JP5241374B2 - 配信装置、配信方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、配信装置、配信方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、画像形成装置の復旧や点検等を行うために用いて好適なものである。
従来から、画像形成装置等の周辺装置の稼働状態を遠隔から監視する監視システムや、画像形成装置用のファームウェアを配信する配信サーバの技術が提案されている。
この監視システムの環境下において、画像形成装置が故障した時には、画像形成装置から送信される障害情報(エラーコード、アラームコード、ジャムコード)から、障害を検知し、その上でサービスマンを訪問させるようにしていた。
また、サービスマン向けにメンテナンス用の動画像を配信サーバから画像形成装置に配信する技術も提案されている。
このような技術として、画像形成装置の故障が軽度か重度かを判断し、軽度の故障であれば迅速に修理を行なう為の動画像を故障のあった機器に配信することで、軽度の故障時におけるサービスマンの不必要な派遣をなくす技術がある(特許文献1を参照)。
また、動画像等のコンテンツを部分的に小分けにして配信サーバから端末に配信する技術も提案されている。
このような技術として、サーバやネットワークの負荷を軽減するために、事前にコンテンツの一部を端末にダウンロードしておき、コンテンツの再生時に、当該端末がリアルタイムにコンテンツの残り部分をサーバから取得する技術がある(特許文献2を参照)。
特開2004−310192号公報 特開2005−184472号公報
ところで、顧客側に設置されている画像形成装置が故障した場合に、顧客自身で復旧可能とするためのメンテナンス用の動画像や、ヘルプ用の動画像を配信サーバが画像形成装置に配信することが将来的に実現されることが想定される。
しかしながら、このような動画像を配信した場合、作業者は、動画像を閲覧するために画像形成装置のオペレーションパネルを閲覧することが可能な場所で待機する必要があった。また、巨大な画像形成装置の場合、修理箇所がオペレーションパネル付近とは限らないため、動画像を画像形成装置に配信してオペレーションパネルに表示しても、メンテナンス(修復)時に作業者がオペレーションパネルを常に見ることができない。
また、修理のために画像形成装置の電源をオフ(OFF)すると、オペレーションパネルに動画像が表示されなくなるため、作業者が動画像を見ることができない。
以上のように従来の技術では、作業者が、画像形成装置に対して行うべき作業を表示する画像を見ることができなくなる虞があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置に対して行うべき作業を表示する画像を従来よりも作業者に確実に見せることができるようにすることを目的とする。
本発明の配信装置は、画像形成装置から送信されてきた障害に関する情報に基づいて、当該画像形成装置に対するメンテナンス作業が必要であることを検知する検知手段と、前記検知手段によりメンテナンス作業が必要であることが検知された画像形成装置に、当該作業に関する画像を表示するためのデータを配信する第1の配信手段と、前記第1の配信手段がデータを配信した画像形成装置からの当該画像形成装置の電源がオフされたことを示す情報、所定のボードが当該画像形成装置から抜かれたことを示す情報、及び当該画像形成装置と当該画像形成装置の作業者の作業端末との通信が途切れたことを示す情報のいずれかの情報に基づいて、当該画像形成装置の状態が電源オフ、所定のボードが抜かれた状態、及び当該画像形成装置と前記作業端末との通信が途切れた状態のいずれかの状態に遷移したことを判断する判断手段と、前記判断手段が前記画像形成装置が前記いずれかの状態に遷移したと判断した場合、当該画像形成装置が該状態に遷移なるまでに表示していた前記作業に関する画像の続きの部分を表示するためのデータを、前記メンテナンス作業を継続するために端末装置に配信する第2の配信手段とを有することを特徴とする。
本発明の配信方法は、画像形成装置から送信されてきた障害に関する情報に基づいて、当該画像形成装置に対するメンテナンス作業が必要であることを検知する検知ステップと、前記検知ステップによりメンテナンス作業が必要であることが検知された画像形成装置に、当該作業に関する画像を表示するためのデータを配信する第1の配信ステップと、前記第1の配信ステップによりデータを配信した画像形成装置からの当該画像形成装置の電源がオフされたことを示す情報、所定のボードが当該画像形成装置から抜かれたことを示す情報、及び当該画像形成装置と当該画像形成装置の作業者の作業端末との通信が途切れたことを示す情報のいずれかの情報に基づいて、当該画像形成装置の状態が電源オフ、所定のボードが抜かれた状態、及び当該画像形成装置と前記作業端末との通信が途切れた状態のいずれかの状態に遷移したことを判断する判断ステップと、前記判断ステップが前記画像形成装置が前記いずれかの状態に遷移したと判断した場合、当該画像形成装置が該状態に遷移なるまでに表示していた前記作業に関する画像の続きの部分を表示するためのデータを、前記メンテナンス作業を継続するために端末装置に配信する第2の配信ステップとを有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、前記ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に対して行うべき作業を表示する画像を従来よりも作業者に確実に見せることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、配信サーバシステムの全体構成の一例を示す図である。
図1において、配信サーバシステムには、複数の販売会社システム101、106が配置されている。
販売会社システム101、106には、販売会社が管轄する地域や、顧客の販売情報や、監視システムに関わる情報を蓄積するためのデータベース103、108が含まれている。また、販売会社のシステム101、106には、データベース103、108へのデータの登録や修正等の制御を行うPC104、109も含まれている。PC104、109は、配信サーバ111が提供するウエブサイトへアクセスし、データを閲覧させるための表示等を行う。また、販売会社のシステム101、106には、配信サーバ111に各種の情報を登録したり、配信サーバ111から各種の情報の配信を受けたりするホストコンピュータ102、107が含まれている。ホストコンピュータ102、データベース103、及びPC104は、LAN105を介して相互に接続されている。また、ホストコンピュータ107、データベース108、及びPC109は、LAN110を介して相互に接続されている。
尚、ホストコンピュータ102、107は、操作部及び表示部を持つことにより、PC104、109の役割を果たす事も可能である。
また、図1では、販売会社システム101、106が、複数の装置から構成されるようにした場合を例に挙げて示している。しかしながら、後述する各機能を達成することができれば、販売会社システム101、106は、図1に示すように構成しなくてもよい。例えば、データベース103、108は、夫々、物理的にホストコンピュータ102、107内に存在してもよい。また、ホストコンピュータ102、107がアクセスすることが可能であれば、インターネット132を経由した別の場所にデータベース103、108が存在していても構わない。つまり、販売会社システム101、106は、複数の装置から構成されるようにしてもよいし、1つの装置から構成するようにしてもよい。
販売会社(販売会社システム101、106)側と顧客(顧客システム114、119、129)側との間に、配信サーバ111が存在する。データベース112は、画像形成装置を監視するための情報や、顧客側から収集した画像形成装置のカウンタや、障害履歴情報や、障害パターンテーブル等を蓄積する履歴記憶部を持つ。また、データベース112は、画像形成装置に適用するための"ファームウェア、アプリケーション、ソフトウェアライセンス情報"等も蓄積する。
配信サーバ111とデータベース112は、LAN113を介して相互に接続されている。LAN113は、インターネット132に接続することが可能となっている。尚、データベース112は、物理的に配信サーバ111内に存在してもよい。また、配信サーバ111がアクセスすることが可能であれば、インターネット132を経由した別の場所にデータベース112が存在していても構わない。
配信サーバ111は、監視装置117、122、123及び画像形成装置131から、監視対象としての画像形成装置の情報や、画像形成装置の稼働状態を示す情報(障害情報を含む)を収集、蓄積、加工し、警告等を外部に提供する機能を有する。配信サーバ111は、例えば、販売会社システム101、106内のホストコンピュータ102、107に、警告等の情報を配信する機能を有する。画像形成装置の稼働状態としては、例えば、トナー切れ、ドアオープン、ドラム交換、カートリッジなし、冷却ファン異常、基板異常、原稿台ガラス汚れ、ステイプル切れ、給紙センサ光量不足等が挙げられる。また、フォントメモリオーバーフロー、レンダリングエラー、定着器異常、カウンタ異常、両面ユニット異常、紙詰まり等も、画像形成装置の稼働状態として挙げることができる。ここで、カウンタとしては、例えば、販売会社への課金対象となる顧客への課金を集計する課金カウンタや、顧客の部門別に画像形成装置の利用頻度を集計する部門カウンタがある。具体的に課金カウンタは、画像形成装置の印刷枚数を示し、部門カウンタは、顧客が設定している部門毎の印刷枚数を示す。また、部品カウンタは、例えばドラム等の部品の動作をカウントする場合には、その回転数をカウントし、スキャナランプ等の部品の動作をカウントする場合には、時間(秒)をカウントする。また、用紙サイズ別に画像形成装置の利用頻度を集計するサイズ別カウンタや、画像形成装置内の部品の消耗度を示す部品カウンタ等も、カウンタとして挙げることができる。以上のような情報が稼働情報となる。
販売会社システム101、106内のホストコンピュータ102、107は、監視対象としている画像形成装置の情報や、監視に関する設定を配信サーバ111に登録することができる。配信サーバ111は、各ホストコンピュータ102、107から送信された"監視対象の画像形成装置の情報や、監視に関する設定"をマージ(merge)し、それらを一括して管理することができる。また、配信サーバ111は、監視装置117、122、123や、画像形成装置131に対し、監視に関わる設定を行うこともできる。
