JP5238765B2 - 電子ビーム・マスク描画装置及びディジタル・アナログ変換/アンプ回路のテスト方法 - Google Patents

電子ビーム・マスク描画装置及びディジタル・アナログ変換/アンプ回路のテスト方法 Download PDF

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Description

この発明は、電子回路の分野におけるシステム及び方法に係り、特に、電子ビーム・マスク描画装置及びディジタル・アナログ変換/アンプ回路のテスト方法に関する。
集積回路(「IC」)は、様々な電子装置及び電子装置を構築するブロックとして広く使用されている。通常、ICが使用される様々な電子装置の動作要求に従ってICが製造されている。例えば、組立てテストがICの動作範囲を特定するために実施され、ICが評価されても良く。ICの耐久レベルも組立テスト中に確立されても良い。許容レベルを決定し、制御環境下でICを評価した後に、それらの耐用期間中において設定されるクロック速度でICが動作されると予想される種々の電子装置にICがインストールされることとなる。(以下、フィールド・インプリメンテーション(現場実装)と称する。)
最小限必要とされる電力消費を維持ながら、最適のレベルで、現場において電子装置が作動していることを保証するために、電子装置内の部品の動作をモニターする必要がある。図1には、そのような部品の1つに、従来のディジタル/アナログ変換/アンプ回路100(以下、「DAC/アンプ回路」と称する。)がある。図1に示されるようにDAC/アンプ回路100は、DAC102及びアンプ104を含んでいる。ディジタル入力は、DAC102の端子106に与えられても良い。DAC102は、ディジタル入力をアンプ104の端子108に供給されるアナログ出力に変換するように構成されている。アンプ104は、アナログ信号を増幅し、端子110に増幅された信号を出力しても良い。
特許文献1及び2に開示されるような電子ビーム・マスク描画装置を含む、様々な従来装置において、DAC/アンプ回路100が使用されても良い。このような電子ビーム・マスク描画装置は、半導体装置の製造で使用されるマスクを作成するために用いられる。回路100のようなDAC/アンプ回路は、典型例では、電子ビーム偏向プレートに印加されるアナログ電圧を生成する電子ビーム・マスク描画装置に用いられる。このようなマスクが電子ビーム描画装置によって正確に作られることを保証するために、DAC/アンプ回路100は、定まった設定時間で、且つ、最小のオフセットエラーで動作されるように調整される。ここで、設定時間は、DACへのディジタル値の印加、或いは、ディジタル値の変化と所定範囲内にアナログ出力が到達する時との間の間隔となる。また、DACのオフセットエラーは、すべてが零のディジタル入力に関して、そのアナログ出力となる。例えば、調整に関して、端子104でのディジタル入力の変化、或いは、端子104へのディジタル入力の印加に続いてDAC/アンプ回路100の設定時間は、アナログ出力に対して理想的な最終値のエラー許容範囲内で増幅出力110に到達されるに要求される時間となる。この設定時間が調整値に等しくない場合には、DAC/アンプ回路100は、設定エラーを持つと称せられる。
もし、出力端子110における増幅された出力がエラー許容範囲外にある場合、DAC/アンプ回路100は、オフセットエラーを持つと称せられる。電子ビーム・マスク描画装置は、多数のDAC/アンプ回路を備え、また、1つ又は1つ以上のDAC/アンプ回路が故障される場合には、マスクの製造精度が大きく影響を受ける虞がある。例えば、電子ビーム内の1つ以上のDAC/アンプ回路が不調であり、この故障が検出されなければ、この不調がエラーを含んだマスクの作成に至ることとなる。マスクのエラーの検出は、通常、高価なマスク検査ツールの使用を必要とし、ICを製造する為の全コストを増加させることとなる。
特開2007−271919号公報 米国特許第7,463,173号明細書
電子ビーム・マスク作成装置のDAC/アンプ回路の性能をモニターする1つの従来方法として、オフラインテストがある。このオフラインテストに従って、電子ビーム描画装置は、オフラインとされ、また、そこのDAC/アンプ回路は、固定入力電圧のような固定パラメーターが与えられてモニターされ、テストされる。したがって、オフラインテストは、マスクの製造を遅らせ、半導体装置を製造するコストにさらに上昇させることとなる。
この発明の目的は、ディジタル・アナログ変換/アンプ回路をテストする方法及び電子ビーム・マスク描画装置を提供するにある。
この発明の実施の形態によれば、アナログ電圧信号を出力する多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路を含み、各ディジタル・アナログ変換/アンプ回路が第1の出力端子及び第2の出力端子を有し、これらディジタル・アナログ変換/アンプ回路の第1の出力端子が偏向電圧としての出力アナログ電圧を与えるように電子ビーム・マスク描画装置の偏向プレートに夫々接続されている電子ビーム・マスク描画装置に使用されるディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
このテスト・システムは、前記第2の出力端子から出力アナログ電圧信号を受け取り、受信電圧信号を加算し、この受信アナログ電圧信号の加算を示す加算信号を出力するように接続されている加算回路と、及び
アナライザー回路であって、前記加算信号をディジタル化する高速ディジタイザ回路及びこのディジタル化された加算信号を受け取り、且つ、このディジタル化された加算信号をエラー許容値範囲と比較して少なくとも1つの前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路に動作エラーがあるかを検出するように連結されているエラー検出回路を含むアナライザー回路から構成される。
また、この発明の実施の形態によれば、多数のアナログ電圧信号を受け、このアナログ電圧信号を加算し、このアナログ電圧信号の加算を示す加算信号を出力する加算回路と、ブランキング信号を生成する信号発生器と、及び前記加算信号を受けるように接続されているアナライザー回路と、を具備する電子ビーム・マスク描画装置において、
前記アナライザー回路は、前記加算信号をディジタル化加算信号に変換する高速ディジタイザと、前記ディジタル化加算信号及び前記ブランキング信号を受けるように接続されたエラー検出回路であって、このエラー検出回路は、ディジタル加算信号をエラー許容値範囲と比較して、ブランキング信号の検出期間における動作エラーの為にディジタル化された加算信号をチェックするエラー検出回路と、から構成されているテスト装置が提供される。
また、この発明の実施の形態によれば、このテスト装置は、加算信号を受け取り、この加算信号をディジタル化加算信号に変換する高速ディジタイザと、この高速ディジタイザ回路をコントロールするように連結されているコントローラーと、前記ディジタル化加算信号及びブランキング信号を受けて前記ブランキング信号の検出期間の間、前記ディジタル化加算信号をエラー許容値範囲と比較することにより、動作エラーに対する前記ディジタル化加算信号をチェックするように連結されているエラー検出回路と、前記検出された動作エラーの記録及び対応するタイムスタンプを格納するメモリ装置であって、前記ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲外にある場合に前記動作エラーが検出されるメモリ装置と、を具備する。
