JP5249912B2 - キャニスタの配置構造 - Google Patents

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本発明は、燃料タンクからの蒸発燃料を吸着して外部への放出を防止するキャニスタの配置構造に関する。
燃料タンクから蒸発する燃料を、活性炭などの吸着剤で一時的に吸着し、エンジンの作動時に生じる負圧により吸着剤から蒸発燃料を離脱(パージ)させ、エンジンの吸気系に供給するように構成して、大気中への蒸発燃料の放出を防止したキャニスタが種々提案されている。
このようなキャニスタは、内燃機関(エンジン)のみを搭載した車両だけではなく、例えばエンジンとモータとを組み合わせたハイブリッド車両にも環境対策の観点から搭載される必要がある。このようなハイブリッド車両の場合、走行用のモータに電力供給するための高電位のバッテリを車両の後部に配置することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3707734号公報(図2)
しかしながら、車両の後部に高電位のバッテリが搭載されたハイブリッド車両では、後部座席下の空間に燃料タンクを配置し、また燃料タンクの下側に排気管を通す必要があるため、後部座席下の空間にキャニスタを配置するスペースを確保することが困難であった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、キャニスタを後部座席下に配置することができるキャニスタの配置構造を提供することを課題とする。
本発明は、車両のフロアパネルの下に、車両用の燃料タンクとベーパ通路で繋がり、前記燃料タンクのベーパを吸着するキャニスタを配置したキャニスタの配置構造であって、前記燃料タンクは、前記キャニスタに対応した形状の切り欠き部を有し、この切り欠き部に前記キャニスタを配置して、前記キャニスタを前記フロアパネルに取り付けたことを特徴とする。
これによれば、燃料タンクの一部をキャニスタに対応した形状に切り欠くことで、切り欠くことによって形成された空間にキャニスタを配置できるので、キャニスタを後部座席下に配置することが可能になる。しかも、キャニスタの形状に沿って燃料タンクを切り欠くことで、燃料タンクの容量の大幅な低減を防止することも可能になる。なお、燃料タンクを切り欠くとは、燃料タンクにキャニスタを配置できる窪み部を形成することを意味している。
また、前記キャニスタの車両前面および両側面を前記燃料タンクで覆ったことを特徴とする。
これによれば、キャニスタを燃料タンクで覆ったので、車両が揺動してキャニスタが揺動したときに、キャニスタが燃料タンクに接触することで、キャニスタの揺動による衝撃を吸収することが可能になる。つまり、キャニスタが、切り欠き部の空間内で揺動して燃料タンクに当たったとしても、燃料タンクにより衝撃を吸収することが可能になる。
また、前記キャニスタの車両下方向に、排気ガスを大気に排出するための排気管を配置したことを特徴とする。
これによれば、キャニスタの下側に排気管が配設されるので、車両が段差を乗り越えたときなどのキャニスタの接地保護を図ることが可能になる。
本発明によれば、キャニスタを後部座席下に配置することができるキャニスタの配置構造を提供できる。
本実施形態に係るキャニスタの配置構造を車両に適用したときの概略平面図である。 本実施形態に係るキャニスタの配置構造を車両に適用したときの概略側面図である。 本実施形態に係るキャニスタの配置構造を示す斜視図である。 本実施形態に係るキャニスタの配置構造を示す底面図である。 図4のA−A線における拡大断面図である。
