JP5242823B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は予め定められた耐用期間の経過を知らせることができる冷蔵庫に関する。
家電製品に限らず機械製品は、例えば設計上や耐久性の観点から耐用年数が設定されている。これらの機械製品は、耐用年数を超えると、機械的あるいは電気的な不具合を生じることがある。また、冷蔵庫の場合、機械的あるいは電気的な動作部分は正常でも、例えばパッキンなどのゴム部品の劣化により、冷気漏れなどを招くおそれがある。この経年的な部品の劣化は、使用者が気づきにくいという問題がある。その結果、冷蔵庫などの家電製品は、製造者の想定する耐用年数を超えて使用が継続されるおそれがある。
そこで、冷蔵庫などの家電製品に経年変化による不具合が生じる前に、家電製品の点検を使用者に促すことが特許文献1に開示されている。
特開2007−268163号公報
特許文献1では、家電製品が運転されるごとに累積運転回数または累積運転時間を記録している。そして、これら累積運転回数または累積運転時間が予め設定された運転回数または運転時間に達すると、家電製品の点検を促すために警告を発するとともに、スイッチを入れても動作を始めないように制御されている。これにより、使用者に対し、家電製品の点検または整備を促している。
しかしながら、特許文献1の場合、累積運転回数または累積運転時間が設定された運転回数または運転時間に達すると、家電製品はスイッチを入れても動作を始めない、即ち強制的に機能を停止する。ところが、使用者は、家電製品の運転回数または運転時間が所定値に達し、機能を停止する時期を知ることは困難である。そのため、使用者は、家電製品が所定の時期に到達すると、その家電製品を突然使用できなくなり、日常生活へ支障をきたすという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、経年変化による不具合が生じる前に、耐用期間の満了が近いこと、あるいは耐用期間の満了を知らせることができ、日常生活へ与える支障を低減することができる冷蔵庫を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の冷蔵庫は、冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段と、を具備し、前記機能制御手段は、前記冷凍サイクルが備えるコンプレッサを制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記コンプレッサの機能を低下させることを特徴とする。
本発明によれば、機能制御手段は、ドアパキンなどの劣化などによって冷却性能が低下する時期および/または電装品の機能が低下する時期になると、これを検出し、電装品の機能を低下させる。これにより、使用者は、冷蔵庫が通常とは異なるといった違和感を覚え、不具合に気付くようになる。このため、電装品が故障などの不具合を生ずる前に、点検や新たな製品の購入といった対応処置を採ることができる。
本発明の第1の実施形態を示す制御回路のブロック図 電気的構成のブロック図 冷凍サイクル図 ソレノイドの制御構成を示す回路図 製氷装置の制御構成を示す回路図 オゾン発生器の制御構成を示す回路図 冷却性能、機能低下のレベルと警報モードとの関係を示す図 冷却性能の低下のレベルと目標冷却性能との関係を示す図 機能の低下レベルと目標機能との関係を示す図 冷蔵庫の左側部分の縦断側面図 冷蔵庫の右側部分の縦断側面図 冷蔵庫の斜視図 本発明の第2の実施形態を示す回路図 本発明の第3の実施形態を示す回路図 本発明の第4の実施形態を示す回路図 本発明の第5の実施形態を示す回路図 本発明の第6の実施形態を示す回路図 本発明の第7の実施形態を示し、(a)は回路図、(b)は検出温度変化を示すグラフ
以下、本発明の冷蔵庫を複数の実施形態によって具体的に説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1〜図12は本発明の第1の実施形態を示す。まず、図10〜図12に示すように、冷蔵庫本体1には、上から順に、冷蔵室2、左右に並べて製氷室3および仕様切換室4、野菜室5、冷凍室6が形成されている。これら各貯蔵室2〜6は、それぞれ扉7〜11によって開閉される。なお、冷蔵室2の扉7は観音式で、左扉7aと右扉7bの2枚の扉からなる。その外の貯蔵室3〜6の扉8〜11は、引出式のものである。各扉7a,7b,8〜11には、周知のマグネットガスケットからなるドアパッキンが設けられ、貯蔵室2〜6から冷気が漏れ出ないようにしている。
貯蔵室2〜6の扉7〜11のうち、冷蔵室2の各扉7a,7bには、それぞれ押釦式の開扉スイッチ12が設けられており、各扉7a,7bの開扉スイッチ12を押圧すると、冷蔵庫本体1の上部に設けられた各扉7a,7bの自動開扉装置13が動作して扉7a,7bを開放するようになっている。自動開扉装置13は、ソレノイド14(図2参照)を駆動源とするもので、開扉スイッチ12が押圧操作されると、ソレノイド14が通電されて可動鉄心(図示せず)を吸引することにより、当該可動鉄心が前方に移動して扉7a,7bを前方(開放方向)に押圧するという構成のものである。
