JP2010176514A - データ処理装置、プログラム及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置、プログラム及びデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】他のデータを取得する処理においてマシンリソースを有効に活用する。
【解決手段】データ処理装置40は、プリントデータ202が参照するリンクデータ205を取得するダウンロード処理部52、リンクデータ205の特徴に基づいて、当該リンクデータ205をRAM42又はRAM42より応答速度が遅く大容量であるHDD44のいずれか一方に記憶させるための判定処理を行う判定処理部57として機能するCPU41を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、データ処理装置、プログラム及びデータ処理方法に関する。
近年、印刷装置(例えばプリンタやMFP(Multifunction Peripheral)等)の機能として、マークアップ言語によるデータを印刷する機能が求められている。携帯電話やPDA等の形態端末の表示画面で閲覧したXHTML(Extensible HyperText Markup Language)文書データをダイレクトに印刷する場合等に、当該機能が必要とされるためである。以下、マークアップ言語によるデータの例として、XHTML文書データの印刷に関した説明を行う。
印刷装置にマークアップ言語によるデータを印刷する機能を付加するため、マークアップ言語によるデータに基づき印刷データを生成して出力するデータ処理装置を介在させる構成がある。データ処理装置は、携帯端末等の外部機器と印刷装置との間に介在し、マークアップ言語による入力データに基づいて印刷データを印刷装置に出力する。
データ処理装置は、印刷データを生成する過程において、XHTML文書データに基づいて中間言語データを生成する処理を行う(以下、この処理を「解析」と称する)。
XHTML文書データは、ハイパーリンクを用いてそのXHTML文書データ自体に含まれない他のデータ、即ちリンクデータ(例えば画像ファイル等)を参照し、表示させる機能を有している。リンクデータを参照するハイパーリンクを含むXHTML文書データが入力された場合、データ処理装置はリンクデータによる表示内容も印刷データに含めて出力する。このとき、データ処理装置はハイパーリンクで指定されたリンクデータを取得する処理を行う。
データ処理装置は、取得したリンクデータを一時的に記憶するための記憶装置を有している。データ処理装置が有する記憶装置として、主記憶装置と補助記憶装置がある。主記憶装置は例えば半導体等を用いた揮発性メモリであり、補助記憶装置は例えばハードディスクやコンパクトフラッシュ(登録商標)等の不揮発性記憶装置である。主記憶装置と補助記憶装置とを比較すると、主記憶装置は応答速度に優れるが記憶容量あたりのコストが高く、補助記憶装置は応答速度に劣るが記憶容量あたりのコストが安く大容量を設けやすい。このため、主記憶装置のみにリンクデータを記憶させた場合、主記憶装置は記憶容量不足を生じやすくなり非効率である。一方、補助記憶装置のみにリンクデータを記憶させた場合、リンクデータの解析に伴う読出に時間がかかるので、この場合も非効率である。
そこで、主記憶装置の記憶容量不足を補いつつ主記憶装置の応答速度を活用するため、まずリンクデータを主記憶装置に記憶させ、主記憶装置の記憶容量不足が生じた場合に出力が最も後となるリンクデータを補助記憶装置に退避(スワップ)させ、その後に出力を完了した主記憶装置のリンクデータを削除して主記憶装置の空き記憶容量を確保した上で補助記憶装置に退避したリンクデータを主記憶装置に書き戻すデータ処理装置の構成がある(例えば特許文献1)。
特開2004−127132号公報
しかしながら、特許文献1のデータ処理装置によるデータの記憶制御は非効率となる場合があった。なぜならば、特許文献1のデータ処理装置は、リンクデータを主記憶装置に記憶させ、主記憶装置が記憶容量不足となった場合にリンクデータを補助記憶装置に退避させるので、退避させるリンクデータを最初から補助記憶装置に記憶させた場合に比してリンクデータの退避命令に費やすマシンリソースを無駄遣いするためである。加えて、リンクデータの退避に限らず、主記憶装置のデータを補助記憶装置に退避する場合、退避するデータを補助記憶装置に書き出すまで主記憶装置のデータを削除することはできず、その間は退避するデータを記憶している主記憶装置の記憶領域を利用することができないので、主記憶装置の記憶領域を有効に活用することができない。
なお、前述の記載はXHTML文書データ及びリンクデータを例としているが、例えばHTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)PPML(Personalized Print Markup Language)その他のマークアップ言語についても同様である。
