JP5246647B2 - 射出成形品の良否判別方法 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形による樹脂成形時の射出成形機の制御方法及び射出成形品の判別方法に関するものである。
金型内に射出充填された溶融樹脂は、冷却工程中に金型に放熱して冷却されることにより、製品部と共にスプルーランナー部も固化し、型開き時にノズル先端部にて分離される。そのため、ノズル先端部には半溶融或いは固化した樹脂(コールドスラグ)が存在しており、特にノズルが金型に接触したままの場合は、次の射出動作が始まるまでに更に固化が進む。このコールドスラグがランナーゲート部を通過する際に圧力が急激に上昇し、通過後に圧力が下がることによりサージ圧力が発生し、その値はその固化状態により変化する。また、このコールドスラグの固化状態が進んでいる時には、このコールドスラグを起因とするフローマークやシルバーストリームが発生したり、コールドスラグがランナーゲート部を通過する時の急な発熱により樹脂焼けが発生したりする。更に固化状態が進んだ時にはゲート詰まりが発生し、成形品が未充填になる場合もある。逆にノズル先端部の樹脂が溶融したままの状態の場合にはスプルーが糸引き状態になり、その糸状樹脂が製品部に張り付き、次のショットで外観不良を発生させたり、金型に挟み込まれ金型を破損させたりするトラブルが発生する。
そこで、従来、次のような方法で製品の良否判別を行っていた。
図11は従来の射出圧力が最大となる射出動作のタイミングを基準とした製品良否判別点を例示する図、図12はアナログ基準波形による製品良否判別基準を例示する図である。
従来の射出成形品の良否判別方法として、射出圧力が最大となる射出動作のタイミングを基準として、図11に示すようなその前後に幾つかの製品良否判別点を設定し、それらの判別点における圧力検出値により製品の良否判定が行なわれていた(例えば、特許文献1参照)。
また、他に、射出速度や射出圧力、スクリュウ位置等の少なくとも1つの検出対象について、図12に示すように、1ショット内のアナログ実績波形がアナログ基準波形に第1の値を加えたアナログ上限波形とアナログ基準波形から第2の値を減じたアナログ加減波形の間にあるかどうかにより成形品の良否判別が行なわれていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−300418号公報 特開平7−205244号公報
射出成形においては、ノズル先端部のコールドスラグがランナーゲート部を通過する直前に射出圧力は急激に上昇し、ランナーゲート部を通過後は高温樹脂の流動により、射出圧力が低下する。これによりコールドスラグがランナーゲート部を通過する際にサージ圧力が発生する。
一般的に、このサージ圧力は金型キャビティ末端まで樹脂が充填した際の充填圧よりも小さい。
しかしながら、図11に示す判別点による良否判別方法で圧力を測定しているポイントは射出圧力が最大になるタイミングの時を基準としており、射出圧力が最大になるタイミングは射出充填時或いは保圧工程開始時である場合が多いため、サージ圧力を考慮できない欠点がある。
また、図12に示す特許文献2に開示されているような良否判別方法では、射出工程全域の射出圧力の値を比較評価するために制御装置に多数の記憶媒体が必要であり、またリアルタイムな判別を行うためには高速な処理能力が必要となる。また、良否判別理由の明確化が難しいという課題もあった。
すなわち、上記従来の良否判別方法では、サージ圧力を限定して検出出来ないため、このコールドスラグにより発生しうる不良要素を限定して判別することが困難であるという問題があった。
また、成形不良の発生を抑えることは出来ないという問題点があった。
上記の理由により、従来はフローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良の判別を目視、或いは画像認識等によって行っており、多くのコストを費やしていた。
本発明は上記問題点を解決するもので、容易に、コールドスラグがランナーゲート部を通過する時に発生しうるフローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良を良否判別し、更に、これらの不良の発生を抑えることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の射出成形品の良否判別方法は、ノズル温度を制御する射出成形機にて樹脂を射出成形して連続成形した射出成形品の不良品を判別する射出成形品の判別方法において、樹脂注入中に発生する射出圧力を測定する工程と、前記射出圧力が最初に降下し始める圧力をコールドスラグにより発生するサージ圧力として検出するサージ圧力検出工程と、前記サージ圧力が前記射出成形機であらかじめ連続して樹脂を射出成形して測定した所定期間内のサージ圧力の平均値から所定の値以上の差があった場合には成形された製品が不良であると判別し不良信号を出力する不良判定工程とを有することを特徴とする。
