JP5231846B2 - 車載調光装置、透過率制御方法およびプログラム - Google Patents

車載調光装置、透過率制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両の窓部に取り付けた透過率可変ガラスの透過率を制御する技術に関する。
従来、自動車のウィンドウガラスの透明度を制御する技術として、乗物用ウィンドウガラスの調光制御装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この従来の調光装置では、乗物の所在位置が特定領域に属していると判定され、かつ、乗物の移動速度がゼロであると判定された場合に限って、調光ガラスの透過率を小さくする(不透明な状態にする)制御が行われる。例えば、停車中に車内で食事をとったり、睡眠をとったりするような場合に、車両が所定の場所(特定領域)に到着すると、ウィンドウが不透明な状態に切り換えられ、プライバシーが守られる。
特開2007−326526号公報(第5−7頁、第1図)
しかしながら、従来の調光制御装置では、プライバシー保護という観点でしか透過性可変ガラスが用いられていない。一方、ユーザからのニーズには、上記のようなプライバシー保護のほかにも様々な要望があり、例えば、ウィンドウガラスの一部の透過率を自由に変化させるなど、更なる利便性の向上が求められている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、利便性を向上することのできる車載調光装置を提供することを目的とする。
本発明の車載調光装置は、車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスに対する接触動作におけるユーザの接触位置を検出する接触位置検出手段と、前記接触位置の検出に基づいて、前記接触位置における前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる透過率接触制御を行う接触制御手段と、を備えている。
これにより、車両の窓部に取り付けた透過率可変ガラスに対してユーザが接触動作を行うと、ユーザの接触位置の透過率が変化する透過率接触制御(単に接触制御ともいう)が行われる。この接触制御により、ユーザは車両の窓部の透過率を自由に変化させることができ、利便性が向上する。
また、本発明の車載調光装置は、前記車両に関連する情報を取得する情報取得手段と、前記情報に基づいて、前記車両に関連する異常状態を検知する異常検知手段と、前記異常状態の検知に基づいて、前記透過率接触制御より優先して前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる透過率優先制御を行う優先制御手段と、を備えてもよい。
これにより、車両に関連する異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラスの透過率を変化させる透過率優先制御(単に優先制御ともいう)が行われる。例えば、車両に関する異常が検知されたときには、透過率可変ガラスの透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
また、本発明の車載調光装置では、前記情報取得手段は、前記車両自体の状態を示す車両情報を取得する車両センサを含み、前記異常検知手段は、前記車両情報に基づいて、前記車両自体の異常状態を検知する車両異常検知手段を含み、前記優先制御手段は、前記車両自体の異常状態を検知に基づいて、前記透過率優先制御を行ってもよい。
これにより、車両センサによって車両自体の異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラスの透過率を変化させる優先制御が行われる。例えば、車両の加速度の急激な変化に基づいて衝突事故が検知されると、透過率可変ガラスの透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
また、本発明の車載調光装置では、前記情報取得手段は、前記車両の運転者または同乗者の状態を示す生体情報を取得する生体センサを含み、前記異常検知手段は、前記生体情報に基づいて、前記車両の運転者または同乗者の異常状態を検知する車内異常検知手段を含み、前記優先制御手段は、前記運転者または同乗者の異常状態を検知に基づいて、前記透過率優先制御を行ってもよい。
これにより、生体センサによって運転者や同乗者の異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラスの透過率を変化させる優先制御が行われる。例えば、運転者や同乗者の体温や心拍数などに異常が検知されると、透過率可変ガラスの透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
また、本発明の車載調光装置では、前記情報取得手段は、前記車両の周辺環境の状態を示す周辺情報を取得する周辺情報取得手段を含み、前記異常検知手段は、前記周辺情報に基づいて、前記車両の周辺環境の異常状態を検知する車外異常検知手段を含み、前記優先制御手段は、前記周辺環境の異常状態を検知に基づいて、前記透過率優先制御を行ってもよい。