また、冷蔵室2の両扉7a,7bのうち、一方の扉7aのパネル部分には、表示手段としての液晶表示器15と各種の押釦スイッチ16が設けられている。この扉7aの液晶表示器15には、冷蔵室温センサ17により計測された冷蔵室2内の温度、冷凍室温センサ18により計測された冷凍室6内の温度、仕様切換室4の選択された室種などが表示される。また、押釦スイッチ16には、冷蔵室2や冷凍室6の温度調節用スイッチ、仕様切換室4の室種選択用スイッチなどが含まれている。
野菜室5の後部には、2つの冷却器室19,20が形成され、一方の冷却器室19には冷蔵用冷却器21が配設され、他方の冷却器室20内には冷凍用冷却器22が配設されている。そして、冷蔵用冷却器21により冷却された冷気は、冷気送風用ファン装置としての冷蔵用ファン装置23によって冷却器室19から冷蔵側循環路24に送られ、冷蔵室2および野菜室5を経て冷却器室23に戻される、というように循環する。また、冷凍用冷却器22により冷却された冷気は、冷気送風用ファン装置としての冷凍用ファン装置25により冷却器室20から冷凍側循環路26に送られ、製氷室3および冷凍室6を経て冷却器室20に戻される、というように循環する。
更に、仕様切換室4が冷蔵室、野菜室などに設定されていた場合には、冷蔵側循環路24に送られた冷気の一部が仕様切替室4に送られ、冷凍室やチルド室などに設定されていた場合には、冷凍側循環路26に送られた冷気の一部が仕様切換室4に送られるようになっている。なお、この仕様切替室4に対する冷気の切り替えは、ダンパ27(図2参照)の切り替えによって行われる。
前記製氷室3には、製氷装置28が設けられている。この製氷装置28は、製氷皿29と、この製氷皿29を離氷モータ30(図2参照)により表裏反転させて製氷皿29から氷を剥離して貯氷ケース31内に落下させるための離氷機構32とからなる。上記製氷皿29へ供給される水は、冷蔵室2内に着脱可能に配設された貯水タンク33に溜められている。そして、この貯水タンク33から製氷皿29への水の供給は、給水ポンプ34によって行われる。
冷蔵室2内に貯蔵された食品には、臭いを発するものがあり、その臭いは他の食品に移る。この臭い移りを防止するために、冷蔵側循環路24中には、電気式脱臭装置としてのオゾン発生器35が配設されている。このオゾン発生器35は、一つの電極間に高電圧を印加してプラズマを発生させ、このプラズマによって生成されるオゾンと触媒との作用によって脱臭および除菌を行う。
前記冷蔵用ファン装置23および冷凍用ファン装置25によって循環される空気には、水分が含まれているため、その水分が冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22を通過するときに、霜となって付着する。霜は冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22の冷却性能を低下させるため、定期的に除霜が行われる。この冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22の除霜は、除霜用ヒータ36および37で冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22を加熱することによって行われる。除霜の終了は、冷蔵用冷却器21の場合には、その上部および下部の温度を検出する上除霜温度センサ38および下除霜温度センサ39が所定温度以上を検出することによって検知される。また、冷凍用冷却器22の場合には、その上部の温度を検出する除霜温度センサ40が所定温度以上を検出することによって検知される。
前記冷蔵庫本体1の下部後側には、機械室41が形成され、この機械室41内にコンプレッサ42、コンデンサ43(図3参照)、これらコンプレッサ42およびコンデンサ43を空冷するための冷却用ファン装置44が配置されている。上記コンプレッサ42は、図3に示すように、コンデンサ43、冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22と共に冷凍サイクルを構成する。この冷凍サイクル中、三方弁45は、コンデンサ43で凝縮された冷媒を、冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22のうちの一方に供給したり、双方に供給したりする冷媒供給路切り替え手段として機能する。
前記貯蔵室2〜6には、各扉7a,7b,8〜11の開閉を検出するためのドアスイッチ46が設けられている。このドアスイッチ46は、扉7a,7b,8〜11の開放によって冷気が貯蔵室2〜6から流出することを極力防止するために、冷蔵用ファン装置23、冷凍用ファン装置24を停止させる。特に、冷蔵室2のドアスイッチ46は、扉7a,7bの開放を検出した時、発光ダイオードからなる庫内灯(照明手段)47を点灯させる。
図2は制御回路構成を示すブロック図で、この図2において、制御回路48は、マイクロコンピュータを主体として構成され、冷蔵庫の制御プログラムなどを記憶したROM、一次的なデータなどを記憶するRAM、各種演算を行うCPU、これらROM、RAMおよびCPUを接続するバスなどを備えている。そして、この制御回路48に、前述の開扉スイッチ12、押釦スイッチ16、冷蔵室温度センサ17、冷凍室温度センサ18、冷蔵用冷却器21の上下の除霜温度センサ38,39、冷凍用冷却器22の除霜温度センサ40、各貯蔵室2〜6のドアスイッチ46が接続されていると共に、駆動回路49を介して前記ソレノイド14、液晶表示器15、冷蔵用ファン装置23、冷凍用ファン装置25、ダンパ27、離氷モータ30、給水ポンプ34、オゾン発生器35、除霜用ヒータ36,37、コンプレッサ42、冷却用ファン装置44、三方弁45、庫内灯47が接続されている。
