JP2005128966A - 印刷管理用サーバ及び印刷管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷ネットワークシステムのユーザへの通知機能をより充実させた印刷管理用サーバ及びプログラムを提供する。
【解決手段】 印刷管理用プログラムを搭載した印刷管理用サーバ4は、リモートプリンタ端末6、7の故障などの状況変化を、電子メールによって、そのリモートプリンタ端末を過去に利用したユーザに通知する。印刷管理用サーバは、印刷予約されたコンテンツの内容変化や、印刷が実行されないまま印刷許容期限に近付いたことなどを電子メールによって、印刷予約したユーザに通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は印刷管理用サーバ及び印刷管理プログラムに関し、例えば、携帯端末やパソコンなどから指示したコンテンツ等の印刷情報を、コンビニエンスストアや駅などに設置されているプリンタ機能や複写機能を有するプリンタデバイスによって印刷させようとしたものに関する。
最近、ユーザ又はその関係者が、携帯端末やパソコンなどから印刷管理用サーバにファイル情報を登録(印刷予約)し、又は、コンテンツ提供装置から印刷管理用サーバにファイル情報を転送させて登録し、ユーザが、外出先などで、印刷管理用サーバとネットワーク接続されるプリンタデバイスを利用し、ファイル情報を印刷できる印刷ネットワークシステムが提供されている。
このような印刷ネットワークシステムにおいて、ユーザがプリンタデバイスによってファイル情報を印刷しようとした際に、プリンタデバイスに故障やエラーなどの不具合が発生することもあり、この場合に、代替のプリンタデバイスを自動抽出してユーザに通知することも提案されている(特許文献1参照)。
特開2002−189671号公報
特許文献1に記載の技術は、印刷予約を行ったユーザがプリンタデバイスの設置場所にいる段階での通知であり、これでは不十分なことも生じる。例えば、ユーザが行く前から、そのプリンタデバイスが故障している場合であれば、上記通知機能はなんら機能していない。
そこで、印刷ネットワークサービスを提供する提供会社のWebページによって、現在故障しているプリンタデバイスの情報を提供するようなことも行われている。しかし、そのようなWebページを見ないユーザの方が多いと考えられ、また、出先などでは、そのようなWebページを見るための装置を携帯していないことも多く、そのようなWebページが有効に機能しないことが多い。
そのため、ユーザに対する通知機能を一段と充実させ、ユーザの利便性を向上させた印刷管理用サーバ及び印刷管理プログラムが望まれている。
かかる課題を解決するため、本発明は、ファイル登録指示装置を用いたユーザからの印刷予約指示に応じて印刷すべきファイル情報を取り込んで格納すると共に、複数ある中の任意のリモートプリンタ端末を用いたユーザからの印刷指示に応じて印刷すべきファイル情報を上記リモートプリンタ端末に送信して印刷させる印刷管理用サーバにおいて、電子メールアドレスを少なくとも含むユーザ情報を管理、記憶するユーザ情報管理記憶手段と、印刷予約の情報を管理、記憶する印刷予約管理記憶手段と、当該印刷管理用サーバに係る印刷ネットワークシステムにおける機能変更又は機能変更予定を監視、検出する機能変更監視手段と、上記機能変更監視手段が、機能変更又は機能変更予定を検出したときに、所定のユーザに対し、そのことを通知する電子メールを発送する電子メール発送手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、当該印刷管理用サーバに係る印刷ネットワークシステムにおける機能変更又は機能変更予定を監視、検出し、ユーザに対し、電子メールで通知するようにしたので、通知機能が充実し、ユーザの利便性を高めることができる。
(A)実施形態
以下、本発明による印刷管理用サーバ及び印刷管理プログラムの一実施形態を図面を参照しながら説明する。
(A−1)実施形態の構成
この実施形態に係る印刷ネットワークシステムは、図1に示すように、ファイル登録指示装置2、コンテンツ提供サーバ3、プリントオンデマンドサーバ4、印刷ファイルデータベース5、プリンタデバイス6及びプリンタコントローラ7を有し、ファイル登録指示装置2、コンテンツ提供サーバ3、プリントオンデマンドサーバ4及びプリンタコントローラ7がインターネットなどの通信網1を介して接続されている。ここで、プリントオンデマンドサーバ4には、印刷ファイルデータベース5が関連して設けられており、プリンタコントローラ7には、プリンタデバイス6が関連して設けられている。
なお、図1では、通信網との接続機能を有する全ての要素2〜4、7が同一の通信網1を介して接続し得るように示しているが、2要素間の接続に係る通信網は、その2要素間の組合せによって異なるものであっても良い。
また、図1においては、各要素2〜7を1個ずつ示しているが、複数存在しても良く、ファイル登録指示装置2、コンテンツ提供サーバ3、プリンタデバイス6、プリンタコントローラ7などは、複数存在することを前提としている。
本発明の印刷管理用サーバには、プリントオンデマンドサーバ4が該当することもあり、コンテンツ提供サーバ3が該当することもあり、プリントオンデマンドサーバ4及びコンテンツ提供サーバ3に双方が該当することもある。以下では、印刷管理用サーバに、主として、プリントオンデマンドサーバ4が該当しているとして説明を行う。
ファイル登録指示装置2は、ユーザに係る情報処理端末が該当する。ファイル登録指示装置2は、パソコンであっても良く、携帯電話などのデータ通信機能を有する携帯端末であっても良く、通信網1がインターネットの場合であれば、ブラウザ機能を有することを要する。
ファイル登録指示装置2は、プリントオンデマンドサーバ4に対し、プリンタデバイス6によって印刷させるファイル情報を登録(印刷予約)させるものである。登録させるファイル情報は、当該ファイル登録指示装置2から送信するものであっても良く、コンテンツ提供サーバ3からプリントオンデマンドサーバ4に転送させるものであっても良い。なお、後者の場合には、ファイル登録指示装置2からコンテンツ提供サーバ3にアクセスして、プリントオンデマンドサーバ4に与えるようにしても良い。
この実施形態の場合、ファイル登録指示装置2は、電子メールアドレスが付与されているものであり(例えば、ファイル登録指示装置2が携帯端末の場合)、又は、ファイル登録指示装置2に係るユーザが、電子メールアドレスを取得している者である(例えば、ファイル登録指示装置2がパソコンの場合)。ファイル登録指示装置2は、プリントオンデマンドサーバ4からの印刷予約後におけるユーザへの通知(後述するように電子メールによる)の通知先装置としても機能する。
コンテンツ提供サーバ3は、例えば、コンテンツ提供会社(コンテンツプロバイダ)のサーバが該当し、ファイル登録指示装置2又はプリントオンデマンドサーバ4とのデータ授受により、ユーザが印刷を希望するコンテンツ(ファイル情報)を、プリントオンデマンドサーバ4に与えるものである。なお、後述する動作説明においては、プリントオンデマンドサーバ4からコンテンツ提供サーバ3に、コンテンツ(ファイル情報)が要求され、そのときに、プリントオンデマンドサーバ4にコンテンツ(ファイル情報)を送信するものとしている。
プリントオンデマンドサーバ4は、ファイル情報の登録、ファイル情報の印刷などに対する課金、ユーザ管理、セキュリティ管理、プリンタコントローラ(プリンタデバイスをも含む)管理、印刷履歴管理などを統合的に行うサーバであり、印刷ネットワークサービスを提供するものである。
プリントオンデマンドサーバ4には、後述する特徴的な動作を実行させるための各種のプログラム(印刷管理プログラム)4Pがインストールされており、上述した各種の管理などを行うものである。印刷管理プログラム4Pは、プログラムROMに格納されているものであっても良く、CD−ROMなどの記録媒体を介してプリントオンデマンドサーバ4にインストールされたものであっても良く、ダウンロードによって、プリントオンデマンドサーバ4にインストールされたものであっても良く、さらには、キー入力などによって、プリントオンデマンドサーバ4にインストールされたものであっても良い。