ここで、図1に示す配信サーバシステムによるサービスは、販売会社と顧客との契約に基づき提供されるものである。従って、販売会社が契約に基づき監視対象と決定した画像形成装置のみを、配信サーバシステムの監視対象としている。配信サーバ111は、インターネット132を介して相互に接続されたPC104、109に対し、データベース112に蓄積された情報や、その情報を加工した情報を閲覧させるためのWEBページを提供する。このとき、配信サーバ111は、ユーザ認証により、販売会社別、顧客別、及びユーザの権限別に閲覧内容を限定してウエブページを提供する。また、PC104、109からのWEBページに対する変更指示に基づき、配信サーバ111は、データベース112に蓄積された情報を変更することができる。
尚、図1では、配信サーバ111及びデータベース112が1つずつ配置された場合を例に挙げて説明した。しかしながら、実際には、多くの画像形成装置及び監視装置から情報を収集したり、ファームウェアを配信する際の負荷分散を行ったりするために、配信サーバ111及びデータベース112の少なくとも何れか一方を複数配置して分散処理をさせるケースもある。
次に、顧客側のシステムの構成の一例について説明する。顧客側のシステムの環境としては異なる複数の環境がある。図1では、顧客システム114、119、129が示されている。
顧客システム114(A社X事業所)においては、LAN118に接続された画像形成装置115、116が、監視装置117により監視される。監視装置117は、インターネット132を経由して配信サーバ111と通信する。一方、顧客システム119(A社Y事業所)においては、LAN128に接続された画像形成装置120、121、124〜127が監視装置122、123により管理されている。具体的に説明すると、監視装置122により、画像形成装置120、121、124、125が管理され、監視装置123により画像形成装置126、127が管理される。監視装置117、122、123は、不図示のデータベースと相互に接続されている。例えば監視装置117は、画像形成装置115、116から収集した情報や、蓄積したデータを加工した結果を、不図示のデータベースに保存すると共に、画像形成装置115、116の監視に関わる設定も不図示のデータベースに保存する。尚、不図示のデータベースは、例えば、LAN118、128、130に接続され、独立して存在したものである。ただし、監視装置117、122、123がアクセスすることが可能であれば、インターネット132を経由した別の場所に不図示のデータベースが存在していても構わない。監視装置117、122、123は、画像形成装置115、116、120、121、124〜127の状態に関する状態情報(例えば障害等の発生)を、当該画像形成装置から受信すると、その都度その情報を配信サーバ111に送信する。
顧客システム129(B社)においては、LAN130に接続された画像形成装置131自身が直接、インターネット132を経由して配信サーバ111と通信する。画像形成装置131は、監視装置117、122、123と同等の機能を有しており、自身の状態に関する状態情報(例えばカウンタ情報や障害等の発生)を自発的に配信サーバ111に送信する。尚、画像形成装置131も、前述した監視装置117、122、123がアクセスする不図示のデータベースにアクセスすることができる。
図1では、A社における各画像形成装置115、116、120、121、124〜127が、監視装置117、122、123を介して配信サーバ111と通信を行う場合を例に挙げて説明した。しかしながら、A社における各画像形成装置は、設定の変更により、B社の顧客システム129に設置される画像形成装置131と同様に、監視装置を介することなく、配信サーバ111との通信を行える。
尚、図1に示した配信サーバシステムでインターネット132を介した通信を行う場合には、HTTP/SOAPプロトコルを利用することが可能である。SOAPは、Simple Object Access Protocolの略称である。SOAPは、XML(eXtended Markup Language)をベースとして、あるコンピュータから他のコンピュータのデータやサービスを呼び出すためのプロトコルである。ここでは、SOAPはHTTPの上に実装されるものとする。SOAPによる通信では、XML文書に付帯情報を付けたSOAPメッセージを交換する。したがって、SOAPをサポートするコンピュータには、SOAPメッセージを生成するSOAPメッセージ生成部と、SOAPメッセージを解釈するSOAPメッセージ解釈部とが備えられている。本実施形態では、画像形成装置の状態情報は、SOAPメッセージによって配信サーバ111に送信される。
<ハードウェア構成>
図2は、配信サーバ111のハードウェアの構成の一例を示す図である。尚、ホストコンピュータ102、107のハードウェアの構成も図2に示す構成と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
図2において、第1CPU201、第2CPU202は、配信サーバ111の各処理を実行する機能を司る。ROM203は、書き換え不可能な不揮発性のメモリであり、配信サーバ111(自機)の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。RAM204は、データを書き換えることが可能なメモリであり、配信サーバ111(自機)の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。
第1HDD205、第2HDD206は、配信サーバ111(自機)の各処理に関わるプログラム・データ・一時的なデータ、監視対象の画像形成装置に関する情報、画像形成装置から収集した情報、及び配信対象となる動画像の情報等を記憶する。例えば、前述した部品カウンタ、課金カウンタ、部門カウンタ等の値が、第1HDD205又は第2HDD206に記憶される。
配信サーバ111では、後述する処理を実行するプログラムを第1HDD205に記憶している。このプログラムは、RAM204を一時保存領域として使用し、第1CPU201又は第2CPU202によって呼び出され実行されるものである。
入力装置207は、配信サーバ111に対するオペレータの指示入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスである。表示部208は、配信サーバ111の動作状況や、配信サーバ111で実行される各プログラムが出力する情報等を表示する。NetworkI/F209は、LAN113(インターネット132)に接続し、外部装置と情報を交換する。外部機器I/F210は、外部記憶機器等を接続する。以上の要素がシステムバス211により相互に接続され、データをやりとりしている。
図3は、監視装置117、122、123のハードウェアの構成の第1の例を示す図である。尚、PC104、109のハードウェアの構成も、図3に示す構成と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
図3において、CPU301は、監視装置117、122、123の各処理を実行する機能を有する。ROM302は、書き換え不可能な不揮発性のメモリであり、監視装置117、122、123(自機)の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。RAM303は、データを書き換えることが可能なメモリであり、監視装置117、122、123(自機)の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。
HDD304は、監視装置117、122、123(自機)の各処理に関わるプログラム・データ・一時的なデータ、監視対象の画像形成装置に関する情報、及び画像形成装置から収集した情報等を記憶する。尚、PC104、109では、HDD304は、WEBブラウザ等を記憶する。
入力装置305は、監視装置117、122、123に対するユーザの指示入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスである。表示部306は、監視装置117、122、123の動作状況や、監視装置117、122、123で実行される各プログラムが出力する情報等を表示する。NetworkI/F307は、LAN118、128(インターネット132)に接続し、外部装置と情報を交換する。外部機器I/F308は、外部記憶機器等を接続する。以上の要素がシステムバス309により相互に接続され、データをやりとりしている。
図4は、監視装置117、122、123のハードウェアの構成の第2の例を示す図である。
図4において、CPU401は、監視装置117、122、123の各処理を実行する機能を有する。ROM402は、書換え不可能な不揮発性のメモリであり、監視装置117、122、123(自機)の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。FlashROM403は、監視装置117、122、123(自機)の各処理に関わるデータ・一時的なデータ、監視対象の画像形成装置に関する情報、及び画像形成装置から収集した情報等を記憶する。シリアルI/F404は、シリアルケーブルを用いて、端末と相互に接続する。シリアルI/F404は、例えば、監視装置117、122、123で実行されるプログラムがエラーやログを出力する。NetworkI/F405は、LAN118、128(インターネット132)に接続し、外部装置と情報を交換する。以上の要素がシステムバス406により相互に接続され、データをやりとりしている。
図5は、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のハードウェアの構成の一例を示す図である。画像形成装置としては、例えば、コピー、プリンタ及びファクシミリ機能が統合的に設けられた複合機が挙げられる。この他、PC等からデータを受信して印刷するプリンタ(電子写真方式及びインクジェット方式を含む)や、スキャナーや、ファクシミリ等が画像形成装置として挙げられる。図5では、画像形成装置が複合機である場合を例に挙げて示している。
図5において、原稿給紙部501は、原稿を取り込む。イメージリーダ502は、原稿給紙部501により取り込まれた原稿を読み込む。画像形成部503は、イメージリーダ502で読み込まれた原稿や、LAN118、128、130及びインターネット132を経由して外部装置から受信したデータを印刷画像に変換して印刷する。排紙部504は、画像形成部503で印刷された紙を排出し、ソートやステイプルといった処理を施す。
NetworkI/F505は、LAN118、128、130(インターネット132)に接続し、外部装置と情報を交換する。CPU506は、画像形成装置の各処理を実行する機能を司る。例えば、CPU506は、画像形成装置(自機)の動作状態を監視し、障害等の特定のイベントが発生した場合には、その状態を示す状態情報を、予め定めた宛先へ送信することをNetworkI/F505に指示する。状態情報の宛先は、例えば、配信サーバ111や監視装置117、122、123等である。