以上により、容易に、コールドスラグがランナーゲート部を通過する時に発生しうるフローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良を良否判別し、また、これらの不良の発生を抑えることができる。
以上のように本発明によれば、コールドスラグがランナーゲート部を通過するときに発生するサージ圧力を圧力検出器により検出し、この値を基準圧力と比較して良否判別を行うことにより、コールドスラグがランナーゲート部を通過する時に発生しうるフローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良が発生している可能性のある製品を不良品として、容易に判別することができる。
更に、サージ圧力のばらつきを基にノズル部の温度を制御することにより、フローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良や糸引き等が発生し難いノズル温度の設定を自動的に行うことが可能となり、不良の発生を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜10に基づき説明する。
図1は本発明の射出成形機の構成を説明するための模式断面図であり、射出成形機の制御方法を実施する射出成形機および金型を簡略的に示す全体断面図である。図2は射出工程における射出圧力の変化を示す図、図3はコールドスラグの固化状態が通常よりも進んだ場合の射出工程における射出圧力の変化を示す図、図4は射出工程における射出圧力変化の微分値を示す図、図5は射出工程における射出圧力と基準圧力との関係を示す図、図6は製品毎の良否判別結果を示す図、図7は射出工程におけるサージ圧力の平均値から求めた基準圧力と射出圧力との関係を示す図、図8は製品毎のサージ圧力の平均値から求めた基準圧力を用いた良否判別結果を示す図、図9はサージ圧力のばらつきによりノズル温度を上昇制御する様子を示す図、図10はサージ圧力のばらつきによるノズル温度の制御の様子を示す図である。
図1に示すように、この射出成形機はスクリュウ・プリプラ式であり、射出装置100と、この射出装置100に可塑化した成形材料を供給する予備可塑化装置200とから構成され、射出装置100から可塑化した成形材料が金型300のキャビティ301に射出注入されるよう構成されている。なお、射出成形機は、スクリュウ・プリプラ式に限定されるものではない。
射出装置100は、先端部が金型300に接するノズル11を有するシリンダ1と、駆動手段3により駆動され、シリンダ1内部のノズル11よりも基部側(本体内部側)においてシリンダ1の軸心方向に摺動するプランジャ2と、このプランジャ2を軸心方向に移動させる(図1においては昇降させる)駆動手段3とをそれぞれ備えている。シリンダ1におけるプランジャ2の摺動位置の途中箇所には、予備可塑化装置200からの可塑化された成形材料が供給される供給口12が設けられている。
駆動手段3は、シリンダ1の基端部から軸心方向に沿って上方に伸びた複数のスライドガイド軸31と、スライドガイド軸31の一端に取り付けられた支持台32と、この支持台32に設置された駆動モータ33と、一端が駆動モータ33に連結されて回転するねじ軸34と、ねじ軸34のねじ部分に噛み合ってねじ軸34の正逆回転によりスライドガイド軸31に沿って移動する移動部材35とを備えている。移動部材35の一端は、圧力検出器としてのロードセル36を介してプランジャ2の上端に連結されていて、その駆動力をプランジャ2に伝達して、プランジャ2を移動させる。なお、ロードセル36は、プランジャ2のシリンダ1内の樹脂(樹脂ペレット)側から受ける射出圧力を検出するための圧力検出器として機能する。また、駆動モータ33には、ねじ軸34の回転数および回転角度に基づいて、プランジャ2の位置を検出する位置検出器としてのエンコーダ37が取り付けられている。なお、エンコーダ37を設ける代わりに、プランジャ2の基端部または先端部などや、移動部材35の位置を検出する位置センサを配設してもよい。また、5は駆動モータ33の駆動制御および後述する制御動作を行う制御部、4は成形材料としての樹脂溶融液が供給口12に逆流することを防止する逆流防止弁である。なお、駆動手段3は、上記構成に限られるものではなく、プランジャ2を所定位置に移動制御できて、プランジャ2に作用する樹脂射出圧力と、プランジャ2の位置とを認識できる構成であればよい。
予備可塑化装置200は、ホッパ201とスクリュウ202とスクリュウハウジング203とを備えており、ホッパ201に溜められた成形材料としての粒状の樹脂(樹脂ペレット)が、スクリュウ201によってスクリュウハウジング203内を可塑化されながら送られ、可塑化された樹脂がシリンダ1の供給口12を通じてシリンダ1内に送り込まれる。
キャビティ301は流路が絞られたランナーゲート303によりスプルーランナー部302と製品部304に分離される。
ノズル11の回りには加熱装置(例えばコイルヒータ)13が外装され、また熱電対14が配設されている。加熱装置13と熱電対14は温度調整装置6に接続され、所定温度を維持するようにPID制御等により温度制御されている。
なお、図示しないが、スクリュウハウジング203およびシリンダ1には、ノズル11と同様にそれぞれ加熱装置(例えばパネルヒータ)が外装されるなどして設けられており、成形時においてそれぞれ所定温度まで加熱される。
そして、上記構成において、予備可塑化装置200からシリンダ1内に可塑化された樹脂が供給口12を通じて供給され、シリンダ1内において可塑化された樹脂を満たした状態で、プランジャ2をノズル11側に移動させる(この実施の形態では下降させる)ことにより、1ショット分の可塑化された成形材料(樹脂)が金型300のキャビティ301に射出注入される。その後、金型300のキャビティ301内の樹脂が硬化するまで、プランジャ2によって射出圧力を保持させる。そして、樹脂が硬化した時点で、金型300を離型させてキャビティ301内の成形製品を取り出し、再度、金型300を組付けて、プランジャ2の移動、保持を行って射出工程、保持工程を繰り返すことで、成形動作を繰り返す。
この過程において、金型300を離型させてキャビティ301内の成形製品取り出し後、ノズル11の先端は金型に熱を吸収されることにより、ノズル11の先端に存在する樹脂は次の射出動作が開始するまでに徐々に固化が進み、コールドスラグとなる。
図2に示す様に、射出動作時に、上記コールドスラグがランナーを流れ、更にランナーゲート303に達する過程で樹脂流動に伴う圧力損失が増大し、射出圧力が上昇する。コールドスラグがランナーゲート303を通過した後は樹脂粘度の低下により射出圧力が少し下がり、それによりサージ圧力が発生する。その後流路長さの増加及び流動樹脂の固化の進行により射出圧力が増加する。
また、図3に示すように、通常よりもコールドスラグの固化が進んだ場合にはコールドスラグがランナーゲート303を通過するときのサージ圧力が増大する。
ここで、本発明のこの実施の形態においては、圧力検出器としてのロードセル36で、成形開始時から、樹脂注入時に発生する圧力である射出圧力の検出を開始する。そして、図4に示すように、射出開始後に射出圧力の微分値δP/δtが最初に負の値に転じたタイミング、すなわち射出圧力が最初に下降し始めるタイミングの射出圧力をサージ圧力Psとし、制御装置の記憶装置に保存する。
次に、図5に示すように、記憶されたサージ圧力Psとあらかじめ定めた基準圧力P1とを比較し、サージ圧力Psが基準圧力P1よりも大きい場合に、コールドスラグの固化が進行して不良が発生する可能性が高いと判断して、製品取出装置等の次工程の装置に対し、制御装置より不良信号を出力する。図6はこのサージ圧力Psのショット間の推移を示したものであり、サージ圧力Psが基準圧力P1よりも大きい範囲にある場合にシルバーストリーム等の外観不良が確認された。
以上のように、射出成形工程において、製品ごとに射出圧力を測定してサージ圧力を検出し、サージ圧力と基準圧力を比較することにより、容易にコールドスラグがランナーゲート部を通過する時に発生しうるフローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良が発生している可能性を判断して良否判別することが可能となる。
また、図7に示すように、予め連続成形中のサージ圧力の平均値Psaveを記憶し、その成形におけるサージ圧力PsがPsave−ΔP以下か、或いはPsave+ΔP以上であった場合に製品取出装置等の次工程の装置に対し、制御装置より不良信号を出力しても良い。尚ここでのΔPは予め設定された値である。サージ圧力PsがPsave−ΔP以下になった場合は、ノズル先端部の温度上昇、或いは樹脂粘度の低下が発生している可能性が有り、この場合、スプルーの糸引き等が発生している可能性があるとして不良と判別する。図8はこのサージ圧力Psのショット間の推移を示したものであり、サージ圧力PsがPsave+ΔP以上の範囲にある場合にシルバーストリーム等の外観不良が確認された。
このように、連続成形中のサージ圧力の平均値Psaveに対するあらかじめ定めた値の差分の範囲を基準圧力とすることにより、良否判定の基準値の設定がより容易になり、良否判定基準値の設定間違い等が発生し難くなる。
また、図9に示すように、射出開始からNsショット経過後のN1ショット間のサージ圧力Psの標準偏差σPsがΔPsよりも大きい場合に、ノズルの設定温度をΔTnだけ上昇させる。このΔPs,ΔTnは任意に設定される値であるが、ΔTnは0.5℃から5℃までの小さめな値が望まれる。
さらに、ノズル温度変更からNnsショット経過後のN1ショット間のサージ圧力Psの標準偏差σPsを再度計測し、その値がΔPs以下になるまで、上記作業を繰り返すとより良い。尚、本実施の形態では標準偏差を使用したが、N1ショット間の製品ごとのサージ圧力がばらついた幅である変動幅を使用しても良い。また、成形開始後或いはノズル温度の設定値の変更後Nsショット後或いはNnsショット後でなく、ts秒或いはtns秒経過後のN1ショット間のサージ圧力を利用しても良い。
上記のように、あらかじめ測定した複数の製品を形成する間の一定期間内でのサージ圧力のばらつき度合を測定し、射出成形中のサージ圧力がその値からあらかじめ定めた所定の範囲を超える場合にはノズル温度を上昇させることにより、コールドスラグがランナーゲート部を通過する際に発生し易いフローマーク、シルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良が発生し難いノズル温度を自動的に設定して、フローマーク、シルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良の発生を抑制することができる。
この時、開始時のノズル温度の設定値が最適温度よりも高い場合、サージ圧力Psの変動が小さいためにノズル温度の補正は行われないが、ノズル温度の設定値が高い場合には、スプルーの糸引きが発生する可能性が有り、上記方法では最適なノズル温度が設定できない可能性がある。そのために、本発明では更に、図10に示すように、射出開始からNsショット経過後のN1ショット間のサージ圧力Psの標準偏差σPsがΔPsよりも小さい場合に、ノズルの設定温度をΔTnだけ下降させる。さらに、ノズル温度変更からNnsショット経過後のN1ショット間のサージ圧力Psの標準偏差σPsを再度計測し、その値がΔPs以上になるまで、上記作業を繰り返すとより良い。サージ圧力Psの標準偏差がΔPs以上になればノズル温度の設定値をΔTn0だけ上昇させ、この一連の作業を終了する。尚、ΔTn0はΔTnよりも大きい値が望まれる。
このように、一定期間経過後のサージ圧力のばらつきを測定し、その値があらかじめ定めた所定の範囲より大きい場合にはノズル温度を上昇させ、所定の範囲より小さい場合にはノズル温度を下降させることにより、コールドスラグがランナーゲート部を通過する際に発生し易いフローマーク、シルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良が発生し難く、且つスプルー部での糸引き等の問題も発生し難い最適なノズル温度を自動的に設定して、フローマーク、シルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良やスプルー部での糸引き等の発生を抑制することができる。
本発明は、容易に、コールドスラグがランナーゲート部を通過する時に発生しうるフローマークやシルバーストリーム、或いは樹脂焼け等の外観不良を良否判別し、また、これらの不良の発生を抑えることができ、射出成形による樹脂成形時の射出成形機の制御方法及び射出成形品の判別方法等に有用である。
本発明の射出成形機の構成を説明するための模式断面図 射出工程における射出圧力の変化を示す図 コールドスラグの固化状態が通常よりも進んだ場合の射出工程における射出圧力の変化を示す図 射出工程における射出圧力変化の微分値を示す図 射出工程における射出圧力と基準圧力との関係を示す図 製品毎の良否判別結果を示す図 射出工程におけるサージ圧力の平均値から求めた基準圧力と射出圧力との関係を示す図 製品毎のサージ圧力の平均値から求めた基準圧力を用いた良否判別結果を示す図 サージ圧力のばらつきによりノズル温度を上昇制御する様子を示す図 サージ圧力のばらつきによるノズル温度の制御の様子を示す図 従来の射出圧力が最大となる射出動作のタイミングを基準とした製品良否判別点を例示する図 アナログ基準波形による製品良否判別基準を例示する図
符号の説明
1 シリンダ
2 プランジャ
3 駆動手段
4 逆流防止弁
5 制御部
6 温度調整器
11 ノズル
12 供給口
13 加熱装置
14 熱電対
31 スライドガイド軸
32 支持台
33 駆動モータ
34 ねじ軸
35 移動部材
36 ロードセル
37 エンコーダ
100 射出装置
200 予備可塑化装置
201 ホッパ
202 スクリュウ
203 スクリュウハウジング
300 金型
301 キャビティ
302 スプルーランナー
303 ランナーゲート
304 製品部

Claims (1)

  1. ノズル温度を制御する射出成形機にて樹脂を射出成形して連続成形した射出成形品の不良品を判別する射出成形品の判別方法において、
    樹脂注入中に発生する射出圧力を測定する工程と、
    前記射出圧力が最初に降下し始める圧力をコールドスラグにより発生するサージ圧力として検出するサージ圧力検出工程と、
    前記サージ圧力が前記射出成形機であらかじめ連続して樹脂を射出成形して測定した所定期間内のサージ圧力の平均値から所定の値以上の差があった場合には成形された製品が不良であると判別し不良信号を出力する不良判定工程と
    を有することを特徴とする射出成形品の良否判別方法。
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