JP5243905B2 - 取引処理装置 - Google Patents

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本発明は、取引処理装置に関し、特に、取引処理装置における案内技術に関する
従来、ゆうちょ銀行とゆうちょ銀行以外の金融機関では、振込の際の口座の特定方法が異なっていた。例えば、ゆうちょ銀行以外の金融機関の取引処理装置における振込取引の場合、利用者は、振込先金融機関名、振込先支店名、振込先口座番号で振込先の口座を特定していた。一方、ゆうちょ銀行における振込取引では、利用者は、記号と口座番号を用いて振込先の口座を特定していた。すなわち、ゆうちょ銀行のシステムは郵便貯金のシステムの延長上にあり、支店という概念はなかった。このように、ゆうちょ銀行と他の金融機関では、口座の特定方法が異なっていたため、従来は、相互の振込が出来なかった。しかしながら、将来的には、ゆうちょ銀行と他の金融機関との間の相互の振込が可能となる予定である。この時に、ゆうちょ銀行が全国銀行協会のシステムに加入することとなるため、他銀行からゆうちょ銀行への振込時には、支店名と口座番号を用いて、振込先の口座が特定されることとなる。
ところで、取引処理装置において、利用者に金融機関や支店を特定させるための技術として、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。この技術では、先ず、カナ文字を表示し、利用者にカナ文字を選択させる。次いで、選択されたカナ文字を、その名称の読み方の先頭に有する金融機関や支店を一覧表示し、一覧表示の中から金融機関や支店を選択させて、金融機関や支店を特定させる。
特開昭61−45390号公報
しなしながら、ゆうちょ銀行では、支店名に漢数字(「〇」〜「九」)を用いた支店名が使われる。数字の場合、支店名の名称について複数の読み方が可能な場合がある。利用者が誤った読み方に基づいてカナ文字を選択した場合、取引処理装置に支店名が一覧表示されない可能性がある。
本発明は上記課題の少なくとも1つを解決し、金融機関や支店を特定する際の利用者の利便性を向上させることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
取引処理装置であって、表示画面と、前記表示画面に、振込先の金融機関情報の特定に用いられる文字の一覧として数字を含む文字の一覧を表示させる表示制御部と、前記文字の一覧から選択された1つ以上の文字を検知するとともに、検知した1つ以上の文字に従って1つ以上の金融機関情報を選択する選択検知部と、を備える取引処理装置。
この適用例によれば、利用者が数字の読み方を誤っていても、文字の選択が可能となり、利用者の利便性が向上する。また金融機関情報を示す名称が数字の場合、カナ文字に直して選択させるよりも、数字そのものを選択させた方が利用者の利便性が向上する。
[適用例2]
適用例1に記載の取引処理装置において、前記文字の一覧は、数字を示す漢数字を含む、取引処理装置。
[適用例3]
適用例1に記載の取引処理装置において、前記文字の一覧は、算用数字を含む、取引処理装置。
[適用例4]
適用例1から適用例3のいずれかに記載の取引処理装置において、前記表示制御部は、前記選択検知部で検知した文字から始まる文字列を含む1つ以上の金融機関情報を前記表示画面に表示させ、前記選択検知部は、前記表示された1つ以上の金融機関情報から選択された金融機関情報を検知する、取引処理装置。
この適用例によれば、利用者が数字の読み方を誤っていても、金融機関情報の一覧表示がされるので、利用者の利便性を向上させることができる。
[適用例5]
適用例4に記載の取引処理装置において、前記表示制御部は、前記金融機関情報をソートして表示する、取引処理装置。
この適用例によれば、金融機関情報がソートされているので、発見されやすい。したがって、利用者の利便性を向上させることができる。
[適用例6]
適用例5に記載の取引処理装置において、前記表示制御部は、前記ソートを行う際のキーを設定するためのキー設定画面を前記表示部に表示させる、取引処理装置。
[適用例7]
適用例1から適用例4のいずれかに記載の取引処理装置において、前記選択検知部は、選択された複数の文字を検知し、前記表示制御部は、前記検知された複数の文字により特定される1つ以上の金融機関情報を表示する、取引処理装置。
この適用例によれば、直接的に文字を入力させて金融機関情報を特定させることができる。
[適用例8]
適用例4または適用例7に記載の取引処理装置において、さらに、利用者に口座番号を入力させる口座番号入力部と、前記入力された口座番号を用いて特定される口座に振込処理を行う振込処理部と、を備える取引処理装置。
