JP5248793B2 - 作業車両 - Google Patents

作業車両 Download PDF

Info

Publication number
JP5248793B2
JP5248793B2 JP2007069693A JP2007069693A JP5248793B2 JP 5248793 B2 JP5248793 B2 JP 5248793B2 JP 2007069693 A JP2007069693 A JP 2007069693A JP 2007069693 A JP2007069693 A JP 2007069693A JP 5248793 B2 JP5248793 B2 JP 5248793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
side panel
lifting
work vehicle
operation lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007069693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008230318A (ja
Inventor
利宣 渡辺
明博 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2007069693A priority Critical patent/JP5248793B2/ja
Publication of JP2008230318A publication Critical patent/JP2008230318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5248793B2 publication Critical patent/JP5248793B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

この発明は農業用トラクタ等の作業車両に関する。
従来トラクタ等の作業車両に連結する作業機の昇降位置を制御する昇降操作レバーは、特許文献1に示すように運転席側方の後輪フェンダカバーの内側に設けたサイドパネル上面に前後揺動操作可能に突出させて設けられている。
特許第2724417号公報(図3)
しかし、上記文献の昇降操作レバー等からなる操作具は、腕全体を動かして操作するため、操作量が多くなり、作業機の昇降高さの微調整を行いずらいという欠点があるほか、操作具がサイドパネルから突出しているため、乗降時にオペレータが操作具に不測に触れることがあるという問題がある。
上記課題を解決するための本発明の作業車両は、第1に運転席7の側方に配置されたサイドパネル14の上面側に、前後揺動操作によって作業部の昇降制御を行う昇降操作レバー18を設けた作業車両において、サイドパネル14の上面にオペレータの腕又は手の平を置くアームレスト面23を形成し、該アームレスト面23の左右内側上面には、段状に陥没した凹状の操作具設置面20が設けられ、サイドパネル14の左右内側には、上方突出するガード部26が形成され、基端部が前後揺動可能にサイドパネル14内に軸支される昇降操作レバー18を収容する凹部24を、操作具設置面20の内側側方に形成し、ガード部26の上端を、昇降操作レバー18の上端部に形成された把持部48上端よりも高くするとともに、操作具設置面20を前記把持部48の上端よりも低くしたことを特徴としている。
第2に、昇降操作レバー18より前後方向に突出して前記凹部24の開口部41を閉塞する鍔部49を昇降操作レバー18に設け、該昇降操作レバー18の把持部48が鍔部49から上方に突出するように構成されたことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の作業車両によれば、オペレータがサイドパネルの上面に手を置いた状態でポジションコントロールレバー等の操作具を指で操作することができるので、車両走行や作業機昇降等の微調節が行い易くなるとともに、操作具がパネル上に突出しないため、オペレータの乗降時に操作具に不測に触れることが防止できる。
また、凹部の開口部を、操作具に設けた鍔部によって塞ぐことができるので、塵や多量の雨水等の浸入を防止することができると共に、パネル部の外観の向上に寄与する。
