第2の表示モードを有し、光センサを用いて外光を受光し、当該外光の強度に応じて第1の表示モード及び第2の表示モードをディスプレイコントローラで制御し、1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割し、サブゲート選択期間内に1行分のゲート信号線を選択することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択する構成とする。
なお、本発明における第1の表示モードを選択した際の外光の強度は、第2の表示モードを選択した際の外光の強度より高い構成であってもよい。
なお、本発明における表示装置はフレームメモリを有し、第1の表示モードでは、フレームメモリにn(nは2以上の自然数)ビットのデータを書き込み、フレームメモリからnビットのデータを読み出すことにより表示を行い、第2の表示モードでは、フレームメモリにm(mはnよりも小さい自然数)ビットのデータを書き込み、フレームメモリからnビットのデータを読み出すことにより表示を行う構成であってもよい。
なお、本発明における表示装置は画素毎に発光素子を有し、第1の表示モードにおいて発光素子に加えられる電圧は、第2の表示モードにおいて発光素子に印加される電圧より高い構成であってもよい。
なお、本発明における表示装置は画素毎に発光素子を有し、第1の表示モードにおいて発光素子に加えられる電流は、第2の表示モードにおいて発光素子に印加される電流より大きい構成であってもよい。
なお、本発明における第1の表示モードは、1フレーム期間が、画素への書き込み期間、表示期間、消去期間を有する3期間である構成であってもよい。
なお、本発明における第2の表示モードは、1フレーム期間が、画素への書き込み期間、表示期間、消去期間を有する3期間である構成であってもよい。
なお、本発明におけるディスプレイコントローラにおける駆動回路用電源制御回路は、第2の表示モードを用いる際に、第1の表示モードよりも低い電圧を出力する構成であってもよい。
なお、本発明における第1の表示モードにおいて、サブフレーム期間における点灯期間の総和により階調を表現し、第2の表示モードにおいて、サブフレーム期間における点灯期間の総和により階調を表現する構成であってもよい。
なお、本発明に示すスイッチは、様々な形態のものを用いることができ、一例として、電気的スイッチや機械的なスイッチなどがある。つまり、電流の流れを制御できるものであればよく、特定のものに限定されず、様々なものを用いることができる。例えば、トランジスタでもよいし、ダイオード(PNダイオード、PINダイオード、ショットキーダイオード、ダイオード接続のトランジスタなど)でもよいし、それらを組み合わせた論理回路でもよい。よって、スイッチとしてトランジスタを用いる場合、そのトランジスタは、単なるスイッチとして動作するため、トランジスタの極性(導電型)は特に限定されない。ただし、オフ電流が少ない方が望ましい場合、オフ電流が少ない方の極性のトランジスタを用いることが望ましい。オフ電流が少ないトランジスタとしては、LDD領域を設けているものやマルチゲート構造にしているもの等がある。また、スイッチとして動作させるトランジスタのソース端子の電位が、低電位側電源(Vss、GND、0Vなど)に近い状態で動作する場合はNチャネル型を、反対に、ソース端子の電位が、高電位側電源(Vddなど)に近い状態で動作する場合はPチャネル型を用いることが望ましい。なぜなら、ゲートソース間電圧の絶対値を大きくできるため、スイッチとして、動作しやすいからである。なお、Nチャネル型とPチャネル型の両方を用いて、CMOS型のスイッチにしてもよい。CMOS型のスイッチにすると、スイッチを介して出力する電圧(つまりスイッチへの入力電圧)が、出力電圧に対して、高かったり、低かったりして、状況が変化する場合においても、適切に動作させることが出来る。
なお、本発明において、接続されているとは、電気的に接続されている場合と直接接続されている場合とを含むものとする。したがって、本発明が開示する構成において、所定の接続関係に加え、その間に電気的な接続を可能とする他の素子(例えば、スイッチやトランジスタや容量素子やインダクタや抵抗素子やダイオードなど)が配置されていてもよい。あるいは、間に他の素子を挟まずに、直接接続されて、配置されていてもよい。なお、電気的な接続を可能とする他の素子を間に介さずに接続されていて、直接接続されている場合のみを含む場合であって、電気的に接続されている場合を含まない場合には、直接接続されている、と記載するものとする。なお、電気的に接続されている、と記載する場合は、電気的に接続されている場合と直接接続されている場合とを含むものとする。
なお、本発明において、半導体装置とは半導体素子(トランジスタやダイオードなど)を含む回路を有する装置をいう。また、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般でもよい。また、表示装置とは、表示素子(液晶素子や発光素子など)を有する装置のことを言う。なお、基板上に液晶素子やEL素子などの表示素子を含む複数の画素やそれらの画素を駆動させる周辺駆動回路が形成された表示パネル本体のことでもよい。さらに、フレキシブルプリントサーキット(FPC)やプリント配線基盤(PWB)が取り付けられたものも含んでもよい。
なお、本明細書中において、ゲートとは、ゲート電極とゲート配線(ゲート線またはゲート信号線等とも言う)とを含んだ全体、もしくは、それらの一部のことを言う。ゲート電極とは、チャネル領域やLDD(Lightly Doped Drain)領域などを形成する半導体と、ゲート絶縁膜を介してオーバーラップしている部分の導電膜のことを言う。ゲート配線とは、各画素のゲート電極の間を接続したり、ゲート電極と別の配線とを接続したりするための配線のことを言う。
ただし、ゲート電極としても機能し、ゲート配線としても機能するような部分も存在する。そのような領域は、ゲート電極と呼んでも良いし、ゲート配線と呼んでも良い。つまり、ゲート電極とゲート配線とが、明確に区別できないような領域も存在する。例えば、延伸して配置されているゲート配線とオーバーラップしてチャネル領域がある場合、その領域はゲート配線として機能しているが、ゲート電極としても機能していることになる。よって、そのような領域は、ゲート電極と呼んでも良いし、ゲート配線と呼んでも良い。
また、ゲート電極と同じ材料で形成され、ゲート電極とつながっている領域も、ゲート電極と呼んでも良い。同様に、ゲート配線と同じ材料で形成され、ゲート配線とつながっている領域も、ゲート配線と呼んでも良い。このような領域は、厳密な意味では、チャネル領域とオーバーラップしていなかったり、別のゲート電極と接続させる機能を有してなかったりする場合がある。しかし、製造マージンなどの関係で、ゲート電極やゲート配線と同じ材料で形成され、ゲート電極やゲート配線とつながっている領域がある。よって、そのような領域もゲート電極やゲート配線と呼んでも良い。
また、例えば、マルチゲートのトランジスタにおいて、1つのトランジスタのゲート電極と、別のトランジスタのゲート電極とは、ゲート電極と同じ材料で形成された導電膜で接続される場合が多い。そのような導電膜は、ゲート電極とゲート電極とを接続させるために用いられるため、ゲート配線と呼んでも良い。一方、マルチゲートのトランジスタを1つのトランジスタであると見なすことも出来るため、そのような導電膜をゲート電極と呼んでも良い。つまり、ゲート電極やゲート配線と同じ材料で形成され、それらとつながって配置されているものは、ゲート電極やゲート配線と呼んでも良い。また、例えば、ゲート電極とゲート配線とを接続してさせている部分の導電膜も、ゲート電極と呼んでも良いし、ゲート配線と呼んでも良い。
なお、ゲート端子とは、ゲート電極の領域や、ゲート電極と電気的に接続されている領域について、その一部分のことを言う。
なお、ソースとは、ソース領域とソース電極とソース配線(ソース線またはソース信号線等とも言う)とを含んだ全体、もしくは、それらの一部のことを言う。ソース領域とは、P型不純物(ボロンやガリウムなど)やN型不純物(リンやヒ素など)が多く含まれる半導体領域のことを言う。従って、少しだけP型不純物やN型不純物が含まれる領域、いわゆる、LDD(Lightly Doped Drain)領域は、ソース領域には含まれない。ソース電極とは、ソース領域とは別の材料で形成され、ソース領域と電気的に接続されて配置されている部分の導電層のことを言う。ただし、ソース電極は、ソース領域も含んでソース電極と呼ぶこともある。ソース配線とは、各画素のソース電極の間を接続したり、ソース電極と別の配線とを接続したりするための配線のことを言う。
しかしながら、ソース電極としても機能し、ソース配線としても機能するような部分も存在する。そのような領域は、ソース電極と呼んでも良いし、ソース配線と呼んでも良い。つまり、ソース電極とソース配線とが、明確に区別できないような領域も存在する。例えば、延伸して配置されているソース配線とオーバーラップしてソース領域がある場合、その領域はソース配線として機能しているが、ソース電極としても機能していることになる。よって、そのような領域は、ソース電極と呼んでも良いし、ソース配線と呼んでも良い。
また、ソース電極と同じ材料で形成され、ソース電極とつながっている領域や、ソース電極とソース電極とを接続する部分も、ソース電極と呼んでも良い。また、ソース領域とオーバーラップしている部分も、ソース電極と呼んでも良い。同様に、ソース配線と同じ材料で形成され、ソース配線とつながっている領域も、ソース配線と呼んでも良い。このような領域は、厳密な意味では、別のソース電極と接続させる機能を有していたりすることがない場合がある。しかし、製造マージンなどの関係で、ソース電極やソース配線と同じ材料で形成され、ソース電極やソース配線とつながっている領域がある。よって、そのような領域もソース電極やソース配線と呼んでも良い。
また、例えば、ソース電極とソース配線とを接続してさせている部分の導電膜も、ソース電極と呼んでも良いし、ソース配線と呼んでも良い。
なお、ソース端子とは、ソース領域の領域や、ソース電極や、ソース電極と電気的に接続されている領域について、その一部分のことを言う。
なお、ドレインについては、ソースと同様である。
なお、トランジスタはその構造上、ソースとドレインの区別が困難である。さらに、回路の動作によっては、電位の高低が入れ替わる場合もある。したがって、本明細書中では、ソースとドレインは特に特定せず、第1の電極、第2の電極と記述する。例えば、第1の電極がソースである場合には、第2の電極とはドレインを指し、逆に第1の電極がドレインである場合には、第2の電極とはソースを指すものとする。
なお、本発明において、ある物の上に形成されている、あるいは、〜上に形成されている、というように、〜の上に、あるいは、〜上に、という記載については、ある物の上に直接接していることに限定されない。直接接してはいない場合、つまり、間に別のものが挟まっている場合も含むものとする。従って例えば、層Aの上に(もしくは層A上に)、層Bが形成されている、という場合は、層Aの上に直接接して層Bが形成されている場合と、層Aの上に直接接して別の層(例えば層Cや層Dなど)が形成されていて、その上に直接接して層Bが形成されている場合とを含むものとする。また、〜の上方に、という記載についても同様であり、ある物の上に直接接していることに限定されず、間に別のものが挟まっている場合も含むものとする。従って例えば、層Aの上方に、層Bが形成されている、という場合は、層Aの上に直接接して層Bが形成されている場合と、層Aの上に直接接して別の層(例えば層Cや層Dなど)が形成されていて、その上に直接接して層Bが形成されている場合とを含むものとする。なお、〜の下に、あるいは、〜の下方に、の場合についても、同様であり、直接接している場合と、接していない場合とを含むこととする。
なお、本発明においては、一画素とは、明るさを制御できる要素一つ分を示すものとする。よって、一例としては、一画素とは、一つの色要素を示すものとし、その色要素一つで明るさを表現する。従って、そのときは、R(赤)G(緑)B(青)の色要素からなるカラー表示装置の場合には、画像の最小単位は、Rの画素とGの画素とBの画素との三画素から構成されるものとする。なお、色要素は、三色に限定されず、それ以上でもよく、例えば、RGBW(Wは白)や、RGBに、イエロー、シアン、マゼンダを追加したものなどがある。また、別の例としては、1つの色要素について、複数の領域を用いて明るさを制御する場合は、その領域一つ分を一画素とする。よって、一例としては、面積階調を行う場合、一つの色要素につき、明るさを制御する領域が複数あり、その全体で階調を表現するわけであるが、明るさを制御する領域の一つ分を一画素とする。よって、その場合は、一つの色要素は、複数の画素で構成されることとなる。また、その場合、画素によって、表示に寄与する領域の大きさが異なっている場合がある。また、一つの色要素につき複数ある、明るさを制御する領域において、つまり、一つの色要素を構成する複数の画素において、各々に供給する信号を僅かに異ならせるようにして、視野角を広げるようにしてもよい。
なお、本発明において、画素は、マトリクス状に配置(配列)されている場合を含んでいる。ここで、画素がマトリクスに配置(配列)されているとは、縦縞と横縞を組み合わせたいわゆる格子状にストライプ配置されている場合を含んでいる。そして、三色の色要素(例えばRGB)でフルカラー表示を行う場合に、三つの色要素のドットがいわゆるデルタ配置されている場合も含むものとする。さらに、ベイヤー配置されている場合も含んでいる。
なお、本明細書中では、発光素子として、有機EL素子を例に挙げて説明するが、本発明の内容は、有機EL素子を用いた表示装置以外にも適用することが可能である。例えば、EL素子(有機EL素子、無機EL素子又は有機物及び無機物を含むEL素子)、電子放出素子、液晶素子、電子インク、グレーティングライトバルブ(GLV)、プラズマディスプレイ(PDP)、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、圧電セラミックディスプレイ、カーボンナノチューブ、など、電気磁気的作用によりコントラストが変化する表示媒体を用いた表示装置に適用することができる。なお、EL素子を用いた表示装置としてはELディスプレイ、電子放出素子を用いた表示装置としてはフィールドエミッションディスプレイ(FED)やSED方式平面型ディスプレイ(SED:Surface−conduction Electron−emitter Disply)など、液晶素子を用いた表示装置としては液晶ディスプレイ、透過型液晶ディスプレイ、半透過型液晶ディスプレイ、反射型液晶ディスプレイ、電子インクを用いた表示装置としては電子ペーパーがある。
本発明は、上記構成によって、表示装置の消費電力を抑えることができる。且つ、第2の表示モードにおいて、階調を表現するのに用いるサブフレームの数を少なくした場合においても、1フレーム期間あたりの表示期間を長くとることが可能となるので、本発明は、鮮明な画像表示が可能な表示装置及びその駆動方法を提供することが可能となる。
また、1フレーム期間あたりの発光素子の表示期間を多くとることができるので、1フレームあたりで同じ明るさを表現する場合、発光素子の陽極と陰極間に印加する電圧を小さく設定することができる。こうして、信頼性の高い表示装置を提供することが可能となる。
本発明は、発光素子として、OLED素子を用いた表示装置だけでなく、FED、PDP等その他の自発光型表示装置などについても適用が可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って本実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について説明する。ここでは、第1の表示モードを従来例と同様に4ビットの例で説明する。
本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを図1に示す。一般に、n(nは自然数)ビットのデジタルビデオ信号を入力する表示装置において、第1の表示モードにおいては、nビットのデジタル映像信号を用いて、n個のサブフレーム期間SF1〜SFnによって2の階調を表現可能であり、切り換え動作によって、第2の表示モードにおいては、1ビットのデジタル映像信号を用いて、2階調を表現する場合についても応用することができる。