ROM507は、書き換え不可能な不揮発性のメモリであり、画像形成装置(自機)の各処理に関わるプログラムやデータを記憶する。RAM508は、データを書き換えることが可能なメモリであり、画像形成装置(自機)の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶する。HDD509は、画像形成装置(自機)の各処理に関わるプログラム・データ・一時的なデータ、画像形成装置(自機)へ送信されてきたユーザデータ等を記憶する。
画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131では、後述する後述する処理を実行するプログラムをHDD509に記憶している。このプログラムは、RAM508を一時保存領域として使用し、CPU506によって呼び出され実行されるものである。
操作部510は、画像形成装置(自機)に対するユーザの指示入力を受け付ける。表示部511は、画像形成装置(自機)の動作状況や、操作部510に対する操作に関わる情報を表示する。以上の要素がシステムバス512により相互に接続され、データをやりとりしている。
尚、デバイス自身が、自機の状態を監視するための情報(状態情報)を自発的に配信サーバ111に送信する機能を持つ画像形成装置131では、ROM507或いはHDD509に、状態情報の送出処理に関わるプログラムやデータを記憶している。
<ソフトウェア>
図6は、画像形成装置を監視する部分における、配信サーバ111のソフトウェアの構成の一例を示す図である。
図6において、SOAP通信部601は、監視装置117、122、123や、画像形成装置131等の外部装置からNetworkI/F209を介して受信したSOAPデータをSOAPメッセージ解析部602に渡す。また、SOAP通信部601は、SOAPメッセージ作成部603により作成されたSOAPデータをNetworkI/F209を介して、監視装置117、122、123や、画像形成装置131等の外部装置に送信する。
SOAPメッセージ解析部602は、SOAP通信部601から渡されたSOAPデータを解析した上で、当該SOAPデータを収集情報処理部604に渡す。
収集情報処理部604は、SOAPメッセージ解析部602から渡されたSOAPデータ(監視装置117、122、123や画像形成装置131から受信した情報)をそのまま又は加工し、データベースアクセス部606を介してデータベース112に格納する。
また、収集情報処理部604は、遠隔監視システムに関わる機能を実現する。例えば、収集情報処理部604は、配信サーバ111の監視下にある監視装置117、122、123や、画像形成装置131から受信した情報と、データベース112に格納されているデータとに基づいて、次の処理を行う。すなわち、収集情報処理部604は、カウンタの情報の集計の結果、画像形成装置のエラー情報、及び最新のファームウェア情報を、担当サービスマンや、顧客側の管理者へ通知することをSOAPメッセージ作成部603に指示する。この指示を受けたSOAPメッセージ作成部603は、当該指示に基づくSOAPデータを作成してSOAP通信部601に渡す。
監視制御部605は、配信サーバ111の監視下にある監視装置117、122、123や、画像形成装置131の情報を取得しに行くスケジュールを管理したり、監視装置117、122、123や、画像形成装置131の監視内容・方法の制御を行ったりする。更に、監視制御部605は、必要に応じて、監視装置117、122、123や、画像形成装置131に対する指示をSOAPメッセージ作成部603に対して行う。この指示を受けたSOAPメッセージ作成部603は、当該指示に基づくSOAPデータを作成してSOAP通信部601に渡す。
図7は、画像形成装置を監視する部分における、監視装置117、122、123のソフトウェアの構成の一例を示す図である。
図7において、SOAP通信部701は、配信サーバ111よりNetworkI/F307、405を介して受信したSOAPデータをSOAPメッセージ解析部703に渡す。また、SOAP通信部701は、SOAPメッセージ作成部702により作成されたSOAPデータをNetworkI/F307、405を介して配信サーバ111に送信する。
SOAPメッセージ解析部703は、SOAP通信部701から渡されたSOAPデータを解析した上で、当該SOAPデータを、監視制御部704及びデバイス情報処理部705の少なくとも何れか一方に渡す。
監視制御部704は、配信サーバ111からの監視設定に従い、情報蓄積部706に保持する"画像形成装置の状態情報"を更新したり、自機の監視下にある画像形成装置の状態情報をSOAPメッセージ解析部703から取得したりしてスケジュール管理を行う。
デバイス情報処理部705は、監視制御部704により管理されるスケジュールにより、自機の監視下にある画像形成装置から自発的に収集した状態情報(カウンタ情報、サービスコール、ジャム、トナー切れ等の情報)を、情報蓄積部706に蓄積する。また、これらの情報の蓄積は、自機の監視下にある画像形成装置の状態の変化等に応じて行われる。
情報蓄積部706に蓄積されたデータは、デバイス情報処理部705を介してそのままSOAPメッセージ作成部702に渡される。SOAPメッセージ作成部702は、渡されたデータに基づくSOAPデータを生成してSOAP通信部701に渡す。また、情報蓄積部706に蓄積されたデータは、デバイス情報処理部705で解釈、加工されてからSOAPメッセージ作成部702に渡される場合もある。
図8は、画像形成装置の状態を通知する部分における、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のソフトウェアの構成の一例を示す図である。
図8において、SOAP通信部801は、配信サーバ111や、監視装置117、122、123より、NetworkI/F505を介して受信したSOAPデータをSOAPメッセージ解析部803に渡す。また、SOAP通信部801は、SOAPメッセージ作成部802により作成されたSOAPデータをNetworkI/F505を介して、配信サーバ111や、監視装置117、122、123に送信する。
SOAPメッセージ解析部803は、SOAP通信部801から渡されたSOAPデータを解析した上で、当該SOAPデータを、ネットワーク情報取得部804及びデバイス情報収集部805の少なくとも何れか一方に渡す。
ネットワーク情報取得部804は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)環境では、DNS(Domain Name System)サーバやゲートウェイサーバからIPアドレスを自動的に取得できる。また、ネットワーク情報取得部804は、操作部510から入力されHDD509に保存されたネットワーク情報が存在する場合には、その情報を取得する。
デバイス情報収集部805は、画像形成装置(自機)のスケジュールや、配信サーバ111からの指示に従って、画像形成装置(自機)の内部に保持するカウンタ情報を取得する。また、デバイス情報収集部805は、画像形成装置(自機)の内部で発生したサービスコール・ジャム・トナー切れ等の情報を取得する。デバイス情報収集部805は、取得したデータを、そのまま又は蓄積、解釈、加工してからSOAPメッセージ作成部802に渡す。SOAPメッセージ作成部802は、デバイス情報収集部805から渡されたデータに基づくSOAPデータを生成してSOAP通信部801に渡す。
図9は、配信サーバ111、監視装置117、122、123、及び画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131におけるメモリマップの構造の一例を示す図である。
配信サーバ111はRAM204に、監視装置117、122、123はRAM303又はFlashROM403に、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131はRAM508にプログラムをロードする。図9は、このときのメモリマップを示す図である。
図9において、メモリマップには、基本I/Oプログラム901、システム・プログラム902、及び本実施形態で説明する処理を実行するプログラム等の各種処理プログラム903が含まれる。更に、メモリマップには、関連データを格納するエリア関連データエリア904、及びプログラムのワークエリア905が含まれている。基本I/Oプログラム901は、装置の入出力を司る。システム・プログラム902は、各種処理プログラムに動作環境を提供する。尚、容量の制約により、図9に示すメモリマップとして利用する領域を、RAM204、303、508に確保することができなくなった場合には、HDD205、206、304、509等にメモリマップの一部を割り当てることも可能である。
<動画像の配信方法の第1の例>
図10は、画像形成装置の電源ON/OFFされたことと、画像形成装置の基板ボードが抜かれたこととをトリガーにして、画像形成装置から携帯端末に動画像を転送する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。尚、本実施形態では、配信サーバから送信される動画像は、ストリーミング方式で送信されるものとする。
まず、図10を参照しながら、画像形成装置の電源ON/OFFされたことをトリガーにして、画像形成装置から携帯端末に動画像を転送する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を説明する。尚、ここでは、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のうち、画像形成装置131を例に挙げて説明する。また、以下では、携帯端末が携帯電話である場合を例に挙げて説明する。
ステップS1001において、画像形成装置131は、自機で障害が発生したことを検知すると、メンテナンス用動画像を配信サーバ111に要求する。このとき、画像形成装置131は、配信サーバ111に対し、自機で発生した障害に関する障害情報を送信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1001で配信サーバ111が障害情報を受信することにより検知手段の一例が実現される。
次に、ステップS1002において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された障害情報に基づいて、最適なメンテナンス用動画像を検索する。