これにより、周辺情報取得手段によって車両の周辺環境の異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラスの透過率を変化させる優先制御が行われる。例えば、車両の走行している地域での地震情報や事故情報などが検知されると、透過率可変ガラスの透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
また、本発明の車載調光装置は、前記車両が走行状態であるか停止状態であるかを判定する走行停止判定手段と、前記車両が停止状態であると判定された場合には前記接触制御を許可し、前記車両が走行状態であると判定された場合には前記接触制御を許可しない許否制御を行う許否制御手段と、を備えてもよい。
これにより、車両が走行中のときには、ユーザの接触制御が制限され、安全性が向上するとともに、車両が停車中のときには、ユーザの接触制御が許可され、利便性が向上する。
また、本発明の車載調光装置では、前記車両の窓部は、前記窓部の位置または役割に応じたエリアに分類されており、前記窓部のエリアごとに前記透過率可変ガラスの透過率を変化させるエリア制御手段を備えてもよい。
これにより、窓部の位置または役割に応じて、窓部のエリアごとに透過率可変ガラスの透過率を変化させるエリア制御が行われる。例えば、フロントガラス、サイドガラスごとに透過率を個別に変更することができる。このようなエリア制御により、利便性が向上する。
また、本発明の車載調光装置は、前記接触位置の連続的な検出に基づいて、前記透過率可変ガラスに描画された環状パターンを検出するパターン検出手段と、前記環状パターンの内部の前記透過率可変ガラスの透過率を変化させるパターン制御手段と、を備えてもよい。
これにより、透過率可変ガラスにユーザが環状パターンを描画すると、その環状パターンの内部の透過率を変化させるパターン制御が行われる。例えば、透過率可変ガラスに円形のパターンを描画すると、その円形のパターンの内部の透過率を100%にするようなパターン制御が行われる。このようなパターン制御により、利便性が向上する。
また、本発明の車載調光装置は、前記車両の外部の通信手段から送信された強制制御信号に基づいて、前記透過率可変ガラスの透過率を強制的に変化させる強制制御手段を備えてもよい。
これにより、車両の外部から通信手段によって透過率可変ガラスの透過率を強制的に変化させることができる。例えば、駐車した車両からユーザが離れる際に、ユーザは、車上あらし等を防ぐために車両の外部から透過率可変ガラスの透過率を下げることができる。また、警察機関などは、不審な駐車車両の車内を外部から確認する際に、車両の外部から透過率可変ガラスの透過率を上げることができる。このような強制制御により、安全性が向上する。
本発明の透過率制御方法は、車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスの透過率を制御する方法であって、前記透過率可変ガラスに対する接触動作におけるユーザの接触位置を検出し、前記接触位置の検出に基づいて、前記接触位置における前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる。
この方法により、車両の窓部に取り付けた透過率可変ガラスに対してユーザが接触動作を行うと、ユーザの接触位置の透過率が変化する接触制御が行われる。この接触制御により、ユーザは車両の窓部の透過率を自由に変化させることができ、利便性が向上する。
本発明の透過率制御プログラムは、車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスの透過率を制御するプログラムであって、
コンピュータに、
前記透過率可変ガラスに対する接触動作におけるユーザの接触位置を検出する処理と、前記接触位置の検出に基づいて、前記接触位置における前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる処理と、を実行させる。
このプログラムによれば、車両の窓部に取り付けた透過率可変ガラスに対してユーザが接触動作を行うと、ユーザの接触位置の透過率が変化する接触制御が行われる。この接触制御により、ユーザは車両の窓部の透過率を自由に変化させることができ、利便性が向上する。
本発明によれば、ユーザの接触位置における透過率可変ガラスの透過率を変化させる接触制御手段を設けることにより、利便性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態の車載調光装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態の車載調光装置は、車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスの透過率を制御する機能を有している。この機能は、装置のメモリやHDDに格納されているプログラムによって実現される。