図1,図2は、本発明の作業車両(トラクタ)の全体側面図及びキャビン内平面図である。本トラクタは、前輪1及び後輪2を備えた走行機体3と、走行機体3の上部の中央から後部に亘る範囲に設けられたキャビン4とからなり、走行機体3の後方にリンク機構6を介して昇降自在に作業機(図示しない)が連結されている。
キャビン4内のオペレータが着座する運転席7の前方にはステアリングハンドル8、前後進切換レバー9及びクラッチペダル11等のペダル類が、右斜め前方には作業機変速レバー12が、左右両側の後輪フェンダカバー15,16の内側にはサイドパネル13,14がそれぞれ設けられている。そして、左サイドパネル13には走行変速レバー17が、右サイドパネル14には作業機の昇降及びポジションコントロールを行う操作具である昇降操作レバー18及び耕深設定ダイヤル19がそれぞれ設けられている。
運転席7に着座したオペレータは、ステアリングハンドル8、前後進切換レバー9、走行変速レバー17、エンジン(図示しない)からの動力を入り切り操作するクラッチペダル11等により、走行機体3の走行操作を行う。一方、ロータリ耕耘機等の作業機の変速切換をする作業機変速レバー12、昇降操作を行う昇降操作レバー18等によりロータリ耕耘機の操作を行う他、耕深設定ダイヤル19によってロータリ耕耘機を圃場面に着地させた際の耕耘深さを調整する。
図3〜6は、右サイドパネルの左側面図、平面図、正面図及び右側面図である。右サイドパネル14は、前後及び上下方向に延びる中空のカバー体からなるFRP部材であり、その外側の上部周縁は右フェンダカバー16の内側面に沿って当接し、内壁下端は運転席フロア21上に取付固定される。右サイドパネル14の後半部には各種の設定及び制御を行うスッチ類が格納された開閉式のスイッチボックス22を備え、上面はオペレータの腕や手の平を置くアームレスト面23を形成している。スイッチボックス22は、上面が右サイドパネル14の上面後部の一部を構成している。
アームレスト面23は、上記スイッチボックス22の前端から前方に延設され、前端部が下方に湾曲形成されている。アームレスト面23の左右幅は前端から後端にいくに従って徐々に広くなっており、アームレスト面23の前端部が右サイドパネル14前面の外側(右側)の一部を占めるのみであるのに対して、アームレスト面23の後端部の左右幅はスイッチボックス22を収容する幅広部を構成する。そして、アームレスト面23の内側(左側,運転席7側)側端は後方に向かって内側に湾曲した形状に形成されている一方で、アームレスト面23の外側は、前方に向かって順次収束するように幅狭になっている。
図6,図7はそれぞれ右サイドパネル14の正面図及び内部右側面図で、右サイドパネル14の前半部のアームレスト面23の内側上面は段状に陥没した凹状の平面からなるダイヤル設置面20aと、その前端よりサイドパネル14の前端に向かって半円形の円弧状に突出した操作ガイド面20bとからなる操作具設置面20が設けられている。耕深設定ダイヤル19は上記ダイヤル設置面20a上に設けられている。
さらにサイドパネル14の内側には、前端が上記操作ガイド面20bと略同心の山形の円弧を形成して上面(縁)が上方に突出するガード部26が形成され、その下方から下部及び後方に延びて略右フェンダカバー16の内側面に沿う形状の内側壁25が形成されている(図3参照)。
また上記内側壁25の下端側には上面が段状をなすように内側に突出するボックス状のスカート部27が形成されている。上記内側壁25の内側外周面には、走行機体3の後方に連結される作業機の最下降位置を設定するための設定操作具31が設けられている。設定操作具31は、内側壁25の内側外周面に穿設された側面視略円弧形状のガイド溝32によって、移動案内される。上記昇降レバーは設定操作具31の固定位置に対応した位置までしか下方回動できないように構成されており、上記構成により、作業機の最下降位置を設定する。
上記スカート部27の下端に一体的に張出して設けられた取付リブ33,34等を介して右サイドパネル14が、運転席フロア21、右フェンダカバー16その他の走行機体側にビス止め等によって着脱自在に取付けられる。36,36は右サイドパネル14の内部でフロア21より立設固定され、右サイドパネル14の前端部及び後端部をそれぞれ内部から支持する支持フレームである。
