JP5239799B2 - ハーフトーン型位相シフトマスク - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子のパタン形成に用いられるフォトリソグラフィ技術に使用される位相シフトマスクのパタンの転写特性を向上させた位相シフトマスク、特に、ウェハ上の最小ハーフピッチ55nm以下のフォトリソグラフィ技術に用いられるハーフトーン型位相シフトマスクに関する。
ハーフピッチ65nmから45nmへと進展する半導体素子の高集積化・超微細化を実現するために、フォトリソグラフィ技術においては、露光装置での高解像技術として、投影レンズの開口数を高くした高NA露光技術、投影レンズと露光対象の間に高屈折率媒体を介在させて露光を行なう液浸露光技術、変形照明搭載露光技術などの開発が急速に進められている。
一方、フォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスク(レチクルとも称する。)における解像度向上策としては、光を通過させる部分と遮光する部分で構成された従来のバイナリマスクの微細化、高精度化とともに、光の干渉を利用した位相シフト効果により解像度向上を図るレベンソン型(渋谷・レベンソン型とも称する。)位相シフトマスク、光を透過させる部分と半透過させる部分で構成されたハーフトーン型位相シフトマスク(以後、単にハーフトーンマスクとも記す。)(例えば、特許文献1、特許文献2参照)、クロムなどの遮光層を設けないクロムレス型位相シフトマスクなどの位相シフトマスクの開発、実用化が進行している。
フォトリソグラフィ技術においては、投影露光装置で転写できる最小の寸法(解像度)は、露光に用いる光の波長に比例し、投影光学系のレンズの開口数(NA)に反比例するため、半導体素子の微細化への要求に伴い、露光光の短波長化及び投影光学系の高NA化が進んでいるが、短波長化及び高NA化だけでこの要求を満足するには限界となっている。
そこで解像度を上げるために、プロセス定数k1(k1=解像線幅×投影光学系の開口数/露光光の波長)の値を小さくすることによって微細化を図る超解像技術が近年提案されている。このような超解像技術として、露光光学系の特性に応じてマスクパタンに補助パタンや線幅オフセットを与えてマスクパタンを最適化する方法、あるいは変形照明法(斜入射照明法とも称する。)と呼ばれる方法などがある。変形照明法には、通常、瞳フィルタを用いた輪帯照明、二重極(ダイポール:Dipoleとも称する。)の瞳フィルタを用いた二重極照明および四重極(クォードラポール:Cquadとも称する。)の瞳フィルタを用いた四重極照明などが用いられている。
図29は、照明光学系に四重極(Cquad)の瞳フィルタを用いた四重極照明のときのマスクパタンにより生ずる回折光の模式図である。マスクパタンがラインとスペース(ライン/スペース)のパタンであって、照明光をマスクに照射したとき、マスクパタンによる回折光が0次光(0th)と1次光(1st)の2光束干渉光と解像に寄与しない光(YTE)よりなる場合を示す。
ところで、従来、マスクパタンの転写特性の評価は、マスクパタンの平面的な特性を主にして、透過率や位相差で表現する方法により予測されていた。近年は、フォトマスクの転写特性の評価に、コントラスト(Contrast)やマスク誤差増大因子(Mask Error Enhancement Factor、以後MEEFとも記す)が用いられている(例えば、特許文献3参照)。コントラストは、従来、ウェハ上の光強度の頂点をItop、光強度の底の値をIbottomとして、下記の数式(1)で表される。コントラストが高いと(max.1)、露光量裕度が広くなり、ラインのエッジ・ラフネスが良化し、フォトリソグラフィ工程の歩留まりが改善される。
コントラスト=(Itop−Ibottom)/(Itop+Ibottom) …(1)
MEEFは、従来、下記の数式(2)で表されており、マスク寸法変化量(ΔマスクCD)に対するウェハ上のパタン寸法変化量(ΔウェハCD)の比で示される。CDはマスクやウェハの重要な寸法(Critical Dimension)を示す。数式(2)の数値4はマスクの縮小比であり、一般的な4倍マスクを用いた場合を例示している。数式(2)が示すように、MEEFの値は小さい方(1付近)が、マスクパタンがウェハパタンにより忠実に転写されることになり、MEEFの値が小さくなればウェハ製造歩留りが向上し、その結果、ウェハ製造に用いるマスク製造歩留りも向上することになる。
MEEF=ΔウェハCD/ΔマスクCD/4 …(2)
しかし、半導体素子の微細化・高密度化が進むにつれて、フォトリソグラフィ技術におけるマスクの転写画像の解像性に、マスクの立体構造が与える影響が大きくなってきており、問題を生じている。具体的に述べると、マスク基板面に垂直方向のマスクパタンの厚みによる立体的な効果(以後、「マスク立体効果」と記す)のために、従来のマスクを透過率と位相差のみで表現するモデル(本明細書では、以後、「薄いマスクモデル」(Thin Mask Model)と称する)を用いた見積から、転写画像のコントラストやMEEFの値が大きく変化しているという問題が生じている。
特開平4−136854号公報 特開平6−332152号公報 特開平9−236906号公報
本発明者は、マスク立体効果によるコントラストやMEEFの影響の度合いを、まず従来のフォトマスクを用いてシミュレーションにより調べた。マスクパターンの転写特性を見積もるためのシミュレーション・ソフトウェアとしては、EM−Suite(商品名:Panoramic Technology社製)を用いた。また、フォトマスクの三次元電磁界シミュレーションにはTEMPESTpr2(EM−Suiteオプション)によるFDTD法(時間領域差分法、有限差分時間領域法とも称する。)で、Non−constant scattering coefficientモデルを用いた。
