JP2015014398A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Akiyoshi Fukumoto
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Abstract

【課題】一日の冷蔵庫の使用パターンに応じて、冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に微細粒子除去手段を動作させることで、利便性を高めつつ常に清潔な冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】冷蔵室2と冷凍室3と野菜室4などの貯蔵室と、扉開閉計数手段9と、微細粒子除去手段11と、計時手段13と、記憶手段14と、制御手段15を備え、冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に微細粒子除去手段11を動作させるので、利便性を高めつつ、冷蔵庫内の微細粒子を除去することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、庫内を衛生的に保ち食品鮮度を長期間保持する冷蔵庫に関するものである。
従来、この種の装置には、冷蔵庫の扉が開いたことを検出した時にマイナスイオン発生器をオンする制御を行い、雑菌が外気と共に入り込みやすい期間だけマイナスイオン発生器を作動させて雑菌を死滅させることで電気代を抑え、またマイナスイオン発生器の実質寿命を延ばす冷蔵庫がある(例えば、特許文献1参照)。
また、光検知手段を庫外に配設し、庫外の明るさが所定照度以下であると検知した時のみオゾン発生器によりオゾン化された冷却空気を庫内ファンにより冷蔵室内で循環させ、有効内容を確保しつつ脱臭、殺菌を行い、開扉時のオゾン臭の庫外への漏れを最小限に抑える冷蔵庫がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−333101号公報 特開昭63−267874号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成は、冷蔵室と、マイナスイオン発生器と、冷蔵室扉、冷蔵室扉スイッチ、制御装置を備え、扉スイッチの入力から扉が開状態になったことを検知するとマイナスイオン発生器を一定時間(例えば、10分間)オンさせる。一方、扉スイッチの入力から扉が閉状態になったことを検知すると閉状態の時間を計測し、閉状態が所定時間以上になるとマイナスイオン発生器を10分間作動させ続ける。扉が開いたときにマイナスイオン発生器を作動させることで外気と共に庫内に侵入する雑菌、カビ等を除去し、扉が閉まってから一定時間マイナスイオン発生器を作動させるので、雑菌、カビ等が庫内に残っていてもマイナスイオンにより除去でき、かつ連続運転に比べ電気代を抑え、マイナスイオン発生器の実質寿命を延ばすものである。しかし、扉が開いたときにマイナスイオン発生器を作動させたとしても外気に含まれる雑菌やカビを除去することは困難であり、また扉が閉まってから所定時間(例えば、10分間)作動させたとしても、庫内の雑菌やカビを除去するには作動時間が短すぎるという課題がある。また、冷蔵庫の特性に即して動作タイマーの時間の長短変更が可能との記載があるが、一般の使用者が冷蔵庫の特性を把握することは難しく、そのうえ冷蔵庫の特性に即したタイマー時間を推定、対応することは困難である。
また、前記特許文献2の構成は、冷蔵室と、冷蔵室へ通じる通風路と、通風に支持枠で内箱に固定して配設された平板状のオゾン発生器と、光検知手段と、タイマーを備え、光検知手段が庫外の明るさが所定照度以下であると検知すると夜間あるいは外出時と判断し、閉扉状態が続く夜間のみオゾン発生器を所定時間間欠運転させることで、庫内の有効内容積を減ずることなく、脱臭、殺菌ができるものである。しかし現在ではライフスタイルが多岐にわたっており、必ずしも昼間に冷蔵庫を頻繁に使用し、夜間の使用頻度が低いとは限らない。そのため、脱臭、殺菌動作のタイミングが使用者の生活パターンに合わず、十分な効果が得られない問題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、一日の冷蔵庫使用パターンに対応して、
冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に閉扉状態で微細粒子除去手段を動作させることにより、利便性を高めつつ、効率良く微細粒子を除去し冷蔵庫内が常に清潔な冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、冷蔵室および冷凍室を備えた冷蔵庫において、前記冷蔵庫の動作時間を計測する計時手段と、前記冷蔵庫の扉部の開閉回数を計数する扉開閉計数手段と、前記冷凍室および/または前記冷蔵室中の微細粒子を除去するための微細粒子除去手段と、前記冷蔵庫の動作を入力する操作部と、前記微細粒子除去手段の動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に前記微細粒子除去手段を駆動するものである。
これによって、冷蔵庫の扉の開閉動作が行われない時間帯に微細粒子除去手段を駆動させるので、外気の混入がなく効率良く冷蔵庫内の微細粒子を除去することができる。
また、本発明の冷蔵庫は、冷凍室および冷蔵室を備えた冷蔵庫において、前記冷蔵庫の動作時間を計測する計時手段と、前記冷蔵庫の扉部の開閉回数を計数する扉開閉計数手段と、前記冷凍室および/または前記冷蔵室中の微細粒子を除去するための微細粒子除去手段と、前記冷蔵庫の動作を入力する操作部と、前記微細粒子除去手段の動作を制御する制御手段と、前記計時手段および前記扉開閉計数手段の検知信号を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段は、前記計時手段および前記扉開閉計数手段の信号に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が高い時間あるいは前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段の情報に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯は前記微細粒子除去手段を駆動し、前記冷蔵庫の使用頻度が高い時間帯は前記微細粒子除去手段の動作を停止するものである。
これによって、記憶手段が記憶する一日の冷蔵庫使用パターンに基づいて前記微細粒子除去手段の動作を制御できるので、幅広い生活パターンに対応でき利便性を高めることができる。
本発明の冷蔵庫は、一日の冷蔵庫使用パターンに対応して、冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に閉扉状態で微細粒子除去手段を動作させることにより、利便性を高めつつ、効率良く微細粒子を除去し常に冷蔵庫内を清潔に保つことができる。
本発明の第1の実施の形態における冷蔵庫の外観図 同実施の形態の冷蔵庫の断面図 同実施の形態の冷蔵庫の主要部品のブロック図 同実施の形態の冷蔵庫の制御フローチャート 同実施の形態の冷蔵庫の制御フローチャート 同実施の形態の冷蔵庫の動作概要の一例を示す図 同実施の形態の冷蔵庫の動作概要の一例を示す図
第1の発明は、冷凍室および冷蔵室を備えた冷蔵庫において、前記冷蔵庫の動作時間を計測する計時手段と、前記冷蔵庫の扉部の開閉回数を計数する扉開閉計数手段と、前記冷凍室および/または前記冷蔵室中の微細粒子を除去するための微細粒子除去手段と、前記冷蔵庫の動作を竜力する操作部と、前記微細粒子除去手段の動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯、つまり冷蔵庫の扉の開閉動作が
行われない時間帯に微細粒子除去手段を駆動させるので、外気の混入がなく効率良く冷蔵庫内の微細粒子を除去することができる。
