JP5243933B2 - 野地構造 - Google Patents

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本発明は、屋根を施工する際の野地構造に関するものである。
住宅の屋根構造において、従来、野地板は構造用合板などの合板が主流であったが、昨今、合板の高騰化や供給不安により、代替品として材木使用の合板や集成ボードが使用されている。このような材木使用の合板や集成ボードは、従来のものに比べ曲げ剛性が低いため、たわみが大きくなり、スレート等の野地剛性に影響される屋根材においては施工中の割れなど踏み付けによる品質低下の問題が懸念されている。
また、屋根の断熱性を向上させる目的で野地を断熱性の構造にすることが知られている。屋根の断熱構造は、小屋裏を居室、または収納スペースとして使用する場合に特に要求されるものである。
これらの課題に対し、断熱性と補強性を考慮した野地構造が知られている。図7は、従来の野地構造の一例を示す断面図である(例えば特許文献1参照)。この例では、断熱性が、野地板4と断熱材2’との間に空気層5を設けることにより確保されている。その際、断熱材2’が垂木3と垂木3の間に亘って設けられずに空気層5に部分的な欠損があった場合、その欠損部分から熱が流出して結露を生じる原因となることがあるので、断熱性を確保するためには、隣接する垂木3に断熱材2’の垂木側の両端部を密着させる必要がある。したがって、断熱材2’の幅は、垂木3と垂木3の間隔に合わせて設計しなければならない。
ここで、垂木3と垂木3の間隔は住宅モジュールにより異なっており、一般的に尺モジュールの場合、303mm又は405mmであり、メートルモジュールの場合、500mmである。しかしながら、実際には現場で割付採寸する場合が多く、垂木3間隔の精度はよくない。また、住宅の間取りや形状により垂木3間隔を部分的に変えるケースも多く、特にけらば等の端部では寸法調整のため垂木3間隔は変わるケースが多い。
そのため、断熱材2’として硬質の断熱ボードを使用した場合、垂木間隔のバラツキに対して確実に隙間なく断熱材2’を設けるためには、切断するなどして寸法調整をする必要があり施工に手間がかかるといった問題が生じていた。
また、断熱材2’としてグラスウールなどを使用することも提案されている。しかし、空気層5を確保するためにスペーサーなどが必要となる上に、垂木3間に充填させるとグラスウール自体が柔らかいために、部分的なスペーサーでは空気層5が十分に確保できず、全体的なスペーサーが必要となり構造を複雑化させてしまうおそれがある。
また、図7の野地構造は、補強材1’により補強性を高めるものであるが、複数の補強部材1’を一つずつ垂木3に設置する必要があり施工に手間がかかっていた。
特開2006−152564号公報
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、野地板を補強すると共に断熱性に優れた屋根を形成するための野地構造を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る野地構造は、複数本平行に配置された垂木3,3,…と、支持連結片11の上下両端部に上支持片12と下支持片13を設けて垂木3の長手方向に開口する断面略コ字状に形成され、垂木3の長手方向の複数個所において隣り合う垂木3,3間に掛け渡して取付けられる複数の支持部材1,1,…と、垂木3及び支持部材1の上支持片12の上に取り付けられる野地板4と、隣り合う垂木3,3間に沿って配置され、各支持部材1の下支持片13に係合されることによって支持されるシート部材2とを、備え、支持部材1は、上支持片12の両端から垂木3に向かって突出して形成された支持固定片15が、垂木3の上面に配置されて垂木3に固定され、シート部材2は、複数の支持部材1で支持されて成ることを特徴とするものである。
請求項2に係る野地構造は、上記構成に加え、前記支持連結片11に垂木3の長手方向に貫通する通気孔14を設けて成ることを特徴とするものである。
請求項3に係る野地構造は、上記構成に加え、前記シート部材2に上方へ突出して屈曲する屈曲部21を垂木3の長手方向に沿って設け、屈曲部21の両側の基部21aに切り込んで設けた切込側部22aと、切込側部22aの端部同士が連通するように屈曲部21に切り込んで設けた切込連通部22bとから、平面形状が略コ字状の切込部22を形成し、前記支持部材1の下支持片13と支持連結片11とに切込部22を被挿して係合することによって、支持部材1の下支持片13でシート部材2を支持するようにしたことを特徴とするものである。
請求項4に係る野地構造は、上記構成に加え、前記シート部材2の両側端部をそれぞれ、支持部材1の両側の各端部と垂木3との間に挟み込んで成ることを特徴とするものである。
請求項1に係る野地構造によれば、支持部材が野地板を補強するので施工中の踏み割れなどの品質低下を防ぐことができると共に、シート部材と野地板とが空気層を形成するので断熱性を向上することができる。また、支持部材とシート部材を一体として取り扱って垂木に配設することができるので、施工性を向上することができる。