さらに、この発明の実施の形態によれば、ディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムによって多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路をテストする方法において、多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路から夫々出力される多数のアナログ電圧信号を受信することと、このアナログ電圧信号を加算することと、このアナログ電圧信号の加算を示す加算信号を生成することと、この加算信号をディジタル化加算信号に変換することと、前記ディジタル化加算信号をチェックして動作エラーを検出し、及び前記動作エラーが検出される場合に、ディジタル・アナログ変換/アンプのメモリ装置内に前記動作エラーの記録であって前記ディジタル化加算信号を表わすデータのサンプルを含む記録を格納することと、を具備する方法が提供される。
更に又、この発明の実施の形態によれば、多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路をテストする方法が提供される。この方法は、アナライザー回路によって実行され、多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の出力電圧を基に加算を示す加算信号を受けることと、この加算信号をディジタル化加算信号に変換することと、ブランキング信号を受けることと、ブランキング信号の検出期間中に、前記ディジタル化加算信号をエラー許容値範囲と比較することにより、動作エラーの為に前記ディジタル化加算信号をチェックすることと、前記動作エラーが検出される場合に、前記アナライザー回路のメモリ装置に、前記動作エラーの記録を格納することであって、前記ディジタル化加算信号が前記エラー許容値範囲外にある場合に、前記動作エラーが検出される前記動作エラーの記録を格納することと、を具備する。
前記テスト装置は、加算信号を受け取り、この加算信号をディジタル化加算信号に変換する高速ディジタイザと、前記ディジタル化加算信号及びブランキング信号を受けて前記ブランキング信号の検出期間の間、前記ディジタル化加算信号をエラー許容値範囲と比較することにより、動作エラーに対する前記ディジタル化加算信号をチェックするように連結されているエラー検出回路と、前記検出された動作エラーの記録及び対応するタイムスタンプを格納するメモリ装置であって、前記ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲外にある場合に前記動作エラーが検出されるメモリ装置と、を具備している。
上述した一般的な記述及び次の詳細な記述の両方は、例示であり、典型的で説明の為の記述であり、請求項に記載された発明を制限するものではないことを理解されたい。
この発明によれば、ディジタル・アナログ変換/アンプ回路のテスト方法及びそのシステムが提供される。
従来のディジタル・アナログ変換/アンプ回路を示す概略図である。 この発明の1つの実施の形態に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムを示している概略図である。 この発明の1つの実施の形態に係るディジタル・アナログ変換/アンプ回路からの電圧加算を例示する概要図である。 この発明の1つの実施の形態に係るディジタル・アナログ変換/アンプ回路のエラーなしの動作を表わすタイミング図である。 この発明の1つの実施の形態に係るディジタル・アナログ変換/アンプ回路のエラーがある動作を表わすタイミング図である。 この発明の実施の形態に従ったディジタル・アナログ変換/アンプ回路をテストする典型的な方法におけるフローチャートを示している。 この発明の実施の形態に係る電子ビーム・マスク描画装置内へのディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムの実装を例示する概略図である。
下記の記載において、制限ではなく、説明の目的のために、また、ここに示された技術についての完全な理解を提供するために、特定の技術及び実施形態がステップ、コンポーネント及び配置の特別のシーケンスのように記載されている。技術及び実施の形態は、添付図面を参照して本文に主に記述されているが、当業者において、他の回路のタイプで技術及び実施の形態を実現することができることも認識すべきである。
この発明の典型的な実施の形態がここで参照される図面で示された実施例で説明されている。可能な限り、同一或いは類似の部分を参照するように同一の番号が図面の全体にわたって使用されている。
図2は、ディジタル・アナログ変換(DACと称する。)/アンプ・テスト・システム200を例示している。このDAC/アンプ・テスト・システム(試験システム)200は、例えば、電子ビーム・マスク描画装置に実装することができる。例えば、制限なしで、テスト・システム200は、日本のニューフレア・テクノロジー社によって提供されるEBM−7000電子ビーム・マスク描画装置に実装させることができる。図2を参照すると、多数のDAC/アンプ回路202、204、206及び208は、夫々が高入力インピーダンス・バッファ・アンプとして構成されるモニター回路210、212、214及び216に出力端子が接続されるように配列されている。各モニター回路210、212、214及び216は、演算増幅器に直列に連結された抵抗器を含んでも良い。モニター回路210、212、214及び216は、DAC/アンプ回路202、204、206及び208内に夫々実装されても良い。
図2に示されるように、DAC/アンプ回路202の出力端子218は、モニター回路210の入力端子220に接続され、DAC/アンプ回路204の出力端子222は、モニター回路212の入力端子224に接続されている。DAC/アンプ回路206の出力端子226は、モニター回路214の入力端子228に接続され、また、DAC/アンプ回路208の出力端子230は、モニター回路216の入力端子232に接続されている。さらに、DAC/アンプ回路202、204、206及び208は、夫々出力端子234、236、238及び240を備えても良い。DAC/アンプ・テスト・システム200が電子ビーム・マスク描画装置に実装される場合、出力端子234、236、238及び240は、電子ビーム・マスク描画装置に偏向プレート(図示せず)に接続されている。
出力端子218、222、226、230、234、236、238及び240は、電子ビーム・マスク描画装置及びDAC/アンプ・テスト・システム200に並列に実質的に同一のアナログ出力電圧を与える能力を各DAC/アンプ回路を与えるように実装されている。例えば、DAC/アンプ回路218は、DAC/アンプ・テスト・システム200に実施されるテストでの使用の為に、出力端子218を介して、モニター回路210へのアナログ出力電圧を供給している。DAC/アンプ回路218は、更に電子ビーム・マスク描画装置の一部として作動させる為に、出力端子234を介して、電子ビーム・マスク描画装置の偏向プレートに実質的に同様のアナログ出力電圧を供給している。
