JP5236722B2 - 紙幣処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、紙幣を所定枚数集積し、集積した紙幣を帯封する機構を有する紙幣処理装置に関し、特に、複数種類のテープを選択的に使用して紙幣を帯封することのできる紙幣処理装置に関する。
金融機関等においては、回収した紙幣等を整理するために紙幣処理装置が用いられている。この種の紙幣処理装置は、回収された紙幣を入金口から装置内に取り込み、紙幣の種別を判別し、種別毎に紙幣を集積する。そして、予め定める種類(金種)の紙幣は、たとえば100枚を集積単位として、帯封装置へ搬送し、テープによって紙幣束(100枚の集積紙幣)に帯封する。
従来の紙幣処理装置では、一般に、装置内に1種類のテープだけが配置されており、紙幣の帯封にはこの1種類のテープが使用される。(たとえば下記特許文献1参照)
ところが、回収した紙幣を整理する際に、金種毎に帯封するテープの色を変えるように規定している国もある。かかる規定に対応するための従来装置として、たとえば下記特許文献2には、白無地テープを用い、帯封する紙幣の金種が変わった場合、その金種に対応する色をテープに印刷し、印刷したテープを用いて紙幣の帯封を行う紙幣結束処理機が開示されている。
上記装置は、帯封する際に、白無地テープにインクジェットで色付けするため、金種別に、紙幣を、色の異なるテープで帯封することができる。しかし、テープに使用の都度印刷を施すため、多種類のインクを装置内に収容しておかなければならず、また、インク補充に手間がかかり、インクの補充費用も嵩むという欠点があった。
また、下記特許文献3には、装置内に2つの帯ロールを設け、一方の帯ロールから供給される帯が減少すると、帯ロール全体を回転させて、他方の帯ロールから帯が供給されるように、帯の自動交換を行う紙葉類処理装置が開示されている。この公報に開示された装置は、2巻の帯ロールを有するが、帯封処理毎に、2巻の帯ロールの一方を選択し、選択した帯ロールから帯を繰り出すという使用の仕方はできない。また、帯ロールの交換時には、2巻の帯ロール全体を回転させる機構のため、当該機構が比較的大きなスペースを必要とし、大型の装置になるという欠点を有している。
特開2006−107212号公報 特開2004−262457号公報 特開平11−120412号公報
この発明は、上述のような背景技術のもとになされたものであり、回収した紙幣を金種毎に分類して集積し、所定枚数の紙幣を帯封する際に、金種に応じて種類の異なるテープによって帯封することのできる紙幣処理装置を提供することを主たる目的とする。
この発明は、また、複数のリールテープをセットするテープセット部を備え、紙幣の種類に応じて、繰り出すテープを簡単に切り換えることのできる紙幣処理装置を提供することを他の目的とする。
さらに、この発明は、省スペースで簡易な機構により、複数のリールテープから繰り出すテープを切り換えることのできる紙幣処理装置を提供することをさらに他の目的とする。
この発明の紙幣処理装置(1)は、紙幣の種類を識別するための識別手段(6)と、前記識別手段で識別された所定の種類の紙幣を集積するための集積手段(32〜36)と、前記集積手段で集積された紙幣を帯封するための一つの帯封手段(51)とを備え、前記帯封手段(51)は、複数のリールテープをセットするためのテープセット部(80)と、前記テープセット部にセットされたいずれかのリールテープから引き出したテープを用いて集積された紙幣を結束するための帯封機構(54)と、前記識別手段によって識別された紙幣の種類に応じて、前記テープセット部から帯封機構へと与えるテープを切り換えるためのテープ切り換え手段(96、102)と、を含むことを特徴とする、紙幣処理装置である。

なお、この項において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を示すが、これらの参考符号により発明を限定する趣旨ではない。
上記の構成によれば、テープセット部(80)には複数のリールテープ(52、53、103〜106)がセットされており、セットされたいずれかのリールテープからテープが帯封機構(54)へ与えられるように、テープ切り換え手段(96、102)によりテープが切り換えられる。従って、集積された紙幣の種類(金種)に応じたテープを用いて、紙幣の帯封を行うことができる。
テープ切り換え手段(96、102)は、識別手段によって識別された紙幣の種類に応じてテープを切り換えるため、紙幣処理装置が整理する紙幣の種類に応じて、その都度の適切なタイミングで、テープの切り換えを行える。