本発明は、他のデータを取得する処理においてマシンリソースを有効に活用することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、外部機器から入力された入力データに基づいて当該入力データの印刷データを生成し出力するデータ処理装置であって、前記入力データが参照する他のデータを取得する処理、前記他のデータの特徴に基づいて、当該他のデータを主記憶装置又は前記主記憶装置より応答速度が遅く大容量である補助記憶装置のいずれか一方に記憶させるための判定処理、を行う制御部を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ処理装置において、前記他のデータが複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のデータ処理装置において、前記他のデータの取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該他のデータが用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ処理装置において、前記他のデータのデータサイズと、当該他のデータの取得時における前記主記憶装置の空き容量又は当該主記憶装置の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のデータ処理装置において、前記他のデータの取得完了までにかかる見込み時間に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の発明によるプログラムは、外部機器から入力された入力データに基づいて当該入力データの印刷データを生成し出力するデータ処理装置を、前記入力データが参照する他のデータを取得する処理、前記他のデータの特徴に基づいて、当該他のデータを主記憶装置又は前記主記憶装置より応答速度が遅く大容量である補助記憶装置のいずれか一方に記憶させるための判定処理、を行う制御部として機能させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のプログラムにおいて、前記他のデータが複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のプログラムにおいて、前記他のデータの取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該他のデータが用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記他のデータのデータサイズと、当該他のデータの取得時における前記主記憶装置の空き容量又は当該主記憶装置の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項6から9のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記他のデータの取得完了までにかかる見込み時間に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、外部機器から入力された入力データに基づいて当該入力データの印刷データを生成し出力するデータ処理方法であって、前記入力データが参照する他のデータを取得するステップ、前記他のデータの特徴に基づいて、当該他のデータを主記憶装置又は前記主記憶装置より応答速度が遅く大容量である補助記憶装置のいずれか一方に記憶させるための判定処理を行うステップ、を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のデータ処理方法において、前記他のデータが複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載のデータ処理方法において、前記他のデータの取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該他のデータが用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項11から13のいずれか一項に記載のデータ処理方法において、前記他のデータのデータサイズと、当該他のデータの取得時における前記主記憶装置の空き容量又は当該主記憶装置の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項11から14のいずれか一項に記載のデータ処理方法において、前記他のデータの取得完了までにかかる見込み時間に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、他のデータを取得する処理においてマシンリソースを有効に活用することができる。
印刷装置の主要構成を示すブロック図である。 エンジンの主要構成を示す図である。 データ処理装置が有する機能を示す図である。 ダウンロードしたリンクデータがRAMに記憶される場合を示す図である。 ダウンロードしたリンクデータがHDDに記憶される場合を示す図である。 データ処理装置が行う主要な処理の流れを示すフローチャートである。 ダウンロードの開始処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態の例を詳細に説明する。
図1は、印刷装置1の主要構成を示すブロック図である。
印刷装置1は、エンジン10と、制御部40とを備える。
まず、エンジン10について説明する。エンジン10は、紙等の印刷媒体に印刷を行う装置である。
図2は、エンジン10の主要構成を示す図である。本実施形態におけるエンジン10は、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)の4色それぞれを個別の静電ドラムで転写する構成(タンデム方式)である。
図2に示すように、エンジン10は、用紙カセット11、給紙ローラ12、搬送ローラ13、搬送ベルト14、静電ドラム15、16、17、18、プリントユニット19、20、21、22、レーザーユニット23、23、23、23、転写ローラ24、24、24、24、定着器25、排紙ローラ26及び筐体27を備える。
用紙カセット11は、紙等の印刷媒体をストックする。以下、用紙カセット11に紙がストックされている場合の印刷工程について記載する。
