JP5263129B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動力を伝達する動力伝達装置に関する。
従来、駆動源から出力される回転駆動力を駆動対象装置へ伝達する動力伝達装置が知られている。この種の動力伝達装置では、駆動対象装置が焼き付きによって固着(ロック)した場合等に、駆動源側に過大な負荷がかかってしまうことを防止するため、速やかに回転駆動力の伝達を遮断する機能が求められる。
例えば、特許文献1には、駆動源である車両走行用のエンジンから出力される回転駆動力を駆動対象装置である車両用冷凍サイクル装置の圧縮機へ伝達する動力伝達装置として、電磁式の動力伝達装置である電磁クラッチを採用したものが開示されている。
さらに、特許文献1の圧縮機は、磁気抵抗センサや磁気型近接スイッチからなるロックセンサを備えており、このロックセンサによって圧縮機のロックを検出した際に、電磁クラッチの電磁石への通電状態を制御する制御装置が電磁石への通電を停止している。これにより、圧縮機がロックした場合に、速やかに回転駆動力の伝達を遮断している。
また、特許文献2には、特許文献1と同様にエンジンから圧縮機へ回転駆動力を伝達する動力伝達装置として、エンジンから圧縮機へ伝達されるトルクが予め定めた所定トルクを超えたときに破断する破断部を設けたものが開示されている。
具体的には、特許文献2の動力伝達装置では、エンジンからの回転駆動力によって回転する回転体に、圧縮機の回転軸に形成されたネジ部に螺合された円筒部、および、円筒部を回転軸の回転方向に締め付けた際に生じる荷重を受ける受圧部を形成し、この円筒部と受圧部とを連結する部位に破断部を設けている。
そして、圧縮機のロックによって回転軸が回転できなくなった際に、エンジンからの回転駆動力によって円筒部を回転軸に締め付けて、受圧部の受ける荷重を増大させることによって、破断部を破断させる。これにより、圧縮機がロックした場合に、速やかに回転駆動力の伝達を遮断している。
特開平8−326670号公報 特開2003−307265号公報
ところで、特許文献1の構成では、ロックセンサを設けるとともに、電磁石への通電中にロックセンサの検出値から圧縮機がロックしているか否かを判定可能に構成された制御装置を設ける必要がある。このため、圧縮機(駆動対象装置)がロックした際に速やかに回転駆動力の伝達を遮断するための構成が複雑化してしまう。
そこで、特許文献1の電磁クラッチに対して、特許文献2に開示された破断部を適用することによって、駆動対象装置がロックした際に速やかに回転駆動力の伝達を遮断するための構成を簡素化する手段が考えられる。
しかしながら、一般的な電磁クラッチでは、駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体と、駆動対象装置の回転軸に連結された従動側回転体とを、電磁石の電磁力によって連結している。そのため、駆動側回転体と従動側回転体とを切り離した際に両者の間に形成される空隙(エアギャップ)の距離を予め定めた所定距離以下にしておく必要がある。
その理由は、駆動側回転体と従動側回転体との間に形成されるエアギャップは、電磁石の電磁力の磁気抵抗となるため、エアギャップが不必要に拡大してしまうと、電磁石に通電しても電磁力が不十分となって、駆動側回転体と従動側回転体とを連結させることができなくなってしまうからである。
一方、特許文献2の動力伝達装置では、円筒部を駆動対象装置の回転軸に形成されたネジ部に螺合することによって、円筒部と回転軸とを固定している。そのため、ネジ部の寸法公差や締め付けトルクにばらつきが生じると、回転軸に対する円筒部の軸方向の相対位置が製品毎にばらついてしまう。
従って、特許文献2の動力伝達装置の破断部を電磁クラッチに適用し、従動側回転体に円筒部を設け、この円筒部を駆動対象装置の回転軸に形成されたネジ部に螺合することによって円筒部と回転軸とを固定すると、回転軸に対する従動側回転体の軸方向の相対位置が製品毎にばらついてしまう。
その結果、従動側回転体と駆動側回転体との間のエアギャップも製品毎にばらついてしまい、電磁クラッチを適切に作動させることができなくなってしまうおそれがある。
上記点に鑑み、本発明は、回転駆動力を確実に伝達できるとともに、簡素な構成で回転駆動力の伝達を遮断可能な電磁式の動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、駆動源から出力される回転駆動力を駆動対象装置(10)に伝達する動力伝達装置であって、回転駆動力によって回転する駆動側回転体(21)と、駆動側回転体(21)と連結されることによって駆動対象装置(10)の回転軸(11)とともに回転する従動側回転体(30、31、32、33、34、35、37)と、通電されることによって駆動側回転体(21)と従動側回転体(30…37)とを連結させる電磁力を発生させる電磁石(22)とを備え、
従動側回転体は、電磁石(22)が通電状態となった際に駆動側回転体(21)に接触するアーマチュア(30)、アーマチュア(30)に連結されて回転軸(11)に形成された雄ネジ部(11b)に螺合されるリミッタ(37)、および、回転軸(11)の軸方向への変位が規制されたワッシャ(35)を有し、
リミッタ(37)には、雄ネジ部(11b)に螺合される雌ネジ部(37a)が形成された円筒部(37b)、ワッシャ(35)に対する軸方向の相対位置が規定されて、円筒部(37b)が回転軸(11)の回転方向に締め付けられた際に生じる荷重をワッシャ(35)とともに受ける受圧部(37c)、および、円筒部(37b)と受圧部(37c)とを連結するとともに、受圧部(37c)が受ける荷重が予め定めた所定値以上となったときに破断する破断部(37d)が設けられており、
さらに、電磁石(22)が非通電状態となった際に、ワッシャ(35)の回転軸(11)に対する軸方向の相対位置を決定して、駆動側回転体(21)およびアーマチュア(30)との間に予め定めた間隔の隙間を形成するシム(36)を備えることを特徴とする。
これによれば、電磁石(22)の通電中に駆動対象装置(10)がロックして回転軸(11)が回転できない際には、駆動側回転体(21)に連結された従動側回転体(30…37)の回転によって、円筒部(37b)の雌ネジ部(37a)が回転軸(11)の雄ネジ部(11b)に締め付けられる。
そして、この締め付けによって発生する荷重を受圧部(37c)およびワッシャ(35)にて受けることによって、破断部(37d)を破断させることができる。これにより、駆動源から駆動対象装置(10)への回転駆動力の伝達を確実に遮断することができる。
しかも、ワッシャ(35)の回転軸(11)に対する軸方向の相対位置を決定して、駆動側回転体(21)およびアーマチュア(30)との間に予め定めた間隔の隙間を形成するシム(36)を備えているので、駆動側回転体(21)およびアーマチュア(30)との間に予め定めた間隔の隙間(エアギャップ)を形成することができる。
従って、駆動側回転体(21)と従動側回転体(30…37)とを電磁石(22)の電磁力で連結する電磁式の動力伝達装置であっても、動力伝達時には作動不良を起こすことなく、回転駆動力を確実に伝達できるとともに、破断部(37d)を設けるという簡素な構成で回転駆動力の伝達を遮断可能な電磁式の動力伝達装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の動力伝達装置において、シム(36)の硬度は、回転軸(11)の硬度よりも高いことを特徴とする。これによれば、駆動対象装置(10)のロックによって受圧部(37c)およびワッシャ(35)が荷重を受ける際に、破断部(37d)が破断する前にシム(36)が変形してしまうことを抑制できる。従って、破断部(37d)を、確実に破断させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または2に記載の動力伝達装置において、駆動側回転体(21)に固定されて、従動側回転体(30…37)を覆うカバー(23)を備え、カバー(23)は、従動側回転体(30…37)の外周側に固定された固定用円筒部(23a)を有し、固定用円筒部(23a)には、カバー(23)を駆動側回転体(21)に取り付ける際の取付方向の反対側に向かって徐々に内周側に折り曲げられた爪部(23d)が形成されており、爪部(23d)が駆動側回転体(21)の外周側に形成された係止穴(21d)に嵌め込まれることによって、駆動側回転体(21)とカバー(23)が固定されていることを特徴とする。
これによれば、カバー(23)を備えているので、破断部(37d)が破断して従動側回転体(30…37)が脱落しても、カバー(23)の内部に保持できる。従って、脱落した従動側回転体(30…37)がカバー(23)の外部に脱落して、動力伝達装置の周辺に配置された他の機器類を破損してしまうこと等を防止できる。
また、カバー(23)の爪部(23d)を、取付方向の反対側に向かって、徐々に内周側に折り曲げて形成しているので、取り付ける際には、爪部(23d)を弾性変形させながら容易に取り付けることができ、一度、取り付けた後には取り外し難い構造とすることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の動力伝達装置において、従動側回転体(30…37)は、受圧部(37c)およびワッシャ(35)の間に配置されるとともに、その内部に円筒部(37b)を収容する受圧用円筒部(34)を有し、受圧用円筒部(34)およびワッシャ(35)は、同一の材料で一体に形成されたものであることを特徴とする。