第2の発明は、冷凍室および冷蔵室を備えた冷蔵庫において、前記冷蔵庫の動作時間を計測する計時手段と、前記冷蔵庫の扉部の開閉回数を計数する扉開閉計数手段と、前記冷凍室および/または前記冷蔵室中の微細粒子を除去するための微細粒子除去手段と、前記冷蔵庫の動作を入力する操作部と、前記微細粒子除去手段の動作を制御する制御手段と、前記計時手段および前記扉開閉計数手段の検知信号を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段は前記計時手段および前記扉開閉計数手段の信号に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が高い時間あるいは前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段の情報に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯は前記微細粒子除去手段を駆動し、前記冷蔵庫の使用頻度が高い時間帯は前記微細粒子除去手段の動作を停止することにより、記憶手段が記憶する一日の冷蔵庫使用パターンに基づいて前記微細粒子除去手段の動作を制御できるので、幅広い生活パターンに対応でき利便性を高めることができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記記憶手段は、前記冷蔵庫に通電後、所定時間ごとの前記計時手段および前記扉開閉計数手段の検知信号を記憶することにより、前記制御手段が前記微細粒子除去手段の動作を制御するための動作データを取得し、速やかに前記微細粒子除去手段の制御に移行することができる。
第4の発明は、第1または第2の発明において、前記制御手段は、使用者が前記操作部から予め入力した前記冷蔵庫の使用時間帯の情報に基づいて、前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に前記微細粒子除去手段を駆動させることにより、効率良く冷蔵庫内の微細粒子を除去することができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、前記制御手段は、前記冷蔵庫に通電後少なくとも所定時間は前記微細粒子除去手段を連続駆動させ、その後は前記記憶手段または前記操作部から入力された前記冷蔵庫の使用時間帯の情報に基づいて、前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に前記微細粒子除去手段を駆動させることにより、使用開始時は冷蔵庫内に残留した微細粒子を除去して清潔にし、その後は入力電力を省力化することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における冷蔵庫の外観図、図2は図1の冷蔵庫の概略構成を示すものであり、図3は図1の冷蔵庫の主要部品のブロック図、図4は図1の冷蔵庫の制御フローチャート、図5は図4の冷蔵庫の制御フローチャートの続き、図6および図7は図1の冷蔵庫の動作概要の一例を示す図である。
図1〜3において、冷蔵庫1には、冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4、温度切換室5、製氷室6などの貯蔵室が配設され、それぞれ冷蔵室扉2a、冷凍室扉3a、野菜室扉4aを有している。冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4は、冷蔵庫1の適所に設けられた圧縮機、蒸発器、凝縮器が順次接続される冷凍サイクルおよび冷気循環用ファンモータ(それぞれ図示していない)によって、冷却されるようになっている。
冷蔵室扉2aには、表示部7、操作部8が配設される。使用者は、操作部8から各室の温度切換え、運転モード、制御モードなどを設定できる。操作部8内部には冷蔵室扉2aや冷凍室扉3aの開閉回数を計測する扉開閉計数手段9と、運転モードや制御モードの状
態を報知する報知手段10が配設される。扉開閉計数手段9は、ドアスイッチ(ドアセンサ)、カウンタ(それぞれ図示していない)等から構成される。報知手段10の報知方法には、音や光などを利用することができる。
微細粒子除去手段11は、冷蔵室2内の通風経路12中に配設され、冷蔵庫1内を循環する冷気が通過する際に冷気中の微細粒子を除去する。微細粒子除去手段11は、例えば光源(紫外縁LED、可視光LEDなど)、マイナスイオン発生器、光源と触媒を組み合わせたデバイスや、通電フィルタ、電磁波利用デバイスなどを採用することができる。本実施の形態において、微細粒子は細菌・真菌・ウィルスなどの微生物、塵埃、臭気成分等を含んだ物質の総称とする。
計時手段13は、時計やタイマー、カウンタ(それぞれ図示していない)等から構成され、現在時間や微細粒子除去手段11の動作時間、また扉開閉計数手段9と連動し貯蔵室の開扉時刻や閉扉時刻を計測する。記憶手段14は、操作部8から入力された動作情報、扉開閉計数手段9、計時手段13からの信号を記憶する。
