JP5235648B2 - 発光装置及びこれを用いた照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子を備えた発光装置及び照明装置に関するものである。発光装置及び照明装置は、例えば、電子ディスプレイ用のバックライト電源、蛍光ランプに好適に用いることができる。
従来から、発光素子を備えた発光装置は、発光効率の向上が求められている。そこで、特許文献1に記載されているように、主面を有する基体と、該基体の主面上に配設された発光素子と、基体及び発光素子上に配設された透光性部材とを備えた発光装置が提案されている。特許文献1においては、透光性部材により発光素子が封止されていることにより発光素子が外気に触れて劣化することを抑制している。
特開2001−210936号公報
特許文献1に記載されているように、透光性部材を備えることにより発光素子が変性することを抑制できるので、発光効率の向上を図ることができる。一方、発光装置の使用時においては、発光素子が発熱するため基体及び透光性部材が熱膨張する。そして、基体と透光性部材の熱膨張係数が異なるため、基体と透光性部材との界面に反りが生じて、発光装置が変形する可能性がある。特に、基体と透光性部材の側端部に近いほど上記の反りに起因して大きな応力が加わる可能性があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、発光装置の変形を抑制して、発光効率を向上させた発光装置及びこれを用いた照明装置を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、主面を有する基体と、該基体の主面上に配設された発光素子と、前記基体の主面上に位置して前記発光素子を被覆する透光性部材とを備えている。そして、前記基体の主面に対して垂直な前記透光性部材の断面において、前記透光性部材は、前記主面と平行な方向の中心領域に空隙を有し、前記透光性部材の側端部領域の空隙率が前記中心領域の空隙率よりも大きくなっている。
本発明の発光装置によれば、基体の主面に対して垂直な透光性部材の断面において、透光性部材は、基板の主面と平行な方向の中心から側端部に向かって空隙率が大きくなる形状である。空隙を有していることによって熱が流れにくくなる。そして、中心における空隙率よりも側端部における空隙率が大きいため、透光性部材の中心から側端部へ向かって熱が流れにくくなっている。このため、基体と透光性部材の側端部に大きな応力が加わることを抑制できる。結果として、発光装置の変形を抑制できるので、発光装置の耐久性を向上させることができる。
以下、本発明の発光装置について図面を用いて詳細に説明する。
図1〜3に示すように、本発明の第1の実施形態にかかる発光装置1は、主面を有する基体3と、基体3の主面上に配設された発光素子5と、基体3の主面上に位置して発光素子5を被覆する透光性部材7とを備えている。
そして、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、透光性部材7は、主面と平行な方向の中心から側端部に向かって空隙率が大きくなっている。特に、本実施形態にかかる発光装置1では、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、透光性部材7が、中心領域7aにおける空隙率が側端部領域7bにおける空隙率よりも小さい形状となっている。
このように、中心における空隙率よりも側端部における空隙率が大きいため、透光性部材7の中心から側端部へ向かって熱が流れにくくなっている。そのため、基体3と透光性部材7の側端部に大きな応力が加わることを抑制できる。結果として、発光装置1の変形を抑制できるので、発光装置1の耐久性を向上させることができる。なお、本実施形態において、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面における透光性部材7の中心とは、主面と平行な方向における透光性部材7の幅の中心を意味している。
基体3としては、例えば、アルミナセラミックス、窒化アルミニウム焼結体、ムライト質焼結体、ガラスセラミックスのようなセラミックス、又は、エポキシ樹脂のような樹脂を用いることができる。また、セラミックスの上に樹脂を重ねた積層体であってもよい。セラミックスの上に樹脂を積層した積層体を用いることにより、発光装置1の耐久性を向上させることができる。発光素子5に通電すると、発光素子5は、発光すると同時に発熱する。また、樹脂は、セラミックスと比較して弾性変形しやすい。そのため、セラミックスにより基体3の強度を向上させつつ、樹脂により発光素子5の発熱により生じる熱応力を吸収することができるからである。
本実施形態にかかる発光装置1は、基体3の主面上であって、透光性部材7の中心と接するように配設された発光素子5を備えている。発光素子5としては、駆動電力により光を発生させることのできる素子を用いればよい。例えば、半導体材料からなる発光ダイオードを用いることができる。具体的には、GaAs、GaN或いはAlNを主成分とする発光ダイオードを用いることができる。発光素子5は通電部材8を介して外部電源より通電されることにより発光することができる。通電部材8は、基体3の主面上に配設すればよい。また、基体3に主面から裏面にかけて孔部を形成し、この孔部を介して基体3の裏面上に通電部材8を配設してもよい。
本実施形態にかかる発光装置1は、基体3の主面上に位置して発光素子5を被覆する透光性部材7を備えている。透光性部材7を備えていることにより、発光素子5が外気に触れることが抑制されるので、発光素子5の劣化を抑制することができる。透光性部材7としては、光透過性の高いものを用いることが好ましく、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂のような透明樹脂を用いることができる。
本実施形態における透光性部材7は、複数の空隙9を有しており、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、透光性部材7は、基体3の主面と平行な方向の中心から側端部に向かって空隙率が大きくなっている。具体的には、本実施形態にかかる発光装置1では、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、透光性部材7が、中心領域7aにおける空隙率が側端部領域7bにおける空隙率よりも小さい形状となっている。
なお、本実施形態にかかる発光装置1においては、図2に示すように、基体3の主面に対して平行な方向における透光性部材7の幅の中心1/2に位置する透光性部材7の部分を中心領域7aとし、この中心領域7aを除く部分を側端部領域7bとしている。
また、本実施形態における空隙率は、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面における断面積全体に対する空隙9の面積の総和の比率を意味している。そのため、例えば、中心領域7aにおける空隙率とは、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面における中心領域7aの面積に対する空隙9の面積の総和の比率を意味している。また、側端部領域7bにおける空隙率とは、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面における側端部領域7bの面積に対する空隙9の面積の総和に比率を意味している。
また、本実施形態にかかる発光装置1のように、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、中心領域7aにおける空隙9の平均径が、側端部領域7bにおける空隙9の平均径よりも小さいことが好ましい。これは、以下の理由によって、熱伝達のばらつきを小さくすることができると同時に、熱応力を緩和する効果を高めることができるからである。
中心領域7a及び側端部領域7bにおける空隙9の平均径は、例えば、以下のようにして評価することができる。まず、中心領域7a及び側端部領域7bのそれぞれにおいて無作為に部分領域を抽出する。次に、抽出された部分領域内に位置する空隙9における基体3の主面に対して平行な方向における幅を測定する。そして、中心領域7aにおける各空隙9の幅の平均値及び側端部領域7bにおけるにおける各空隙9の幅の平均値を算出する。このようにして中心領域7a及び側端部領域7bにおける空隙9の平均径を評価することができる。
中心領域7aにおいては発光素子5から放出される熱の伝達のばらつきを小さくすることが好ましいため、空隙9を小さくすることが好ましい。一方、中心領域7aと比較して側端部領域7bには大きな熱応力が加わるため、側端部領域7bには局所的に大きな熱応力が加わる可能性がある。従って、応力を吸収する効果を高めるため、空隙9のサイズを大きくすることが好ましい。本実施形態における透光性部材7は、側端部領域7bにおける空隙9の平均径が中心領域7aにおける空隙9の平均径よりも大きいため、発光素子5から放出される熱の伝達のばらつきを小さくすることができると同時に、局所的に大きな熱応力が加わった場合であっても、透光性部材7が損傷する可能性を小さくできる。
透光性部材7における熱の伝達を抑制するため、空隙9には、透光性部材7を構成する部材よりも熱伝導性の低い部材が充填されていても良い。しかしながら、応力を緩和させる効果を高めるため、空隙9には透光性部材7とは別の部材が充填されていない気孔とすることが好ましい。本実施形態における透光性部材7は、平板形状であるが、特にこれに限定されるものではない。例えば、半球形状であってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態にかかる発光装置1について説明をする。
図4に示すように、本実施形態にかかる発光装置1は、第1の実施形態にかかる発光装置1と比較して、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、中心領域7aにおける単位面積あたりの空隙9の数が、側端部領域7bにおける単位面積あたりの空隙9の数よりも少ないことを特徴としている。