次に、ステップS1003において、配信サーバ111は、検索したメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。尚、メンテナンス用動画像のデータは、障害の内容と相互に関連付けられてデータベース112又は配信サーバ111に予め登録されている。以上のように本例では、例えば、ステップS1003で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第1の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1004において、画像形成装置131は、自機のオペレーションパネル(表示部511)に、メンテナンス用動画像を表示する。ここで、メンテナンス(修理や点検等)のために、画像形成装置131の電源をオフ(OFF)することをユーザに指示する動画像がメンテナンス用動画像として表示される。
次に、ステップS1005において、ユーザが、メンテナンスのために、画像形成装置131の電源スイッチをオフすると、画像形成装置131は、電源をオフしたことを示す電源オフ信号を配信サーバ111に送信し、自機の電源をオフ(OFF)する。そして、配信サーバ111は、画像形成装置131からの情報(自機の電源がオフされる直前にオペレーションパネルに表示されていたオペレーション用動画像を示す情報等)を受け取り、電源オフ信号を受信したときのメンテナンス用動画像の表示状況を判断する。以上のように本例では、例えば、ステップS1005で配信サーバ111が電源オフ信号を受信することにより、画像形成装置131がメンテナンス状態に遷移したと判断し、判断手段の一例が実現される。
次に、ステップS1006において、配信サーバ111は、予めアドレスを登録している携帯電話に、メンテナンス用動画像を配信(転送)する。具体的に説明すると、配信サーバ111は、メンテナンス用動画像のうち、画像形成装置131の電源がオフされる直前にオペレーションパネルに表示されていた時点からの部分を携帯電話に配信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1006で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第2の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1007において、携帯電話は、画像形成装置131の電源がオフされる直前にオペレーションパネルに表示されていた時点の画像を一時停止状態で表示してから、その時点以降のメンテナンス用動画像を表示する。作業者は、このメンテナンス用動画像を見ながら、画像形成装置131のメンテナンスを行う。
次に、ステップS1008において、画像形成装置131は、メンテナンスが完了し、扉が閉められたことを検知する。また、このとき、作業者は、携帯電話を閉じる等してメンテナンス用動画像の閲覧を終えるための終了操作を行う。
次に、ステップS1009において、画像形成装置131は、扉が閉められたことを配信サーバ111に通知する。また、携帯端末は、メンテナンス用動画像の表示を終了させるための操作を行ったことを配信サーバ111に通知する。そして、配信サーバ111は、携帯電話からの情報(携帯電話の終了操作が行われる直前に表示されていたオペレーション用動画像を示す情報等)を受け取り、携帯電話の終了操作が完了したときのメンテナンス用動画像の表示状況を判断する。そして、配信サーバ111は、画像形成装置131の扉が閉められたことと、携帯電話の終了操作が完了したことを検知すると、メンテナンス用動画像を画像形成装置131のオペレーションパネルに配信(転送)する準備を行う。
次に、ステップS1010において、画像形成装置131は、作業者が電源スイッチをオン(ON)すると、電源をオンし、電源をオンしたことを示す電源オン信号を配信サーバ111に送信する。
次に、ステップS1011において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された電源オン信号を検知すると、画像形成装置131に、メンテナンス用動画像を配信(転送)する。具体的に説明すると、配信サーバ111は、メンテナンス用動画像のうち、携帯電話に最後に表示した時点からの部分を画像形成装置131に配信する。
次に、ステップS1012において、画像形成装置131は、携帯電話に最後に表示した時点の画像を一時停止状態で表示してから、その時点以降のメンテナンス用動画像を表示する。
次に、ステップS1013において、作業者は、画像形成装置131に表示されているメンテナンス用動画像を元に画像形成装置131の復旧を確認し、復旧したか否かに応じて操作部510を操作する。画像形成装置131は、この操作の内容を示す復旧確認信号を配信サーバ111に送信する。
配信サーバ111は、復旧確認信号を受信すると、画像形成装置131が復旧したか否かを判定し、復旧した場合には処理を終了する。一方、復旧していない場合には、ステップS1002に戻り、次の対策用のメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
<動画像の配信方法の第2の例>
次に、図10を参照しながら、画像形成装置の基板ボードが抜かれたことをトリガーにして、画像形成装置から携帯端末に動画像を転送する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を説明する。また、ここでも、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のうち、画像形成装置131を例に挙げて説明する。
まず、ステップS1001において、画像形成装置131は、自機で障害が発生したことを検知すると、自機で発生した障害に関する障害情報を配信サーバ111に送信して、メンテナンス用動画像を配信サーバ111に要求する。以上のように本例では、例えば、ステップS1001で配信サーバ111が障害情報を受信することにより検知手段の一例が実現される。
次に、配信サーバ111は、ステップS1002において、画像形成装置131から送信された障害情報に基づいて、最適なメンテナンス用動画像を検索し、ステップS1003において、検索したメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1003で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第1の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1004において、画像形成装置131は、自機のオペレーションパネル(表示部511)に、メンテナンス用動画像を表示する。ここでは、メンテナンスのために、画像形成装置131のネットワークボードを抜くことをユーザに指示する動画像がメンテナンス用動画像として表示される。
次に、ステップS1005において、ユーザが、メンテナンスのために、画像形成装置131のネットワークボードを抜くと、画像形成装置131は、ネットワークボードが抜かれたことを示すネットワークボード抜き取り信号を配信サーバ111に送信する。そして、配信サーバ111は、画像形成装置131からの情報を受け取り、ネットワークボード抜き取り信号を受信したときのメンテナンス用動画像の表示状況を判断する。以上のように本例では、例えば、ステップS1005で配信サーバ111がネットワークボード抜き取り信号を受信することにより、画像形成装置131がメンテナンス状態に遷移したと判断し、判断手段の一例が実現される。
次に、ステップS1006において、配信サーバ111は、予めアドレスを登録している携帯電話に、メンテナンス用動画像を配信(転送)する。以上のように本例では、例えば、ステップS1006で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第2の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1007において、携帯電話は、画像形成装置131のネットワークボードが抜かれる直前にオペレーションパネルに表示されていた時点以降のメンテナンス用動画像を表示する。作業者は、このメンテナンス用動画像を見ながら、画像形成装置131のメンテナンスを行う。
次に、ステップS1008において、画像形成装置131は、メンテナンスが完了し、扉が閉められたことを検知する。また、このとき、作業者は、携帯電話を閉じる等してメンテナンス用動画像の閲覧を終えるための終了操作を行う。
次に、ステップS1009において、画像形成装置131は、扉が閉められたことを配信サーバ111に通知する。また、携帯端末は、メンテナンス用動画像の表示を終了させるための操作を行ったことを配信サーバ111に通知する。そして、配信サーバ111は、携帯電話からの情報を受け取り、携帯電話の終了操作が完了したときのメンテナンス用動画像の表示状況を判断する。そして、配信サーバ111は、画像形成装置131の扉が閉められたことと、携帯電話の終了操作が完了したことを検知すると、メンテナンス用動画像を画像形成装置131のオペレーションパネルに配信(転送)する準備を行う。
次に、ステップS1010において、画像形成装置131は、作業者が、画像形成装置131にネットワークボードを差し込むと、ネットワークボードが差し込まれたことを示すネットワークボード差し込み信号を配信サーバ111に送信する。
次に、ステップS1011において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信されたネットワークボード差し込み信号を検知すると、画像形成装置131に、メンテナンス用動画像を配信(転送)する。具体的に説明すると、配信サーバ111は、メンテナンス用動画像のうち、携帯電話に最後に表示した時点からの部分を画像形成装置131に配信する。
次に、ステップS1012において、画像形成装置131は、携帯電話に最後に表示した時点の画像を一時停止状態で表示してから、その時点以降のメンテナンス用動画像を表示する。
次に、ステップS1013において、作業者は、画像形成装置131に表示されているメンテナンス用動画像を元に画像形成装置131の復旧を確認し、復旧したか否かに応じて操作部510を操作する。画像形成装置131は、この操作の内容を示す復旧確認信号を配信サーバ111に送信する。
配信サーバ111は、復旧確認信号を受信すると、画像形成装置131が復旧したか否かを判定し、復旧した場合には処理を終了する。一方、復旧していない場合には、ステップS1002に戻り、次の対策用のメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
<動画像の配信方法の第3の例>