また、この発明の紙幣処理装置(1)は、前記テープ切り換え手段が、前記テープセット部にセットされるリールテープごとに対応して設けられた複数のテープ繰り出し機構(86、92、108〜111)と、前記複数のテープ繰り出し機構を一体的にスライド移動させ、いずれか1つのテープ繰り出し機構を前記帯封機構に臨ませるシフト機構(95、96)と、を含む構成であってもよい。
上述の構成によれば、リールテープ毎にテープ繰り出し機構(86、92、108〜111)が備えられており、シフト機構(95、96)により、複数のテープ繰り出し機構が一体的にスライド移動されることにより、1つのテープが帯封機構に供給できる構成であるから、テープ切り換え手段を比較的簡易に構成でき、かつ、テープ切り換え手段が占有する空間面積も少なくて済む。
さらに、シフト機構により、複数のテープ繰り出し機構が一体的にスライド移動されるので、任意のテープ繰り出し機構を帯封機構に臨ませることができ、テープの切り換えを確実に行わせることができる。
この発明は、また、前記複数のテープ繰り出し機構は、それぞれ、リールテープから繰り出されるテープの繰り出し方向を略90°転換する転換経路(85、91)を有していてもよい。
上記の構成によれば、各リールテープ毎に対応して設けられた複数のテープ繰り出し機構は、それぞれ、テープの繰り出し方向を略90°転換する転換経路(85、91)を有するので、リールテープは固定したまま、テープ繰り出し機構(86、92)だけをスライド移動させることにより、テープ繰り出し機構を帯封機構に臨ませ、所望のテープを帯封機構へ与えることができる。換言すれば、複数のリールテープは固定したまま、複数のテープ繰り出し機構を一体的にスライド移動させるという構成であるから、テープ切り換え手段をより小型にでき、小さな占有空間にテープ切り換え手段を組み込むことができる。その結果、装置の大型化を招くことがない。
この発明は、また、前記シフト機構(102)は、前記テープセット部および複数のテープ繰り出し機構を一体的にスライドさせる構成であってもよい。
上記の構成によれば、シフト機構は、テープセット部およびテープ繰り出し機構を一体的にスライドさせるので、スライド移動という簡単な機構を用いてテープの切り換えを確実に行うことができる。また、スライド移動は、装置内の底面または側面等の壁面沿いに行われるため、シフト機構が占有する空間面積が小さくて済み、装置の小型化を実現することができる。
この発明の紙幣処理装置は、さらに、前記帯封手段で帯封する紙幣のうち、予め定める種類の紙幣を帯封するために、前記テープセット部(80)には、同一種類のリールテープが複数個セットされてもよい。
上述の構成によれば、回収枚数の多い紙幣等に対応して、集積した紙幣を帯封するためのテープの使用量が多い場合であっても、テープ補充等のメンテナンス処理が少なくて済み、使い勝手の良い紙幣処理装置とすることができる。
この発明の紙幣処理装置は、さらに、前記予め定める種類の紙幣を帯封するテープは、常時、前記帯封機構へ与えられる位置にされていることが望ましい。
上記構成によれば、リールテープのうちの予め定めるリールテープが常にホームポジションに位置されるので、使用頻度の高いテープをホームポジションに配置することにより、帯封処理が迅速かつスムーズに行われる紙幣処理装置とすることができる。
この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置の全体構成を示す図解的な縦断面構造図である。 この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置の全体構成を示す図解的な縦断面構造図である。 この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置に備えられている帯封機構における帯封動作を説明するための動作説明図である。 この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置に備えられている帯封機構における帯封動作を説明するための動作説明図である。 この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置におけるテープ切り換え手段の一実施形態を説明する斜視図である。 この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置に適用可能なテープ切り換え手段の他の構成例を図解的に示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置の制御回路ブロック図であり、この発明の特徴と関連する部分のみを示すブロック図である。 図5に示す制御部において行われるテープ切り換えのための制御動作フローチャートの一例を示す図である。
符号の説明
1 紙幣処理装置
6 識別ユニット(識別手段)
32、33、34、36 集積部(集積手段)
51 帯封装置(帯封手段)
52、53、103〜106 リールテープ
54 帯封機構
85、91 転換経路
86、92、108〜111 テープ繰り出し機構
95、96、102 シフト機構
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明をする。
<全体構成の概要説明>
図1Aおよび図1Bは、この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置1の全体構成を示す図解的な正面縦断面図である。
この紙幣処理装置1は、図1A(1)、図1B(1)に示すように、外観上、2つの筐体2および3が連結された構成をしている。
まず、図1A(2)を参照して、第1の筐体2には入金部、すなわちホッパ4が備えられている。また、ホッパ4にセットされた紙幣を取り込むための取り込み経路5、取り込まれる紙幣の金種、正損、真偽、表裏等を識別するための識別ユニット6、識別ユニット6で識別された紙幣を搬送するための搬送路7、8、9、10、2つのリジェクト紙幣集積部11、12、および4つの集積部13、14、15、16が内蔵されている。
識別ユニット6で識別された後の紙幣を搬送する搬送路7には2つの分岐爪17、18が備えられていて、分岐爪17、18を切り換えることにより、紙幣をリジェクト紙幣集積部11、12に集積させることができる。リジェクト紙幣とは、識別ユニット6において損券(汚れや破れにより損傷の大きい紙幣)、偽券等と判別された紙幣であり、これらリジェクト紙幣は、回収して再使用する紙幣とは区別され、リジェクト紙幣集積部11、12に集積される。各リジェクト紙幣集積部11、12には、与えられるリジェクト紙幣を1枚ずつ受け止めて集積するための羽根車19、20が備えられている。
リジェクト紙幣以外の紙幣は、搬送路7から搬送路8へと搬送される。搬送路8には分岐爪21が備えられており、分岐爪21を切り換えることにより、紙幣を直接搬送路9へ搬送したり、反転路22を経由して搬送路9へ搬送することができる。反転路22は、紙幣の表裏を反転させるために設けられていて、ここを通る間に紙幣の表裏が反転される。
搬送路9は、搬送路8から直接与えられる紙幣と、反転路22を経由して与えられる紙幣との搬送順序を変えないように搬送時間およびタイミングを調整し、紙幣を搬送路10へ送る。
搬送路10は、たとえば略水平方向に延びていて、その下方にたとえば4つの集積部13、14、15、16が配列されている。搬送路10に備えられた4つの分岐爪23、24、25、26を切り換えることにより、紙幣をいずれかの集積部13〜16に集積させることができる。各集積部13〜16には、それぞれ、搬送路10から送られてくる紙幣を1枚ずつ受け止めて集積するための羽根車27、28、29、30が備えられている。
搬送路10において、分岐爪23〜26の切り換えを制御することにより、紙幣を隣接する筐体3に内蔵された搬送路31へと送ることができる。
次に、図1B(2)を参照して、筐体3内には、たとえば上下方向に5つの集積部32、33、34、35、36が配列されている。そしてこれら5つの集積部32〜36のいずれかを選択して紙幣を集積するために、搬送路37、38、39、40が備えられている。
搬送路31の分岐爪41を切り換えることにより、紙幣を集積部32に集積するか、搬送路37へ送るかを切り換えられる。搬送路37は、分岐爪42を切り換えることにより、紙幣を集積部33に集積するか、搬送路38へ送るかを切り換えられる。搬送路38は、分岐爪43を切り換えることにより、紙幣を集積部34に集積するか、搬送路39へ送るかを切り換えられる。搬送路39は、分岐爪44を切り換えることにより、紙幣を集積部35に集積するか、搬送路40へ送るかを切り換えられる。搬送路40の分岐爪45は、この実施形態では固定されており、紙幣を集積部36へ送るように案内する。各搬送路31、37〜40には、集積部32〜36の入口に臨むようにたたき羽根46、47、48、49、50が備えられている。たたき羽根46〜50は、搬送路31、37〜40から集積部32〜36へ搬入されて自重で落下しようとする紙幣の後端を上から叩くことにより、紙幣を素早く集積させるものである。紙幣は、一枚ごとにたたき羽根46〜50で上方から押さえられて集積部32〜36へ集積される。
筐体3内のたとえば下方位置には帯封装置51が備えられている。帯封装置51は、複数(たとえば2巻)のリールテープ52、53および帯封機構54を有する。帯封装置51は、リールテープ52、53から択一的にテープを繰り出し、帯封機構54によって集積された紙幣をテープで結束(帯封)するものである。
筐体3内には、さらに、集積部32〜36に集積された紙幣を取り出し、帯封装置51へ与え、帯封装置51で帯封された(テープで結束された)紙幣束を筐体3外へ運んだり、また、集積部32〜36に集積された紙幣の枚数が100枚に満たずに処理が終了した場合に、筐体3上部に設けられた紙幣返却部56へ運ぶことのできる搬送装置55が備えられている。搬送装置55は、矢印Aで示すように移動し得る。
以上説明したように、この紙幣処理装置1は、回収されて入金口4から与えられる紙幣のうち、リジェクト紙幣はリジェクト紙幣集積部11、12に集積し、再使用する紙幣は、たとえば金種毎に分類し、バラ紙幣として集積部13〜16に集積したり、金種別に集積部32〜36に集積された所定枚数単位の集積紙幣を帯封装置51で帯封して紙幣束に整理することができる。
<帯封機構の動作説明>
次に、搬送装置55から与えられる紙幣を、帯封機構54によりテープで結束する一連の動作について図2Aおび図2Bを参照して説明をする。
帯封機構54には、上札締め57、下札締め58、ヒータ59、カッター60、テープ送り用のローラー対61、送りガイド62、テープを掴むためのホルダ63、および束送りガイド64が備えられている。(図2A(1))これら各部材は、図示の便宜上、宙に浮いた状態で示されているが、実際には側面壁等から延びるアームや軸等により保持されている。
また、図2A(1)に図示されていないが、帯封機構54には、集積紙幣を掴むための帯封用ハンドが備えられている。帯封用ハンドについては後述する。
ローラー対61でテープTを繰り出し、テープTの先端近傍をホルダ63で挟み、さらにローラー対61でテープTを送り出しながらホルダ63を予め定める移動軌跡に沿って回転移動させることにより、テープTは右回りに半円弧状に送り出される。これにより、集積紙幣の受け入れ準備が整う。(図2A(2))
受け入れ準備ができた帯封機構54に対し、搬送装置55が集積紙幣Mを把持して搬送してくる。(図2A(3))搬送装置55は、ベースブロック65と、ベースブロック65の下端から略水平に突出している下フォーク66と、下フォーク66に対して上方から近接・離反する上下移動可能な押さえ用上フォーク67とを有しており、下フォーク66および下フォーク67が搬送用ハンド68として働く。集積紙幣Mは、下フォーク66および下フォーク67で下上から挟まれて保持され、帯封機構54へ搬送される。
帯封機構54には、図2A(1)において簡単に触れたように、搬送装置55により搬送されてきた集積紙幣Mを、搬送用ハンド68から受け取るための帯封用ハンド70が備えられている。図2A(4)に、帯封用ハンド70と搬送装置55の搬送用ハンド68との位置関係を示す。図2A(4)に示す搬送装置55は、図2A(3)に示す搬送装置55と同じ位置に停止している。図2A(4)では、上札締め57、下札締め58、ヒータ59、カッター60、ローラー対61、ホルダ63等の図示が省略され、図2A(1)〜2A(3)においては省略されていた帯封用ハンド70のみが示されている。さらに、図2A(5)は、搬送装置55と帯封用ハンド70との位置関係を示す平面図であり、図2A(6)は、帯封用ハンド70が閉じた状態の正面図である。
帯封用ハンド70は、下方に位置する受け部材71および上方に位置する押さえ部材72を含んでいる。受け部材71および押さえ部材72は、互いに近接する方向へ上下に移動することができ、図2A(5)(6)に示すように、搬送用ハンド68が保持している集積紙幣Mの、長さ方向に見た側方を保持することができる。そして帯封用ハンド70が集積紙幣Mを保持した後、搬送用ハンド68の上フォーク67が上方へ移動し(図2A(7))、搬送装置55が図において右側へ移動することにより、集積紙幣Mの搬送用ハンド68から帯封用ハンド70への受け渡しが完了する。
帯封用ハンド70は、水平に前後方向にも移動することができる。帯封用ハンド70が前後方向に移動することで、帯封機構54内における集積紙幣Mの位置を前後方向に変位でき、集積紙幣MをテープTで帯封する際の位置を調整することができる。
次に、図2Bを参照して、集積紙幣MをテープTで結束する一連の処理動作を説明する。なお、図2Bでは、集積紙幣Mを保持している帯封用ハンド70の図示は省略されている。しかし、集積紙幣Mは、帯封用ハンド70によって、帯封動作中は一定位置に保持されている。
まず、上札締め57が下方へ変位し、テープTの位置がずれないようにテープ揃えをする。(図2B((12))上札締め57には、前後方向所定の位置に下面から上方へ窪んだテープガイド溝(図示せず)が形成されていて、このテープガイド溝内にテープTが入ることにより、テープ揃えが行われる。