更に、制御回路48には、記憶手段としてのメモリ50、カウンタ51、タイマ52、室温センサ53が接続されていると共に、駆動回路49を介して前記液晶表示器15のバックライト54、ブザー55が接続されている。カウンタ51およびタイマ52の機能は、後述の説明から明らかとなる。室温センサ53は、冷蔵庫が設置された部屋の温度を検出するもので、液晶表示器15や押釦スイッチ16が配設された扉7aのパネル部分に設けられている。また、バックライト54は、液晶表示器15の表示画面を裏側から照射するものである。ブザー55は、圧電素子などから構成され振動してブザー音を発するもので、扉7aのパネル部分に設けられている。
本実施形態では、冷却性能の低下時期、および電装品としてのコンプレッサ42の機能の低下時期を検出して使用者に報知する。この冷却性能の低下時期、コンプレッサ42の機能の低下時期は、制御回路48によって検出される。この冷却性能および機能の低下時期の検出を説明するに先立ち、まず図1に示すコンプレッサ42の駆動構成を説明する。
即ち、図1において、商用交流電源56に接続される直流電源回路57は、全波整流回路58と平滑コンデンサ59からなり、この直流電源回路57の一対の出力端子間には、6個のスイッチング用トランジスタ60からなる三相ブリッジ回路61が接続されている。そして、この三相ブリッジ回路61の出力端子がコンプレッサ42に接続されている。
この場合、正しくは、三相ブリッジ回路61の出力端子は、コンプレッサ42のモータのコイル(図示せず)に接続されているというべきである。つまり、コンプレッサ42はモータにより駆動されが、そのモータを三相ブラシレスモータから構成し、この三相ブラシレスモータの各コイルに上記の三相ブリッジ回路61の各出力端子を接続しているのである。そして、この三相ブリッジ回路61は、前記駆動回路49に含まれており、コンプレッサ42のモータの駆動回路を構成しているものである。但し、以下では、コンプレッサ42のモータとはいわず、単にコンプレッサ42ということとする。
コンプレッサ42は、回転数が制御されることによって能力可変型となっている。この回転数制御において、コンプレッサ42の回転数は、回転数検出回路62によって検出される。制御回路48は、回転数検出回路62により検出されたコンプレッサ42の回転数を目標回転数と比較し、その差に応じたデューティを持つパルス幅変調信号によって三相ブリッジ回路61の各トランジスタ60をオンオフ制御する。これにより、コンプレッサ42は、インバータによるパルス幅変調(PWM)方式によって回転数の制御がなされるものである。
前記冷却性能の低下の検出は、制御回路48がROMに記憶された検出用プログラムに従って行うもので、例えばコンプレッサ42の運転開始から一定時間後に、冷蔵室温センサ17および冷凍室温センサ18の検出温度(検出値)と、冷蔵室2および冷凍室11の予想冷却温度(基準値)とを比較して行う。この検出用プログラムに従う制御回路48の処理(能力低下時期検出手段)を図1に冷却性能低下時期検出部63として示した。予想冷却温度は、その時の室温センサ53の検出温度、コンプレッサ42の運転開始時の冷蔵室温センサ17および冷凍室温センサ18の検出温度、コンプレッサ42に対する目標回転数、コンプレッサ42の運転開始から一定時間後に到達すべき冷却温度(予想冷却温度)をテーブル化して前記メモリ50に記憶されている。
一方、コンプレッサ42の機能の低下時期の検出も、制御回路48が検出プログラムに従って行う。この場合の機能低下時期検出は、コンプレッサ42に流れる電流によって行う検出と、コンプレッサ42の回転数によって行う検出と、コンプレッサ42の運転累積時間による検出がある。この3種の検出を行う制御回路48の処理(能力低下時期検出手段)を図1に電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66として示した。
これら各検出部64〜66のうち、電流依存検出部64のために、直流電源回路57から三相ブリッジ回路61(コンプレッサ42)に供給される電流を検出する電流検出回路(電流検出手段)66が設けられている。そして、電流依存検出部64には、電流検出回路67により検出された電流値と初期設定電流値(以下、単に初期設定値)とが与えられる。また、回転数依存検出部65には、前記回転数検出回路62によって検出された回転数と初期設定回転数(以下、単に初期設定値)とが与えられる。更に、時間依存検出部66には、前記タイマ52によりカウントされたコンプレッサ42の累積運転時間と初期設定累積時間(以下、単に初期設定値)が与えられる。コンプレッサ42の初期設定累積時間は、コンプレッサ42の機能低下時期に到達するまでの標準使用期間である。なお、以上の初期設定値はメモリ50に記憶されている。
このような各検出部64〜66は、電流検出回路67の検出電流値(検出値)と初期設定値(基準値)、回転数検出回路62の検出回転数(検出値)と初期設定値(基準値)、タイマ52の累積運転時間(検出値)と初期設定値(基準値)とを比較してコンプレッサ42の機能低下時期を検出する。この実施例では、各検出部64〜66のいずれかが機能低下を検出した時、コンプレッサ42の機能低下時期に到達したと判断するようにしている。