本実施形態にかかる透光性部材7は、側端部領域7bにおける単位面積あたりの空隙9の数が、中心領域7aにおける単位面積あたりの空隙9の数よりも多いため、透光性部材7の中心から側端部へ向かって熱を流れにくくすることができると同時に、側端部領域7bにおける熱の伝達のばらつきを小さくすることができる。そのため、側端部領域7bに局所的に大きな熱応力が加わる可能性を小さくすることができる。
中心領域7a及び側端部領域7bにおける単位面積あたりの空隙9の数は、例えば、以下のようにして評価することができる。まず、中心領域7a及び側端部領域7bのそれぞれにおいて無作為に複数の部分領域を抽出する。次に、各部分領域における空隙9の数を測定する。そして、中心領域7aにおける各部分領域での空隙9の数の平均値及び側端部領域7bにおける各部分領域での空隙9の数の平均値を算出する。このようにして中心領域7a及び側端部領域7bにおける単位面積あたりの空隙9の数を評価することができる。
次に、本発明の第3の実施形態にかかる発光装置1について説明をする。
図5に示すように、本実施形態にかかる発光装置1は、第1の実施形態にかかる発光装置1と比較して、基体3の主面に対して垂直な透光性部材7の断面において、中心領域7aにおける基体3と対向する面の表面粗さが、側端部領域7bにおける基体3と対向する面の表面粗さよりも小さいことを特徴としている。
これにより、側端部領域7bに加わる応力をより小さくすることができる。中心領域7aにおける上記の表面粗さが、側端部領域7bにおける上記の表面粗さよりも小さいため、中心領域7aにおいて発光素子5から生じた熱を素早く基体3に伝達させることができるからである。
特に、側端部領域7bにおける透光性部材7と基体3との界面に位置する空隙9の数が、中心領域7aにおける透光性部材7と基体3との界面に位置する空隙9の数よりも多いことが好ましい。透光性部材7と基体3との界面に位置する空隙9により、透光性部材7と基体3の接合面に加わる応力を緩和させることができる。そして、このような空隙9が中心領域7aにおける上記の界面よりも側端部領域7bにおける上記の界面に多く位置していることにより、側端部領域7bにおける透光性部材7と基体3の接合面に加わる応力を緩和させることができるからである。
次に、本発明の第4の実施形態にかかる発光装置1について説明をする。
図6に示すように、本実施形態にかかる発光装置1は、第1の実施形態にかかる発光装置1と比較して、透光性部材7が、基体3の主面上に位置する下方透光性部材11と、下方透光性部材11の上に位置し、下方透光性部材11の空隙率よりも空隙率が小さい上方透光性部材13とを具備している。そして、下方透光性部材11と上方透光性部材13との界面が発光素子5の上面よりも基体3側に位置している。これにより、発光素子5から上方へ放射される光の散乱を抑制しつつも、基体3と透光性部材7の側端部に大きな応力が加わることを抑制できる。そのため、透光性部材7において吸収される光の量を抑制することができるので、発光装置1の発光効率を更に高めることができる。
特に、下方透光性部材11の屈折率が上方透光性部材13の屈折率よりも小さいことが好ましい。発光素子5から放射され、上方透光性部材13中を通って上方透光性部材13と下方透光性部材11の界面に入射する光を、この界面においてより確実に反射させることができるため、下方透光性部材11に入射する光の量をより少なくすることができる。そのため、下方透光性部材11中に位置する空隙9で光が散乱されることを抑制できる。結果として、透光性部材7において吸収される光の量を抑制することができるので、発光装置1の発光効率を更に高めることができる。
次に、本発明の第5の実施形態にかかる発光装置1について説明をする。
図7に示すように、本実施形態にかかる発光装置1は、第1の実施形態にかかる発光装置1と比較して、透光性部材7上に配設された蛍光体層15を更に備えている。そして、透光性部材7が、蛍光体層15と対向する面における表面粗さが基体3と対向する面における表面粗さよりも小さいことを特徴としている。
透光性部材7の基体3と対向する面における表面粗さが相対的に大きいため、透光性部材7と基体3との間に生じる応力を緩和させる効果を高めることができる。また、透光性部材7の蛍光体層15と対向する面における表面粗さが相対的に小さいため、透光性部材7と蛍光体層15との界面における光の散乱を抑制することができる。そのため、基体3と透光性部材7の側端部に大きな応力が加わることを抑制しつつ、さらに、発光装置1の輝度ムラが生じることを抑制することができる。
次に、本発明の第6の実施形態にかかる発光装置1について説明をする。
図8、9に示すように、本実施形態にかかる発光装置1は、透光性部材7として、主面を有する基体3と、基体3の主面上に配設された発光素子5と、基体3の主面上に位置して発光素子5を被覆する第1の透光性部材17と、基体3の主面上であって第1の透光性部材17の側面を取り囲むように位置し、第1の透光性部材17の空隙率よりも大きい空隙率を有する第2の透光性部材19とを備えている。