給紙ローラ12は、用紙カセット11内の紙を一枚ずつ引き出す。搬送ローラ13は、給紙ローラ12が引き出した紙を搬送ベルト14へ搬送する。搬送ベルト14へ搬送された紙は、静電ドラム15,16,17,18によりその紙面にトナー画像を施される。
静電ドラム15、16、17、18は、トナー画像を紙に転写する。以下、静電ドラム15を例とし、転写の仕組みを説明する。
静電ドラム15は円筒状の部材であり、帯電ユニット(図示略)によりその円筒の外周面が帯電している。静電ドラム15は、帯電した外周面にレーザーユニット23からレーザの照射を受けて露光する。レーザーユニット23は、紙へ印刷する画像に応じたパターン(印刷パターン)に従ってレーザを静電ドラム15に照射し、静電ドラム15の外周面に静電潜像を形成する。その後、静電ドラム15は、プリントユニット19による現像を受ける。プリントユニット19は、イエロー(Y)のトナーを収めるトナーカートリッジと、トナーカートリッジ内のトナーを静電画像に付着させる現像ユニットとを有し、静電ドラム15の外周面に形成された静電画像にトナーを付着させることで静電ドラム15の外周面に印刷パターンに応じたトナー画像を施す。
トナー画像は、搬送ベルト14と静電ドラム15とによって紙が挟まれるタイミングで紙に転写される。搬送ベルト14を挟んで静電ドラム15と対向する位置には転写ローラ24が設けられており、転写ローラ24による逆帯電によりトナー画像は紙に転写される。
前述の静電ドラム15によるトナー画像の転写と同様の仕組みにより、静電ドラム16はプリントユニット20のトナーカートリッジ内に収められたマゼンダ(M)のトナー画像を転写し、静電ドラム17はプリントユニット21のトナーカートリッジ内に収められたシアン(C)のトナー画像を転写し、静電ドラム18はプリントユニット22のトナーカートリッジ内に収められたブラック(K)のトナー画像を転写する。4色のトナー画像が重ねて転写されることにより、紙はその紙面にトナー画像を施される。
トナー画像を施された紙は、定着器25へ搬送される。定着器25は、紙面に形成されたトナー画像を定着させる。トナー画像の定着を施された紙は、排紙ローラ26により搬送されて筐体27の上方に排出される。
以上、紙に対する印刷工程を示したが、紙以外の印刷媒体についても同様の仕組みによる印刷が行われる。
印刷パターンは、データ処理装置40が出力するビデオ信号204に基づく。以下、データ処理装置40について説明する。
図1に示すように、データ処理装置40は、CPU41、RAM42、ROM43、ハードディスク(以下の説明及び図においてHDDと記載する)44、通信装置45、入力インターフェース(I/F)46及びバス47を備える。
CPU41は、通信装置45を介して外部機器から入力されるデータに基づき、ROM43から処理内容に応じたプログラムを読み込んで実行、処理し、エンジン10にビデオ信号204を出力する。以下の説明に置いて、通信装置45を介して行われるネットワーク接続により印刷装置1と接続される外部機器をホスト80と称し、通信装置45とホスト80との間の接続をネットワークNとする。
RAM42は、CPU41が実行、処理するプログラムやデータ等を一時的に格納する記憶領域として機能する主記憶装置である。
ROM43は、CPU41が読み込む各種プログラムを書き換え不可能な状態で記憶する不揮発性メモリである。ROM43は、ネットワーク処理プログラム60、解析処理プログラム65、描画処理プログラム66、判定処理プログラム67を記憶する。ネットワーク処理プログラム60は、印刷要求受信処理プログラム61とダウンロード処理プログラム62を包括する。
HDD44は、データを書き換え可能な状態で記憶することができ、不揮発性メモリとして機能する補助記憶装置である。HDD44は、RAM42より応答速度が遅く大容量である。HDD44は、RAM42の記憶容量が不足した場合にRAM42の記憶内容を書き出して退避させるための記憶領域として利用することができる。
通信装置45は、データ処理装置40と外部機器とを相互通信可能に接続する。通信装置45として、例えば無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、イーサネット(登録商標)、インターネット接続その他の方式による外部のネットワークとの接続を可能にする各種の装置が挙げられる。通信装置45と相互通信可能に接続される外部機器はネットワークを介して接続可能な外部機器であればよく、PC、ワークステーション、サーバ、携帯電話、通信機能を有するゲーム機等が一例として挙げられる。
入力I/F46は、印刷装置1の動作に関する入力指示や印刷装置1の各種設定に関する入力を行う外部入力装置48を接続するためのインターフェースである。外部入力装置48は、例えばタッチパネル方式の液晶ディスプレイによる入力表示装置やその周囲に設けられたキー(ボタン)に対する操作による入力装置等を備える。
バス47は、データ処理装置40の各部を相互に接続する。
図3は、データ処理装置40が有する機能を示す図である。
図3に示すように、データ処理装置40は、ネットワーク処理部50、解析処理部55、描画処理部56、判定処理部57として機能する。データ処理装置40は、CPU41がROM43から各機能に対応するプログラムを読み込んで実行処理することでそれぞれの機能を発揮する。具体的には、CPU41は、ネットワーク処理プログラム60を読み込んでネットワーク処理部50として機能し、解析処理プログラム65を読み込んで解析処理部55として機能し、描画処理プログラム66を読み込んで描画処理部66として機能し、判定処理プログラム67を読み込んで判定処理部57として機能する。
以下、各機能について説明する。