冷却性能の低下、コンプレッサ42の機能低下は、冷蔵庫の使用を開始してから徐々に進行し、標準的な耐用年数が過ぎる頃になると、冷却性能低下時期検出部63によって冷却性能低下時期に至ったとされ、或いは電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66によって機能低下時期に至ったとされる。その後も冷却性能は低下し、或いはコンプレッサ42の機能は低下する。
本実施形態では、最初に冷却性能低下時期検出部63が冷却性能低下時期に到達したことを検出したとき、或いは電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66がコンプレッサ42の機能低下時期に到達したことを検出したときまでを正常期、以後を劣化レベル1〜4に分け、劣化レベル1〜3の各期に入った時点で、冷却性能低下時期検出部63および各検出部64〜66に与える設定値(基準値)を一段ずつ下げるようにしている。この劣化レベル1〜3における各設定値もメモリ50に記憶されている。なお、劣化レベル4に入った場合、設定値(基準値)は与えない。従って、劣化レベル4の終期は故障時点となる。
そして、冷却性能低下時期に到達したこと、コンプレッサ42の機能低下時期に到達したことが検出されると、この冷却性能低下時期、コンプレッサ42の機能低下時期への到達を使用者に知らせるために、電装品、例えばコンプレッサ42、冷蔵用ファン装置23、冷凍用ファン装置24、自動開扉装置13のソレノイド14、製氷装置28の離氷モータ30および給水ポンプ34、オゾン発生器35の機能を劣化レベル1〜4に入る度に段階的に低下させると共に、液晶表示器15、庫内灯47、ブザー55による警報モードを劣化レベル1〜4に入る度に段階的に低下させるようになっている。
ここで、各劣化レベル1〜4に入ったとき、電装品の機能を前レベルよりも低下させる場合、その低下させた後の機能値(低下機能値)は、前のレベル、つまり劣化レベル1ならば正常期、劣化レベル2ならば劣化レベル1、劣化レベル3ならば劣化レベル2における設定値よりも低い値に定められる。冷却性能低下時期検出部63についての正常期および劣化レベル1〜3での設定値と、劣化レベル1〜4における低下機能値を図8に示した。この図8において、冷蔵庫購入当初の冷却性能を100%としたとき、正常期での低下機能値aは95%の値、劣化レベル1では低下機能値bが90%で設定値cが87%、劣化レベル2では低下機能値dが82%で設定値eが80%、劣化レベル3では低下機能値fが79%で設定値gが78%、劣化レベル4では低下機能値hが77%にそれぞれ定められている。
また、電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66の初期設定値、劣化レベル1〜3の設定値(基準値)と電装品の運転率(低下機能値)、劣化レベル4の運転率(低下機能値)については、時間依存検出部66を例にして図9に示した。つまり、コンプレッサ42の標準の耐用年数(累積運転時間)をTとしたとき、時間依存検出部66の正常期の初期設定値はT、劣化レベル1では設定値1.0〜1.2Tで例えばコンプレッサ42の運転率95%、劣化レベル2では設定値1.2〜1.4Tで同じくコンプレッサ42の運転率90%、劣化レベル3では設定値1.4〜1.5Tで同じくコンプレッサ42の運転率80%、劣化レベル4では同じくコンプレッサ42の運転率70%に定められている。
なお、劣化レベル1〜4の各電装品の低下機能値、運転率(能力)などは、予めメモリ50に記憶されており、制御回路48は、このメモリ50の記憶データにより、劣化レベル1〜4における冷却性能の低下および各種電装品の機能低下を実行する。
以下、電装品の機能低下について項分けして説明する。
(1)コンプレッサ42、冷蔵用および冷凍用のファン装置23および24の機能低下制御
冷却性能低下時期検出部63が冷却性能の低下を検出し、或いは電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかがコンプレッサ42の機能低下を検出すると、制御回路48は、コンプレッサ42、冷蔵用および冷凍用のファン装置23および24の能力を一段階低下させる。つまり、冷却性能低下時期検出部63は、冷蔵室温センサ17、冷凍室温センサ18の検出温度と冷蔵室2および冷凍室11の予想冷却温度とを比較しており、その比較結果により、冷却性能が冷蔵庫の使用当初から95%まで低下したことを検出すると、冷却性能の低下時期に到達したと判断する。すると、制御回路48は、コンプレッサ42、冷蔵用および冷凍用のファン装置23および24の能力を正常期の90%に落とし、且つ冷却性能低下時期検出部63の予想冷却温度を劣化レベル1の設定値(正常期の87%)に変更する。
また、正常期において、電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかが検出値と初期設定値との比較結果により、機能低下時期に至ったことを検出すると、制御回路48は、以後、コンプレッサ42、冷蔵用および冷凍用のファン装置23および24を正常期の95%の能力となるように制御し、且つ電流依存検出部64、回転数依存検出部65および時間依存検出部66の設定値を劣化レベル1の設置値に変更する。