モニター回路210、212、214及び216の出力端子242、244、246及び248は、それぞれ、加算回路248に接続されている。また、加算回路248の出力端子250は、アナライザー回路252に接続されている。アナライザー回路252は、高速ディジタイザ回路254、エラー検出回路256、メモリ装置258及びコントローラー260を含んでいる。コントローラー260は、DAC/アンプ回路202、204、206及び208をテストする為に用いられるデータのリアル・タイム処理を制御し、また、記憶する為に高速ディジタイザ回路254に接続されている。高速ディジタイザ回路254は、オースティン(テキサス)のナショナル・インスツルメンツによって提供されている、例えば、モデル5124EXディジタイザの使用により実現されても良い。高速ディジタイザ254及びコントローラー260は、計測設備用の周辺部品相互接続(PCI:Peripheral Component Interconnection)の拡張(PXI: PCI extension for Instrumentation)のようなモジュール化電子機器用プラットフォームに基づいていても良い。
システム・プロセッサー262は、アナライザー回路252とのインターフェースのために用意されても良い。このようなインターフェースは、例えば、アナライザー回路252のオペレーティング・パラメーターを調整し、テスト・データを受信することを含んでも良い。
予め定められた受容可能な許容範囲外に値のみをメモリ装置258中に格納されるようなプログラムされたフィールドプログラム可能なゲート・アレイ(FPGA)を用いることによって、エラー検出回路256が実現されても良い。この予め定められた受容可能な許容範囲は、許容可能なエラーの範囲を定める予め定められた限界を含んでいる。この実施の形態では、エラー閾値は、電子ビーム・マスク描画装置のビームを意図する位置から偏奇させて書き込まれたマスク上にエラーを生じさせる電圧エラーのレベルとなる。
予め定められた受容可能なエラー許容範囲を表わす閾値は、テスト・システム200の動作に先立ったエラー検出回路256にプログラムされる。この実施の形態では、エラー検出回路256のFPGAは、閾値を格納のためのレジスタを含んでいる。システム・プロセッサー262を用いてエラー検出回路中のレジスタにユーザが結び付けられて(インターフェースされて)テスト・システム200の動作中において閾値が変更されても良い。メモリ装置は、EPROM、RAM、ROM、DRAM、EEPROM及びフラッシュ・メモリー装置のような半導体メモリ装置、内部ハードディスク或いはリムーバル・ディスクのような磁気ディスク、磁気―光ディス及びCD−ROMのような不揮発性或いは揮発性メモリのような形態で実現されても良い。
DAC/アンプ・テスト・システム200は、さらにアナライザー回路252にブランキング信号を供給する信号発生器264を含んでいる。このブランキング信号は、ディジタル信号であっても良い。ブランキング信号が低(ロウ)の検出期間中に、高速ディジタイザ回路254から受信したデータが予め定められた受容可能なエラー許容範囲外にとなったかをエラー検出回路256が決定するように、ブランキング信号は、エラー検出回路の動作を制御するに用いられるディジタル信号でも良い。この実施の形態では、信号発生器264は、電子ビーム・マスク描画装置のブランキング・プレートに供給されるブランキング信号のディジタル変換に基づいたブランキング信号を生成しても良い。ブランキング・プレートに送られるブランキング信号は、テスト・システム200で互換性を有するディジタル化バージョンに変換されても良い。変形例として、信号発生器264は、ブランキング・プレートに送られるブランキング信号とは独立してDAC/アンプ回路202、204、206及び208の有効出力を表わす参照ブランキング信号を生成しても良い。
電子ビーム・マスク描画装置の動作中に、低(Low:低レベル)ブランキング信号は、DAC/アンプ回路202、204、206及び208の出力電圧が偏向プレートに所望値に安定させられて印加される期間を表わしている。その結果、このような期間の間、電子ビームは、作られるべきマスクに向けられる。低ブランキング信号の期間は、必要な露光サイクルにおける電子ビーム・描画装置の露光時間を表わしている。対照的に、DAC/アンプ回路202、204、206及び208の出力電圧が過渡期にあり、定まらない場合には、高(High:高レベル)ブランキング信号は、電子ビームが製造されるマスクから外され、或いは、製造されるマスクに向けられないようにブロックされる期間を表わしている。この高ブランキング信号の期間は、およそ50nsのインアクティブ時間を表わしている。
下記により詳細に説明されるように、DAC/アンプ回路が、例えば、電子ビーム・マスク描画装置の一部分とし高速で動作されている間、DAC/アンプ・テスト・システム200は、DAC/アンプ回路202、204、206及び208をテストするために使用される。例えば、ディジタル入力信号がDAC/アンプ回路に供給される時、DAC/アンプ回路202、204、206及び208は、夫々の出力端子218、222、226及び230上にアナログ出力電圧を出力しても良い。ディジタル入力信号は、偏向電圧及び修正電圧を表わす値である。ディジタル偏向信号の値は、電子ビーム・マスク描画装置の中で偏向プレートに印加する為のアナログ値に変換されるべき電圧を表わしている。修正電圧は、エラー許容値を越える電子ビームの偏向を修正するために用いられる。ディジタル入力信号がアナログ値に変換されれば、アナログ出力電圧は、夫々モニター回路210、212、214及び216の入力端子220、224、228及び232に供給される。
モニター回路210、212、214及び216は、夫々雑音及び考慮されていなかった回路インピーダンスの影響を最小限にすることによって、DAC/アンプ回路202、204、206及び208のアナログ出力電圧をリファインするために使用される。モニター回路210、212、214及び216は、出力端子234、236、238及び240を介して偏向プレートへ送られている信号に悪影響を及ぼさずに、夫々DAC/アンプ回路202、203、206及び208から加算回路248に信号を配送している。付加回路の影響を最少にすることによって、DAC/アンプ回路202、203、206及び208から偏向プレートに出力される信号精度がテスト・システム200における精度に維持されることをモニター回路210、212、214及び216が保証している。
これらの影響には、例えば、DAC/アンプ回路202と203、206及び208及び加算回路248間の接続に基づいて引き起こされるビームの反射或いは干渉を含むかもしれない。
モニター回路210、212、214及び216は、例えば、電子ビーム・マスク描画装置におけるDAC/アンプ回路202、204、206及び208の規則的な動作を備えたDAC/アンプ・テスト・システム200におけるコンポーネントによって生ずる雑音及び干渉を最小限にするアナログ出力電圧をリファインするために用いられる。これらのリファインされたアナログ出力電圧は、モニター回路210、212、214及び216の出力端子242、244、246及び248を介して加算回路248にそれぞれ供給される。
