JP5262840B2 - 高周波モジュール - Google Patents

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この発明は、複数種類の高周波信号を切り替えて送受信する高周波モジュールに関するものである。
従来、異なる周波数帯域を利用する複数の高周波信号を1つのアンテナで送受信するための高周波モジュールが各種考案されている。このような高周波モジュールは、一般的に、高周波信号間の切り替えや各高周波信号における送受信の切り替え等を行うスイッチ(以下、単に「SW」と称する。)モジュール、送信側のパワーアンプ(以下、単に「PA」と称する。)モジュール、受信側のSAWフィルタモジュールを備えており、最終的に全体がパッケージされた一体型のモジュールに形成されている。
例えば、特許文献1の高周波モジュールは、所定形状からなるメインモジュールに対して、複数のキャビティを形成し、当該キャビティ内に、上述のPAモジュール、SAWフィルタモジュール等を実装した構造になっている。より具体的には、PAモジュール、SAWフィルタモジュールは、それぞれに別体の基板上に回路素子を実装して金属パッケージした個別モジュールとして形成されている。また、メインモジュールも同様にPAモジュールやSAWフィルタモジュールとは別体の積層体と当該積層体に実装された回路素子とにより形成されている。そして、当該メインモジュールの各キャビティに、別体からなるPAモジュールやSAWフィルタモジュールを実装することで、一体化された高周波モジュールが形成される。
特開2002−299785号公報
ところが、上述のように、各個別モジュールを形成した後に、メインモジュールに実装する構造を用いる場合、高周波モジュール全体としての構造が複雑になったり、実装箇所が増加することによる実装不良の発生率が高くなる可能性がある。また、個別モジュールを組み合わせて形成するため、各個別モジュールとメインモジュールとの間のインピーダンス整合をそれぞれに行わなければならない。このため、各整合箇所に対して整合回路を設けなければならず、高周波モジュール全体として大型化したり、整合回路を個別に設計しなければならず、高周波モジュール全体としての設計が難しくなる。
したがって、本発明の目的は、製造時の不良率を抑制することができるとともに、設計が容易で且つ小型化が可能な高周波モジュールを実現することにある。
この発明は、1つのアンテナを用いてそれぞれに異なる複数種類の周波数からなる通信信号を送受信する高周波モジュールに関するものである。この高周波モジュールは、送信信号を増幅するパワーアンプ素子と、受信信号の周波数帯域のみを通過させるSAWフィルタ素子と、アンテナに対して複数の通信信号を切り替えるまたは各通信信号の送受信を切り替えるスイッチ部と、を単一の積層基板に対して実装もしくは形成してなる。
この構成では、高周波モジュールを構成するパワーアンプ機能部、スイッチ機能部、SAWフィルタ機能部が、それぞれ個別の回路モジュールで形成された後に一体化したものではなく、最初から単体の積層モジュールとして一体に形成される。これにより、各機能部間のインピーダンス整合が容易になるとともに、部品点数が低減する。
また、この発明の高周波モジュールの積層基板は、パワーアンプ素子の実装領域を略囲む形状のグランド電極が形成されている。
この構成では、パワーアンプ素子がグランド電極で囲まれていることで、積層基板に形成される回路素子や実装される他の実装型回路素子に対する、パワーアンプ素子からの不要な信号放射が防止される。これにより、各回路素子が集約的に配置された小型の積層基板にパワーアンプ素子が配置されても、パワーアンプ素子からの不要放射信号による高周波モジュールの特性の劣化を防止できる。
また、この発明の高周波モジュールは、複数の実装型回路素子を有し、SAWフィルタ素子およびスイッチ部を構成する実装型回路素子は積層基板の面に実装される。さらに、高周波モジュールのパワーアンプ素子は、該パワーアンプ素子の面が積層基板の面よりも下側の位置となるように実装されている。
この構成では、パワーアンプ素子が他の実装型回路素子よりも積層基板の底面側に配置されるので、パワーアンプ素子からの熱が積層基板の底面側を介して放熱されやすくなり、当該パワーアンプ素子の熱による実装型回路素子への影響を緩和できる。
また、この発明の高周波モジュールの積層基板は面側から開口したキャビティを有する。そして、パワーアンプ素子はキャビティ内に実装されている。
この構成では、パワーアンプ素子がキャビティ内に配置されることで、よりパワーアンプ素子からの熱が実装型回路素子へ伝搬されにくくなり、当該熱による実装型回路素子への影響を緩和できる。さらに、高周波モジュールの低背化をすることができる。