そして、冷却性能低下時期検出部63、電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかが劣化レベル1の終了を検出すると、機能制御手段としての制御回路48は、コンプレッサ42、冷蔵用および冷凍用のファン装置23および24を劣化レベル2の能力、機能となるように制御し、且つ、設定値を劣化レベル2のものに変更する。以後、劣化レベルが一段ずつ低下したことが検出される毎に、制御回路48は、コンプレッサ42、冷蔵用および冷凍用のファン装置23および24の機能を一段ずつ低下させてゆく。
(2)自動開扉装置13のソレノイド14の機能低下制御
図4は、ソレノイド14の駆動構成を示すもので、当該ソレノイド14の駆動回路49は具体的には図4に示すトランジスタ68によって構成されている。そして、冷却性能低下時期検出部63、電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかにより、冷却性能低下或いはコンプレッサ42の機能低下が検出されると、制御回路48は、劣化レベル2までは、冷却性能低下或いは機能低下が検出される毎に、トランジスタ68のオンデューティの制御によってソレノイド14の磁気吸引力を一段ずつ低下させ、劣化レベル3以降では、ソレノイド14に通電しないようにする(図9参照)。これにより、扉7a,7bの開放時の勢いが一段ずつ低下し、劣化レベル3以降では、開扉スイッチ12が操作されても、扉7a,7bが自動開放されないようになる。
(3)製氷装置28の離氷モータ30および給水ポンプ34の機能低下制御
図5は、離氷モータ30および給水ポンプ34の駆動構成を示すもので、当該離氷モータ30および給水ポンプ34の駆動回路49は具体的には図5に示すトランジスタ69および70によって構成されている。そして、冷却性能低下時期検出部63が冷却性能の低下を検出し、或いは電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかがコンプレッサ42の機能低下を検出すると、制御回路48は、給水ポンプ34のトランジスタ70を制御して当該吸水ポンプ34の1回当たりの通電時間を一段ずつ低下させ、或いはデューティ制御によって給水ポンプ34の印加電圧を一段ずつ低下させる。これにより、製氷皿29への給水量が減少してくるので、小さな氷しか作られなくなる。また、劣化レベル4になると、制御回路48は、離氷モータ30のトランジスタ69をオンせず、且つ給水ポンプ34のトランジスタ70もオンしないようにする。これにより、製氷皿29内の氷は離氷されず、且つ製氷皿29への給水も行われなくなるので、製氷停止となる。
(4)オゾン発生器35の機能低下制御
図6は、オゾン発生器35の駆動構成を示すもので、当該オゾン発生器35の駆動回路49は具体的には図6に示すリレー71によって構成されている。そして、冷却性能低下時期検出部63が冷却性能低下を検出し、或いは電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかがコンプレッサ42の機能低下を検出すると、制御回路48は、以後、オゾン発生器35のリレー71をオンさせなくなる。これにより、劣化レベル1以降、オゾン発生器35がオゾンを発生しなくなるので、食品の臭い移りが起き易い状態となる。
(5)液晶表示器15、庫内灯47、ブザー55による警報モードの制御
正常期において、冷却性能低下時期検出部63が冷却性能低下を検出し、或いは電流依存検出部64、回転数依存検出部65、時間依存検出部66のいずれかがコンプレッサ42の機能低下を検出すると、制御回路48は、図7に示すように、液晶表示器15の照度を低下させる(バックライト54の照度低下)。これにより、劣化レベル1では、液晶表示器15が正常期に比較して見難くなる。
次の劣化レベル2では、制御回路48は、液晶表示器15に機能低下した旨の注意文字を表示すると共に、液晶表示器15を点滅(バックライト54の点滅)させる。劣化レベル3では、制御回路48は、扉7a,7bが開かれた際、庫内灯47を点滅状態に制御する。劣化レベル4では、制御回路48は、次の劣化レベル4の間、扉7a,7bが開かれても、庫内灯47を点灯させず、その代わりに扉7a,7b,8〜11が開かれたとき、ブザー55を鳴動させる。このように制御回路48は、正常期、劣化レベル1〜4において警報モードを順次強く(使用者がより気付き易く)なるように変更するものである。
以上のように本実施形態によれば、ドアパッキンなどの劣化やコンプレッサ42の機能低下などによる冷却性能の低下が検出されたり、或いはコンプレッサ42の機能低下が検出されたりすると、コンプレッサ42、冷蔵用ファン装置23および冷凍用ファン装置25の機能が強制的に一段ずつ低下される。これにより、使用者は、冷蔵庫が通常とは異なるといった違和感を覚え、冷却性能が低下する時期、或いは電装品の機能が低下する時期に至ったことに気付き、冷蔵庫の点検を依頼したり、新冷蔵庫の購入を検討したりするなど対応処置を採ることができる。しかも、耐用年数が経過した時点でコンプレッサ42を停止させる構成とは異なり、コンプレッサ42などの冷却に直接関わる電装品については、段階的に機能を低下させるので、日常生活に支障をきたす恐れもない。