本実施の形態の車載調光装置を図1〜図4を用いて説明する。図1は、車載調光装置の構成を説明するためのブロック図である。図1に示すように、車載調光装置1は、車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラス2の透過率を変化させる機能を有する透過率制御部3を備えている。透過率可変ガラス2としては、例えば液晶パネルや有機ELパネルなどを用いた公知の透過率可変ガラス2が使用され、透過率制御部3は、例えば電圧制御を行うことにより光の透過率を変えることができるように構成されている。
図1に示すように、車載調光装置1は、透過率可変ガラス2にユーザが接触したときの接触位置を検出する接触位置検出センサ4を備えており、透過率制御部3は、検出された接触位置に基づいて、その接触位置の透過率を変化させる接触制御を行う接触制御部5を備えている。
図2は、接触制御の一例を示した図である。図2に示した例では、透過率可変ガラス2の略全体(透過率の変化していない箇所)は斜線で示されており、ユーザが接触した箇所(透過率が変化した箇所)は白抜きで示されている。例えば、透過率可変ガラス2の全体の透過率を低く設定しておき、ユーザが接触した箇所(接触位置)のみの透過率を高くするような接触制御が行われる。
また、図1に示すように、車載調光装置1は、車両に関する情報を取得する情報取得部6と、その情報に基づいて車両に関連する異常状態を検知する異常検知部7を備えており、透過率制御部3は、異常状態が検知されたときにユーザの接触制御より優先して透過率を変化させる優先制御を行う優先制御部8を備えている。
ここで、異常状態の検出と優先制御の内容について、図3を用いて詳細に説明する。図3は、情報取得部6と異常検知部7の構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報取得部6は、車両自体の状態を示す車両情報(燃料残量の情報、車両の速度や加速度の情報、エンジン状態の情報、タイヤ状態の情報など)を取得する車両センサ9を含んでいる。また、異常検知部7は、これらの車両情報に基づいて、車両自体の異常状態(燃料切れ、衝突事故、オーバーヒートやエンスト、タイヤバーストなど)を検知する車両異常検知部10を含んでいる。優先制御部8は、このような車両自体の異常状態が検知されたときには、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる優先制御を行う。
また、情報取得部6は、車両の運転者や同乗者の生体情報(体温、発汗量、心拍数、視線の動きなど)を取得する生体センサ11を含んでいる。また、異常検知部7は、これらの生体情報に基づいて、車内の運転者や同乗者の異常状態(発熱、失神など)を検知する車内異常検知部12を含んでいる。優先制御部8は、このような運転者や同乗者の異常状態が検知されたときには、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる優先制御を行う。
さらに、情報取得部6は、車両周辺の運転環境に関する周辺情報(地震情報、事故情報など)を取得する周辺情報取得部13を含んでいる。また、異常検知部7は、これらの周辺情報に基づいて、車外の周辺環境の異常状態(地震発生、事故発生など)を検知する車外異常検知部14を含んでいる。優先制御部8は、このような車外の周辺環境の異常状態が検知されたときには、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる優先制御を行う。
図1に戻って、車載調光装置1の説明を続ける。図1に示すように、車載調光装置1は、車両センサ9によって取得される車両情報(車両の速度の情報)に基づいて、車両が走行状態であるか停止状態であるかを判定する走行停止判定部15を備えており、透過率制御部3は、車両が停止状態である場合にのみ接触制御を許可し、車両が走行状態である場合には接触制御を許可しない許否制御を行う許否制御部16を備えている。
車両の窓部は、窓部の位置や役割に応じたエリア(フロントガラス、右前サイドガラス、左前サイドガラス、右後サイドガラス、左後サイドガラス、リアガラス、天井ガラスなど)に分割されている。透過率制御部3は、これらの窓部のエリアごとに透過率を変化させるエリア制御部17を備えている。
また、車載調光装置1は、透過率可変ガラス2にユーザが接触したときの接触位置を連続的に検出して、透過率可変ガラス2に描画された環状パターンを検出するパターン検出部18を備えており、透過率制御部3は、検出された環状パターンの内部の透過率を変化させるパターン制御部19を備えている。
図4は、パターン制御の一例を示した図である。図4に示した例では、透過率可変ガラス2の略全体(透過率の変化していない箇所)は斜線で示されており、ユーザが描画したパターンの箇所(透過率が変化した箇所)は白抜きで示されている。例えば、ユーザが円形パターンを描画すると、その円形パターンの内部の透過率を高くするようなパターン制御が行われる。