印刷ファイルデータベース5は、印刷用のファイル情報を保管するデータベースであり、この実施形態の場合には、プリントオンデマンドサーバ4により制御されるものである。
プリンタデバイス6は、コンビニエンスストアや駅などに設置されているプリンタもしくはプリント機能を有する機器(複合機、FAX、複写機など)であり、プリンタコントローラ7の制御下で、印刷用ファイル情報を印刷するものである。
プリンタコントローラ7は、例えば、MMK(multimedia kiosk)端末が該当し、プリンタデバイス6を制御して、通信網1側から与えられた印刷用ファイル情報をプリンタデバイス6によって印刷出力させるものである。なお、プリンタコントローラ7は、プリンタデバイス6内の機能としてプリンタデバイス6内に包含されていても良い。また、1台のプリンタコントローラ7が、後述するように、複数のプリンタデバイス6を制御するものであっても良い。プリンタデバイス6及びプリンタコントローラ7によって、印刷端末が構成されている。
ファイル登録指示装置2は、パソコンや、携帯電話などのデータ通信機能を有する携帯端末であるので、その詳細構成の説明は省略する。
コンテンツ提供サーバ3は、図2に示すように、全体を制御する制御部3a、情報出力装置3b、情報入力装置3c、データベース3d、通信網1と接続される情報通信部3eなどを有する。
制御部3aは、例えば、CPU、ROM、RAMやCPUが実行するソフトウェアなどが該当し、情報通信部3eが受信した通信情報を解析したり、ユーザが必要とするコンテンツ(ファイル情報)をデータベース3dより取り出して情報通信部3eから送信させたりなどするものである。例えば、制御部3aは、データベース3dにおけるファイル名が同一のコンテンツの内容が変更されたりした場合には、プリントオンデマンドサーバ4に通知制御したりする。
情報出力装置3bは、例えば、プリンタやディスプレイや外部記憶装置のアクセス部などが該当し、データベース3dに格納されているコンテンツやジャーナルなどを保守作業者等に出力するものである。
情報入力装置3cは、例えば、キーボード、マウス、OCR、外部記憶装置のアクセス部などが該当し、データベース3dへ格納させるコンテンツやその更新情報などを入力するものである。
データベース3dは、例えば、外部記憶装置が該当し、種々のコンテンツやジャーナルなどを記憶しているものである。コンテンツの中には、天気やニュースや本日のお勧め料理などの更新が頻繁に行われるものがある。
情報通信部3eは、例えば、通信ボードや通信ソフトウェアなどが該当し、プリントオンデマンドサーバ4から通信網1を介して供給される通信情報を受信したり、データベース3dから取り出したコンテンツや、制御部3aからの送信情報を通信網1を介してプリントオンデマンドサーバ4に送信したりなどするものである。
プリントオンデマンドサーバ4は、図3に示すように、全体を制御する制御部4a、管理用メモリ4b、通信網1と接続される情報通信部4c、格納部4d、情報入力装置4e、情報出力装置4fなどを有する。
制御部4aは、例えば、CPU、ROM、RAMやCPUが実行するソフトウェア(印刷管理プログラム4P)などが該当し、情報通信部4cから供給される通信情報を解析して所定の処理を行ったり、受信したファイル情報を印刷ファイルデータベース5に登録したり、必要なファイル情報を印刷ファイルデータベース5から読み出して格納部4dに格納したり、ファイル情報を格納部4dより取り出して情報通信部4cから送信したりなどするものである。制御部4aは、ファイル登録指示装置2から受信したファイル登録要求などに基づいてファイル登録処理を行うと共に、印刷指示時に必要となる印刷用識別番号を生成し、この生成した印刷用識別番号と、ユーザの識別番号(又はファイル登録指示装置2の識別番号)と、印刷ファイル情報の特定情報との対応などを、管理用メモリ4bの印刷管理テーブル4b2に登録するものである。
管理用メモリ4bは、例えば、外部記憶装置が該当し、登録場所テーブル4b1、印刷予約管理記憶手段である印刷管理テーブル4b2、ユーザ情報管理記憶手段であるユーザ管理テーブル4b3、プリンタ端末テーブル4b4などを有する。その他、コンテンツ提供会社への支払い額情報なども管理するメモリ部なども有する。
登録場所テーブル4b1は、図4に例示するように、印刷ファイルデータベース5における各ファイル情報の格納位置情報と、印刷ファイル情報の特定情報と、印刷ファイル情報の原データ形式と、印刷ファイル情報のデータ量との対応を記憶しているものである。原データ形式は、印刷ファイル情報が当初に有しているデータ形式であり、そのまま印刷可能なデータ形式もあれば、印刷可能なデータ形式に変換して印刷しなければならない形式のこともあり得る。印刷ファイル情報の特定情報には、その印刷ファイル情報がコンテンツ提供サーバ3から取り出したものである場合に、再取り出しを可能とするような情報(例えば、URL)も適宜含まれる。
印刷管理テーブル4b2は、図5に例示するように、また上述したように、印刷用識別番号と、ユーザの識別番号(又はファイル登録指示装置2の識別番号)と、印刷ファイル情報の特定情報と、その印刷ファイル情報の印刷出力を認める最終期限、言い換えると保管期限との対応などを記憶しているものである。
ユーザ管理テーブル4b3は、図6に例示するように、当該実施形態での印刷サービスを受けることが可能なユーザの識別番号(又はファイル登録指示装置2の識別番号)と、ユーザの氏名住所などの情報と、ユーザの電子メールアドレス(携帯端末用かパソコン用かの区別情報も含む)と、1回の通信当たりで認める印刷ファイル容量の情報やモノクロ出力/カラー出力や特記事項の通知方法情報などでなる契約内容と、電子メールサービスの設定内容と、電子メールでの既通知事項と、ユーザに対する課金情報と、主たる利用場所(プリンタ端末)や主たる利用時間(そのための統計情報を含む)や直前数回(例えば3回)の利用場所や利用時間などの利用特徴情報と、利用状況のジャーナルなどを記憶しているものである。ユーザの電子メールアドレスは、パソコンから取り出せる電子メールアドレスと、携帯端末に係る電子メールアドレスとの双方が設定されることもあり得る。
電子メールサービスの設定内容とは、ユーザが契約時に、電子メールでの通知を求めたサービスの種類や時間帯などの情報でる。例えば、印刷予約(登録)し印刷ファイルデータベース5に格納された印刷ファイル情報をプリンタデバイス6で印刷し得る期限(例えば、印刷予約時の日から1週間後の日の終了時まで)が定められているが、その期限の見過ごしがないように、期限の前日に通知するサービスを受けるか否かや、そのときの電子メールの発送時刻などの情報であったり、そのユーザが利用するプリンタ端末が印刷できない状況にある場合の通知サービスを受けるか否かや、そのときの電子メールの発送時刻などの情報であったりする。また、電子メールでの既通知事項とは、電子メールによって既に通知した事項の情報を格納しているものである。
プリンタ端末テーブル4b4は、図7に例示するように、プリンタ端末(ここでのプリンタ端末はプリンタコントローラだけであっても良く、プリンタデバイスだけであっても良く、プリンタコントローラ及びプリンタデバイスの組であっても良い)の識別番号と、プリンタ端末の位置情報と、プリンタ端末の機種情報(その通信仕様などの機種毎に異なる情報を含む、又は、図示しない機種情報記憶部から通信仕様などの機種毎に異なる情報を取り出すことができる情報を含む)と、正常、故障、機種変更、新規設置、廃設などのプリンタ端末の現況情報(その直前状況を含む)と、電子メールによる通知動作を行う期限と、利用可能時間等の対応を記憶している。
情報通信部4cは、例えば、通信ボードや通信ソフトウェアなどが該当し、ファイル登録指示装置2やプリンタコントローラ7やコンテンツ提供サーバ3側との通信を実行するものである。
格納部4dは、例えば、半導体メモリ群が該当し、プリンタデバイス6側へ転送するファイル情報を一時的に格納するものである。
情報入力装置4eは、例えば、キーボード、マウス、OCR、外部記憶装置のアクセス部などが該当し、管理用メモリ4bへの新規情報や修正情報などを入力するものである。
情報出力装置4fは、例えば、プリンタやディスプレイや外部記憶装置のアクセス部などが該当し、管理用メモリ4bの記憶内容等を出力するものである。
印刷ファイルデータベース5は、例えば、プリントオンデマンドサーバ4に関連して設けられている外部記憶装置及びそのアクセス構成が該当するが、その詳細構成の説明は省略する。
図8は、プリンタデバイス6及びプリンタコントローラ7の詳細構成例を示すブロック図である。
プリンタコントローラ7は、分散処理サーバとして用いられるものであり、図8に示すように、全体を制御する制御部7aを有する。この制御部7aには、通信網1と接続されるネットワークインターフェース7b、印刷ファイル情報が適宜格納されるHDD(他の記憶装置でも良い)7c、収容している1又は複数のプリンタデバイス6とのデータ転送バス(例えばSCSIバス)を介した通信インタフェースを行うプリンタインターフェース7d−1、7d−2、操作表示部7eなどが接続されている。
なお、図8は、1台のプリンタコントローラ7が収容し得るプリンタデバイス6が2台の場合を示している。プリンタデバイス6は、純粋なプリンタでも良く複写機でも良く、複合機でも良く、図8では、複合機の場合を示している。操作表示部7eは、操作部と表示部に分離されているものでも良いが、タッチパネルなどの操作部と表示部とが融合されているものでも良い。
一方、複合機が該当するプリンタデバイス6にも、全体を制御する制御部6aが設けられている。この制御部6aは、その動作の制御を司るCPU、このプリンタデバイス6の動作のソフトウェアが格納されているROM、画像データやその他動作上のデータが一時格納されるRAMなどにより構成されている。
制御部6aには、自動原稿送り装置(ADF)6b、スキャナ部6c、プリンタ部6d、操作パネル6e、HDD6f、コントローラインターフェース6gが接続されている。
自動原稿送り装置6b及びスキャナ部6cは、複写機としての一般的なものである。プリンタ部6dは、スキャナ部6cによる原稿の読取り画像データのプリントを行うだけでなく、プリンタコントローラ7から与えられた画像データ(印刷情報の画像データ)のプリントを行うものである。
操作パネル6eは、タッチパネル内蔵の液晶表示部とテンキーなどのハードキーで構成される表示入力部として用いられ、タッチパネルやハードキーにより種々の操作や設定などの指示が入力されると共に、液晶表示部に操作案内やエラー時のエラー内容の案内などが表示されるものである。この実施形態の場合、ファイル情報の画像データのプリントを行うための操作や設定などの指示が入力されると共に、液晶表示部にそのための操作案内などが表示されるものである。
なお、ファイル情報を印刷させるための操作を、プリンタコントローラ7の操作表示部7eに対して行うようなものであっても良い。
HDD6fは、印刷に供するデータが格納されるハードディスクで代表される外部記憶装置である。この実施形態の場合、印刷情報の画像データも適宜記憶される。なお、ファイル情報の画像データは、圧縮してHDD6fに記憶され、又は、当初より圧縮したものであってそのままHDD6fに記憶され、読出し時にこの圧縮画像データを伸張して印刷させるものであっても良い。
コントローラインターフェース6gは、データ転送バスを介してプリンタコントローラ7と接続され、ファイル情報の画像データの授受を行うものである。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する印刷ネットワークシステムの動作を図面を参照しながら説明する。
(A−2−1)印刷に供するファイル情報の登録動作
まず、ユーザが、プリンタデバイス6で印刷させるファイル情報を登録(印刷予約)させる際のシステム動作を、図9に示すシーケンス図を参照しながら説明する。
プリンタデバイス6で印刷させる印刷ファイル情報は、ユーザがファイル登録指示装置2から送信させる場合と、コンテンツ提供サーバ3から取り出す場合とがあるが、以下の説明は、後者であるとして行う。
ユーザは、ファイル登録指示装置2に対し、プリントオンデマンドサーバ4に係るファイル登録用Webページの取出し操作を行い、ファイル登録指示装置2は、通信網1側に選択されたファイル登録用Webページの送信要求(例えばURL)を送信し(S1)、プリントオンデマンドサーバ4は、ファイル登録用Webページをファイル登録指示装置2に返信し(S2)、ファイル登録指示装置2はそのファイル登録用Webページを表示する(S3)。
ユーザは、ファイル登録用Webページの所定の入力フィールドに、自己を認証させるための情報(例えば、ユーザの識別番号とする)を入力して送信を指示し、ファイル登録指示装置2は、認証のための情報を送信し(S4)、プリントオンデマンドサーバ4は、ユーザの認証を行う(S5)。そして、認証がOKの場合には、プリントオンデマンドサーバ4は、登録するファイル情報がユーザが送信するものであれば送信し、登録するファイル情報がコンテンツ提供サーバ3が提供するものであればその特定情報を送信することを求めるメッセージを含む認証OK情報を返信し(S6)、ファイル登録指示装置2は、その受信情報を表示する(S7)。なお、図9では省略しているが、認証がNGの場合には、プリントオンデマンドサーバ4は、その旨を返信する。
図9は、上述したように、登録するファイル情報がコンテンツ提供サーバ3が提供するファイル情報(コンテンツ)である場合を示している。
コンテンツ提供サーバ3のコンテンツを印刷ファイル情報として登録を希望する場合は、ユーザは、コンテンツ提供サーバ3及びコンテンツを特定する情報を入力し、ファイル登録指示装置2は、コンテンツ提供サーバ3及びコンテンツを特定する情報を含む登録ファイル指示情報をプリントオンデマンドサーバ4に送信する(S8)。
登録ファイル指示情報を受信したプリントオンデマンドサーバ4は、その中のコンテンツ提供サーバ3及びコンテンツを特定する情報を取り出し、コンテンツ提供サーバ3に、コンテンツの特定情報を含むコンテンツ送信要求を送出し(S9)、返信されてきたコンテンツを受信する(S10)。
なお、図9では省略しているが、コンテンツ送信要求を送出した時点から、受信許容時間を管理するタイマを起動し、その時間内にコンテンツを受信できない場合や、該当するコンテンツがない旨がコンテンツ提供サーバ3から返信された場合には、その旨をファイル登録指示装置2に通知して、一連の処理を終了する。
また、コンテンツ提供サーバ3から印刷対象のファイル情報(コンテンツ)を取り出すのではなく、ファイル登録指示装置2から印刷対象のファイル情報を与える場合には、上述したステップS8〜S10の処理部分が、ファイル登録指示装置2からプリントオンデマンドサーバ4へファイル情報を送信する処理になる。
コンテンツを受信すると、プリントオンデマンドサーバ4は、ユーザ管理テーブル4b3における契約内容などに基づき、そのコンテンツを記憶して良いかの確認を行う(S11)。例えば、コンテンツの容量が契約で許容されている容量を超えていたり、コンテンツの内容が契約で認められていない卑猥の内容な場合には、記憶できないと判断される。図9では省略しているが、契約を満足していないコンテンツであれば、プリントオンデマンドサーバ4は、印刷対象として登録できない旨をファイル登録指示装置2に送信する。
契約を満足するコンテンツであると、プリントオンデマンドサーバ4は、印刷用識別番号を生成し(S12)、印刷管理テーブル4b2に今回の印刷予約に関するレコード(欄)を設け(S13)、受信したコンテンツを印刷ファイルデータベース5に格納し(S14)、登録場所テーブル4b1にコンテンツを格納した場所の情報などを登録する(S15)。
なお、図9では省略しているが、今回指示されたコンテンツが既に印刷ファイルデータベース5に格納されている場合には(登録場所テーブル4b1の情報により判断できる)、コンテンツ提供サーバ3からの取出しを行わずに、印刷用識別番号の生成と、印刷管理テーブル4b2への今回の印刷予約に関するレコード(欄)の追加とを行うようにする。
さらに、プリントオンデマンドサーバ4は、ユーザ管理テーブル4b3における利用特徴情報に基づき、ユーザがそのファイル情報を印刷する可能性が高い1又は複数のプリンタ端末を認識し、認識したプリンタ端末に係るプリンタ端末テーブル4b4の格納内容に基づき、ユーザに通知すべき特記事項があるかを判断し(S16)、最後に、プリントオンデマンドサーバ4は、生成した印刷用識別番号や通知すべき特記事項(ない場合も存在する)を含む登録完了通知を、ファイル登録指示装置2に送信する(S17)。ファイル登録指示装置2は、受信した印刷用識別番号を含む登録完了通知を表示する(S18)。ユーザは、後での印刷のために、表示された印刷用識別番号を紙等に控えたり、ファイル登録指示装置2(例えば携帯端末)にその情報を記憶させたりする。また、プリントオンデマンドサーバ4は、図9では省略しているが、特記事項を通知した場合には、ユーザ管理テーブル4b3における既通知事項に通知した旨を追加する。
ユーザに通知すべき特記事項の例としては、以下の通りである。(1)ユーザが良く利用するプリンタ端末や直前所定回数で利用したプリンタ端末(以下、適宜、利用推定プリンタ端末と呼ぶ)が故障中であったり廃設されていたりすることを通知する。(2)利用推定プリンタ端末の近傍に新たなプリンタ端末が設置されたことを通知する。例えば、利用推定プリンタ端末と新たに設置されたプリンタ端末の距離(それぞれの位置情報から直線距離を算出したり、地図上での経路距離として算出したりする)が所定以下であれば通知する。(3)利用推定プリンタ端末との通信回線の容量や、ファイル情報の容量(印刷可能状態に変換されている前後のいずれでも良い)などから利用推定プリンタ端末へのダウンロード時間を推定し、推定したダウンロード時間を通知する(なお、推定したダウンロード時間が閾値時間を超えている場合にのみ通知するようにしても良い)。(4)ファイル情報(の印刷画像)がカラー用である場合において、利用推定プリンタ端末がモノクロにしか対応できない場合に、その旨を通知する。(5)プリントオンデマンドサーバ4又は利用推定プリンタ端末が、ファイル情報のデータ形式を印刷用画像情報に変換できないことや変換できる場合でのデータ量(ファイル容量)やファイル容量が契約容量を越えていることなどのファイル変換に係る情報を通知する。
特記事項は、印刷すべきファイル情報などとは無関係な特記事項(例えば上記(1)及び(2))と、印刷すべきファイル情報が定まっていることが必要な特記事項(例えば上記(3)〜(5))とに分けられる。
なお、ファイル無関係特記事項が、既に電子メールでユーザに通知している場合には(この通知動作については後述する)、今回の登録動作(印刷予約動作)で通知しないようにしても良く、逆に、既に電子メールでユーザに通知していても、今回の登録動作で再度通知するようにしても良い。
また、以上のような特記事項の通知を行うか否かをも、契約で設定できるようにしても良い。例えば、契約で、(1)特記事項の通知を行わない、(2)特記事項を電子メールでのみ通知する、(3)特記事項を登録動作の中でのみ通知する、(4)特記事項を電子メールと登録動作の返信情報で通知する、を選択可能としても良い。このような契約も、ファイル無関係特記事項とファイル対応特記事項とで分けて設定できるようにしても良く、各特記事項毎に設定できるようにしても良い。
以上のような登録動作(印刷予約動作)の中でユーザに通知する事項の全て又は一部の種類の通知を、登録動作から切り離し、登録後の電子メールでの通知事項とし、登録動作の時間短縮を計るようにしても良い。
(A−2−2)プリンタ端末の状況変化時の通知動作
次に、プリンタ端末の状況が変化したことをユーザに通知する際のプリントオンデマンドサーバ4の動作を、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図10は、印刷管理プログラム4Pの一部を構成するプリンタ端末状況の通知プログラムでの処理の流れを示している。
プリントオンデマンドサーバ4は、フローチャートの図示は省略するが、例えば、その制御部4aが内蔵するタイマ(図示せず)の時刻が予め定められた時刻になると、情報通信部4cを介して各プリンタ端末(プリンタコントローラ7及び又はプリンタデバイス6)の状況を収集し、状況が変化したプリンタ端末があれば、図10に示す処理を開始する。また、プリントオンデマンドサーバ4は、フローチャートの図示は省略するが、例えば、その情報入力装置4eを介して状況が変化したプリンタ端末の情報が入力されたときに、図10に示す処理を開始する。なお、このような状況変化により、フローチャートの図示は省略するが、プリンタ端末テーブル4b4における現況情報や電子メールによる通知動作を行う期限などが適宜更新されたり、新しいレコードが追加されたりする。
ここで、プリンタ端末の状況変化とは、例えば、正常状態から故障状態への変化(故障変化)、故障状態から正常状態への復帰(正常復帰)、プリンタ端末の機種の変更(機種変更)、プリンタ端末の新規設置(新規設置)、プリンタ端末の廃設(廃設)などである。自動的な状況把握で、プリンタ端末から応答がない場合でも(例えば、電源オフによる)、プリンタ端末テーブル4b4における利用時間を参照し、利用時間外であれば故障変化と見なさない。また、無応答による故障状態と判断した期間が所定期間(例えば、1週間)を超えた場合には、廃設と判断する。なお、後述するように、プリンタ端末テーブル4b4の現況を状況変化に応じて書き直す際には通知期限も設定される。廃設の場合には、通知期限を超えると、プリンタ端末テーブル4b4からそのレコード自体が消去される。これらは機能変更監視手段によって実行される。
プリントオンデマンドサーバ4の制御部4aは、図10に示す処理を開始するとまず、機能変更監視手段によって、状況変化が生じたプリンタ端末の一つを認識する(S20)。そして、状況変化が生じた全てのプリンタ端末についての通知処理が終了していないことを確認し(S21)、そのプリンタ端末が新規設置されたものであるか否かを判別する(S22)。なお、状況変化が生じた全てのプリンタ端末についての通知処理が終了した場合には、図10に示す一連の処理を終了する。
現在対象となっているプリンタ端末の状況変化が新規設置以外であると、制御部4aは、そのプリンタ端末を良く利用している、又は、直前数回の印刷で利用した1ユーザを認識し(S23)、全てのユーザへの通知処理が終了していないことを確認した後(S24)、さらに、そのユーザが電子メールサービスを受け得る者か(契約による)を判別する(S25)。
全てのユーザへの通知処理が終了した場合には、ステップS20に戻って、処理対象のプリンタ端末を次の端末に変更する。また、ユーザが電子メールサービスを享受できない者であると、ステップS23に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
処理対象のユーザが電子メールサービスを享受できる者であると、ユーザ管理テーブル4b3の電子メールサービス内容に基づき、現在時刻がユーザが希望している電子メールの発送時間帯に該当しているかや、状況変化がユーザが通知を希望している状況変化かなどの発送条件を満たしているか否かを判別する(S26)。発送条件を満たしていないと、ステップS23に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
これに対して、発送条件を満たしていると、処理対象のプリンタ端末の状況変化に応じた内容の電子メールを形成し、ユーザ管理テーブル4b3のそのユーザの電子メールアドレスに向けた発送処理を電子メール発想手段によって行い(S27)、その後、ステップS23に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。ここで、発送処理では、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に対する書き込みも行う。
状況変化に応じた電子メール内容は、例えば、状況変化が故障変化であれば、「どこそこ(住所や店舗名など)のプリンタ端末は現在故障中です」であり、状況変化が機種変化であれば、「どこそこ(住所や店舗名など)のプリンタ端末はカラー印刷対応になりました」である。
また、電子メールアドレスとして、携帯端末用及び又はパソコン用の2種類が設定可能であり、例えば、契約時に設定される。携帯端末用だけが設定されていれば携帯端末に向けた発送処理が実行され、パソコン用だけが設定されていればパソコンに向けた発送処理が実行され、双方への発送が設定されていれば、2種類の電子メールアドレスに対する発送処理が実行される(但し、一方が発送条件を満足しない場合であればこの限りではない)。
ある状況変化したプリンタ端末に関係する全てのユーザへの通知処理を終了すると、処理対象のプリンタ端末を変更する(ステップS20による)。
現在処理対象のプリンタ端末の状況変化が新規設置であると(ステップS22による)、制御部4aは、プリンタ端末テーブル4b4のプリンタ端末の位置情報に基づき、処理対象のプリンタ端末(新規設置のプリンタ端末)に最も近いプリンタ端末を認識する(S28)。この処理では、直線距離が最も近いものを認識しても良く、また、歩行経路上での距離が最も近いものを認識しても良い。
最近のプリンタ端末を認識すると、上述したステップS23以降の処理を実行する。但し、ユーザの探索は、最近のプリンタ端末について行う。すなわち、最近のプリンタ端末を良く利用している、又は、直前数回の印刷で利用した1ユーザを認識する。
なお、処理対象のプリンタ端末(新規設置のプリンタ端末)に近いプリンタ端末の探索は、最も近いものだけでなく、距離条件(例えば500m以内)などを満たせば複数を探索するようにしても良い。この場合、通知対象のユーザ探索も、近傍のプリンタ端末の全てがキーとなる。
(A−2−3)プリンタ端末の状況変化に係る定期的な通知動作
次に、プリンタ端末の最近の状況変化を通知するために行う、プリントオンデマンドサーバ4の定期的な動作を、図11に示すフローチャートを参照しながら説明する。
プリントオンデマンドサーバ4は、フローチャートの図示は省略するが、例えば、その制御部4aが内蔵するタイマ(図示せず)の時刻が定時(例えば1時間毎)になると、図11に示す処理を開始する。なお、定時起動の他、情報入力装置4eを介して起動が指示されたときにも、図11に示す処理を開始するようにしても良い。
プリントオンデマンドサーバ4の制御部4aは、図11に示す処理を開始するとまず、プリンタ端末テーブル4b4の通知期限欄に基づき、通知処理対象のプリンタ端末を一つ認識する(S30)。通知期限欄に有効な期限が記述されているプリンタ端末を通知処理対象とする。
その後、通知処理対象の全てのプリンタ端末についての通知処理が終了していないことを確認し(S31)、現時点が通知処理対象のプリンタ端末の通知期限を超えているか否かを判別する(S32)。なお、通知処理対象の全てのプリンタ端末についての通知処理が終了した場合には、図11に示す一連の処理を終了する。
現時点における通知処理対象のプリンタ端末の通知期限を現時点が超えていると、制御部4aは、プリンタ端末テーブル4b4のそのプリンタ端末のレコードを、非通知対象に戻すように更新し(S33)、かつ、そのプリンタ端末についての状況変化に応じた特記事項を既に通知していたユーザに係る、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項から、そのプリンタ端末についての通知済みの情報を削除し(S34)、その後、ステップS30の処理に戻る。
非通知対象に戻す処理においては、状況変化がプリンタ端末の廃設であれば、プリンタ端末テーブル4b4から該当するレコードを削除し、廃設以外であれば、プリンタ端末テーブル4b4の通知期限欄の期限を無効な値に更新する。
通知処理対象のプリンタ端末の通知期限を現時点が超えていないと、制御部4aは、通知処理対象のプリンタ端末の状況変化が新規設置か否かを判別する(S35)。
現在対象となっているプリンタ端末の状況変化が新規設置以外であると、制御部4aは、そのプリンタ端末を良く利用している、又は、直前数回の印刷で利用した1ユーザを認識し(S36)、全てのユーザへの通知処理が終了していないことを確認した後(S37)、さらに、そのユーザが電子メールサービスを受け得る者か(契約による)を判別する(S38)。
全てのユーザへの通知処理が終了した場合には、ステップS30に戻って、処理対象のプリンタ端末を次の端末に変更する。また、ユーザが電子メールサービスを享受できない者であると、ステップS36に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
処理対象のユーザが電子メールサービスを享受できる者であると、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に基づき、処理対象のプリンタ端末の状況変化を既にそのユーザに通知しているか否かを判別する(S39)。既に通知していた場合には、ステップS36に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
未だ通知していない場合には、ユーザ管理テーブル4b3の電子メールサービス内容に基づき、現在時刻がユーザが希望している電子メールの発送時間帯に該当しているかや、状況変化がユーザが通知を希望している状況変化かなどの発送条件を満たしているか否かを判別する(S40)。発送条件を満たしていないと、ステップS36に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
これに対して、発送条件を満たしていると、処理対象のプリンタ端末の状況変化に応じた内容の電子メールを形成し、ユーザ管理テーブル4b3のそのユーザの電子メールアドレスに向けた発送処理を行い(S41)、その後、ステップS36に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。ここで、発送処理では、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に対する書き込みも行う。
現在の処理対象のプリンタ端末に関係する全てのユーザへの通知処理を終了すると、処理対象のプリンタ端末を変更する(ステップS30による)。
現在処理対象のプリンタ端末の状況変化が新規設置であると(ステップS35による)、制御部4aは、プリンタ端末テーブル4b4のプリンタ端末の位置情報に基づき、処理対象のプリンタ端末(新規設置のプリンタ端末)に最も近いプリンタ端末を認識し(S42)、上述したステップS36以降の処理を実行する。但し、ユーザの探索は、最近のプリンタ端末について行う。すなわち、最近のプリンタ端末を良く利用している、又は、直前数回の印刷で利用した1ユーザを認識する。
なお、ステップS42の認識処理を省略し、上述した図10のステップS28で認識した最近のプリンタ端末の情報を、例えば、プリンタ端末テーブル4b4の新規設置されたプリンタ端末用のレコードに記載しておき、図11での処理でも利用するようにしても良い。
上記では、現在時刻がユーザが希望している電子メールの発送時間帯に該当していない場合には発送処理を実行しないで、このA−2−3項の定期的な通知動作に電子メールの発送を委ねる方法を示したが、現在時刻がユーザが希望している電子メールの発送時間帯に該当していない場合にも、電子メールを形成し、発送を行う時刻をセットし、その時刻に自動的に発送するようにしても良い(例えば、1分毎に自動発送処理する電子メールが存在するかを確認する)。この場合には、本項の処理は発送時刻がセットされた電子メールの発送処理となる。なお、後述する他の事項を通知する処理においても、同様に、発送時刻のセット、発送時刻での自動発送を行うようにしても良い。
以上のA−2−2及びA−2−3項ではプリンタ端末の状況変化を監視、通知する場合を示したが、当該システムで良く利用されているコンテンツ提供サーバの状況変化(故障などであり、コンテンツの変更は含まない)を監視、通知するようにしても良い。
(A−2−4)コンテンツ変化に基づく通知動作
次に、印刷予約されたコンテンツ(ファイル情報)の内容が変更された際のプリントオンデマンドサーバ4による通知動作を、図12に示すフローチャートを参照しながら説明する。例えば、天気情報やニュースなどのコンテンツは適宜更新され、このような更新をユーザに通知する。