また、使用者への報知は、コンプレッサ42などの電装品の機能を一段ずつ低下させるので、最初は気付かなくても、次第に機能低下度合いが大きくなることで、やがて気付くようになる。この場合、特に、液晶表示器15を減光したり、注意文字を表示したり、或いは庫内灯47を点滅させたり、点灯させないようにしたり、ブザー55を鳴動させたりするので、使用者の視覚、聴覚を通して警報を発することができ、使用者により確実に気付かせることができるようになる。
(第2〜第7の実施形態)
以下に説明する本発明の第2〜第7の各実施形態は、上述の実施形態とは異なる手段によって電装品の機能低下時期を検出するものである。
<第2の実施形態>
図13は本発明の第2の実施形態を示すもので、この実施形態は、冷蔵庫への通電時間を累積し、この通電累積時間が予め設定された時間(標準使用期間)を経過したとき、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検出するものである。なお、図13において、冷蔵庫電装品とは、コンプレッサ42を始とする全ての電装品(図13に示された電装品48,50,52,71,72を除く)をいう。
図13に示すように、制御回路48の電源は、商用交流電源56を変圧器71により降圧し、直流電源回路72により整流して得ている。制御回路48は、直流電源回路72から電源の供給を受けると(冷蔵庫の電源プラグが商用交流電源のコンセントに接続されると)、動作を開始し、直流電源回路72から電源の供給を受けている時間をタイマ52によりカウントする。そして、制御回路48は、タイマ52によりカウントされた通電累積時間がメモリ50に予め記憶された時間に達すると、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検知する(正常期の終了、劣化レベル1の開始)。その後、制御回路48は、通電累積時間がメモリ50に予め記憶された時間に達する毎に、劣化レベル1〜3の終了時点を検出する。
<第3の実施形態>
図14は本発明の第3の実施形態を示すもので、この実施形態は、冷蔵用冷却器21および冷凍用冷却器22のいずれか/または両方の除霜回数をカウントし、この除霜回数が予め回数に達したとき、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検出するものである。
図14の第3の実施形態は、例えば冷蔵用冷却器21の除霜回数をカウントする構成を示すものであり、除霜用ヒータ36は、駆動回路49を構成するリレー73を直列に介して商用交流電源56に接続されている。制御回路48は、タイマ52に記憶されているコンプレッサ42の運転累積時間が所定時間に達する度にリレー73をオンして除霜用ヒータ36に通電し、冷蔵用冷却器21を除霜する。そして、上下の両除霜温度センサ38,39が所定温度以上を検出すると、制御回路48は、除霜終了と判断してリレー73をオフし、除霜を終了させる。
制御回路48は、除霜を終了させると、除霜が1回行われたとしてカウンタ51の除霜回数を1回繰り上げる。制御回路48が検出用プログラムに従って実行する機能低下時期検出手段としての機能を、図14に除霜回数依存検出部74として示した。そして、この除霜回数依存検出部74は、カウンタ51によりカウントされた除霜回数がメモリ50に記憶された所定回数に達すると、除霜回数依存検出部74は、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったと判断する。その後、除霜回数依存検出部74は、除霜回数がメモリ50に予め記憶された所定回数に達する毎に、劣化レベル1〜3の終了時点を検出する。
<第4の実施形態>
図15は本発明の第4の実施形態を示すもので、この実施形態は、扉7a,7b,8〜11の開閉回数或いはそのうちのいずれかの開閉回数をカウントし、その開閉回数が予め設定された所定回数に達したとき、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検出するものである。
即ち、図15は、例えば扉7aの開閉回数をカウントする構成を示すもので、直流電源回路72の一対の出力端子間に抵抗分圧回路75が接続され、この抵抗分圧回路75の2つの抵抗75a,75bの共通接続点とグランドとの間に扉7bのドアスイッチ46が接続されている。そして、2つの抵抗75a,75bの共通接続点の電圧信号が制御回路48に与えられるようになっている。
この図15において、扉7aが開閉されると、ドアスイッチ46がオンオフするため、オン時に2つの抵抗75a,75bの共通接続点の電位が一旦グランドレベルに低下する。制御回路48は、このグランドレベルへの電位低下により、扉7aが1回開閉されたことを検出し、カウンタ51の扉開閉回数を1回繰り上げる。制御回路48が検出用プログラムに従って実行する機能低下時期検出手段としての機能を、図15に扉開閉回数依存検出部76として示した。そして、この扉開閉回数依存検出部76は、カウンタ51によりカウントされた扉開閉回数がメモリ50に記憶された所定回数に達すると、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったと判断する。その後、扉開閉回数依存検出部76は、扉開閉回数がメモリ50に記憶された回数に達する毎に、劣化レベル1〜3の終了時点を検出する。
なお、扉開閉回数としては、他の扉7b,8〜11の開閉回数をカウントしても良い。
<第5の実施形態>