請求項2に係る野地構造によれば、支持連結片に設けられた通気孔により、屋根裏の通気性を図ることができる。
請求項3に係る野地構造によれば、垂木間隔に寸法のバラツキが生じた場合でも、屈曲部が形成されたシート部材が垂木間で伸縮することによりバラツキを吸収することができ、シート部材を確実に垂木間に配設して断熱性をさらに向上することができる。また、切込部という簡単な構成によりシート部材を支持部材に係合させて一体化させることができるので、施工性をさらに向上することができる。
請求項4に係る野地構造によれば、シート部材が垂木に密着して配設されるので、空気層に欠損が生じて熱が流出入することを防ぎ、断熱性をさらに向上することができる。
図1は、本発明の野地構造の一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA1−A1断面図、(c)はA2−A2断面図である。なお、図1(a)では、野地板4の一部を省いて図示している。この野地構造は、複数本平行に配置された垂木3,3,…と、隣り合う垂木3,3間に掛け渡して取付けられる複数の支持部材1と、垂木3及び支持部材1の上に取り付けられる野地板4と、隣り合う垂木3,3間に沿って配置され、各支持部材1の下支持片13に係合されるシート部材2とを備えている。
図2は、支持部材1の一例を示した図である。支持部材1は、矩形形状の支持連結片11と、支持連結片11の上側の端部に設けられた矩形形状の上支持片12と、支持連結片11の下側の端部に設けられた矩形形状の下支持片13とからなり、その断面が垂木3の長手方向に開口する略コ字状に形成されている。この開口は軒側に向かって開口するものであっても、棟側に向かって開口するものであってもよい。また、上支持片12の両端には、垂木3に向かって突出した支持固定片15が形成されている。そして、支持固定片15には、釘、ビス等の固定具により垂木3に取り付けられるための固定具孔16が設けられている。
上支持片12の両側の支持固定片15の先端間の長さは垂木3,3間の長さよりもやや長く、それにより支持部材1の両端の支持固定片15が隣り合う各垂木3,3の上面に配置されて、支持部材1が垂木3に掛け渡して取り付けられる構造となっている。また、支持連結片11と下支持片13の長手方向の長さは、垂木3,3間の距離と略同等の長さになっている。この支持連結片11と下支持片13の長手方向の長さは、垂木3,3間の距離よりも短いものであってもよい。このような長さになることにより、支持部材1の支持連結片11と下支持片13とが、垂木3,3間に挿入されて配置することが可能となる。また、図示の例では、支持連結片11と下支持片13の長手方向の長さが同じである例を示しているが、この長さは異なっていてもよい。
このような上支持片12、支持連結片11及び下支持片13の長手方向の長さは、住宅モジュールや住宅の仕様に合わせて設定することができる。すなわち、隣り合う垂木3,3の間隔は一般的に、尺モジュールの場合、303mm又は405mmであり、メートルモジュールの場合、500mmであるので、支持部材1の各支持片の長さも住宅モジュールに合わせて適宜設定することができる。
図示の例では、野地板4とシート部材2とで形成される空間中に位置するよう支持連結片11に通気孔14が設けられている。このように通気孔14が設けられていると、屋根裏の通気性を図ることが可能となるので好ましい。
支持部材1は鋼板等を加工することにより作製することができる。鋼板等の厚みは例えば0.4mm程度のものを使用することができる。具体的には、例えば、鋼板を所定の大きさ・形状に切断した後、通気孔14のための穴を打ち抜き、折り曲げ加工等することによって支持部材1を作製することができる。
本発明の野地構造においては、上記のような支持部材1が、垂木3の長手方向の複数個所において隣り合う垂木3,3間に掛け渡して複数取付けられる。そして、野地板4は、垂木3及び支持部材1の上支持片12の上に張って取り付けられる。それにより、野地板4を補強することができるので、強度の弱い野地板4を使用した場合でも施工中の屋根材の踏み割れなどの品質低下を防ぐことができる。
図6に支持部材1の他の一例を示す。この支持部材1(1a)は、上記支持部材1と概略同じであるが、上記支持部材1の構成に加えてさらに、支持連結片11の両端に、上支持片12、支持連結片11及び下支持片13によって形成される断面コ字状の開口方向と反対方向に突出して形成される連結固定片18を備えている。この支持連結片11の両端の連結固定片18,18は、それぞれ平面視において隣接する垂木3の方向に傾斜して延出している。連結固定片15には、釘、ビス等の固定具により垂木3に取り付けられるための固定具孔16aが設けられている。図6の支持部材1aによれば、支持部材1aを垂木3の側部にも固定することができるので、野地の強度をさらに高めることができるものである。
シート部材2は、隣り合う垂木3,3の下部間に沿って支持部材1の下側に配置されている。それにより、野地板4とシート部材2とにより空気層5を形成することができ、断熱性を向上することができる。また、シート部材2は、上記した各支持部材1の下支持片13に係合されることによって支持される。それにより、支持部材1とシート部材2を一体として取り扱って垂木3に配設することができるので、施工性を向上することができるものである。