この適用例によれば、振込の際の利用者の利便性を向上させることが可能となる。
[適用例9]
適用例1から適用例8のいずれかに記載の取引処理装置において、前記金融機関情報は、金融機関名称と、支店名称と、のうちの少なくとも一方を含む、取引処理装置。
この適用例によれば、金融機関や支店名を選択する際の利便性を向上させることが可能となる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、取引処理装置の他、取引処理装置の表示画面、制御方法等、様々な形態で実現することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る金融取引処理装置の外観図である。図2は、金融取引処理装置の内部構成を示す説明図である。金融取引処理装置(以下「ATM」と呼ぶ)10は、例えば金融機関に配置され、利用者との間で種々の金融取引を自動的に実行する装置である。ATM10は、操作案内部20、紙幣処理部30、硬貨処理部40、カード/明細票処理部50、通帳処理部60、音声案内ガイダンス部70、顧客検知センサ部80、記憶部90、制御部100、回線接続部110を備えている。
操作案内部20は、利用者に対して取引を誘導する画面を表示するとともに、利用者が取引の際に入力する内容を検知する。例えば、操作案内部20は、操作案内表示画面に表示された表示キーへの押下を検知出来るようになっている。したがって、操作案内部20は、画面とキーが一体化されたタッチパネル等により構成された入力兼表示部であることが望ましい。なお、利用者に対して取引を誘導する画面と、利用者が入力する内容を検知する検知部とを、別個に備える構成であってもよい。紙幣処理部30は、紙幣の入金や出金機能、紙幣の鑑別や、搬送、収納機能を備える。硬貨処理部40は、硬貨の入金や出金機能、硬貨の鑑別や、搬送、収納機能を備える。
カード/明細書処理部50は、利用者のカード(例えば、キャッシュカード)のデータの読み書きに用いられる。カード/明細書処理部50は、挿入されたカードの磁気ストライプに記録されたデータや、エンボス部分のデータを読み取る。また、カードがICカードである場合には、ICチップからデータを読み取り、あるいは、ICチップにデータを書き込む。また、カード/明細書処理部50は、取引内容を印字部により明細票に印字し、装置内から排出する明細票機構を有する。
通帳処理部60は、挿入された利用者の通帳の磁気ストライプからのデータの読み取り、磁気ストライプへデータを書き込み。また、通帳への取引内容を印字する印字機能などを有する。なお、明細票機構は、カード/明細書処理部50ではなく、通帳処理部60が備える構成にしてもよい。また、たとえば、コンビニエンスストアに設置されたATMのように、ATMが設置される場所によっては、ATM10は、通帳処理部60を備えていなくてもよい。
音声案内ガイダンス部70は、操作案内部20で利用者が取引を行なう際に、音声にて取引案内のサポートを実施したり、取り忘れた現金の注意喚起等を行なったりする機能を有する。
顧客検知センサ部80は、ATM10の前方部に設けられ、ATM10の近傍に利用者が存在するか否かを検知するものである。顧客検知センサ部80として、例えば、赤外線センサを用いることが可能である。
制御部100は、ATM10の動作を制御や、データの処理を行う。記憶部90は、制御部100が行う制御や処理のために必要なプログラム、データ等を格納している。回線接続部110は、ネットワークを介して例えばホストコンピュータに接続するために用いられる。
図3は、ホストコンピュータの内部構成を示す説明図である。ホストコンピュータ130は、ホストコンピュータ制御部140と、口座情報ファイル制御部150と、ファイル部160と、回線接続部190とを備える。ファイル部160は、口座情報ファイル170と各種ファイル180等を備える。ホストコンピュータ制御部140は、ホストコンピュータ130の制御及びデータの処理を行う。口座情報ファイル制御部150は、口座情報ファイル170を制御する。ここで、口座情報ファイル170は、利用者の口座情報を格納しており、この口座情報には、利用者の暗証番号情報も含まれている。
口座情報ファイル制御部150は、ATM10から受信するデータに含まれる暗証番号情報と、口座情報ファイル170に含まれる暗証番号とを比較して認証を行い、認証結果が、ATM10に送られる。これによりATM10に入力された暗証番号の可否が判断される。なお、暗証番号情報の比較は、ホストコンピュータ制御部140が行っても良い。各種ファイル180は、たとえば、取引内容情報を格納している。回線接続部190は、ホストコンピュータをネットワークに接続するために用いられる。これにより、ATM10とホストコンピュータ130とが、接続される。