これによれば、受圧用円筒部(34)によって、受圧部(37c)およびワッシャ(35)の軸方向の相対位置を規定できるので、駆動対象装置(10)がロックした際に、受圧部(37c)およびワッシャ(35)によって、より一層、確実に荷重を受けることができる。さらに、受圧用円筒部(34)およびワッシャ(35)を同一の材料で一体に形成しているので、部品点数を削減して、動力伝達装置全体としての低コスト化を図ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態の動力伝達装置の軸方向断面図である。 (a)は、第1実施形態の動力伝達装置のカバーの正面図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。 第2実施形態の動力伝達装置の軸方向断面図である。 第3実施形態の動力伝達装置の軸方向断面図である。 第4実施形態の動力伝達装置の軸方向断面図である。 第5実施形態の動力伝達装置の軸方向断面図である。
(第1実施形態)
図1、2により、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態の動力伝達装置20は、車両走行用のエンジンから出力される回転駆動力を車両用冷凍サイクル装置の圧縮機10へ断続的に伝達するために適用されている。従って、本実施形態のエンジンは駆動源であり、圧縮機10は駆動対象装置である。また、車両用冷凍サイクル装置は、車両用空調装置に適用されており、車室内送風空気を冷却する機能を果たす。
なお、本実施形態では、圧縮機10として斜板式可変容量型圧縮機を採用している。もちろん、その他の形式の可変容量型圧縮機あるいはスクロール型、ベーン型等の固定容量型圧縮機のように回転駆動力を伝達されることによって、車両用冷凍サイクル装置の冷媒を吸入し、圧縮して吐出するものであれば、いずれの形式のものを採用してもよい。
次に、動力伝達装置20は、図1の軸方向断面図に示すように、エンジンからの回転駆動力によって回転する駆動側回転体を構成するプーリ21、プーリ21と連結されることによって回転するアーマチュア30等からなる従動側回転体、通電されることによってプーリ21とアーマチュア30とを連結させる電磁力を発生させる電磁石22、プーリ21に固定されて従動側回転体を覆うカバー23等を有して構成される。
プーリ21は、圧縮機10の回転軸11に対して同軸上に配置された円筒状の外側円筒部21a、この外側円筒部21aの内周側に配置されるとともに、回転軸11に対して同軸上に配置された円筒状の内側円筒部21b、並びに、外側円筒部21aおよび内側円筒部21bの回転軸方向一端側同士を結ぶように回転軸垂直方向に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された端面部21cを有している。従って、プーリ21は、図1に示すように、径方向断面がコの字に形成されている。
外側円筒部21a、内側円筒部21b、および、端面部21cは、磁性材(具体的には、鉄)にて一体的に形成され、電磁石22が発生させる電磁力の磁気回路の一部を構成する。外側円筒部21aの外周側には、エンジンから出力される回転駆動力を伝達するVベルト7が掛けられるV溝(具体的には、ポリV溝)が形成されている。
内側円筒部21bの内周側には、ボールベアリング24の外周側が固定され、ボールベアリング24の内周側には、圧縮機10の外殻を形成するハウジングから動力伝達装置20側へ突出した円筒状のボス部12が固定されている。これにより、プーリ21は、圧縮機10のハウジングに対して回転自在に固定されている。
また、端面部21cの外側面は、プーリ21と従動側回転体が連結された際に、従動側回転体のアーマチュア30と接触する摩擦面を形成している。そこで、本実施形態では、端面部21cの表面の一部に、端面部21cの摩擦係数を増加させるための摩擦部材を配置している。この摩擦部材は、非磁性材で形成されており、具体的には、アルミナを樹脂で固めたものや、金属粉末(具体的には、アルミニウム粉末)の焼結材を採用できる。
アーマチュア30は、圧縮機10の回転軸11方向に対して垂直に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する貫通穴が形成された円板状部材である。さらに、アーマチュア30は、磁性材(具体的には、鉄)にて形成され、プーリ21とともに、電磁石22が発生させる電磁力の磁気回路の一部を構成する。