図3は、シート部材2の一例を示した図である。図示の例では、シート部材2に、上方へ突出して断面逆V字形に屈曲する屈曲部21が、垂木3の長手方向に沿って複数設けられている。また、屈曲部21には、平面形状が略コ字状の切込部22が複数形成されている。この切込部22は、屈曲部21の両側の基部21aに切り込んで設けた切込側部22aと、切込側部22aの端部同士が連通するように屈曲部21に切り込んで設けた切込連通部22bとからなるものである。各切込部22は垂木3の長手方向に所定間隔で形成され、各屈曲部21に形成された切込部22は、垂木3の長手方向と垂直な方向での位置で揃った状態となっている。そして、この切込部22を、下支持片13に切込側部22aを、支持連結片11に切込連通部22bを差し込むようにして支持部材1に被挿して係合することによって、支持部材1の下支持片13でシート部材2が支持される構造となっている。
このように、図示の例では、切込部22という簡単な構成によりシート部材2を支持部材1に係合させて一体化させることができるので、施工性をさらに向上することができるものである。また、垂木3,3間の間隔に寸法のバラツキが生じた場合でも、屈曲部21が形成されたシート部材2が垂木3,3間で伸縮することによりバラツキを吸収することができ、シート部材2を確実に垂木3,3間に配設して断熱性をさらに向上させることができるものである。
また図示の例では、シート部材2の垂木3側の両側端部(シート部材端部23)が上側に突出しており、図1(b)のように、このそれぞれのシート部材端部23を、支持部材2の垂木3側の両側の各端部(支持部材端部17)と垂木3との間に挟み込んだ構造となっている。それにより、シート部材2が垂木3に密着して配設されるので、空気層5に欠損が生じて熱が流出入することを防ぎ、断熱性をさらに向上することができる。
シート部材2は、断熱機能及び遮熱機能の少なくともいずれか一方の機能を有するシートを用いて形成することができる。シート部材2の材質としては、当該機能を有するものであれば、断熱シートや押出成形品など任意のものを使用することができるが、アルミシートを貼ったダンボールであることが好ましい。アルミシートを貼ったダンボールによれば、断熱性と遮熱性が相乗的に高まるので、屋根の断熱性を格段に向上させることができる。また、ダンボールは強度がある一方、折り曲げがしやすく、屈曲部21の形成や両端部の折り曲げを容易に行うことができるので、支持部材1に簡単に係合させることができ、施工性を向上することができる。また、アルミ貼りダンボールは、カッター等の切断具を用いて容易に切断し得るので、切込部22を簡単に形成することができる。また、ダンボールによれば、屈曲部21の両側の基部21a間の距離を容易に調節することができるので、シート部材2の垂木3,3間での伸縮性が増し、垂木3,3間隔の寸法のバラツキをさらに吸収することができる。なお、断熱性と遮熱性を得るために、アルミシート貼りダンボールはアルミシートを上側にして配設される。
次に、図1のような野地構造を形成する方法について説明する。なお、以下、図2に示す支持部材1を用いた例を説明するが、図6に示す支持部材1aを用いても同様に形成することが可能である。図4(a)〜(c)は、本発明の野地構造を形成している様子の一例を説明する斜視図である。このような野地構造を形成するにあたっては、まず、シート部材2を所定の形状に形成する。
シート部材2がアルミシート貼りダンボールなどの材質である場合は、シート部材2の所定の位置に複数の切込部22を形成する。なお、切込部22はシート部材2にあらかじめ形成されていてもよい。次に、複数の切込部22が形成されたシート部材2を、切込部22の対称中心に沿って上方向に山折りして屈曲部21を形成する。この山折りは、シート部材2がダンボール材質である場合、ダンボールの波に沿って行うのが好ましい。それにより、屈曲部21を簡単に形成することができ、施工性が向上する。また、シート部材2の両端部(シート部材端部23)を上方向に折り曲げる。
そして、シート部材2に支持部材1を取り付けるにあたっては、まず、垂木3の長手方向と垂直な方向に配列した複数の切込部22(以下、第1列の切込部22という)に支持部材1(以下、第1の支持部材1という)の下支持片13と支持連結片11とを挿入する。これにより、第1の支持部材1の下支持片13と支持連結片11とが第1列の切込部22により被挿される。図4(a)は、第1列の切込部22が第1の支持部材1を被挿した様子を示している。同様にして第2,3,…の支持部材1を順に第2,3,…列の切込部22に挿入することにより、第2,3,…の支持部材1の下支持片13と支持連結片11とが第2,3,…列の切込部22により被挿される。こうして、複数列の切込部22に複数の支持部材1が被挿された複合部材が形成される。このように、支持部材1とシート部材2とが一体となった複合部材をあらかじめ形成することにより、この複合部材を垂木3,3間に配設して支持部材1とシート部材2との両部材を一度に配設することができるので、施工性を向上することができるものである。