図4は、ATMを用いた取引を説明するフローチャートの一例である。ステップS400では、制御部100は、操作案内部20に取引メニュー画面200を表示する。具体的には、制御部100は、顧客検知センサ部80により、ATM10近傍に利用者がいることを検知した場合に、操作案内部20に取引メニュー画面200を表示する。図5は、取引メニュー画面の一例を示す説明図である。この取引メニュー画面200には顧客が各種取引を開始するための各種取引項目の開始ボタンが表示されている。例えば、「お引出し」「お預入れ」「お振込み」「残高照会」など、ATM10にて取引可能な取引項目ボタン201〜204が表示されている。なお、他の取引項目ボタン、例えば、「通帳記帳」「暗証番号変更」等を表示するようにしてもよい。
図4のステップS405において、振込取引の選択(「お振込み」ボタンの選択)を検知した場合には、ステップS410において、制御部100は、カード振込か、現金振込かを選択させる。現金振込の選択を検知した場合には、制御部100は、振込処理(ステップS445)に処理を移行する。カード振込の選択を検知した場合には、ステップS415において、制御部100は、操作案内部20にカードの挿入案内を表示する。ステップS420において、キャッシュカードがカード/明細書処理部50に挿入されたことを検知すると、制御部100は、キャッシュカードに記憶されたカード情報を読み取る。キャッシュカードが正常であれば、ステップS425において、制御部100は、操作案内部20に暗証番号の入力の案内を表示する。ステップS430において、暗証番号の入力を検知すると、制御部100は、入力された暗証番号情報をホストコンピュータ130に送り、認証結果が送られるのを待機する。ステップS435において、ホストコンピュータ130から、暗証番号が一致した旨の回答を受け取ると、制御部100は、ステップS440において、操作案内部20に暗証確認OKを表示し、ステップS440の振込処理に移行する。一方、ステップS435において、ホストコンピュータ130から、暗証番号が不一致である旨の回答を受け取ると、制御部100は、ステップS450において、操作案内部20に暗証確認NGを表示する。ステップS455において、制御部100は、暗証回数の入力回数を判断する。暗証番号の入力回数が予め定められた回数に至っていない場合には、制御部100は、ステップS425に処理を移行し、同様に暗証番号の認証を行う。暗証番号の入力回数が予め定められた回数以上に達していた場合には、制御部100は、ステップS460おいて、キャッシュカードを利用者に返却する。なお、制御部100は、キャッシュカードを利用者に返却せず、回収するようにしてもよい。
ステップS405において、振込取引以外の取引が選択された場合には、制御部100は、処理をステップS470に移行し、振込以外の取引処理を行う。例えば、選択された取引が引き出しの場合には、制御部100は、振込処理におけるステップS415〜ステップS440、S450〜S460の処理と同様の処理を実行し、利用者の認証を行う。
図6は、振込処理を説明するフローチャートの一例である。ステップS600において、制御部100は、操作案内部20に金融機関選択メニュー画面210を表示する。図7は、金融機関選択メニュー画面210の一例である。金融機関選択メニュー画面210には、カナ文字ボタン211と数字ボタン212とが表示されている。ここで数字ボタン212には、漢数字の「〇」から「十」までと「百」が表示されている。日本では、銀行の名称に数字を有する所謂ナンバー銀行がいくつか残っている。かかる銀行を選択する際には、カナ文字で選択するよりも数字で選択した方が便利な場合がある。本実施例では、このように、カナ文字ボタン211に加えて数字ボタン212を備えているので、金融機関選択における利用者の利便性を向上させることができる。
制御部100は、ステップS605において、利用者より、カナ文字ボタン211または数字ボタン212のうちの一つが選択されたことを検知すると、ステップS610において、金融機関選択メニュー画面220に金融機関候補一覧を表示する。なお、表示される金融機関候補は、ATM10が設置されている金融機関と提携している携先金融機関である。図8は、金融機関選択メニュー画面220の一例である。ここでは、選択されたカナ文字又は数字から始まる名称を有する金融機関が一覧表の形で表示されている。ステップS615において、金融機関が選択されたことを検知すると、制御部100は、支店の選択処理に移行する。