また、この高周波モジュールのキャビティは、所定の開口面積からなり積層基板の上面側から所定深さまで形成された第1凹部と、該第1凹部よりも下側に形成された第1凹部よりも開口面積の狭い第2凹部と、からなる。そして、第1凹部と第2凹部との境界に形成される段差部にグランド電極が形成されている。
この構成では、パワーアンプ素子の面に形成されたボンディングパッドと積層基板のグランド電極との距離が短くなることで、パワーアンプ素子の面のグランド端子を積層基板のグランド電極にワイヤボンディングする際に、ワイヤ長が短くなる。これにより、寄生インダクタを低減できるとともに、当該ワイヤからの不要放射を抑制できる。
また、パワーアンプ素子の天面が高さ方向において積層基板の天面と段差部との間に配置され、パワーアンプ素子の天面と積層基板の天面に設けた電極とがワイヤで接続され、パワーアンプ素子の天面とグランド電極とがワイヤで接続されている。
これにより、パワーアンプ素子と積層基板の電極とを接続するワイヤが短くなるため、ワイヤによる寄生インダクタを低減できる。また、パワーアンプ素子と積層基板の電極とを接続するワイヤとグランド電極との間隔が近くなるので、ワイヤからの不要信号の放射をグランド電極で抑制できる。
また、この発明の高周波モジュールの積層基板は、パワーアンプ素子へ電源供給するための高周波側電源供給電極と低周波側電源供給電極とを備える。そして、高周波側電源供給電極と低周波側電源供給電極とは、積層基板の互いに異なる層に形成されている。
この構成では、パワーアンプに対する高周波数側の電源ラインと、低周波数側の電源ラインとが積層基板の異なる層に形成されることで、それぞれの電源ライン間及び高周波数側の回路と低周波数側の回路間のアイソレーションを向上できる。
この発明によれば、パワーアンプ機能部、スイッチ機能部、SAWフィルタ機能部を含む高周波モジュールが、単体の積層体に形成された電極パターンや当該積層体に実装される実装型素子で実現されるので、各機能部間のインピーダンス整合の設計が容易になるとともに、整合回路の面積を小さくすることができ、さらに部品点数を低減することができる。これにより、小型で且つ特性の優れる高周波モジュールを実現することができる。
第1の実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。 積層基板10の最上層(天面)における各回路素子の実装状態を示す平面図およびPA素子の実装状態を示す概略側面断面図である。 第1の実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールを形成する積層基板10の積層図である。 トリプルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。 クワッドバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。 第2の実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。 ICスイッチ素子ICSWを用いたトリプルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。 ICスイッチ素子ICSWを用いたクワッドバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。
本発明の第1の実施形態に係る高周波モジュールについて、図を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュールは、1つのアンテナを用いてGSM900信号の送信、受信、GSM1800信号の送信、受信を切り替えて行うデュアルバンド高周波スイッチモジュールである。
まず、本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールの回路構成について図1を参照して説明する。
図1は本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。
図1に示すように、デュアルバンド高周波スイッチモジュールは、ダイプレクサDPX、送受信切替回路SWG、送受信切替回路SWD、ローパスフィルタLPFg、ローパスフィルタLPFd、SAWフィルタSAW900,SAW1800、PA(パワーアンプ)素子PAを備える。単一のアンテナANTは、ダイプレクサDPXに接続している。ダイプレクサDPXは、送受信切替回路SWGに接続し、送受信切替回路SWGは、ローパスフィルタLPFgおよびSAWフィルタSAW900に接続している。ローパスフィルタLPFgは、PA素子PAを介してGSM900送信信号入力端子(GSM900Tx)に接続している。SAWフィルタSAW900は、GSM900受信信号出力端子(GSM900Rx)に接続している。