図23および図24は、従来の一般的なモリブデンシリサイド系の露光波長193nmにおける透過率6%のハーフトーンマスク(6%HTと記す)およびクロム遮光膜のバイナリマスク(Crバイナリと記す)におけるコントラスト(縦軸)とウェハ上のハーフピッチ(横軸;nm)との関係を示すものである。それぞれのマスクパタンには4倍マスクにおけるマスクバイアス値を加えた場合も示す。同様に、図25および図26は、6%HTおよびCrバイナリにおけるマスク誤差増大因子(MEEF;縦軸)とウェハ上のハーフピッチ(横軸;nm)との関係を示し、それぞれのマスクパタンには4倍マスクにおけるマスクバイアス値を加えた場合を示す。比較のため、上記の従来の薄いマスクモデル(Thin Mask Model)によるコントラスト、MEEFのシミュレーション値を図23〜図26の各図に破線で記入してある。
コントラストは、図23、図24に示されるように、ウェハ上のハーフピッチ35〜65nmにおいて、ハーフトーンマスクでは薄いマスクモデルよりも低下し、一方、Crバイナリマスクでは薄いマスクモデルよりも向上している。MEEFは、図25、図26に示されるように、ウェハ上のハーフピッチ35〜65nmにおいて、ハーフトーンマスクでは薄いマスクモデルよりも悪化する傾向を示しているが、Crバイナリマスクではほぼシミュレーション値と一致している。上記のように、ハーフトーンマスクのコントラスト、MEEFの値は従来の薄いマスクモデルの見積から乖離していることがわかり、その大きな要因はマスクの立体効果の影響によるものとみられている。
上記のように、35〜65nmハーフピッチ・ノードにおいて、ハーフトーンマスクはマスクの転写特性を示すコントラスト、MEEFが共に悪化するという問題があった。
ハーフトーンマスクの立体効果による影響について、さらに説明する。ハーフトーンマスクは、図27に示す従来のハーフトーンマスクの断面模式図のように、一般的に、透明な石英基板271上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える半透明膜(以後、ハーフトーン膜272と称する)を位相シフト膜としてパターンを形成し、ハーフトーン膜272を透過した透過光274と透明な石英基板271を透過した透過光273との位相差が180°となる構造にしたマスクである。位相差計算には幾何光学のフレネル公式が用いられる。露光光の波長に対し十分に大きなパタンを持つ従来のマスクのような場合には、位相差180°が最も高いコントラストを備えているものである。
しかし、半導体素子の微細化に伴い露光における高NA化が増すに従い、図28に示すように、マスクに入射する照明光の入射光線の角度が大きくなり、斜入射が用いられるようになっている。特にウェハ上のハーフピッチ65nm以下の微細パタンでは、入射光角度は10°を超える。この時、図28(a)に示す露光光の波長に対し十分大きいパタン282aの場合には、フレネル公式から位相差を計算できるが、図28(b)に示すように露光光の波長寸法程度の微細パタン282bの場合には、空気との界面の影響を受けるために、実効的な位相差を得ることが難しい。そのような状況下では上記に説明したように、計算上位相差が180°のマスクパタンの膜構造が最良な転写特性(コントラスト、MEEF)を有するとは限らないという問題を生じる。ここで言う計算上位相差とは、十分に大きいパタン部と開口部の位相差が、垂直入射換算とした結果を表す。一般的に、位相差は垂直入射で定義されており、位相差顕微鏡などを用いた位相差検査においても大きいパタンで垂直入射で計測されている。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、ウェハ上にハーフピッチ55nm以下の細密パタンを形成するためのハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、マスク立体効果がマスクパタン転写特性に与える影響を良い方向に制御し、高いコントラストを維持し、MEEFの値が小さい良好なマスク転写画像が得られるハーフトーン型位相シフトマスクを提供することである。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスクにおいて、該フォトマスクが透明基板上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜でマスクパタンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記マスクパタンが、ウェハ上に転写されたときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲となるパタンであり、前記半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下であり、前記マスクパタンを形成する半透明膜が、膜厚58nm〜66nmの範囲であり、屈折率が2〜2.6、より好ましくは2.3〜2.6の範囲であり、消衰係数が0.3〜0.9の範囲であることを特徴とするものである。