加算回路248は、リファインされた電圧を加算してアナライザー回路252に加算結果を供給している。高速ディジタイザ回路254及びコントローラー260は、協力して加算信号をディジタル化するように動作する。この実施の形態では、高速ディジタイザ回路254は、ブランキング信号が高い、或いは、低くても独立に連続して動作される。エラー検出回路256は、信号発生器によって供給され、ディジタル化された加算信号及びブランキング信号を受信する。DAC/アンプ回路202、204、206及び208の動作中に直面する様々なエラーに基づいてディジタル化された加算信号が予め定められた受容可能なエラー許容範囲外にある場合には、エラー検出回路256は、エラーを識別する。例えば、エラー検出回路256は、ブランキング信号が低いことによって引き起こされるサンプリング間隔(インターバル)中のディジタル加算信号の値をチェックする。理想的な動作状況の下に、ディジタル加算信号は、下記により詳細に説明されるように、加算回路248によって加算されるリファイン電圧の反対極性(+及び−の両極性)を基に0ボルト(0V)の値を表わすこととなる。しかしながら、エラー検出回路256は、受容可能な動作状況を表すところの、理想的でない動作状況を考慮するように、エラー許容値範囲でプログラムされても良い。
電子ビーム・マスク描画装置の高い動作速度に基づき、例えば、ブランキング信号の周波数が約10MHzのオーダである場合には、エラー検出回路256は、ディジタル加算信号によって表わされる連続的なデータストリームを受信することとなる。各露光サイクルにおいて、ブランキング信号が低い場合、予め定められた受容可能なエラー許容範囲を表している閾値にサンプルが比較されることによってエラー検出回路256は、ディジタル化加算信号によって表されるデータのサンプルに対してリアル・タイムテストを実行する。例えば、200MHzのサンプリング・レートが用いられても良い。ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲内の値を表わし、データのサンプルがアナライザー回路252によって廃棄されることをエラー検出回路256が決める場合、上述されるように、DAC/アンプ・テスト・システム200は、動作され続ける。ユーザは、アナライザー回路252にインターフェースさせ、且つ、DAC/アンプ・テスト・システム200の動作中に、エラー検出回路256にプログラムされている、例えば、レジスタに格納されている閾値を変更するためにシステム・プロセッサー262を使用してもよく、テスト動作が新しい閾値に基づいて継続されても良い。。
ディジタル化された加算信号がエラー許容値範囲外の値を表すことをエラー検出回路256が決定した際に、露光サイクル中の波形を表す全てのサンプルデータがメモリ装置258に格納され、例えば、ノイズを生成し、メッセージを視覚的に表示し、或いは、信号をシステム・プロセッサー262に送ることによってエラーが検出されたとの通知をアナライザー回路252が与えることとなる。コントローラー260及びエラー検出回路256は、タイムスタンプを生成し、メモリ装置258に格納されたデータのサンプルにタイムスタンプを付しても良い。ブランキング信号が低レベルである検出期間の直前にディジタル化されたデータを表わす付加的な情報も、エラーを検出した上でメモリ256に格納されても良い。
データの格納されたサンプルは、システム・プロセッサー262によってメモリ装置258から検索されても良い。データの格納されたサンプル及び追加のデータは、検出されたエラーの特性及びタイプを決定する波形を生成するために使用されても良い。例えば、エラーがノイズ或いは回路欠損に基づいて生ずるオフセットエラー或いは設定エラーのいずれかであるかを決定する為に波形が用いられても良い。オフセットエラーは、設定エラーとは異なる痕跡を有しているかもしれず、また、補足情報は、設定エラーの設定評価を行なうために用いられる。エラーの検出の後であっても、テスト・システム200は、検出期間をスキップせずに、動作し、テストし、高速でデータの追加のサンプルを格納することを継続する。データの格納サンプルは、誤りエラーの検出を決定するために用いられても良く、予想テストのために使用することがあるエラー傾向を分析するためにタイムスタンプと共にさらにアーカイブに保管されても良い。
DAC/アンプ・テスト・システム200は、4つのDAC/アンプ回路及び4つのモニター回路を含んでいるが、記述は、説明を目的とするものであり、DAC/アンプ・テスト・システム200は、電子ビーム・マスク描画装置にDAC/アンプの特別の構成を与えるために追加により少数のコンポーネントを含めて構成しても良い。例えば、DAC/アンプ・テスト・システム200には、2つ或いは8つのDAC/アンプ回路及び2つ或いは8つのモニター回路が夫々装着されても良い。
図3は、例えば、システム200のDAC/アンプ回路からの電圧加算に相当する電圧加算が例示されている。図3に示されるように、モニター回路210、212、214及び216の出力端子242、244、246及び248上に与えられるリファインされたアナログ電圧、212、214及び216は、夫々反対極性の偏向電圧(Vx、Vy)及び修正電圧(Vs1、Vs2)のペアを含んでいる。例えば、出力端子242に出力されるリファインされた電圧は、+Vy−Vs1であっても、出力端子244に出力されるリファインされた電圧は、−Vy−Vs1であっても、出力端子246に出力されるリファインされた電圧は、−Vx+Vs1であっても、出力端子248に出力されるリファインされた電圧は、+Vx+Vs1であっても良い。
図3の中の矢印302、304、306及び308は、DAC/アンプ回路202、204、206及び208に連結されたモニター回路210、212、214及び216によって出力されたリファインされたアナログ電圧に相当している。ここで、各電圧が加算され場合、その出力は、異常がない限り、理想的な0ボルト(0V)であるべきである。偏向プレート310、312、314、316、318、320、322及び324は、典型的な電子ビーム・マスク描画装置に含まれる8枚の偏向プレートを表わしている。下記に詳述されるように、第1の偏向プレートに与えられた電圧がこの第1の偏向プレートに直径方向で相対し、対向する第2の偏向プレートに与えられる極性とは反対の極性であるように、偏向プレートは、対称となるように配向され、また、配置される。偏向プレートのペアは、連接する偏向プレートのペアから45度を成すように配置されている。