ネットワーク処理部50は、通信装置45を介して行われるネットワーク接続により通信可能に接続されたコンピュータ、サーバ等のホスト80との間で行われる通信に関する処理を行う。ネットワーク処理部50は、その機能として印刷要求受信処理部51とダウンロード処理部52とを有する。CPU41は、印刷要求受信処理プログラム61を読み込んで印刷要求受信処理部51として機能し、ダウンロード処理プログラム62を読み込んでダウンロード処理部52として機能する。
印刷要求受信処理部51は、ホスト80から入力される印刷要求201を受信して印刷の対象となるデータ(以下、プリントデータ202と称する)を解析処理部55に出力する。ホスト80から入力される印刷要求201は、プリントデータ202を含む。
ダウンロード処理部52は、リンクデータ205を取得するためのダウンロード要求206をホスト80に対して行う。このとき、ダウンロード処理部52がダウンロード要求206を行うホスト80はリンクデータ205のURI(Uniform Resource Identifier)によって決定し、印刷要求201を入力するホスト80とダウンロード要求206の対象となるホスト80とは必ずしも同一ではない。
解析処理部55は、プリントデータ202を解析してDL203(Display List)等の中間言語データを生成する。生成された中間言語データはRAM42に格納される。解析において、解析処理部55は、プリントデータ202がマークアップ言語による記述を含み、その記述内容にハイパーリンクを含む場合にそのハイパーリンクが指定するリンクデータ205のダウンロードを行うための処理をダウンロード処理部52に行わせる。即ち、入力データに含まれるプリントデータ202に対してリンクデータ205は他のデータである。なお、プリントデータ202に含まれるマークアップ言語による記述は、例えばXHTML、HTML、XML、PPMLその他のマークアップ言語による記述である。
描画処理部56は、RAM42に格納された中間言語データを読み出し、当該中間言語データに基づいてエンジン10に解釈可能なビデオ信号204をエンジン10へ出力する。エンジン10は、ビデオ信号204に基づいて印刷を行う。
描画処理部56に読み出され、ビデオ信号204の生成が終了した中間言語データは削除される。
判定処理部57は、ダウンロード処理部52が要求したリンクデータ205をRAM42又はHDD44のいずれか一方に記憶させるための判定処理を行う。つまり、RAM42及びHDD44は、ダウンロードしたリンクデータ205を記憶する記憶装置として機能する。
図4は、ダウンロードしたリンクデータ205がRAM42に記憶される場合を示す。
リンクデータ205がRAM42に記憶された場合、解析処理部55が当該リンクデータ205を読み出して解析する処理速度においてリンクデータ205をHDD44に記憶した場合に比して優れる。しかしながら、RAM42の記憶容量はHDD44に比して小さいため、リンクデータ205のデータサイズによってはRAM42の空き容量に収まらない場合がある他、リンクデータ205が複数ある場合にはその全てをRAM42に記憶させることができない場合がある。
図5は、ダウンロードしたリンクデータ205がHDD44に記憶される場合を示す。
HDD44は、RAM42に比して読み出し速度が劣るので、HDD44に記憶されたリンクデータ205を解析処理部55が解析する場合、リンクデータ205がRAM42に記憶されたリンクデータ205を解析する場合に比して速度において劣る。しかしながら、HDD44の記憶容量はRAM42に比して大きいので、データサイズの大きいリンクデータ205を記憶することや複数のリンクデータ205を記憶することができる。
RAM42は、リンクデータ205の記憶のほか、解析処理部55が生成した中間言語データやその他の各種データの記憶のための記憶領域としても用いられるので、リンクデータ205の記憶のために用いることができるRAM42の記憶領域は限られる。そこで、判定処理部57は、リンクデータ205をRAM42に記憶させて解析処理を迅速に行うことを優先してよい条件下においてリンクデータ205をRAM42に記憶させ、リンクデータ205をRAM42に記憶させることが適わない場合にはリンクデータ205をHDD44に記憶させる。
判定処理部57は、リンクデータ205のデータサイズやリンクデータ205が印刷に用いられるタイミング等の各種条件に基づき、リンクデータ205をRAM42又はHDD44のいずれか一方に記憶させるための判定処理を行う。判定処理部57は、リンクデータ205ごとに判定処理を行う。以下、判定処理の詳細を説明する。
まず、判定処理部57は、リンクデータ205の情報、例えばデータサイズ等を取得する。
そして、判定処理部57は、リンクデータ205が複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて判定処理を行う。本実施形態において、判定処理部57は、複数のページの印刷に用いられるリンクデータ205をHDD44に記憶させる。このとき、判定処理部57は、プリントデータ202が参照する各リンクデータ205の同一性をURIの一致を以って確認し、同一のURIを有する複数のハイパーリンクによって参照され、かつ、印刷されるページが異なるリンクデータ205は複数のページの印刷に用いられるリンクデータ205であると判定する。
リンクデータ205が印刷に用いられるページがどのページとなるかの判定の根拠となる情報は、プリントデータ202により異なる。
例えば、PPML等、ページレイアウトに関する情報を含むデータの場合はホスト80から印刷要求201が出力された時点でページレイアウトが決定しているので、判定処理部57はそのページレイアウトに従ってリンクデータ205が複数のページの印刷に用いられるか否かを判定する。