また、ダイプレクサDPXは、送受信切替回路SWDに接続し、送受信切替回路SWDは、ローパスフィルタLPFdおよびSAWフィルタSAW1800に接続している。ローパスフィルタLPFdは、PA素子PAを介してGSM1800送信信号入力端子(GSM1800Tx)に接続している。SAWフィルタ1800は、GSM1800受信信号出力端子(GSM1800Rx)に接続している。
より具体的な回路構成を次に示す。ダイプレクサDPXは、キャパシタC1を介してアンテナANTに接続し、キャパシタC1のアンテナANT側はインダクタL1を介してグランドに接続している。ダイプレクサDPXのアンテナ入出力部とGSM900入出力部との間には、インダクタLt1とキャパシタCt1との並列回路が接続しており、この並列回路のGSM900入出力部側は、キャパシタCuを介してグランドに接続している。これらインダクタLt1とキャパシタCt1,Cuとでローパスフィルタを構成している。また、ダイプレクサDPXのアンテナ入出力部とGSM1800入出力部との間には、二つのキャパシタCc1,Cc2の直列回路が接続しており、これらキャパシタCc1,Cc2の接続点はインダクタLt2とキャパシタCt2との直列回路を介してグランドに接続している。これらインダクタLt2とキャパシタCc1,Cc2,Ct2とでハイパスフィルタを構成している。なお、これらダイプレクサDPXを構成する各回路素子は、積層基板10の回路電極パターンにより形成されている。
送受信切替回路SWGにおいてGSM900の送信信号の流入を防ぐための位相器として機能するインダクタGSL2は、積層基板10の内層電極により形成されている。インダクタGSL2の各端は、ダイプレクサDPXとSAWフィルタSAW900とにそれぞれ接続している。
インダクタGSL2のダイプレクサDPX側端部は、ダイオードGD1のアノードに接続している。ダイオードGD1のカソードはキャパシタGCを介してGSM900用ローパスフィルタLPFgに接続している。さらに、ダイオードGD1のカソードは、インダクタGSL1を介してグランドに接続している。これらダイオードGD1、インダクタGSL1は、ディスクリート部品で構成されており、積層基板10の天面に実装されている。
インダクタGSL2のSAWフィルタSAW900側端部は、ダイオードGD2のカソードに接続している。ダイオードGD2のアノードは抵抗Rgを介してGSM900送受切替信号入力端子BS1に接続している。さらに、ダイオードGD2のアノードは、キャパシタGC5を介してグランドに接続している。これらダイオードGD2、キャパシタGC5、および抵抗Rgは、ディスクリート部品で構成されており、積層基板10の天面に実装されている。
ローパスフィルタLPFgの送受信切替回路SWG側端部は、インダクタGLt1とキャパシタGCc1との並列回路の一方端に接続している。この並列回路の他方端はPA素子PAに接続している。並列回路の送受信切替回路SWG側はキャパシタGCu1を介してグランドに接続し、並列回路のPA素子PA側はキャパシタGCu2を介してグランドに接続している。これらローパスフィルタLPFgを構成する各回路素子は、積層基板10に形成された回路電極により形成されている。
送受信切替回路SWDにおいてGSM1800の送信信号の流入を防ぐための位相器として機能するインダクタDSL2は、積層基板10の内層電極により形成されている。インダクタDSL2の各端は、ダイプレクサDPXとSAWフィルタSAW1800とにそれぞれ接続している。
インダクタDSL2のダイプレクサDPX側端部は、ダイオードDD1のアノードとキャパシタDPCtの一方端に接続している。キャパシタDPCtの他方端は、インダクタDPSLを介してダイオードDD1のカソードに接続している。この接続点は、キャパシタDCを介してGSM1800用ローパスフィルタLPFdに接続するとともに、インダクタDSL1を介してグランドに接続している。これらダイオードDD1、インダクタDPSL,DSL1、キャパシタDPCtは、ディスクリート部品で構成されており、積層基板10の天面に実装されている。
インダクタDSL2のSAWフィルタSAW1800側端部は、ダイオードDD2のカソードに接続している。ダイオードDD2のアノードは抵抗Rdを介してGSM1800送受切替信号入力端子BS2に接続している。さらに、ダイオードDD2のアノードは、キャパシタDC5を介してグランドに接続している。これらダイオードDD2、抵抗Rgは、ディスクリート部品で構成されており、積層基板10の天面に実装されている。キャパシタDC5は積層基板10に形成された回路電極により形成されている。