制御部100は、ステップS620において、操作案内部20に支店選択メニュー画面を表示する。図9は、支店選択メニュー画面の一例である。支店選択メニュー画面230には、カナ文字ボタン231と数字ボタン232とが表示されている。図10は、支店選択メニュー画面の別の例である。図10に示す支店選択メニュー画面233には、カナ文字ボタン231が表示され、数字ボタン232は表示されていない。数字ボタン232がないのは、選択された金融機関の支店の名称に数字が含まれていない場合には、数字ボタン232で支店を選択させる必要がないからである。図11は、支店選択メニュー画面の別の例である。図11に示す支店選択メニュー画面234には、数字ボタン232が表示され、カナ文字ボタン231が表示されていない。数字ボタンのみしか表示されていないのは、選択された金融機関の支店の名称を、数字で表すことが出来る場合には、カナ文字ボタン231よりも数字ボタン232で支店を選択させた方が便利だからである。
図9の例では、支店選択メニュー画面230は、カナ文字ボタン231以外に数字ボタン232を備えている。これにより、例えば、ゆうちょ銀行のように振込先の支店名が漢数字を頭とした支店名を振込先とした場合は、容易に振込先支店を抽出する事が可能となる。一方、図10に示す支店選択メニュー画面233では、数字ボタン232を備えていないので、入力が困難な場合がある。例えば、利用者がゆうちょ銀行の「〇七八支店」を選択しようとした場合、最初の文字「〇」には、「レイ」「ゼロ」の両方の読み方が存在する。例えば、ATM10で「〇」の読み方を「ゼロ」と登録している場合は、利用者がカナ文字ボタン231から「レ」(「レイ」)を選択しても、振込先の支店名「〇七八支店」が表示されない事になる。読み方の違いに気づいた利用者は、支店選択メニュー画面230に戻って、カナ文字ボタン231から「セ」を選択することも考えられるが、その他の人は係員を呼び出して相談することとなり、そこでATM10の稼動が一時的にストップすることが想定される。一方、図9の例では、数字ボタン232を備えているため、利用者は「〇」ボタンを押下することで容易に対応することが可能となる。すなわち、利用者の利便性を向上させることが可能となる。
また、別のケースでは、英数字の「7」で始まる支店名を選択したい場合に、「シ」(「シチ」の先頭文字)を入力すればよいのか、「ナ」(「ナナ」の先頭文字)を入力すればよいのかがわからないという状況が発生する。その他、「4」、「9」を表す数字或いは漢数字は「ヨン」或いは「シ」、「キュウ」或いは「ク」などの読み方が存在する。さらに、ゆうちょ銀行等の三桁の漢数字で表記された支店名では例えば「一一八支店」を「イチイチハチ」或いは「ヒャクジュウハチ」等先頭の頭文字の読み方で選択する文字が異なる場合が発生する。例えば、「〇四七支店」のように、3桁の漢数字で表記された支店名であって、各漢数字にそれぞれ2つの読み方(「ゼロ」と「レイ」、「ヨン」と「シ」、「シチ」と「ナナ」)が存在する場合には、最大8種類の読み方が生じる恐れがある。また、上記読み方を全て対象として該当する支店名を抽出する方法を採用した場合、例えば「〇」で始まる支店名を選択したい場合に、「レ」(「レイ」の先頭文字)及び、「セ」(「ゼロ」の先頭文字)のどちらのかな文字を選択しても「〇」で始まる支店名を表示する方法も考えられる。しかし、この方法では漢数字の「四」で始まる支店名を選択した場合は「ヨ」或いは「シ」が有効となるかな文字である。特に「シ」は「シチ」の頭文字でもあることより、漢数字の「七」で始まる支店名も対象として抽出されてしまうという問題点が生じる。上述したように、ゆうちょ銀行ように、振込先の支店名称が漢数字で表記されている場合、各々の漢数字の読み方が複数考える場合がある。このような場合、振込先の名称(漢字名称)が判っていても正式な読み方が判らない場合には、先頭の頭文字のカナを操作画面の選択項目画面で選択したとしても希望する支店名が表示されないケースが発生する。このような場合、利用者は行員へ問い合わせたり、取引を中止して窓口へ確認しなければならない。本実施例のように、様々な読み方があっても、読み方にこだわらず、支店名として使用されている漢字そのものを入力するように構成することで、上記課題を解消し、利用者の利便性を向上させることが可能となる。