プリントデータ202がページレイアウトに関する情報を含んでいない場合、判定処理部57はリンクデータ205が印刷に用いられるページを判定するための処理を行う。例えば、データサイズ等、リンクデータ205の情報に基づいてそのリンクデータ205を印刷するために必要な面積を推定し、その面積が当該リンクデータ205を指定するハイパーリンクの直前までの内容を印刷するページの空き領域面積に収まるか否かを判定する処理等が挙げられる。この処理の場合、リンクデータ205は、リンクデータ205を印刷するための面積が空き領域面積に収まる場合その空き領域面積を有するページに印刷され、収まらない場合次のページに印刷される。なお、この処理方法によるページレイアウトの判定は一例であり、本発明に他のページレイアウト決定方法を適用することを妨げない。
判定処理部57は、リンクデータ205をHDD44に記憶させる判定結果を出した時点で判定処理を終了する。以下、リンクデータ205が複数のページの印刷に用いられない場合に判定処理部57がさらに行う判定処理について説明する。以下の説明においても、リンクデータ205をHDD44に記憶させる判定結果を出した時点でその後の判定は行わずに判定処理部57は処理を終了する。
判定処理部57は、リンクデータ205のデータサイズと当該リンクデータ205の取得時におけるRAM42の空き容量又はRAM42の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて判定処理を行う。
本実施形態において、判定処理部57は、リンクデータ205のデータサイズが当該リンクデータ205の取得時におけるRAM42の空き容量以上である場合に当該リンクデータ205をHDD44に記憶させる。本実施形態では、RAM42の空き容量そのもの、即ち空き容量の100%とリンクデータ205のデータサイズとを比較するが、必ずしも100%である必要はなく、任意の割合を設定することができる。また、RAM42の空き容量ではなく、RAM42の総記憶容量に対する所定割合としてもよいし、その両方に基づいて判定するようにしてもよい。例えば、リンクデータ205のデータサイズが、RAM42の空き容量以上であるか又はRAM42の総記憶容量に対する所定の割合以上である場合に判定制御部57は当該リンクデータ205をHDD44に記憶させるようにする等の判定処理条件が挙げられる。
さらに、判定処理部57は、リンクデータ205の取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該リンクデータ205が用いられるか否かに基づいて判定処理を行う。本実施形態において、判定処理部57は、リンクデータ205の取得開始後に生じる最初の1ページの印刷において当該リンクデータ205が用いられない場合に当該リンクデータ205をHDD44に記憶させるが、判定の基準となる所定のページ数は任意に設定することができる。
本実施形態において、判定処理部57は、リンクデータ205が単一のページに用いられ、当該リンクデータ205のデータサイズがRAM42の空き容量の所定割合よりも小さく、かつ、当該リンクデータ205の取得開始時に当該リンクデータ205が今後印刷する最初のページの印刷に用いられる場合、当該リンクデータ205をRAM42に記憶させるよう制御して当該リンクデータ205のダウンロードを開始する。そして、判定処理部57は、リンクデータ205のダウンロード開始後、リンクデータ205のダウンロード完了までの見込み時間を算出する。
判定処理部57は、リンクデータ205の取得完了までにかかる見込み時間に基づいて判定処理を行う。本実施形態において、判定処理部57は、リンクデータ205の取得完了までにかかる見込み時間が60秒を上回る場合に当該リンクデータ205をHDD44に記憶させる。つまり、判定処理部57は、RAM42に記憶させる状態で開始したダウンロードによって得られるリンクデータ205の記憶先をHDD44に変更する。具体的には、CPU41がそれまでのダウンロード処理によってRAM42に記憶されたリンクデータ205の一部分をHDD44に書き出し、以降継続されるダウンロードによって得られるリンクデータ205の残り部分を直接HDD44に記憶させる。本実施形態では、リンクデータ205の取得完了までにかかる見込み時間が60秒を上回る場合、判定処理部57は当該リンクデータ205をHDD44に記憶させるよう制御するが、60秒に限らず任意の時間を判定処理条件として設定することができる。
判定処理部57がリンクデータ205をHDD44に記憶させる判定結果を生ずる前述の条件のすべてに当てはまらない場合、判定処理部57は、リンクデータ205をRAM42に記憶させる。本実施形態において、リンクデータ205が単一のページの印刷に用いられ、当該リンクデータ205の取得開始時におけるRAM42の空き容量がリンクデータ205のデータサイズを上回り、当該リンクデータ205の取得開始後に印刷される最初のページの印刷に当該リンクデータ205が用いられ、かつ、当該リンクデータ205の取得完了までにかかる見込み時間が所定の時間以下の場合、当該リンクデータ205をRAM42に記憶させる。
リンクデータ205のダウンロードが完了すると、解析処理部55は、当該リンクデータ205を解析して中間言語データを生成する。描画処理部56は、ページ単位でビデオ信号204を生成する。つまり、プリントデータ202及びリンクデータ205に基づく解析処理により、次に印刷するページを構成する全ての中間言語データが揃うと、描画処理部56はそのページのビデオ信号204を生成する。
プリントデータ202に基づき印刷される全てのページの印刷が終了するまで、前述の解析処理、リンクデータ205のダウンロード及びビデオ信号204の生成、出力が継続して行われる。
