JP5258392B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電池を充電することができる電子機器に関する。
従来、デジタルカメラ、携帯電話等の電子機器の二次電池を充電するに際し、電子機器を充電装置の所定位置に戴置することで、電子機器と充電装置双方に設けられる充電用端子が当接されて接触し、二次電池への充電を実行する接触充電方式が主流であった。
しかし、充電用端子が電子機器本体の外部に露出した構造となるため、ゴミや水滴等の付着により充電装置の接続端子と接触不良が生じやすく、また、電子機器本体の接続端子を経由して静電気破壊を招きやすいという欠点があった。
これに対して近年では、無接点充電方式が提案されている。
この無接点充電方式を用いた電子機器としては、特許文献1に開示された、電磁誘導を利用した装置が知られている。
特許文献1には、以下の技術が開示されている。
即ち、充電装置には電磁誘導用の一次コイルを、電子機器本体には同じく電磁誘導用の二次コイルを設け、充電装置に設けた一次コイルを励磁して電磁誘導で電子機器本体の二次コイルに電力を供給して電池を充電する。
また、特許文献2には、電磁誘導の充電方式によって発生する磁界による影響を低減する電子カメラ及び充電装置の提供を目的とした、電磁誘導の受電コイルの配置に関した技術が提案されている。
このような電磁誘導作用を利用する無接点充電方式は、コネクタの接続操作が必要な接触充電方式に比べ、充電装置に戴置するだけで充電が開始されるので使い勝手が良い。
特開平1−298482号公報 特開2003−189146号公報
しかしながら、上記従来技術においては、電磁誘導方式による充電中に電子機器の駆動を行う場合、電磁誘導によって発生する強力な磁界が電子機器内部の信号に影響を与え、電子機器の駆動を阻害するという問題があった。
例えば、撮像装置では、撮像素子からの像信号読み出し中に電磁界ノイズが発生した場合、ノイズ成分を含んで画像処理されてしまい異常な画像が作成されることがあった。
また、微細な出力を得る光学センサ等に電磁界ノイズが影響を及ぼし、正確なセンサ出力を得られないことがあった。
本発明は、充電中に、充電により影響を受ける動作が行われないようにすることを目的とする。
本発明に係る電子機器は、電池を充電するために外部機器から無線給電により供給され電力を前記電池に供給する電力供給手段と、光学像を電気信号に変換するための撮像手段と、制御手段とを有し、撮影を指示するための第1の指示が前記電池の充電が開始されてから前記電池の充電が停止されるまでの期間におい行わ場合、前記制御手段は、前記無線給電によるノイズの影響を受けた画像の生成が前記期間において行われないようにするために、前記撮像手段を用いて行われる撮影動作が行われないようにし、前記第1の指示と異なる第2の指示が前記期間において検出され合、前記制御手段は、前記第2の指示に対応する所定の処理行われるようにすることを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、電池を充電するために外部機器から無線給電により供給された電力を前記電池に供給する電力供給手段と、撮影動作に用いられる所定のセンサと、制御手段とを有し、前記所定のセンサを動作させるための第1の指示が前記電池の充電が開始されてから前記電池の充電が停止されるまでの期間において行われた場合、前記制御手段は、前記無線給電によるノイズの影響を受けた画像の生成が前記期間において行われないようにするために、前記所定のセンサを動作させるための処理が行われないようにし、前記第1の指示と異なる第2の指示が前記期間において検出された場合、前記制御手段は、前記第2の指示に対応する所定の処理が行われるようにすることを特徴とする。
本発明によれば、充電中に、充電により影響を受ける動作が行われないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置と、電磁誘導方式の充電器からなる充電システムのブロック図である。
この撮像装置は、一眼レフレックス方式のデジタルカメラであり、カメラ本体100には、絞り機能を備える交換可能な撮影レンズ7が装着可能となっている。また、カメラ本体100には、撮影した画像データを格納する外部メモリ30が装着可能となっている。
カメラ本体100に内蔵された電池3は二次電池であり、カメラ本体100を充電器200に近接することにより、電磁誘導コイル204と電磁誘導コイル50を介して電力供給が行われる電磁誘導方式の充電システムとなっている。
電池3は、電磁誘導コイル50を経由した電力によって充電されるので、電池3を取り外すことなく充電できるシステム構成となっている。