そして、その状態でホルダ63が回転し、テープTが集積紙幣Mの周囲に巻き付けられる。(図2B(13))
テープTの巻き付けが済むと、上札締め57および下札締め58が互いに近接方向に移動し、上下札締め57、58により集積紙幣Mは上下から挟まれて固定される。(図2B(14))下札締め58にも、前後方向に所定の位置にテープガイド溝が形成されており、上下札締め57、58で集積紙幣Mが上下から挟まれた状態においても、テープTはその長さ方向に弛んだ状態である。そこで、ローラー対61を逆転させ、テープTを引き戻して、集積紙幣Mに巻き付けたテープTを締めつける。(図2B(15))
そして、ヒータ59を動かし、ヒータでテープTを加熱する。(図2B(16))テープTはヒートシールテープであり、ヒータ59により加熱されると、重なり合った部分のテープ同士が貼り合わされる。
次いで、カッター60を変位させ、ローラー対61から集積紙幣M方向へ延びているテープTを切断する。(図2B(17))
切断後、カッター60が元の位置に戻され、ローラー対61から集積紙幣M方向へ延び出たテープは送りガイド62の位置まで引き戻される。一方、集積紙幣M側のテープTは、ヒータ59で端までなぞられ、テープTの端までがヒートシールされる。(図2B(18))
その後、ヒータ59が元の位置に戻され(図2B(19))、上下札締め57、58が互いに離反方向に開かれ、帯封が完了する。(図2B(20))
次いで、テープTを保持しているホルダ63をテープTから外すために、ホルダ63の保持力が解除され、ホルダ63が後方(紙面に垂直に奥方向)に変位され、ホルダ63はテープTから離れる。そして帯封された集積紙幣Mを挟んだ帯封用ハンド70によって帯封された紙幣束Mは、束送りガイド64に案内されては図において左方向へ搬送される。(図2B(20))
なお、前述したように、帯封用ハンド70から搬送用ハンド68へ帯封された紙幣束Mを渡し、筐体3外へ排出することができる。または、図示しない収納庫へ運んでも構わない。
また、帯封を2箇所に施す場合には、帯封用ハンド70で、1箇所の帯封が行われた集積紙幣Mを保持したまま、帯封用ハンド70が右方向へ移動し、その後に前述した図2A(1)からのテープ準備および集積紙幣の受け入れ準備が行われ、そこへ帯封用ハンド70で保持された紙幣束が移動される。
以上が、帯封機構54による一連の帯封の動作である。
<テープセット部およびテープ切り換え手段>
次に、帯封装置51に含まれているテープセット部80の構成例を、具体的に説明する。
図3は、この発明の一実施形態に係る紙幣処理装置1に備えられたテープセット部80の構成例を後方側から見た斜視図である。図3(1)はテープリール52からテープT1が繰り出される状態の斜視図、図3(2)はテープリール53からテープT2が繰り出される状態の斜視図である。
図3(1)(2)を参照して、テープセット部80は、ベース板81を備え、ベース板81にはたとえばその前方寄りにリールテープセット板82が立設されている。リールテープセット板82の左右両側面に、リールテープ52、53が、それぞれ、その中心軸が水平に左右方向を向くように取り付けられる。リールテープセット板82に関連して、リール駆動モータ83が備えられている。図示では、リールテープ53を駆動するためのリール駆動モータ83のみが現れているが、リールテープ52を駆動するためのリール駆動モータも備えられている。リールテープ52、53に対してそれぞれ個別にリール駆動モータを設けるのは、リールテープ52、53の繰り出しを択一的に行うため、リールテープ52、53の直径(外径)が使用に伴い変化するからである。つまり、リールテープ52、53を個別に回転させなければ、適切なテープ繰り出しが行えないことを考慮したものである。
また、リールテープ52、53を前方側に配置したのは、リールテープ52、53の交換が容易に行えるようにしたものである。なお、リールテープ52、53の交換時には、ベース板81が引き出されるので、リールテープ52、53を含むリール切り換え機構全体が前方へ引き出される。
リールテープ52が回転され、リールテープ52から繰り出されるテープT1は、出口ローラー84に案内され、ベース板81に沿って水平方向後方へ引き出され、方向切り換えローラー85に案内され、水平方向右向きに方向が切り換えられる。そしてその経路上に配置された引き出しローラー対86に上下から挟持され、右方向へ送り出される。
引き出しローラー対86はテープ送りモータ87により駆動される。引き出しローラー対86の出口側(図3(1)において右側)には、引き出しローラー対86から引き出されるテープの先端を検知するためのテープセンサ88が備えられている。