プリントオンデマンドサーバ4は、例えば、その制御部4aが内蔵するタイマ(図示せず)の時刻が定時(例えば1時間毎)になると、図12に示す処理を開始する。なお、コンテンツ提供サーバ3からのコンテンツの変更通知時にも、ユーザに対する通知動作を行う。この場合には、図12におけるステップS55〜S61の処理と同様な処理を行うことになる。
プリントオンデマンドサーバ4の制御部4aは、図12に示す処理を開始するとまず、登録場所テーブル4b1の格納内容に基づき、コンテンツ提供サーバ3から取り出した1個のコンテンツ(ファイル情報)を認識する(S50)。その後、全てのコンテンツについての通知処理が終了していないことを確認し(S51)、そのコンテンツを提供したコンテンツ提供サーバ3に対し、改めてコンテンツ送信要求(例えば印刷予約時に与えられたURLを用いる)を送出し(S52)、返信されてきたコンテンツを受信する(S53)。そして、コンテンツの内容が印刷ファイルデータベース5に格納している内容から、変化しているか否かを判別する(S54)。例えば、コンテンツ情報の一部に含まれている版や作成日時又は更新日時などの情報に基づいて、内容が変化しているか否かを判別する。コンテンツの内容が変化していなければ、ステップS50に戻って、処理対象のコンテンツを次のコンテンツにする。
コンテンツの内容が変化していると、印刷ファイルデータベース5に受信したコンテンツを格納すると共に、登録場所テーブル4b1にもそれに応じたレコードを追加する(S55)。なお、この処理を経ても、変更前のコンテンツも印刷ファイルデータベース5に格納されており、登録場所テーブル4b1にもそれに応じたレコードが残っている。
その後、制御部4aは、そのコンテンツを印刷予約した1ユーザを認識し(S56)、そのコンテンツを印刷予約した全てのユーザへの通知処理が終了していないことを確認した後(S57)、さらに、そのユーザが電子メールサービスを受け得る者か(契約による)を判別する(S58)。
全てのユーザへの通知処理が終了した場合には、ステップS50に戻って、処理対象のコンテンツを次のコンテンツに変更する。また、ユーザが電子メールサービスを享受できない者であると、ステップS56に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
処理対象のユーザが電子メールサービスを享受できる者であると、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に基づき、処理対象のコンテンツの変更を既にそのユーザに通知しているか否かを判別する(S59)。既に通知していた場合には、ステップS56に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
未だ通知していない場合には、ユーザ管理テーブル4b3の電子メールサービス内容に基づき、現在時刻がユーザが希望している電子メールの発送時間帯に該当しているかや、コンテンツ変更の通知をユーザが希望しているか(希望していないことは変更前のコンテンツを印刷対象とすることを意味している)や、変更後のコンテンツの容量(又はそれを印刷形式にした場合の容量)がユーザの契約容量を満たしているかや、変更後のコンテンツが当該システムが対応できるデータ形式になっているかなどの発送条件を満たしているか否かを判別する(S60)。発送条件を満たしていないと、ステップS56に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。
これに対して、発送条件を満たしていると、処理対象のコンテンツの変更に応じた内容の電子メールを形成し、ユーザ管理テーブル4b3のそのユーザの電子メールアドレスに向けた発送処理を行い(S61)、その後、ステップS56に戻って、処理対象のユーザを次のユーザに変更する。ここで、発送処理では、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に対する書き込みや、印刷管理テーブル4b2を、変更後のコンテンツを印刷するように書き換える処理なども行う。また、電子メールには、変更後のコンテンツを、ユーザが良く利用している、又は、直前数回で利用したプリンタ端末へダウンロードする予測時間を含めるようにしても良い。さらに、ユーザが良く利用している、又は、直前数回で利用したプリンタ端末が変更後のデータ形式や属性に対応できるか否かや、印刷画像情報への変換前又は変換後のデータ量(ファイル容量)の情報や、データ量の契約容量に対する多少などのファイル容量に係る情報を含めるようにしても良い。
現在の処理対象のコンテンツに関係する全てのユーザへの通知処理を終了すると、処理対象のコンテンツを変更する(ステップS50による)。
(A−2−5)印刷許容期限間近の通知動作
次に、印刷予約したコンテンツ(ファイル情報)を印刷しないまま、印刷許容期限に近付いたユーザへのプリントオンデマンドサーバ4による通知動作を、図13に示すフローチャートを参照しながら説明する。印刷許容期限(ファイルの保管期限)は、例えば、印刷予約時点から1週間に定められている。
プリントオンデマンドサーバ4は、例えば、その制御部4aが内蔵するタイマ(図示せず)の時刻が定時(例えば1時間毎)になると、図13に示す処理を開始する。
プリントオンデマンドサーバ4の制御部4aは、図13に示す処理を開始するとまず、印刷管理テーブル4b2に基づき、1個の印刷予約(登録情報)を認識する(S70)。その後、全ての印刷予約についての通知処理が終了していないことを確認し(S71)、現時刻が印刷許容期限を越えたか否かを判別する(S72)。
現時刻が印刷許容期限を越えていると、処理対象の印刷予約を消去する処理を行い(S73)、ステップS70に戻って、処理対象の印刷予約を次の印刷予約に変更する。印刷予約の消去は、例えば、印刷管理テーブル4b2から該当するレコードを消去する。また、適宜、登録場所テーブル4b1から該当するレコードを消去したり、印刷ファイルデータベース5からファイル情報を消去したりする処理も行う。
現時刻が印刷許容期限を越えていないと、その印刷予約での印刷許容期限までの残り時間が、閾値時間(例えば、12時間)より短くなっているか否かを判別する(S74)。印刷許容期限までの残り時間が閾値時間以上であると、ステップS70に戻って、処理対象の印刷予約を次の印刷予約にする。
印刷許容期限までの残り時間が閾値時間より短くなっていると、ユーザ管理テーブル4b3のその印刷予約に係るユーザの情報に基づき、そのユーザが電子メールサービスを受け得る者か(契約による)を判別する(S75)。ユーザが電子メールサービスを享受できない者であると、ステップS70に戻って、処理対象の印刷予約を次の印刷予約に変更する。
処理対象のユーザが電子メールサービスを享受できる者であると、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に基づき、印刷許容期限まで間近であることを既にそのユーザに通知しているか否かを判別する(S76)。既に通知していた場合には、ステップS70に戻って、処理対象の印刷予約を次の印刷予約に変更する。
未だ通知していない場合には、ユーザ管理テーブル4b3の電子メールサービス内容に基づき、現在時刻がユーザが希望している電子メールの発送時間帯に該当しているかや、印刷許容期限まで間近であることの通知をユーザが希望しているかなどの発送条件を満たしているか否かを判別する(S77)。発送条件を満たしていないと、ステップS70に戻って、処理対象の印刷予約を次の印刷予約に変更する。
これに対して、発送条件を満たしていると、印刷許容期限まで間近であることを内容とする電子メールを形成し、ユーザ管理テーブル4b3のそのユーザの電子メールアドレスに向けた発送処理を行い(S78)、その後、ステップS70に戻って、処理対象の印刷予約を次の印刷予約に変更する。ここで、発送処理では、ユーザ管理テーブル4b3の既通知事項に対する書き込みも行う。
全ての印刷予約に関する印刷許容期限間近の通知処理を終了すると、図13に示す一連の処理を終了する。