また、図1に示すように、車載調光装置1は、外部通信装置20から送信された強制制御信号を受信する強制制御信号受信部21を備えており、透過率制御部3は、その強制制御信号に基づいて、透過率可変ガラス2の透過率を強制的に変化させる強制制御部22を備えている。外部通信装置20は、車両の所有者や警察機関などの特別な権限を有する者のみが所持している。
以上のように構成された車載調光装置1について、図5を用いてその動作を説明する。ここでは、本発明の特徴であるユーザの接触制御と優先制御について説明する。
図5に示すように、ユーザが接触制御を行うときには、まず、走行停止判定部15において、車両が停止状態であるか否かの判定が行われる(S1)。この判定の結果、車両が走行中であると判定された場合には、許否制御によりユーザの接触制御が許可されない。
一方、判定の結果、車両が停止中であると判定された場合には、許否制御によりユーザの接触制御が許可され、接触制御部5によって接触制御が行われる(S2)。これにより、ユーザは、タッチパネル感覚で、透過率可変ガラス2の透過率を変化させることができる。なお、このとき、エリア制御やパターン制御が行われてもよい。
そして、異常検知部7によって車両や運転者等の異常状態が検知されると(S3)、優先制御部8によって優先制御が行われる(S4)。具体的には、透過率可変ガラス2の接触制御を停止し、透過率をすべて初期状態(例えば透過率100%)に変更する。
その後、異常検知部7によって車両や運転者等の異常状態が検知されなくなると(S5)、再度、車両が停止状態であるか否かの判定が行われ(S1)、車両が停止中であると判定されると接触制御が行われる(S2)。
なお、ここでは、車両の停止状態における接触制御と優先制御を例示して説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、これらの制御は、車両の走行状態で行われてもよい。
このような本実施の形態の車載調光装置1によれば、ユーザの接触位置における透過率可変ガラス2の透過率を変化させる接触制御部5と、車両の異常を検知したときに透過率可変ガラス2の透過率を優先的に変化させる優先制御部8を設けることにより、安全性および利便性を向上することができる。
すなわち、本実施の形態では、車両の窓部に取り付けた透過率可変ガラス2に対してユーザが接触動作を行うと、ユーザの接触位置の透過率が変化する透過率接触制御(単に接触制御ともいう)が行われる。この接触制御により、ユーザは車両の窓部の透過率を自由に変化させることができ、利便性が向上する。
また、透過率可変ガラス2を車両のウィンドウガラスに適用した場合には、車外から車内への視覚性(ウィンドウガラスの透過率)について、安全性の観点から制限が設けられる。これに対して、本実施の形態では、車両に関連する異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる透過率優先制御(単に優先制御ともいう)が行われる。例えば、車両に関する異常が検知されたときには、透過率可変ガラス2の透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
具体的には、車両センサ9によって車両自体の異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる優先制御が行われる。例えば、車両の加速度の急激な変化に基づいて衝突事故が検知されると、透過率可変ガラス2の透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
また、生体センサ11によって運転者や同乗者の異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる優先制御が行われる。例えば、運転者や同乗者の体温や心拍数などに異常が検知されると、透過率可変ガラス2の透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
さらに、周辺情報取得手段によって車両の周辺環境の異常状態が検知されると、ユーザの接触制御より優先して透過率可変ガラス2の透過率を変化させる優先制御が行われる。例えば、車両の走行している地域での地震情報などが検知されると、透過率可変ガラス2の透過率を100%にするような優先制御が行われる。このような優先制御により、車外から車内への視覚性が確保され、安全性が向上する。
また、本実施の形態では、車両が走行中のときには、ユーザの接触制御が制限され、安全性が向上するとともに、車両が停車中のときには、ユーザの接触制御が許可され、利便性が向上する。
また、本実施の形態では、窓部の位置または役割に応じて、窓部のエリアごとに透過率可変ガラス2の透過率を変化させるエリア制御が行われる。例えば、フロントガラス、サイドガラスごとに透過率を個別に変更することができる。このようなエリア制御により、利便性が向上する。
また、本実施の形態では、透過率可変ガラス2にユーザが環状パターンを描画すると、その環状パターンの内部の透過率を変化させるパターン制御が行われる。例えば、透過率可変ガラス2に円形のパターンを描画すると、その円形のパターンの内部の透過率を100%にするようなパターン制御が行われる。このようなパターン制御により、利便性が向上する。