以下、本実施形態に係るキャニスタの配置構造の一例について図1ないし図5を参照して説明する。なお、以下では、前輪をエンジンで駆動し、後輪をモータで駆動する車両V(いわゆるe−4WD)を例に挙げて説明するが、このような駆動システムに限定されるものではなく、車両の前部にエンジンと走行モータ、後部に走行モータを駆動するための高電圧バッテリを搭載した車両に適用してもよい。また、本実施形態では、2ボックスタイプの車両を例に挙げて説明するが、3ボックスタイプの車両に適用することもでき、燃料タンクの前後にキャニスタを設置するスペースを設けることができない車両であれば前記したタイプの車両に限定されるものではない。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」については、特に断り書きのない限り、車両Vの車体1を基準とした方向を示すものとする。
図1に示すように、車体1は、エンジン10、燃料タンク20、後輪駆動ユニット30、排気系40、キャニスタ50などが固定される車両Vの固定部材であり、例えば、サイドフレーム2,2、クロスメンバ3,3,3,3、フロアパネル4(図2参照)などのフレーム部材およびパネル部材で構成されている。なお、排気系40については、車両Vの後側のみを図示している。
サイドフレーム2は、車体1の前後方向に延設される左右一対の骨格部材であり、燃料タンク20の左右外側に配置されている。
クロスメンバ3は、左右のサイドフレーム2に直交するように架設される骨格部材であり、燃料タンク20の前後に複数設けられている。
図2に示すように、フロアパネル4は、車両Vの床面を構成する部材であり、鋼板などの金属製の平板部材で形成され、サイドフレーム2(図1参照)およびクロスメンバ3(図1参照)と接合されている。また、フロアパネル4は、例えば、フロントシートST1が載置される面4aが最も低い位置に形成され、リアシートST2が載置される面4bが前記面4aよりも上方に位置して、上方に突出した段部4b1を有し、さらにリアシートST2の後方に位置する面4cが前記面4bよりも上方に位置して、上方に突出した段部4c1を有して、側面視したときに階段状に形成されている。
また、フロアパネル4に形成された段部4b1の下側に位置する車外と連通する空間に後記する燃料タンク20およびキャニスタ50が配置され、段部4c1の下側に位置する車外と連通する空間に後記する後輪駆動ユニット30が配置されている。
エンジン10は、燃料タンク20内の燃料が供給されて前輪FWを駆動させる駆動力を発生させるものであり、例えば、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンなどの内燃機関で構成されている。
図3に示すように、燃料タンク20は、ガソリン、軽油などの液体を貯留するための合成樹脂製で中空状の扁平容器であり、かつ、車幅方向(左右方向)の中央部20aが左右両側部20b、20cよりも上方に盛り上がった鞍型形状を呈している。よって、燃料タンク20の車幅方向の中央部20aの下部には、上方に湾曲した凹部20a1が形成され、中央部20aの上部には、上方に突出した凸部20a2が形成されている。
また、燃料タンク20は、上方から平面視したときの形状が略台形状であり、その車幅方向(左右方向)の両端縁部が一対のサイドフレーム2,2の近傍に位置し(図1参照)、前後方向の前端縁部がクロスメンバ3A(3)の近傍に位置し、後端縁部が後輪駆動ユニット30が搭載されるサブフレームSFの前端縁の近傍に位置している(図1参照)。
さらに、燃料タンク20は、車幅方向の中央部において、後端縁部から前方に向けて凹状に切り欠かれた切り欠き部20S(後端縁部から前方に向けて凹状に形成された窪み部)を有する形状である。また、この切り欠き部20Sは、上下方向(鉛直方向)に貫通するように開放した形状である。この切り欠き部20Sは、後記するキャニスタ50を収容できる空間で形成され、水平方向に沿って連続する、前面20s1、左側面20s2および右側面20s3によって、上面から平面視したときに略U字状に形成されている(図1および図4参照)。
また、燃料タンク20の上面には、ポンプモジュール21,21と、満タン時に閉弁するフロートバルブを内蔵した燃料カットバルブ22などがそれぞれ設けられている(図1および図3参照)。なお、燃料タンク20と給油口とを繋ぐパイプなどは図示省略している。