また、アーマチュア30の一端側の平面は、プーリ21の端面部21cに対向しており、プーリ21とアーマチュア30が連結された際に、プーリ21と接触する摩擦面を形成している。一方、アーマチュア30の他端側の平面には、リベット等によって略円筒状のアウターハブ31が固定されている。
アウターハブ31の内周側には、円環状に形成された弾性部材であるゴム32の外周側が接着され、ゴム32の内周側には、略円板状のインナーハブ33の外周側が接着されている。ゴム32は、Cl−IIR(塩素化ブチルゴム)で形成され、アウターハブ31およびインナーハブ33に対して加硫接着されている。また、ゴム32は、アウターハブ31に対してプーリ21から離れる方向に弾性力を作用させる弾性手段である。
これにより、電磁石22が非通電状態となって電磁力を発生させていないときに、この弾性力によって、アーマチュア30の一端側の平面とプーリ21の端面部21cの外側面との間に隙間を生じさせることができる。つまり、ゴム32は、上述の連結部材として機能するとともに、電磁石22を非通電状態とした際にプーリ21とアーマチュア30とを切り離すための荷重を発生させる機能を果たす。
さらに、インナーハブ33の内周側には、圧縮機10側に向かって延びる略円筒状の受圧用円筒部34がボルト34aによって締め付け固定されている。この受圧用円筒部34の軸方向端部のうち、圧縮機10側の端部には、円環状のワッシャ35がスポット溶接およびかしめ等の接合手段によって接合されている。
ワッシャ35は、鉄系金属材で形成されており、ワッシャ35の内周側は、圧縮機10の回転軸11に接触していない。これに対して、ワッシャ35の回転軸11方向の圧縮機10側の端面は、回転軸11に形成された段差部11aに当接している。これにより、ワッシャ35は、回転軸11方向の変位が規制されている。
また、ワッシャ35と段差部11aとの間には、円環板状のシム36が挟み込まれており、このシム36の厚みによって、ワッシャ35の回転軸11に対する軸方向の相対位置が決定される。
そこで、本実施形態では、電磁石22を非通電状態とした場合に、ゴム32の弾性力によって形成されるアーマチュア30とプーリ21の端面部21cとの間の隙間が、電磁石22を通電状態にした場合に、電磁石22が発生する電磁力がゴム32の弾性力を上回り、プーリ21とアーマチュア30を連結できる適切なエアギャップ(磁気抵抗)を形成できるように、シム36の厚みを設定している。
より具体的には、アーマチュア30とプーリ21の端面部21cとの間の隙間が、0.5mmとなるようにシム36の厚みを決定している。また、シム36の内周側は、圧縮機10の回転軸11には接触していない。
さらに、シム36は、SK5等の合金鋼を焼き入れ焼き戻し等によって硬化させたものが採用されている。そして、その硬度が回転軸11の硬度よりも高いものが採用されている。また、ワッシャ35についても、その硬度がリミッタ37の硬度よりも高くしておくことが望ましい。
一方、受圧用円筒部34の軸方向端部のうち、圧縮機10側の反対側の端部には、鉄で形成されたリミッタ37がスポット溶接等の接合手段によって接合されている。このリミッタ37は、受圧用円筒部34を介してアーマチュア30に連結されて圧縮機10の回転軸11に形成された雄ネジ部11bに螺合されている。より詳細には、リミッタ37は回転軸11に締め付けられることによって回転軸11に固定されている。
このリミッタ37には、回転軸11の雄ネジ部11bに螺合される雌ネジ部37aが形成された円筒部37b、円筒部37bが回転軸11の回転方向に締め付けられた際に生じる荷重をワッシャ35とともに受ける受圧部37c、および、円筒部37bと受圧部37cとを連結するとともに、受圧部37cが受ける荷重が予め定めた所定値以上となったときに破断する破断部37dが設けられている。
円筒部37bは、受圧用円筒部34の内部に収容され、その外周側は受圧用円筒部34の内周側には接触していない。また、受圧部37cは、その回転中心部に軸方向に貫通する貫通穴が設けられた円板状部材であり、径外方向に広がっている。さらに、受圧部37cの径外周側は、受圧用円筒部34に対する接合部位を形成している。
従って、受圧用円筒部34は、受圧部37cとワッシャ35の間に挟み込まれるように配置されて、受圧部37cおよびワッシャ35の軸方向の相対位置が受圧用円筒部34の軸方向長さに規定される。
破断部37dは、円筒部37bの外径よりも径の小さい部位として形成されている。換言すると、破断部37dの外径は、円筒部37bの外径および受圧部37cの外径よりも小さく形成されている。つまり、破断部37dは、リミッタ37における薄肉部を形成している。