図12は、図10に示す支店選択メニュー画面233と図11に示す支店選択メニュー画面234とを振り分けるための振り分け選択画面235である。振り分け選択画面235は、支店選択メニュー画面233に移行するためのカナ文字支店名ボタン236と、支店選択メニュー画面234に移行するための漢数字支店名ボタン237とを備える。制御部100は、支店選択メニュー画面を表示する際に、図9に示す支店選択メニュー画面230を表示してもよい。また、選択された金融機関の支店の名称に数字が含まれていない場合には、制御部100は、図10に示す支店選択メニュー画面233を表示してもよい。さらに、選択された金融機関の支店の名称がすべて数字で表すことができる場合には、制御部100は、図11に示す支店選択メニュー画面234を表示してもよい。また、制御部100は、支店選択メニュー画面230の代わりに図12に示す振り分け選択画面235を表示してもよい。また、図10に示す支店選択メニュー画面233は、図11に示す支店選択メニュー画面234に移行するための移行ボタン238を備え、図11に示す支店選択メニュー画面234は、図10に示す支店選択メニュー画面233に移行するための移行ボタン239を備えるように構成してもよい。これらの構成により、利用者の利便性を向上させることが可能となる。
図6のステップS625において、振込先支店名の先頭文字の入力を検知すると、制御部100は、ステップS630において、操作案内部20に振込先支店名の候補一覧を表示する。図13、図14、図15は、支店選択メニュー画面の一例である。支店選択メニュー画面240〜242は、支店選択ボタン243を備える。ここで、図13に示される支店選択メニュー画面240では、支店選択ボタン243は、カナ順にソートされ、図14に示される支店選択メニュー画面241では、支店選択ボタン243は、漢数字昇順にソートされている。また、図15に示す支店選択メニュー画面242は、支店選択ボタン243に加えて、表示順変更ボタン244を備えている。
図13に示す支店選択メニュー画面240では、支店の名称の先頭の文字が「〇」である支店名が表示されている。支店選択メニュー画面240は、図9に示す支店選択メニュー画面230において、カナ文字ボタン211の中から「セ」や「レ」が選択されたときに表示される画面である。支店選択メニュー画面240では、制御部100は、支店名をカナで認識しているため、カナ順に支店選択ボタン243を並べて表示している。一方、図14に示す支店選択メニュー画面241は、図9に示す支店選択メニュー画面230において、数字ボタン212の中から「〇」が選択されたときに表示される画面である。支店選択メニュー画面241では、制御部100は、支店名を数字で認識しているため、数字の昇順で支店選択ボタン243を並べている。支店選択メニュー画面240、241を比較すると両者を比較すると、支店名がカナ順に表示されている支店選択メニュー画面240では、利用者が振込先支店名を選択するのに手間がかかる恐れがある。かかる場合には、数字の昇順または降順に支店名を並べた方が、振込先支店名を選択することが一般に容易である。したがって、カナ文字ボタン211の中から「セ」や「レ」が選択されたときに表示される画面であっても、支店選択ボタン243が、数字の昇順にソートされていることが好ましい。なお、支店選択ボタン243の並び順は、昇順ではなく、降順であってもよい。
図16は、支店の表示順を変更するための表示順変更メニュー画面245の一例である。表示順変更メニュー画面245は、支店選択メニュー画面240で表示する支店選択ボタンの並び順を変更するためのキーボタン246〜250を備えている。キーボタン246〜250は、それぞれ、支店名の候補一覧を「漢数字の昇順(初期設定)」「「八」が下1桁の支店のみ表示」、「「九」が下1桁の支店のみ表示」、「漢数字の支店名のみ表示」、「カナ文字の支店名のみ表示」、というように表示される支店の並び替えをカスタマイズするために用いられる。図15に示す支店選択メニュー画面242のように、一覧表で表示する順番を変更させる表示順変更ボタン244を備え、利用者の希望により、選択させる画面構成であっても問題無い。また、ゆうちょ銀行のように支店名称の最後の数字に意味を持たせている場合、例えば、「八」の場合は一般口座、「九」の場合は振込専用口座に決められている場合等は、図16に示す表示順変更メニュー画面245にそれらの特殊文字で表示する支店名のみを表示させるように、表示させる支店名を限定させるキーボタン249、250を備える構成にしてもよい。さらに、漢数字のみの支店名を表示させるように、表示させる支店名を限定させるキーボタン247、248を備える構成にしてもよい。