図11は、画像形成装置と携帯電話とが行っている赤外線通信が切れたことをトリガーにして、画像形成装置から携帯端末に動画像を転送する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。尚、ここでも、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のうち、画像形成装置131を例に挙げて説明する。
ステップS1101において、画像形成装置131は、自機で障害が発生したことを検知すると、自機で発生した障害に関する障害情報を送信して、メンテナンス用動画像を配信サーバ111に要求する。以上のように本例では、例えば、ステップS1101で配信サーバ111が障害情報を受信することにより検知手段の一例が実現される。
次に、ステップS1102において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された障害情報に基づいて、最適なメンテナンス用動画像を検索する。
次に、ステップS1103において、配信サーバ111は、検索したメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。尚、メンテナンス用動画像のデータは、障害の内容と相互に関連付けられてデータベース112又は配信サーバ111に予め登録されている。以上のように本例では、例えば、ステップS1103で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第1の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1104において、画像形成装置131は、自機のオペレーションパネル(表示部511)に、メンテナンス用動画像を表示する。このメンテナンス用動画像を閲覧したユーザは、画像形成装置131のメンテナンスのために、画像形成装置131から離れることが(移動が)必要であると判断する。
次に、ステップS1105において、画像形成装置131は、ユーザが移動して、自機と通信していた携帯電話との赤外線通信が途切れると、当該携帯電話との赤外線通信のリンクが切れたことを示す通信遮断信号を配信サーバ111に送信する。そして、配信サーバ111は、画像形成装置131からの情報(赤外線通信が途切れる直前にオペレーションパネルに表示されていたオペレーション用動画像を示す情報等)を受け取り、通信遮断信号を受信したときのメンテナンス用動画像の表示状況を判断する。以上のように本例では、例えば、ステップS1105で配信サーバ111が通信遮断信号を受信することにより、画像形成装置131がメンテナンス状態に遷移したと判断し、判断手段の一例が実現される。
次に、ステップS1106において、配信サーバ111は、予めアドレスを登録していた携帯電話であって、画像形成装置131との赤外線通信が切れた携帯電話に、メンテナンス用動画像を配信(転送)する。具体的に説明すると、配信サーバ111は、メンテナンス用動画像のうち、画像形成装置131と携帯電話との赤外線通信が切れる直前にオペレーションパネルに表示されていた時点からの部分を携帯電話に配信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1106で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第2の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1107において、携帯電話は、画像形成装置131との赤外線通信が切れる直前にオペレーションパネルに表示されていた時点の画像を一時停止状態で表示してから、その時点以降のメンテナンス用動画像を表示する。作業者は、このメンテナンス用動画像を見ながら、画像形成装置131のメンテナンスを行う。
次に、ステップS1108において、画像形成装置131は、メンテナンスが完了し、扉が閉められたことを検知する。また、このとき、作業者は、携帯電話を閉じる等してメンテナンス用動画像の閲覧を終えるための終了操作を行う。
次に、ステップS1109において、画像形成装置131は、扉が閉められたことを配信サーバ111に通知する。また、携帯電話は、メンテナンス用動画像の表示を終了させるための操作を行ったことを配信サーバ111に通知する。そして、配信サーバ111は、携帯電話からの情報(携帯電話の終了操作が行われる直前に表示されていたオペレーション用動画像を示す情報等)を受け取り、携帯電話の終了操作が完了したときのメンテナンス用動画像の表示状況を判断する。そして、配信サーバ111は、画像形成装置131の扉が閉められたことと、携帯電話の終了操作が完了したことを検知すると、メンテナンス用動画像を画像形成装置131のオペレーションパネルに配信(転送)する準備を行う。
次に、ステップS1110において、画像形成装置131は、自機と赤外線通信を行っていた携帯電話との赤外線通信が再開すると、当該携帯電話との赤外線通信が再開ことを示す通信再開信号を配信サーバ111に送信する。
次に、ステップS1111において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された通信再開信号を検知すると、画像形成装置131に、メンテナンス用動画像を配信(転送)する。具体的に説明すると、配信サーバ111は、メンテナンス用動画像のうち、携帯電話に最後に表示した時点からの部分を画像形成装置131に配信する。
次に、ステップS1112において、画像形成装置131は、携帯電話に最後に表示した時点の画像を一時停止状態で表示してから、その時点以降のメンテナンス用動画像を表示する。
次に、ステップS1113において、作業者は、画像形成装置131に表示されているメンテナンス用動画像を元に画像形成装置131の復旧を確認し、復旧したか否かに応じて操作部510を操作する。画像形成装置131は、この操作の内容を示す復旧確認信号を配信サーバ111に送信する。
配信サーバ111は、復旧確認信号を受信すると、画像形成装置131が復旧したか否かを判定し、復旧した場合には処理を終了する。一方、復旧していない場合には、ステップS1002に戻り、次の対策用のメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
<動画像の配信方法の第4の例>
図12は、画像形成装置の障害発生箇所に応じて、画像形成装置のオペレーションパネルと携帯端末とのうち、適切な方に動画像を配信する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。尚、ここでも、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のうち、画像形成装置131を例に挙げて説明する。
ステップS1201において、画像形成装置131は自機で障害が発生したことを検知すると、自機で発生した障害に関する障害情報を送信して、メンテナンス用動画像を配信サーバ111に要求する。以上のように本例では、例えば、ステップS1201で配信サーバ111が障害情報を受信することにより検知手段の一例が実現される。
次に、ステップS1202において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された障害情報に基づいて、障害発生箇所を特定し、オペレーション用動画像の配信先を判断する。尚、オペレーション用動画像の配信先は、障害発生箇所と相互に関連付けられてデータベース112又は配信サーバ111に予め登録されており、配信サーバ111は、この登録内容から、オペレーション用動画像の配信先を決定することができる。例えば、障害発生箇所が、画像形成装置131のオペレーションパネルから遠い所定の位置である場合には、携帯電話をオペレーション用動画像の配信先として決定する。一方、画像形成装置131のオペレーションパネルから近い所定の位置である場合には、画像形成装置131をオペレーション用動画像の配信先として決定する。図12では、障害発生箇所が、画像形成装置131のオペレーションパネルから遠く、携帯電話をオペレーション用動画像の配信先として決定する場合を例に挙げて示している。以上のように本例では、例えば、ステップS1202で配信サーバ111がオペレーション用動画像の配信先を選択することにより選択手段の一例が実現される。
次に、ステップS1203において、配信サーバ111は、ステップS1202で配信先として決定された携帯電話にメンテナンス用動画像を配信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1203で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第1の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1204において、携帯電話は、配信サーバ111から配信されたメンテナンス用動画像を表示する。
図12に示すように、ステップS1202において、携帯電話をオペレーション用動画像の配信先として決定した場合には、ステップS1204の処理が行われると、例えば、図10のステップS1008以降の処理、又はステップS1108以降の処理を行う。一方、ステップS1202において、画像形成装置をオペレーション用動画像の配信先として決定した場合には、ステップS1203の処理が行われると、例えば、図10のステップS1004以降の処理、又はステップS1104以降の処理を行う。
<配信する動画像の決定方法>
図13は、画像形成装置のログイン情報であるアカウント情報を配信サーバが管理することで、配信サーバがアカウント別に最適の動画像を配信する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。尚、ここでは、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のうち、画像形成装置131に動画像を配信する場合を例に挙げて説明する。
ステップS1301において、画像形成装置131は、ログイン時に取得したアカウント情報を送信して、メンテナンス用動画像の配信を配信サーバ111に要求する。以上のように本例では、例えば、ステップS1001で配信サーバ111がアカウント情報を受信することにより検知手段の一例が実現される。
次に、ステップS1302において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信されたアカウント情報に基づくアカウントに最適のメンテナンス用動画像を選択する。尚、メンテナンス用動画像のデータは、アカウントと相互に関連付けられてデータベース112又は配信サーバ111に予め登録されており、配信サーバ111は、この登録内容から、最適のメンテナンス用動画像を選択する。例えば、アカウントが耳の不自由な人である場合には、手話を表示するメンテナンス用動画像を選択する。また、アカウントがサービスマンである場合には、詳細なメンテナンス情報を表示するメンテナンス用動画像を選択する。また、アカウントが盲目の人である場合には、メンテナンスの内容を音声で案内するメンテナンス用動画像を選択する。また、アカウントが車椅子を使用する人の場合には、視点の低いメンテナンス用動画像を選択する。以上のように本例では、例えば、ステップS1302で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を選択することにより取得手段の一例が実現される。