従って、プーリ21とアーマチュア30が連結されると、アーマチュア30、アウターハブ31、ゴム32、インナーハブ33、受圧用円筒部34、ワッシャ35およびリミッタ37がプーリ21とともに回転する。つまり、本実施形態では、これらのアーマチュア30、アウターハブ31、ゴム32、インナーハブ33、受圧用円筒部34、ワッシャ35およびリミッタ37によって従動側回転体が構成されている。
電磁石22は、磁性材(具体的には、鉄)で形成されて回転軸11と同軸状に配置された円環状のステータ22a、ステータ22aの内部に収容されたコイル22b等を有して構成されている。コイル22bは、絶縁性の樹脂材(具体的には、エポキシ)でモールディングされた状態でステータ22aに固定されており、ステータ22aに対して電気的に絶縁されている。
また、電磁石22は、プーリ21の外側円筒部21aの内周側と内側円筒部21bの外周側とに挟まれたコの字状の内部空間に配置されている。なお、電磁石22への通電、非通電の切り換え制御は、図示しない空調制御装置から出力される制御電圧によって行われる。
カバー23は、図2に示すように、プーリ21の外側円筒部21aと同軸状に延びて、プーリの外側円筒部21aに固定された円筒状の固定用円筒部23aおよび固定用円筒部23aの圧縮機10側と反対側の端部を結ぶように底部23bを有している。なお、図2(a)は、カバー23の正面図であり、図2(b)は、(a)のA−A断面図である。
固定用円筒部23aには、プレス加工などによって内周側に突出する突起部23cおよび切り込みを圧縮機10側と反対側に向かって、すなわちカバー23をプーリ21に取り付ける際の取付方向の反対側に向かって、徐々に内周側に折り曲げた爪部23dが形成されている。この突起部23cおよび爪部23dは、プーリ21の外側円筒部21aの外周側に設けられた係止穴21dに嵌め込まれている。これにより、プーリ21とカバー23が固定されている。
また、底部23bには、その表裏を貫通する貫通穴23eが設けられている。この貫通穴23eは動力伝達装置20の内部に熱がこもることを防止するための換気穴として機能する。さらに、貫通穴23eの内径は、インナーハブ33のゴム当接部内径33aの外径よりも小さく形成されている。
次に、上記構成における本実施形態の作動について説明する。まず、空調制御装置が制御電圧を出力していない場合は、電磁石22が電磁力を発生しないので、ゴム32の弾性力によって、プーリ21とアーマチュア30が切り離される。従って、エンジンの回転駆動力が圧縮機10へ伝達されることがないので、車両用冷凍サイクル装置は作動しない。
また、空調制御装置が制御電圧を出力して、電磁石22を通電状態にした場合は、電磁石22が発生する電磁力がゴム32の弾性力を上回り、プーリ21とアーマチュア30が連結される。これにより、プーリ21からアーマチュア30へ回転駆動力が伝達され、アーマチュア30、アウターハブ31、ゴム32、インナーハブ33、受圧用円筒部34、ワッシャ35およびリミッタ37からなる従動側回転体が回転する。
この際、圧縮機10にロックが生じていなければ、従動側回転体30…37のリミッタ37に連結された圧縮機10の回転軸11が、従動側回転体30…37とともに回転する。つまり、エンジンから出力された回転駆動力が圧縮機10に伝達される車両用冷凍サイクル装置が作動する。
一方、圧縮機10にロックが生じて回転軸11が回転できない場合には、リミッタ37が回転することによって、円筒部37bの雌ネジ部37aが回転軸11の雄ネジ部11bに締め付けられる。そして、この締め付けによって発生する荷重、すなわち締め付けによって生じる軸力を、互いに軸方向の相対位置が規定された受圧部37cおよびワッシャ35で受ける。
従って、受圧部37cと円筒部37bとを連結する破断部37dに引っ張り応力がかかる。そして、受圧部37が受ける荷重が予め定めた所定値以上となると、破断部37dが破断して、円筒部37bが受圧部37から切り離される。ここで、従動側回転体30…37のうち圧縮機10の回転軸11に連結される部位は、円筒部37bのみなので、破断部37dが破断することによって、エンジンから圧縮機10への回転駆動力の伝達が遮断される。
以上の如く、本実施形態によれば、電磁式の動力伝達装置において、圧縮機10にロックが生じた際に、破断部37dを破断させるという極めて簡素な構成で、確実に回転駆動力の伝達を遮断することができる。
しかも、本実施形態では、シム36によって、プーリ21と従動側回転体30…37のアーマチュア30との間に所望の間隔の隙間(エアギャップ)を形成することができる。従って、動力伝達時に作動不良を起こすことなく、回転駆動力を確実に伝達できるとともに、破断部37dを設けるという極めて簡素な構成で回転駆動力の伝達を遮断することができる。