また右サイドパネル14の上部外側周縁にはゴム又は合成樹脂製等の弾性部材等からなるラバー37が装着されており、サイドパネル取付固定状態で右フェンダカバー16の内側面に弾力的に押接されて右サイドパネル14内への雨水やゴミ等が入るのを防止している。これらの右サイドパネル14の取付方法や状態は左サイドパネル13の場合も概ね共通する。
次に昇降操作レバー18からなる操作具の取付構造を図3〜図8に基づいて説明する。図8は昇降操作レバー18の構造及びその取付構造を示している。前述したダイヤル設置面20aの前方で操作ガイド面20bの内側方には、下方に凹んだ凹部24が形成されており、該凹部24の後方、下方及び内側(左側)側方は開放されサイドパネル内部と蓮通している。昇降操作レバー18は、略全体が上記凹部24内に収容されており、基端部が前後揺動可能に右サイドパネル14内に挿入軸支され、先端部(後述する操作部48)が、凹部24上方を開放する前後方向に長い長孔の操作口41(開口部)を介して、凹部24から露出乃至突出している。
図7に示すようにサイドパネル14内の凹部24下方位置には、サイドパネル14と一体に軸受用のボス部42が左右方向に形成されており、このボス部42には、一端側がサイドパネル14の軸孔46に挿入されてレバー軸43の他端側が回動自在に軸支されている。昇降操作レバー18はレバーアーム44に固定的に取付けられたレバー軸43と前後方向に一体回動し、この回動によりサイドパネル14内に取付けられたポテンションメータ47が作動し、作業機がその回動(レバーの揺動)量に応じて昇降し且つポジションコントロールされる。
上記レバー操作部の機構をさらに詳述すると、図7,図8に示すように昇降操作レバー18のレバーアーム44上端の操作部48(把持部)が側面視で山形のU字形をしており、その下端外側に前後方向にプレート状をなすレバーアーム44が下方に延びている。上記操作部48の下端には、前後に突出するバンド状の鍔部49が設けられ、この鍔部49は側面視でレバー軸43を中心とする山形の(C型の)円弧状をなし、その上端は前述した操作口41の内周縁に摺接するようにパネル内部より嵌合し、操作部48と共に外部上面側に突出している。
即ち上記鍔部49は操作口41の内周に摺接することにより、レバー停止時及び揺動時のいずれも操作口41を塞いだ状態を保ち、内部への塵や多量の雨水等が浸入するのを防止している。操作部48の揺動は操作口41の前後長の範囲で行われる。
また鍔部49の内部にはその内端がレバー軸43に軸支されるように揺動アーム51が内向きに突出しており、この揺動アーム51に対して常に弾力的に付勢されながら押接されるポテンションメータ47の駆動爪52が設けられ、この爪52によってポテンションメータ47が作動する。
そして前述したサイドパネル側のガイド面20bの上面とガード部26の上端の円弧も概ねレバー軸43の軸心と一致しており、しかもガイド面20bは操作レバー18の操作部48の上端より僅かに低く形成して操作部48への指掛けを容易にしている。これに対し、ガード部26の上端の円弧は側面視でガイド面20bより高く、操作部48上端の揺動軌跡以上の高さ(円弧半径)に設定されている。
このようにガード部26の円弧状上端に対し操作部48の上端が突出しないようにそれ以下に設定又は形成することにより、オペレータの運転席作業中又は乗降中等に不用意に操作レバー18に接触して作業部の不測の昇降等が防止される。
またアームレスト面23に手先を載せた状態で操作部48に指を掛けてレバー操作できるので、昇降位置その他の微調整が行い易い。
上述した実施形態では、操作具はトラクタの作業機の昇降操作(ポジションコントロール)レバーを例示したが、この操作具は車両走行制御その他の作業部の操作具であっても応用でき、また操作部は前後揺動レバーに限られず、例えば前後方向にスライド移動させるものにも適用可能である。
トラクタの全体側面図である。 キャビンを除いたトラクタの全体平面図である。 右サイドパネルの内側面の側面図である。 右サイドパネルの平面図である。 右サイドパネルの正面図である。 右サイドパネルの内部右側面図である。 右サイドパネルの昇降操作レバーの取付状態とパネル構造を示す正面断面図である。 操作具の構造と組付構造を示す左側面斜視図である。
符号の説明
14 サイドパネル
18 操作具(昇降操作レバー)
24 凹部
41 操作口(開口部)
48 操作部(把持部)

