JP5230545B2 - 制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、産業用機器などの被制御装置の制御を行う制御装置に関する。
近年、汎用高級言語で記述される高度な処理を実行する制御プログラムをプログラマブルコントローラ(PLC)用のラダー言語に移植することなく使用することができ、かつ従来のラダー言語などのシーケンスプログラムを利用したPLCと同等以上の被制御装置に対する制御性能を実現する制御装置が開発されている。例えば、C言語を用いた制御装置によれば、過去のC言語プログラム資産が流用でき、かつ三角関数などラダー言語が不得意とする関数も簡単に扱うことができる。
このような制御装置に関し、高級言語で記述された制御プログラム(以降、ユーザプログラムという)を実行するためのオペレーティングシステム(OS)を自由に選択したいというユーザサイドからの要望がある。ところが、OSを変更できるようにするとなると、メーカサイドでは制御装置の種々の基本機能をユーザプログラムから利用可能にするためのドライバやライブラリなどのプログラム(以降、システムプログラムという)をOS毎に作らなければならず、メーカサイドの負担が増大するという問題があった。この問題を解決するための技術として、マルチCPU構成にし、複数のOSを夫々別々のCPUで動作させる技術が有効である。すなわち、制御装置に2個のCPUを搭載し、一方のCPUにおいてユーザサイドが希望するOSおよびユーザプログラムを動作させ、他方のCPUにおいてメーカサイドが用意するOSおよびシステムプログラムを動作させ、複数ポートを有する共有メモリを介してCPU間の情報の授受を行うようにする。
マルチCPUに関連する技術として、特許文献1には、夫々のCPUユニットが独立して各入出力ユニットにアクセスすることが可能にするPLCが開示されている。また、特許文献2には、夫々異なるOSで動作するメインプロセッサとサブプロセッサを有し、異なる2つのOSから非同期に起動される入出力命令の競合処理を行い、両プロセッサ間の情報の授受を行うプロセッサシステムが開示されている。
特開平05−173986号公報 特開平04−199355号公報
制御装置は、PLCや被制御装置が接続されたネットワークに接続して使用される場合がある。OS間の情報の授受を共有メモリを介して実行するようにすると、前記したネットワークにおいて自制御装置以外の機器に該機器や該機器を介した他の機器を制御するためのデータ(制御データ)を送信する際のデータの書き込み/読み出し処理が少なくとも1回分増加し、アクセス遅延が生じることが懸念される。特許文献1および特許文献2の技術は、単に二つのCPU間や入出力ユニットに対するアクセスの調停に関する技術であって、前述のネットワークアクセスに関する遅延の問題を解決できるものではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークアクセスに関する処理量を増大を可及的に抑えつつユーザプログラムを動作させるOSの変更を簡単に行うことができる制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、一つ以上のネットワークに夫々接続するための接続インタフェースである一つ以上のネットワークユニットを備え、前記夫々のネットワークユニットが接続しているネットワークを介して接続された機器へ前記機器を制御するための制御データを送信する制御装置において、制御データおよび前記制御データの宛先の機器を指定する相手先情報を生成するユーザCPUと、前記宛先の機器に前記制御データを送信するためのヘッダを生成するシステムCPUと、前記ユーザCPUが生成した相手先情報に基づいて前記制御データの送信元となるネットワークユニットを自制御装置が備えるネットワークユニットから選定するデータ送信ハードウェアインタフェースと、を備え、前記ユーザCPUは前記生成した制御データを前記データ送信ハードウェアインタフェースに送信し、前記データ送信ハードウェアインタフェースは前記ユーザCPUから送信されてきた制御データを前記選定したネットワークユニットに逐次転送し、前記選定されたネットワークユニットは前記システムCPUが生成したヘッダおよび前記データ送信ハードウェアインタフェースから転送されてきた制御データを宛先の機器に送信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、共有メモリアクセスに由来する遅延を発生することがなく、かつユーザプログラムとシステムプログラムとが別々のCPUで動作する構成となっているので、ネットワークアクセスに関する処理量を増大を可及的に抑えつつユーザプログラムを動作させるOSの変更を簡単に行うことができるという効果を奏する。
図1は、1CPU構成の制御装置の構成および特徴を示す図である。 図2は、ネットワーク構成の一例を示す図である。 図3は、CPUを一つ有する構成と二つのCPUを有する構成とを比較する概念図である。 図4は、共有メモリを有する制御装置の構成例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態の制御装置の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態の制御装置の動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態の制御装置の動作を説明するための図である。