なお、印刷許容期限間近か否かを判断する閾値時間として、複数の閾値時間(例えば、24時間、12時間、6時間、3時間)を設け、数回にわたって、通知を行うようにしても良い。この場合において、印刷許容期限までの残り時間の段階によって、電子メールでの通知内容を変更するようにしても良く(例えば、「印刷期限まで12時間をきりました」)、逆に、この場合であっても、電子メールでの通知内容を同一にしても良い(例えば、「印刷期限は10月20日午後6時20分です」)。
(A−2−6)ファイル情報の印刷動作
次に、登録したファイル情報を印刷する際の動作を、図14のシーケンス図を参照しながら説明する。
ユーザは、適宜のタイミングで、いずれかのプリンタデバイス6(及びプリンタコントローラ7)の近傍に行き、プリンタコントローラ7の操作表示部7gを操作して、登録ファイル情報の印刷サービスモードを指示すると共に、自己を認証させる情報を入力する。すなわち、プリンタコントローラ7には認証情報が入力される(S81)。このとき、プリンタコントローラ7は、認証させるための情報をプリントオンデマンドサーバ4に送信し(S82)、プリントオンデマンドサーバ4は、認証を行って認証結果をプリンタコントローラ7に返信する(S83)。
図14では省略しているが、認証結果がNGの場合には、プリンタコントローラ7はその旨を表示して一連の処理を終了する。なお、このような印刷時においては、ユーザの認証を省略するようにしても良い。
認証結果がOKの場合には、ユーザは、印刷用識別番号をプリンタコントローラ7の操作表示部7gから入力し(なお、携帯端末に印刷用識別番号を記憶しておき、データ転送機能により、携帯端末からプリンタコントローラ7に与えるようにしても良い)、これにより、プリンタコントローラ7は、与えられた印刷用識別番号をプリントオンデマンドサーバ4に送信する(S84)。プリントオンデマンドサーバ4は、受信した印刷用識別番号に基づいて、印刷管理テーブル4b2を参照し、さらに、登録場所テーブル4b1を参照し、印刷ファイルデータベース5から該当するファイル情報を取り出して格納部4dにバッファリングすると共に(S85)、取り出したファイル情報をプリンタコントローラ7に送信する(S86)。格納部4dにバッファリングされたファイル情報は、通信時での再送要求等に応じるためのものである。
プリンタコントローラ7(及びプリンタデバイス6)は、受信したコードの内容に応じ、受信したファイル情報をプリンタデバイス6で印刷させる(S87)。その後、プリンタコントローラ7は、プリントオンデマンドサーバ4に印刷処理終了を通知し(S88)、プリントオンデマンドサーバ4は、印刷管理テーブル4b2から該当する情報を消去したり、格納部4dからファイル情報を消去したり、ユーザ管理テーブル4b3での利用特徴情報やジャーナルや課金情報の更新をしたり等の、終了時処理を行う(S89)。
なお、利用特徴情報の更新では、直前利用のプリンタ端末として当該プリンタコントローラ7及び又はプリンタデバイス6の情報が書き込まれ、利用するプリンタ端末の統計情報も、今回の利用が反映されて更新される。また、課金情報の更新は、ファイル情報の印刷がプリンタデバイス6で実行された場合にのみ実行される。ここでの課金は、印刷サービスに対する課金であり、ファイル情報が有料サイトの場合には、その代替の課金も行う。さらに、この印刷指令時に、プリントオンデマンドサーバ4が、ユーザに未だ通知していない通知事項(例えば、あるプリンタ端末の新規設置や近傍のプリンタ端末の故障や印刷予約されている他のファイル情報の印刷許容期限の間近など)を通知するようにしても良い。
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、多様な電子メールの通知機能を設けたので、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。
例えば、プリンタ端末の状況通知により、故障中のプリンタ端末へユーザが出向くような無駄を排除できたり、利用しやすい位置に新規設置されたプリンタ端末をユーザが利用できたりすることができる。また例えば、印刷許容期限の間近であることの通知により、印刷を失念していたり忙しさのために印刷を実行していなかったりするファイル情報をユーザが印刷許容期限内に印刷させることができる。さらに例えば、印刷予約したコンテンツ内容の変更の通知により、ユーザが最新内容のコンテンツの存在を認識でき、その印刷を適宜のタイミングで実行することができる。例えば、ファイル情報のデータ形式などとプリンタ端末の対応能力などとの関係や、ダウンロード予測時間などの電子メールでの通知により、ユーザは、どのプリンタ端末にいつ行けば良いかなどを的確に判断することができる。
上記実施形態によれば、電子メールの送信先が携帯端末かパソコンかをユーザが指定でき、また、電子メールの発送時間帯もユーザが指定できるようにしたので、この点からも、ユーザの利便性を大幅に向上させることができる。
(B)変形実施形態
上記実施形態の説明でも、種々変形実施形態に言及したが、さらに、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記実施形態では、各種電子メールを送付するだけであったが、電子メールに、返信を求める情報を盛り込むようにしても良い。例えば、印刷許容期限が間近にせまったことを通知する電子メールを、印刷許容期限を延長するか否かや延長期限などを指示する返信メールを送信できる形式にしておき、プリントオンデマンドサーバ4がその返信メールに応じ、適宜、印刷許容期限を書き換えるようにしても良い。また例えば、コンテンツの変更を通知する電子メールを、変更前後のいずれのコンテンツを印刷対象とするかを指示する返信メールを送信できる形式にしておき、プリントオンデマンドサーバ4がその返信メールに応じ、適宜、印刷管理テーブル4b2などを書き換えるようにしても良い。さらに例えば、印刷対象のファイルの容量が契約容量を越えていることを通知する電子メールを、契約容量をグレードアップするか否かを指示する返信メールを送信できる形式にしておき、プリントオンデマンドサーバ4がその返信メールに応じ、適宜、ユーザ管理テーブル4b3などを書き換えるようにしても良い。
上記実施形態では、故障などの監視対象がプリンタ端末(やコンテンツ提供サーバ)であるものを示したが、プリントオンデマンドサーバ4が自己の故障や一部機能の停止などをユーザに電子メールで通知するようにしても良い。
また、上記実施形態では、電子メールをユーザに通知するものを示したが、システム管理者やユーザ管理者のパソコンなどにも、所定の通知事項については、電子メールを発送するようにしても良い。
さらに、上記実施形態では、各通知事項毎に定時処理するイメージで説明したが、複数の通知事項に関し、同じ定時処理で通知の必要性などを判断するようにしても良い。
さらにまた、上記実施形態では、通知事項をユーザに電子メールで通知するものを示したが、携帯端末が電話機能を有している場合には、合成音声で通知するようにしても良い。
上記実施形態では、プリンタ端末の故障などについてはそれを検出したときや、ファイル情報の登録時(印刷予約時)に通知するものを示したが、その他、ユーザがユーザ登録のためにプリントオンデマンドサーバ4にアクセスしたときにも通知するようにしても良い。
また、上記実施形態では、プリンタ端末が状況変化した後やコンテンツ内容が変化した後などで通知を行うものを示したが、変化が起こる前でも、変化が起こる予定が分かったときに通知を行うようにしても良い。例えば、プリンタ端末の将来の新規設置が予めプリントオンデマンドサーバ4にキー入力された場合には通知を始めるようにしても良く、また同様に、コンテンツ内容の将来の変更情報を予めコンテンツ提供サーバからプリントオンデマンドサーバ4に与えられた場合には通知を始めるようにしても良い。
各サーバなどの装置の機能分けは、上記実施形態のものに限定されず、また、装置数も上記実施形態のものに限定されない。例えば、コンテンツ提供サーバ3と印刷ファイルデータベース5が融合したものであっても良い。また例えば、プリントオンデマンドサーバ4の機能をコンテンツ提供サーバ3が担うものであっても良い。また、プリンタデバイス6の故障などをプリンタコントローラ7が、プリントオンデマンドサーバ4からユーザの電子メールアドレスを取り出したり、過去の印刷実行時にユーザの電子メールアドレスを得ておいたりなどして発送するようにしても良い。