なお、更に一般的に、n(nは自然数)ビットのデジタルビデオ信号を入力する表示装置において、第1の表示モードにおいては、nビットのデジタル映像信号を入力し、最低n個のサブフレーム期間を用いてn階調を表現可能であり、切り換え動作によって、第2の表示モードにおいては、1ビットのデジタル映像信号を用い、2階調を表現する場合についても応用することができる。ここで、階調数をサブフレームの2のべき乗にしないのは、表示上で擬似輪郭などの対策を行う為である。この内容は特開2002−149113号公報に記載されている。
4ビットの信号を入力して、2階調を表現する第1の表示モードの場合のタイミングチャートを図1(A)に示す。
1フレーム期間を構成するサブフレーム期間SF1〜SF4のそれぞれの表示期間において、各画素の発光もしくは非発光状態が選択される。ここで、対向電位は、書き込み期間中は、電源電位とほぼ同じに設定され、表示期間においては、電源電位との間に発光素子が発光する程度の電位差を有するように変化する。この動作については、従来例と同様であるので、詳しい説明は省略する。
図1(B)に、上位1ビットの信号のみを用いて階調を表現する第2の表示モードの場合のタイミングチャートを示す。図1(A)に示した第1の表示モードの第1位ビットに対応するサブフレーム期間と比較して、書き込み期間及び表示期間が長く設定されている。
そのため、第2の表示モードにおいて、発光状態が選択された発光素子の輝度は、第1の表示モードにおいて、第1位ビットに対応するサブフレーム期間の表示期間における発光素子の輝度と比較して、小さくすることができる。よって、第2の表示モードでは、その表示期間において、発光素子の陽極と陰極間に印加する電圧を小さく設定することができる。
また、図2に第1の表示モードより第2の表示モードのフレーム期間を長く設定した例を示す。時間階調を用いる場合はフレーム期間はあまり長く設定することはできない。それはフレーム期間を長くするとそれに比例してサブフレーム期間も長くなり、チラツキが目に見えるようになるためである。よって、第1の表示モードはフレーム期間を長くできない。しかし第2の表示モードは2階調であるので、階調起因のチラツキの問題は発生しない。よって、フレーム期間の長さは点灯期間によって決定される。ゆえに、画素の容量を大きくする、リークを減らすなどの方策によって、フレーム期間を長くすることが可能になる。フレーム期間が長くなれば、静止画などでは画面の書き込み回数を削減できる為、低電力化を図ることができる。
図3にディスプレイコントローラの構成を示す。図3において、発光素子用電源制御回路305は、発光素子の対向電極の電位(対向電位)を、書き込み期間中は電源電位とほぼ同じ電位に保たれるようにし、表示期間においては電源電位との間に発光素子が発光する程度の電位差を有するように制御している。ここで、第2の表示モードが選択された場合、CPU1204から発光素子用電源制御回路305に階調コントロール信号34が入力される。これによって、発光状態を選択された画素において、発光素子が発光する期間が長くなった分、発光素子の両電極間にかける電圧が小さくなるように、発光素子の対向電極の電位を変化させる。
これにより、第2の表示モードにおいて、発光素子の両電極間に印加する電圧の大きさを小さくすることができるので、印加される電圧による発光素子にかかるストレスを少なくすることできる。
また、駆動回路用電源制御回路306は、各駆動回路に入力される電源電圧を制御する。ここで、第2の表示モードが選択された場合、駆動回路用電源制御回路306に階調コントロール信号34が入力されることで、出力されるソース信号線駆動回路用電源電圧及びゲート信号線駆動回路用駆動電圧を変更する。第1の表示モードに比べ第2の表示モードでは各駆動回路のクロックパルスの周波数が小さいため、低い電源電圧で各駆動電圧を動作させることができる。
ここで、第1及び第2の表示モードの切り換えについて説明する。本発明の表示装置には、外光強度を検出する光センサ1207を備えている。光センサ1207は外光を検出し、その強度に応じた電気信号を出力する(出力信号35)。本発明の表示装置では、この光センサ1207の出力信号35を用いて、第1及び第2の表示モードの切り換えを行う。
光センサ1207の出力信号35は、アンプ(図示せず)を介して増幅され、ディスプレイコントローラ1202に入力される。ディスプレイコントローラは、光センサの出力信号35の大きさに依存して表示させる画像の階調数を変化させるように動作する。もし、光センサの出力信号35がある一定の値以上の場合、すなわち、外光強度が高い場合は、ディスプレイコントローラは表示させる画像の階調数を小さくするように動作する。すなわち、階調数の少ない第2の表示モードに切り換えるように動作する。一方、光センサの出力信号35がある一定の値未満の場合、すなわち、外光強度が低い場合は、ディスプレイコントローラは表示させる画像の階調数を大きくするように動作する。すなわち、階調数の多い第1の表示モードに切り換えるように動作する。
具体的には、光センサの出力信号35をCPU1204に入力し、CPU1204で作られる階調コントロール信号34を制御する。もし、光センサの出力信号35がある一定の値以上の場合は、第2の表示モードに応じた階調コントロール信号を出力し、階調数を小さくする。一方、光センサの出力信号35がある一定の値未満の場合は、第1の表示モードに応じた階調コントロール信号を出力し、階調数を大きくする。
このようにして太陽光などの強い外光の下で画像の階調数を小さくすることにより、画像をはっきりと認識させることができるようになり、暗所もしくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができる。
なお、光センサ1207の出力により第2の表示モードを選択する場合、通常では、白地の背景画像に黒地の表示画像を表示するが、それを反転させて、黒地の背景画像に白地の表示画像を表示してもよい。このようにすると、表示画面の視認性をさらに向上させることができるとともに、背景画像を黒地にしたため、発光部分の面積を削減でき、消費電力を削減できる。また、白地の表示画像の輝度を高くすることにより、表示画面の視認性をさらに向上させることができる。
なお、第1の表示モードと第2の表示モードの2つの表示モードを切り換える表示装置について示したが、第1の表示モードと第2の表示モードの他に、更に細かく、表現する階調の数を変えた表示モードを設定し、それらの複数の表示モードを切り換えて表示を行う場合に、適用することができる。
例えば、第1の表示モードよりも表現する階調数が少なく、第2の表示モードよりも表現する階調数が多い、第3の表示モードを設けてもよい。なお、一般的に、n(nは自然数)ビットのデジタルビデオ信号を入力する表示装置において、第3の表示モードにおいては、q(qは1<q<nの自然数)ビットのデジタル映像信号を用いて、q個のサブフレーム期間SF1〜SFqによって2階調を表現することができる。また、qビットのデジタル映像信号を入力し、最低q個のサブフレーム期間を用いてq階調を表現することも可能である。なお、新たに設ける表示モードは第3の表示モードのみに限定されない。更に表現できる階調数を細かく変えた表示モードを設定してもよい。
例えば、2階調を表現する第1の表示モード及び2階調を表現する第2の表示モードの他に、2階調を表現する第3の表示モードを設けてもよい。この場合のタイミングチャートを図4に示す。図4(A)は、2階調を表現する第1の表示モードの場合のタイミングチャートを示し、図4(B)は、2階調を表現する第2の表示モードを示し、図4(C)は、3ビットの信号を入力して、2階調を表現する第3の表示モードの場合のタイミングチャートを示す。
第3の表示モードについては、1フレーム期間を構成するサブフレーム期間SF1〜SF3のそれぞれの表示期間において、各画素の発光もしくは非発光状態が選択される。ここで、対向電位は、書き込み期間中は、電源電位とほぼ同じに設定され、表示期間においては、電源電位との間に発光素子が発光する程度の電位差を有するように変化する。この動作については、従来例と同様であるので、詳しい説明は省略する。
ここで、第1、第2及び第3の表示モードの切り換えは、これまでと同様に、本発明の表示装置に備えられた光センサによって検出された外光の強度に基づいて行う。光センサの出力信号が大きい場合、すなわち、外光強度が高い場合は、階調数の少ない第2の表示モードに切り換える。一方、光センサの出力信号が小さい場合、すなわち、外光強度が低い場合は、階調数の多い第1の表示モードに切り換える。また、光センサの出力信号が中程度の場合、すなわち、外光強度が中程度の場合は、階調数が中程度の第3の表示モードに切り換える。
ところで、室内及び屋外の明るさは、照明の具合や天候などの気象条件、時刻などにより様々に変化する。例えば、照明のある室内における照度は800〜1,000ルクス前後であり、昼間の曇天下における照度は32,000ルクス程度であり、昼間の晴天下の照度は100,000ルクスに達する。したがって、例えば、室内にいる場合は階調数の多い第1の表示モードに切り換えて表示し、昼間の晴天時の場合は階調数の少ない第2の表示モードに切り換えて表示し、昼間の曇天時の場合は階調数が中程度の第3の表示モードに切り換えて表示すると、表示画像をはっきりと認識することができる。
このようにして外光の強度に応じて画像の階調数を変えることにより、画像をはっきりと認識させることができるようになり、暗所もしくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができる。
このように、第1の表示モードと第2の表示モードの他に、更に細かく、表現する階調の数を変えた表示モードを設定することによって、様々な場合によって、最適な表示モードを使い分けることができる。例えば、動画などを表示する場合には、表現できる階調数が多い第1の表示モードが好適である。また、電子メールなど文字が多い画像を表示する場合には、表現できる階調数が少ない第2の表示モードが好適である。さらに、漫画などの静止画像などを表示する場合には、表現できる階調数が中程度の第3の表示モードが好適である。なお、第1の表示モードとして表現できる階調数は、2階調以上が望ましい。また、第3の表示モードとして表現できる階調数は、2階調程度が望ましい。
なお、本実施形態では、外光強度に基づいて表示モードを切り換える例を説明したが、利用者が用途に応じて表示モードを選択する選択スイッチを表示装置に設けてもよい。また、選択スイッチにより表示モードを選択した場合であっても、外光強度に応じて、選択されている表示モードの階調を自動的に増減してもよい。
なお、第1及び第3の表示モードにおいて階調を表現する場合、サブフレームの個数については、特に限定されない。また、各サブフレーム期間の表示期間の長さや、どのサブフレームを点灯させるか、すなわち、サブフレームの選択方法についても、特に限定されない。
例えば、第1の表示モードにおいて2階調を表現する場合、1フレーム期間を4個のサブフレーム(SF1〜SF4)に分割し、SF1〜SF4の表示期間Ts1:Ts2:Ts3:Ts4の比を2:2:2:2とし、従来の時間階調方式に基づいてサブフレームを点灯させてもよい。この例を図5に示す。
また、階調の表現方法として、1フレームを分割してできた一部、もしくは全部のサブフレームにおける表示期間を順次足し合わせていくことにより、階調を表現してもよい。つまり、階調が大きくなるにしたがって、点灯するサブフレームが増えていくようにしてもよい。この場合、小さい階調において点灯しているサブフレームは、大きい階調においても点灯していることになる。このような階調方式を、本明細書中では、重ね合わせ時間階調方式と呼ぶことにする。例えば、第1の表示モードにおいて2階調を表現する場合に、重ね合わせ時間階調方式を適用した例を図6に示す。図6(A)では、1フレーム期間を5個のサブフレーム(SF1〜SF5)に分割し、SF1〜SF5の表示期間Ts1:Ts2:Ts3:Ts4:Ts5の比を2:2:2:2:2とし、表示期間の長さが等しいSF3〜SF5に対して、重ね合わせ時間階調方式を適用している。また、図6(B)では、1フレーム期間を5個のサブフレーム(SF1〜SF5)に分割し、SF1〜SF5の表示期間Ts1:Ts2:Ts3:Ts4:Ts5の比を2:2:2:2:2とし、表示期間の長さが等しいSF1、SF4、SF5に対して、重ね合わせ時間階調方式を適用している。なお、重ね合わせ時間階調方式を適用すると、擬似輪郭を低減することができる。
なお、重ね合わせ時間階調方式を適用するサブフレームは、表示期間が等しいものに限定されない。また、サブフレームの出現順序については、これに限定されない。
なお、第1の表示モードと同様に、第3の表示モードにおいて階調を表現する場合も、例えば、従来の時間階調方式や重ね合わせ時間階調方式を用いてもよい。例えば、第3の表示モードにおいて2階調を表現する場合、従来の時間階調方式と重ね合わせ時間階調方式をそれぞれ適用した例を図7、図8に示す。図7は、1フレーム期間を3個のサブフレーム(SF1〜SF3)に分割し、SF1〜SF3の表示期間Ts1:Ts2:Ts3の比を2:2:2とし、従来の時間階調方式を適用した例である。また、図8(A)は、1フレーム期間を4個のサブフレーム(SF1〜SF4)に分割し、SF1〜SF4の表示期間Ts1:Ts2:Ts3:Ts4の比を2:2:2:2とし、表示期間の長さが等しいSF2〜SF4に対して、重ね合わせ時間階調方式を適用した例である。また、図8(B)は、1フレーム期間を4個のサブフレーム(SF1〜SF4)に分割し、SF1〜SF4の表示期間Ts1:Ts2:Ts3:Ts4の比を2:2:2:2とし、表示期間の長さが等しいSF1、SF2、SF4に対して、重ね合わせ時間階調方式を適用した例を示す。なお、重ね合わせ時間階調方式を適用すると、擬似輪郭を低減することができる。
なお、重ね合わせ時間階調方式を適用する場合に、重ね合わせ時間階調方式を適用するサブフレームは、表示期間が等しいものに限定されない。また、サブフレームの出現順序については、これに限定されない。
なお、本発明の表示装置のディスプレイが有する画素部の構成としては、従来例において、図37で示した構成の画素を用いることができる。また、それ以外の公知の構成の画素も、自由に用いることができる。
また、本発明の表示装置のディスプレイが有するソース信号線駆動回路及びゲート信号線駆動回路についても、公知の構成の回路を自由に用いることができる。
また第2の表示モードで表示装置を駆動する際、ディスプレイコントローラを駆動する電圧を低く設定し、ディスプレイコントローラの消費電力を小さくできるようにしてもよい。
また、本発明は、発光素子として、OLED素子を用いた表示装置だけでなく、FED、PDP等その他の自発光型表示装置などについても適用が可能である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について説明する。ここでは、第1の表示モードを従来例と同様に4ビットの例で説明する。
本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを図9に示す。一般に、n(nは自然数)ビットのデジタルビデオ信号を入力する表示装置に注目する。第1の表示モードにおいては、nビットのデジタル映像信号を用いて、n個のサブフレーム期間SF1〜SFnによって2の階調を表現可能である。一方、切り換え動作によって、第2の表示モードにおいては、m(mは、nより小さな自然数)ビットのデジタル映像信号を用いて、2階調を表現する。
なお、更に一般的に、n(nは自然数)ビットのデジタルビデオ信号を入力する表示装置において、第1の表示モードにおいては、nビットのデジタル映像信号を入力し、最低n個のサブフレーム期間を用いてn階調を表現可能である。一方、切り換え動作によって、第2の表示モードにおいては、m(mは、nより小さな自然数)ビットのデジタル映像信号を用い、最低m個のサブフレーム期間によって、m階調を表現する。ここで、階調数をサブフレームの2のべき乗にしないのは、表示上で擬似輪郭などの対策を行う為である。この内容は特開2002−149113号公報に記載されている。
4ビットの信号を入力して、2階調を表現する第1の表示モードの場合のタイミングチャートを図9(A)に示す。