印加電圧は、偏向電圧(Vx、Vy)及び非点収差修正用電圧(Vs1とVs2)の2つのグループを含んでいる。第1の電圧グループは、偏向プレート310に印加される(+Vy−Vs1)及び偏向プレート310に対向配置され、偏向プレート310とペアを組む偏向プレート318に印加される(−Vy−Vs1)を含んでいる。この第1グループの電圧は、偏向プレート314に印加される(+Vx+Vs1)及び偏向プレート314に対向配置され、偏向プレート314とペアを組む偏向プレート322に印加される(−Vx+Vs1)を含んでいる。第2の電圧グループは、偏向プレート312に印加される(+Vx+Vy)(/√2+Vs2)及び偏向プレート312に対向配置され、偏向プレート312とペアを組む偏向プレート320に印加される(−Vx−Vy)(/√2+Vs2)を含んでいる。この第2グループの電圧は、偏向プレート316に印加される(+Vx−Vy)(/√2+Vs2)及び偏向プレート316に対向配置され、偏向プレート316とペアを組む偏向プレート324に印加される(−Vx+Vy)(/√2+Vs2)を含んでいる。√2は、2枚の隣接した偏向プレート間の45度の角度を考慮している。
4つのDAC/アンプ回路202、204、206及び208がエラーなしで動作する場合、第1のグループの電圧の加算は、0Vの信号となり。また、同様に、それらを生成する4つの追加のDAC/アンプ回路(図示せず)がエラーなしで動作する場合、第2のグループの電圧加算は、0Vの信号となります。
加算回路248による第1のグループの電圧の加算は、図2に示されている。また、第2のグループ電圧は、加算回路248に適用することができる。この場合には、DAC/アンプ回路がエラーなしで動作する場合に、第1と第2グループの電圧の8つの電圧の全ての加算は、0Vの信号となる。変形例として、偏向プレート312、316、320及び324に関連したDAC/アンプにおいて動作エラーを検出するに用いられる専用の分離された第2の加算回路に第2グループの電圧が印加されても良い。このような専用の第2の加算回路は、第2の加算回路と共に用いられる互いに関連される専用の第2のアナライザー回路を備えても良い。
図4Aを参照して、タイミング図400は、例えば、システム200でのDAC/アンプ回路202、204、206及び208のエラーなし動作を表わしている。タイミング図400は、ブランキング信号波形402を含み、波形404がDAC/アンプ回路からの正(+)の出力電圧を表わすデータのサンプルを示し、また、波形406がDAC/アンプ回路からの負(−)の出力電圧を表わすデータのサンプルを示し、波形408が加算回路の出力を表わすデータのサンプルを示している。例えば、ブランキング信号波形402は、時間T1からT7まで信号発生器264によって発生されたブランキング信号を表すデータに相当しても良く、波形404は、時間T1からT7までモニター回路210を介してDAC/アンプ回路202の正(+)の出力電圧を表すデータに相当して良く、波形406は、時間T1からT7までモニター回路212を介してDAC/アンプ回路204の負(−)の出力電圧を表すデータに相当しても良く、波形408は、時間T1からT7まで端子250に与えられる加算信号を表すデータに相当しても良い。
タイミング図400は、説明のために、2つのDAC/アンプ回路の夫々の正(+)及び負(−)出力電圧を表わす2つの波形404及び406を単純化して示している。上述されるように、波形408は、波形404及び406によって表わされる出力電圧を加算して得られた加算信号を表わすデータのサンプルを示している。
時点T1、T3、T5及びT7が波形404及び406によってその出力電圧が夫々表わされるDAC/アンプ回路、例えば、DAC/アンプ回路202及び204における設定時間を表すように波形402がタイミング信号として用いられる。時間T2、T4及びT6は、測定期間を表わしている。判定期間T2、T4及びT6においては、ブランキング信号は、低く、また、波形408は、波形404及び406の合計が略0Vの合成の波形であることを示す略直線の水平ラインとなる。図4Aに示されるように、波形408は、判定期間T2、T4及びT6に略0Vの値を示し、従って、波形404及び406によって表わされるアナログ電圧をそれぞれ生成するDAC/アンプ回路202及び204のエラー・フリー動作を示している。
図4Aとは対照的に、図4Bは、1又は1以上のDAC/アンプ回路が正常に動作されないようなDAC/アンプ回路の動作を表わすタイミング図450を示している。このタイミング図450は、ブランキング信号波形452、DAC/アンプ回路の正出力電圧を表すサンプルデータを示す波形452、DAC/アンプ回路の負出力電圧を表すサンプルデータを示す波形456及び加算回路248によって端子250に与えられた加算信号を表すデータを示す波形458を含んでいる。
判定期間T2、T4及びT6の間に、波形458は、0Vの信号を表わさないが、その代り、波形乱れ(インコンシステンシー)を含んでいる。これら波形乱れは、その出力が波形454及び456によって表わされるDAC/アンプ回路の1又は1以上の動作中におけるエラーによって引き起こされる。例えば、波形458は、波形454上の時点460で波形乱れに基づいて引き起こされるかもしれない判定期間T2におけるエラーを示している。
修正エラーは、判定期間T4の間に波形458を観察することにより検出される。また、修正エラーは、波形454上の時点462における波形乱れにより引き起こされる。オフセットエラーは、判定期間T6の間に波形458を観察することにより検出される。また、オフセットエラーは、波形454上の時点464における波形乱れにより引き起こされる。従って、DAC/アンプ回路の動作中のエラーは、波形458に示されるように、加算信号によって表わされる値に基づいて検出できる。
波形408及び458は、図示した実施の形態のDAC/アンプのエラーなし検出動作及びエラー有り検出動作を例示している。エラーなし動作及びエラー有り動作の検出は、上述したようにアナライザー回路252によって上述されたように実行される。
図5は、この発明の実施の形態に従ったDAC/アンプ回路をテストする方法500のフローチャートを示している。この方法500は、例えば、DAC/アンプ・テスト・システム200を用いるに際して実施されても良い。ディジタル入力信号がDAC/アンプ回路に供給される場合、方法がステップ502からスタートされる。ステップ504で、DAC/アンプ回路はアナログ出力電圧信号を出力する。これらのアナログ出力電圧信号は、モニター回路に供給される。モニター回路は、例えば、DAC/アンプ・テスト・システム200のモニター回路210、212、214及び216であっても良い。次に、ステップ506で、アナログ出力電圧信号中の雑音は、縮小され、また、リファインされた出力電圧信号が出力されても良い。雑音は、例えば、モニター回路210、212、214及び216によって減少され、また、リファインされた出力電圧信号は、例えば、加算回路248に出力されても良い。モニター回路210、212、214及び216は、電子ビーム・マスク描画装置の偏向プレートに送られる信号にDAC/アンプ回路及び加算回路248の接続が与える影響を最小限にしている。雑音が減少されない場合、エラーが引き起こされることとなる。
ステップ508で、リファインされた電圧信号は、加算される。この加算は、例えば、加算回路248によって実行されても良い。次に、ステップ510で、加算信号が出力される。加算信号は、例えば、アナライザー回路252に供給されても良い。加算信号は、そのときディジタル化され(ステップ512)、また、ディジタル化された加算信号が出力される。ステップ514で、ブランキング信号も出力されます。ブランキング信号は、ブランキング・プレートに配送されるディジタル化されるバージョンのブランキング信号或いはDAC/アンプ回路の有効な出力信号を表わす参照ブランキング信号であれば良い。