制御手段15は、操作部8、扉開閉計数手段9、計時手段13の信号の受信、記憶手段14の情報管理と、報知手段10、微細粒子除去手段11および冷凍サイクル、冷気循環用ファンモータの動作制御を行なう。
上記構成からなる冷蔵庫について、以下その動作、作用を図4、図5を用いて説明する。
図4、図5において、使用者は操作部8より各室の温度を設定し、表示部7や報知手段10から冷蔵庫の運転モードや制御モード(例えば、省エネモードなど)を確認後、食品を保存する。ドアスイッチ(ドアセンサ)は冷蔵室扉2a、冷凍室扉3a、野菜室扉4aの開閉動作を検知し、カウンタが各室の扉の開閉回数を計数し、扉開閉計数手段9は各室の扉の開閉回数信号を制御手段15に送信する。
冷蔵庫1の各貯蔵室に食品を投入し、使用者は操作部8のスイッチ等から計時手段13の動作を開始する。計時手段13は、現在時刻と各手段の動作の開始時刻や終了時刻、経過時間等を計測する。同時に、使用パターン解析用に24時間を計測する。
微細粒子除去手段11は、冷蔵庫1内の空気に含まれる微細粒子を除去し清潔な状態に保つことにより、食品の保存期間を延ばすものである。微細粒子除去手段11の主な除去方法の一例としては、細菌、真菌、ウィルスは紫外線LED、可視光LEDと光触媒の併用、パルス殺菌による除去方法、塵埃は通電フィルタを代表とする電荷を利用した除去方法、臭気成分は可視光LEDと光触媒の併用による分解脱臭方法などが採用できる。なお、エアフィルタ(HEPAフィルタなど)は通電を利用しない徐塵方法であるため、本実施の形態では使用していない。
微細粒子除去手段11は、筒状の外郭11aに収納された状態で通風経路12内に配設される。冷蔵庫1の空気は通風経路12を経由し、筒状の外郭11a内部を通過する際に微細粒子除去手段11により微細粒子を除去され、清浄空気として吹出され冷蔵庫1内を循環する。
微細粒子除去手段11に紫外線LEDや、可視光LEDと光触媒を組み合わせた手段を利用する場合、通風経路12の風速は微細粒子の除去性能に対する重要因子となる。例えば、風速が大きい場合は微細粒子が微細粒子除去手段11と接触する時間が短くなるため、除去性能が低くなる可能性がある。この場合の対応策としては、冷蔵庫1内の空気を通
風経路12に通過させる回数を増やすことなどが考えられる。一方、風速が小さい場合は通風経路12を通過する1回当たりの空気の量が少ないため、冷蔵庫1容積相当の空気を通風経路12に通過させるためには、風速が大きい場合よりも微細粒子除去手段11の駆動時間を長くする必要がある。
冷蔵庫1と同体積の空気が通風経路12を通過するための所要時間は、通風経路12の断面積と風速との相関で求められる。冷蔵庫1を頻繁に使用する条件下では、微細粒子除去手段11を駆動して冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4の微細粒子を除去しても、冷蔵室扉2a、冷凍室扉3a、野菜室扉4aを開けることで微細粒子を含んだ外気が冷蔵庫1内に流入するため、微細粒子の除去効果は結果的に低くなる。これらの現象を鑑み、扉開閉が少なく外気流入が少ない、つまり冷蔵庫1の使用がない時間帯に微細粒子除去手段11を駆動させて冷蔵庫1内の微細粒子の除去効果を高めるものである。報知手段10は、微細粒子除去手段11が運転状態のときにLED照明が点灯し、運転中であることを使用者に明示し認識させる。報知手段10で運転状態を明示することにより、微細粒子除去手段11の運転中は使用者が冷蔵庫1の各室の扉の開閉回数を抑える啓蒙効果が期待できるため、効率よく冷蔵庫内の微細粒子を除去することができる。
ここで、図4を用いて冷蔵庫の各手段の制御の流れを説明する。使用者が冷蔵庫1に通電すると(S101)、制御手段15は計時手段13の動作を開始し(S102)、同時に扉開閉計数手段9(S103)、微細粒子除去手段11(S104)、記憶手段14(S105)の動作を開始する。このとき、微細粒子除去手段11は連続動作させるものとする。
所定時間経過後、ステップS106において記憶手段14に扉開閉回数と時刻が記録されていない場合は、ステップS105に戻り扉開閉回数と時刻の記録作業をやり直す。一方、ステップS106において記憶手段14に扉開閉回数と時刻が記録されていると確認できた場合はステップS107に進む。