1フレーム期間を構成するサブフレーム期間SF1〜SF4のそれぞれの表示期間において、各画素の発光もしくは非発光状態が選択される。ここで、対向電位は、書き込み期間中は、電源電位とほぼ同じに設定され、表示期間においては、電源電位との間に発光素子が発光する程度の電位差を有するように変化する。この動作については、従来例と同様であるので、詳しい説明は省略する。
図9(B)に、上位2ビットの信号のみを用いて階調を表現する第2の表示モードの場合のタイミングチャートを示す。図9(A)に示した第1の表示モードの上位2ビットに対応するサブフレーム期間の合計と比較して、書き込み期間及び表示期間が長く設定されている。そのため、第2の表示モードにおいて、発光状態が選択された発光素子の輝度は、第1の表示モードにおいて、上位2ビットに対応するサブフレーム期間の表示期間において発光状態が選択された発光素子の輝度と比較して、小さくすることができる。よって、第2の表示モードでは、その表示期間において、発光素子の陽極と陰極間に印加する電圧を小さく設定することができる。
ディスプレイコントローラの構成については実施の形態1で説明した構成を用いることが出来る。
ここで、第1及び第2の表示モードの切り換えは、実施の形態1と同様に、本発明の表示装置に備えられた光センサによって検出された外光の強度に基づいて行う。光センサの出力信号がある一定の値以上の場合、すなわち、外光強度が高い場合は、階調数の少ない第2の表示モードに切り換える。一方、光センサの出力信号がある一定の値未満の場合、すなわち、外光強度が低い場合は、階調数の多い第1の表示モードに切り換える。
このようにして外光の強度に応じて画像の階調数を変えることにより、画像をはっきりと認識させることができるようになり、暗所もしくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができる。
なお、本実施形態では、第1の表示モードと第2の表示モードの2つの表示モードを切り換える表示装置について示したが、第1の表示モードと第2の表示モードの他に、更に細かく、表現する階調の数を変えた表示モードを設定し、それらの複数の表示モードを切り換えて表示を行う場合に、適用することができる。
例えば、第1の表示モードよりも表現する階調数が少なく、第2の表示モードよりも表現する階調数が多い、第3の表示モードを設けてもよい。なお、一般的に、n(nは自然数)ビットのデジタルビデオ信号を入力する表示装置において、第3の表示モードにおいては、q(qはm<q<nの自然数)ビットのデジタル映像信号を用いて、q個のサブフレーム期間SF1〜SFqによって2の階調を表現することができる。また、qビットのデジタル映像信号を入力し、最低q個のサブフレーム期間を用いてq階調を表現することも可能である。なお、新たに設ける表示モードは第3の表示モードのみに限定されない。更に表現できる階調数を細かく変えた表示モードを設定してもよい。
例えば、2階調を表現する第1の表示モード及び2階調を表現する第2の表示モードの他に、2階調を表現する第3の表示モードを設けてもよい。この場合のタイミングチャートを図10に示す。図10(A)は、2階調を表現する第1の表示モードの場合のタイミングチャートを示し、図10(B)は、2階調を表現する第2の表示モードを示し、図10(C)は、3ビットの信号を入力して、2階調を表現する第3の表示モードの場合のタイミングチャートを示す。
第3の表示モードについては、1フレーム期間を構成するサブフレーム期間SF1〜SF3のそれぞれの表示期間において、各画素の発光もしくは非発光状態が選択される。ここで、対向電位は、書き込み期間中は、電源電位とほぼ同じに設定され、表示期間においては、電源電位との間に発光素子が発光する程度の電位差を有するように変化する。この動作については、従来例と同様であるので、詳しい説明は省略する。
ここで、第1、第2及び第3の表示モードの切り換えは、これまでと同様に、本発明の表示装置に備えられた光センサによって検出された外光の強度に基づいて行う。光センサの出力信号が大きい場合、すなわち、外光強度が高い場合は、階調数の少ない第2の表示モードに切り換える。一方、光センサの出力信号が小さい場合、すなわち、外光強度が低い場合は、階調数の多い第1の表示モードに切り換える。また、光センサの出力信号が中程度の場合、すなわち、外光強度が中程度の場合は、階調数が中程度の第3の表示モードに切り換える。
このようにして外光の強度に応じて画像の階調数を変えることにより、画像をはっきりと認識させることができるようになり、暗所もしくは屋内の蛍光灯下から屋外の太陽光下まで広い範囲において視認性を確保することができる。
このように、第1の表示モードと第2の表示モードの他に、更に細かく、表現する階調の数を変えた表示モードを設定することによって、様々な場合によって、最適な表示モードを使い分けることができる。例えば、動画などを表示する場合には、表現できる階調数が多い第1の表示モードが好適である。また、電子メールなど文字が多い画像を表示する場合には、表現できる階調数が少ない第2の表示モードが好適である。さらに、漫画などの静止画像などを表示する場合には、表現できる階調数が中程度の第3の表示モードが好適である。なお、第1の表示モードとして表現できる階調数は、2階調以上が望ましい。また、第3の表示モードとして表現できる階調数は、2階調程度が望ましい。
なお、本実施形態では、外光強度に基づいて表示モードを切り換える例を説明したが、利用者が用途に応じて表示モードを選択する選択スイッチを表示装置に設けてもよい。また、選択スイッチにより表示モードを選択した場合であっても、外光強度に応じて、選択されている表示モードの階調を自動的に増減してもよい。
なお、第1、第2、第3の表示モードにおいて階調を表現する場合、サブフレームの個数については、特に限定されない。また、各サブフレーム期間の表示期間の長さや、どのサブフレームを点灯させるか、すなわち、サブフレームの選択方法についても、特に限定されない。各表示モードで階調を表現する場合、例えば、従来の時間階調方式や重ね合わせ時間階調方式を適用してもよい。
以下に、本発明の実施例について説明する。
時間階調方式の駆動方法を行うための信号を、ディスプレイのソース信号線駆動回路及びゲート信号線駆動回路に入力する回路について、図11を用いて説明する。
本明細書中では、表示装置に入力される映像信号を、デジタルビデオ信号と呼ぶことにする。なおここでは、4ビットのデジタルビデオ信号を入力して、画像を表示する表示装置を例に説明する。ただし、本発明は4ビットに限定されるものではない。
信号制御回路1201にデジタルビデオ信号が読み込まれ、ディスプレイ1200にデジタル映像信号(VD)を出力する。
また、本明細書中では、信号制御回路1201においてデジタルビデオ信号を編集し、ディスプレイに入力する信号に変換したものを、デジタル映像信号と呼ぶ。
ディスプレイ1200の、ソース信号線駆動回路1107及びゲート信号線駆動回路1108を駆動するための信号及び駆動電圧は、ディスプレイコントローラ1202によって入力されている。
なお、ディスプレイ1200のソース信号線駆動回路1107は、シフトレジスタ1110、LAT(A)1111、LAT(B)1112によって構成される。他に、図示していないが、レベルシフタやバッファ等を設けてもよい。また、本発明はこのような構成に限定するものではない。
信号制御回路1201は、CPU1204、メモリA1205、メモリB1206及びメモリコントローラ1203によって構成されている。
信号制御回路1201に入力されたデジタルビデオ信号は、メモリコントローラ1203によって制御され、メモリA1205に入力される。ここで、メモリA1205は、ディスプレイ1200の画素部1109の全画素分の4ビットのデジタルビデオ信号を、記憶可能な容量を有する。メモリA1205に1フレーム期間分の信号が記憶されると、メモリコントローラ1203によって、各ビットの信号が順に読み出され、デジタル映像信号VDとして、ソース信号線駆動回路に入力される。
メモリA1205に記憶された信号の読み出しが始まると、今度は、メモリB1206にメモリコントローラ1203を介して次のフレーム期間に対応するデジタルビデオ信号が入力され、記憶され始める。メモリB1206もメモリA1205と同様に、表示装置の全画素分の4ビットのデジタルビデオ信号を記憶可能な容量を有するとする。
このように、信号制御回路1201は、それぞれ1フレーム期間分ずつの4ビットのデジタルビデオ信号を記憶することができるメモリA1205及びメモリB1206を有し、このメモリA1205とメモリB1206とを交互に用いて、デジタルビデオ信号をサンプリングする。
ここでは、2つのメモリA1205及びメモリB1206を、交互に用いて信号を記憶する信号制御回路1201について示したが、一般に、複数フレーム分の情報を記憶することができるメモリを有し、これらのメモリを交互に用いることができる。
上記動作を行う、表示装置のブロック図を図12に示す。表示装置は、信号制御回路1201と、ディスプレイコントローラ1202と、ディスプレイ1200と、光センサ1207とによって構成されている。
ディスプレイコントローラ1202は、ディスプレイ1200に、スタートパルスSPやクロックパルスCLK、駆動電圧を供給している。
光センサ1207は外光を検出し、その強度に応じた電気信号を、アンプ(図示せず)を介してCPU1204に入力する。
図12では、4ビットのデジタルビデオ信号を入力し、第1の表示モードにおいて、4ビットのデジタル映像信号を用いて階調を表現する表示装置を例に示している。メモリA1205は、デジタルビデオ信号の第1のビット〜第4のビットの情報をそれぞれ記憶するメモリ1205_1〜1205_4によって構成されている。同様にメモリB1206も、デジタルビデオ信号の第1のビット〜第4のビットの情報をそれぞれ記憶するメモリ1206_1〜1206_4によって構成されている。これらの各ビットに対応するメモリはそれぞれ、1ビット分の信号を、1画面を構成する画素数分記憶可能な数の記憶素子を有している。
一般に、nビットのデジタル映像信号を用いて階調を表現することが可能な表示装置において、メモリA1205は、第1のビット〜第nのビットの情報をそれぞれ記憶するメモリ1205_1〜1205_nによって構成される。同様に、メモリB1206も、第1のビット〜第nのビットの情報をそれぞれ記憶するメモリ1206_1〜1206_nによって構成される。これらの各ビットに対応するメモリは、それぞれ1ビット分の信号を、1画面を構成する画素数分記憶可能な容量を有している。
メモリコントローラ1203の構成を、図13に示す。図13において、メモリコントローラ1203は、階調制限回路1301、メモリR/W回路1302、基準発振回路1303、可変分周回路1304、xカウンタ1305a、yカウンタ1305b、xデコーダ1306a、yデコーダ1306bによって構成されている。
図11、図12等において記したメモリA1205及びメモリB1206等のメモリの両方をまとめてメモリと表記する。また、メモリは、複数の記憶素子によって構成される。それらの記憶素子は、(x、y)のアドレスによって選択されるものとする。
CPU1204からの信号が、階調制限回路1301を介して、メモリR/W回路1302に入力される。階調制限回路1301では、第1の表示モードもしくは第2の表示モードのいずれかに応じて、信号をメモリR/W回路1302に入力する。メモリR/W回路1302は、階調制限回路1301の信号に応じて、各ビットに対応するデジタルビデオ信号それぞれを、メモリに書き込むかどうかを選択する。同様に、メモリに書き込まれたデジタル映像信号を読み出す動作を選択する。
なお、階調制限回路1301に入力されるCPU1204からの信号は、光センサ1207によって検出された外光強度に応じた出力信号によって制御される。もし、光センサ1207の出力信号がある一定の値以上の場合、すなわち、外光強度が高い場合は、階調制限回路1301が階調数の少ない第2の表示モードに応じた信号を出力するような信号をCPU1204から入力する。一方、光センサ1207の出力信号がある一定の値未満の場合、すなわち、外光強度が低い場合は、階調制限回路1301が階調数の多い第1の表示モードに応じた信号を出力するような信号をCPU1204から入力する。
また、CPU1204からの信号は、基準発振回路1303に入力される。基準発振回路1303からの信号は、可変分周回路1304に入力され、適当な周波数の信号に変換される。ここで、可変分周回路1304には、第1の表示モードもしくは第2の表示モードのいずれかに応じた階調制限回路1301からの信号が入力されている。この信号によって、可変分周回路1304からの信号は、xカウンタ1305a及びxデコーダ1306aを介してメモリのxアドレスを選択する。同様に、可変分周回路からの信号は、yカウンタ1305b及びyデコーダ1306bに入力され、メモリyアドレスを選択する。
このような構成のメモリコントローラ1203を用いることで、外光強度に応じて表示する階調数を変えることができると同時に、高階調表示が必要ない場合に、信号制御回路に入力されるデジタルビデオ信号のうち、メモリに書き込まれ、またメモリから読み出される信号の情報量を抑えることができる。また、メモリから信号を読み出す周波数を変化させることができる。
また、ディスプレイコントローラ1202の構成について、以下に説明する。
図3は、本発明のディスプレイコントローラの構成を示した図である。ディスプレイコントローラ1202は、基準クロック発生回路301、可変分周回路302、水平クロック発生回路303、垂直クロック発生回路304、発光素子用電源制御回路305、駆動回路用電源制御回路306によって構成されている。
CPU1204から入力されるクロック信号31は、基準クロック発生回路301に入力され、基準クロックを発生する。この基準クロックは、可変分周回路302を介して、水平クロック発生回路303及び垂直クロック発生回路304に入力される。可変分周回路302には、CPU1204から階調コントロール信号34が入力される。この信号によって、基準クロックの周波数を変化させる。
なお、可変分周回路302において基準クロックの周波数を変化させる度合いは、実施者が適宜定めることができる。
なお、CPU1204から入力される階調コントロール信号34は、光センサ1207によって検出された外光強度に応じた出力信号によって制御される。もし、光センサ1207の出力信号がある一定の値以上の場合、すなわち、外光強度が高い場合は、階調数の少ない第2の表示モードに応じた階調コントロール信号を入力する。一方、光センサ1207の出力信号がある一定の値未満の場合、すなわち、外光強度が低い場合は、階調数の多い第1の表示モードに応じた階調コントロール信号を入力する。
また、水平クロック発生回路303には、CPU1204から水平周期を定める、水平周期信号32が入力され、ソース信号線駆動回路用のクロックパルスS_CLK及び、スタートパルスS_SPが出力されている。同様に、垂直クロック発生回路304には、CPU1204から垂直周期を定める垂直周期信号33が入力され、ゲート信号線駆動回路用のクロックパルスG_CLK及びスタートパルスG_SPが出力されている。
このようにして、外光強度に応じて表示する階調数を変えることができると同時に、高階調表示が必要ない場合は、信号制御回路のメモリコントローラにおいて、メモリからの下位ビットの信号の読み出しを無くし、また、メモリからの信号の読み出しの周波数を小さくする。この動作に対応して、ディスプレイコントローラは、各駆動回路(ソース信号線駆動回路及びゲート信号先駆動回路)に入力するサンプリングパルスSP及びクロックパルスCLKの周波数を小さくし、画像を表現するサブフレーム期間の書き込み期間及び表示期間を長く設定することができる。
例えば、第1の表示モードにおいて、1フレーム期間を4つのサブフレーム期間に分割し、それぞれのサブフレーム期間の表示期間Ts1:Ts2:Ts3:Ts4の比を2:2−1:2−2:2−3として、4ビットのデジタル映像信号を用いて、2の階調を表現する表示装置を考える。簡単にするために、各サブフレーム期間の表示期間Ts1〜Ts4の長さを、8、4、2、1とする。また、各サブフレーム期間の書き込み期間Ta1〜Ta4の長さを1とする。また、第2の表示モードにおいて、上位1ビットの信号を用いて階調を表現する場合を考える。
このとき、第2の表示モードにおいて、階調表現に関与するビットに対応する第1の表示モードにおけるサブフレーム期間が、1フレーム期間あたりに占める割合は、9/19となる。