次に、ステップS1303において、配信サーバ111は、ステップS1302で選択したメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1303で配信サーバ111がメンテナンス用動画像を配信することにより第1の配信手段の一例が実現される。
尚、前述した第1〜第4の例の何れかのようにして決定した動画像の配信先に、ここで説明したようにして選択したメンテナンス用動画像を配信するようにすることもできる。例えば、ステップS1303の処理が行われると、例えば、図10のステップS1004以降の処理、又はステップS1104以降の処理を行うことができる。また、ステップS1303において、画像形成装置ではなく携帯端末にメンテナンス用動画像を配信してもよい。
<配信サーバの機能>
図14は、配信サーバ111の機能的な構成の一例を示すブロック図である。尚、図14では、画像形成装置115、116、120、121、124〜127、131のうち、画像形成装置131を例に挙げて説明する。
図14において、通信I/F部1402は、画像形成装置131や携帯端末と通信を行う。通信データ制御部1403は、通信I/F部1402から受け取ったデータを制御する。データ制御部1404は、動画像データ、障害データ、ユーザデータ等を制御する。ここで、動画像データとは、メンテナンス用動画像のデータであり、障害データとは、画像形成装置131のエラー、アラーム、ジャム等の障害を示す障害情報のデータである。また、ユーザデータとは、画像形成装置131を使用するユーザの所持する携帯端末のアドレスや、アカウント情報を示す。
動画データ検索部1405は、動画データ記憶部1408に登録されている動画像データの検索を行う。動画データ検索部1406は、障害データ記憶部1409に登録されている障害データの検索を行う。ユーザデータ検索部1407は、ユーザデータ記憶部1410に登録されているユーザデータの検索を行う。動画データ記憶部1408は、動画像データを記憶するデータベースである。障害データ記憶部1409は、障害データを記憶するデータベースである。ユーザデータ記憶部1410は、ユーザデータを記憶するデータベースである。尚、前述したように、ユーザデータ検索部1407、動画データ記憶部1408、及び障害データ記憶部1409は、配信サーバ111内に設けなくてもよい。
<動画像配信時の第1の処理例>
図15は、メンテナンス用動画像を配信する際の配信サーバ111の第1の処理例を説明するフローチャートである。ここでは、画像不良により、イエロー/ブラックのみ印刷画像が真っ白になった障害についてのメンテナンス用動画像を配信する場合の処理を例に挙げて説明する。
尚、図15のフローチャートが開始される前に、例えば、図10のステップS1002、図11のステップS1102、図12のステップS1202、図13のステップS1302までの処理が行われているものとする。
ステップS1501において、配信サーバ111は、メインコントローラ回路基板を2枚とも抜き差しすることを指示するメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
次に、ステップS1502において、配信サーバ111は、問題が解決したか否かを確認するためのメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
次に、ステップS1503において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、問題が解決したか否かを判定する。この判定の結果、問題が解決した場合には、図15のフローチャートによる処理を終了する。一方、問題が解決していない場合には、ステップS1504に遷移する。
ステップS1504では、配信サーバ111は、印刷状態がどうなったかを確認するために、テストプリントを促すメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1501、1502、1504の処理を実行することにより第1の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1505において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、テストプリントを行うか否かを判定する。この判定の結果、テストプリントを行う場合には、ステップS1506に遷移する。ステップS1506では、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいてテストプリントが完了するまで待機する。そして、テストプリントが完了すると、ステップS1507に遷移する。
一方、テストプリントを行わない場合には、ステップS1506を省略してステップS1507に遷移する。
ステップS1507では、配信サーバ111は、次の対処手段として、上下のメインコントローラ回路基板を入れ替えることを指示するメンテナンス用動画像を配信する。このとき、画像形成装置131がメンテナンス状態に遷移すると、配信サーバ111は、予め登録されている携帯端末(携帯電話、ノートPC、デスクトップPC等)に、メンテナンス用動画像を配信(自動転送)する。
次に、ステップS1508において、配信サーバ111は、問題が解決したか否かを確認するためのメンテナンス用動画像を画像形成装置131又は携帯端末に配信する。
次に、ステップS1509において、配信サーバ111は、画像形成装置131及び携帯端末の少なくとも何れか一方から送信された情報に基づいて、問題が解決したか否かを判定する。この判定の結果、問題が解決した場合には、図15のフローチャートによる処理を終了する。一方、問題が解決していない場合には、ステップS1510に遷移する。
ステップS1510では、配信サーバ111は、印刷状態がどうなったかを確認するために、テストプリントを促すメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
次に、ステップS1511において、配信サーバ111は、画像形成装置131又は携帯電話から送信された情報に基づいて、テストプリントを行うか否かを判定する。この判定の結果、テストプリントを行う場合には、ステップS1512に遷移する。ステップS1512では、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいてテストプリントが完了するまで待機する。そして、テストプリントが完了すると、ステップS1513に遷移する。
一方、テストプリントを行わない場合には、ステップS1512を省略してステップS1513に遷移する。
ステップS1513では、配信サーバ111は、テストプリントの結果、現象がどうなっているかを確認するためのメンテナンス用動画像を画像形成装置131又は携帯端末に配信する。尚、ステップS1511でテストプリントを実行しないと判定された場合、ユーザは、プリントした結果を元に、手動で現象を判断することになる。
次に、ステップS1514において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、現象を判定する。この判定の結果、ステップS1513で配信したメンテナンス用動画像がユーザによって閲覧された後、"イエロー/ブラックからシアン/マゼンタに変化"がユーザによって選択された場合には、ステップS1515に遷移する。一方、ユーザによって"その他"が選択された場合には、ユーザが対処できない障害のため、後述するステップS1518に遷移する。
ステップS1515では、配信サーバ111は、次の対処手段として、下側のメインコントローラ回路基板を交換することを指示するメンテナンス用動画像を配信する。このとき、画像形成装置131がメンテナンス状態に遷移すると、配信サーバ111は、予め登録されている携帯端末(携帯電話、ノートPC、デスクトップPC等)に、メンテナンス用動画像を配信(自動転送)する。
次に、ステップS1516において、配信サーバ111は、問題が解決したか否かを確認するためのメンテナンス用動画像を画像形成装置131又は携帯端末に配信する。
次に、ステップS1517において、配信サーバ111は、画像形成装置131及び携帯端末の少なくとも何れか一方から送信された情報に基づいて、問題が解決したか否かを判定する。この判定の結果、問題が解決した場合には、図15のフローチャートによる処理を終了する。一方、問題が解決していない場合には、ステップS1518に遷移する。
ステップS1518では、配信サーバ111は、ユーザでは、画像形成装置131の復旧が困難とみなし、サービスマンの派遣を促すメンテナンス用動画像を配信し、メール等で、サービスマンの出動要請を行う。
以上のように本例では、例えば、ステップS1507、S1508、S1510、S1513、S1515、S1516、S1518の処理を実行することにより第2の配信手段の一例が実現される。
<動画像配信時の第2の処理例>
図16は、メンテナンス用動画像を配信する際の配信サーバ111の第2の処理例を説明するフローチャートである。ここでは、画像形成装置131又は携帯端末と、配信サーバ111とがインタラクティブに通信を行ってメンテナンス用動画像を配信する場合の処理を例に挙げて説明する。
ステップS1601において、配信サーバ111は、画像形成装置131から障害情報を受信すると、画像形成装置131で障害が発生したことを検知する。以上のように本例では、例えば、ステップS1601の処理を行うことにより検知手段の一例が実現される。
ステップS1601の処理が終了すると、例えば、図10のステップS1002〜S1005、図11のステップS1102〜ステップS1105の処理が実行される。
そして、ステップS1602において、配信サーバ111は、画像形成装置131で発生した障害を、障害情報に含まれている"エラーコード、アラームコード、ジャムコード"に基づいて分析する。ここでは、配信サーバ111は、分析の結果、障害A、障害B、障害Cの可能性があると判断する。図18は、エラーコード、アラームコード、ジャムコードの一例を示す図である。