以下に、本発明にかかる制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
まず、理解を助けるために、一つのCPU上でOSとシステムプログラムとユーザプログラムとを実行する場合の制御装置について説明する。図1は、一つのCPUを有する制御装置の構成および特徴を概略的に説明する図である。
図1に示すように、制御装置100は、CPU110と、ユーザ用メモリ120と、PLCバス130と、を備えている。CPU110、ユーザ用メモリ120、およびPLC3は夫々内部バスで接続されている。また、PLCバス130は制御装置の目的に合わせて用意される補助ユニットを接続するためのスロット(チャネル)を備えている。PLCバス130に接続可能な補助ユニットには、A/D変換を行うためのA/D変換ユニットや、複数の駆動軸の位置決めを行うモーションコントローラユニットや、他の制御装置やPLCと通信を行うためのネットワークインタフェースとして機能するネットワークユニットなどがある。ここでは、PLCバス130のチャネル1とチャネル2に夫々ネットワークユニット140が接続されている。
図2は、制御装置100を使用したネットワーク構成の一例を説明する図である。ネットワークには夫々識別番号(ネットワークNo.)が付されている。ここでは、制御装置100は、チャネル1に接続されているネットワークユニット140はネットワークNo.1に接続され、チャネル2に接続されているネットワークユニット140はネットワークNo.2に接続されている。ネットワークNo.1には、制御装置100を含めて4つの機器(制御装置、PLC、被制御装置など)が接続されており、夫々の機器にはネットワークNo.1内で互いに識別するための局番が与えられている。ネットワークNo.2には制御装置100を含めて3つの機器が接続されており、夫々の機器には同様にネットワークNo.2内で互いに識別するための局番が与えられている。なお、制御装置100は、ネットワークNo.1およびNo.2の両方に接続されており、双方のネットワーク内で互いに識別できる共通の局番である1が与えられている。
図1に戻り、ユーザ用メモリ120は、どのネットワークユニットがどのチャネルに接続されているかを示す情報(ユニット判別情報)を含む、PLCバス130が備えるチャネル毎の補助ユニットに関する設定情報であるシステム設定情報123を記憶している。システム設定情報123は設定ツールなどにより生成される。制御装置100は、ネットワークを介して他の機器にデータを送信する場合、CPU110は、ユーザプログラムの制御の下に、他の機器に送信するデータ(ライトデータ122)と、送信先(相手先)の機器を指定する情報(相手先情報121)と、を用意(生成)する。相手先情報121は、例えば、相手先機器が備えるネットワークユニットが接続されているPLCバスのチャネル番号(チャネルNo.)と、相手先機器が接続されているネットワークNo.と、相手先機器の局番と、相手先機器のCPU番号(CPUNo.)と、相手先機器におけるライトデータ122の格納先のデバイス名、デバイス番号(デバイスNo.)、およびライトデータ122のワード数(送信ワード数)と、を含んでいる。
CPU110は、システムプログラムの制御の下に、相手先情報121を参照し、ライトデータ122を送信するためのヘッダ124をユーザ用メモリ120内に生成する。また、CPU110は、システムプログラムの制御の下に、相手先情報121とシステム設定情報123とに基づいて、自制御装置100のどのチャネルに接続されているネットワークユニット140から相手先機器に送信するかを求める。例えば、制御装置100がネットワークNo.2の局番3のチャネル2にライトデータ122を送信する場合、CPU110は、自制御装置100のチャネル2に接続されているネットワークユニット140が送信元のネットワークユニット140であるということを求める。CPU110は、求めたネットワークユニット140が備えるバッファ領域にヘッダ124およびライトデータ122を転送し、転送したネットワークユニット140に相手先機器へヘッダ124およびライトデータ122を送信させる。
このように、一つのCPUにOSとシステムプログラムとユーザプログラムとを動作させる場合、システムプログラムとユーザプログラムとが同一OS上で協働してネットワークへのアクセスを行う。したがって、前述のように、このように一つのCPUでシステムプログラムとユーザプログラムを動作させる制御装置100の場合、ユーザサイドからのOSを変更する要望に対応するためには、システムプログラムを作り変えなければならず、メーカサイドの負担が大きいという問題があった。この問題は、システムプログラムとユーザプログラムとを別々のCPUで動作させることによって解決できる。図3は、CPUを一つ有する構成と二つのCPUを有する構成とを比較した概念図である。図3左図は、一つのCPUにOSとシステムプログラムとユーザプログラムとを動作させている場合を示している。一つのOSにシステムプログラムとユーザプログラムとが動作しているので、両方のプログラムは一つのOSに対応したものである必要がある。図3右図は、システムプログラムとユーザプログラムとを夫々異なるCPUで実行するようにした場合を示している。図示するように、システムプログラム用のOSとユーザプログラム用のOSとを分けることができるので、ユーザサイドはユーザプログラムに合わせたOSを選択することができる。