カメラ本体100全体を制御するシステム制御回路1は、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、時計機能を内部に有するマイクロコンピュータで構成される。
このシステム制御回路1では、撮影に関わる動作や、表示及び操作に関わる動作等が、ROMに格納されたプログラムにより集中制御される。本発明に関わる充電に関するプログラム動作も、このシステム制御回路1にて制御する。
電源制御部2は、DC−DCコンバータにより構成されており、システム制御回路1の指示に基づいて、必要な電圧を必要な各部へ供給する。
電池3の電源端子はこの電源制御部2に接続され、カメラ本体100の電源に問題が発生すると、電源制御部2がカメラ本体100への電源供給を直ちにオフする。
撮影レンズ7のフォーカシングを制御する測距制御部4は、測距センサを含んで構成され、複数の測距点に基づいて、焦点調節を行う。また、測距制御部4は、システム制御回路1にて演算された絞り値(Av値)に合わせて、撮影レンズ7内の絞りを開閉する。
測距制御部4は、撮影レンズ7に対する焦点調節や絞り開閉を、レンズ接続端子5,6を介して行う。レンズ接続端子5は、カメラ本体100側、レンズ接続端子6は撮影レンズ7側の端子である。
シャッタ9の動作を制御する露光制御部8は、測光センサを含んで構成される。露光制御部8は、システム制御回路1にて演算されたシャッタ秒時(Tv値)に基づいて、シャッタ9の先幕10及び後幕11を開閉する。
光学像を電気信号に変換する撮像素子20は、例えばCCDで構成される。A/D変換器21は、撮像素子20からのアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。タイミング発生部22は、撮像素子20やA/D変換器21やD/A変換器24に、クロック信号や制御信号を供給する。
タイミング発生部22は、メモリ制御部23及びシステム制御回路1により制御される。画像処理部25は、A/D変換器21からのデータまたはメモリ制御部23からのデータに対して、所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
画像表示メモリ26に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器24を介してTFT型カラーLCD等からなる情報表示部27に送られ、情報表示部27で表示される。情報表示部27は、カメラ本体100の背面に配置され、撮影後の画像確認に利用されたり、システム制御回路1から送られた情報の表示に利用される。この情報表示部27にて後述する充電に関する表示が行われる。
画像データメモリ28は、撮影した静止画像や付帯する撮影情報のコード化されたものを格納するためのメモリである。画像データメモリ28は、所定枚数の静止画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
画像ファイル生成部29は、画像データを圧縮伸長しファイル化する。画像ファイル生成部29では、画像データメモリ28に格納された画像データを読み出して圧縮処理または伸長処理を行い、処理を終えたデータを、メモリ接続端子31,32を介して外部メモリ30に書き込む。
メモリ接続端子31はカメラ本体100側、メモリ接続端子32は外部メモリ30側の端子である。
外部メモリ30は、PCMCIAカードやフラッシュメモリカード等の規格に準拠した、例えばカード型の取り外し可能なメモリであり、撮影した画像データの保存先となる。
カメラ本体100の視認し易い位置に設置された撮影情報表示部41は、システム制御回路1でのプログラムの実行に応じたカメラ本体100の動作状態を、文字やアイコン等で表示する。
電源供給が断たれても記憶を継続するEEPROM等の不揮発性メモリ42は、撮影条件等の設定情報を記録する。
モードダイアル43は、本撮像装置で実行されるべき撮影モードを選択するためのものである。シャッタスイッチSW1(44)は、撮影開始を発動させるものであり、シャッタボタン(図示せず)の操作途中(半押し)でONとなり、撮影動作開始を指示する。シャッタスイッチSW2(45)は、シャッタボタンの操作完了(全押し)でONとなる。
シャッタスイッチ45のONによって、撮像素子20から画像データを読み出して画像処理部25を経て外部メモリ30に書き込む一連の撮影処理の動作開始を指示する。
撮影条件等を設定するための回転型のダイアルスイッチ46を回転させることにより、例えばTv値やAv値を大きい値または小さい値に変化させることができる。ダイアルスイッチ46の回転で変化した値は、撮影情報表示部41に表示され、ユーザはこれを見ながら設定を行うことができる。