ステップS107において、計時手段13は通電後24時間経過したことを検知すると、制御手段15に検知信号を送信する。制御手段15は計時手段13の信号を受信すると、通電後24時間内における各時間帯での扉開閉計数手段9の扉開閉回数を抽出し(ステップS108)、冷蔵庫の使用パターンを判定するステップS109へ進む。
ステップS108およびステップS109では、制御手段15は扉開閉回数が多い時刻と扉開閉回数が少ない時刻を抽出し、一日における冷蔵庫1の使用パターンを推定する。つまり扉開閉回数が多い時間帯を冷蔵庫1の使用頻度が高い時間帯、扉開閉回数が少ない時間帯を冷蔵庫1の使用頻度が低い時間帯であると判定する。
ここで、扉開閉計数手段9の動作の一例について説明する。ドアスイッチ(ドアセンサ)の電気信号に基づいて、扉開閉計数手段9は所定時間(例えば10分間)に冷蔵室扉2a、冷凍室扉3a、野菜室扉4aが開閉された累積回数を計数する。制御手段15は扉開閉計数手段9の計数信号に基づき、開閉動作回数が所定時間内に所定値(例えば10回)以上であれば冷蔵庫1の使用頻度は高いと推定し、開閉動作回数が所定値未満であれば冷蔵庫1の使用頻度は少ないと推定する。ステップS109で冷蔵庫1の使用パターンを判定後、制御手段15は使用パターン、つまり冷蔵庫1の使用頻度の高い時間帯を記憶手段14に記録させ(ステップS110)、次に微細粒子除去手段11の動作の有無を判定するステップS111に進む。
ステップS111を経過後、制御手段15は計時手段13と連動して冷蔵庫の使用頻度が高い時間帯か低い時間帯かを判定し、微細粒子除去手段11の動作の有無を判定する(
ステップS112)。冷蔵庫1の使用頻度が高い時間帯と判定すると制御手段15は微細粒子除去手段11の動作を停止し(S113)、一方、冷蔵庫の使用頻度が少ない時間と判断すると制御手段15は微細粒子除去手段11を駆動させる(S114)。ステップS113あるいはステップS114の動作が所定時間を経過すると(S115)、再び微細粒子除去手段11の駆動判断(S111)に戻る。以降は前述のステップS111〜ステップS115の各ステップを繰り返す。
次に、扉開閉計数手段9および計時手段13の動作から冷蔵庫1の使用パターンの例を図6〜7を用いて簡単に説明する。
図6は冷蔵庫1を主に昼間使用する場合、例えば主に一般家庭の使用パターンとして考えられる。図7は冷蔵庫1を主に昼〜夜間使用する場合、例えば主に飲食店などの使用パターンとして考えられる。
図6において、調理開始から扉開閉計数手段9の扉開閉回数は徐々に上昇し、所定値αに達する。扉開閉回数が所定値αに達してから所定時間が経過すると、扉開閉回数は徐々に減少する。その後、短時間、扉開閉回数が所定値αに達するが、これは片付け時に冷蔵庫1に食品を再度収納することを示す。これらの動作傾向をまとめて使用頻度の高い時間帯とする。本実施の形態では、使用頻度の高い時間帯は6〜9時、12〜14時、18〜21時であった。
図7において、調理準備から調理中も各室の扉の開閉回数は変化がないため、調理開始から扉開閉計数手段9は所定値αを維持する。また、店舗などは必要分しか調理しないため、片付け時に食品を再度収納することもないため、安定した開閉動作を示すものである。本実施の形態では、使用頻度の高い時間帯は9〜23時であった。
図7のように、冷蔵庫1の使用頻度が少ない時間帯が短く微細粒子が十分に除去できないと判断した場合は、制御手段15は冷蔵庫1内の微細粒子が効率良く除去できるように微細粒子除去手段11の動作出力を大きくする制御を行なう。
以上のように、本実施の形態の冷蔵庫は一日の使用頻度の低い時間帯に閉扉状態で微細粒子除去手段を動作させることにより、利便性を高めながら冷蔵庫内の微細粒子を除去することができるので、常に清潔な冷蔵庫を提供することができる。
図6、図7において、本実施の形態では使用頻度が低い時間帯は所定値βで示した。
なお、操作部8に微細粒子除去手段11の操作ボタンを配設し、操作ボタンを介して冷蔵庫の使用中でも使用者が所望する際に微細粒子除去手段11を駆動させることも可能である。また、冷蔵庫1の使用パターン推定は、操作部8からの入力信号から任意の時間から開始させることも可能である。このとき、操作ボタン等の配設位置は操作部8に限定するものではない。