ところで、システムプログラムとユーザプログラムとを夫々異なるCPUで実行する場合の一つの構成例として、二つ以上のポートを有する共有メモリを介してシステムプログラムとユーザプログラムとの間の情報の授受を行わせる構成が考えられる。図4は、共有メモリを有する制御装置の構成例を示す図である。図示するように、この構成の制御装置は、ユーザサイドが希望するOSとユーザプログラムとが動作するCPU(ユーザCPU)と、メーカサイドが用意するOSとシステムプログラムとが動作するCPU(システムCPU)と、を備え、両CPU間の通信は共有メモリを介して行うように構成されている。このように構成される場合、ユーザCPUは、いったんライトデータ122を共有メモリに書き込み、システムCPUは、書き込まれたライトデータ122を読み出して自制御装置に接続されているネットワークユニットに転送する動作を行う。つまり、図1に示した構成に比べて、図4に示した構成では、ユーザプログラムを動作させるためのOSをメーカサイドの負担を増加させることなく簡単に変更できるメリットを有するものの、共有メモリに読み書きする処理にかかる分だけ遅延する、という問題を有している。これに対して、本発明の実施の形態によれば、ユーザCPUとシステムCPUとの間の情報の授受をハードウェアにより実現することによって、前記図4に示した構成のメリットを有しつつネットワークアクセスの処理の遅延を極力抑えたことが主たる特徴となっている。
図5は、本実施の形態の制御装置の構成を説明する図である。図示するように、本実施の形態の制御装置200は、ユーザが希望するOSと該OS上で動作するユーザプログラムとに基づいて動作するユーザCPU210と、ユーザ用メモリ220と、を備えている。ユーザCPU210とユーザ用メモリ220とは内部バスで接続されており、ユーザCPU210は、ユーザ用メモリ220内にライトデータ221および相手先情報222を生成する。
また、制御装置200は、メーカサイドが用意するOSと該OS上で動作するシステムプログラムとに基づいて動作するシステムCPU230と、システム設定情報241を格納しているシステム用メモリ240と、PLCバス250と、を備えている。システムCPU230、システム用メモリ240、およびPLCバス250は、夫々内部バスで接続されている。システムCPU230は、ライトデータ221を相手先の機器に送信するためのヘッダを生成するヘッダ生成部231を備えている。ヘッダ生成部231は、システムCPU230がシステムプログラムを実行することによってシステムCPU230内に生成される機能部である。PLCバス250は、図1に示したPLCバス130と同様に、補助ユニットが接続されるチャネルを備えている。ここでは、2個のネットワークユニット260が夫々チャネル1、チャネル2に接続されている。
なお、相手先情報222、ライトデータ221、およびシステム設定情報123は、図1において説明した相手先情報121、ライトデータ122、およびシステム設定情報123と夫々同等である。
ユーザCPU210側の内部バスとシステムCPU230側の内部バスとはデータ送信インタフェース270を介して接続されている。データ送信インタフェース270は、ユーザCPU210とシステムCPU230との間の情報の授受を簡単にするとともに、ネットワークアクセスを効率化するためのハードウェアで構成されるユニットである。データ送信インタフェース270は、相手先情報222およびシステム設定情報241に基づいて自制御装置200に接続されているネットワークユニット260のうちの送信側のネットワークユニットを選定する送信側選定部271と、各種データを格納するデータ格納領域272と、ユーザCPU210とシステムCPU230との間で意思疎通するための各種フラグを格納するフラグ格納領域273と、を備えている。データ格納領域272に格納される各種データには、ユーザ用メモリ220に用意された相手先情報222のコピーや、システム用メモリ240が記憶しているシステム設定情報241が含む、どのチャネルに接続されているネットワークユニットがどのネットワークに接続されているかを示すユニット判別情報が含まれる。また、フラグ格納領域に格納されるフラグには、相手先情報222のデータ格納領域272へのコピーの完了を示す相手先情報ライト完了フラグ、ライトデータ221のネットワークユニット260への送信完了を示すライト完了フラグ、およびヘッダ生成部231によるヘッダ生成の完了を示すヘッダ生成完了フラグを含んでいる。これらのフラグは、ユーザCPU210またはシステムCPU230に対する割り込み要求として機能する。
次に、上記のように構成される本実施の形態の制御装置200の動作を図6および図7を参照して説明する。図6(a)、(b)、(c)は夫々、ユーザCPU210、データ送信インタフェース270、システムCPU230の動作を説明するフローチャートである。また、図7は、制御装置200の動作を説明するための図である。