ローパスフィルタLPFdの送受信切替回路SWD側端部は、インダクタDLt1とキャパシタDCc1との並列回路の一方端に接続している。この並列回路の他方端はインダクタDLt2とキャパシタDCc2との並列回路の一方端に接続している。インダクタDLt2とキャパシタDCc2との並列回路の他方端は、PA素子PAに接続している。
インダクタDLt1とキャパシタDCc1との並列回路の送受信切替回路SWD側はキャパシタDCu1を介してグランドに接続している。二つの並列回路の接続点は、キャパシタDCu2を介してグランドに接続している。インダクタDLt2とキャパシタDCc2との並列回路のPA素子PA側はキャパシタDCu3を介してグランドに接続している。これらローパスフィルタLPFdの各並列回路を構成する各回路素子は、積層基板10に形成された回路電極により形成されている。また、ローパスフィルタLPFdのグランド接続用キャパシタは、ディスクリート部品で構成されており、積層基板10の天面に実装されている。
このような構成のデュアルバンド高周波スイッチモジュールは、GSM900送信信号を送信する場合には、GSM900送受切替信号入力端子BS1に送信制御信号を入力することでダイオードGD1,GD2をオンにし、送受信切替回路SWGのインダクタGSL2による位相調整効果によって、ダイプレクサDPXとGSM900送信信号入力端子とをGSM900送信信号の周波数帯域で導通状態とし、ダイプレクサDPXとGSM900受信信号出力端子とを開放状態とする。また、デュアルバンド高周波スイッチモジュールは、GSM900受信信号を受信する場合には、GSM900送受切替信号入力端子BS1に受信制御信号を入力することでダイオードGD1,GD2をオフにし、ダイプレクサDPXとGSM900送信信号入力端子とをGSM900受信信号の周波数帯域で開放状態とし、ダイプレクサDPXとGSM900受信信号出力端子とを導通状態とする。
また、デュアルバンド高周波スイッチモジュールは、GSM1800送信信号を送信する場合には、GSM1800送受切替信号入力端子BS2に送信制御信号を入力することでダイオードDD1,DD2をオンにし、送受信切替回路SWDのインダクタDSL2による位相調整効果によって、ダイプレクサDPXとGSM1800送信信号入力端子とをGSM1800送信信号の周波数帯域で導通状態とし、ダイプレクサDPXとGSM1800受信信号出力端子とを開放状態とする。また、デュアルバンド高周波スイッチモジュールは、GSM1800受信信号を受信する場合には、GSM1800送受切替信号入力端子BS2に受信制御信号を入力することでダイオードDD1,DD2をオフにし、ダイプレクサDPXとGSM1800送信信号入力端子とをGSM1800受信信号の周波数帯域で開放状態とし、ダイプレクサDPXとGSM1800受信信号出力端子とを導通状態とする。
次に、このようなデュアルバンド高周波スイッチモジュールを単一の積層基板10により実現する構造について、図2および図3を参照して説明する。
また、図2(A)は、積層基板10の最上層(天面)における各回路素子の実装状態を示す平面図であり、図2(B)は積層基板10に対するPA素子PAの実装状態を示す概略側面断面図である。
図3は本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールを形成する積層基板10の積層図である。なお、本図は、天面側の12層である誘電体層101〜112は天面側の回路パターンを示し、底面側の6層である誘電体層113〜118は底面側の回路パターンを示す。また、各誘電体層101〜112に記載されている円マークは、各誘電体層の電極同士を積層方向に導通するビアホールである。
本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールは、図3に示すような誘電体層101〜118を積層してなる積層基板10により実現される。デュアルバンド高周波スイッチモジュールを構成するPA素子PA以外の各回路素子は、誘電体層101〜118の所定層に形成された回路電極および積層基板10の天面に形成されたランド電極に実装されたディスクリート部品(実装型回路素子:図2(A)のEd(EdD,EdC,EdR,EdL)やSAW)により実現される。PA素子PAは、図3に示すように、積層基板10の天面側から所定の深さで形成されたキャビティ20内に設置されている。