また、本実施の形態では、車両の外部から外部通信装置20によって透過率可変ガラス2の透過率を強制的に変化させることができる。例えば、駐車した車両からユーザが離れる際に、ユーザは、車上あらし等を防ぐために車両の外部から透過率可変ガラス2の透過率を下げることができる。また、警察機関などは、不審な駐車車両の車内を外部から確認する際に、車両の外部から透過率可変ガラス2の透過率を上げることができる。このような強制制御により、安全性が向上する。
例えば、車両がパーキングの状態でないとき(走行状態のとき)には、透過率可変ガラス2の透過率が100%に変更される。なお、車両の走行中は、安全性を確保するために、透過率の変更は拒否される。
また、車両の状態に異常が発生したときや、事故が発生したときには、透過率可変ガラス2の透過率の変更はすべてキャンセルされ、透過率100%になる。これにより、車内の状態が外部から判断できるようになり、安全性が向上する。
また、車両の状態が停止状態のとき、ユーザは手を透過率可変ガラス2に接触させることによって、接触点に基づいた領域の透過率を可変させることができる。
また、全ての窓部の透過率を最低(例えば透過率0%)にして、完全なプライベートな空間を作ることが出来る。
また、ユーザは、手で透過率可変ガラス2の表面を触ることによって、接触した部分の透過率を変化させることが出来る。これにより、透過率可変ガラス2の一部分だけを透明にして、外を覗き見ることが可能となる。
また、車両の安全性を考慮して、走行中と停車中(ギアがパーキングにあるときなど)の状態に合わせて、変化させる透過率の範囲を変えることができる。
また、視覚的に外界と隔絶された車内に幼い子供が放置されることが無いように、車内に存在する生物の動きが判断できるような透過率制御を行うことができる。
また、ユーザが指で図形を描いたときに、図形内部の領域を塗りつぶす透過率制御を行うことができる。また、予め定義された形状や手順で透過率可変ガラス2を操作することにより、様々な形や模様で透過率を変化させることができる。
また、透過率のデフォルト値を100%として、交通事故を含む車の異常事態が発生した場合には、透過率をデフォルト値に戻すような透過率制御を行うことができる。
また、透過率可変ガラス2の位置や役割(屋根、フロントガラス、サイドガラスなど)ごとに透過率を個別に変更できる。
また、外部通信装置20を用いることにより、警察などが特定のデバイスを使って、強制的に透過率を変更(デフォルト値に戻すなど)することができる。また、外部通信装置20を用いることにより、権限を持つユーザーは、防犯のために、車の透過率を自在に変化させることができる。
さらに、透過率可変ガラス2をユーザが手でこすることにより、透過率を徐々に変化させてもよい。また、透過率可変ガラス2の透過率をグラデーションをつけて変化させてもよい。また、走行中の眩しさを低減させるように透過率を変化させてもよい。また、透過率可変ガラス2に文字や絵を描いて、車外の者とコミニュケーションをとることも可能である。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる車載調光装置は、ユーザの接触位置における透過率可変ガラスの透過率を変化させる接触制御手段を設けることにより、安全性および利便性を向上することができるという効果を有し、有用である。
本実施の形態における車載調光装置の構成を説明するためのブロック図である。 接触制御の一例を示した図である。 情報取得部と異常検知部の構成を示すブロック図である。 パターン制御の一例を示した図である。 本実施の形態における接触制御と優先制御の動作説明のためのフロー図である。
符号の説明
1 車載調光装置
2 透過率可変ガラス
3 透過率制御部
4 接触位置検出センサ
5 接触制御部
6 情報取得部
7 異常検知部
8 優先制御部
9 車両センサ
10 車両異常検知部
11 生体センサ
12 車内異常検知部
13 周辺情報取得部
14 車外異常検知部
15 走行停止判定部
16 許否制御部
17 エリア制御部
18 パターン検出部
19 パターン制御部
20 外部通信装置
21 強制制御信号受信部
22 強制制御部

Claims (9)

  1. 車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスに対する接触動作におけるユーザの接触位置を検出する接触位置検出手段と、
    前記接触位置の検出に基づいて、前記接触位置における前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる手動制御としての透過率接触制御を行う接触制御手段と、
    を備えた車載調光装置であって、
    さらに、前記車載調光装置は、
    前記車両の周辺の運転環境に関する周辺情報として、地震情報または事故情報を取得する周辺情報取得手段と、
    前記地震情報または前記事故情報に基づいて、前記車両の周辺環境の異常状態として地震発生または事故発生を検知する車外異常検知手段と、