次に、シート部材2と複数の支持部材1とからなる上記複合部材を上側から垂木3,3間に挿入して配設する。図4(b)は、複合部材を垂木3,3間に取り付ける途中の状態の一例を、(c)は、垂木3,3間に取り付けられた後の状態の一例を示している。その際、シート部材2の垂木3側の両端部(シート部材端部23)を支持部材1の垂木3側の両端部(支持部材端部17)と垂木3とで挟み込みながら取り付ける。それにより、シート部材2と垂木3とを密着させことができ、断熱性を向上することができる。続いて、支持部材1の固定具孔16に釘などの固定具を打ち付けて支持部材1を垂木3に固定する。以上の動作により、シート部材2と支持部材1とが垂木3,3間に配設された野地構造の一部が形成される。
このような動作を繰り返し、順次、垂木3,3の間にシート部材2と複数の支持部材1とからなる複合部材を配設する。その際、垂木3の長手方向に隣接するシート部材2は、垂木3の長手方向の端部同士を突き合わせてアルミテープなどでテープ留めすることが好ましい。それにより、シート部材2,2間で隙間ができるのを防いで空気層5に欠損ができないようにすることができるので耐熱性を向上させることができる。また、上記複合部材によって形成された空気層5が支持部材2の支持連結片11に設けられた通気孔14によって垂木3の長手方向に沿って連通するので、通気性を確保することができる。
こうして、屋根面全体(又は所望する部分)に上記複合部材を配設することにより、複数のシート部材2と複数の支持部材1とが複数の垂木3,3間に配設された野地板4下の構造が形成される。図5は、このようにしてシート部材2と支持部材1とが垂木3に取り付けられた野地板4下の構造の一例を示す斜視図である。そして、垂木3及び支持部材1の上に、野地板4を張って取り付けることにより、図1のような野地構造を形成することができる。
このように形成された野地構造は、支持部材1で野地板4が補強されており、構造用合板、材木合板、集成ボードなどの強度の弱い野地板4を用いて野地を形成した場合でも施工中の踏み割れなどの品質低下を防ぐことができるものである。また、シート部材2と野地板4とにより空気層5が形成され、断熱性が高いものである。
本発明の野地構造の一例を示す図であり、(a)は平面図、(b)はA1−A1断面図、(c)はA2−A2断面図を示している。 支持部材1の一例を示した図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は底面図、(e)は側面図、(f)はB−B断面図を示している。 シート部材2の一例を示した図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はC−C断面図を示している。 (a)〜(c)は、本発明の野地構造を形成している様子の一例を説明する斜視図である。 本発明の野地構造を形成している様子の一例を示した斜視図である。 支持部材1の他の一例を示した図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は底面図を示している。 従来の野地構造の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 支持部材
11 支持連結片
12 上支持片
13 下支持片
14 通気孔
2 シート部材
21 屈曲部
21a 基部
22 切込部
22a 切込側部
22b 切込連通部
3 垂木
4 野地板
5 空気層

Claims (4)

  1. 複数本平行に配置された垂木と、支持連結片の上下両端部に上支持片と下支持片を設けて垂木の長手方向に開口する断面略コ字状に形成され、垂木の長手方向の複数個所において隣り合う垂木間に掛け渡して取付けられる複数の支持部材と、垂木及び支持部材の上支持片の上に取り付けられる野地板と、隣り合う垂木間に沿って配置され、各支持部材の下支持片に係合されることによって支持されるシート部材とを、備え
    支持部材は、上支持片の両端から垂木に向かって突出して形成された支持固定片が、垂木の上面に配置されて垂木に固定され、シート部材は、複数の支持部材で支持されて成ることを特徴とする野地構造。
  2. 前記支持連結片に垂木の長手方向に貫通する通気孔を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の野地構造。
  3. 前記シート部材に上方へ突出して屈曲する屈曲部を垂木の長手方向に沿って設け、屈曲部の両側の基部に切り込んで設けた切込側部と、切込側部の端部同士が連通するように屈曲部に切り込んで設けた切込連通部とから、平面形状が略コ字状の切込部を形成し、前記支持部材の下支持片と支持連結片とに切込部を被挿して係合することによって、支持部材の下支持片でシート部材を支持するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の野地構造。
  4. 前記シート部材の両側端部をそれぞれ、支持部材の両側の各端部と垂木との間に挟み込んで成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の野地構造。
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