キャビティ20は、積層基板10の天面側の二層となる誘電体層101,102に形成された所定開口面積の第1凹部201と、誘電体層101,102に続く誘電体層103〜110に形成された第2凹部202とにより形成されている。ここで、第2凹部202は、第1凹部201よりも小さい開口面積で形成されている。これにより、キャビティ20の第1凹部201と第2凹部202との境界部すなわち誘電体層103の天面側には、段差面203が形成される。そして、この段差面203には、グランド電極GNDが形成されている。
また、キャビティ20は、PA素子PAをキャビティ20内に配置した状態で、PA素子PAの天面が積層基板10の天面よりも低くなる深さで形成されている。具体的には、PA素子PAの天面が、積層基板10の天面と段差面203との中間位置に配置されるような深さに、キャビティ20が形成されている。
PA素子PAは、このような形状に形成されたキャビティ20内に配置された後、素子天面に配置されたボンディングパッドと、積層基板10の天面に形成された回路電極および段差面203に形成されたグランド電極GNDや回路電極との間でワイヤ接続がなされている。
次に、積層基板10を構成する各誘電体層101〜118の詳細な構成について示す。
積層基板10の天面を構成する積層基板10の最上層の誘電体層101には、第1凹部201を構成する開口部211が形成されている。この開口部211の周辺部にはPA素子PAの所定のボンディングパッドとワイヤ接続される回路電極が形成されている。また、誘電体層101の天面には、ディスクリート部品を実装するために複数の回路素子実装用ランド11が形成されている。この際、誘電体層101の長手方向の略中央から左右の二領域に分割して、一方領域に開口部211が形成され、他方領域に全ての回路素子実装用ランド11が形成されている。また、誘電体層101の開口部211を周辺部の回路電極中には、PA素子PAに対する高周波数側の信号(本実施形態であればGSM1800送信信号)を増幅するための電源供給配線パターンが含まれている。
誘電体層102には、誘電体層101と同様の開口部211が形成されるとともに、誘電体層101の各回路素子実装用ランド11と誘電体層103以下の各層に形成された回路素子とを導通するための回路電極パターンが形成されている。また、誘電体層102には、所定位置において積層基板10の積層方向で回路電極パターン同士を導通するためのビアホールが形成されている。なお、以下の誘電体層102〜118において、ビアホールは適宜形成されており、以下の各層については説明を特に必要な場合を除いて省略する。
誘電体層103には、誘電体層101,102に形成された開口部211よりも開口面積の小さい開口部222が形成されるとともに、当該開口部222の略全周囲を囲むように所定線幅からなるグランド電極GNDが形成されている。誘電体層103には、キャパシタDCC2の対向電極、キャパシタCC2の対向電極、およびグランド電極GNDが形成されている。
誘電体層104には、誘電体層103と同様の開口部222が形成されるとともに、キャパシタDCC1,DCC2で兼用する対向電極、および、キャパシタCC1,CC2で兼用する対向電極が形成されている。
誘電体層105には、誘電体層103,104と同様の開口部222が形成されるとともに、キャパシタDCC1の対向電極、およびキャパシタCC1、Ct1で兼用する対向電極が形成されている。
誘電体層106には、誘電体層103〜105と同様の開口部222が形成されるとともに、キャパシタCt1の対向電極が形成されている。
誘電体層107には、誘電体層103〜106と同様の開口部222が形成されている。また、誘電体層107には、回路素子や回路電極パターンを構成する誘電体層の面に沿って延びる形状や広がりのある形状の電極は形成されておらず、ビアホールのみが形成されている。
誘電体層108には、誘電体層103〜107と同様の開口部222が形成されるとともに、インダクタGLt1,GSL2,DSL2,およびLt2をそれぞれに構成する回路素子用電極パターンが形成されている。
誘電体層109,110には、誘電体層103〜108と同様の開口部222が形成されるとともに、インダクタGLt1,GSL2,DSL2,Lt2,Lt1,DLt1,およびDLt2をそれぞれに構成する回路素子用電極パターンが形成されている。また、誘電体層109,110には、PA素子PAに対する低周波数側の信号(本実施形態であればGSM900送信信号)を増幅するための電源供給配線パターンが含まれている。
誘電体層111には、開口部211,222に対応する位置にグランド電極GNDが形成されるとともに、インダクタGLt1,GSL2,DSL2,Lt2,Lt1,DLt1,およびDLt2をそれぞれに構成する回路素子用電極パターンが形成されている。また、誘電体層111以下の各層には、開口部211,222に対向する位置のグランド電極GNDの形成領域に対して、広い面積範囲で配列して複数のビアホールが形成されている。