次に、データ処理装置40が行う処理の流れを、図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。以下の記載では、CPU41がROM43から各種プログラムを読み込む処理について省略する。
図6は、データ処理装置40が行う主要な処理の流れを示すフローチャートである。
まず、CPU41は、ホスト80が出力したプリントデータ202を取得する(ステップS1)。次にCPU41は、ステップS1で読み込んだプリントデータ202に基づくダウンロード処理のうち、解析が未完了のリンクデータ205があるか否かをチェックし(ステップS2)、ない場合(ステップS2:NO)、CPU41はプリントデータ202の解析を行う(ステップS3)。なお、ステップS1の直後に行われるステップS2の処理では、まだハイパーリンクの検出を経ていないので、ステップS3に移行する。
ステップS3の解析を経て、CPU41はプリントデータ202からハイパーリンクが検出されたか否かを判定する(ステップS4)。ハイパーリンクが検出された場合(ステップS4:YES)、CPU41はダウンロードの開始処理を行う(ステップS5)。ダウンロードの開始処理については後述する。
その後、CPU41は、これから印刷する先頭のページに用いるデータにダウンロード未完了のリンクデータ205が有るか否かを判定し(ステップS6)、ない場合(ステップS6:NO)、CPU41は先頭のページに用いる全てのデータの解析が完了しているか否かを判定する(ステップS7)。先頭のページに用いる全てのデータの解析が完了している場合(ステップS7:YES)、CPU41は先頭のページの描画処理を行う(ステップS8)。ステップS8の処理後、CPU41はプリントデータ202に基づく全てのページの描画処理が完了したか否かを判定し(ステップS9)、完了している場合(ステップS9:YES)、処理を終了する。
ステップS4においてハイパーリンクが検出されなかった場合(ステップS4:NO)、ステップS6の処理に移行する。
ステップS6において先頭のページに用いるデータにダウンロード未完了のリンクデータ205が有る場合(ステップS6:YES)、ステップS7において先頭のページに用いる全てのデータの解析が完了していない場合(ステップS7:NO)及びステップS9においてプリントデータ202に基づく全てのページの描画処理が完了していない場合(ステップS9:NO)、ステップS2の処理に戻る。
ステップS6,ステップS7又はステップS9からステップS2の処理に戻った場合、ステップS2の判定において、解析が未完了のリンクデータ205がある場合(ステップS2:YES)、CPU41はそのリンクデータ205のダウンロードが完了しているか否かを判定し(ステップS10)、完了している場合(ステップS10:YES)、そのリンクデータ205を解析する(ステップS11)。ステップS10において、リンクデータ205のダウンロードが完了していない場合(ステップS10:NO)、ステップS3の処理に移行する。
次に、ダウンロードの開始処理の流れについて、図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、CPU41はステップS4で検出されたハイパーリンクによって参照されるリンクデータ205が複数ページに渡って用いられるか否かを判定する(ステップS21)。リンクデータ205が複数ページに渡って用いられない場合(ステップS21:NO)、CPU21はハイパーリンクに基づきそのリンクデータ205を有するホスト80から当該リンクデータ205の情報を取得する(ステップS22)。ステップS22で得るリンクデータ205の情報は、例えばリンクデータ205のデータサイズ等である。
ステップS22の後、CPU41はリンクデータ205のデータサイズがそのときのRAM42の空き容量未満であるか否か判定する(ステップS23)。当該リンクデータ205のデータサイズがそのときのRAM42の空き容量未満である場合(ステップS23:YES)、CPU41は当該リンクデータ205が今後印刷される最初のページに用いられるか否かを判定する(ステップS24)。
ステップS24において、リンクデータ205が今後印刷される最初のページに用いられる場合(ステップS24:YES)、CPU41はRAM42に当該リンクデータ205を記憶させる状態で当該リンクデータ205のダウンロードを開始し、ダウンロード完了までの見込み時間を算出する(ステップS25)。CPU41は、ステップS25で算出した見込み時間が60秒未満である場合(ステップS26:YES)、リンクデータ205をRAM42に記憶させる(ステップS27)。
ステップS21においてリンクデータ205が複数ページに渡って用いられる場合(ステップS21:YES)、ステップS23においてリンクデータ205のデータサイズがそのときのRAM42の空き容量以上である場合(ステップS23:NO)、ステップS24においてリンクデータ205が今後印刷される最初のページに用いられない場合(ステップS24:NO)及びステップS26において見込み時間が60秒以上である場合、CPU41はリンクデータ205をHDD44に記憶させる(ステップS28)。なお、ステップS28の処理に移る前にステップS26を経ており、ステップS26において見込み時間が60秒以上である場合には、CPU41はそれまでRAM42に記憶させたリンクデータ205の一部をHDD44に書き出す処理を伴う。