図3(1)では、リールテープ52から引き出されたテープT1を、引き出しローラー対86から受け取るために、引き出しローラー対86の出口側に隣接してローラー対61が位置している。このローラー対61は、既に説明した帯封機構54に設けられているローラー対(図2A(1)参照)である。ローラー対61は、専用のテープ送りモータ(ステッピングモータ)89により回転が制御される。
リールテープ53からのテープT2を繰り出すために、同様の機構が備えられている。すなわち、リールテープ53から引き出されるテープT2をベース板81に沿って略水平後方へ案内するための出口ローラー90、出口ローラー90に案内されて水平後方へ引き出されるテープT2の進行方向を略90°変更して水平右方向へ方向を変えるための方向切り換えローラー91、および方向が切り換えられたテープT2を引き出す引き出しローラー対92が設けられている。引き出しローラー対92はリールテープ52のための引き出しローラー対86と前後方向に同一軸線上に並ぶように配置されていて、引き出しローラー対86の後方側に位置しており、専用のテープ送りモータ93で回転される。引き出しローラー対92の出口側にも、引き出しローラー対92で引き出されるテープT2の先端を検知するためのテープセンサ94が備えられている。
この実施形態では、方向切り換えローラー85、91、引き出しローラー対86、92、テープ送りモータ87、93、テープセンサ88、94が共通の取り付けベース95上に設けられており、取り付けベース95を水平に前後にスライド移動させるためのシフト機構96が備えられている。シフト機構96は、ベース板81に固定されたフレーム97で保持されたシャフト98を含む。シャフト98はベース板81に平行に、水平に前後方向に延びている。そしてこのシャフト98に案内されて水平に前後方向に移動する移動ブロック99が設けられている。移動ブロック99にはスライド用モータ100により駆動される駆動チェーン101がつながれている。スライド用モータ100が回転されると、駆動チェーン101が動き、駆動チェーン101に接続された移動ブロック99がシャフト98に案内されて水平に前後方向に移動する。
この移動ブロック99には取り付けベース95が連結されており、移動ブロック99の移動に伴って、取り付けベース95が前後方向に水平にスライド移動される。
以上のような構成であるから、スライド用モータ100の回転を制御することにより、取り付けベース95を水平に前後方向にスライド移動させ、取り付けベース95上に備えられた引き出しローラー対86をローラー対61に臨ませた状態(図3(1)の状態)と、引き出しローラー対92をローラー対61に臨ませた状態(図3(2)の状態)とに切り換えることができる。よって、リールテープ52のテープT1を繰り出すか、リールテープ53のテープT2を繰り出すかを切り換えることができる。
このように、この実施形態では、シフト機構96によってテープを切り換えるための切り換え手段が構成されている。
そして、テープ切り換え手段は、リールテープ52、53は固定されたまま、それらリールテープ52、53からテープT1、T2を引き出すための引き出しローラー対86、92、テープ送りモータ87、93、方向切り換えローラー85、91をスライド移動により切り換える構成である。よって、テープ切り換えのための機構が簡素で、しかも小型の構成とすることができる。
特に、この実施形態では、リールテープ52、53から繰り出されるテープT1、T2を方向切り換えローラー85、91により繰り出し方向を略90°転換しているので、リールテープ52、53自体を固定したまま、帯封機構54へ与えるテープの切り換えが良好に行える。
図3に示す実施形態では、リールテープ52、53からテープT1、T2を択一的に引き出す構成を説明したが、リールテープが3巻以上ある場合でも、それぞれのリールテープに対して方向切り換えローラー、引き出しローラー対およびテープ送りモータを設けることにより、対応することが可能である。
<テープ切り換え手段の他の実施形態>
図4は、この発明の他の実施形態に係るテープ切り換え手段の構成の概要を示す斜視図である。
テープ切り換え手段102は、配置された複数のリールテープ全体を一体的にスライドさせる構成としてもよい。より具体的には、複数巻のリールテープ103、104、105、106…を、中心軸107が水平に直線上に並ぶように配置する。そして、各リールテープ103〜106に個別に設けられた引き出しローラー対108、109、110、111までを共通の取り付け部材(図示せず)に配置し、複数のリールテープ103〜106およびそれに対応付けられた引き出しローラー対108〜111を、軸107の方向に、水平に一体的にスライド移動可能な構成とする。