加算信号は、例えば、高速ディジタイザ回路254によってディジタル化され、。また、ブランキング信号は、例えば、信号発生器264によって生成されても良い。ディジタル化された加算信号及びブランキング信号は、例えば、エラー検出回路256に供給されれば良い。
ステップ516で、ディジタル化された加算信号は、エラーがあるかチェックされる。また、ブランキング信号が低レベルであるの場合、ディジタル化された加算信号によって表わされる値がエラー許容値範囲内にあるかどうかが決定される。ディジタル化された加算信号は、例えば、エラー検出回路256によってチェックされれば良い。ディジタル化された加算信号がエラー許容値範囲内の値を表わす場合、方法は、ステップ502まで戻され、また、テストは、前エラー許容値範囲或いは新なエラー許容値範囲に基づいて継続される。変形例において、ディジタル化された加算信号がエラー許容値範囲内にない場合、エラーの記録が作成され、エラーが検出されたことを示す通知が生成されるステップ518に方法が移行される。記録は、例えば、メモリ装置258に格納され、また、通知は、例えば、アナライザー回路252によって生成されても良い。エラーの記録は、エラーが検出されたデータの全サンプルを表わすデータ、対応するタイムスタンプ及びブランキング信号が低レベルである検出期間の直前にディジタル化されたデータを表す付加情報を含んでも良い。ステップ520で、記録されたエラー・データは、記録データのサンプルを表わす波形を生成することによって分析されても良い。記録されたエラー・データの分析は、エラータイプを決定、エラーを引き起すコンポーネントを見つけ出すために隔離テストを行なう、或いは、予測テストを行なうためにデータをアーカイブに保管することを含んでも良い。例えば、DAC/アンプ202、204、206及び208は、正常に動作しないDAC/アンプ及び方法を終了させる決定するために個別にテストされても良い。
図6は、電子ビーム・マスク描画装置600内のDAC/アンプ・テスト・システムの装着を示す概略図である。電子E−ビーム・マスク描画装置600は、電子ビームカラム602、多数のDAC/アンプタワー604及び606、多数のモニター回路608及び610、多数のアナライザー回路612及び614を含む。電子ビームカラム602は、電子ビームカラム602内に生成される電子ビーム620を制御するに用いられる偏向プレート616及び618を含んでいる。電子ビームは、マスク622を製造するために使用される。電子ビームカラム602は、記述を単純化する目的で2枚の偏向プレートを含むが、電子ビームカラム602は、実際上は、追加の偏向プレートを含むように構成される。
DAC/アンプタワー604及び606は、夫々、加算回路624及び626、DAC/アンプ回路628及び630を含んでいる。DAC/アンプ回路628は2つの出力端子、パス632を介してモニター回路608に連結されている第1の出力端子及びパス634を介して偏向プレート616に連結されている第2の出力端子を含んでいる。同様に、DAC/アンプ回路630は、パス636を介してモニター回路610及びパス638を介して偏向プレート618に連結されている。DAC/アンプタワー604及び606は、夫々1つのDAC/アンプ回路を含んでいるが、この記述は、説明の目的だけ為に記載されている。DAC/アンプタワー604及び606は、実際上、追加の偏向プレートに関連した追加のDAC/アンプ回路を含むこととなる。
アナライザー回路612及び614は、DAC/アンプ・テスト・システム200のアナライザー回路252に含まれるコンポーネントに類似するコンポーネントを含んでも良く、アナライザー回路にブランキング信号を供給する信号発生器(図示せず)に連結されても良い。
上述されるように、図2及び図5を参照すると、電子ビーム・マスク・カラム602の偏向プレート616及び618及びモニター回路608と610は、パス632、634、636及び638によって表わされる並列接続に基づき、DAC/アンプ回路628及び630からアナログ電圧信号を受信する。この配置は、DAC/アンプ回路628及び630の動作が連続的にテストされている間であっても、電子ビームカラム602が電子ビーム620を生成し続けることを保証している。電子ビーム・マスク描画装置600の残りのコンポーネントは、DAC/アンプ・テスト・システム200のコンポーネントに類似するように動作され、また、図5を参照して記載された、ステップ502−520に従ってテストが実施される。
以上のように、この発明の第1の実施の態様によれば、
アナログ電圧信号を出力する多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路を含み、各ディジタル・アナログ変換/アンプ回路が第1の出力端子及び第2の出力端子を有し、これらディジタル・アナログ変換/アンプ回路の第1の出力端子が偏向電圧としての出力アナログ電圧を与えるように電子ビーム・マスク描画装置の偏向プレートに夫々接続されている電子ビーム・マスク描画装置に使用されるディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記第2の出力端子上の出力アナログ電圧信号を受け取り、受信電圧信号を加算し、この受信アナログ電圧信号の加算を示す加算信号を出力するように接続されている加算回路と、及び
アナライザー回路であって、
前記加算信号をディジタル化する高速ディジタイザ回路と、及び
このディジタル化された加算信号を受け取り、且つ、このディジタル化された加算信号をエラー許容値範囲と比較して少なくとも1つの前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路に動作エラーがあるかを検出するように連結されているエラー検出回路と、を含むアナライザー回路と、
から構成されるディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
また、この第1の実施の態様におけるディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記検出の間、用いられるべきブランキング信号を発生する信号発生器を更に含み、前記エラー検出回路がブランキング信号の検出期間に前記比較を実施し、前記ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲外にある場合に動作エラーが検出される第2の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
また、この第2の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記アナライザー回路は、
検出された動作エラーを記憶するメモリ装置であって、この記憶には、前記ディジタル化加算信号を表わすデータのサンプル、対応するタイムスタンプ及び検出期間直前に前記高速ディジタイザによってディジタル化されるデータを表わす付加情報を含むメモリ装置と、