図16は本発明の第5の実施形態を示すもので、この実施形態は、冷蔵庫の累積使用電力量を計測し、この累積使用電力量が予め設定された電力量に達したとき、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検出するものである。
即ち、図16に示すように、商用交流電源56に接続された冷蔵庫の一対の電源母線77a,77bのうち、一方の母線77aに電流計78が設けられていると共に、一対の母線77a,77b間に電圧計79が設けられている。そして、これら電流計78および電圧形79により検出された電流および電圧は、積算器80に入力される。そして、積算器80は、タイマ81により時間をカウントしており、このカウント時間と電流値と電圧値とから使用電力量を求め、これを累積する。
制御回路48が検出用プログラムに従って実行する機能低下時期検出手段としての機能を、図16に電力量依存検出部82として示した。そして、この電力量依存検出部82は、積算器80により累積された使用電力量がメモリ50に記憶された電力量に達すると、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったと判断する。その後、電力量依存検出部82は、累積使用電力量がメモリ50に記憶された電力量に達する毎に、劣化レベル1〜3の終了時点を検出する。
<第6の実施形態>
図17は本発明の第6の実施形態を示すもので、この実施形態は、三方弁45の動作回数を計測し、この動作回数が予め設定された回数に達したとき、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検出するものである。
即ち、図17に示すように、三方弁45は、直流電源回路57を電源とし、駆動回路49によって切り替え動作を行う。制御回路48は、駆動回路49に切り替え指令を出力する都度、三方弁45の切り替り動作が行われたとして、カウンタ51の三方弁45の切り替り回数を1回繰り上げる。制御回路48が検出用プログラムに従って実行する機能低下時期検出手段としての機能を、図17に三方弁切替依存検出部83として示した。そして、この三方弁切替依存検出部83は、カウンタ51によりカウントされた三方弁45の切り替え回数がメモリ50に記憶された回数に達すると、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったと判断する。その後、三方弁切替依存検出部83は、三方弁45の切り替え回数がメモリ50に記憶された回数に達する毎に、劣化レベル1〜3の終了時点を検出する。
<第7の実施形態>
図18は本発明の第7の実施形態を示すもので、この実施形態は、季節による温度変化を計測し、この温度変化を基にして冷蔵庫の使用年数をカウントし、所定年数(標準使用期間)に達したとき、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったことを検出するものである。
即ち、図18に示すように、制御回路48は、室温センサ53により計測された室温の変化をメモリ50に記憶しており、例えば5℃以下の日があれば冬、30℃の日があれば夏として冬、夏が繰り返されることによって使用年数をカウントする。使用年数は、カウンタ51に記憶される。制御回路48が検出用プログラムに従って実行する機能低下時期検出手段としての機能を、図18に年数依存検出部84として示した。そして、この年数依存検出部84は、カウンタ51によりカウントされた年数がメモリ50に記憶された所定年数に達すると、冷却性能が低下する時期および電装品の機能が低下する時期に至ったと判断する。その後、年数依存検出部84は、年数がメモリ50に記憶された年数に達する毎に、劣化レベル1〜3の終了時点を検出する。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは変更が可能である。
冷却性能の低下時期を検出し、且ついずれかの電装品の機能低下時期を検出したとき、一度だけ、電装品の機能を一段低下させるように構成しても良い。
警報手段としては、制御回路48が押釦スイッチ16の操作を受け付けるに要する反応時間を、機能低下時期になったことを検出したとき、段階的に長くするようにしても良い。これにより、押釦スイッチ16の操作時間が長くなるので、触覚による警報を発する警報手段として機能させることができる。
液晶表示器15をカラー液晶から構成し、冷却性能低下時期或いは電装品の機能低下時期になったことを検出したとき、色調を段階的に変化させたり、表示の地色を段階的に変化させたりするように構成しても良い。
庫内灯を色調変化できる照明素子、例えば複数の発光色の異なる発光ダイオードから構成し、冷却性能低下時期或いは電装品の機能低下時期になったことを検出したとき、色調を段階的に変化させるように構成しても良い。
図面中、1は冷蔵庫本体、2〜6は貯蔵室、7〜11は扉、13は自動開扉装置、14はソレノイド、15は液晶表示器(警報手段、表示手段)、17は冷蔵室温度センサ、18は冷凍室温度センサ、21は冷蔵用冷却器、22は冷凍用冷却器、23は冷蔵用ファン装置(冷気送風用ファン装置、電装品)、25は冷凍用ファン装置(冷気送風用ファン装置、電装品)、28は製氷装置、29は製氷皿、30は離氷モータ(電装品)、34は給水ポンプ(電装品)、35はオゾン発生器(電気式脱臭装置、電装品)、36,37は除霜用ヒータ、38〜40は除霜温度センサ、42はコンプレッサ(電装品)、45は三方弁、46はドアスイッチ、47は庫内灯(警報手段、表示手段)、48は制御回路(機能制御手段、能力低下時期検出手段)、49は駆動回路、50はメモリ、51はカウンタ、52はタイマ、54はバックライト、55はブザー(警報手段)、63は冷却性能低下時期検出部(能力低下時期検出手段)、64は電流依存検出部(能力低下時期検出手段)、65は回転数依存検出部(能力低下時期検出手段)、66は時間依存検出部(能力低下時期検出手段)、74は除霜回数依存検出部(能力低下時期検出手段)、76は扉開閉回数依存検出部(能力低下時期検出手段)、80は積算器、82は電力量依存検出部(能力低下時期検出手段)、83は三方弁依存検出部(能力低下時期検出手段)、84は年数依存検出部(能力低下時期検出手段)を示す。