逆に、上記実施形態で1個の装置が担うと記載した複数の機能を異なる装置が担当するようにしても良い。例えば、コンテンツに係る登録申込み(印刷予約)を、コンテンツ提供サーバ3に対して行い、コンテンツ提供サーバ3を介してプリントオンデマンドサーバ4にファイル情報を登録するようにしても良い。
特許請求の範囲における「印刷管理用サーバ」の用語は、プリントオンデマンドサーバに限定されず、プリントオンデマンドサーバに代えて同様な機能を担う装置をも含むものである。
上記実施形態においては、印刷用識別番号を生成し、プリンタコントローラに印刷用識別番号を入力してファイル情報を取り出すものを示したが、これに代え、又は、これに加え、他の情報も、ファイル情報の取り出し条件としても良い。例えば、ファイル登録時に、ユーザが認証情報(例えばパスワード)を入力し、この情報を利用するようにしても良い。
実施形態の印刷ネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 実施形態のコンテンツ提供サーバの詳細構成例を示すブロック図である。 実施形態のプリントオンデマンドサーバの詳細構成例を示すブロック図である。 実施形態の登録場所テーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態の印刷管理テーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態のユーザ管理テーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態のプリンタ端末管理テーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態のプリンタデバイス及びプリンタコントローラの詳細構成例を示すブロック図である。 実施形態の印刷用ファイル情報の登録動作を示すシーケンス図である。 実施形態のプリント端末の状況変化時の通知動作(その1)を示すフローチャートである。 実施形態のプリント端末の状況変化時の通知動作(その2)を示すフローチャートである。 実施形態のコンテンツ変更の通知動作を示すフローチャートである。 実施形態の印刷許容期限間近の通知動作を示すフローチャートである。 実施形態の印刷動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…通信網、
2…ファイル登録指示装置、
3…コンテンツ提供サーバ、
4…プリントオンデマンドサーバ、
5…印刷ファイルデータベース、
6…プリンタデバイス、
7…プリンタコントローラ。

Claims (9)

  1. ファイル登録指示装置を用いたユーザからの印刷予約指示に応じて印刷すべきファイル情報を取り込んで格納すると共に、複数ある中の任意のリモートプリンタ端末を用いたユーザからの印刷指示に応じて印刷すべきファイル情報を上記リモートプリンタ端末に送信して印刷させる印刷管理用サーバにおいて、
    電子メールアドレスを少なくとも含むユーザ情報を管理、記憶するユーザ情報管理記憶手段と、
    印刷予約の情報を管理、記憶する印刷予約管理記憶手段と、
    当該印刷管理用サーバに係る印刷ネットワークシステムにおける機能変更又は機能変更予定を監視、検出する機能変更監視手段と、
    上記機能変更監視手段が、機能変更又は機能変更予定を検出したときに、所定のユーザに対し、そのことを通知する電子メールを発送する電子メール発送手段と
    を有することを特徴とする印刷管理用サーバ。
  2. 上記機能変更監視手段が監視、検出する機能変更又は機能変更予定が、上記各リモートプリンタ端末の機種変更、故障、新規設置、廃設、一時的動作停止などの上記各リモートプリンタ端末の状況変化であり、
    上記電子メール発送手段は、状況変化した上記リモートプリンタ端末、又は、状況変化した上記リモートプリンタ端末の近傍の上記リモートプリンタ端末を、直前利用又は高頻度利用していたユーザに対し、状況変化を通知する電子メールを発送する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷管理用サーバ。
  3. 上記機能変更監視手段が監視、検出する機能変更又は機能変更予定が、上記印刷予約管理記憶手段に記述されている、印刷予約を解除する印刷許容期限にまもなくなるか否かであり、
    上記電子メール発送手段は、検出された印刷予約のユーザに対し、印刷可能な残り期間が短いことを通知する電子メールを発送する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷管理用サーバ。
  4. 上記機能変更監視手段が監視、検出する機能変更又は機能変更予定が、上記印刷予約管理記憶手段によって管理されているファイル情報の変更であり、
    上記電子メール発送手段は、変更されたファイル情報を印刷予約したユーザに対し、ファイル情報の変更を通知する電子メールを発送する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の印刷管理用サーバ。
  5. 上記ユーザ情報管理記憶手段に記憶する電子メールアドレスとして、携帯端末向け又は他の情報処理装置向けを、選択設定し得ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の印刷管理用サーバ。
  6. 上記ユーザ情報管理記憶手段に、上記各ユーザについての電子メールの発送許容時間帯を記述しておき、上記電子メール発送手段は、記述されている発送許容時間帯に従って、電子メールを発送することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の印刷管理用サーバ。
  7. ファイル登録指示装置を用いたユーザからの印刷予約指示に応じて印刷すべきファイル情報を取り込んで格納すると共に、複数ある中の任意のリモートプリンタ端末を用いたユーザからの印刷指示に応じて印刷すべきファイル情報を上記リモートプリンタ端末に送信して印刷させる印刷管理用サーバに搭載される印刷管理用プログラムにおいて、
    電子メールアドレスを少なくとも含むユーザ情報を管理、記憶するユーザ情報管理記憶機能部と、
    印刷予約の情報を管理、記憶する印刷予約管理記憶機能部と、
    当該印刷管理用サーバに係る印刷ネットワークシステムにおける機能変更又は機能変更予定を監視、検出する機能変更監視機能部と、
    上記機能変更監視機能部が、機能変更又は機能変更予定を検出したときに、所定のユーザに対し、そのことを通知する電子メールを発送する電子メール発送機能部と
    を含むことを特徴とする印刷管理用プログラム。
  8. 上記機能変更監視機能部が監視、検出する機能変更又は機能変更予定が、上記各リモートプリンタ端末の機種変更、故障、新規設置、廃設、一時的動作停止などの上記各リモートプリンタ端末の状況変化であり、
    上記電子メール発送機能部は、状況変化した上記リモートプリンタ端末、又は、状況変化した上記リモートプリンタ端末の近傍の上記リモートプリンタ端末を、直前利用又は高頻度利用していたユーザに対し、状況変化を通知する電子メールを発送する
    ことを特徴とする請求項7に記載の印刷管理用プログラム。
  9. 上記機能変更監視機能部が監視、検出する機能変更又は機能変更予定が、上記印刷予約管理記憶機能部により管理されている、印刷予約を解除する印刷許容期限にまもなくなるか否かであり、
    上記電子メール発送機能部は、検出された印刷予約のユーザに対し、印刷可能な残り期間が短いことを通知する電子メールを発送する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の印刷管理用プログラム。
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