Claims (2)

  1. 運転席(7)の側方に配置されたサイドパネル(14)の上面側に、前後揺動操作によって作業部の昇降制御を行う昇降操作レバー(18)を設けた作業車両において、サイドパネル(14)の上面にオペレータの腕又は手の平を置くアームレスト面(23)を形成し、該アームレスト面(23)の左右内側上面には、段状に陥没した凹状の操作具設置面(20)が設けられ、サイドパネル(14)の左右内側には、上方突出するガード部(26)が形成され、基端部が前後揺動可能にサイドパネル(14)内に軸支される昇降操作レバー(18)を収容する凹部(24)を、操作具設置面(20)の内側側方に形成し、ガード部(26)の上端を、昇降操作レバー(18)の上端部に形成された把持部(48)上端よりも高くするとともに、操作具設置面(20)を前記把持部(48)の上端よりも低くした作業車両。
  2. 昇降操作レバー(18)より前後方向に突出して前記凹部(24)の開口部(41)を閉塞する鍔部(49)を昇降操作レバー(18)に設け、該昇降操作レバー(18)の把持部(48)が鍔部(49)から上方に突出するように構成された請求項1の作業車両。
JP2007069693A 2007-03-17 2007-03-17 作業車両 Expired - Fee Related JP5248793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007069693A JP5248793B2 (ja) 2007-03-17 2007-03-17 作業車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007069693A JP5248793B2 (ja) 2007-03-17 2007-03-17 作業車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008230318A JP2008230318A (ja) 2008-10-02
JP5248793B2 true JP5248793B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=39903641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007069693A Expired - Fee Related JP5248793B2 (ja) 2007-03-17 2007-03-17 作業車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5248793B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5410740B2 (ja) * 2008-12-02 2014-02-05 ヤンマー株式会社 作業車輌のアームレスト構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588621U (ja) * 1981-07-11 1983-01-20 セイレイ工業株式会社 移動車の変速操作部におけるガイド溝の防塵装置
JPS6125230U (ja) * 1984-07-20 1986-02-14 セイレイ工業株式会社 変速レバ−装置
JPS63191536U (ja) * 1987-05-28 1988-12-09
JP2724417B2 (ja) * 1990-03-02 1998-03-09 三菱農機株式会社 農用トラクタにおけるサイドパネル
JP4286183B2 (ja) * 2004-05-24 2009-06-24 株式会社クボタ アームレスト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008230318A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004245025A (ja) 重装備用操縦レバー安全装置
US20080121065A1 (en) Work machine
US8931586B2 (en) Working vehicle
JP2013112104A (ja) 作業車
KR20100002236A (ko) 전자식 팔걸이가 장착되는 농용작업차량의 운전석 의자
JP2018085980A (ja) 電動式作業機
JP2018088832A (ja) 作業機
JP5248793B2 (ja) 作業車両
JP2000328604A (ja) 建設機械
JP5107664B2 (ja) 作業車両
JP4686877B2 (ja) 車両の操縦席構造
JP2742904B2 (ja) 圃場作業機における制御部の収納構造
JPH03253479A (ja) 農用トラクタにおけるサイドパネル
JP4189995B2 (ja) キャビンの開閉装置
JP2008210297A (ja) 作業車両の運転操作部
JP2006202663A (ja) 動力車両
JP3362001B2 (ja) 作業機械における油圧ロックレバー装置
KR101741275B1 (ko) 작업 기계
JP4229224B2 (ja) 油圧ショベルの作業機操作装置
JP6181409B2 (ja) 作業車輌
JPH0629158Y2 (ja) 乗用作業機の運転装置
JP2022148030A (ja) 作業車両
JP2622672B2 (ja) 圃場作業機における作業部の制御操作部配置構造
JPH047413B2 (ja)
JPH0448653Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130411

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees