JP5244434B2 - 音評価方法、音評価装置および音評価プログラム - Google Patents

音評価方法、音評価装置および音評価プログラム Download PDF

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Description

本発明は、駆動機構を備えた装置から発生する騒音の音評価方法及び音評価装置及び音評価プログラムに関する。
現在、製品から発生する騒音の評価を行う音評価装置が知られている。これは、評価対象となる音(以下、評価音という)を再生させて、評価者が予め定められた基準に基づいてこの評価音を評価する。この装置は評価音に対する評価者の感覚値を時間経過に伴って入力することが可能な感覚値入力手段と、この感覚値データと音の原波形データとを時間的に関連づけて記憶する記憶手段とが備えられている。これらの手段によって従来の音評価装置は製品から発生する過渡的な騒音の音質を連続的に評価することができる(例えば特許文献1)。
特開2001−13003号公報
自動車用エンジン音のように単純な音源の状態変化に伴う騒音に対しては、前述した評価者の単一の感覚値を用いた音評価装置による評価方法を行うことで足りる。しかしながら、例えば、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を有した画像形成装置は、駆動機構等を複数備えており、それぞれの機構等から発せられる特定の特徴を有する動作音(以下、特定音と呼ぶ)が混在する騒音が生じるため、評価者の単一の感覚値を得て行う音評価方法では十分な評価ができないという問題があった。本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、評価音中に混在する複数の異なる特定音に対応することができる音評価方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
特定音を含む音を再生する音再生工程と、評価者が前記特定音を聴取したことを表す特定音聴取データを入力可能とする特定音聴取データ入力工程と、前記特定音聴取データ入力工程により入力された前記特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして格納する特定音データ格納工程と、前記特定音データ格納工程にて格納された前記特定音データを読み出す特定音データ読み出し工程と、前記特定音データ読み出し工程にて読み出された前記特定音データを時系列的に表示する表示工程と、を備えたことを特徴とする音評価方法。
本発明によれば、複数の異なる特定音についてその特定音データを入力することで、それぞれの特定音データを分離して表示するので、容易な方法で特定音ごとの評価が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明をする。図1及び図2は、本発明が画像形成装置に適用された場合の一例である。
画像形成装置1の装置構成及び動作について示す。図1に示す画像形成装置1は文字や写真あるいはグラフィックなどの画像情報を例えば、ハードコピー若しくはプリントアウトと称される画像出力として出力するための画像形成部(エンジン)11、画像形成部11に対して画像出力に用いられる任意サイズのシート状の媒体(以下、用紙と称する)を供給可能な用紙供給部13、画像形成部11において画像形成される対象である画像情報を、画像情報を保持した対象物(以下、原稿と称する)から画像データとして取り込む画像読取部(スキャナ)15を有する。画像読取部15は詳述しないが対象物を支持する原稿テーブルと画像情報を画像データに変換する画像センサ、例えば、CCDセンサを含む。画像読取部15においては図示しない照明装置からの照明光が原稿テーブルにセットされた原稿に照射されることで、原稿の画像情報を光の明暗として含む原稿からの反射光がCCDセンサに伝達される。
なお、画像読取部15には、原稿がシート状である場合に、画像出力の形成あるいは画像情報の取り込み(以下、読取と称する)終了後、読取が終了した原稿を所定位置に送出し、次の原稿を読取位置に案内する自動原稿送り装置が一体的に設けられている。次に、画像形成部11の上方であって、画像読取部15の側方となる所定位置には、画像形成部11により形成された画像が転写され、定着された用紙を保持する排紙トレイ17が設けられている。また、画像形成部11及び画像読取部15の後流側には、画像形成部11により形成された画像が転写され、定着された用紙を任意枚数保持可能で、予め指定された条件で用紙が保持するフィニッシャ装置19が接続可能となる。
フィニッシャ装置19は例えば画像が定着された任意枚数の用紙を丁合い、あるいはステイプル止めするもので、画像形成装置1と独立に設けられる。なお、フィニッシャ装置19が接続された場合、画像形成装置1により画像が形成され、排出される用紙は上述した画像形成部11の上部の排紙トレイ17、またフィニッシャ装置19のいずれかに排出される。
図2は画像形成装置1の内部の概略を示しており、フィニッシャ装置19が画像形成装置1との接続から離脱された状態を示している。画像形成部11は例えば、絶縁性の所定の厚さのフィルムがベルト上に形成された中間転写ベルト111を有する。この中間転写ベルト111は駆動ローラ112、第一のテンションローラ113及び第二のテンションローラ114により所定の張力が与えられるとともに駆動ローラ112が回転されることで、駆動ローラ112の軸線に平行な任意の位置が矢印A方向に移動される。すなわち、中間転写ベルト111のベルト面が駆動ローラ112の外周面が移動される速度で矢印Aで示される一方向に循環される。
第1ないし第4の画像形成ユニット121〜124のそれぞれはY(yellow、黄)、M(magenta、鮮赤)、C(cyan、青紫)、Bk(black、黒)の任意の色のトナーを収容した現像装置とそれぞれの現像装置が現像すべき静電像を保持する感光体ドラムを少なくとも含む。それぞれの画像形成ユニット内の現像装置が現像すべき色の静電像が、露光装置151からの画像光によって形成され、対応する現像が現像すべき色の静電像が露光装置151からの画像光によって形成され対応する現像装置によりトナーが選択的に供給されて現像される。なお、それぞれの画像形成ユニット121〜124においては、詳述しない感光体ドラムは、例えば非接触(コロナ放電)あるいは接触(帯電ローラ等による)のいずれかの方法により所定の電位に帯電される。
第1ないしは第4の画像形成ユニット121〜124のそれぞれとの間に中間転写ベルト111を介在させた状態である中間転写ベルト111の側面側にはそれぞれの画像形成ユニットの感光体ドラム上で静電像が現像装置によって現像された現像剤像であるトナー像を、中間転写ベルト111に転写するための転写ローラ133が設けられている。それぞれの画像形成ユニット121〜124においては中間転写ベルト111上に、順次転写されるトナー像が中間転写ベルト111上で互いに重なるよう、所定のタイミングで静電像が形成され、対応する現像装置により現像される。
また、用紙供給部13には原稿トレイから原稿を一枚ずつ取り出すピックアップローラ140が備えられている。中間転写ベルト111上で重ね合わせられたトナー像は、用紙供給部13の任意のカセットからピックアップローラ140により供給され、搬送路131を介して転写位置に案内された用紙に中間転写ベルト111に所定の圧力で接触される転写ローラ141により転写される。なお、転写位置に案内される用紙はレジストローラ132により中間転写ベルト111上を搬送されるトナー像との間の位置関係が制御される。転写ローラ133によりトナー像が転写された用紙は、搬送路131を引き続き搬送され定着装置161においてトナー像が定着される。
トナー像が定着された用紙は排出搬送路135、排紙ローラ136、排出分岐部137を介して、画像形成部11の上部であって画像読取部15の側方に設けられた排紙トレイ17に排出される。なお、フィニッシャ装置19が接続されている場合には、用紙はユーザによる選択指示で、例えば操作パネルによる選択あるいはプリントキューの送信時の指定により、排出分岐部137を介して排紙トレイ17またはフィニッシャ装置19のいずれかに、案内され、排紙される。
本実施形態の音評価方法で用いる音評価装置の構成要件について図3を用いて説明を行う。まず、例えば図1や図2で示したような画像形成装置の駆動に伴い発生する音(以下、評価音という)を入力するマイク等の音入力手段254と、この音入力手段254から入力された音データとしてのWAV,MP3の形式等の音ファイルに時間データを関連付けて格納する工程を行う音データ格納手段253と、この音データ格納手段253に格納された音ファイルに基づく音信号を出力する音出力手段252と、音出力手段252から出力された音信号に基づいて評価音の再生工程を行う音再生手段251を有している。また、音再生手段251はスピーカー、ヘッドホンなど音を出力・再生することができるものであればどのような形態であってもよい。
次に、音データ格納手段253に格納されている音データを読み出す工程を行う手段が音データ読み出し手段271である。本実施の形態では制御手段27としてのCPUの内部に設けられているが、制御手段27以外に設けてもよい。音データ変換手段261は音データ読み出し手段271が読み出した音データを原波形データに変換する工程を行う手段であり、原波形データ記憶手段28は音データ変換手段261にて変換された原波形データを記憶する工程を行う手段である。
次に、前述の音データ格納手段253に記憶された評価音の再生・停止操作を行う再生停止操作手段29の説明を行う(図4参照)。再生停止操作手段29は左から評価音の巻き戻しを行う巻き戻しボタン41、評価音を再生する再生ボタン42、再生中の評価音を停止する停止ボタン43を有している。なお、図4の再生停止操作手段29表示は本形態に限定されることはなく、音の再生・停止の入力操作を行うことができる形態であればよい。
次に、特定音聴取データ入力手段211は、評価者が音再生手段251によって再生された評価音に含まれる特定音を聴取したことを表す特定音聴取データを入力可能とする手段である。特定音聴取データ入力手段211の詳細は後述する。なお、この特定音聴取データ入力手段211を用いて特定音聴取データを入力する工程が特定音聴取データ入力工程である。ここで、特定音とは、様々な音が混在する評価音の中から評価者が聞き分けることが可能な特定の特徴を有する音を意味する。具体的には、ピックアップローラ140、排紙トレイ17、転写ローラ133、排紙ローラ136、レジストローラ132、中間転写ベルト111、駆動ローラ112、第一のテンションローラ113、第二のテンションローラ114など個々の部品が駆動する時や紙と部品が接触する時などに生ずる音である。特定音は定常音と非定常音とに大別できる。まず、定常音は装置駆動中に一定の間、定常的に発生する音であり、この音の例として、例えば、画像形成装置1では、中間転写ベルト111を動作させるためのモータ(図示せず)から発生する「キィーン」という音が定常音に該当する。これらの音はモータが作動している時は定常的に聞こえている。一方、非定常音とは、装置が駆動している時に部品同士の衝突や部品と紙などの接触により局所的に発生する衝撃音や摩擦音などである。例えば、ピックアップローラ140が駆動する時に発生する音「カッタンコ」や紙を排紙する際に排紙トレイ17から発生する音「カタ」などが非定常音に該当する。なお、本実施形態の説明に用いる画像形成装置の評価音にはこの非定常音が多く含まれており、定常音と非定常音が混在している。
なお、図5は特定音データ63のデータ内容を表す図であり、時間データエリア511と特定音聴取データエリア512とから構成される。特定音聴取データとは、これらの特定音を含んだ評価音の中から評価者がある特定音を聴き取ったことを表すデータであり、これに時間データを関連づけたものが特定音データ63である。特定音聴取データエリア512に評価者が特定音を聴取したか否かのデータが記録され、その時の時間データが時間データエリア511に記録される。ここで評価者が聴取し、特定音聴取データが入力された場合は特定音聴取データエリア512に「1」が、入力されていない場合は「0」が連続的に記録される。例えば、評価者が特定音を聴き取った時に特定音聴取データ入力手段211の特定音ボタン81(後述する図8参照)を選択すると、特定音聴取データエリア512には特定音が聴き取られたことを示す「1」が記録される。そして、特定音ボタンの選択がされていない場合は、「0」の特定音聴取データが記録される。さらに、その特定音ボタン81の選択があった時間を時間データエリア511に記録することにより特定音聴取データと時間データを関連づけて特定音データ63とする。
次に、特定音データ格納手段212は、上述のとおり特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして逐一格納する工程を行う手段である。特定音データ格納制御手段213は特定音聴取データが誤って入力された場合、このデータの修正を行う手段である。次に、特定音データ格納手段212に格納された特定音データを読み出す工程を行う手段が特定音データ読み出し手段272である。本実施の形態では、特定音データ読み出し手段272は制御手段27としてのCPUの内部に設けられているが別の箇所に設けてもよい。
次に、特定音データ読み出し手段272によって読み出された特定音データを表示手段26に表示可能なデータ形式に変換する手段が特定音データ変換手段262である。特定音データ記憶手段23は、特定音データ格納手段212に一時的に格納されている特定音データを、評価音再生終了後に出力可能なデータ形式で記憶する手段である。なお、前述の特定音データ読み出し手段272による特定音データ読み出しのタイミングは、特定音聴取データの入力後、格納し、直ちに読み出しを行って表示手段26に表示するリアルタイム表示であってもよいし、一時的に特定音データ格納手段212に格納し、評価音の再生が終了した後に表示手段26へ表示を行う形態にしてもよい。また、前述の格納手段、記憶手段については磁気記録媒体や半導体記憶装置などの記憶を行うことができる媒体であればよい。
次に、主観評価入力手段221は評価音に対する評価者の主観評価の入力工程を可能とする手段である。主観評価データ格納手段222は主観評価入力手段221によって入力された主観評価に時間データを関連付けて主観評価データとして格納する工程を行う手段である。主観評価データ格納制御手段223は、評価音の再生が終了した後、再度主観評価データを修正する必要がある場合に主観評価データを数値等に置き換えることができる手段である。例えば、評価中に人為的な操作ミスにより入力処理を誤った場合、評価終了後に主観評価データ格納制御手段223を用いて主観評価データを所望の評価値に変更することが出来る。
次に、主観評価データ読み出し手段273は主観評価データ格納手段222に格納されている主観評価データを読み出す工程を行う手段である。この読み出された主観評価データを表示手段26に表示可能なデータ形式に変換する手段が主観評価データ変換手段263である。主観評価データ記憶手段24は主観評価データ格納手段222に一時的に格納された主観評価データを、評価音の再生終了後にファイル等に出力可能なデータ形式で記憶する記憶手段である。これらの格納手段、記憶手段については磁気記録媒体や半導体記憶装置などの記憶を行うことができる媒体であればよい。また、主観評価を読み出すタイミングは主観評価入力後時間データと関連付けて格納し、直ちに読み出しを行って表示手段26に表示してもよいし、評価音の再生が終了した後に主観評価データ格納手段222に格納し、その後に表示を行う形態にしてもよい。
次に、制御手段27としてのCPUは、上述のような各格納手段、記憶手段に記憶された各種データを読み出す手段を備えており、その内部には音データ読み出し手段271、特定音データ読み出し手段272、主観評価データ読み出し手段273が設けられている。また、特定音ボタン81や主観評価データの入力の有無を判断する手段(図示しない)や評価音の再生終了の判断を行う手段等(図示しない)を有している。
表示手段26については図6、7、8を併用して説明する。図6の表示手段26はディスプレイ等の表示を行うものであり、同図は上段から順番に主観評価データ61、音データ62としての原波形データ、特定音データ63が表示されている。まず、上段には主観評価入力手段221によって入力された主観評価と時間とが関連づいた主観評価データを、色のグラデーションを用いて表現しており、この領域は主観評価データ表示部601である。中段は、評価音に関する音データを表示している音データ表示部602である。本実施の形態では音データ変換手段261により変換された原波形データを表示しているが、原波形データ以外にタイミングチャートといった音に関する表示であってもよい。下段は、複数の特定音データの結果を示す特定音データ表示部603である。各特定音は互いに異なる色で表現されている。なお、本図ではこれらが同一時系列上に表示されており、これらを表示する工程が表示工程である。
まず、図6の上段に位置する主観評価データ表示部601に表示されている主観評価データ61を説明する。この主観評価データ61は各時刻における評価音に対する評価者の主観評価を示したものであり、主観評価入力手段221により入力されたものである。主観評価入力手段221について、図7を参照して詳述する。主観評価データは、評価音に対する評価者の主観的な評価「非常に気になる」から「全く気にならない」が色のグラデーションで表示されている。評価者は評価音を聞きながら主観評価に対応する領域をマウス等でその都度クリックし、評価音に対する主観を入力する。入力を行うとクリックした領域の色が図6上段の主観評価データ61に表示される。この色の濃淡によって評価者の「気になる」といった主観を表す。また、主観評価入力手段221は主観評価を予め数値で段階的に設定しておき、時系列に沿ってその数値を入力する形態にしてもよい。なお、主観評価入力手段221に用いる媒体は、例えばジョイスティックのような上下左右方向に操作が可能なものでもよいし、図のウィンドウ上でマウスやキーボードによって操作を行い、評価する形態であってもよい。
次に、図6の中段に位置する音データ表示部602に表示されている音データ62の説明を行う。ここでは、音データ変換手段261により変換された原波形データが表示されており、原波形データの横軸は時間、縦軸は音の振幅を示している。また、この音データ62としての原波形データは下段の特定音データ63と上段の主観評価データ61と同一時系列上にて表示されている。なお、この音データ表示部602に表示されるデータは原波形データに限られることなくタイミングチャートなどであってもよい。
図6の下段に位置する特定音データ表示部603に表示されている特定音データ63を説明する。横軸は時間を示し、ある時間にどの特定音が生じているかを表示したものである。特定音聴取データ入力手段211について、図8を参照して詳述する。特定音聴取データの入力に用いる特定音ボタン81と、この特定音ボタン81作成に使用するテキスト入力欄82とが設けられている。特定音ボタン81は、視覚的に区別し易くするため、それぞれの特定音に対応して特定の色が設定されている。この特定音ボタン81が押下されると、特定音を聴取したことを表す特定音聴取データが入力され、そのデータに基づいて図6の表示手段26上の下段に示す特定音データ表示部603に特定音ボタン81の色と同じ色の線図が表示される。例えば、「ピッ」という特定音の特定音ボタン81を赤色の特定音ボタン811として設定する。特定音が聞こえるタイミングに合わせてこの特定音ボタン81の押下を行うと、対応して図6の表示手段26の下段に赤線の線図631が表示される。続いて、特定音「キィーン」という特定音ボタン81を緑色の特定音ボタン812として設定する。「キィーン」という特定音がある一定時間発生していた場合、評価者がこの特定音を聞き分け、緑色の特定音ボタン812を一定時間押下し続けたとすると、その特定音ボタン812を押した時間に比例して緑色の線図632が表示される。このように、図6の特定音データ表示部603に示す線の長短は特定音ボタン81の押下時間の違いを表している。つまり、線が長い場合は特定音が聞こえている時間は長く、線が短い場合は特定音が聞こえている時間が短いことを示している。しかし、特定音の表示方法はこれらの形態に限定されることはなく、例えば、特定音が聞こえる時間に該当する原波形データ箇所「ピッ」や「キィーン」等といった特定音の擬音語を画面上に表示するようにしてもよい。
なお、本実施の形態の特定音ボタン81は評価者が図8に示す特定音ボタン81の隣に位置するテキスト入力欄82を利用して任意に特定音ボタン81を作成する形態にしてもよいし、予め設定されている形態であってもよく、特定音ボタン81については評価者の使用状況に基づいて適宜変更可能である。さらに、各特定音ボタン81の表示は1つ1つの特定音と対応して設定されているならば、番号やアルファベットなどで表示してもよい。また、これらの入力手段は画面上に表示する方法に限られるものではなく、画面上に表示しない形態として、予め各特定音と関連付けて設定されたボタンを準備して、これらの入力手段により特定音聴取データの入力を行ってもよい。
次に、本実施形態の音評価処理について図9を用いて説明する。まず予め評価対象となる音、すなわち画像形成装置駆動時の動作音である評価音を音入力手段254により入力させて音データ格納手段253に記憶する。その後、評価音の再生・停止の実行操作に用いる再生停止操作手段29、特定音聴取データの入力時に用いる特定音聴取データ入力手段211、表示手段26を表示する(ST9−1)。その後、再生停止操作手段29の再生ボタン42が押されたか、すなわち再生開始が検知されたか否か判断する(ST9−2)。再生ボタン42が入力されたと判断した場合は(ST9−2のYES)、次に、この評価音の読み出しが行われ(ST9−3)、音再生手段251を通して評価音の再生を行う(ST9−4)。一方、再生ボタン42が入力されていないと判断された場合は(ST9−2のNO)、ST9−2の状態に留まり、再生ボタン42入力待機状態とする。
次に、評価音の再生が開始されている状態で(ST9−4)、特定音ボタン81が押下されず、すなわち特定音聴取データの入力がない場合(ST9−5のNO)は、音データ格納手段253に記憶されている音データの終わりまで継続して評価音の再生を行い、再生が終了したか否かの判断を行う(ST9−10)。一方、評価音の再生中に特定音ボタン81が押下され、すなわち特定音聴取データの入力があった場合は(ST9−5のYES)、次のステップST9−6の処理に移る。
特定音聴取データの入力後(ST9−5のYES)、この特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして特定音データ格納手段212に格納される(ST9−6)。格納された特定音データは特定音データ読み出し手段272により読み出しが行われ(ST9−7)、読み出された特定音データは特定音データ変換手段262により表示手段26に表示できる形式に変換される(ST9−8)。変換された特定音データは表示手段26の特定音データ表示部603に、入力に使用した特定音ボタンと同様の色の線図として表示される(ST9−9)。
ST9−9までの処理が終了した状態で、評価音の再生が終了したと判断されていない場合(ST9−10のNO)は、再度ステップST9−5に戻る。引き続き、再生中の評価音から特定音が聞こえる場合は、その特定音が聞こえるタイミングに合わせて特定音ボタンを押して特定音聴取データを入力(ST9−5のYES)、入力された特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして格納(ST9−6)、読み出し(ST9−7)、変換(ST9−8)、表示(ST9−9)の処理が繰り返し行われる。一方、評価音の再生が終了したと判断された場合(ST9−10のYES)、特定音データ格納手段212に格納されている特定音データを特定音データ記憶手段23に記憶する(ST9−11)。特定音データを特定音データ記憶手段23に記憶することによって、音評価を終了した後にテキストデータや画像データ等、として出力することができる。従って、評価者以外でもその特定音データの確認・検討することが可能となる。なお、評価音中に特定音が複数発生している場合は、操作者が一度の評価音の再生で全ての特定音聴取データの入力を行うことが出来ないことが予想される。この場合、ステップST9−2からステップST9−9までの処理の操作を繰り返し行うことにより各特定音について操作者は入力を行うことが可能である。
主観評価入力について図10を用いて説明する。主観評価入力は特定音聴取データ入力処理を行った後、あるいは特定音聴取データ入力処理を行う前に行うことが可能であるが、ここでは特定音聴取データ入力処理後に行う主観評価入力について説明する。まず、図7に示す主観評価入力手段221と、評価音の再生停止の実行に用いる再生停止操作手段29、表示手段26を表示する(ST10−1)。
主観評価入力手段221、再生停止操作手段29を表示手段26に表示した後、図4の再生ボタン42が押されたか、すなわち再生開始が検知されたか否か判断する(ST10−2)。再生ボタン42の入力がないと判断した場合は(ST10−2のNO)、再生ボタン42の入力待機状態となりST10−2の処理に戻る。一方で、再生ボタン42の入力があったと判断した場合は(ST10−2のYES)、音データ格納手段253に記憶されている画像形成装置の駆動音である評価音を読み出し(ST10−3)、予め記憶されている評価音の再生を開始する(ST10−4)。なお、先に前述の特定音聴取データ入力による評価を行っていた場合は、既に評価音の読み出し、表示手段26への表示は完了しているのでST10−1のステップを省略し、ST10−2のステップから始めることができる。
次に、評価音の再生が行われると評価者は、図7に示す主観評価入力手段221の「気になる」、「やや気になる」、「気にならない」と表示されている領域内をマウスやキーボード等を使用して指定することで入力を行う。主観評価の入力を行う(ST10−5)。
ST10−5で主観評価の入力がないと判断した場合は(ST10−5のNO)、評価音の再生が継続して行われ、ステップST10−10の音データの再生が終了したか否かについて判断を行う。一方、評価者によって主観評価が入力されたと判断した場合(ST10−5のYES)は、主観評価と時間データを関連づけて主観評価データとして主観評価データ格納手段222に格納する(ST10−6)。次に、主観評価データ読み出し手段273がこの主観評価データを読み出す(ST10−7)。読み出された主観評価データは主観評価データ変換手段263によって表示手段26に表示できる形態に変換され(ST10−8)、その後、表示手段26の上段の主観評価データ表示部601に図7の主観評価入力手段221で指定した評価と対応する色で主観評価データを表示する(ST10−9)。
次に、ST10−9の処理後、評価音の再生が終了したと判断していない場合(ST10−10のNO)は、再度ステップST10−5に戻り、引き続き主観評価が入力された否かの判断を行い、入力があった場合は(ST10−5のYES)、主観評価データの格納(ST10−6)、読み出し(ST10−7)、変換(ST10−8)、表示(ST10−9)の処理を繰り返し行う。一方、評価音の再生が終了したと判断した場合は(ST10−10のYES)、ステップST10−6にて主観評価データ格納手段222に一時的に格納されていた主観評価データを主観評価データ記憶手段24に記憶する(ST10−11)。これらのステップによって一連の主観評価入力手段221による処理が終了する。なお、以上の特定音聴取データ入力と主観評価入力はどちらか一方の入力のみを行う実施形態にしてもよい。
以上の本実施の形態によれば、複数の駆動機構を持つ画像形成装置を駆動させた時等に生じる音について評価を行う際、評価音中に混在する複数の特定音、すなわち定常的あるいは局所的に発生する動作音のそれぞれについて評価することができる。また、表示手段26に音データとしての原波形データ、特定音データ、主観評価データが同一時系列に並べて表示されるため、ある時刻における、特定音データ、原波形データ、主観評価データの関係を容易に視覚的に把握することができる。また、特定音聴取データの入力、主観評価の入力後、格納された後直ちに読み出しを行って表示手段26に表示する際には、その結果がリアルタイムで表示されるので迅速にそれぞれの結果を把握することができる。さらに、これらの結果を基に複数の駆動機構を持つ装置に対して、ある駆動機構から生じると考えられる特定音について騒音防止の対策を行うことも可能となる。また、本実施形態を複数人が行い、その入力されたデータを集計し、統計処理を行うことで特定音データを定量的に評価することができ、音評価の信頼性を向上させることができる。
音データ若しくは原波形データと特定音データを表示させた後に、主観評価の入力を行う実施形態の場合は、評価者はある時刻に発生する特定音を事前に把握した状態で、主観評価を入力することができる。さらに、音データと主観評価データを表示させた後に特定音聴取データ入力を行う場合は、評価者は、予め、評価音が気になる時間帯を把握した状態で、特定音聴取データを入力することができる。これにより、評価者は事前に「気になる」と評価された時間では注意深く評価音を聞くことが予想されるため、評価結果に対する信頼性が高まり、より適切な結果が得られる効果を奏する。さらに、主観評価データの結果を付加することで特定音データの結果をサポートする効果が得られる。
本実施の形態では特定音聴取データ入力と主観評価入力を行い、特定音データ、主観評価データ、音データとを並べて表示する態様として説明したが、特定音データのみ表示させる形態でもよい。この場合は、評価音中に含まれる複数の特定音について処理することが可能である。また、それぞれの特定音データが異なる色で表示手段26上に時系列的に表示されるので、騒音発生時から特定音が聞こえるタイミングを視覚的に把握することができ、対処すべき特定音を容易に確認することができる。
次に、特定音データと主観評価データを表示手段26に並べて表示させてもよい。この場合は、ある時刻における特定音についてどのような主観評価が得られているかを把握することができるので、例えば「気になる」と評価された特定音を絞り込みやすくなり、対処すべき特定音を容易に確認できる効果を奏する。
特定音データと原波形データなどの音データを表示手段26に並べて表示させた場合は、ある時間に生じる特定音と騒音の大きさとの関係が推測できると共に視覚的に把握しやすくなる。また、評価者によって入力された特定音データとタイミングチャートなどの音データを、表示手段26に並べて表示させる形態であってもよく、この場合はある時間に生じる特定音が、例えば画像形成装置が印刷を行う際にどの過程で生じているものか推測できるので対策し易くなると同時に、対策すべき過程のコストやその対策のし易さによって、対策を行う優先順位を決めることができる。
また、特定音聴取データ入力手段211には特定音ボタン81及びテキスト入力欄82を備えているので、テキスト入力欄82を用いて所望の特定音ボタン81を特定音ごとに作成することができる。これにより、評価者の要求に応じた特定音ボタン作成が可能となり、特定音聴取データ入力手段211の設計変更を容易に行うことが可能となる。
また、図6に示すように音データ表示部602を主観評価データ表示部601と特定音データ表示部603の間に設けることによって音データ表示部602に表示された音データを基に主観評価データ及び特定音データそれぞれについて容易に把握することができる。
さらに、本発明をプログラムの形態で配布あるいは内蔵することによって、例えば、音再生手段251と特定音入力手段211と主観評価入力手段221を備えている、例えばパーソナルコンピュータ等を有しているならば、時間や場所を選ばずに容易に音の評価ができる効果を奏する。
なお、本発明は上述した実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲において構成要素を変形して具体化でき、また実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を変形できるものである。さらに、本発明は画像形成装置に限定されるものではなく複数の駆動機構を有する装置の音評価方法であってもよい。
本発明の実施形態にかかる画像形成装置の外観図。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置の内部構成を示す図。 本発明の実施形態にかかる音評価装置のブロック図。 本発明の実施形態にかかる再生停止の操作入力画面の図 本発明の実施形態にかかる特定音データを示す図 本発明の実施形態にかかる原波形データ・主観評価データ・特定音データを表示する画面。 本発明の実施形態にかかる主観評価入力手段を表示した画面。 本発明の実施形態にかかる特定音入力手段を表示した画面。 本発明の実施形態にかかる特定音入力のフローチャート。 本発明の実施形態にかかる主観評価入力のフローチャート。
符号の説明
211 特定音聴取データ入力手段
212 特定音データ格納手段
251 音再生手段
253 音データ格納手段
26 表示手段
261 音データ変換手段
271 音データ読み出し手段
272 特定音データ読み出し手段
601 主観評価データ表示部
602 音データ表示部
603 特定音データ表示部
81 特定音ボタン
82 テキスト入力欄

Claims (10)

  1. 特定音を含む音を再生する音再生工程と、
    評価者が前記特定音を聴取したことを表す特定音聴取データを入力する特定音ボタンを備え、前記評価者により前記特定音ボタンが押下されたとき、当該押下時間に比例した長さの特定音聴取データを入力可能とする特定音聴取データ入力工程と、
    前記特定音聴取データ入力工程により入力された前記特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして格納する特定音データ格納工程と、
    前記特定音データ格納工程にて格納された前記特定音データを読み出す特定音データ読み出し工程と、
    前記特定音データ読み出し工程にて読み出された前記特定音データを時系列的に表示する表示工程と、
    前記音に関する音データを格納する音データ格納工程と、
    前記音データ格納工程にて格納された前記音データを読み出す音データ読み出し工程とを備え、
    前記表示工程は、読み出された前記音データ及び前記特定音ボタンの押下時間に比例した長さの前記特定音データとを同一時系列に並べて表示することを特徴とする請求項1記載の音評価方法。
  2. 前記音再生工程にて再生される前記音に対する主観評価を入力可能とする主観評価入力工程と、
    前記主観評価入力工程により入力された前記主観評価に時間データを関連付けて主観評価データとして格納する主観評価データ格納工程と、
    前記主観評価データ格納工程に格納された前記主観評価データを読み出す主観評価データ読み出し工程と、
    前記主観評価データ読み出し工程にて読み出された前記主観評価データを時系列的に表示する表示工程と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の音評価方法。
  3. 特定音聴取データ入力工程は、擬音語により表記される複数種の特定音ボタンを備え、前記表示工程は、前記複数種の特定音ボタンが押下操作された場合、押下操作された特定音ボタンそれぞれの操作状態を操作時間に比例した長さの線図として同一時系列に並べて表示することを特徴とする請求項1記載の音評価方法。
  4. 前記音に関する音データを格納する音データ格納工程と、
    前記音データ格納工程にて格納された前記音データを読み出す音データ読み出し工程と、
    前記音データ読み出し工程によって読み出された前記音データを原波形データに変換する音データ変換工程とを備え、
    前記表示工程は、前記原波形データ及び前記特定音データとを同一時系列に並べて表示することを特徴とする請求項1記載の音評価方法。
  5. 前記音に関する音データを格納する音データ格納工程と、
    前記音データ格納工程にて格納された前記音データを読み出す音データ読み出し工程とを備え、
    前記表示工程は読み出された前記音データ及び前記特定音デ−タ及び前記主観評価データを同一時系列に並べて表示することを特徴とする請求項2記載の音評価方法。
  6. 前記音に関する音データを格納する音データ格納工程と、
    前記音データ格納工程にて格納された前記音データを読み出す音データ読み出し工程と、
    前記音データ読み出し工程によって読み出された前記音データを原波形データに変換する音データ変換工程とを備え、
    前記表示工程は、前記特定音データ及び前記原波形データ及び前記主観評価データを同一時系列に並べて表示することを特徴とする請求項2記載の音評価方法。
  7. 特定音を含む音を再生する音再生手段と、
    前記音に関する音データを格納する音データ格納手段と、
    前記音データ格納手段にて格納された前記音データを読み出す音データ読み出し手段と、
    評価者が前記特定音を聴取したことを表す特定音聴取データを入力する特定音ボタンを備え、前記評価者により前記特定音ボタンが押下されたとき、当該押下時間に比例した長さの特定音聴取データを入力可能とする特定音聴取データ入力手段と、
    前記特定音聴取データ入力手段により入力された前記特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして格納する特定音データ格納手段と、
    前記特定音データ格納手段に格納された前記特定音データを読み出す特定音データ読み出し手段と、
    前記音再生手段にて再生される前記音に対する主観評価を入力可能とする主観評価入力手段と、
    前記主観評価入力手段により入力された前記主観評価に時間データを関連付けて主観評価データとして格納する主観評価データ格納手段と、
    前記主観評価データ格納手段に格納された前記主観評価データを読み出す主観評価データ読み出し手段と、
    前記音データ及び前記特定音ボタンの押下時間に比例した長さの前記特定音データと前記主観評価データとを同一時系列に並べて表示可能とする表示手段と、
    を備えたことを特徴とする音評価装置。
  8. 前記特定音聴取データ入力手段は、
    記特定音ごとに設けられ、選択することによって前記特定音聴取データが入力される特定音ボタンと、
    前記特定音を表すテキストを入力する特定音テキスト入力欄とを備え、
    前記特定音テキスト入力欄により入力された前記テキストが前記特定音ボタンに表示されることを特徴とする請求項7記載の音評価装置。
  9. 前記表示手段は、
    前記主観評価データを表示する主観評価データ表示部と、
    前記特定音データを表示する特定音データ表示部と、
    前記音データを表示する音データ表示部とを備え、
    前記音データ表示部は前記主観評価データ表示部と前記特定音データ表示部との間に設けられたことを特徴とする請求項7記載の音評価装置。
  10. 特定音を含む音を再生する音再生ステップと、
    前記音に関する音データを格納する音データ格納ステップと、
    格納された前記音データを読み出す音データ読み出しステップと、
    読み出された前記音データを原波形データに変換する音データ変換ステップと、
    評価者が前記特定音を聴取したことを表す特定音聴取データを入力する特定音ボタンを備え、前記評価者により前記特定音ボタンが押下されたとき、当該押下時間に比例した長さの特定音聴取データを入力可能とする特定音聴取データ入力ステップと、
    入力された前記特定音聴取データに時間データを関連付けて特定音データとして格納する特定音データ格納ステップと
    記憶された前記特定音データを読み出す特定音データ読み出しステップと、
    前記音データ及び前記特定音ボタンの押下時間に比例した長さの前記特定音データとを同一時系列に並べて表示する表示ステップと、
    を備えたことを特徴とする音評価プログラム。
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