図17は、振込先支店名を数字で直接入力するための直接入力画面260の一例である。直接入力画面260は、テンキー261と支店番号(支店名)表示欄262とを備える。支店名が、漢数字で表される場合には、テンキー261を用いて支店番号(支店名)表示欄262に支店番号(支店名称)を直接入力させる構成であってもよい。一般的に、支店名称が漢数字で表される場合、支店番号と支店名称の数字とを一致させている場合が多い。したがって、本実施例では、支店番号の入力は、支店名の入力と同義である。例えば、ゆうちょ銀行のように、3桁の漢数字がそのまま支店名になっている場合等は、図17に示すように、支店名称に相当する支店番号3桁を直接入力画面260に表示されたテンキー261で直接入力させることも可能である。例えば、支店名称の先頭3文字が「二八八」なる支店を選択させる場合、直接入力画面260で、テンキー261で「二」「八」「八」を順番に選択させる。例えば、図14に示す支店選択メニュー画面241から支店を選択させるよりも、このようにテンキー261で数字を選択させる方が、支店の選択が容易となる。このテンキー261に表記された数字においても、洋数字、漢数字の双方で表記する方法が考えられる。なお、支店名称が3桁の漢数字で表される場合、制御部100は、最初の2文字の選択を検知した時点で、選択された2文字から始まる支店名称有する支店を表示するように構成してもよい。たとえば「二」「八」が選択された場合、「二八一」から「二八九」の支店を表示させてもよい。
図6のステップS635において、制御部100は、振込先支店名の選択を検知する。次に、ステップS640において、制御部100は、利用者に口座番号を入力させる。例えば、図17に示す直接入力画面260に示されるテンキー261と同様の構成のテンキー(図示せず)により、利用者に口座番号を入力させることが可能である。次に、ステップS645において、制御部100は、利用者に振込の金額を入力させる。その後、ステップS650において、制御部100は、振込処理を実行する。なお、現金振込の場合には、ステップS650において、制御部100は、現金を、紙幣処理部30や硬貨処理部40に入金させる。
上述の説明では、支店名の一部に漢数字が存在を中心に説明したが、金融機関の名称に漢数字が含まれている場合にも適用することが可能である。また、本実施例では、制御部100は、上記支店名を示す一覧表を並び換える項目として上述した5つの項目「漢数字の昇順(初期設定)」「「八」が下1桁の支店のみ表示」、「「九」が下1桁の支店のみ表示」、「漢数字の支店名のみ表示」、「カナ文字の支店名のみ表示」を実行するためのキーボタン246〜250を表示順変更メニュー画面245に表示しているが、項目はこれらに限定されるものではない。上記5項目以外の手順による一覧表の並び換えを実行するためのキーボタンを備える構成であってもよい。また、並べ替えのためのキーボタンを少なくとも1つ備えていれば良く、キーボタン246〜250のすべてを備えていなくてもよい。
上記説明した振込処理のフローチャートは一例であり、他の処理フローであってもよい。また、図5や図7〜図15に示すボタンのレイアウトは、一例であって、これらと異なるレイアウトであってもよい。さらに、本実施例では、漢数字名称の支店を持つ金融機関としてゆうちょ銀行を一例として取り上げて説明を行なったが、ここで示す振込先の金融機関は、ゆうちょ銀行に限定するものではない。本実施例では、漢数字を用いているが、算用数字を用いてもよい。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
本発明の一実施形態に係る金融取引処理装置の外観図である。 金融取引処理装置の内部構成を示す説明図である。 ホストコンピュータの内部構成を示す説明図である。 ATMを用いた取引を説明するフローチャートの一例である。 取引メニュー画面の一例を示す説明図である。 振込処理を説明するフローチャートの一例である。 金融機関選択メニュー画面210の一例である。 金融機関選択メニュー画面220の一例である。 支店選択メニュー画面の一例である。 支店選択メニュー画面の別の例である。 支店選択メニュー画面の別の例である。 図10に示す支店選択メニュー画面233と図11に示す支店選択メニュー画面234とを振り分けるための振り分け選択画面235である。 支店選択メニュー画面の一例である。 支店選択メニュー画面の一例である。 支店選択メニュー画面の一例である。 支店の表示順を変更するための表示順変更メニュー画面245の一例である。 振込先支店名を数字で直接入力するための直接入力画面260の一例である。
符号の説明
10…金融取引処理装置(ATM)
20…操作案内部
30…紙幣処理部
40…硬貨処理部
50…カード/明細票処理部