誘電体層112には、回路素子や回路電極パターンを構成する誘電体層の面に沿って延びる形状や広がりのある形状の電極は形成されておらず、ビアホールのみが形成されている。
誘電体層113には、キャパシタGCc1の対向電極が形成されている。
誘電体層114には、回路素子や回路電極パターンを構成する誘電体層の面に沿って延びる形状や広がりのある形状の電極は形成されておらず、ビアホールのみが形成されている。
誘電体層115には、グランド電極GNDと、キャパシタGCc1の対向電極が形成されている。
誘電体層116には、キャパシタGCu1,GCu2,Cu,Ct2およびDC5の対向電極が形成されている。
誘電体層117には、略全面にグランド電極GNDが形成されており、キャパシタGCu1,GCu2,Cu,Ct2およびDC5の対向電極としても機能している。
積層基板10の底面を構成する積層基板10の最下層の誘電体層118には、層の周辺に沿って複数の積層基板実装用電極12が配列して形成されている。また、誘電体層118のこれら積層基板実装用電極12群に囲まれる領域内には、開口部211,222に対応する位置と、当該位置と異なる位置の二箇所にグランド電極GNDが形成されている。
以上のような構造を用いることで、本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールは次に示す各種の効果を奏することができる。
まず、PA機能部、SW機能部、SAWフィルタ機能部が、それぞれ個別モジュールで形成された後に一つの高周波モジュールとして組み立てられる構造ではなく、単一の積層基板に回路素子を実装したり形成することで高周波モジュールを形成するので、各個別モジュール間の整合のための整合回路を必要としない。これにより、高周波モジュールを構成する部品点数が低減し、小型且つ安価に高周波モジュールを形成することができる。また、個別モジュール同士を組み立てる、例えば、一つの個別モジュールを別の個別モジュールに実装する等の製造工程を省略できるので、当該製造時の不良率を抑圧できる。
また、従来の個別モジュールの組み合わせでは、ユーザ側で個別モジュール間に挿入する整合回路を設計、形成して組み立てを行わなければならないが、本実施形態のような元々一体型の高周波モジュールを用いることで、このようにユーザに対して煩雑な作業を行わせることを防止できる。
また、従来ではPA機能部とSW機能部とが一体化され、SAWフィルタ機能部が別形成された場合、SAWフィルタ機能部の整合素子を調整することで、送信側と受信側とのアイソレーションが変動したり、送信信号の位相が変化してしまい、送信特性が劣化してしまうことがあるが、全ての機能部が単一の積層基板により実現されていることで、上記整合素子を最適化することができる。これにより、このような送信特性の劣化を抑制することができる。
また、送受信切替のための位相器に利用するインダクタGSL2,DSL2、ダイプレクサDPXとインダクタGSL2,DSL2との間の配線、インダクタGSL2とSAWフィルタSAW900との間の配線、およびインダクタDSL2とSAWフィルタSAW1800との間の配線が積層基板の回路電極パターンにより形成されるので、これらの回路パターンを最適な特性となるように調整して設計できる。これにより、送信信号の位相を調整でき、スプリアス特性を改善することができる。
また、PA素子が積層基板に形成されたキャビティ内に設置され、PA素子の天面が積層基板の天面よりも低い位置に配置されることで、発熱性の高いPA素子からの熱が積層基板の天面に実装された他の回路素子に伝達されにくく、積層基板の底面側から放熱される。これにより、積層基板に実装されたSAWフィルタ素子やダイオード素子等の各回路素子の温度特性に影響を与えず、優れた特性の高周波スイッチモジュールを実現できる。この際、PA素子が配置される領域の下層側の各誘電体層では、他の領域と比較して最下層まで直接接続するスルーホールを密集して形成しているので、放熱効果が向上するとともに、PA素子をより確実に設置することができる。
また、PA素子が設置されるキャビティの周囲にグランド電極が形成されることで、高出力であるPA素子から放射される不要信号を、当該グランド電極で抑制できる。
また、PA素子を囲むグランド電極GNDが形成されたキャビティ内の段差部が、積層基板の天面に近い位置(例えば本実施形態では、18層の内の3層目)に配置され、PA素子の天面がこの段差部および積層基板の天面の近い位置(例えば、積層基板の天面と段差部との中間位置)になるようにPA素子を配置することで、PA素子と積層基板の電極とを接続するワイヤを短くできる。これにより、当該ワイヤによる寄生インダクタを低減できる。さらに、PA素子と積層基板の電極とを接続するワイヤとグランド電極との間隔が近くなるので、ワイヤからの不要信号の放射をグランド電極で抑制できる。