カメラ本体100の外装に設置された各種の操作スイッチ47は、さまざまな撮影条件を決定するスイッチや、撮影された画像の編集・閲覧を指示するためのスイッチ等で構成される。
二次側の電磁誘導コイル50は、充電器200の電磁誘導コイル204と近接したときに誘導起電力が生じる。電磁誘導コイル50は、カメラ本体100が充電器200に置かれた時に効率の良い電力が得られるように、カメラ本体100の底面に設置される。
電力生成部51は、電磁誘導コイル50の起電力を整流し平滑させる回路で構成される。電力生成部51にて電磁誘導コイル50の起電力をDC電圧に生成して、規定の電圧と電流を電池3に伝達供給することにより、電池3に対して充電が行われる。
充電検出部52は、電力生成部51の出力から充電中を判定し、システム制御回路1へ情報を伝達する。充電検出部52は、例えば、電力生成部51にて生成された出力電圧を検出し、出力電圧が規定の電圧に到達したときに反転する信号をシステム制御回路1へ伝達するように構成されている。
システム制御回路1は、充電検出部52の反転出力信号を受け取り、電磁誘導コイル50に起電力が生じているとき、充電中と判定する。
充電検出部52は、電池3にも接続されており、電池3の出力電圧が規定の電圧に到達したときに反転する信号をシステム制御回路1へ伝達する。システム制御回路1は充電検出部52の反転出力信号を受け取り、電池3の充電が終了したと判定する。尚、充電検出部52の構成は上記に限らず、電流検出やその他の信号による検出でも差し支えない。
電磁誘導コイルを持った無接点方式の充電器200は以下の構成要素を備える。
AC/DC回路201は、商用電源であるAC入力電圧をDC電圧に変換する。充電器200の動作及び制御を行う充電制御回路202は、発振回路203へ規定の周波数となる発振信号を伝達する。
電磁誘導コイル204を励磁するための発振回路203は、規定の周波数にて電磁誘導コイル204は励磁され磁界を発生する。
一次側となる電磁誘導コイル204は、充電される媒体(この場合、カメラ本体100)が置かれる充電器200の設置面近傍に配置され、磁界を発生している。
充電器200にカメラ本体100が置かれると、電磁誘導コイル204から電磁誘導コイル50へ電力供給が行われることにより、無接点充電を可能としている。
次に、図2を用いて電磁誘導コイルを持ったカメラ本体100と充電器200の概略動作を説明する。
図2は、図1の充電システムにおける充電時の概略動作を示す説明図である。
図2の(a)は、電磁誘導コイル50を持ったカメラ本体100と、電磁誘導コイル204を持った商用電源に接続された充電器200を図示している。
カメラ本体100は充電器200と充分な距離があるため、電磁誘導コイルによる電力供給は行われず、カメラ本体100には電磁界ノイズの影響が生じていないことを図示している。
図2の(b)は、カメラ本体100が充電器200に設置された状態を示しており、送電側の電磁誘導コイル204から受電側の電磁誘導コイル50へ電力供給を行っている状態、即ち、無接点による充電中を図示している。
周知のごとく、電磁誘導では、送電側コイルの磁界内に受電側コイルが近接することで受電側コイルに誘導起電力が発生する。故に、電磁誘導での充電中に発生する電磁界ノイズは、カメラ本体100の周囲へ影響を及ぼしている。
図3は、図1のカメラ本体によって実行される充電検出モード処理の手順を示すフローチャートである。
本処理は、図1におけるシステム制御回路1の制御の下に実行される。
まず始めに、システム制御回路1は開始フラグであるポイントSを通過すると(ステップS301)、ステップS302では、システム制御回路1が充電検出部52の出力をチェックし、電磁誘導コイル50の誘導起電力を常時監視している。ステップS302は、通常動作プログラムの中における一連の動作の中で、割り込み動作、または定期的なチェック動作として処理される。
充電検出部52の検出電圧が規定電圧未満であれば、電磁誘導充電中ではないと判定して、通常ルーチンとなるプログラムを継続する(ステップS303)。
充電検出部52の検出電圧が規定電圧以上であれば、電磁誘導コイル50に誘導起電力が発生中と判定し、ステップS304の充電検出モードを実行する。
充電検出モードへ移行したら、次にカメラが起動中であるか否かの判定を行う(ステップS305)。
ステップS305では、カメラ本体100のメインスイッチの状態を検出し、メインスイッチがOFFの状態であれば、通常のOFFモードの動作を実行する(ステップS306)。