次に、ステップS1603において、配信サーバ111は、画像形成装置131で発生した障害の内容を問い合わせるための障害内容問い合わせ用動画像を、画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、図17(a)に示すような障害内容問い合わせ用動画像1701を表示する。ユーザは、画像形成装置131の操作部510を操作して、画像形成装置131で発生している障害に合う選択肢(障害内容問い合わせ用動画像1701に表示されている(1)〜(3))の1つを選択する。画像形成装置131は、選択された内容を示す情報を配信サーバ111に送信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1603の処理を行うことにより問い合わせ手段の一例が実現される。
そして、ステップS1604において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、画像形成装置131で発生した障害を判定する。この判定の結果、障害内容問い合わせ用動画像1701で(1)が選択された場合には、ステップS1605に遷移する。
ステップS1605では、配信サーバ111は、障害A用のメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、障害A用のメンテナンス用動画像を表示する。ユーザは、この障害A用のメンテナンス用動画像を元にメンテナンスを行う。その後、画像形成装置131は、自機が復旧したかどうかを示す情報を配信サーバ111に送信する。そして、後述するステップS1608に遷移する。
また、ステップS1604の判定の結果、障害内容問い合わせ用動画像1701で(2)が選択された場合には、ステップS1606に遷移する。ステップS1606では、配信サーバ111は、障害B用のメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、障害B用のメンテナンス用動画像を表示する。ユーザは、この障害B用のメンテナンス用動画像を元にメンテナンスを行う。その後、画像形成装置131は、自機が復旧したかどうかを示す情報を配信サーバ111に送信する。そして、後述するステップS1608に遷移する。
また、ステップS1604の判定の結果、障害内容問い合わせ用動画像1701で(3)が選択された場合には、ステップS1607に遷移する。ステップS1607では、配信サーバ111は、障害C用のメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、障害C用のメンテナンス用動画像を表示する。ユーザは、この障害C用のメンテナンス用動画像を元にメンテナンスを行う。その後、画像形成装置131は、自機が復旧したかどうかを示す情報を配信サーバ111に送信する。そして、ステップS1608に遷移する。
以上のように本例では、例えば、ステップS1605〜S1607の処理を行うことにより第2の配信手段の一例が実現される。
ステップS1608では、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、画像形成装置131が障害から復旧したか否かを判定する。この判定の結果、画像形成装置131が障害から復旧した場合には、図16のフローチャートによる処理を終了する。一方、画像形成装置131が障害から復旧していない場合には、ステップS1609に遷移する。
ステップS1609では、配信サーバは、次の対策として、新たな障害内容問い合わせ用動画像を、画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、図17(b)に示すような障害内容問い合わせ用動画像1702を表示する。ユーザは、画像形成装置131の操作部510を操作して、画像形成装置131で発生している障害に合う選択肢(障害内容問い合わせ用動画像1702に表示されている(1)〜(3))の1つを選択する。画像形成装置131は、選択された内容を示す情報を配信サーバ111に送信する。以上のように本例では、例えば、ステップS1609の処理を行うことにより問い合わせ手段の一例が実現される。
そして、ステップS1610において、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、画像形成装置131で発生した障害を判定する。この判定の結果、障害内容問い合わせ用動画像1702で(1)が選択された場合には、ステップS1611に遷移する。
ステップS1611では、配信サーバ111は、画像形成装置131の原稿台ガラスのゆがみを修復することを指示するメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、画像形成装置131の原稿台ガラスのゆがみを修復することを指示するメンテナンス用動画像を表示する。ユーザは、この画像形成装置131の原稿台ガラスのゆがみを修復することを指示するメンテナンス用動画像を元に、原稿台のゆがみを調整する。その後、画像形成装置131は、自機が復旧したかどうかを示す情報を配信サーバ111に送信する。そして、後述するステップS1613に遷移する。
また、ステップS1610の判定の結果、障害内容問い合わせ用動画像1702で(2)が選択された場合には、ステップS1612に遷移する。ステップS1612では、配信サーバ111は、本体内をクリーニングすることを指示するメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。これにより、画像形成装置131は、オペレーションパネルに、本体内をクリーニングすることを指示するメンテナンス用動画像を表示する。ユーザは、この本体内をクリーニングすることを指示するメンテナンス用動画像を元に、本体内をクリーニングする。その後、画像形成装置131は、自機が復旧したかどうかを示す情報を配信サーバ111に送信する。そして、ステップS1613に遷移する。
ステップS1613では、配信サーバ111は、画像形成装置131から送信された情報に基づいて、画像形成装置131が障害から復旧したか否かを判定する。この判定の結果、画像形成装置131が障害から復旧した場合には、図16のフローチャートによる処理を終了する。一方、画像形成装置131が障害から復旧していない場合には、ステップS1614に遷移する。
また、前述したステップS1610の判定の結果、障害内容問い合わせ用動画像1702で(3)が選択された場合にも、ステップS1614に遷移する。
ステップS1614では、配信サーバ111は、配信サーバ111は、ユーザでは、画像形成装置131の復旧が困難とみなし、サービスマンの派遣を促すメンテナンス用動画像を画像形成装置131に配信する。
以上のように本例では、例えば、ステップS1611、S1612、S1614の処理を行うことにより第2の配信手段の一例が実現される。
次に、ステップS1615において、配信サーバ111は、メール等で、サービスマンの出動要請を行う。
尚、図16では、画像形成装置131が配信サーバ111と通信を行う場合を例に挙げて説明したが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、ステップS1602において、配信サーバ111が画像形成装置131と通信することができなくなる場合には、障害内容問い合わせ用動画像を携帯端末に配信してもよい。そして、ステップS1605〜S1607、S1611、S1612、S1614においても、配信サーバ111が携帯端末にメンテナンス用動画像を配信してもよい。
以上のように本実施形態では、配信サーバ111は、メンテナンス用動画像を画像形成装置に配信した後、当該画像形成装置におけるメンテナンス用動画像の進行状況を管理する。その後、配信サーバ111は、画像形成装置がメンテナンス状態に遷移すると、例えば予め登録されている携帯端末に、メンテナンス用動画像の続きを転送する。したがって、画像形成装置の電源がオフされたり、ネットワークボードが抜き取られたりして、当該画像形成装置にメンテナンス用動画像を表示することができなくなった場合でも、メンテナンス用動画像を途切れることなく作業者に見せることができる。また、メンテナンスのために携帯端末を所持した作業者が画像形成装置から離れて、当該画像形成装置が携帯端末と赤外線通信を行えなくなった場合にも、メンテナンス用動画像を途切れることなく作業者に見せることができる。
ここで、メンテナンス用動画像を画像形成装置のオペレーションパネルではなく、最初から直接、サービスマンの携帯端末に配信することも考えられる。しかしながら、携帯端末の画面は一般に小さい。したがって、常時、携帯端末に動画像を配信すると、見づらいメンテナンス用動画像を長期間作業者に閲覧させ続けることになり、メンテナンスの作業が困難になる虞がある。これに対して、本実施形態では、通常は、画像形成装置のオペレーションパネルにメンテナンス用動画像を表示する。そして、メンテナンス用動画像を画像形成装置に表示できない場合や、メンテナンス用動画像を画像形成装置に表示するとメンテナンス用動画像を作業者が見られない場合には、画像形成装置に代替して携帯端末にメンテナンス用動画像を表示できる。よって、本実施形態では、可及的に作業者が見易い状態でメンテナンス用動画像を表示することができる。
また、配信サーバ111が動画像を配信することで、サービスマンではなく、エンドユーザでも画像形成装置のメンテナンスを行うことが可能になり、サービスマンの派遣コストを最小限にすることができる。また、配信サーバ111が動画像をストリーミング形式で配信することで、ハードディスク容量の小さいクライアント(画像形成装置、携帯端末)にもメンテナンス用動画像を配信することが可能となる。
また、本実施形態では、配信サーバ111は、画像形成装置で発生した障害の箇所に応じて、メンテナンス用動画像を、当該画像形成装置に配信するか、携帯端末に配信するかを決定し、優先して配信する装置を選択するようにした。したがって、例えば、表示エリアが相対的に大きい画像形成装置にメンテナンス用動画像を表示することを、より確実に実行することができる。
また、本実施形態では、配信サーバ111は、画像形成装置に対する作業を行う作業者の属性情報(アカウント)に応じて、配信するメンテナンス用動画像を選択するようにした。したがって、作業者に適したメンテナンス用動画像を表示することができる。
また、本実施形態では、配信サーバ111は、画像形成装置や携帯端末の作業者により選択された障害に応じたメンテナンス用動画像を配信するようにした。すなわち、配信サーバ111は、画像形成装置又は携帯端末と、インタラクティブなやりとりを行うようにした。したがって、常に最適なメンテナンス用動画像を作業者に閲覧させることが可能となる。