ポンプモジュール21は、それぞれ不図示の燃料内の異物除去用のサクションフィルタ、燃料を燃料供給配管P1からインジェクタ6に送るための燃料ポンプ、燃料タンク20内の燃料液面を検出する燃料液面計、ベントリリーフバルブなどを備えている。また、ポンプモジュール21は、これらの機器をユニットケースに収納して、燃料タンク20内の上部に設置されている。なお、一方のポンプモジュール21は、他方のポンプモジュール21と燃料タンク20内で配管(不図示)を介して接続されており、他方のポンプモジュール21で吸引された燃料が、前記配管を通って、一方のポンプモジュール21および燃料供給配管P1を介してエンジン10に送られるようになっている。
また、燃料タンク20は、左右に設けられた平板形状のタンクバンドB1,B2によって車体1に固定されている。すなわち、タンクバンドB1,B2は、それぞれ燃料タンク20の底側から前後方向に掛け渡されて、前端部において上方へ折り曲げられた起立部b1,b1がクロスメンバ3A(3)の下面にボルトを介して固定され、後端部において上方へ折り曲げられた起立部b2,b2がフロアパネル4の下面にボルトを介して固定されている(図4参照)。なお、タンクバンドB1,B2の他端は、フロアパネル4に限定されるものではなく、図示しないクロスメンバなどに固定されていてもよい。
後輪駆動ユニット30は、車両Vの後輪RW,RWを駆動させる動力源となるものであり、駆動モータ31(図2参照)、高圧バッテリ32、ディファレンシャルギア(不図示)などで構成され、これらがまとめられてサブフレームSFに取り付けられて、サブフレームSFが車体1のサイドフレーム2,2などに固定されている。
駆動モータ31は、3相交流同期モータなどで構成され、高圧バッテリ32からの直流電力を、インバータを備えたPDU(Power Drive Unit)8(図1および図2参照)を介して交流電力に変換した後に駆動されるようになっている。駆動モータ31からの駆動力は、図示しない減速機構、クラッチなどを介して後輪RW,RWに伝達される。
高圧バッテリ32は、ニッケル水素、リチウムイオンなどの充電可能なもので構成され、サブフレームSF上の車幅方向の中央部に固定されている。なお、高圧バッテリ32は、車両Vの前後方向に沿って配設されたバッテリ線(不図示)を介してPDU8と接続され、PDU8は、車両Vの前後方向に沿って配設された3相線を介して車両後方の駆動モータ31と接続されている。
排気系40は、エンジン10の排気マニホールドに接続され、途中で分岐された排気管41A,41Bが前後方向に延びて形成され、車両Vの後端部において大気(外気)と連通するように構成されている。また、排気管41A,41Bが分岐する前の上流側には、触媒コンバータ(不図示)が設けられている。なお、触媒コンバータは、排気ガスに含まれるHC、CO、NOxなどの有害成分を浄化する機能を有する。
各排気管41A,41Bは、上流側から順に補助消音器(いわゆる、プリチャンバ)42A,42B、主消音器43A,43Bを有し、複数の支持部材(不図示)を介して車体1に支持されている。
補助消音器42A,42Bは、それぞれ、排気管41A,41Bを通るエンジン10からの排気ガスによる音(騒音)を抑制するものであり、ステンレス鋼などの耐熱性の金属板により円筒状に形成され、排気管41A,41Bの一部が排気管41A,41Bの径よりも拡径した部分として構成されている。
主消音器43A,43Bは、それぞれ、補助消音器42A,42Bから排出された排気ガスによる音をさらに抑制するものであり、ステンレス鋼などの耐熱性の金属板により形成されている(図1および図2参照)。この主消音器43A,43Bは、例えば、仕切り板やパイプなどを用いて内部が複数の空間に区画され、加速走行時や高速走行時などにおけるエンジン10の高速回転域での出力を確保し、またアイドリング時や低速走行時などにおけるエンジン10の低速回転域での静粛性を確保して排気騒音を低減するように構成されている。