ステップS305にて、メインスイッチがONの状態であれば、カメラ本体100が起動中と判定する。
ステップS307では、再度充電検出を行い、充電中か非充電かを判定する。充電検出部52の検出電圧が規定電圧未満であれば、充電中ではないと判定し(ステップS308)、ステップS301へ戻り、電磁誘導コイル50の誘導起電力監視状態となる。充電検出部52の検出電圧が規定電圧以上であれば、充電中と判定し(ステップS309)、ステップS310の充電モード処理へ移行する。そして、本処理を終了する。
図4は、図3のステップS310で実行される充電モード処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
図4において、充電モード処理へ移行したら、ステップS401のポイントBを通過し、カメラ本体100の外装に設けてある各種の操作スイッチの検出を行う。
ここで判定する操作スイッチは、前述したモードダイアル43、シャッタスイッチSW1とSW2、ダイアルスイッチ46、各種の操作スイッチ47等である。
ステップS402では、電磁誘導充電中にカメラ本体100が操作されるか否かの判定を行っており、操作されなければステップS401のポイントBへ戻り、以後スイッチ検出が継続する。
ステップS402は、充電検出部52により検出された電池3の充電中に操作されたスイッチを検出するスイッチ検出手段として機能する。後述するステップS702も同様である。
ステップS402にて何らかのスイッチ操作が検出された場合は、システム制御回路1は、予め設定され、記憶されたスイッチグループのテーブルを参照する(ステップS403)。このスイッチグループのテーブルは、撮影動作に関係する操作スイッチと撮影動作に関係しない操作スイッチとのグループに振り分けられている。
本実施の形態で撮影動作に関係するスイッチは、撮影処理の動作開始を指示するシャッタスイッチSW2等が対象となる。
次に、操作されたスイッチが撮影動作に関係するスイッチか否かの判定を行う(ステップS404)。ステップS404は、スイッチ検出手段により検出されたスイッチを判定する判定手段として機能する。
撮影動作に関係しないスイッチは、通常の各種スイッチの動作及び表示を行い(ステップS405)、その後、ステップS401のポイントBへ戻り、操作スイッチ検出状態となる。ステップS405は、判定手段により撮影動作に関係するスイッチでないと判定された場合に、スイッチの通常操作を行う操作手段として機能する。
ステップS404の判定で、撮影に関係するスイッチ(例えば、シャッタスイッチ45)の場合は、撮影動作の禁止し(ステップS406)、カメラ本体100の情報表示部27に充電中を示す告知表示を行う(ステップS407)。
ステップS406は、判定手段により撮影動作に関係するスイッチが判定された場合に、撮影動作を禁止する禁止手段として機能する。また、ステップS407は、禁止手段により撮影動作を禁止した場合に、その旨の告知を行う告知手段として機能する。
図6は、図1における情報表示部に表示される充電情報の一例を示す図である。
図6の(a)は、ステップS407の充電中告知表示の一例を示しており、充電中告知は、カメラ本体100の背面に設置された情報表示部27に表示される。撮影動作の開始スイッチが操作されたときの告知表示として、例えば、「充電中です」、「撮影はできません」等の文字を表示する。
この告知表示は操作した者が充分認識できる一定時間の表示でも構わない。また、告知表示は対応するその他の表示方法(例えば、LED点灯等)でも構わない。
図4のステップS407にて告知表示を行った後、その後の充電中は、ステップS401のポイントBへ戻り、操作スイッチ検出状態となる。
図5は、図1のカメラ本体100によって実行される充電モード終了処理の手順を示すフローチャートである。
図5において、ステップS501では、システム制御回路1が充電検出部52の電池3の出力をチェックし、充電状態を監視している。ステップS501は、充電モードプログラムの中における一連の動作の中で、割り込み動作、または定期的なチェック動作として処理される。
充電検出部52の検出電圧(電池3の出力電圧)が規定電圧未満であれば、電池3の充電が未満と判定し(ステップS502)、図3のステップS304の充電検出モードへ戻り、充電検出モードを繰り返し実行する(ステップS503)。
充電検出部52の検出電圧(電池3の出力電圧)が規定電圧以上であれば、電池3の充電が終了したと判定し(ステップS504)、カメラ本体100の情報表示部27に充電終了を示す告知表示を行う(ステップS505)。
図6の(b)は、ステップS505の充電終了告知表示の一例を示しており、充電終了告知は、カメラ本体100の背面に設置された情報表示部27に表示される。電池3の充電が完了したときの告知表示として、例えば、「充電が終了しました」と表示する。