図6(a)において、ユーザCPU210は、まず、相手先情報222およびライトデータ221をユーザ用メモリ220に用意する(ステップS1、図7(1))。そして、ユーザCPU210は、データ送信インタフェース270のデータ格納領域272に相手先情報222を書き込む(ステップS2、図7(2))。相手先情報222の書き込みが完了すると、フラグ格納領域273の相手先情報ライト完了フラグを1にする(ステップS3、図7(3))。
図6(b)において、データ送信インタフェース270では、初期状態においては、相手先情報ライト完了フラグが0となっており(ステップS11、No)、ユーザCPU210のステップS3の動作により相手先情報ライト完了フラグが1になると(ステップS11、Yes)、1となった相手先情報ライト完了フラグがシステムCPU230に対してヘッダを生成させるための割り込み要求として機能する(ステップS12、図7(4))。そして、データ送信インタフェース270の送信側選定部271は、データ格納領域272に書き込まれた相手先情報およびユニット判別情報に基づいて、自制御装置200に接続されているネットワークユニット260のうちの送信元のネットワークユニットを選定し(ステップS13、図7(7))、データ送信インタフェース270はヘッダ生成完了フラグが1になるまで待機する状態に移行する(ステップS14、No)。
図6(c)において、システムCPU230は、システム用メモリ240に格納されているシステム設定情報からユニット判別情報を抽出し、データ格納領域272にユニット判別情報を書き込んでおく(ステップS21)。データ送信インタフェース270からステップS12の動作によりヘッダを生成する割り込み要求を受信すると(ステップS22)、ヘッダ生成部231は、データ格納領域272から相手先情報を読み出し、読み出した相手先情報に基づいてヘッダをシステム用メモリ240内に生成し(図7(5))、送信元のネットワークユニットに前記生成したヘッダを送信する(ステップS23)。ここで、システムCPU230は、システム用メモリ240に格納されているシステム設定情報241と読み出した相手先情報とに基づいて、自制御装置200に接続されているネットワークユニット260のうちの送信元のネットワークユニットを求めるようにしている。システムCPU230は、ヘッダの送信を終了すると、ヘッダ生成完了フラグを1にする(ステップS24、図7(6))。
図6(b)において、ヘッダ生成完了フラグが1になると(ステップS14、Yes)、データ送信インタフェース270の1となったヘッダ生成完了フラグはユーザCPU210に対してライトデータの転送を開始する割り込み要求(データ転送開始割り込み)として機能する(ステップS15、図7(8))。
図6(a)において、ユーザCPU210は、データ転送開始割り込みを受信すると(ステップS4)、データ送信インタフェース270にライトデータ221を送り出す(ステップS5、図7(9))。ライトデータ221の送り出しが完了すると、ユーザCPU210は、データ送信インタフェース270のライト完了フラグを1にし(ステップS6、図7(11))、動作を終了する。
図6(b)において、データ送信インタフェース270は、ユーザCPU210からライトデータ221が送信されてくると、送信されてきたライトデータ221をステップS13にて選定したネットワークユニットに逐次転送する(ステップS16、図7(10))。このように、ユーザCPU210は、データ送信インタフェース270に一時蓄積することなくライトデータ221をネットワークユニット260に送信することができるので、図4にて説明した共有メモリを有する構造のように共有メモリアクセスに由来する遅延を発生することがない。
ライト完了フラグが1になると(ステップS17、Yes)、1となったライト完了フラグは、システムCPU230に対してライトデータ221の転送が完了したことを示す割り込み要求(データ転送完了割り込み)として機能し(ステップS18、図7(12))、データ送信インタフェース270は動作を終了する。
図6(c)において、システムCPU230は、データ転送完了割り込みを受信すると(ステップS25)、ヘッダおよびライトデータ221を受信した自制御装置200が有するネットワークユニット260と相手先のネットワークユニットとの間で通信を行うためのハンドシェイク処理を行わせ(ステップS26、図7(13))、ヘッダおよびライトデータ221を相手先のネットワークユニットに送信させて動作が終了となる。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、ライトデータ221およびライトデータ221の相手先の機器を指定する相手先情報222を用意するユーザCPU210と、相手先の機器にライトデータ221を送信するためのヘッダを生成するシステムCPU230と、相手先情報222に基づいてライトデータ221の送信元となるネットワークユニット260を選定するデータ送信インタフェースと、を備え、ユーザCPU210は用意したライトデータ221をデータ送信インタフェース270に送信し、データ送信インタフェース270はユーザCPU210から送信されてきたライトデータ221を選定したネットワークユニット260に逐次転送し、選定されたネットワークユニット260はシステムCPU230が生成したヘッダおよびデータ送信インタフェース270から転送されてきたライトデータ221を相手先の機器に送信するように構成したので、共有メモリアクセスに由来する遅延を発生することがなく、かつユーザプログラムとシステムプログラムとが別々のCPUで動作する構成となっているので、ネットワークアクセスに関する処理量を増大を可及的に抑えつつユーザプログラムを動作させるOSの変更を簡単に行うことができるようになる。