本実施形態によれば、判定処理部57がリンクデータ205の特徴に基づいてリンクデータ205をRAM42又はHDD44のいずれか一方に記憶させるための判定処理を行う。このとき、RAM42に記憶されたリンクデータ205は解析処理部55による解析処理を迅速に行うことができる。加えて、HDD44にリンクデータ205を記憶させる場合であっても、リンクデータ205のダウンロード中にRAM42の記憶容量が不足してHDD44にRAM42の記憶内容を書き出すスワップ処理を行う場合に比して、当該スワップ処理を行うための処理のオーバーヘッドを減らすことができる。つまり、本実施形態のデータ処理装置40は、リンクデータ205を取得する処理において主記憶装置であるRAM42を有効に活用することができ、従来のデータ処理においてスワップ処理等に費やされていたマシンリソースを有効活用することができる。これらの結果として、本発明のデータ処理装置40は印刷処理を高速化することができる。
さらに、判定処理部57は、リンクデータ205が複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて判定処理を行う。なぜならば、リンクデータ205が複数のページの印刷に用いられる場合、当該リンクデータ205を用いる最後のページが印刷されるまで当該リンクデータ205を保持する必要が生じるので、そのようなリンクデータ205をRAM42に記憶させた場合、RAM42の記憶領域を長期に渡って占有してしまい、他の処理に用いるRAM42の記憶容量が不足する可能性があるからである。このため、判定処理部57は複数のページの印刷に用いるリンクデータ205を最初からHDD44に記憶させる。これによって、当該リンクデータ205がRAM42の記憶領域を不足させてスワップ処理を生じさせる可能性を低減させることができ、RAM42を有効に活用することができる。
さらに、判定処理部57は、リンクデータ205の取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該リンクデータ205が用いられるか否かに基づいて判定処理を行う。なぜならば、解析処理部55は中間言語データを生成する際にリンクデータ205をRAM42に読み込むので、リンクデータ205のダウンロード完了後にすぐ用いるリンクデータ205の場合、最初からRAM42に記憶させておく方が効率的だからである。逆に、リンクデータ205の取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において用いないリンクデータ205をRAM42に記憶させると、しばらくの間印刷に用いられないリンクデータ205がRAM42の記憶容量を占有し、他の処理に用いるためのRAM42の記憶容量を圧迫する可能性がある。このため、判定処理部57はリンクデータ205の取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該リンクデータ205が用いられないリンクデータ205を最初からHDD44に記憶させる。これによって、当該リンクデータ205がRAM42の記憶領域を不足させてスワップ処理を生じさせる可能性を低減させることができ、RAM42を有効に活用することができる。
さらに、判定処理部57は、リンクデータ205のデータサイズと、当該リンクデータ205の取得時におけるRAM42の空き容量又はRAM42の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて判定処理を行う。なぜならば、リンクデータ205をRAM42に記憶させる場合、そのときのRAM42に当該リンクデータ205を十分に記憶可能な空き容量がなければ、結局そのリンクデータ205又はRAM42に記憶された他のデータをHDD44に書き出すスワップ処理を生じさせてしまうからである。このため、判定処理部57はリンクデータ205のデータサイズと当該リンクデータ205の取得時におけるRAM42の空き容量又はRAM42の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づき、RAM42に記憶させることができないデータサイズを有するリンクデータ205を最初からHDD44に記憶させる。これによって、当該リンクデータ205がRAM42の記憶領域を不足させてスワップ処理を生じさせる可能性を低減させることができ、RAM42を有効に活用することができる。なお、RAM42の総記憶容量と比較する場合は、RAM42の総記憶容量にリンクデータ205のデータサイズが収まりきらない場合に生じるスワップ処理をなくすことに加え、リンクデータ205によってRAM42が大幅に占有されてしまうことによって他の処理に用いるRAM42の記憶領域を大幅に制限してしまう可能性を低減させる効果も発揮する。
さらに、判定処理部57は、リンクデータ205の取得完了までにかかる見込み時間に基づいて判定処理を行う。なぜならば、取得完了までに長時間を要するリンクデータ205をRAM42に記憶させると、そのリンクデータ205を記憶させるための空き領域をRAM42に確保し続けなければならない時間が長時間に渡ることとなり、その間はそのリンクデータ205を記憶させるための空き領域を他の処理に用いることができず、他の処理の処理効率を低下させる可能性が生じるため、取得完了までに長時間を要するリンクデータ205をRAM42に記憶させることは好ましくないからである。このため、判定処理部57はリンクデータ205の取得完了までにかかる見込み時間が所定時間以上となるリンクデータ205をHDD44に記憶させる。これによって、当該リンクデータ205がRAM42の記憶領域を不足させてスワップ処理を生じさせる可能性を低減させることができ、RAM42を有効に活用することができる。
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本実施形態で判定処理部57が行う判定の順番、図7に示すフローチャートの流れはあくまで一例であり、その判定の優先順は任意に変更することができる。