    前記地震発生または前記事故発生の検知に基づいて、前記手動制御としての前記透過率接触制御より優先して前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる自動制御としての透過率優先制御を行う優先制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車載調光装置。
  2. 前記車両自体の状態を示す車両情報を取得する車両センサと、
    前記車両情報に基づいて、前記車両自体の異常状態を検知する車両異常検知手段と、
    を備え、
    前記優先制御手段は、前記車両自体の異常状態を検知に基づいて、前記透過率優先制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の車載調光装置。
  3. 前記車両の運転者または同乗者の状態を示す生体情報を取得する生体センサと、
    前記生体情報に基づいて、前記車両の運転者または同乗者の異常状態を検知する車内異常検知手段と、
    を備え、
    前記優先制御手段は、前記運転者または同乗者の異常状態を検知に基づいて、前記透過率優先制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車載調光装置。
  4. 前記車両が走行状態であるか停止状態であるかを判定する走行停止判定手段と、
    前記車両が停止状態であると判定された場合には前記接触制御を許可し、前記車両が走行状態であると判定された場合には前記接触制御を許可しない許否制御を行う許否制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車載調光装置。
  5. 前記車両の窓部は、前記窓部の位置または役割に応じたエリアに分類されており、
    前記窓部のエリアごとに前記透過率可変ガラスの透過率を変化させるエリア制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車載調光装置。
  6. 前記接触位置の連続的な検出に基づいて、前記透過率可変ガラスに描画された環状パターンを検出するパターン検出手段と、
    前記環状パターンの内部の前記透過率可変ガラスの透過率を変化させるパターン制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の車載調光装置。
  7. 前記車両の外部の通信手段から送信された強制制御信号に基づいて、前記透過率可変ガラスの透過率を強制的に変化させる強制制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の車載調光装置。
  8. 車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスの透過率を制御する方法であって、
    前記方法は、
    前記透過率可変ガラスに対する接触動作におけるユーザの接触位置を検出し、
    前記接触位置の検出に基づいて、前記接触位置における前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる手動制御としての透過率接触制御を行うことを含み、
    さらに、前記方法は、
    前記車両の周辺の運転環境に関する周辺情報として、地震情報または事故情報を取得し、
    前記地震情報または前記事故情報に基づいて、前記車両の周辺環境の異常状態として地震発生または事故発生を検知し、
    前記地震発生または前記事故発生の検知に基づいて、前記手動制御としての前記透過率接触制御より優先して前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる自動制御としての透過率優先制御を行うことを含むことを特徴とする透過率制御方法。
  9. 車両の窓部に取り付けられた透過率可変ガラスの透過率を制御するプログラムであって、
    前記プログラムは、コンピュータに、
    前記透過率可変ガラスに対する接触動作におけるユーザの接触位置を検出する処理と、
    前記接触位置の検出に基づいて、前記接触位置における前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる前記手動制御としての透過率接触制御を行う処理と、
    を実行させるものであり、
    さらに、前記プログラムは、前記コンピュータに、
    前記車両の周辺の運転環境に関する周辺情報として、地震情報または事故情報を取得する処理と、
    前記地震情報または前記事故情報に基づいて、前記車両の周辺環境の異常状態として地震発生または事故発生検知する処理と、
    前記地震発生または前記事故発生の検知に基づいて、前記手動制御としての前記透過率接触制御より優先して前記透過率可変ガラスの透過率を変化させる自動制御としての透過率優先制御を行う処理と、
    を実行させることを特徴とする透過率制御プログラム。
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