また、システムCPU230がヘッダ生成処理を行うので、ユーザプログラムは相手先情報222およびライトデータ221を用意するだけでネットワークアクセスを行うことができるので、ユーザはシステムCPU230の動作、すなわちシステムCPU230上で動作しているOSおよび該OS上で動作するシステムプログラムの仕様を詳しく知らなくてもユーザプログラムのプログラミングを行うことができる。また、メーカはユーザプログラムおよびユーザプログラムを動作させるためのOSの変更に伴ってシステムプログラムを変更することを免れることができる。また、システムCPU230はユーザCPU210からネットワークユニット260までのライトデータ221の転送に関わらないので、システムCPU230にかかる負荷を減らすことができるようになる。
また、ユーザCPU210は、用意した相手先情報222をデータ送信インタフェース270のデータ格納領域272に格納し、システムCPU230は、データ格納領域272に格納されている相手先情報を読み出し、読み出した相手先情報に基づいてヘッダを生成するように構成したので、ユーザはシステムCPU230の動作、すなわちシステムCPU230上で動作しているOSおよび該OS上で動作するシステムプログラムの仕様を詳しく知らなくてもユーザプログラムのプログラミングを行うことができる。また、メーカはユーザプログラムおよびユーザプログラムを動作させるためのOSの変更に伴ってシステムプログラムを変更することを免れることができる。
以上のように、本発明にかかる制御装置は、産業用機器などの被制御装置の制御を行う制御装置に適用して好適である。
100 制御装置
110 CPU
120 ユーザ用メモリ
121 相手先情報
122 ライトデータ
123 システム設定情報
124 ヘッダ
130 PLCバス
140 ネットワークユニット
200 制御装置
210 ユーザCPU
220 ユーザ用メモリ
221 ライトデータ
222 相手先情報
230 システムCPU
231 ヘッダ生成部
240 システム用メモリ
241 システム設定情報
250 PLCバス
260 ネットワークユニット
270 データ送信インタフェース
271 送信側選定部
272 データ格納領域
273 フラグ格納領域

Claims (4)

  1. 一つ以上のネットワークに夫々接続するための接続インタフェースである一つ以上のネットワークユニットを備え、前記夫々のネットワークユニットが接続しているネットワークを介して接続された機器へ前記機器を制御するための制御データを送信する制御装置において、
    制御データおよび前記制御データの宛先の機器を指定する相手先情報を生成するユーザCPUと、
    前記宛先の機器に前記制御データを送信するためのヘッダを生成するシステムCPUと、
    前記ユーザCPUが生成した相手先情報に基づいて前記制御データの送信元となるネットワークユニットを自制御装置が備えるネットワークユニットから選定するデータ送信ハードウェアインタフェースと、
    を備え、
    前記ユーザCPUは前記生成した制御データを前記データ送信ハードウェアインタフェースに送信し、前記データ送信ハードウェアインタフェースは前記ユーザCPUから送信されてきた制御データを前記選定したネットワークユニットに逐次転送し、前記選定されたネットワークユニットは前記システムCPUが生成したヘッダおよび前記データ送信ハードウェアインタフェースから転送されてきた制御データを宛先の機器に送信する、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記ユーザCPUは、前記ユーザCPUが生成した相手先情報を前記データ送信ハードウェアインタフェースに送信し、前記システムCPUは、前記データ送信ハードウェアインタフェースが受信した相手先情報を読み出し、前記読み出した相手先情報に基づいてヘッダを生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記夫々のネットワークユニットが自制御装置が備える複数の接続チャネルのうちの何れのチャネルに接続されているかを夫々示すユニット判別情報をさらに有し、
    前記データ送信ハードウェアインタフェースは、前記相手先情報および前記ユニット判別情報に基づいてネットワークユニットを選定する、ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記ユーザCPUは第1のオペレーティングシステムと前記第1のオペレーティングシステム上で動作する汎用高級言語で記述されたユーザプログラムとに基づいて動作し、前記システムCPUは第2のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステム上で動作するシステムプログラムとに基づいて動作する、ことを特徴とする請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の制御装置。
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