エンジンはタンデム方式に限らず、他の方式によってもよい。他の方式として、例えば一つの静電ドラムを用いる方式(1ドラム方式)等が挙げられる。
データ処理装置の各部は、同等の機能を有する別構成でもよい。例えば、ROM、ハードディスク等は別の記憶装置(例えばフラッシュメモリ等)を用いてもよい。
マークアップ言語として、XHTML、HTML、XML、PPMLを例示しているが、本発明は他のマークアップ言語によるデータ又はハイパーリンクに相当する他のデータを参照するための記述を含む独自のフォーマットによるデータを処理することもできる。
データ処理装置は、印刷装置と一体で設けられてもよいし、独立したデータ処理装置としてホストと印刷装置との間に介在させてもよい。
中間言語データはDisplay Listに限らず、例えばPostScript、PCL、Pages、LIPS、ART、RPDL、インタープレスその他のページ記述言語によってもよい。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
10 エンジン
40 データ処理装置
41 CPU
42 RAM
43 ROM
44 HDD
45 通信装置
80 ホスト

Claims (15)

  1. 外部機器から入力された入力データに基づいて当該入力データの印刷データを生成し出力するデータ処理装置であって、
    前記入力データが参照する他のデータを取得する処理、
    前記他のデータの特徴に基づいて、当該他のデータを主記憶装置又は前記主記憶装置より応答速度が遅く大容量である補助記憶装置のいずれか一方に記憶させるための判定処理、
    を行う制御部を備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記他のデータが複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記他のデータの取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該他のデータが用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記他のデータのデータサイズと、当該他のデータの取得時における前記主記憶装置の空き容量又は当該主記憶装置の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  5. 前記他のデータの取得完了までにかかる見込み時間に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  6. 外部機器から入力された入力データに基づいて当該入力データの印刷データを生成し出力するデータ処理装置を、
    前記入力データが参照する他のデータを取得する処理、
    前記他のデータの特徴に基づいて、当該他のデータを主記憶装置又は前記主記憶装置より応答速度が遅く大容量である補助記憶装置のいずれか一方に記憶させるための判定処理、
    を行う制御部として機能させることを特徴とするプログラム。
  7. 前記他のデータが複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記他のデータの取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該他のデータが用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  9. 前記他のデータのデータサイズと、当該他のデータの取得時における前記主記憶装置の空き容量又は当該主記憶装置の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載のプログラム。
  10. 前記他のデータの取得完了までにかかる見込み時間に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載のプログラム。
  11. 外部機器から入力された入力データに基づいて当該入力データの印刷データを生成し出力するデータ処理方法であって、
    前記入力データが参照する他のデータを取得するステップ、
    前記他のデータの特徴に基づいて、当該他のデータを主記憶装置又は前記主記憶装置より応答速度が遅く大容量である補助記憶装置のいずれか一方に記憶させるための判定処理を行うステップ、
    を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  12. 前記他のデータが複数のページの印刷に用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項11に記載のデータ処理方法。
  13. 前記他のデータの取得開始後に生じる所定の枚数のページの印刷において当該他のデータが用いられるか否かに基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項11に記載のデータ処理方法。
  14. 前記他のデータのデータサイズと、当該他のデータの取得時における前記主記憶装置の空き容量又は当該主記憶装置の総記憶容量の少なくともいずれか一方との比較結果に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載のデータ処理方法。
  15. 前記他のデータの取得完了までにかかる見込み時間に基づいて前記判定処理を行うことを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載のデータ処理方法。
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