本発明の構成を用いない場合、例えば、図41で示したような従来の駆動方法を用いる場合は、第2の表示モードにおいて、1フレーム期間の内の10/19が、表示に関与しない期間となってしまう。
一方、本発明は上記構成によって、第2の表示モードにおいては、ディスプレイの各駆動回路に入力されるクロック信号等の周波数を変化させ、第1の表示モードにおける書き込み期間の19/9倍の長さの書き込み期間を設定し、同様に表示期間も、第1の表示モードの第1ビットに対応するサブフレーム期間SF1の表示期間Ts1の19/9倍の長さに設定する。これによって、1フレーム期間を、サブフレーム期間SF1が占めるようにすることができる。こうして、第2の表示モードにおいて、1フレーム期間中において表示に関与しない期間を減らすことができる。
こうして、第2の表示モードにおいても、1フレーム期間あたりの発光素子の表示期間を多くとることができる。
なお、本実施例では、第1の表示モードで1フレーム期間を4つのサブフレーム期間に分割して、4ビットのデジタル映像信号を用いて、2の階調をしたが、ひとつのサブフレーム期間をさらに複数のサブフレーム期間で構成してもよい。例えば、1フレーム期間を6つのサブフレーム期間に分割してもよい。
発光素子用電源制御回路305は、発光素子の対向電極の電位(対向電位)を、書き込み期間中は電源電位とほぼ同じ電位に保たれるようにし、表示期間においては電源電位との間に発光素子が発光する程度の電位差を有するように、制御している。ここで、発光素子用電源制御回路305にも、階調コントロール信号34が入力される。これによって、発光状態を選択された画素において、発光素子が発光する期間が長くなった分、発光素子の両電極間にかける電圧が小さくなるように、発光素子の対向電極の電位を変化させる。また、階調コントロール信号34は、光センサ1207によって検出された外光強度に応じた出力信号によって制御されているため、外光強度に応じて、発光素子の両電極間にかける電圧を変化させることができる。
なお、本実施例では、第1及び第2の表示モードの2種類の表示モードがある場合について述べているが、第1及び第2の表示モードの他に、表現する階調数を変えた表示モードを設定した場合についても同様に、発光素子の対向電極の電位を変化させてもよい。
例えば、2階調を表現する第1の表示モード及び2階調を表現する第2の表示モードの他に、2階調を表現する第3の表示モードを設けた場合を考える。第3の表示モードにおいても、ディスプレイコントローラの動作により、1フレーム期間あたりの発光素子の表示期間を、第1の表示モードの場合よりも多くとることができる。よって、第3の表示モードに対して、発光素子の両電極間にかける電圧を小さくしてもよい。ただし、発光素子の両電極間にかける電圧は、第2の表示モードの場合よりは小さくならない。したがって、第1、第2、第3の表示モードに対して、発光素子用電源制御回路305によって、発光素子の対向電極の電位を変化させることができる。なお、第1、第2、第3の表示モードに対する対向電極の電位の例を図14に示す。各表示モードに対する1フレーム期間あたりの表示期間の長さを比較すると、第2の表示モードが一番長く、以下、第3の表示モード、第1の表示モードの順に短くなる。よって、対向電極の電位は、第2の表示モードの場合に一番高くし、以下、第3の表示モード、第1の表示モードの順に低くすればよい。
このように、第2及び第3の表示モードにおいて、発光素子の両電極間に印加する電圧の大きさを小さくすることができるので、印加される電圧による発光素子のストレスを少なくすることできる。
また、駆動回路用電源制御回路306は、各駆動回路に入力される電源電圧を制御する。ここで、駆動回路用電源制御回路306にも、階調コントロール信号34が入力されることで、出力される駆動回路用電源電圧を変更する。第1の表示モードに比べ第2の表示モードでは各駆動回路のクロックパルスの周波数が小さいため、低い電源電圧で各駆動回路を動作させることができる。また、階調コントロール信号34は、光センサ1207によって検出された外光強度に応じた出力信号によって制御されているため、外光強度に応じて、駆動回路用電源電圧を変更することができる。
なお、駆動回路用電源制御回路306には、特許第3110257号に開示されている技術など公知の構成のものを用いてもよい。
また第2の表示モードで表示装置を駆動する際、ディスプレイコントローラの消費電力を小さくできるように、ディスプレイコントローラを駆動する電圧を低く設定できるような手段を有していてもよい。
前述した信号制御回路1201、メモリコントローラ1203、CPU1204、メモリ1205、1206、ディスプレイコントローラ1202は、ディスプレイ1200の画素と同一基板上に形成してもよいし、LSIチップで形成しディスプレイ1200の基板上にCOGで貼り付けを行ってもよいし、基板上にTABをもちいて貼り付けを行ってもよいし、ディスプレイとは別の基板上に形成し、電気配線にて接続を行ってもよい。
本実施例では、光センサ1207の出力により2階調表示である第2の表示モードを選択する場合に表示画像の明暗を反転させる手段を備えた表示装置について説明する。本実施例の表示装置のブロック図を図43に示す。実施例1で示した表示装置の例と比較して、デジタル映像信号を信号制御回路1201からディスプレイ1200に直接入力させるのではなく、スイッチ4301を介して入力させる部分が異なる。スイッチ4301には、インバータ回路4302があり、スイッチ4301の切り換えによって、デジタル映像信号がそのままディスプレイに入力されるか、明暗が反転して入力されるかを選択することができる。これにより、通常では、白地の背景画像に黒地の表示画像を反転させて、黒地の背景画像に白地の表示画像を表示させることができる。このようにすると、表示画面の視認性をさらに向上させることができるとともに、背景画像を黒地にしたため、発光部分の面積を削減でき、消費電力を削減できる。また、白地の表示画像の輝度を高くすることにより、表示画面の視認性をさらに向上させることができる。
なお、ディスプレイコントローラやメモリコントローラ、画素部の構成などは、実施例1に記載のものを用いてもよい。
図43に示した表示装置を搭載した携帯電話の例を図44に示す。図44(A)に示す携帯電話は、第1の筐体4401、第2の筐体4402、表示画面4403、スピーカー4404、アンテナ4405、ヒンジ4406、キーボード4407、マイクロフォン4408、光センサ4409により構成されている。本発明の表示装置は、第1の筐体4401の中に装着されている。
図44(A)は、外光が弱い場合の表示を示している。表示画面4403においては、白地の背景画像に黒文字が表示されている。外光が弱い場合、目の感度は表示画面の発光輝度に合わせられる。
図44(B)は、外光が強い場合の表示を示している。外光が強い場合は、白地の背景画像が外光に負けてしまうので、光センサ4409において外光の強度を検出し、映像の明暗を反転させ、背景画像を黒地に、文字を白色に変更する。このように背景画像を黒地にすることにより、白文字の部分をはっきりと認識させることが可能となり、表示画面の視認性をさらに向上させることができる。さらに、背景画像を黒地にしたため、発光部分の面積を削減でき、消費電力を削減できる。また、白文字の輝度を高くすることにより、表示画面の視認性をさらに向上させることができる。
なお、本実施例では携帯電話の例について示したが、それらに限定されず、携帯情報端末、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、画像再生装置など、様々な表示装置を用いる電子機器に使用することが可能である。
なお、本実施例は、実施例1の内容と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本実施例では、本発明の表示装置のソース信号線駆動回路の構成例について説明する。ソース信号線駆動回路の構成例を図15に示す。
ソース信号線駆動回路は、シフトレジスタ1501と、走査方向切り換え回路、LAT(A)1502及びLAT(B)1503によって構成されている。なお、図15では、シフトレジスタ1501からの出力の1つに対応する、LAT(A)1502の一部とLAT(B)1503の一部のみを図示するが、シフトレジスタ1501からの全ての出力に対して、同様の構成のLAT(A)1502及びLAT(B)1503が対応する。
シフトレジスタ1501は、クロックドインバータ、インバータ、NAND回路によって構成されている。シフトレジスタ1501には、ソース信号線駆動回路用スタートパルスS_SPが入力され、ソース信号線駆動回路用クロックパルスS_CLKとその極性が反転した信号であるソース信号線駆動回路用反転クロックパルスS_CLKBによって、クロックドインバータが導通状態、非導通状態と変化することによって、NAND回路から順に、LAT(A)1502にサンプリングパルスを出力する。
また、走査方向切り換え回路は、スイッチによって構成され、シフトレジスタ1501の走査方向を、図面向かって左右に切り換える働きをする。図15では、左右切り換え信号L/RがLoの信号に対応する場合、シフトレジスタ1501は、図面向かって左から右に順にサンプリングパルスを出力する。一方、左右切り換え信号L/RがHiの信号に対応する場合、図面向かって右から左に順にサンプリングパルスを出力する。
各ステージのLAT(A)1502は、クロックドインバータと、インバータによって構成されている。
ここで、各ステージのLAT(A)1502とは、1本のソース信号線に入力する映像信号を取り込むLAT1504を示すものとする。
ここでは、実施例1において説明した信号制御回路より出力されたデジタル映像信号はVDは、p分割(pは自然数)されて入力される。つまり、p本のソース信号線への出力に対応する信号が並列に入力される。サンプリングパルスが、バッファを介して、p個のステージのLAT(A)1502のクロックドインバータに同時に入力されると、p分割された入力信号はp個のステージのLAT(A)1502において、それぞれ同時にサンプリングされる。
ここでは、x本のソース信号線に信号電圧を出力するソース信号線駆動回路を例に説明しているので、1水平期間あたり、x/p個のサンプリングパルスが順にシフトレジスタより出力される。各サンプリングパルスに応じて、p個のステージのLAT(A)1502は、同時にp本のソース信号線への出力に対応するデジタル映像信号をサンプリングする。
本明細書中では、このようにソース信号線駆動回路に入力するデジタル映像信号を、p相の並列信号に分割し、p個のデジタル映像信号を1つのサンプリングパルスによって同時に取り込む手法を、p分割駆動と呼ぶことにする。図15では4分割を行っている。
上記分割駆動を行うことによって、ソース信号線駆動回路のシフトレジスタのサンプリングにマージンを持たせることができる。こうして表示装置の信頼性を向上させることができる。
各ステージのLAT(A)1502に1水平期間の信号がすべて入力されると、ラッチパルスLS及びその極性が反転した、反転ラッチパルスLSBが入力されて、各ステージのLAT(A)1502に入力された信号を各ステージのLAT(B)1503へ一斉に出力する。
なお、ここで各ステージのLAT(B)1503とは、各ステージのLAT(A)1502からの信号をそれぞれ入力する、LAT(B)のことを示すとする。
LAT(B)1503の各ステージは、クロックドインバータ及び、インバータによって構成されている。LAT(A)1502の各ステージより出力された信号は、LAT(B)1503に保持されると同時に、各ソース信号線S1〜Sxに出力される。
なお、ここでは図示しなかったが、レベルシフタやバッファ等を適宜設けてもよい。
シフトレジスタ1501及びLAT(A)1502、LAT(B)1503に入力されるスタートパルスS_SP、クロックパルスS_CLK等は、発明の実施の形態で示したディスプレイコントローラから入力されている。
本発明では、ビット数の少ないデジタル映像信号を、ソース信号線駆動回路のLAT(A)に入力する動作を、信号制御回路によって行い、同時に、ソース信号線駆動回路のシフトレジスタに入力されるクロックパルスS_CLKや、スタートパルスS_SP等の周波数を小さくし、ソース信号線駆動回路を動作させる駆動電圧を低くする動作を、ディスプレイコントローラによって行う。
こうして、第2の表示モードにおいて、ソース信号線駆動回路がデジタル映像信号をサンプリングする動作を少なくして、表示装置の消費電力を抑えることができる。
なお、本発明の表示装置は、本実施例のソース信号線駆動回路の構成に限らず、公知の構成のソース信号線駆動回路を自由に用いることができる。
また、ソース信号線駆動回路の構成により、ディスプレイコントローラからソース信号線駆動回路に入力される信号線の数や、駆動電圧の電源線の本数も異なった構成になる。
本実施例は、実施例1〜実施例2と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本実施例では、本発明の表示装置のゲート信号線駆動回路の構成例について説明する。
ゲート信号線駆動回路は、シフトレジスタ、走査方向切り換え回路等によって構成されている。なお、ここでは図示しなかったが、レベルシフタやバッファ等を適宜設けてもよい。
シフトレジスタには、スタートパルスG_SP、クロックパルスG_CLK、駆動電圧等が入力されて、ゲート信号線選択信号を出力している。
ゲート信号線駆動回路の構成について、図16を用いて説明する。シフトレジスタ1601は、クロックドインバータ1602と1603、インバータ1604、NAND回路1607によって構成されている。シフトレジスタ1601には、スタートパルスG_SPが入力され、クロックパルスG_CLKとその極性が反転した信号である反転クロックパルスG_CLKBによって、クロックドインバータ1602及び1603が導通状態、非導通状態と変化することによって、NAND回路1607から順に、サンプリングパルスを出力する。
また、走査方向切り換え回路は、スイッチ1605及びスイッチ1606によって構成され、シフトレジスタの操作方向を、図面向かって左右に切り換える働きをする。図16では、走査方向切り換え信号U/DがLoの信号に対応する場合、シフトレジスタは、図面向かって左から右に順に、サンプリングパルスを出力する。一方、走査方向切り換え信号U/DがHiの信号に対応する場合、図面向かって右から左に順にサンプリングパルスを出力する。
シフトレジスタから出力されたサンプリングパルスは、NOR回路1608に入力され、イネーブル信号ENBと演算される。この演算は、サンプリングパルスのなまりによって、となり合うゲート信号線が同時に選択される状況を防ぐために行われる。NOR回路1608から出力された信号は、バッファ1609、1610を介して、ゲート信号線G1〜Gyに出力される。
なお、ここでは図示しなかったが、レベルシフタやバッファ等を適宜設けてもよい。
シフタレジスタに入力されるスタートパルスG_SP、クロックパルスG_CLK、駆動電圧等は、実施の形態で示したディスプレイコントローラから入力されている。
本発明では、第2の表示モードにおいて、ゲート信号線駆動回路のシフトレジスタに入力されるクロックパルスG_CLKや、スタートパルスG_SP等の周波数を小さくし、ゲート信号線駆動回路を動作させる駆動電圧を低くする動作を、ディスプレイコントローラによって行う。
こうして、第2の表示モードにおいて、ゲート信号線駆動回路のサンプリングの動作を少なくし、表示装置の消費電力を抑えることができる。
なお、本発明の表示装置は、本実施例のゲート信号線駆動回路の構成に限らず、公知の構成のゲート信号線駆動回路を自由に用いることができる。
また、ゲート信号線駆動回路の構成により、ディスプレイコントローラからゲート信号線駆動回路に入力される信号線の数や、駆動電圧の電源線の本数も異なった構成になる。
本実施例は、実施例1〜実施例3と自由に組み合わせて実施することが可能である。
時間階調を用いた表示装置では以上に述べてきた、書き込み期間と表示期間を分離する方式のほかに、書き込みと表示を同時に行うような駆動方法も提案されている。具体的には特開2001−343933号公報に開示されている。この方式では従来の選択TFT、駆動TFTのほかに消去TFTを追加し、階調数を向上させることができる。