この告知表示は、操作した者が充分認識できる一定時間の表示でも構わない。また、告知表示は、対応するその他の表示方法(例えば、LED点灯等)でも構わない。
図5のステップS505にて告知表示を行った後、充電モードを終了して、図3のステップS301のポイントSへ戻り、電磁誘導コイル50の誘導起電力監視状態となる(ステップS506)。
ステップS506では、電池3の充電が終了しても電磁誘導の誘導起電力が検出されている間は、上記した充電検出モードと充電モードを繰り返してスイッチ検出を継続するようにしている。これは、電池3の充電が終了した後も、充電器200の電磁誘導コイル204による電磁界ノイズの影響があるためである。
また、カメラ本体100と充電器200の距離が充分に離れた場合(電磁界ノイズ影響なし)は、ステップS302にて誘導起電力を常時監視しているので、すぐさまステップS303の通常ルーチンへ移行し、通常操作を行うことができる。
以上説明したように、電磁誘導方式にてカメラ本体100内の電池3を充電する撮像装置において、充電中は撮影処理を行わない構成とすることで、電磁誘導にて発生する電磁界の影響による誤動作を回避するシステムが構築できる。
図7は、図3のステップS310で実行される充電モード処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
図7において、充電モードへ移行したら、ステップS701のポイントBを通過し、カメラ本体100の外装に設けてある各種の操作スイッチの検出を行う。
ここで判定する操作スイッチは、前述したモードダイアル43、シャッタスイッチSW1とSW2、ダイアルスイッチ46、各種操作スイッチ47等である。
ステップS702では、電磁誘導充電中にカメラ本体100が操作されるか否かの判定を行っており、操作されなければステップS701のポイントBへ戻り、以後スイッチ検出が継続する。
ステップS702にて何らかのスイッチ操作が検出された場合は、システム制御回路1は、予め設定され、記憶されたスイッチグループのテーブルを参照する(ステップS703)。
このスイッチグループのテーブルは、センサ駆動に関係する操作スイッチとセンサ駆動に関係しない操作スイッチとのグループに振り分けられている。
本実施の形態で、センサ駆動に関係するスイッチは、カメラ本体100の内部に構成されている、測距センサを含む測距制御部4、測光センサを含む露光制御部8等の駆動開始を指示する操作スイッチが対象となる。
次に、操作されたスイッチがセンサ駆動に関係するスイッチか否かの判定を行う(ステップS704)。ステップS704は、スイッチ検出手段により検出されたスイッチを判定する判定手段として機能する。
センサ駆動に関係しないスイッチの操作の場合は、通常の各種スイッチの動作及び表示を行い(ステップS705)、その後、ステップS701のポイントBへ戻り、操作スイッチ検出状態となる。
ステップS705は、判定手段によりセンサ駆動に関係するスイッチでないと判定された場合に、スイッチの通常操作を行う操作手段として機能する。
ステップS704の判定で、操作されたスイッチがセンサ駆動に関係するスイッチの場合は、その動作の禁止を行い(ステップS706)、カメラ本体100の情報表示部27に充電中を示す告知表示を行う(ステップS707)。
ステップS706は、判定手段によりセンサ駆動に関係するスイッチが判定された場合に、センサ駆動を禁止する禁止手段として機能する。また、ステップS707は、禁止手段によりセンサ駆動を禁止した場合に、その旨の告知を行う告知手段として機能する。
図6の(c)は、ステップS707の充電中告知表示の一例を示しており、充電中告知は、カメラ本体100の背面に設置された情報表示部27に表示される。撮影情報等のセンサ出力を表示する開始スイッチが操作されたときの告知表示として、例えば、「充電中です」「その操作はできません」と表示する。
この告知表示は操作した者が充分認識できる一定時間の表示でも構わない。また、告知表示は対応するその他の表示方法(例えば、LED点灯等)でも構わない。
図7のステップS707にて告知表示を行った後、その後の充電中は、ステップS701のポイントBへ戻り、操作スイッチ検出状態となる。