請求項2の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、請求項1に記載のハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−30nm〜−10nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲のパタンであることを特徴とするものである。
請求項3の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、請求項1に記載のハーフトーン型位相シフトマスクにおいて、前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−50nm〜−30nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ44nm〜52nmノードの範囲のパタンであることを特徴とするものである。
請求項4の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスクにおいて、該フォトマスクが透明基板上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜でマスクパタンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下であり、前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−30nm〜−10nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲のパタンであることを特徴とするものである。
請求項5の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクは、ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスクにおいて、該フォトマスクが透明基板上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜でマスクパタンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクであって、前記半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下であり、前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−50nm〜−30nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ44nm〜52nmノードの範囲のパタンであることを特徴とすとするものである。
本発明の位相差161°以上172°以下のハーフトーン型位相シフトマスクを用いることにより、マスクパタン転写特性に与えるマスクの立体効果の影響を良い方向に制御し、ウェハ上に転写したハーフピッチ38nm〜55nmノードのパタンを、従来の位相差180°のマスクよりもMEEF値が小さく、高いコントラストを維持した良好な微細パタンとして得ることが可能となる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係るハーフトン型位相シフトマスクについて、従来のハーフトン型位相シフトマスクと比較しながら詳細に説明する。
本発明においては、ハーフトーンマスクの単層の半透明膜の構成と膜厚を最適化することにより、ハーフトーンマスクの有する結像性能を高め、MEEF値とレジスト内での光学像のコントラストの向上を図るものである。そのために、露光における照明条件と評価条件を設定し、三次元リソグラフィシミュレーションを使用してハーフトーンマスクの最良の形態を求めた。
本発明のハーフトーンマスクのマスクパタンの寸法として、ウェハ上のハーフピッチ60nm前後の半導体デバイス用のマスクパタンを用いた場合には、投影レンズにNAが1未満のNAの小さいレンズを用いて露光を行うことが可能なので、高NAレンズによる露光を対象にした本発明のハーフトーンマスクの影響度合いは小さく、本発明によるハーフトーンマスクと従来技術によるハーフトーンマスクとの差は顕著ではないと考えられる。したがって、本発明は高NAレンズによる露光が必要なハーフピッチ45nmを含めて、ハーフピッチ55nm以下の半導体デバイス用のマスクパタンを有するハーフトーンマスクに適用するのが好ましい。
(リソグラフィ条件)
ハーフトーンマスクの照明条件として、本発明では、ウェハ上に転写したときにハーフピッチ55nmノード以下のパタンを形成するフォトリソグラフィにおいて、露光波長193nmのArFエキシマレーザを用い、投影レンズの開口数(NA)を1.3とし、純水を用いた液浸露光を用いた。ただし、実施形態の一例としてNA=1.3の高NAレンズを用いた場合について説明するが、本発明のハーフトーンマスクにおいては、NAが1以上の高NAレンズであればNA=1.3と同様にMEEFの改善効果が得られるものである。
本発明のハーフトーンマスクを用いる場合、照明系としては、図29に示すような四重極の瞳フィルタを用いた四重極照明を設定した。四重極照明を用いたのは、四重極照明は縦・横のパターンが同時に解像でき、二重極照明に比べて普遍性が高くて一般的なマスクパターン転写に適用できるからである。
(評価方法)
ハーフトーンマスクの評価方法として、本発明においては、上記のフォトリソグラフィにおけるマスクパタンの転写特性を見積もるために、シミュレーション・ソフトウェアとしてEM−Suite(商品名:Panoramic Technology社製)を用いた。また、ハーフトーンマスクの三次元電磁界シミュレーションにはTEMPESTpr2(EM−Suiteオプション)によるFDTD法(時間領域差分法、有限差分時間領域法とも称する。)で、Non−constant scattering coefficientモデルを用いた。マスク中の電磁場解析のシミュレーショングリッドは、マスク寸法上で2nmとし、解像性能評価にはAerial in Resistモデルを使用し、MEEFとレジスト内での光学像のコントラストを求めた。また、レジストの屈折率は1.72とした。
本発明のハーフトンマスクは、ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられ、マスクパタンが、ウェハ上に転写されたときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲となるパタンが設けられており、マスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差は161°以上172°以下である。
図1は、本発明のハーフトンマスクの一実施形態を示す部分断面模式図であり、合成石英基板などの透明基板11上に、露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜(ハーフトーン膜とも記す)12でマスクパタンを形成したハーフトンマスク10を示す。図1においては、ライン/スペースパタンを設けた場合を例示しており、ハーフトーン膜12は膜厚60nm、屈折率(n)2.5、消衰係数(k)0.5、ArF露光光(193nm)の透過率11%、位相差168°であり、ハーフトーン膜12のマスクパタンのない部分の透明基板の表面は4nmの深さに均一に掘り込まれている。
本発明において、マスクパタンのない部分の透明基板表面の掘り込み深さは、0〜10nmの範囲の深さが好ましい。ハーフトーン膜12をドライエッチングしてマスクパタンを形成する際に、通常、透明基板表面も僅かにエッチングされる。エッチングの深さは、下限は好ましくは0nmであり、上限は10nmである。10nmを超えるとマスク特性に良くない影響を生じてくる。そこで、本発明のハーフトンマスクでは、エッチング深さを0〜10nmの範囲の所定の深さに制御し、あらかじめこの深さを含めて位相差を設定するものである。以下の実施形態では、いずれのハーフトンマスクも所定のエッチング深さを4nmとしているが、もとより0〜10nmの範囲であれば、他のエッチング深さを用いてもよい。
次に、本発明で用いているバイアスについて、図1を例にして説明する。透明基板11上のハーフトーン膜12よりなるマスクパタンのライン部の寸法(ラインCD)の補正値であるバイアスd(nm)は、下記のように定義する。
バイアス(d)=2×a
図1において、マスクは4倍体のレチクルであるので、ラインCDは目標とする線幅寸法(ターゲットCD(Critical Dimension)と称する)の4倍の数値を示す。図1において、バイアスdの値が+の場合はラインCDが広がる方向であり、dの値が−の場合はラインCDが狭くなる方向を意味する。ただし、+の場合には特に+の表示はしておらず、以下の本実施形態ではいずれも−の場合を好ましい例として挙げている。
図2は、図1との比較のために、従来のハーフトンマスク20の部分断面模式図を示すものである。合成石英基板などの透明基板21上に、露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層のハーフトーン膜22でマスクパタンを形成し、図2においては図1と同様に、ライン/スペースパタンを設けた場合を例示しており、ハーフトーン膜22は膜厚68nm、屈折率(n)2.39、消衰係数(k)0.6、ArF露光光(193nm)の透過率5.93%、位相差175.5°であり、ハーフトーン膜22のマスクパタンのない部分の透明基板の表面は4nmの深さに均一に掘り込まれている。
図1に示す本発明のハーフトンマスク10と、図2に示す従来のハーフトンマスク20との各々のMEEFを図3に、コントラストを図4に示す。図3、図4ともにマスクパタン(4倍マスク)のラインバイアスが−35nmにおけるウェハ上のハーフピッチ(1倍:横軸)に対するMEEF値(縦軸)を示す。図3、図4の従来品Aはハーフトーン膜の膜厚が64nm、従来品Bはハーフトーン膜22の膜厚が68nmの場合を示す。
図3に示されるように、本発明のハーフトーンマスク10は、ハーフピッチ44nm〜52nmノードの範囲において、MEEFは従来品A、Bよりも小さい値となり改善されている。一方、図4に示すコントラストは従来品A、Bとほぼ同じである。したがって、本発明のハーフトーンマスク10は、ウェハ上のハーフピッチ44nm〜52nmの範囲において、MEEF値が小さい良好な転写画像を得ることができる。
図1に示す本発明のハーフトーンマスク10を構成する半透明膜12としては、材料として特に限定されるわけではないが、例えば、モリブデンシリサイド化合物を主成分とするモリブデンシリサイド酸化膜(MoSiO)、モリブデンシリサイド窒化膜(MoSiN)、モリブデンシリサイド酸化窒化膜(MoSiON)などの半透過膜が挙げられる。
半透明膜12の形成は、従来公知の方法が適用でき、例えばモリブデンシリサイド酸化膜(MoSiO)の場合は、モリブデンとシリコンとの混合ターゲット(Mo:Si=1:2mol%)を用い、アルゴンと酸素との混合ガス雰囲気で、反応性スパッタリング法により形成することができる。
ハーフトーン膜12は、例えばモリブデンシリサイド化合物よりなるハーフトーン膜の場合には、CF4 、CHF3 、C2 6などのガス、あるいはこれらの混合ガス、あるいはこれらのガスに酸素を混合したガスをエツチングガスとして用いることによりドライエッチングを行い、パタン形成することができる。
以下、実施形態により、本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図5は、本発明の第1の実施形態のハーフトーンマスクの一例を示す断面模式図である。ハーフトーンマスク50は、透明基板51上に単層ハーフトーン膜52が設けられ、一例として、屈折率(n)は2.4、消衰係数(k)は0.6とした。本実施形態においては、ハーフトーン膜52の膜厚t1を変え、マスクパタンのラインCDのバイアス(以後、ラインバイアスと記す)を変えたとき、上記のMEEFおよびコントラストに関して効果的なウェハ上のハーフピッチ・ノードの範囲を求めた。
図6〜図9は、ハーフトーン膜52の膜厚t1が62nm、66nm、70nmにおけるとき、ラインバイアスを−45nm、−35nm、−25nm、−15nmと変えたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFの値を示す。MEEFの改善効果は、膜厚t1が62nm、66nmにおいては、ラインバイアス−45nm、−35nmのときはハーフピッチ44nm〜52nmの範囲で、ラインバイアス−25nm、−15nmのときはハーフピッチ38nm〜55nmの範囲で認められる。一方、膜厚t1が70nmの場合は、上記のハーフピッチの範囲では、膜厚62nm、66nmの場合に比べてMEEFの値は大きくなり、転写特性は悪いことが示されている。
図10〜図13は、ハーフトーン膜52の膜厚t1が58nm、62nm、66nm、70nmにおけるとき、ラインバイアスを−45nm、−35nm、−25nm、−15nmと変えたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す。図10〜図13から明らかなように、膜厚58nmの場合はコントラストが低下するが、膜厚62nm〜70nmにおいては、ラインバイアスに依存せずにコントラストはほぼ同じである。
図6〜図13に示したハーフトーン膜52を有するハーフトーンマスクは、透明基板への掘り込みをいずれも4nmとし、計算上の位相差は、膜厚t1が58nm、62nm、66nm、70nmの順に151°、161°、171°、183°となる。
表1は、膜厚t1の各々の膜厚における転写特性を示すMEEFおよびコントラストの良否を比較判定し、○×で表したものである。MEEFとコントラストの両方が良い(○)場合を実施例とし、少なくとも一方が悪い(×)場合を比較例としている。上記のように、MEEFの値は小さいほど、コントラストの値は高いほど、より良好なパタンが形成されことを示すものである。
Figure 0005239799
表1および図6〜図13の結果に示されるように、n2.4、k0.6で膜厚62nm、66nmのハーフトーン膜を有するハーフトーンマスクは、計算上の位相差が各々161°、171°としたとき、ラインバイアス−45nm、−35nmのときはハーフピッチ44nm〜52nmの範囲で、ラインバイアス−25nm、−15nmのときはハーフピッチ38nm〜55nmの範囲で、高いコントラストを維持しMEEFは改善され、良好なマスク転写画像が得られる。
(第2の実施形態)
図14は、本発明の第2の実施形態のハーフトーンマスクの一例を示す断面模式図である。ハーフトーンマスク140は、透明基板141上に単層ハーフトーン膜142が設けられ、一例として、屈折率(n)は2.5、消衰係数(k)は0.5とした。本実施形態においては、ハーフトーン膜142の膜厚t2を変え、マスクパタンのラインバイアスを変えたとき、上記のMEEFおよびコントラストに関して効果的なウェハ上のハーフピッチ・ノードの範囲を求めた。
図15〜図18は、ハーフトーン膜142の膜厚t2が58nm、62nm、66nmにおけるとき、ラインバイアスを−45nm、−35nm、−25nm、−15nmと変えたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFの値を示す。MEEFの改善効果は、膜厚t2が58nm、62nmにおいては、ラインバイアス−45nm、−35nmのときはハーフピッチ44nm〜52nmの範囲で、ラインバイアス−25nm、−15nmのときはハーフピッチ38nm〜55nmの範囲で認められる。一方、膜厚t2が66nmの場合は、上記のハーフピッチの範囲では、膜厚58nm、62nmの場合に比べてMEEFの値は大きくなり、転写特性は悪いことが示されている。
図19〜図22は、ハーフトーン膜142の膜厚t2が54nm、58nm、62nm、66nmにおけるとき、ラインバイアスを−45nm、−35nm、−25nm、−15nmと変えたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す。図19〜図22から明らかなように、膜厚54nmの場合はコントラストが低下するが、膜厚58nm〜66nmにおいては、ラインバイアスに依存せずにコントラストはほぼ同じである。
図19〜図22に示したハーフトーン膜142を有するハーフトーンマスクは、透明基板への掘り込みをいずれも4nmとし、計算上の位相差は、膜厚t2が54nm、58nm、62nm、66nmの順に150°、161°、172°、183°となる。