さらに、本実施形態では、シム36として、その硬度が回転軸11の硬度よりも高いものを採用しているので、圧縮機10のロックによって受圧部37cおよびワッシャ35が荷重を受ける際に、破断部37dが破断する前にシム36が変形してしまうことを抑制できる。従って、破断部37dを、確実に破断させることができる。また、上述の如く、ワッシャ35の硬度についても、リミッタ37の硬度よりも高くしておけば、ワッシャ35の変形も抑制でき、同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、カバー23を備えているので、破断部37dが破断して従動側回転体30…37が脱落しても、カバー23の内部に保持できる。この際、カバー23の底部23bに形成された貫通穴23eの内径が、インナーハブ33のゴム当接部内径33aの外径よりも小さく形成されているので、脱落した従動側回転体30…37をカバー23の内部に確実に保持できる。従って、脱落した従動側回転体30…37がカバー23の外部に脱落して、動力伝達装置20の周辺に配置された他の機器類を破損してしまうこと等を防止できる。
また、カバー23の爪部23dを、カバー23をプーリ21に取り付ける際の取付方向の反対側に向かって、徐々に内周側に折り曲げて形成しているので、取り付ける際には、爪部23dを弾性変形させながら容易に取り付けることができ、一度、取り付けた後には取り外し難い構造とすることができる。従って、より一層、確実に脱落した従動側回転体30…37をカバー23の内部に保持できる。
さらに、本実施形態では、受圧用円筒部34によって、受圧部37cおよびワッシャ35の軸方向の相対位置を規定できるので、圧縮機10がロックした際に、受圧部37cおよびワッシャ35によって、確実に荷重を受けることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、図3の断面図に示すように、第1実施形態のワッシャ35と受圧用円筒部34とを同一の材料で一体に形成している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。なお、図3は本実施形態の動力伝達装置20の軸方向断面図であり、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付している。このことは、以下の図面においても同様である。
従って、本実施形態の動力伝達装置20のおいても第1実施形態と同様の効果を得ることができるとともに、ワッシャ35と受圧用円筒部34とを一体に形成することで、部品点数を削減して、動力伝達装置全体としての低コスト化を図ることができる。さらに、本実施形態では、ワッシャ35および受圧用円筒部34の硬度を、リミッタ37の硬度よりも高くしておくことが望ましい。
(第3実施形態)
本実施形態では、図4の軸方向断面図に示すように、第1実施形態のワッシャ35、受圧用円筒部34およびインナーハブ33を同一の材料で一体に形成している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。従って、本実施形態の動力伝達装置20のおいても第2実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態では、インナーハブ33と受圧用円筒部34とを固定するボルト34aを廃止することもできる。
(第4実施形態)
本実施形態では、図5の軸方向断面図に示すように、第1実施形態の受圧用円筒部34およびインナーハブ33を同一の材料で一体に形成している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。従って、本実施形態の動力伝達装置20のおいても第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、図6の軸方向断面図に示すように、カバー23の突起部23cおよび爪部23d、並びに、プーリ21の外側円筒部21aの係止穴21dを廃止して、カバー23の径方向に広がる延設部23fに形成されて、その表裏を貫通する貫通穴を設け、さらに、プーリ21の外側円筒部21aに接合された円環状の拡大円筒部21eの貫通穴に対応したネジ穴を設けている。
そして、貫通穴を貫通するボルト23gを、このネジ穴に締め付けることによって、カバー23をプーリ21に固定している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。従って、従って、本実施形態の動力伝達装置20のおいても第1実施形態と同様の効果が得ることができる。さらに、本実施形態におけるカバー23とプーリ21との固定は、第2〜第4実施形態の動力伝達装置20に適用してもよい。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