図4に示すように、補助消音器42A,42Bは、その軸方向が前後方向に向けて、燃料タンク20の車幅方向の中央部の凹部20a1を通るように配設されている。また、補助消音器42A,42Bは、その全体が燃料タンク20の鉛直方向の下方に位置するように配設されている(図5参照)。このように、補助消音器42A,42Bを2本に分けて配設することで、補助消音器42A,42Bの高さを抑えることが可能となり、後記するキャニスタ50の設置スペースを確保することが可能になっている。
キャニスタ50は、燃料タンク20内の蒸発燃料(ベーパ)を捕獲して一時的に貯えることにより、蒸発燃料が大気中に放出されるのを防止するとともに、パージ時に貯えた蒸発燃料をエンジン10の吸気負圧で吸入した大気によって離脱させて、エンジン10のインテークマニホールド7に供給するためのものである。
また、キャニスタ50は、それぞれ合成樹脂などで筒状(円筒状または角筒状)に形成された主ケース51および副ケース52(図3参照)と、フィルタボックス(不図示)を有している。主ケース51および副ケース52は、各軸方向が車両Vの前後方向に向くように、かつ、車幅方向に並んで、燃料タンク20の切り欠き部20S内に位置するように配置されている。
また、キャニスタ50は、主ケース51の前面51aおよび副ケース52の前面52a(キャニスタ50の車両前面)が、燃料タンク20の切り欠き部20Sの前面20s1に対向している(図4参照)。また、主ケース51の側面51bが、切り欠き部20Sの左側面20s2に対向し、副ケース52の側面52bが、切り欠き部20Sの右側面20s3に対向するように配置されている。また、切り欠き部20Sの左側面20s2が、キャニスタ50の側面51bと若干の隙間G1が形成されるように、切り欠き部20Sの右側面20s3が、キャニスタ50の側面52bと若干の隙間G2が形成されるように、切り欠き部20Sの形状が設定されている。この隙間G1,G2を小さく設定することにより、燃料タンク20の容量低減を抑えることが可能になる。
主ケース51および副ケース52の内部には、燃料タンク20から導入される蒸発燃料(ベーパ)を吸着するための活性炭などの吸着剤が充填されている。また、キャニスタ50は、後端側において、主ケース51内と副ケース52内とが連通する連通部54によって接続されている。
主ケース51は、燃料タンク20と蒸発燃料導入配管(ベーパ通路)P3を介して接続されている(図3参照)。この蒸発燃料導入配管P3は、燃料タンク20の車幅方向の中央部20aの凸部20a2に形成された燃料カットバルブ22と接続されている(図3参照)。また、主ケース51は、エンジン10側とパージ配管P2を介して接続されている。
このように、鞍(くら)型の燃料タンク20の車幅方向の中央に切り欠き部20Sを形成して、この切り欠き部20Sにキャニスタ50を配置することにより、燃料タンク20とキャニスタ50とを接続する蒸発燃料導入配管P3の配管長を短く形成することができ、コストダウン、軽量化および蒸発燃料の透過量の低減が可能になる。
なお、図示しないフィルタボックスは、大気中に含まれる異物が副ケース52の副室に侵入するのを防止するものであり、内部に公知のフィルタ(不図示)が収容されている。また、フィルタボックスは、図示しない配管を介して副ケース52と接続されるとともに、大気と連通する図示しない開口を有している。なお、フィルタボックスは、例えば、切り欠き部20S内に収容されるように、主ケース51および副ケース52の上部または下部に設けることができる。
図5に示すように、キャニスタ50のハウジング(主ケース51、副ケース52)には、後端部にキャニスタ取り付け用のブラケット55が、前端部にブラケット56がそれぞれ設けられている。各ブラケット55,56には、固定用のボルトを挿通するためのボルト挿通孔(不図示)が上下方向に貫通して形成されている。
一方、キャニスタ50に設けられたブラケット55,56は、フロアパネル4の下面に固定された固定部材5a,5bと図示しないボルトおよびナットを介して固定されている。このとき、キャニスタ50の下面50aが、燃料タンク20の中央部20aの下面20a3(図5参照)とほぼ同じ高さになるように設定される。