以上説明したように、電磁誘導方式にてカメラ本体100内の電池3を充電する撮像装置において、充電中はセンサ駆動に関係する動作及び表示は行わない構成とする。このことで、電磁誘導にて発生する電磁界の影響による誤動作及び誤表示を回避するシステムが構築できる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置と、電磁誘導方式の充電器からなる充電システムのブロック図である。 図1の充電システムにおける充電時の概略動作を示す説明図である。 図1のカメラ本体によって実行される充電検出モード処理の手順を示すフローチャートである。 図3のステップS310で実行される充電モード処理の第1の実施の形態の手順を示すフローチャートである。 図1のカメラ本体100によって実行される充電モード終了処理の手順を示すフローチャートである。 図1における情報表示部に表示される充電情報の一例を示す図である。 図3のステップS310で実行される充電モード処理の第2の実施の形態の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 システム制御回路
3 電池
27 情報表示部
50 電磁誘導コイル(二次側)
51 電力生成部
52 充電検出部
100 カメラ本体(撮像装置)
200 充電器
204 電磁誘導コイル(一次側)

Claims (12)

  1. 電池を充電するために外部機器から無線給電により供給され電力を前記電池に供給する電力供給手段と、
    光学像を電気信号に変換するための撮像手段と、
    御手段と
    を有し、
    撮影を指示するための第1の指示が前記電池の充電が開始されてから前記電池の充電が停止されるまでの期間におい行わ場合、前記制御手段は、前記無線給電によるノイズの影響を受けた画像の生成が前記期間において行われないようにするために、前記撮像手段を用いて行われる撮影動作が行われないようにし、
    前記第1の指示と異なる第2の指示が前記期間において検出され合、前記制御手段は、前記第2の指示に対応する所定の処理行われるようにすることを特徴とする電子機器。
  2. 記第1の指示が前記期間において行わ合、前記制御手段は、前記撮影動作が行われないことに関する警告通知ための処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 記第1の指示が前記期間において行わ合、前記制御手段は、前記電池の充電に関する情報通知するための処理を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記所定の処理は、画像の閲覧に関する処理を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記所定の処理は、画像の編集に関する処理を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 電池を充電するために外部機器から無線給電により供給された電力を前記電池に供給する電力供給手段と、
    撮影動作に用いられる所定のセンサと、
    制御手段と
    を有し、
    前記所定のセンサを動作させるための第1の指示が前記電池の充電が開始されてから前記電池の充電が停止されるまでの期間において行われた場合、前記制御手段は、前記無線給電によるノイズの影響を受けた画像の生成が前記期間において行われないようにするために、前記所定のセンサを動作させるための処理が行われないようにし、
    前記第1の指示と異なる第2の指示が前記期間において検出された場合、前記制御手段は、前記第2の指示に対応する所定の処理が行われるようにすることを特徴とする電子機器。
  7. 前記第1の指示が前記期間において行われた場合、前記制御手段は、前記所定のセンサを動作させるための処理が行われないことに関する警告を通知するための処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1の指示が前記期間において行われた場合、前記制御手段は、前記電池の充電に関する情報を通知するための処理を行うことを特徴とする請求項6または7に記載の電子機器。
  9. 前記所定の処理は、画像の閲覧に関する処理を含むことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記所定の処理は、画像の編集に関する処理を含むことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記所定のセンサは、測距センサであることを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記所定のセンサは、測光センサであることを特徴とする請求項6から10のいずれか1項に記載の電子機器。
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