表2は、膜厚t2の各々の膜厚における転写特性を示すMEEFおよびコントラストの良否を比較判定し、○×で表したものである。MEEFとコントラストの両方が良い(○)場合を実施例とし、少なくとも一方が悪い(×)場合を比較例としている。上記のように、MEEFの値は小さいほど、コントラストの値は高いほど、より良好なパタンが形成されことを示すものである。
Figure 0005239799
表2および図15〜図22の結果に示されるように、n2.5、k0.5で膜厚58nm、62nmのハーフトーン膜を有するハーフトーンマスクは、計算上の位相差が各々161°、172°としたとき、ラインバイアス−45nm、−35nmのときはハーフピッチ44nm〜52nmの範囲で、ラインバイアス−25nm、−15nmのときはハーフピッチ38nm〜55nmの範囲で、高いコントラストを維持しMEEFは改善され、良好なマスク転写画像が得られる。
表1および表2、図5〜図22に示されるように、本発明のハーフトーンマスクは、マスクパタンが、ウェハ上に転写されたときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲となるパタンであり、半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下の範囲にあるマスクである。位相差161°未満ではコントラストが低下し、一方、172°を超えるとMEEFが大きくなり、良好な転写画像が得られなくなるからである。
また本発明のハーフトーンマスクは、マスクパタンを形成する半透明膜が、膜厚58nm〜66nmの範囲であり、屈折率が2〜2.6の範囲、より好ましくは2.3〜2.6の範囲であり、消衰係数が0.3〜0.9の範囲であるマスクである。上記のように、膜厚58nm未満ではコントラストが低下し、膜厚66nmを超えるとMEEFが大きくなり、良好な転写画像が得られず、通常用いられる半透明膜の屈折率2〜2.6、消衰係数0.3〜0.9の範囲においては、上記の膜厚の範囲を好ましい範囲とするものである。
本発明のハーフトーンマスクは、マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−30nm〜−10nmの範囲とし、マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲のパタンで良好な転写画像が得られるものである。また、マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−50nm〜−30nmの範囲とし、マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ44nm〜52nmノードの範囲のパタンで良好な転写画像が得られるものである。
本発明のハーフトンマスクの一実施形態を示す部分断面模式図である。 従来のハーフトンマスクの部分断面模式図である。 図1に示す本発明のハーフトーンマスクと図2に示す従来のハーフトーンマスクのMEEFを示す。 図1に示す本発明のハーフトーンマスクと図2に示す従来のハーフトーンマスクのコントラストを示す。 本発明の第1の実施形態のハーフトーンマスクの一例を示す断面模式図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−45nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−35nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第1の実施形態で、、ラインバイアスを−25nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−15nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−45nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−35nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−25nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 第1の実施形態で、ラインバイアスを−15nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 本発明の第2の実施形態のハーフトーンマスクの一例を示す断面模式図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−45nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−35nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第2の実施形態で、、ラインバイアスを−25nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−15nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するMEEFを示す図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−45nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−35nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−25nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 第2の実施形態で、ラインバイアスを−15nmとしたときのウェハ上のハーフピッチに対するコントラストの値を示す図である。 