また、PA素子に対する高周波数側の信号のための電源供給電極と低周波数側の信号のための電源供給電極とが、複数層(本実施形態では18層中の7層分)離れた異なる誘電体層に形成されているので、高周波数側の電源供給ラインと低周波側の電源供給ラインとの間のアイソレーションを向上することができる。
また、一つの積層基板に回路素子を形成もしくは実装して高周波スイッチモジュールの全ての回路素子を実現することで、積層基板の上層域の位置に直接グランド接続しないキャパシタ群を形成し、中層域にインダクタ群を形成し、下層域にグランド接続するキャパシタ群を形成する構成が実現できる。そして、これら各層域間に回路素子用の電極が形成されていない層を設けることもできる。これにより、各素子間のアイソレーションを向上したり、グランドに対する浮遊成分を抑圧できる等のより優れた特性を容易に実現できる。
なお、上述の説明では、デュアルバンド高周波スイッチモジュールを例に説明したが、図4や図5に示すようなトリプルバンド高周波スイッチモジュールやクワッドバンド高周波スイッチモジュールに対しても、上述のような単一の積層基板を用いて実現する構成を適用することができる。
図4はトリプルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。図5はクワッドバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。
(A)トリプルバンド高周波スイッチモジュール(図4)
図4に示すトリプルバンド高周波スイッチモジュールは、図1に示したデュアルバンド高周波スイッチモジュールに対して、GSM1800側の回路をGSM1800信号とGSM1900信号で利用できるように設計変更した回路であり、ローパスフィルタLPFd、送受信切替回路SWDは特性をGSM1800送信信号およびGSM1900送信信号用に設定しただけで、回路素子の構成は同じである。
また、送受信切替回路SWDの位相器であるインダクタDSL2のダイプレクサDPXと対向する側には、位相回路PCC1を介して、GSM1800受信信号を通過するSAWフィルタSAW1800、GSM1900受信信号を通過するSAWフィルタSAW1900が接続されている。位相回路PCC1のインダクタL2は、インダクタDSL2とSAWフィルタSAW1800との間に設置されており、SAWフィルタSAW1800側がキャパシタC2を介してグランドに接続されている。位相回路PCC1のキャパシタC3は、インダクタDSL2とSAWフィルタSAW1900との間に設置されており、SAWフィルタSAW1900側がインダクタL3を介してグランドに接続されている。そして、これら位相回路PCC1を構成するインダクタL2,L3、キャパシタC2,C3も積層基板10に形成もしくは実装される回路素子により実現することができる。これにより、上述のデュアルバンド高周波スイッチモジュールと同様の作用効果を得ることができる。
(B)クワッドバンド高周波スイッチモジュール(図5)
図5に示すクワッドバンド高周波スイッチモジュールは、図4に示したトリプルバンド高周波スイッチモジュールに対して、GSM900側の回路をGSM850信号とGSM900信号で利用できるように設計変更した回路であり、ローパスフィルタLPFg、送受信切替回路SWGは特性をGSM850送信信号およびGSM900送信信号用に設定しただけで、回路素子の構成は同じである。
また、送受信切替回路SWGの位相器であるインダクタGSL2のダイプレクサDPXと対向する側には、位相回路PCC2を介して、GSM850受信信号を通過するSAWフィルタSAW850、GSM900受信信号を通過するSAWフィルタSAW900が接続されている。位相回路PCC2のインダクタL4は、インダクタGSL2とSAWフィルタSAW850との間に設置されており、SAWフィルタSAW850側がキャパシタC4を介してグランドに接続されている。位相回路PCC2のキャパシタC5は、インダクタGSL2とSAWフィルタSAW900との間に設置されており、SAWフィルタSAW900側がインダクタL5を介してグランドに接続されている。そして、これら位相回路PCC2を構成するインダクタL4,L5、キャパシタC4,C5も積層基板10に形成もしくは実装される回路素子により実現することができる。これにより、上述のデュアルバンド高周波スイッチモジュールやトリプルバンド高周波スイッチモジュールと同様の作用効果を得ることができる。