このように、相対的に端部側に位置する第2の透光性部材19の空隙率が、相対的に中心側に位置する第1の透光性部材17の空隙率よりも大きいため、第1の透光性部材17から第2の透光性部材19へ向かって熱が流れにくくなっている。言い換えれば、第1の透光性部材17及び第2の透光性部材19からなる透光性部材7において、透光性部材7の中心から側端部へ向かって熱が流れにくくなっている。そのため、基体3と透光性部材7の側端部に大きな応力が加わることを抑制できる。結果として、発光装置1の変形を抑制できるので、発光装置1の耐久性を向上させることができる。
つまり、本実施形態における第1の透光性部材17が、第1の実施形態における透光性部材7の中心領域7aに対応し、本実施形態における第2の透光性部材19が、第1の実施形態における透光性部材7の側端部領域7bに対応するものであると考えることができる。
そのため、第2の実施形態と同様に、基体3の主面に対して垂直な第1の透光性部材17及び第2の透光性部材19の断面において、第1の透光性部材17における単位面積あたりの空隙9の数が、第2の透光性部材19における単位面積あたりの空隙9の数よりも少ないことが好ましい。
また、第3の実施形態と同様に、基体3の主面に対して垂直な第1の透光性部材17及び第2の透光性部材19の断面において、第1の透光性部材17における基体3と対向する面の表面粗さが、第2の透光性部材19における基体3と対向する面の表面粗さよりも小さいことが好ましい。
ただし、第1の実施形態においては、基体3の主面に対して平行な方向における透光性部材7の幅の中心1/2に位置する透光性部材7の部分を中心領域7aとし、この中心領域7aを除く部分を側端部領域7bとしているが、本実施形態においては、第1の透光性部材17及び第2の透光性部材19はこれに限られるものではない。
第1の透光性部材17と第2の透光性部材19とは、接着材層(非図示)を介して接合することができる。このとき、接着材層としては、第1の透光性部材17及び第2の透光性部材19を構成する主成分の屈折率と略同等の成分を主成分とすることが好ましい。これにより、第1の透光性部材17と第2の透光性部材19との間で光が反射することを抑制できるからである。
また、透光性部材7が半球形状である場合には、透光性部材7が、基体3の主面上に位置して発光素子5を被覆する第1の透光性部材17と、この第1の透光性部材17を被覆し、第1の透光性部材17の空隙率よりも大きい空隙率を有する第2の透光性部材19とを備えていることが好ましい。透光性部材7の中心から側端部へ向かって熱を流れにくくすることができると同時に、基体3の主面に対して垂直な方向に加わる応力と基体3の主面に対して平行な方向に加わる応力とのばらつきを小さくすることができるからである。これにより、透光性部材7の外表面に局所的に大きな熱応力が加わる可能性を小さくできる。
なお、本実施形態においては、透光性部材7が、第1の透光性部材17と第2の透光性部材19からなるが、第1の透光性部材17と第2の透光性部材19との間に位置し、第1の透光性部材17の空隙率よりも大きく、第2の透光性部材19の空隙率よりも小さい空隙率を有する第3の透光性部材7を更に備えていてもよい。
次に、本発明の第7の実施形態にかかる発光装置1について説明をする。
図10に示すように、本実施形態の発光装置1は、基体3の主面上であって発光素子5を取り囲むように位置し、内周面が発光素子5から発光される光を反射する反射面である枠状の反射部材21を備えている。上記のような反射部材21を備えることにより、発光素子5から放出された光を集光して、所望の光出射方向へ放出することができる。
反射部材21としては、発光素子5と対抗する面(図10では内側面)における光の反射率が高いものであれば良く、例えば、Al,Fe−Ni−Co合金などの金属を用いることができる。また、アルミナセラミックスなどのセラミックス及びエポキシ樹脂などの樹脂の表面に、Al,Ag,Au,Pt,Ti,Cr,Cuなどの反射率の高い金属薄膜が配設されたものを反射部材21として用いることもできる。さらに、金属薄膜としてAg,Cuのように腐食しやすい部材を用いる場合には、金属薄膜の表面をNiのような腐食しにくい部材で被覆することが好ましい。
次に、本発明の一実施形態にかかる照明装置について説明する。
図11に示すように、本実施形態の照明装置23は、上記の実施形態に代表される発光装置1と、発光装置1が搭載される搭載板25と、発光装置1に通電する電気配線27と、発光装置1から出射される光を反射する光反射手段29とを備えている。
本実施形態の照明装置23における発光装置1は搭載板25上に載置される。このとき、図11に示すように、本実施形態の照明装置23は、下方を照明するように形成されているため、発光装置1は発光素子5が基体3よりも下方に位置するようにして、搭載板25上に載置される。本実施形態の照明装置23においては、電気配線27を通じて発光装置1に通電することにより、発光素子5が光を射出する。そして、光反射手段29により、上記射出された光を反射させることで所望の方向を照らす照明装置23として機能する。
照明装置23は、発光装置1を一つのみ備えていてもよく、また、図11に示すように、複数備えていても良い。また、発光装置1を複数備えている場合には、各発光装置1を電気配線27により、直列配置としても、並列配置としても良い。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を行うことは何ら差し支えない。