前記高速ディジタイザ回路を制御するように連結されているコントローラーと、
を更に具備する第3の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
第1の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記エラー許容値範囲は、電子ビーム・マスク描画装置の動作中に変更される第4の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
また、第1の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路の前記第2の出力端子を介してアナログ電圧信号を受けて前記出力アナログ電圧信号に対応するリファインされたアナログ電圧を生成する多数のモニター回路を更に含み、
各モニター回路は、高入力インピーダンス・バッファ・アンプを含み、前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路の前記第2の出力端子が対応するモニター回路に夫々連結されている第5の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
前記第4の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記動作エラーは、電子ビーム・マスク描画装置の動作中に検出される第6の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
前記第3の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
データのサンプルが前記動作エラーのタイプを決定する波形を生成するに使用される第7の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
前記第5の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
第1グループの電圧は、第1グループの偏向プレートに印加され、第2グループの電圧は、第2グループの偏向プレートに印加され、これら第1及び第2グループの電圧は、前記偏向電圧及び非点収差電圧に基づいて発生され、
前記第1グループの電圧加算或いは前記第2グループの電圧加算が略零電圧であるならば、前記エラー許容値内で前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路が動作される第8の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
前記第1の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムにおいて、
前記出力アナログ電圧信号は、エラー動作がない場合における略0ボルトのネット加算を有している信号のグループとなる第9の実施の態様に係るディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムが提供される。
この発明の第10の実施の態様によれば、
多数のアナログ電圧信号を受け、このアナログ電圧信号を加算し、このアナログ電圧信号の加算を示す加算信号を出力する加算回路と、
ブランキング信号を生成する信号発生器と、及び
前記加算信号を受けるように接続されているアナライザー回路と、
を具備する電子ビーム・マスク描画装置において、
前記アナライザー回路は、
前記加算信号をディジタル化加算信号に変換する高速ディジタイザと、
前記ディジタル化加算信号及び前記ブランキング信号を受けるように接続されたエラー検出回路であって、このエラー検出回路は、ディジタル加算信号をエラー許容値範囲と比較して、ブランキング信号の検出期間における動作エラーの為にディジタル化された加算信号をチェックするエラー検出回路と、
から構成されているテスト装置が提供される。
前記第10の実施の態様に係るテスト装置において、
前記ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲外にある場合に動作エラーが検出される第12の実施の態様に係るテスト装置が提供される。
前記第11の実施の態様に係るテスト装置において、
前記アナライザー回路は、更に
前記検出された動作エラーの記録を格納するように接続されているメモリ装置であって、前記記録は、前記ディジタル化加算信号を表わすデータのサンプル、対応するタイムスタンプ及び前記検出期間直前に前記高速ディジタイザによってディジタル化されるデータを表わす付加情報を含むメモリ装置と、及び
前記高速ディジタイザ回路を制御するように連結されているコントローラーと、
を具備する第13の実施の態様に係るテスト装置が提供される。
前記第11の実施の態様に係るテスト装置において、
前記動作エラーが検出され、前記データのサンプルが動作エラーのタイプを決定する波形を生成するために使用されている場合、前記アナライザー回路が通知を生成する第13の実施の態様に係るテスト装置が提供される。
前記第10の実施の態様に係るテスト装置において、
前記動作エラーは、多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の1つにおける非正常動作であることを示し、前記多数のアナログ電圧信号がディジタル・アナログ変換/アンプ回路の出力電圧に対応している第14の実施の態様に係るテスト装置が提供される。
前記第10の実施の態様に係るテスト装置において、
前記アナログ電圧信号は、エラー動作がない場合に、エラー動作がない場合における略0ボルトのネット加算を有している信号のグループとなる第15の実施の態様に係るテスト装置が提供される。
この発明の第16の実施の態様によれば、
加算信号を受け取り、この加算信号をディジタル化加算信号に変換する高速ディジタイザと、
この高速ディジタイザ回路をコントロールするように連結されているコントローラーと、
前記ディジタル化加算信号及びブランキング信号を受けて前記ブランキング信号の検出期間の間、前記ディジタル化加算信号をエラー許容値範囲と比較することにより、動作エラーに対する前記ディジタル化加算信号をチェックするように連結されているエラー検出回路と、
前記検出された動作エラーの記録及び対応するタイムスタンプを格納するメモリ装置であって、前記ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲外にある場合に前記動作エラーが検出されるメモリ装置と、
を具備するテスト装置が提供される。
この第16の実施の態様に係る方法において、
前記動作エラーは、多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の1つにおける非正常動作であることを示し、前記加算信号が前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路の出力電圧に相当する多数のアナログ電圧信号の加算を表わす第17の実施の態様に係るテスト装置が提供される。
この発明の第18の実施の態様によれば