上述の各実施形態では、プーリ21とアーマチュア30が切り離されると、ゴム32の弾性力により、アーマチュア30の一端側の平面とプーリ21の端面部21cの外側面との間に予め定めた所定間隔の隙間を形成するようにしているが、もちろんゴム32に代えて板バネを採用し、この板バネの弾性力を用いて所定間隔の隙間を形成するようにしてもよい。
上述の各実施形態では、動力伝達装置20をエンジンから圧縮機10への回転駆動力の断続に適用した例を説明したが、本発明の動力伝達装置20の適用はこれに限定されない。エンジンあるいは電動モータ等の駆動源と回転駆動力によって作動する発電機との動力伝達の断続等に幅広く適用可能である。
10 圧縮機
11 回転軸
11a 雄ネジ部
20 動力伝達装置
21 プーリ
21d 係止穴
22 電磁石
23 カバー
23a 固定用円筒部
23d 爪部
30 アーマチュア
31 アウターハブ
32 ゴム
33 インナーハブ
34 受圧用円筒部
35 ワッシャ
36 シム
37 リミッタ
37a 雌ネジ部
37b 円筒部
37c 受圧部
37d 破断部

Claims (4)

  1. 駆動源から出力される回転駆動力を駆動対象装置(10)に伝達する動力伝達装置であって、
    前記回転駆動力によって回転する駆動側回転体(21)と、
    前記駆動側回転体(21)と連結されることによって前記駆動対象装置(10)の回転軸(11)とともに回転する従動側回転体(30、31、32、33、34、35、37)と、
    通電されることによって前記駆動側回転体(21)と前記従動側回転体(30…37)とを連結させる電磁力を発生させる電磁石(22)とを備え、
    前記従動側回転体は、前記電磁石(22)が通電状態となった際に前記駆動側回転体(21)に接触するアーマチュア(30)、前記アーマチュア(30)に連結されて前記回転軸(11)に形成された雄ネジ部(11b)に螺合されるリミッタ(37)、および、前記回転軸(11)の軸方向への変位が規制されたワッシャ(35)を有し、
    前記リミッタ(37)には、
    前記雄ネジ部(11b)に螺合される雌ネジ部(37a)が形成された円筒部(37b)、
    前記ワッシャ(35)に対する前記軸方向の相対位置が規定されて、前記円筒部(37b)が前記回転軸(11)の回転方向に締め付けられた際に生じる荷重を前記ワッシャ(35)とともに受ける受圧部(37c)、
    および、前記円筒部(37b)と前記受圧部(37c)とを連結するとともに、前記受圧部(37c)が受ける荷重が予め定めた所定値以上となったときに破断する破断部(27d)が設けられており、
    さらに、前記電磁石(22)が非通電状態となった際に、前記回転軸(11)に対する前記ワッシャ(35)の前記軸方向の相対位置を決定して、前記駆動側回転体(21)および前記アーマチュア(30)との間に予め定めた間隔の隙間を形成するシム(36)を備えることを特徴とする動力伝達装置。
  2. 前記シム(36)の硬度は、前記回転軸(11)の硬度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記駆動側回転体(21)に固定されて前記従動側回転体(30…37)を覆うカバー(23)を備え、
    前記カバー(23)は、前記従動側回転体(30…37)の外周側に固定された固定用円筒部(23a)を有し、
    前記固定用円筒部(23a)には、前記カバー(23)を前記駆動側回転体(21)に取り付ける際の取付方向の反対側に向かって徐々に内周側に折り曲げられた爪部(23d)が形成されており、
    前記爪部(23d)が前記駆動側回転体(21)の外周側に形成された係止穴(21d)に嵌め込まれることによって、前記駆動側回転体(21)と前記カバー(23)が固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の動力伝達装置。
  4. さらに、前記従動側回転体は、前記受圧部(37c)および前記ワッシャ(35)の間に配置されるとともに、その内部に前記円筒部(37b)を収容する受圧用円筒部(34)を有し、
    前記受圧用円筒部(34)およびワッシャ(35)は、同一の材料で一体に形成されたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の動力伝達装置。
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