さらに、本実施の形態では報知手段10はLEDランプを使用し点灯することで使用者への報知を行ったが、報知方法は文字表示(液晶、透過光表示など)や音声などを用いても構わない。
これらのように、本実施の形態において一日の冷蔵庫使用パターンに対応して、冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に閉扉状態で微細粒子除去手段を動作させることにより、利便性を高めつつ、効率良く微細粒子を除去し常に清潔な冷蔵庫を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に閉扉状態で微細粒子除去手段を動作させることにより、利便性を高めつつ、効率良く微細粒子を除去することができるので、冷蔵庫を常に清潔に保つことが可能となり、各種保存庫の用途に適用できる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
2a 冷蔵室扉
3 冷凍室
3a 冷凍室扉
4 野菜室
4a 野菜室扉
5 温度切換室
6 製氷室
8 操作部
9 扉開閉計数手段
10 報知手段
11 微細粒子除去手段
12 通風経路
13 計時手段
14 記憶手段
15 制御手段

Claims (5)

  1. 冷凍室および冷蔵室を備えた冷蔵庫において、前記冷蔵庫の動作時間を計測する計時手段と、前記冷蔵庫の扉部の開閉回数を計数する扉開閉計数手段と、前記冷凍室および/または前記冷蔵室中の微細粒子を除去するための微細粒子除去手段と、前記冷蔵庫の動作を入力する操作部と、前記微細粒子除去手段の動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記計時手段と前記扉開閉計数手段との信号に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に前記微細粒子除去手段を駆動する冷蔵庫。
  2. 冷凍室および冷蔵室を備えた冷蔵庫において、前記冷蔵庫の動作時間を計測する計時手段と、前記冷蔵庫の扉部の開閉回数を計数する扉開閉計数手段と、前記冷凍室および/または前記冷蔵室中の微細粒子を除去するための微細粒子除去手段と、前記冷蔵庫の動作を入力する操作部と、前記微細粒子除去手段の動作を制御する制御手段と、前記計時手段および前記扉開閉計数手段の検知信号を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段は、前記計時手段および前記扉開閉計数手段の信号に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が高い時間あるいは前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間を記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段の情報に基づいて前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯は前記微細粒子除去手段を駆動し、前記冷蔵庫の使用頻度が高い時間帯は前記微細粒子除去手段の動作を停止する冷蔵庫。
  3. 前記記憶手段は、前記冷蔵庫に通電後、所定時間ごとの前記計時手段および前記扉開閉計数手段の検知信号を記憶する請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御手段は、使用者が前記操作部から予め入力した前記冷蔵庫の使用時間帯の情報に基づいて、前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に前記微細粒子除去手段を駆動させる請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記制御手段は、前記冷蔵庫に通電後少なくとも所定時間は前記微細粒子除去手段を連続駆動させ、その後は前記記憶手段または前記操作部から入力された前記冷蔵庫の使用時間帯の情報に基づいて、前記冷蔵庫の使用頻度が低い時間帯に前記微細粒子除去手段を駆動させる請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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