従来の透過率6%のハーフトーンマスク(6%HT)におけるコントラストとウェハ上のハーフピッチとの関係を、シミュレーションにより求めた図である。 従来のクロム遮光膜のバイナリマスク(Crバイナリ)におけるコントラストとウェハ上のハーフピッチとの関係を、シミュレーションにより求めた図である。 従来の透過率6%のハーフトーンマスク(6%HT)におけるMEEFとウェハ上のハーフピッチとの関係を、シミュレーションにより求めた図である。 従来のクロム遮光膜のバイナリマスク(Crバイナリ)におけるMEEFとウェハ上のハーフピッチとの関係を、シミュレーションにより求めた図である。 位相差を説明するための従来のハーフトーンマスクの断面模式図である。 斜入射における微細パタンの影響を説明するためのハーフトーンマスクの断面模式図である。 照明光学系に四重極の瞳フィルタを用いたときのマスクパタンにより生ずる回折光の模式図である。
符号の説明
10、50、140 本発明のハーフトンマスク
11、51、141 透明基板
12、52、142 半透明膜(ハーフトーン膜)
20 従来のハーフトンマスク
21 透明基板
22 半透明膜(ハーフトーン膜)
271、281 透明な石英基板
272、282a、282b 半透明膜(ハーフトーン膜)
273、283 石英基板を透過した透過光
274、284、285 ハーフトーン膜を透過した透過光
282 大きいパタン
285 微細パタン

Claims (5)

  1. ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスクにおいて、該フォトマスクが透明基板上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜でマスクパタンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクであって、
    前記マスクパタンが、ウェハ上に転写されたときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲となるパタンであり、
    前記半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下であり、
    前記マスクパタンを形成する半透明膜が、膜厚58nm〜66nmの範囲であり、屈折率が2〜2.6、より好ましくは2.3〜2.6の範囲であり、消衰係数が0.3〜0.9の範囲であることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク。
  2. 前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−30nm〜−10nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲のパタンであることを特徴とする請求項1に記載のハーフトーン型位相シフトマスク。
  3. 前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−50nm〜−30nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ44nm〜52nmノードの範囲のパタンであることを特徴とする請求項1に記載のハーフトーン型位相シフトマスク。
  4. ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスクにおいて、該フォトマスクが透明基板上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜でマスクパタンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクであって、
    前記半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下であり、
    前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−30nm〜−10nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ38nm〜55nmノードの範囲のパタンであることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク。
  5. ArFエキシマレーザを露光光源とし、高NAレンズで四重極偏光照明により液浸露光するフォトリソグラフィ技術に用いられるフォトマスクにおいて、該フォトマスクが透明基板上に露光光を所定の透過率で透過し位相を変える単層の半透明膜でマスクパタンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクであって、
    前記半透明膜のマスクパタンを透過した透過光と前記透明基板を透過した透過光との位相差が161°以上172°以下であり、
    前記マスクパタンが、1:1ライン/スペースからラインバイアスを−50nm〜−30nmの範囲としたパタンであり、前記マスクパタンをウェハ上に転写したときにハーフピッチ44nm〜52nmノードの範囲のパタンであることを特徴とするハーフトーン型位相シフトマスク。
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