具体的には、ゲート信号線駆動回路を複数設けて、第1のゲート信号線駆動回路で書き込みを行い、全ラインが書き込み終わる前に第2のゲート信号線駆動回路で消去を行うものである。4ビット程度では余り効力はないが、階調が6ビット以上になる場合や、擬似輪郭対策でサブフレームを多く増やさねばならない場合には、非常に有効な対策である。本発明はこのような駆動方法をとる表示装置においても適応可能である。
この駆動方法を実現するための画素構成の例を図18、図19、図20に示す。
図18は、消去TFTを設けた例である。図18に示した画素は、第1のゲート信号線1801、第2のゲート信号線1802、ソース信号線1803、電源線1804、選択TFT1805、保持容量1806、駆動TFT1807、発光素子1808、消去TFT1809から構成される。
選択TFT1805は、ゲート電極が、第1のゲート信号線1801に接続され、第1の電極が、ソース信号線1803に接続され、第2の電極が、保持容量1806の第2の電極、及び消去TFT1809の第2の電極、及び駆動TFT1807のゲート電極に接続される。駆動TFT1807は、第1の電極が、電源線1804に接続され、第2の電極が、発光素子1808の陽極に接続される。消去TFT1809は、ゲート電極が、第2のゲート信号線1802に接続され、第1の電極が、電源線1804に接続される。
次に、図18に示した画素構成の動作について説明する。まず、信号を書き込む場合は、第1のゲート信号線1801の電位を、ソース信号線1803の最も高い電位、もしくは、電源線1804の電位よりも高くすることにより、第1のゲート信号線1801を選択し、選択TFT1805をオン状態にして、ソース信号線1803から信号を保持容量1806に入力する。これにより、保持容量1806に保持された信号に応じて、駆動TFT1807の電流が制御され、電源線1804から、発光素子1808に電流が流れる。その結果、発光素子1808が点灯する。
信号を消去したい場合は、第2のゲート信号線1802の電位を、ソース信号線1803の最も高い電位、もしくは、電源線1804の電位よりも高くすることにより、第2のゲート信号線1802を選択し、消去TFT1809をオン状態にして、駆動TFT1807がオフ状態になるようにする。これにより、電源線1804から発光素子1808に電流が流れないようになる。その結果、非点灯期間を作ることができ、点灯期間の長さを自由に制御できるようになる。
図18では、消去TFT1809を用いていたが、別の方法を用いることも出来る。なぜなら、強制的に非点灯期間をつくればよいので、発光素子1808に電流が供給されないようにすればよいからである。よって、電源線1804から発光素子1808に電流が流れる経路のどこかに、スイッチを配置して、そのスイッチのオンオフを制御して、非点灯期間を作ればよい。あるいは、駆動TFT1807のゲート・ソース間電圧を制御して、駆動TFT1807が強制的にオフになるようにすればよい。
図19は、駆動TFT1807を強制的にオフにする場合の例である。図19に示した画素は、第1のゲート信号線1901、第2のゲート信号線1902、ソース信号線1903、電源線1904、選択TFT1905、保持容量1906、駆動TFT1907、発光素子1908、消去ダイオード1909から構成される。
選択TFT1905は、ゲート電極が、第1のゲート信号線1901に接続され、第1の電極が、ソース信号線1903に接続され、第2の電極が、保持容量1906の第2の電極、及び消去ダイオード1909の第2の電極、及び駆動TFT1907のゲート電極に接続される。駆動TFT1907は、第1の電極が、電源線1904に接続され、第2の電極が、発光素子1908の陽極に接続される。消去ダイオード1909は、第1の電極が、第2のゲート信号線1902に接続される。
なお、保持容量1906は、駆動TFT1907のゲート電位を保持する機能を有する。よって、駆動TFT1907のゲート電極と電源線1904の間に接続されているが、これに限定されない。駆動TFT1907のゲート電位を保持できるように配置されていればよい。また、駆動TFT1907のゲート容量などを用いて駆動TFT1907のゲート電位を保持できる場合は、保持容量1906を省いてもよい。
次に、図19に示した画素構成の動作について説明する。まず、信号を書き込む場合は、第1のゲート信号線1901の電位を、ソース信号線1903の最も高い電位、もしくは、電源線1904の電位よりも高くすることにより、第1のゲート信号線1901を選択し、選択TFT1905をオン状態にして、ソース信号線1903から信号を保持容量1906に入力する。これにより、保持容量1906に保持された信号に応じて、駆動TFT1907の電流が制御され、電源線1904から、発光素子1908に電流が流れる。その結果、発光素子1908が点灯する。
信号を消去したい場合は、第2のゲート信号線1902の電位を、ソース信号線1903の最も高い電位、もしくは、電源線1904の電位よりも高くすることにより、第2のゲート信号線1902を選択し、消去ダイオード1909がオンして、第2のゲート信号線1902から駆動TFT1907のゲート電極へ電流が流れるようにする。その結果、駆動TFT1907がオフ状態になる。これにより、電源線1904から、発光素子1908に電流が流れないようになる。その結果、非点灯期間を作ることができ、点灯期間の長さを自由に制御できるようになる。
信号を保持しておきたい場合は、第2のゲート信号線1902の電位を、ソース信号線1903の最も高い電位、もしくは、電源線1904の電位よりも低くすることにより、第2のゲート信号線1902を非選択しておく。すると、消去ダイオード1909がオフするので、駆動TFT1907のゲート電位は保持される。
なお、消去ダイオード1909は、整流性がある素子であれば、なんでもよい。PN型ダイオードでもよいし、PIN型ダイオードでもよいし、ショットキー型ダイオードでもよいし、ツェナー型ダイオードでもよい。
また、トランジスタを用いて、ダイオード接続(ゲートとドレインを接続)して、用いてもよい。その場合の回路図を図20に示す。消去ダイオード1909として、ダイオード接続されたトランジスタ2009を用いている。ここでは、Nチャネル型を用いているが、これに限定されない。Pチャネル型を用いてもよい。
図17(A)に第1の表示モードで表示を行う場合のタイミングチャートを示す。図17(A)では4ビット目で第2のゲート信号線駆動回路で消去を行って点灯期間を短縮している。
図17(B)に第2の表示モードで表示を行う場合のタイミングチャートを示す。図17(B)に示す第2表示モードにおいては第2のゲート信号線駆動回路で消去を行う必要がないので、第2のゲート信号線駆動回路にスタートパルスG_SP、クロックパルスG_CLKを入力する必要はない。
本実施例は実施例1〜実施例4と自由に組み合わせることができる。
また、実施例5と同様に書き込みと表示を同時に行う別の方式も提案されている。この場合の第1の表示モードにおけるタイミングチャートを図21(A)に、第2の表示モードにおけるタイミングチャートを図21(B)に示す。この場合の画素構成は図38に示すような従来と同じものである。図21に示した駆動方法は、第1の表示モードでは、1ゲート選択期間において、複数の行を同時に選択し、第2の表示モードでは、1ゲート選択期間において、1行のみを選択するというものである。
第1の表示モードでの駆動方法について、具体的に説明すると、図22に示すように、1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割する(図22の場合は、3つに分割している)。そして、各サブゲート選択期間内で、各々のゲート信号線の電位を高くすることにより、各々のゲート信号線を選択し、その時に対応する信号をソース信号線に入力する。例えば、ある1ゲート選択期間において、第1のサブゲート選択期間ではi行目を選択し、第2のサブゲート選択期間ではj行目を選択し、第3のサブゲート選択期間ではk行目を選択する。そして、次の1ゲート選択期間では、第1のサブゲート選択期間ではi+1行目を選択し、第2のサブゲート選択期間ではj+1行目を選択し、第3のサブゲート選択期間ではk+1行目を選択する。このようにすると、1ゲート選択期間において、あたかも同時に3行分を選択したかのように動作させることが可能となる。
本実施例の駆動方法を実施するときのゲート信号線駆動回路の構成例を図23に示す。例えば、図22に示したように、1ゲート選択期間を3つのサブゲート選択期間に分割する場合、第1のシフトレジスタ2301、第2のシフトレジスタ2302及び第3のシフトレジスタ2303を用意する。なお、シフトレジスタについては、例えば、実施例5で示したゲート信号線駆動回路(図16)に記載のシフトレジスタ1601を用いてもよい。シフトレジスタ2301、2302、2303は、それぞれスタートパルスG_SP1、G_SP2、G_SP3により駆動し、それぞれサンプリングパルスを出力する。次に、それぞれのサンプリングパルスと1ゲート選択期間分割用信号G_CP1、G_CP2、G_CP3をAND回路2304、2305、2306に入力し、論理積を計算する。最後に、AND回路2304、2305、2306の出力をOR回路2307に入力し、論理和を計算する。そして、OR回路2307の出力信号がHiとなる期間のみ、ゲート信号線が選択される。
なお、スタートパルスG_SP1、G_SP2、G_SP3、及び1ゲート選択期間分割用信号G_CP1、G_CP2、G_CP3は、ディスプレイコントローラから送られる。本実施例におけるディスプレイコントローラの構成例を図24に示す。図24に示した例では、それぞれのシフトレジスタに対するスタートパルス及び1ゲート選択期間分割用信号を生成する垂直クロック発生回路2404_1、2404_2、2404_3を設けている。これにより、それぞれのシフトレジスタを独立に駆動できるようになる。
次に、本実施例のゲート信号線駆動回路のタイミングチャートを図25、図26、図27に示す。図25は、シフトレジスタ2301を用いて、i行目のゲート線を選択する場合を示している。
なお、1ゲート選択期間分割用信号は、1ゲート選択期間を1周期とする信号とし、1ゲート選択期間分割用信号G_CP1は、1ゲート選択期間の最初の1/3期間のみHiの信号で、残りの2/3期間はLoの信号とする。同様に、1ゲート選択期間分割用信号G_CP2は、1ゲート選択期間の真ん中の1/3期間のみHiの信号で、残りの2/3期間はLoの信号とし、1ゲート選択期間分割用信号G_CP3は、1ゲート選択期間の最後の1/3期間のみHiの信号で、残りの2/3期間はLoの信号とする。
例えば、シフトレジスタ2301のi行目のサンプリングパルスのみがHiの信号となる場合を考える。ここで、各シフトレジスタのi行目のサンプリングパルスと1ゲート選択期間分割用信号に対するAND回路の出力信号をAND1_i、AND2_i、AND3_iに示す。シフトレジスタ2301のi行目のサンプリングパルスのみがHiの信号となっているため、1ゲート選択期間分割用信号G_CP1との論理積を計算すると、1ゲート選択期間の最初の1/3期間のみHiとなる信号が得られる。また、シフトレジスタ2302、2303のi行目のサンプリングパルスはLoの信号となっているため、1ゲート選択期間分割用信号との論理積を計算すると、1ゲート選択期間中Loとなる信号が得られる。最後にAND1_i、AND2_i、AND3_iの論理和を計算すると、1ゲート選択期間の最初の1/3期間のみHiとなる信号が得られる。したがって、i行目のゲート信号線が1ゲート選択期間の最初の1/3期間のみ選択される。
図26は、シフトレジスタ2302を用いて、j行目のゲート線を選択する場合を示している。例えば、シフトレジスタ2302のj行目のサンプリングパルスのみがHiの信号となる場合を考える。ここで、各シフトレジスタのj行目のサンプリングパルスと1ゲート選択期間分割用信号に対するAND回路の出力信号をAND1_j、AND2_j、AND3_jに示す。シフトレジスタ2302のj行目のサンプリングパルスのみがHiの信号となっているため、1ゲート選択期間分割用信号G_CP2との論理積を計算すると、1ゲート選択期間の真ん中の1/3期間のみHiとなる信号が得られる。また、シフトレジスタ2301、2303のj行目のサンプリングパルスはLoの信号となっているため、1ゲート選択期間分割用信号との論理積を計算すると、1ゲート選択期間中Loとなる信号が得られる。最後にAND1_j、AND2_j、AND3_jの論理和を計算すると、1ゲート選択期間の真ん中の1/3期間のみHiとなる信号が得られる。したがって、j行目のゲート信号線が1ゲート選択期間の真ん中の1/3期間のみ選択される。
図27は、シフトレジスタ2303を用いて、k行目のゲート線を選択する場合を示している。例えば、シフトレジスタ2303のk行目のサンプリングパルスのみがHiの信号となる場合を考える。ここで、各シフトレジスタのk行目のサンプリングパルスと1ゲート選択期間分割用信号に対するAND回路の出力信号をAND1_k、AND2_k、AND3_kに示す。シフトレジスタ2303のk行目のサンプリングパルスのみがHiの信号となっているため、1ゲート選択期間分割用信号G_CP3との論理積を計算すると、1ゲート選択期間の最後の1/3期間のみHiとなる信号が得られる。また、シフトレジスタ2301、2302のk行目のサンプリングパルスはLoの信号となっているため、1ゲート選択期間分割用信号との論理積を計算すると、1ゲート選択期間中Loとなる信号が得られる。最後にAND1_k、AND2_k、AND3_kの論理和を計算すると、1ゲート選択期間の最後の1/3期間のみHiとなる信号が得られる。したがって、k行目のゲート信号線が1ゲート選択期間の最後の1/3期間のみ選択される。
また、ゲート信号線選択回路の別の構成例を図30に示す。例えば、1ゲート選択期間を3つのサブゲート選択期間に分割する場合、第1のシフトレジスタ3001、第2のシフトレジスタ3002及び第3のシフトレジスタ3003を用意し、シフトレジスタ3001と、シフトレジスタ3002及び3003とを、画素部3000の両側に配置する。シフトレジスタ3001については、シフトレジスタ3001の出力であるサンプリングパルスと1ゲート選択期間分割用信号G_CP1をAND回路3004に入力する。そして、AND回路3004の出力信号がHiとなる期間のみ、ゲート信号線が選択される。一方、シフトレジスタ3002、3003については、それぞれのシフトレジスタが出力するサンプリングパルスと1ゲート選択期間分割用信号G_CP2、G_CP3をそれぞれAND回路3005、AND回路3006に入力し、これらの出力をOR回路3007に入力する。そして、OR回路3007の出力信号がHiとなる期間のみ、ゲート信号線が選択される。なお、AND回路3004及びOR回路3007の出力線とゲート信号線の間には、スイッチ3008、3009が接続されている。これらのスイッチは、ディスプレイコントローラから送られるスイッチ制御信号G_SWによって制御され、AND回路3004及びOR回路3007の出力信号がHiとなるゲート信号線に接続されるスイッチをオンにすることにより、ゲート信号線が選択される。
なお、各行のゲート信号線の両側に接続されている一対のスイッチ3008、3009は、排他的に動作するように制御する。例えば、シフトレジスタ3001を用いて、i行目のゲート信号線を選択する場合、i行目のゲート信号線に接続されているスイッチのうち、スイッチ3008をオンにし、スイッチ3009をオフにする。これにより、シフトレジスタ3001の出力のみがi行目のゲート信号線に入力される。また、シフトレジスタ3002を用いて、j行目のゲート信号線を選択する場合、j行目のゲート信号線に接続されているスイッチのうち、スイッチ3009をオンにし、スイッチ3008をオフにする。これにより、シフトレジスタ3002の出力のみがj行目のゲート信号線に入力される。
このように、本実施例のゲート信号線駆動回路を用いることによって、1ゲート選択期間中に3行分のゲート信号線を選択することが可能となる。
なお、各表示モードを切り換える際に、スタートパルスや1ゲート選択期間分割用信号のタイミングを変化させてもよい。例えば、2階調を表現する第1の表示モード及び2階調を表現する第2の表示モード、2階調を表現する第3の表示モードを設けた場合、各表示モードにおけるスタートパルス及び1ゲート選択期間分割用信号のタイミングチャートの一例を図28、図29に示す。なお、図28、図29に示した例は、第1及び第3の表示モードでは、1ゲート選択期間において、複数の行を同時に選択し、第2の表示モードでは、1ゲート選択期間において1行のみ選択する場合について示している。