次に、第2の実施形態に係る高周波スイッチモジュールについて、図を参照して説明する。なお、本実施形態の高周波スイッチモジュールは、第1の実施形態の図1に示した高周波スイッチモジュールと同様に、GSM900信号とGSM1800信号との送受信を行うデュアルバンド高周波スイッチモジュールを例に説明する。
図6は本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。
本実施形態のデュアルバンド高周波スイッチモジュールは、FETスイッチ素子等を用いたICスイッチ素子ICSWによって、GSM900帯域とGSM1800帯域との切り替え、および各帯域での送受信の切り替えを行う。
図6に示すように、本実施形態デュアルバンド高周波スイッチモジュールは、ダイプレクサDPXと送受信切替回路SWG,SWDの代わりに、ICスイッチ素子ICSWを用いたものであり、他の構成は第1の実施形態の図1に示したデュアルバンド高周波スイッチモジュールと同じである。そして、本実施形態で用いるICスイッチ素子ICSWは積層基板の天面に実装されるものである。このような構成を用いても、上述の第1の実施形態と同様に、小型且つ設計が容易な特性の優れる高周波スイッチモジュールを実現することができる。
なお、本実施形態のようなICスイッチ素子ICSWを用いる場合でも、上述の第1の実施形態に示したように、トリプルバンド高周波スイッチモジュールやクワッドバンド高周波スイッチモジュールを実現することができる。
図7はICスイッチ素子ICSWを用いたトリプルバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。図8はICスイッチ素子ICSWを用いたクワッドバンド高周波スイッチモジュールの回路図である。
図7に示すトリプルバンド高周波スイッチモジュールは、図4に示したトリプルバンド高周波スイッチモジュールのダイプレクサDPXと送受信切替回路SWG,SWDの代わりに、ICスイッチ素子ICSWを用いたものである。図8に示すクワッドバンド高周波スイッチモジュールは、図5に示したクワッドバンド高周波スイッチモジュールのダイプレクサDPXと送受信切替回路SWG,SWDの代わりに、ICスイッチ素子ICSWを用いたものである。そして、このように図7、図8の構成で用いるICスイッチ素子ICSWも積層基板の天面に実装されるものである。これにより、上述の各高周波スイッチモジュールと同様に、小型且つ設計が容易な特性の優れる高周波スイッチモジュールを実現することができる。
10−積層基板、11−回路素子実装用ランド、12−積層基板実装用電極、20−キャビティ、201−第1凹部、202−第2凹部、23−段差部、101〜118−誘電体層

Claims (2)

  1. 1つのアンテナを用いてそれぞれに異なる複数種類の周波数からなる通信信号を送受信する高周波モジュールであって、
    送信信号を増幅するパワーアンプ素子と、
    受信信号の周波数帯域のみを通過するSAWフィルタ素子と、
    前記アンテナに対して複数の前記通信信号を切り替えるまたは各通信信号の送受信を切り替えるスイッチ部と、
    単一の積層基板に対して実装もしくは形成された高周波モジュールにおいて
    前記SAWフィルタ素子および前記スイッチ部を構成する実装型回路素子は、前記積層基板の天面に実装され、
    前記積層基板は、天面側から開口したキャビティを有し、
    前記キャビティは、所定の開口面積からなり前記積層基板の天面側から所定深さまで形成された第1凹部と、該第1凹部よりも下側に形成された前記第1凹部よりも開口面積の狭い第2凹部と、からなり、
    前記パワーアンプ素子は、前記第2凹部に実装され、
    前記第1凹部と第2凹部との境界に形成される段差部に、前記パワーアンプ素子の実装領域を略囲む形状のグランド電極が形成され、
    前記パワーアンプ素子の天面が高さ方向において前記積層基板の天面と前記段差部との間に配置され、
    前記パワーアンプ素子の天面と前記積層基板の天面に設けた電極とがワイヤで接続され、
    前記パワーアンプ素子の天面と前記グランド電極とがワイヤで接続されている、高周波モジュール。
  2. 前記積層基板は、前記パワーアンプ素子へ電源供給するための高周波側電源供給電極と低周波側電源供給電極とを備え、
    前記高周波側電源供給電極と前記低周波側電源供給電極とは、前記積層基板の互いに異なる層に形成されている、請求項1に記載の高周波モジュール。
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