かかる構成により、引き出しローラー対108〜111のいずれかを択一的に帯封機構54のローラー対61に臨ませることができる。よって、所望のテープを用いて集積紙幣束を帯封することができる。
この場合においては、複数のリールテープ103〜106をスライド移動させることになるが、複数のリールテープ103〜106から引き出されたテープは、リールテープ103〜106近傍に配置された引き出しローラー対108〜111により引き出される構成であり、複数のリールテープ全体をスライド移動させるために大きな配置空間が占有されるわけではなく、比較的コンパクトな構成とすることが可能である。
<制御回路ブロック>
図5は、紙幣処理装置1の特徴となる制御動作を実行するための制御回路ブロック図であり、この発明の特徴となる動作に必要な構成のみが示されている。
紙幣処理装置1には、マイクロコンピュータ等で構成された制御部120が備えられている。制御部120は、識別ユニット6から与えられる紙幣の識別情報に基づいて、搬送路7〜10における紙幣搬送を制御する。また、搬送装置55(図1B参照)を制御し、集積部32〜36に集積された紙幣を取り出し、帯封機構54へ搬送するように制御する。制御部120は、さらに、帯封装置51の制御を行う。帯封装置51には、シフト機構96(図3参照)および帯封機構54(図2A、図2B参照)が含まれており、これらが制御部120で制御されることにより、集積紙幣が所定のテープで帯封される。
<制御動作>
次に、たとえば米国の金融機関において、回収されたドル紙幣を紙幣処理装置1で整理する場合の動作を例にとって、紙幣処理装置1の制御動作について説明をする。
米国の金融機関では、回収された紙幣を100枚単位で集積し、予め定める色のテープで帯封するという決まりになっている。たとえば、20ドル紙幣は紫色、10ドル紙幣は黄色、5ドル紙幣は赤色という具合である。
そこでこの実施形態に係る紙幣処理装置1では、制御部120により、搬送路7〜10と、搬送装置55および帯封装置51(シフト機構96、帯封機構54)を以下のように制御することによって、効率良くたとえば20ドル紙幣の帯封ができるように動作する。
図6の流れに従い、図1A、1B、図3および図5を参照して説明する。
制御部120は、識別ユニット6が識別した紙幣情報として、20ドルが取り込まれたことを判別すると(ステップS1)、この20ドルを集積する集積部として、たとえば集積部32を設定する(ステップS2)。そして識別された20ドル紙幣が集積部32へ搬送されるように、搬送路7〜10の分岐爪18、21、23〜26を切り換え、また搬送路31の分岐爪41を切り換えて、集積部32に20ドル紙幣を集積する。
そして集積部32に集積された20ドル紙幣が100枚に達したことを判別すると(ステップS3でYES)、制御部120は、搬送装置55を駆動させ、集積部32に集積された100枚の20ドル紙幣を帯封機構54へ搬送させる(ステップS4)。
制御部120は、上述した図6(1)の制御と並行して、帯封装置51を図6(2)に示すように制御する。
まず、制御部120は、テープセット部80において、リールテープ52のテープT1が帯封機構54へ与えられるようになっているか否かの判別をする(ステップS11)。すなわち、この実施形態では、リールテープ52のテープT1が繰り出される状態がホームポジション(HP)と設定されており、通常繰り出されるテープは、リールテープ52のテープT1と設定されている。
このため、制御部120は、テープセット部80がホームポジションでないとき、すなわち図3(2)に示すように、リールテープ53のテープT2が搬送機構54へ与えられるようになっている場合には、テープセット部80を図3(2)から図3(1)の状態になるように切り換える(ステップS12)。
ホームポジションへの切り換えは、先に説明したように、シフト機構96により取り付けベース95全体をスライド移動させ、引き出しローラー対86がローラー対61に臨む位置に変位されることにより行われる。
ステップS11でテープセット部80がホームポジションか否かの判別がされ、テープセット部80がホームポジションでない場合には、ステップS12でテープセット部80がホームポジションにセットされるから、帯封のために繰り出されるテープは、予め定められた20ドル紙幣を束ねるためのテープとしておくことができ、帯封処理の開始がスムーズになる。
次に、制御部120は20ドルの帯封か否かの確認を行った後(ステップS13)、20ドルの帯封の場合には、帯封機構54を動作させて帯封準備を行わせる(ステップS14)。そして搬送装置55により20ドル紙幣100枚が搬送されてくると(ステップS15)、帯封機構54によりそれを受け取らせ、帯封処理を行わせる(ステップS16)。そして帯封された紙幣束が搬出される(ステップS17)。