第1及び第3の表示モードのときは、図28に示すような信号にする。図28は、図25〜図27で用いたものと同じである。このようにすることにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択でき、ゲート信号線駆動回路のシフトレジスタに入力されるクロックパルスG_CLKやスタートパルスG_SP等の周波数を小さくし、ゲート信号線駆動回路を動作させる駆動電圧を低くすることができる。
また、第2の表示モードのときは、図29(A)、(B)に示すような信号にする。図29(A)は、3段のシフトレジスタに共通のスタートパルスG_SPを入力する方法である。1ゲート選択期間分割用信号については、図28に示したものと同じである。このようにすると、3段のシフトレジスタを用いて同じゲート信号線を1ゲート選択期間の1/3期間ずつ選択する。つまり、1ゲート選択期間に1行分のゲート信号線を選択できる。図29(B)は、3段のシフトレジスタのいずれか1段のみを用いて、ゲート信号線を選択する方法である。例えば、スタートパルスについては、G_SP1を1ゲート選択期間中のみHiの信号となるようにし、G_SP2、G_SP3は常にLoの信号とする。また、1ゲート選択期間分割用信号については、G_CP1を常にHiの信号とし、G_CP2、G_CP3は常にLoの信号とする。このようにすると、第1のシフトレジスタ2301を用いて1ゲート選択期間に1行分のゲート信号線を選択できる。
なお、一般に1ゲート選択期間をa個(aは2以上の自然数)のサブゲート選択期間に分割する場合は、シフトレジスタをa段用意し、本実施例と同様の方法でゲート信号線駆動回路を構成すればよい。
次に、本実施例の駆動方法を実施するときのソース信号線駆動回路の構成例を図31に示す。図31は、i列目のソース信号先駆動回路について示している。例えば、図22に示したように、1ゲート選択期間を3つのサブゲート選択期間に分割する場合、第1の及び第2のラッチ回路を3組用意する。そして、第1及び第2のラッチ回路の各組では、それぞれ異なる行のビデオ信号を保持する。例えば、第1及び第2のラッチ回路A3102、3103ではi行目のビデオ信号を保持し、第1及び第2のラッチ回路B3104、3105ではj行目のビデオ信号を保持し、第1及び第2のラッチ回路C3106、3107ではk行目のビデオ信号を保持する。そして、どの行のビデオ信号をi列目のソース信号線に入力するかを切り換えスイッチ3115により選択し、レベルシフタ3108を介して入力する。なお、切り換えスイッチの動作は、3個のサブゲート選択期間ごとに異なるスイッチがオンするように制御すればよい。例えば、図10、図23で示したゲート信号線駆動回路で用いた1ゲート選択期間分割用信号G_CPを用い、1ゲート選択期間の最初の1/3期間は、第1及び第2のラッチ回路A3102、3103に保持したi行目のビデオ信号だけをソース信号線に入力すればよい。同様に、1ゲート選択期間の真ん中の1/3期間は、第1及び第2のラッチ回路B3104、3105に保持したj行目のビデオ信号だけをソース信号線に入力し、1ゲート選択期間の最後の1/3期間は、第1及び第2のラッチ回路C3106、3107に保持したk行目のビデオ信号だけをソース信号線に入力すればよい。
このようなソース信号線駆動回路を用いることによって、1ゲート選択期間内に3行分のビデオ信号をソース信号線に入力することができる。このソース信号線駆動回路と、図10、図23で示したゲート信号線駆動回路を併用することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択するという駆動方法を実施することができる。
このような駆動方法を用いると、1フレーム期間あたりの発光素子の表示期間を多くとることができるため、輝度を向上させることが可能となる。また、各駆動回路(ソース信号線駆動回路及びゲート信号線駆動回路)のシフトレジスタに入力されるクロックパルスやスタートパルス等の周波数を小さくし、各駆動回路を動作させる駆動電圧を低くすることができる。さらに、回路構成が簡単にできるため、廉価版の表示装置に適応が可能である。
なお、このような駆動方法の詳細については、例えば、特開2001−324958号公報、特開2002−108264号公報、特開2004−4501号公報等に記載されており、その内容を本願と組み合わせて適用することが出来る。
なお、本実施例では第2の表示モードにおいてフレーム期間を分割しているが、分割しない構成でもよい。
なお、本実施例では、第2の表示モードにおいて、1ゲート選択期間に1行のみ選択したが、第2の表示モードにおいて、1ゲート選択期間に複数の行を同時に選択してもよい。
なお、本実施例は実施例1〜実施例4と自由に組み合わせることができる。
また、以上では時間階調を定電圧駆動、すなわち、画素中の駆動TFTを線型領域で動作させることにより、外部の電源電圧がそのまま発光素子にかかるように駆動している。しかし、この方式は、発光素子が劣化し、印加電圧対輝度の特性が変化すると、焼きつきになって、表示が悪化するという欠点がある。そのため、定電流駆動、すなわち、画素中の駆動TFTを飽和領域で動作させることにより、駆動TFTを電流源として使う駆動法がある。この場合においても、駆動TFTの動作期間を制御することにより、時間階調は可能である。それについての記述は特開2002−108285号公報に記載されているが、本発明はこのような定電流時間階調についても、適応が可能である。図32に示すのは駆動TFTの動作点である。定電流駆動をおこなう場合には動作点3205があるような飽和領域で、定電圧駆動を行う場合には動作点3206があるような線型領域で動作をおこなう。
なお、本実施例は、実施例1〜実施例6と自由に組み合わせて実施することが可能である。
これまでは、階調の表現方法として、時間階調方式を用いた例について説明したが、本発明は、他の階調表現方式でも適用できる。例えば、面積階調方式を用いた駆動方法でも適用できる。面積階調方式を適用する場合の画素構成の一例を、図33、図34に示す。面積階調を行う画素の特徴としては、ひとつの画素に、独立に制御できる複数の発光素子があることである。図33、図34における発光素子3311、3411は、共に、3個の発光素子をもち、そのうち2個を独立に制御できる。独立に制御できる2個の発光素子は、相対的にみて、一方が1の輝度、もう一方が2の輝度を発光することができる。このようにすれば、発光素子を発光もしくは非発光の2値で駆動する場合にも、ひとつの画素内で、0、1、2、3の輝度を表現できることになる。
図33は、ソース信号線を複数設け、どのソース信号線にどのような信号を入力するかを制御して、発光させる発光素子の数を変えることにより、階調を表現する場合の構成例である。図33では、ゲート信号線3301の電位を高くすることにより、ゲート信号線3301を選択し、第1及び第2の選択TFT3305、3306をオン状態にして、第1及び第2のソース信号線3302、3303から信号を第1及び第2の保持容量3307、3308にそれぞれ入力する。すると、その信号に応じて、第1及び第2の駆動TFT3309、3310の電流が制御され、電源線3304から発光素子3311に電流が流れる。
このとき、第1及び第2のソース信号線に入力する信号によって、発光する発光素子3311の数が変化する。例えば、第1のソース信号線3302にHiの信号を入力し、第2のソース信号線3303にLoの信号を入力すると、第1の駆動TFT3309のみがオン状態となるため、2個の発光素子が発光する。一方、第1のソース信号線3302にLoの信号を入力し、第2のソース信号線3303にHiの信号を入力すると、第2の駆動TFT3310のみがオン状態となるため、1個の発光素子が発光する。また、第1及び第2のソース信号線3302、3303にHiの信号を入力すると、第1及び第2の駆動TFT3309、3310が共にオン状態となるため、3個の発光素子が発光する。
また、図34は、ゲート信号線を複数設け、どのゲート信号線を選択するかを制御して、発光させる発光素子の数を変えることにより、階調を表現する場合の構成例である。図34では、第1及び第2ゲート信号線3401、3402の電位を高くすることにより、第1及び第2のゲート信号線3401、3402を選択し、第1及び第2の選択TFT3405、3406をオン状態にして、ソース信号線3403から信号を第1及び第2の保持容量3407、3408にそれぞれ入力する。すると、その信号に応じて、第1及び第2の駆動TFT3409、3410の電流が制御され、電源線3404から発光素子3411に電流が流れる。
このとき、第1及び第2のゲート信号線のうち、どのゲート信号線を選択するかによって、発光する発光素子3411の数が変化する。例えば、第1のゲート信号線3401のみを選択した場合は、第1の選択TFT3405のみがオン状態となり、第1の駆動TFT3409のみの電流が制御されるため、2個の発光素子が発光する。一方、第2のゲート信号線3402のみを選択した場合は、第2の選択TFT3406のみがオン状態となり、第2の駆動TFT3410のみの電流が制御されるため、1個の発光素子が発光する。また、第1及び第2のゲート信号線3401、3402の両方を選択すると、第1及び第2の選択TFT3405、3406がオン状態となり、第1及び第2の駆動TFT3409、3410の電流が制御されるため、3個の発光素子が発光する。
このような画素回路を用いることにより、本発明を面積階調方式に適用することが可能となる。
なお、本実施例は、実施例1〜実施例7と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本実施例では、本発明の表示装置を構成するTFTの構造について説明する。本実施例では、TFTの半導体層にアモルファスシリコン(a−Si:H)膜を用いた場合について説明する。図45にはトップゲートのTFT、図46及び図47にはボトムゲートのTFTの場合について示す。
アモルファスシリコンを半導体層に用いたトップゲート構造のTFTの断面を図45(A)に示す。図45(A)に示すように、基板4501上に下地膜4502が形成されている。さらに下地膜4502上に画素電極4503が形成されている。また、画素電極4503と同層に同じ材料からなる第1の電極4504が形成されている。
基板はガラス基板、石英基板、セラミック基板などを用いることができる。また、下地膜4502としては、窒化アルミニウム(AlN)や酸化珪素(SiO)、酸化窒化珪素(SiO)などの単層やこれらの積層を用いることができる。
また、下地膜4502上に配線4505及び配線4506が形成され、画素電極4503の端部が配線4505で覆われている。配線4505及び配線4506の上部にN型の導電型を有するN型半導体層4507及びN型半導体層4508が形成されている。また、配線4505と配線4506の間であって、下地膜4502上に半導体層4509が形成されている。そして、半導体層4509の一部はN型半導体層4507及びN型半導体層4508上にまで延長されている。なお、この半導体層はアモルファスシリコン(a−Si:H)、微結晶半導体(μ−Si:H)等の非結晶性を有する半導体膜で形成されている。また、半導体層4509上にゲート絶縁膜4510が形成されている。また、ゲート絶縁膜4510と同層の同じ材料からなる絶縁膜4511が第1の電極4504上にも形成されている。なお、ゲート絶縁膜4510としては酸化珪素膜や窒化珪素膜などが用いられる。
また、ゲート絶縁膜4510上に、ゲート電極4512が形成されている。また、ゲート電極と同層に同じ材料でなる第2の電極4513が第1の電極4504上に絶縁膜4511を介して形成されている。第1の電極4504及び第2の電極4513で絶縁膜4511を挟まれた容量素子4519が形成されている。また、画素電極4503の端部、駆動TFT4518及び容量素子4519を覆い、層間絶縁膜4514が形成されている。
層間絶縁膜4514及びその開口部に位置する画素電極4503上に有機化合物を含む層4515及び対向電極4516が形成され、画素電極4503と対向電極4516とで有機化合物を含む層4515が挟まれた領域では発光素子4517が形成されている。
また、図45(A)に示す第1の電極4504を図45(B)に示すように第1の電極4520で形成してもよい。第1の電極4520は配線4505及び4506と同層の同一材料で形成されている。
また、アモルファスシリコンを半導体層に用いたボトムゲート構造のTFTを用いた表示装置のパネルの部分断面を図46に示す。
基板4601上に下地膜4602が形成されている。さらに下地膜4602上にゲート電極4603が形成されている。また、ゲート電極と同層に同じ材料からなる第1の電極4604が形成されている。ゲート電極4603の材料にはリンが添加された多結晶シリコンを用いることができる。多結晶シリコンの他に、金属とシリコンの化合物であるシリサイドでもよい。
また、ゲート電極4603及び第1の電極4604を覆うようにゲート絶縁膜4605が形成されている。ゲート絶縁膜4605としては酸化珪素膜や窒化珪素膜などが用いられる。
また、ゲート絶縁膜4605上に、半導体層4606が形成されている。また、半導体層4606と同層に同じ材料からなる半導体層4607が形成されている。
基板はガラス基板、石英基板、セラミック基板などを用いることができる。また、下地膜4602としては、窒化アルミニウム(AlN)や酸化珪素(SiO)、酸化窒化珪素(SiO)などの単層やこれらの積層を用いることができる。
半導体層4606上にはN型の導電性を有するN型半導体層4608、4609が形成され、半導体層4607上にはN型半導体層4610が形成されている。
N型半導体層4608、4609上にはそれぞれ配線4611、4612が形成され、N型半導体層4610上には配線4611及び4612と同層の同一材料からなる導電層4613が形成されている。
半導体層4607、N型半導体層4610及び導電層4613からなる第2の電極が構成される。なお、この第2の電極と第1の電極4604でゲート絶縁膜4605を挟み込んだ構造の容量素子4620が形成されている。
また、配線4611の一方の端部は延在し、その延在した配線4611上部に接して画素電極4614が形成されている。
また、画素電極4614の端部、駆動TFT4619及び容量素子4620を覆うように層間絶縁膜4615が形成されている。
画素電極4614及び層間絶縁膜4615上には有機化合物を含む層4616及び対向電極4617が形成され、画素電極4614と対向電極4617とで有機化合物を含む層4616が挟まれた領域では発光素子4618が形成されている。
容量素子の第2の電極の一部となる半導体層4607及びN型半導体層4610は設けなくてもよい。つまり第2の電極は導電層4613とし、第1の電極4604と導電層4613でゲート絶縁膜が挟まれた構造の容量素子としてもよい。
なお、図46(A)において、配線4611を形成する前に画素電極4614を形成することで、図46(B)に示すような、画素電極4614からなる第2の電極4621と第1の電極4604でゲート絶縁膜4605が挟まれた構造の容量素子4622を形成することができる。
なお、図46では、逆スタガ型のチャネルエッチ構造のTFTについて示したが、もちろんチャネル保護構造のTFTでもよい。チャネル保護構造のTFTの場合について、図47(A)、(B)を用いて説明する。
図47(A)に示すチャネル保護型構造のTFTは図46(A)に示したチャネルエッチ構造の駆動TFT4619の半導体層4606のチャネルが形成される領域上にエッチングのマスクとなる絶縁物4701が設けられている点が異なり、他の共通しているところは共通の符号を用いている。
また、同様に、図47(B)に示すチャネル保護型構造のTFTは図46(B)に示したチャネルエッチ構造の駆動TFT4619の半導体層4606のチャネルが形成される領域上にエッチングのマスクとなる絶縁物4701が設けられている点が異なり、他の共通しているところは共通の符号を用いている。
本発明の画素を構成するTFTの半導体層(チャネル形成領域やソース領域やドレイン領域など)に非晶質半導体膜を用いることで、製造コストを削減することができる。
なお、本発明の画素構成の適用することができるTFTの構造や、容量素子の構造は上述した構成に限られず、さまざまな構成のTFTの構造や、容量素子の構造のものを用いることができる。