Claims (6)

  1. 扉によって開閉される貯蔵室を備えた冷蔵庫本体および前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、
    前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段とを具備し、
    前記機能制御手段は、前記冷凍サイクルが備えるコンプレッサを制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記コンプレッサの機能を低下させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 扉によって開閉される貯蔵室を備えた冷蔵庫本体および前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、
    前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段と、
    前記冷凍サイクルが備える冷却器により冷却された冷気を前記貯蔵室に送る冷気送風用ファン装置とを備え、
    前記機能制御手段は、前記冷気送風用ファン装置を制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記冷気送風用ファン装置の機能を低下させることを特徴とする冷蔵庫。
  3. 扉によって開閉される貯蔵室を備えた冷蔵庫本体および前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、
    前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段と、
    前記扉を開放するために、ソレノイドを駆動源とする開扉装置とを備え、
    前記機能制御手段は、前記ソレノイドを制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記ソレノイドの機能を低下させることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 扉によって開閉される貯蔵室を備えた冷蔵庫本体および前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、
    前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段と、
    貯水タンク内の水を給水ポンプにより製氷皿に供給して製氷を行い、製氷完了後、前記製氷皿を離氷モータにより反転させて離氷を行う製氷装置とを備え、
    前記機能制御手段は、前記吸水ポンプ、または前記離氷モータを制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記給水ポンプおよび前記離氷モータを停止させることを特徴とする冷蔵庫。
  5. 扉によって開閉される貯蔵室を備えた冷蔵庫本体および前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、
    前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段と、
    貯水タンク内の水を給水ポンプにより製氷皿に供給して製氷を行い、製氷後、前記製氷皿を離氷モータにより反転させて離氷を行う製氷装置とを備え、
    前記機能制御手段は、前記吸水ポンプ、または前記離氷モータを制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記給水ポンプの給水機能を低下させることを特徴とする冷蔵庫。
  6. 扉によって開閉される貯蔵室を備えた冷蔵庫本体および前記貯蔵室を冷却する冷凍サイクルを備えた冷蔵庫において、
    冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出する能力低下時期検出手段と、
    前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電装品の機能を低下させる機能制御手段と、
    前記貯蔵室の脱臭を行う電気式脱臭装置とを備え、
    前記機能制御手段は、前記電気式脱臭装置を制御対象の電装品として前記能力低下時期検出手段が冷却性能の低下時期および/または電装品の機能の低下時期を検出したとき、前記電気式脱臭装置の脱臭機能を低下させ、または脱臭運転を停止させることを特徴とする冷蔵庫。
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