60…通帳処理部
70…音声案内ガイダンス部
80…顧客検知センサ部
90…記憶部
100…制御部
110…回線接続部
130…ホストコンピュータ
140…ホストコンピュータ制御部
150…口座情報ファイル制御部
160…ファイル部
170…口座情報ファイル
180…種ファイル
190…回線接続部
200…取引メニュー画面
201〜204…取引項目ボタン
210…金融機関選択メニュー画面
211…カナ文字ボタン
212…数字ボタン
220…金融機関選択メニュー画面
230…支店選択メニュー画面
231…カナ文字ボタン
232…数字ボタン
233…支店選択メニュー画面
234…支店選択メニュー画面
235…選択画面
236…カナ文字支店名ボタン
237…漢数字支店名ボタン
238…移行ボタン
239…移行ボタン
240…支店選択メニュー画面
241…支店選択メニュー画面
242…支店選択メニュー画面
243…支店選択ボタン
244…表示順変更ボタン
245…表示順変更メニュー画面
246〜250…キーボタン
260…直接入力画面
261…テンキー
262…支店番号(支店名)表示欄

Claims (9)

  1. 取引処理装置であって、
    表示画面と、
    前記表示画面に、振込先の金融機関情報の特定に用いられる文字の一覧として数字ボタンを含む文字ボタンの一覧を表示させる表示制御部と、
    前記文字ボタンの一覧から選択された1つ以上の文字を検知するとともに、検知した1つ以上の文字に従って1つ以上の金融機関情報を選択する選択検知部と、
    を備え、
    前記金融機関情報は、金融機関の名称と前記金融機関の支店の名称を含み、
    前記表示制御部は、
    利用者に前記金融機関情報のうちの前記金融機関の名称を選択させるために前記数字ボタンを含む文字ボタンの一覧を表示し、
    選択された金融機関の名称から金融機関が特定された場合には、利用者に前記金融機関の支店の名称を選択させるために、選択された金融機関の全ての支店の名称に応じて、前記表示画面に(1)カナ文字ボタンの一覧及び数字ボタンの一覧の両方、(2)カナ文字ボタンの一覧のみ、(3)数字ボタンの一覧のみ、のうちのいずれか1つを表示する取引処理装置。
  2. 請求項1に記載の取引処理装置であって、
    前記選択された金融機関の全ての支店の名称に数字を含むものがない場合は、前記表示制御部は、前記カナ文字ボタンの一覧のみを表示することを特徴とする取引処理装置。
  3. 請求項1に記載の取引処理装置であって、
    前記選択された金融機関の全ての支店の名称を数字で表すことができる場合には、前記表示制御部は、前記数字ボタンの一覧のみを表示することを特徴とする取引処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の取引処理装置であって、
    前記数字とは算用数字または漢数字であることを特徴とする取引処理装置。
  5. 請求項4に記載の取引処理装置において、
    前記表示制御部は、前記カナ文字ボタンの一覧及び数字ボタンにより前記支店の名称の最初の文字が選択された場合には、前記最初の文字により特定される1つ以上の前記支店の名称をソートして表示する、取引処理装置。
  6. 請求項5に記載の取引処理装置において、
    前記表示制御部は、前記ソートを行う際のキーを設定するためのキー設定画面を前記表示部に表示させる、取引処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の取引処理装置であって、
    前記表示制御部は、前記カナ文字ボタンの一覧及び数字ボタンにより前記支店の名称の最初の文字が選択された場合であって、前記最初の文字により特定される1つ以上の前記支店の名称を数字で表すことができる場合は、前記支店の名称を漢数字の昇順又は降順にソートして表示し、それ以外の場合は前記支店の名称をカナ順にソートして表示することを特徴とする取引処理装置。
  8. 請求項7に記載の取引処理装置において、
    前記選択検知部は、選択された複数の文字を検知し、
    前記表示制御部は、前記検知された複数の文字により特定される1つ以上の前記支店の名称を表示する、取引処理装置。
  9. 請求項8に記載の取引処理装置において、さらに、
    利用者に口座番号を入力させる口座番号入力部と、
    前記入力された口座番号を用いて特定される口座に振込処理を行う振込処理部と、
    を備える取引処理装置。
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