この実施形態では、たとえば図3に示すように、テープセット部80には2巻のリールテープ52、53、換言すれば、帯封する紙幣の種類分のリールテープをセットできる構成である。このように2巻しかリールテープがセットできない場合において、帯封する紙幣が20ドルに限られているような場合には、2巻のリールテープを、同一種類の20ドル用のリールテープとしてもよい。
一方、図4に示すように、リールテープが3巻以上セット可能な場合には、使用頻度の高いたとえば20ドル用のリールテープを2巻または3巻(複数巻)セットしておき、使用頻度の低いリールテープは1巻だけセットするという使用の仕方をしてもよい。
その場合において、使用頻度の高いリールテープが常に繰り出し位置になるように、テープセット部のホームポジションを設定しておけば、使用頻度の高いテープをスムーズに繰り出すことができ、迅速な帯封処理を実現することができる。
また、ホームポジションの位置にしたとき、繰り出されるリールテープを交換し易い配置構造(たとえば、ホームポジションのリールテープが、テープ交換時に引き出した際に、手前に来るようにする等)とすることにより、使用頻度の高いリールテープを交換し易い状態に設置することができる。かかる構成により、テープ交換の容易な紙幣処理装置とすることができる。
上述の実施形態においては、紙幣の額(金種)に応じて、帯封するテープの色を変える構成としたが、金種ではなく、たとえば正券と損券とにより、帯封するテープの色を切り換える構成としてもよい。具体的に説明すると、汚れや皺の少ない紙幣、すなわち正券と、汚れや皺の多い紙幣、すなわち損券とで、帯封するテープの色を切り換える構成としてもよい。たとえば、正券は白色テープで、損券は赤色テープで帯封する構成としてもよい。
さらに、紙幣が偽札か、本物かを識別し、紙幣の真偽に応じて、帯封するテープの色を切り換えてもよい。たとえば、偽札は黒色テープで帯封し、本物は白色テープで帯封する構成としてもよい。
さらに、複数の国の紙幣を識別して帯封することも可能である。たとえば、複数の国の紙幣を、国毎に分類し、国毎に色の異なるテープで帯封するように、テープを切り換える構成とすることもできる。
そして、この発明によれば、帯封するテープを切り換えることによって、紙幣束を帯封しているテープの色により、一目で紙幣束の種類を見分けられるという効果を奏する。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。

Claims (6)

  1. 紙幣を処理するための紙幣処理装置であって、
    紙幣の種類を識別するための識別手段と、
    前記識別手段で識別された所定の種類の紙幣を集積するための集積手段と、
    前記集積手段で集積された紙幣を帯封するための一つの帯封手段とを備え、
    前記帯封手段は、
    複数のリールテープをセットするためのテープセット部と、
    前記テープセット部にセットされたいずれかのリールテープから引き出したテープを用いて集積された紙幣を帯封するための帯封機構と、
    前記識別手段によって識別された紙幣の種類に応じて、前記テープセット部から帯封機構へと与えるテープを切り換えるためのテープ切り換え手段と、
    を含むことを特徴とする、紙幣処理装置。
  2. 前記テープ切り換え手段は、
    前記テープセット部にセットされるリールテープごとに対応して設けられた複数のテープ繰り出し機構と、
    前記複数のテープ繰り出し機構を一体的にスライド移動させ、いずれか1つのテープ繰り出し機構を前記帯封機構に臨ませるシフト機構と、
    を含むことを特徴とする、請求項1記載の紙幣処理装置。
  3. 前記複数のテープ繰り出し機構は、それぞれ、リールテープから繰り出されるテープの繰り出し方向を略90°転換する転換経路を有することを特徴とする、請求項2記載の紙幣処理装置。
  4. 前記シフト機構は、前記テープセット部および複数のテープ繰り出し機構を一体的にスライドさせることを特徴とする、請求項2記載の紙幣処理装置。
  5. 前記帯封手段で帯封する紙幣のうち、予め定める種類の紙幣を帯封するために、前記テープセット部には、同一種類のリールテープが複数個セットされることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の紙幣処理装置。
  6. 前記予め定める種類の紙幣を帯封するテープは、常時、前記帯封機構へ与えられる位置にされていることを特徴とする、請求項5記載の紙幣処理装置。
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