本発明の第1の実施形態にかかる発光装置を示す斜視図である。 図1に示す実施形態の断面図である。 図1に示す実施形態の平面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる発光装置を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる発光装置を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態にかかる発光装置を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態にかかる発光装置を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態にかかる発光装置を示す斜視図である。 図8に示す実施形態の断面図である。 本発明の第7の実施形態にかかる発光装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる照明装置を示す斜視断面図である。
符号の説明
1・・・発光装置
3・・・基体
5・・・発光素子
7・・・透光性部材
7a・・・中心領域
7b・・・側端部領域
8・・・通電部材
9・・・空隙
11・・・下方透光性部材
13・・・上方透光性部材
15・・・蛍光体層
17・・・第1の透光性部材
19・・・第2の透光性部材
21・・・反射部材
23・・・照明装置
25・・・搭載板
27・・・電気配線
29・・・光反射手段

Claims (10)

  1. 主面を有する基体と、該基体の主面上に配設された発光素子と、前記基体の主面上に位置して前記発光素子を被覆する透光性部材とを備え、
    前記基体の主面に対して垂直な前記透光性部材の断面において、前記透光性部材は、前記主面と平行な方向の中心領域に空隙を有し、前記中心領域から前記透光性部材の側端部に向かって空隙率が大きくなることを特徴とする発光装置。
  2. 主面を有する基体と、該基体の主面上に配設された発光素子と、前記基体の主面上に位置して前記発光素子を被覆する透光性部材とを備え、
    前記基体の主面に対して垂直な前記透光性部材の断面において、前記透光性部材は、中心領域に空隙を有し、前記中心領域における空隙率が側端部領域における空隙率よりも小さいことを特徴とする発光装置。
  3. 前記透光性部材は、前記基体の主面上に位置して前記発光素子を被覆する第1の透光性部材と、前記基体の主面上であって前記第1の透光性部材の側面を取り囲むように位置し、前記第1の透光性部材の空隙率よりも大きい空隙率を有する第2の透光性部材とを具備していることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記基体の主面に対して垂直な前記透光性部材の断面において、前記中心領域における空隙の平均径が、前記側端部領域における空隙の平均径よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の発光装置。
  5. 前記基体の主面に対して垂直な前記透光性部材の断面において、前記中心領域における単位面積あたりの空隙の数が、前記側端部領域における単位面積あたりの空隙の数よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の発光装置。
  6. 前記基体の主面に対して垂直な前記透光性部材の断面において、前記中心領域における前記基体と対向する面の表面粗さが、前記側端部領域における前記基体と対向する面の表面粗さよりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の発光装置。
  7. 前記透光性部材は、前記基体の主面上に位置する下方透光性部材と、該下方透光性部材上に位置し、前記下方透光性部材の空隙率よりも空隙率が小さい上方透光性部材とを具備し、前記下方透光性部材と前記上方透光性部材との界面が前記発光素子の上面よりも前記
    基体側に位置することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の発光装置。
  8. 前記下方透光性部材の屈折率が前記上方透光性部材の屈折率よりも小さいことを特徴とする請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記透光性部材上に配設された蛍光体層を更に備え、前記透光性部材は、前記蛍光体層と対向する面における表面粗さが前記基体と対向する面における表面粗さよりも小さいことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の発光装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1つに記載の発光装置と、前記発光装置が搭載される搭載板と、前記発光装置に通電する電気配線と、前記発光装置から出射される光を反射する光反射手段とを備えた照明装置。
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