例えば、本実施例では、TFTの半導体層にアモルファスシリコン(a−Si:H)膜を用いた場合について説明したが、これに限定されない。半導体層にポリシリコン(p−Si)膜を用いてもよい。
なお、本発明において、トランジスタは、様々な形態のトランジスタを適用させることが出来る。よって、適用可能なトランジスタの種類に限定はない。したがって、非晶質シリコンや多結晶シリコンに代表される非単結晶半導体膜を用いた薄膜トランジスタ(TFT)、半導体基板やSOI基板を用いて形成されるMOS型トランジスタ、接合型トランジスタ、バイポーラトランジスタ、ZnO、a−InGaZnOなどの化合物半導体を用いたトランジスタ、有機半導体やカーボンナノチューブを用いたトランジスタ、その他のトランジスタを適用することができる。なお、非単結晶半導体膜には水素またはハロゲンが含まれていてもよい。また、トランジスタが配置されている基板の種類は、様々なものを用いることができ、特定のものに限定されることはない。従って例えば、単結晶基板、SOI基板、ガラス基板、石英基板、プラスチック基板、紙基板、セロファン基板、石材基板などに配置することが出来る。また、ある基板でトランジスタを形成し、その後、別の基板にトランジスタを移動させて、別の基板上に配置するようにしてもよい。
なお、トランジスタの構成は、様々な形態をとることができる。特定の構成に限定されない。例えば、ゲート本数が2本以上になっているマルチゲート構造を用いてもよい。マルチゲート構造にすることにより、オフ電流を低減したり、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くしたり、飽和領域で動作する時に、ドレイン・ソース間電圧が変化しても、ドレイン・ソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることができる。また、チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造でもよい。チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造にすることにより、チャネル領域が増えるため、電流値を大きくしたり、空乏層ができやすくなってS値をよくしたりすることができる。また、チャネルの上にゲート電極が配置されている構造でもよいし、チャネルの下にゲート電極が配置されている構造でもよいし、正スタガ構造であってもよいし、逆スタガ構造でもよいし、チャネル領域が複数の領域に分かれていてもよいし、並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていてもよい。また、チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっていてもよい。チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっている構造にすることにより、チャネルの一部に電荷がたまって、動作が不安定になることを防ぐことができる。また、LDD領域があってもよい。LDD領域を設けることにより、オフ電流を低減したり、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くしたり、飽和領域で動作する時に、ドレイン・ソース間電圧が変化しても、ドレイン・ソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることができる。
なお、配線や電極は、アルミニウム(Al)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、ネオジウム(Nd)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、マグネシウム (Mg) 、スカンジウム (Sc)、 コバルト(Co) 、亜鉛(Zn) 、ニオブ(Nb) 、シリコン(Si)、リン(P)、ボロン(B)、ヒ素(As)、ガリウム(Ga)、インジウム (In)、錫 (Sn)、酸素(O)で構成された群から選ばれた一つ又は複数の元素、もしくは、前記群から選ばれた一つ又は複数の元素を成分とする化合物や合金材料(例えば、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、酸化珪素を添加したインジウム錫酸化物(ITSO)、酸化亜鉛(ZnO)、アルミニウムネオジウム(Al−Nd)、マグネシウム銀(Mg−Ag)など)、もしくは、これらの化合物を組み合わせた物質などを有して形成される。もしくは、それらとシリコンの化合物(シリサイド)(例えば、アルミニウムシリコン、モリブデンシリコン、ニッケルシリサイドなど)や、それらと窒素の化合物(例えば、窒化チタン、窒化タンタル、窒化モリブデン等)を有して形成される。なお、シリコン(Si)には、n型不純物(リンなど)やp型不純物(ボロンなど)を多く含んでいてもよい。これらの不純物を含むことにより、導電率が向上したり、通常の導体と同様な振る舞いをするので、配線や電極として利用しやすくなったりする。なお、シリコンは、単結晶でもよいし、多結晶(ポリシリコン)でもよいし、非晶質(アモルファスシリコン)でもよい。単結晶シリコンや多結晶シリコンを用いることにより、抵抗を小さくすることが出来る。非晶質シリコンを用いることにより、簡単な製造工程で作ることが出来る。なお、アルミニウムや銀は、導電率が高いため、信号遅延を低減することができ、エッチングしやすいので、パターニングしやすく、微細加工を行うことが出来る。なお、銅は、導電率が高いため、信号遅延を低減することが出来る。なお、モリブデンは、ITOやIZOなどの酸化物半導体や、シリコンと接触しても、材料が不良を起こすなどの問題が生じることなく製造できたり、パターニングやエッチングがしやすかったり、耐熱性が高いため、望ましい。なお、チタンは、ITOやIZOなどの酸化物半導体や、シリコンと接触しても、材料が不良を起こすなどの問題が生じることなく製造できたり、耐熱性が高いため、望ましい。なお、タングステンは、耐熱性が高いため、望ましい。なお、ネオジウムは、耐熱性が高いため、望ましい。特に、ネオジウムとアルミニウムとの合金にすると、耐熱性が向上し、アルミニウムがヒロックをおこしにくくなるため、望ましい。なお、シリコンは、トランジスタが有する半導体層と同時に形成できたり、耐熱性が高いため、望ましい。なお、インジウム錫酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、酸化珪素を添加したインジウム錫酸化物(ITSO)、酸化亜鉛(ZnO)、シリコン(Si)は、透光性を有しているため、光を透過させるような部分に用いることができるため、望ましい。たとえば、画素電極や共通電極として用いることができる。
なお、これらが単層で配線や電極を形成していてもよいし、多層構造になっていてもよい。単層構造で形成することにより、製造工程を簡略化することができ、工程日数を少なくでき、コストを低減することが出来る。また、多層構造にすることにより、それぞれの材料のメリットを生かし、デメリットを低減させ、性能の良い配線や電極を形成することが出来る。たとえば、抵抗の低い材料(アルミニウムなど)を多層構造の中に含むようにすることにより、配線の低抵抗化を図ることができる。また、耐熱性が高い材料を含むようにすれば、例えば、耐熱性が弱いが、別のメリットを有する材料を、耐熱性が高い材料で挟むような積層構造にすることにより、配線や電極全体として、耐熱性を高くすることが出来る。例えば、アルミニウムを含む層を、モリブデンやチタンを含む層で挟んだような形にした積層構造にすると望ましい。また、別の材料の配線や電極などと直接接するような部分がある場合、お互いに悪影響を及ぼすことがある。例えば、一方の材料が他方の材料の中に入っていって、性質を変えてしまい、本来の目的を果たせなくなったり、製造するときに、問題が生じて、正常に製造できなくなったりすることがある。そのような場合、ある層を別の層で挟んだり、覆ったりすることにより、問題を解決することが出来る。例えば、インジウム錫酸化物(ITO)と、アルミニウムを接触させたい場合は、間に、チタンやモリブデンを挟むことが望ましい。また、シリコンとアルミニウムを接触させたい場合は、間に、チタンやモリブデンを挟むことが望ましい。
なお、本実施例は、実施例1〜実施例8と自由に組み合わせて実施することが可能である。
外光の強度を検出する光センサは、部品として表示装置に実装されていてもよいし、ディスプレイに一体形成されていてもよい。ディスプレイにいったい形成されている場合には、表示面を光センサの受光面として併用することができ、意匠上優れた効果を発揮する。すなわち、表示装置に光センサが付属していることを意識させることなく、その外光強度に基づく階調制御を行うことができる。
ここで、ディスプレイ上に光センサを一体形成する場合の構成例を図48に示す。なお、図48では、エレクトロルミネセンスによる発光をする発光素子(OLED素子)とその動作を制御するTFTで画素を構成する場合を示している。
図48は、透光性を有する基板4800上に形成された駆動TFT4801、容量素子4802、透光性材料により形成された第1の電極(画素電極)4811、有機化合物層4812及び透光性材料により形成された第2の電極4813(対向電極)が設けられている。そして、第2の電極4813上に形成された絶縁膜4803上に、p型層4822、実質的に真性なi型層4823及びn型層4824の積層体からなる光電変換素子4820と、p型層に接続された電極4821、n型層に接続された電極4825が設けられる。
本実施例では、光センサ素子として光電変換素子4820を用いる。発光素子4810及び光電変換素子4820は同一の基板4800上に形成されており、発光素子4810から発せられる光は、映像を構成し、利用者が視認する。一方、光電変換素子4820は、外光を検出し、その外光強度に応じた電気信号をコントローラ(CPU)に送る役割を持つ。このようにして、発光素子と光センサ(光電変換素子)を同時に形成することができ、セットの小型化に貢献できる。
なお、光電変換素子4820は、絶縁膜4804上に形成してもよい。
なお、本実施例は、実施例1〜実施例9と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本明細書中では、発光素子は、電界が生じると発光する有機化合物層を、陽極及び陰極で挟んだ構造を有する素子(OLED素子)を示すものとしている。ただし、これに限定されるものではない。
また、本明細書中において、発光素子とは、一重項励起子から基底状態に遷移する際の発光(蛍光)を利用するものと、三重項励起子から基底状態に遷移する際の発光(燐光)を利用するものの両方を示すものとしている。
有機化合物層としては、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等が挙げられる。発光素子は、基本的に、陽極/発光層/陰極の順に積み重ねた構造で示されるが、この他に、陽極/正孔注入層/発光層/電子注入層/陰極の順に積み重ねた構造や、陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極の順に積み重ねた構造などがある。
なお、有機化合物層は、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等が、明確に区別された積層構造を有するものに限定されない。つまり、有機化合物層は、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等を構成する材料が、混合した層を有する構造であってもよい。
また、無機物が混合されていてもよい。
また、OLED素子の有機化合物層としては、低分子材料、高分子材料、中分子材料のいずれの材料であってもよい。
なお、本明細書中において、中分子材料とは、分子数が20以下または連鎖する分子の長さが10μm以下で、昇華性を有さないものとする。
本実施例は、実施例1〜実施例10と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本実施例では、本発明の表示装置を利用した電子機器について図35を用いて説明する。
図35(A)に本発明の表示装置を用いた携帯情報端末の模式図を示す。携帯情報端末は、本体3501a、操作スイッチ3501b、電源スイッチ3501c、アンテナ3501d、表示部3501e、外部入力ポート3501f、光センサ3501gによって構成されている。本発明の表示装置は、表示部3501eに用いることができる。本発明によって、強い外光下でも視認性の高い表示部を構成することができ、利用者にとって使いやすい携帯情報端末を提供することができる。
図35(B)に本発明の表示装置を用いたパーソナルコンピュータの模式図を示す。パーソナルコンピュータは、本体3502a、筐体3502b、表示部3502c、操作スイッチ3502d、電源スイッチ3502e、外部入力ポート3502f、光センサ3502gによって構成されている。本発明の表示装置は、表示部3502cに用いることができる。本発明によって、強い外光下でも視認性の高い表示部を構成することができ、利用者にとって使いやすいパーソナルコンピュータを提供することができる。
図35(C)に本発明の表示装置を用いた画像再生装置の模式図を示す。画像再生装置は、本体3503a、筐体3503b、記録媒体3503c、表示部3503d、音声出力部3503e、操作スイッチ3503f、光センサ3503gによって構成されている。本発明の表示装置は、表示部3503dに用いることができる。本発明によって、強い外光下でも視認性の高い表示部を構成することができ、利用者にとって使いやすい画像再生装置を提供することができる。
図35(D)に本発明の表示装置を用いたテレビの模式図を示す。テレビは、本体3504a、筐体3504b、表示部3504c、操作スイッチ3504d、光センサ3504eによって構成されている。本発明の表示装置は、表示部3504cに用いることができる。本発明によって、強い外光下でも視認性の高い表示部を構成することができ、利用者にとって使いやすいテレビを提供することができる。
図35(E)に本発明の表示装置を用いたヘッドマウントディスプレイの模式図を示す。ヘッドマウントディスプレイは、本体3505a、モニター部3505b、頭部固定バンド3505c、表示部3505d、光学系3505e、光センサ3505fによって構成されている。本発明の表示装置は、表示部3505dに用いることができる。本発明によって、強い外光下でも視認性の高い表示部を構成することができ、利用者にとって使いやすいヘッドマウントディスプレイを提供することができる。
図35(F)に本発明の表示装置を用いたビデオカメラの模式図を示す。ビデオカメラは、本体3506a、筐体3506b、接続部3506c、受像部3506d、接眼部3506e、バッテリ3506f、音声入力部3506g、表示部3506h、光センサ3506iによって構成されている。本発明の表示装置は、表示部3506hに用いることができる。本発明によって、強い外光下でも視認性の高い表示部を構成することができ、利用者にとって使いやすいビデオカメラを提供することができる。
本発明は、上記応用電子機器に限定されず、様々な電子機器に応用することができる。
本実施例は、実施例1〜実施例11と自由に組み合わせて実施することが可能である。