ディジタル・アナログ変換/アンプ・テスト・システムによって多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路をテストする方法において、
多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路から夫々出力される多数のアナログ電圧信号を受信することと、
このアナログ電圧信号を加算することと、
このアナログ電圧信号の加算を示す加算信号を生成することと、
この加算信号をディジタル化加算信号に変換することと、
前記ディジタル化加算信号をチェックして動作エラーを検出し、及び
前記動作エラーが検出される場合に、ディジタル・アナログ変換/アンプのメモリ装置内に前記動作エラーの記録であって前記ディジタル化加算信号を表わすデータのサンプルを含む記録を格納することと、
を具備する方法が提供される。
この第18の実施の態様に係る方法において、
ブランキング信号を生成すること及び、このブランキング信号の検出期間に前記チェックを実行する第19の実施の態様に係る方法が提供される。
この第19の実施の態様に係る方法において、
前記チェックは、前記ディジタル化加算信号を前記エラー許容値範囲と比較することによって実行され、前記ディジタル化加算信号が前記エラー許容値範囲外にある場合に、前記動作エラーが検出される第20の実施の態様に係る方法が提供される。
この第19の実施の態様に係る方法において、
多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の1つにおける非正常動作であることを示している前記動作エラーの検出を示す通知を生成することと、
前記データのサンプルを用いて波形を生成して前記動作エラーを決定することと、
を更に具備する第21の実施の態様に係る方法が提供される。
この発明の第22の実施の態様によれば、
多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路をテストし、アナライザー回路によって実行される方法において、
多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の出力電圧を基に加算を示す加算信号を受けることと、
この加算信号をディジタル化加算信号に変換することと、
ブランキング信号を受けることと、
ブランキング信号の検出期間中に、前記ディジタル化加算信号をエラー許容値範囲と比較することにより、動作エラーの為に前記ディジタル化加算信号をチェックすることと、
前記動作エラーが検出される場合に、前記アナライザー回路のメモリ装置に、前記動作エラーの記録を格納することであって、前記ディジタル化加算信号が前記エラー許容値範囲外にある場合に、前記動作エラーが検出される前記動作エラーの記録を格納することと、
を具備する方法が提供される。
この第22の実施の態様に係る方法において、
前記多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の1つが非正常動作であることを表す前記動作エラーの検出を示す通知を生成することと、
前記動作エラーのタイプを決定する記録を分析することと、
前記ディジタル・アナログ変換/アンプ回路の分析及び動作中において前記エラー許容値範囲を変更する第23の実施の態様に係る方法が提供される。
上述した記述は、図示の目的のために示されている。発明が詳細な形態或いは具体例に制限され、これらに網羅されることはない。発明の変形及び適応化は、発明が開示された実施の形態の詳細及び実施の考察から当業者にとって明白となる。DAC/アンプ・テスト・システム200は、電子ビーム・マスク描画装置以外の電子装置をテストするために実装されても良い。エラーなし信号は、多数の電子装置の中で要求され、また、信号は示された方法及びシステムの使用によりテストされても良い。例えば、テストされる信号は、インバート(逆転)信号で逆さまで加算されても良い。また、加算された信号は、ここに示された方法とシステムに基づいて分析されても良い。
この発明の他の実施の形態は、ここに示された発明の明細書及び実施の考察から当業者にとって明白となる。典型的には、明細書及び実例は、説明としてのみ考慮されることを意図し、発明の実際の範囲及び概念は、次の請求項によって明示される。
100...DAC/アンプ回路、102...DAC、104...アンプ、106...端子、110...出力端子、200...DAC/アンプ・テスト・システム、202、204、206及び208...DAC/アンプ回路、210、212、214及び216...モニター回路、218、222、226、230、234、236、238及び240...出力端子、242、244、246及び248...出力端子、248...加算回路、250...出力端子、252...アナライザー回路、254...高速ディジタイザ回路、256...エラー検出回路、258...メモリ装置、260...コントローラー、262...システム・プロセッサー、264...信号発生器、310、312、314、316、318、320、322及び324...偏向プレート、600...電子ビーム・マスク描画装置、602...電子ビームカラム、604、606...DAC/アンプタワー、608,610...電子ビームカラム、612、614...アナライザー回路、616,618...偏向プレート、620...電子ビーム、624、626...加算回路、628、630...DAC/アンプ回路

Claims (2)

  1. 多数のアナログ電圧信号を受け、このアナログ電圧信号を加算し、このアナログ電圧信号の加算を示す加算信号を出力する加算回路と、
    ブランキング信号を生成する信号発生器と、及び
    前記加算信号を受けるように接続されているアナライザー回路と、
    を具備し、ディジタル化加算信号がエラー許容値範囲外にある場合に動作エラーが検出される電子ビーム・マスク描画装置において、
    前記アナライザー回路は、
    前記加算信号を前記ディジタル化加算信号に変換する高速ディジタイザと、
    前記ディジタル化加算信号及び前記ブランキング信号を受けるように接続されたエラー検出回路であって、このエラー検出回路は、前記ディジタル加算信号をエラー許容値範囲と比較して、前記ブランキング信号の低レベル検出期間における動作エラーを検出する為にディジタル化された加算信号をチェックするエラー検出回路と、
    前記検出された動作エラーの記録を格納するように接続されているメモリ装置であって、前記記録は、前記ディジタル化加算信号を表わすデータのサンプル、対応するタイムスタンプ及び前記低レベル検出期間直前に前記高速ディジタイザによってディジタル化されるデータを表わす付加情報を含む、メモリ装置と、及び
    前記高速ディジタイザ回路を制御するように連結されているコントローラーと
    を具備する電子ビーム・マスク描画装置。
  2. 前記動作エラーは、多数のディジタル・アナログ変換/アンプ回路の1つにおける非正常動作であることを示し、前記多数のアナログ電圧信号がディジタル・アナログ変換/アンプ回路の出力電圧に対応している請求項1の電子ビーム・マスク描画装置。
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