なお、図5では、キャニスタ50の副ケース52のみを図示しているが、主ケース51についても、ハウジングにブラケットが設けられ、このブラケットが、フロアパネル4に固定された固定部材を介してボルトおよびナットで固定されている。また、このときの主ケース51の下面についても、副ケース52の下面50aと同様な高さ位置に設定される。
これにより、キャニスタ50の下方に、補助消音器42A,42B(排気管41A,41B)を配置することができるようになっている。具体的には、キャニスタ50の主ケース51の下方に、補助消音器42Bが位置し、副ケース52の下方に、補助消音器42Aが位置している(図4および図5参照)。
以上説明したように、本実施形態のキャニスタの配置構造によれば、燃料タンク20が、キャニスタ50に対応した形状の切り欠き部(窪み部)20Sを有するように構成し、この切り欠き部20Sにキャニスタ50を配置して、キャニスタ50をフロアパネル4に取り付けるようにしたので、燃料タンク20の前後にキャニスタ50を配置する場所を確保することができない場合であっても、キャニスタ50の配置場所を確保することが可能になる。しかも、切り欠き部20Sの形状をキャニスタ50に対応した形状にしたので、燃料タンク20の容量が大幅に低減するのを防止することもできる。
また、本実施形態のキャニスタの配置構造によれば、キャニスタ50の車両前面(前面51a,51b)および両側面(側面51b,51b)を燃料タンク20で覆われるように、キャニスタ50を切り欠き部20S内に配置したので、走行時に車両Vが揺動してキャニスタ50も揺動したときに、キャニスタ50が燃料タンク20に接触したとしても、そのキャニスタ50の接触時の衝撃を燃料タンク20で吸収することが可能になる。
また、本実施形態のキャニスタの配置構造によれば、キャニスタ50の下側に排気管41A,41B(補助消音器42A,42B)が配設されているので、例えば、車両が段差を乗り越えたときなどに、キャニスタ50の接地保護を図ることが可能になる。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更できる。例えば、キャニスタ50を燃料タンク20の中央部20aに形成された切り欠き部20Sに配置するものに限定されず、燃料タンク20の中央部20aよりも右側または左側に切り欠き部を配置してもよい。
また、キャニスタ50の主ケース51のみが補助消音器42A,42Bの上方に位置し、副ケース52が補助消音器41,41Bから外れた位置となるように切り欠き部20Sの位置を決定してもよい。
また、キャニスタ50を車体1にフロアパネル4に固定する方法としては、前記した実施形態に限定されるものではなく、複数本の細長い板状部材をキャニスタ50の底側から車幅方向に掛け渡して、キャニスタ50の左右両側において、板状部材の両端部をフロアパネル4に固定するようにしてもよい。
4 フロアパネル
20 燃料タンク
20S 切り欠き部
41A,41B 排気管
42A,42B 補助消音器
50 キャニスタ
51 主ケース
51a 前面(車両前面)
51b 左側面(側面)
52 副ケース
52a 前面(車両前面)
52b 右側面(側面)
P3 蒸発燃料導入配管(ベーパ通路)
V 車両

Claims (3)

  1. 車両のフロアパネルの下に、車両用の燃料タンクとベーパ通路で繋がり、前記燃料タンクのベーパを吸着するキャニスタを配置したキャニスタの配置構造であって、
    前記燃料タンクは、前記キャニスタに対応した形状の切り欠き部を有し、この切り欠き部に前記キャニスタを配置して、前記キャニスタを前記フロアパネルに取り付けたことを特徴とするキャニスタの配置構造。
  2. 前記キャニスタの車両前面および両側面を前記燃料タンクで覆ったことを特徴とする請求項1に記載のキャニスタの配置構造。
  3. 前記キャニスタの車両下方向に、排気ガスを大気に排出するための排気管を配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のキャニスタの配置構造。
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