本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置のディスプレイコントローラの構成を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の構成を示すブロック図。 本発明の表示装置の構成を示すブロック図。 本発明の表示装置のメモリコントローラの構成を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示す図。 本発明の表示装置のソース信号線駆動回路の構成を示す図。 本発明の表示装置のゲート信号線駆動回路の構成を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の画素の構成を示す図。 本発明の表示装置の画素の構成を示す図。 本発明の表示装置の画素の構成を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置のゲート信号線駆動回路の構成を示す図。 本発明の表示装置のディスプレイコントローラの構成を示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 本発明の表示装置のゲート信号線駆動回路の構成を示す図。 本発明の表示装置のソース信号線駆動回路の構成を示す図。 本発明の駆動TFTの動作条件を示す図。 本発明の表示装置の画素の構成を示す図。 本発明の表示装置の画素の構成を示す図。 本発明の電子機器を示す図。 従来のディスプレイの構成を示すブロック図。 従来の表示装置の画素部の構成を示す図。 従来の表示装置の画素の構成を示す図。 従来の時間階調方式の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 従来の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 従来の表示装置の駆動方法を示すタイミングチャートを示す図。 従来の表示装置の問題点を示す図。 本発明の表示装置の構成を示すブロック図。 本発明の表示装置を搭載した携帯電話の例を示す図。 本発明の表示装置に用いるTFTの構造を示す図。 本発明の表示装置に用いるTFTの構造を示す図。 本発明の表示装置に用いるTFTの構造を示す図。 本発明の表示装置の構成を示す図。
符号の説明
31 クロック信号
32 水平周期信号
33 垂直周期信号
34 階調コントロール信号
35 出力信号
301 基準クロック発生回路
302 可変分周回路
303 水平クロック発生回路
304 垂直クロック発生回路
305 発光素子用電源制御回路
306 駆動回路用電源制御回路
1107 ソース信号線駆動回路
1108 ゲート信号線駆動回路
1109 画素部
1110 シフトレジスタ
1111 LAT(A)
1112 LAT(B)
1200 ディスプレイ
1201 信号制御回路
1202 ディスプレイコントローラ
1203 メモリコントローラ
1204 CPU
1205 メモリA
1206 メモリB
1207 光センサ
1301 階調制限回路
1302 メモリR/W回路
1303 基準発振回路
1304 可変分周回路
1501 シフトレジスタ
1502 LAT(A)
1503 LAT(B)
1504 LAT
1601 シフトレジスタ
1602 クロックドインバータ
1604 インバータ
1605 スイッチ
1606 スイッチ
1607 NAND回路
1608 NOR回路
1609 バッファ
1801 ゲート信号線
1802 ゲート信号線
1803 ソース信号線
1804 電源線
1805 選択TFT
1806 保持容量
1807 駆動TFT
1808 発光素子
1809 消去TFT
1901 ゲート信号線
1902 ゲート信号線
1903 ソース信号線
1904 電源線
1905 選択TFT
1906 保持容量
1907 駆動TFT
1908 発光素子
1909 消去ダイオード
2009 トランジスタ
2301 シフトレジスタ
2302 シフトレジスタ
2303 シフトレジスタ
2304 AND回路
2307 OR回路
2404 垂直クロック発生回路
3000 画素部
3001 シフトレジスタ
3002 シフトレジスタ
3003 シフトレジスタ
3004 AND回路
3005 AND回路
3006 AND回路
3007 OR回路
3008 スイッチ
3009 スイッチ
3102 ラッチ回路A
3104 ラッチ回路B
3106 ラッチ回路C
3108 レベルシフタ
3115 スイッチ
3205 動作点
3206 動作点
3301 ゲート信号線
3302 ソース信号線
3303 ソース信号線
3304 電源線
3305 選択TFT
3307 保持容量
3309 駆動TFT
3310 駆動TFT
3311 発光素子
3401 ゲート信号線
3402 ゲート信号線
3403 ソース信号線
3404 電源線
3405 選択TFT
3406 選択TFT
3407 保持容量
3409 駆動TFT
3410 駆動TFT
3411 発光素子
3600 ディスプレイ
3601 ソース信号線駆動回路
3602 ゲート信号線駆動回路
3603 画素部
3700 画素部
3800 各画素
3801 選択TFT
3802 駆動TFT
3803 保持容量
3804 発光素子
4301 スイッチ
4302 インバータ回路
4401 筐体
4402 筐体
4403 表示画面
4404 スピーカー
4405 アンテナ
4406 ヒンジ
4407 キーボード
4408 マイクロフォン
4409 光センサ
4501 基板
4502 下地膜
4503 画素電極
4504 第1の電極
4505 配線
4506 配線
4507 N型半導体層
4508 N型半導体層
4509 半導体層
4510 ゲート絶縁膜
4511 絶縁膜
4512 ゲート電極
4513 第2の電極
4514 層間絶縁膜
4515 有機化合物を含む層
4516 対向電極
4517 発光素子
4518 駆動TFT
4519 容量素子
4520 第1の電極
4601 基板
4602 下地膜
4603 ゲート電極
4604 第1の電極
4605 ゲート絶縁膜
4606 半導体層
4607 半導体層
4608 N型半導体層
4610 N型半導体層
4611 配線
4613 導電層
4614 画素電極
4615 層間絶縁膜
4616 有機化合物を含む層
4617 対向電極
4618 発光素子
4619 駆動TFT
4620 容量素子
4621 第2の電極
4622 容量素子
4701 絶縁物
4800 基板
4801 駆動TFT
4802 容量素子
4803 絶縁膜
4804 絶縁膜
4810 発光素子
4811 電極(画素電極)
4812 有機化合物層
4813 第2の電極
4820 光電変換素子
4821 電極
4822 p型層
4823 i型層
4824 n型層
4825 電極
1305a xカウンタ
1305b yカウンタ
1306a xデコーダ
1306b yデコーダ
3501a 本体
3501b 操作スイッチ
3501c 電源スイッチ
3501d アンテナ
3501e 表示部
3501f 外部入力ポート
3501g 光センサ
3502a 本体
3502b 筐体
3502c 表示部
3502d 操作スイッチ
3502e 電源スイッチ
3502f 外部入力ポート
3502g 光センサ
3503a 本体
3503b 筐体
3503c 記録媒体
3503d 表示部
3503e 音声出力部
3503f 操作スイッチ
3503g 光センサ
3504a 本体
3504b 筐体
3504c 表示部
3504d 操作スイッチ
3504e 光センサ
3505a 本体
3505b モニター部
3505c 頭部固定バンド
3505d 表示部
3505e 光学系
3505f 光センサ
3506a 本体
3506b 筐体
3506c 接続部
3506d 受像部
3506e 接眼部
3506f バッテリ
3506g 音声入力部
3506h 表示部
3506i 光センサ
S1 ソース信号線
G1 ゲート信号線
V1 電源線

Claims (19)

  1. ディスプレイと、ディスプレイコントローラと、光センサとを有する表示装置において、
    1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、前記複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、前記1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってn(nは2以上の自然数)ビットの階調を表現する第1の表示モードと、
    前記ディスプレイを前記第1の表示モードよりも小さいクロック周波数と低い駆動電圧とで動作させ、1フレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、前記1フレーム期間中の点灯時間の総和をもって1ビットの階調を表現する第2の表示モードを有し、
    前記光センサを用いて外光を受光し、当該外光の強度に応じて前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードを前記ディスプレイコントローラで制御し、
    1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割し、前記サブゲート選択期間内に1行分のゲート信号線を選択することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択することを特徴とする表示装置。
  2. ディスプレイと、ディスプレイコントローラと、光センサとを有する表示装置において、
    1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、前記複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、前記1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってn(nは2以上の自然数)ビットの階調を表現する第1の表示モードと、
    前記ディスプレイを前記第1の表示モードよりも小さいクロック周波数と低い駆動電圧とで動作させ、前記第1の表示モードにおける1フレーム期間より長い1フレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、前記1フレーム期間中の点灯時間の総和をもって1ビットの階調を表現する第2の表示モードを有し、
    前記光センサを用いて外光を受光し、当該外光の強度に応じて前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードを前記ディスプレイコントローラで制御し、
    1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割し、前記サブゲート選択期間内に1行分のゲート信号線を選択することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記第1の表示モードを選択した際の前記外光の強度は、前記第2の表示モードを選択した際の前記外光の強度より高いことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3において、
    前記表示装置はフレームメモリを有し、
    前記第1の表示モードでは、前記フレームメモリにn(nは2以上の自然数)ビットのデータを書き込み、前記フレームメモリからnビットのデータを読み出すことにより表示を行い、
    前記第2の表示モードでは、前記フレームメモリに1ビットのデータを書き込み、前記フレームメモリから1ビットのデータを読み出すことにより表示を行うことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記表示装置は画素毎に発光素子を有し、
    前記第1の表示モードにおいて前記発光素子に加えられる電圧は、前記第2の表示モードにおいて前記発光素子に印加される電圧より高いことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記表示装置は画素毎に発光素子を有し、
    前記第1の表示モードにおいて前記発光素子に加えられる電流は、前記第2の表示モードにおいて前記発光素子に印加される電流より大きいことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記第1の表示モードは、前記1フレーム期間が、画素への書き込み期間、点灯期間、消去期間の3期間を有する構成であることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、
    前記ディスプレイコントローラにおける駆動回路用電源制御回路は、前記第2の表示モードを用いる際に、前記第1の表示モードよりも低い電圧を出力することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項において、
    前記第1の表示モードにおいて、前記サブフレーム期間における点灯期間の総和により階調を表現することを特徴とする表示装置。
  10. ディスプレイと、ディスプレイコントローラと、光センサとを有する表示装置において、
    1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、前記複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、前記1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってn(nは2以上の自然数)ビットの階調を表現する第1の表示モードと、
    前記ディスプレイを前記第1の表示モードよりも小さいクロック周波数と低い駆動電圧とで動作させ、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、前記複数のサブフレーム期間を点灯期間または非点灯期間とし、前記1フレーム期間中の点灯時間の総和をもってm(mはnよりも小さい自然数)ビットの階調を表現する第2の表示モードを有し、
    前記光センサを用いて外光を受光し、当該外光の強度に応じて前記第1の表示モード及び前記第2の表示モードを前記ディスプレイコントローラで制御し、
    1ゲート選択期間を複数のサブゲート選択期間に分割し、前記サブゲート選択期間内に1行分のゲート信号線を選択することにより、1ゲート選択期間内に複数のゲート信号線を選択することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項10において、
    前記第1の表示モードを選択した際の前記外光の強度は、前記第2の表示モードを選択した際の前記外光の強度より高いことを特徴とする表示装置。
  12. 請求項10または請求項11において、
    前記表示装置はフレームメモリを有し、
    前記第1の表示モードでは、前記フレームメモリにn(nは2以上の自然数)ビットのデータを書き込み、前記フレームメモリからnビットのデータを読み出すことにより表示を行い、
    前記第2の表示モードでは、前記フレームメモリにm(mはnよりも小さい自然数)ビットのデータを書き込み、前記フレームメモリからmビットのデータを読み出すことにより表示を行うことを特徴とする表示装置。
  13. 請求項10乃至請求項12のいずれか一項において、
    前記表示装置は画素毎に発光素子を有し、
    前記第1の表示モードにおいて前記発光素子に加えられる電圧は、前記第2の表示モードにおいて前記発光素子に印加される電圧より高いことを特徴とする表示装置。
  14. 請求項10乃至請求項12のいずれか一項において、
    前記表示装置は画素毎に発光素子を有し、
    前記第1の表示モードにおいて前記発光素子に加えられる電流は、前記第2の表示モードにおいて前記発光素子に印加される電流より大きいことを特徴とする表示装置。
  15. 請求項10乃至請求項14のいずれか一項において、
    前記第1の表示モードは、前記1フレーム期間が、画素への書き込み期間、点灯期間、消去期間を有する3期間であることを特徴とする表示装置。
  16. 請求項10乃至請求項15のいずれか一項において、
    前記第2の表示モードは、前記1フレーム期間が、画素への書き込み期間、点灯期間、消去期間を有する3期間であることを特徴とする表示装置。
  17. 請求項10乃至請求項16のいずれか一項において、
    前記ディスプレイコントローラにおける駆動回路用電源制御回路は、前記第2の表示モードを用いる際に、前記第1の表示モードよりも低い電圧を出力することを特徴とする表示装置。
  18. 請求項10乃至請求項17のいずれか一項において、
    前記第1の表示モードにおいて、前記サブフレーム期間における点灯期間の総和により階調を表現し、
    前記第2の表示モードにおいて、前記サブフレーム期間における点灯期間の総和により階調を表現することを特徴とする表示装置。
  19. 請求項1乃至請求項18のいずれか一項における前記表示装置を表示部に具備することを特徴とする電子機器。
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