尚、本実施形態では、画像形成装置で障害が発生した場合に、メンテナンス用動画像を配信する場合を例に挙げて説明したが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、画像形成装置で障害は発生していないが、画像形成装置のメンテナンス(例えば定期点検)が必要となった場合にも、メンテナンス用動画像を配信するようにしてもよい。このようにした場合には、画像形成装置のメンテナンスが必要となったことを示す情報を画像形成装置から配信サーバ111に送信するようにする。
また、本実施形態では、メンテナンス用動画像を、ストリーミング形式で配信する場合を例に挙げて説明したが、必ずしもストリーミング形式でメンテナンス用動画像を配信する必要はない。このようにした場合、画像形成装置がメンテナンス状態になるとき以降のメンテナンス用動画像のデータを、画像形成装置から配信サーバ111に送信し、配信サーバ111がそのメンテナンス用動画像のデータを配信サーバ111に転送してもよい。そして、このようにした場合には、画像形成装置がメンテナンス状態になるときの画像形成装置におけるメンテナンス用動画像の表示状況を、配信サーバ111が検出することなく、メンテナンス用動画像の残りの部分を携帯端末に配信することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置を対象としたが、メンテナンス用動画像を表示でき、外部装置と通信を行うことができる電子機器(デバイス)であれば、必ずしも画像形成装置を対象とする必要はない。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における配信装置を構成する各手段、並びに配信方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図10〜図13に示すシーケンス、図15、16に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態を示し、配信サーバシステムの全体構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、配信サーバのハードウェアの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、監視装置のハードウェアの構成の第1の例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、監視装置のハードウェアの構成の第2の例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置のハードウェアの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置を監視する部分における、配信サーバのソフトウェアの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置を監視する部分における、監視装置のソフトウェアの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置の状態を通知する部分における、画像形成装置のソフトウェアの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、配信サーバ、監視装置、及び画像形成装置におけるメモリマップの構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置の電源ON/OFFされたことと、画像形成装置の基板ボードが抜かれたこととをトリガーにして、画像形成装置から携帯端末に動画像を転送する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置と携帯電話とが行っている赤外線通信が切れたことをトリガーにして、画像形成装置から携帯端末に動画像を転送する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置の障害発生箇所に応じて、画像形成装置のオペレーションパネルと携帯端末とのうち、適切な方に動画像を配信する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、画像形成装置のログイン情報であるアカウント情報を配信サーバが管理することで、配信サーバがアカウント別に最適の動画像を配信する場合の配信サーバシステムのシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、配信サーバの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態を示し、メンテナンス用動画像を配信する際の配信サーバの第1の処理例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、メンテナンス用動画像を配信する際の配信サーバの第2の処理例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、障害内容問い合わせ用動画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、エラーコード、アラームコード、ジャムコードの一例を示す図である。
符号の説明
101、106 販売会社システム
111 配信サーバ
112 データベース
132 インターネット
115、116、120、121、124〜127、131 画像処理装置
117、122、123 監視装置

Claims (11)

  1. 画像形成装置から送信されてきた障害に関する情報に基づいて、当該画像形成装置に対するメンテナンス作業が必要であることを検知する検知手段と、
    前記検知手段によりメンテナンス作業が必要であることが検知された画像形成装置に、当該作業に関する画像を表示するためのデータを配信する第1の配信手段と、
    前記第1の配信手段がデータを配信した画像形成装置からの当該画像形成装置の電源がオフされたことを示す情報、所定のボードが当該画像形成装置から抜かれたことを示す情報、及び当該画像形成装置と当該画像形成装置の作業者の作業端末との通信が途切れたことを示す情報のいずれかの情報に基づいて、当該画像形成装置の状態が電源オフ、所定のボードが抜かれた状態、及び当該画像形成装置と前記作業端末との通信が途切れた状態のいずれかの状態に遷移したことを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記画像形成装置が前記いずれかの状態に遷移したと判断した場合、当該画像形成装置が該状態に遷移なるまでに表示していた前記作業に関する画像の続きの部分を表示するためのデータを、前記メンテナンス作業を継続するために端末装置に配信する第2の配信手段とを有することを特徴とする配信装置。
  2. 前記検知手段によりメンテナンス作業が必要であることが検知された画像形成装置に対する当該作業を行う箇所に基づいて、当該作業に関する画像を表示するためのデータの配信先として、当該画像形成装置及び前記端末装置の何れかを選択する選択手段を有し、
    前記第1の配信手段は、前記選択手段により、データの配信先として端末装置が選択されると、前記端末装置に前記データを配信することを特徴とする請求項1に記載の配信装置。
  3. 前記作業者の属性情報を取得する取得手段を有し、
    前記第1の配信手段は、前記取得手段により取得された属性情報に関連付けられてデータベースに登録されているデータを配信することを特徴とする請求項1又は2に記載の配信装置。
  4. 前記画像形成装置又は前記端末装置に、当該画像形成装置の状況を問い合わせる問い合わせ手段を有し、
    前記第2の配信手段は、前記問い合わせ手段により問い合わせられた状況に応じたデータを配信することを特徴とする請求項1又は2に記載の配信装置。
  5. 前記第2の配信手段が配信対象とする端末装置は、前記作業者の作業端末であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の配信装置。
  6. 画像形成装置から送信されてきた障害に関する情報に基づいて、当該画像形成装置に対するメンテナンス作業が必要であることを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップによりメンテナンス作業が必要であることが検知された画像形成装置に、当該作業に関する画像を表示するためのデータを配信する第1の配信ステップと、
    前記第1の配信ステップによりデータを配信した画像形成装置からの当該画像形成装置の電源がオフされたことを示す情報、所定のボードが当該画像形成装置から抜かれたことを示す情報、及び当該画像形成装置と当該画像形成装置の作業者の作業端末との通信が途切れたことを示す情報のいずれかの情報に基づいて、当該画像形成装置の状態が電源オフ、所定のボードが抜かれた状態、及び当該画像形成装置と前記作業端末との通信が途切れた状態のいずれかの状態に遷移したことを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップが前記画像形成装置が前記いずれかの状態に遷移したと判断した場合、当該画像形成装置が該状態に遷移なるまでに表示していた前記作業に関する画像の続きの部分を表示するためのデータを、前記メンテナンス作業を継続するために端末装置に配信する第2の配信ステップとを有することを特徴とする配信方法。
  7. 前記検知ステップによりメンテナンス作業が必要であることが検知された画像形成装置に対する当該作業を行う箇所に基づいて、当該作業に関する画像を表示するためのデータの配信先として、当該画像形成装置及び前記端末装置の何れかを選択する選択ステップを有し、
    前記第1の配信ステップは、前記選択ステップにより、データの配信先として端末装置が選択されると、前記端末装置に前記データを配信することを特徴とする請求項6に記載の配信方法。
  8. 前記作業者の属性情報を取得する取得ステップを有し、
    前記第1の配信ステップは、前記取得ステップにより取得された属性情報に関連付けられてデータベースに登録されているデータを配信することを特徴とする請求項6又は7に記載の配信方法。
  9. 前記画像形成装置又は前記端末装置に、当該画像形成装置の状況を問い合わせる問い合わせステップを有し、
    前記第2の配信ステップは、前記問い合わせステップにより問い合わせられた状況に応じたデータを配信することを特徴とする請求項6又は7に記載の配信方法。
  10. 前記第2の配信ステップが配信対象とする端末装置は、前記作業者の作業端末であることを特徴とする請求項6〜9の何れか1項に記載の配信方法。
  11. 請求項6〜10の何れか1項に記載のステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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