JP7325658B2 - プログラム実行装置、及び、通信方法 - Google Patents
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Description
図1は、本実施の形態1に係るプログラム実行装置の全体構成を示すブロック図である。なお、後述される他の実施の形態に係るプログラム実行装置の全体構成も図1のプログラム実行装置の全体構成と同様である。
図6及び図7に示すように、プログラマブルコントローラ1は、スキャン処理とリフレッシュ処理とを交互に繰り返して行う。
図6及び図7に示すように、プログラマブルコントローラ1は、スキャン処理及びリフレッシュ処理と非同期で、スキャン処理及びリフレッシュ処理と並列に外部通信処理を行う。
以上のような本実施の形態1では、送信機能13aは、スキャン処理部11及びリフレッシュ処理部12とは非同期で、サービス実行装置61へコマンドを送信する。そして、受信機能13bは、スキャン処理部11及びリフレッシュ処理部12とは非同期で、サービス実行装置61から受信データを受信し、かつ、当該受信データをデバイスにセットするためにメモリ領域に格納する。このような構成によれば、サービス実行装置61へのアクセスからレスポンスまでの時間が一定でなくても、ラダープログラム及びFBを含むプログラムの実行時間を一定に保つことができる。このため、プログラマブルコントローラ1の負荷を低減することができる。
図9は、本実施の形態2に係るラダープログラム及びFBを含むプログラムの一例を示す図である。図9のプログラムは、複数の非同期送信FB(第1及び第2非同期送信FB)と、複数の非同期受信FB(第1及び第2非同期受信FB)とを含む。
図14は、本実施の形態3に係るプログラム生成装置51で生成されるユーザ定義プログラムの一例を示す図である。ユーザ定義プログラムは、非同期外部通信処理部13の処理、つまり外部通信処理を規定する。図14のユーザ定義プログラムでは、「開始フラグ」が真であるときに、非同期外部通信処理部13が以下のように外部通信処理を実行することが規定されている。
図16は、本実施の形態4に係るプログラム生成装置51で生成されるユーザ定義プログラムの一例を示す図である。図16のユーザ定義プログラムは、図14のユーザ定義プログラムと概ね同じであるが、非同期外部通信処理部13が受信データを複数のデバイスに対応させて分割し、複数の受信データをセットすることが規定されている。
図19は、本実施の形態5に係る非同期受信FBパラメータの一例を示す図である。図19の非同期受信FBパラメータは、実施の形態1で説明した図5の非同期受信FBパラメータに、受信機能13bでの受信データの通信エラーの有無を示す「エラーフラグ」が追加されており、通信エラーの有無がデバイスにセットされる。
図21は、本実施の形態6に係る非同期受信FBパラメータの一例を示す図である。図21の非同期受信FBパラメータは、実施の形態5で説明した図19の非同期受信FBパラメータに、送信機能13aによるコマンドの送信開始から、受信機能13bによる受信データの受信までの時間の閾値を示す「タイムアウト時間」が追加されている。なお、タイムアウト時間は数値でセットされる。
図23は、本実施の形態7に係る外部通信処理のフローチャートである。実施の形態1の外部通信処理(図8)のステップS14では、非同期外部通信処理部13は、非同期受信FBパラメータの完了通知のデバイスについて「完了フラグ」及び「data」に関する非同期受信FBパラメータをセットした。つまりステップS14にて、非同期外部通信処理部13は、スキャン処理で読み書きされる領域について「完了フラグ」及び「data」に関する非同期受信FBパラメータをセットした。これに対して、図23のステップS14では、非同期外部通信処理部13は、スキャン処理で読み書きされない一時的なデバイスに「完了フラグ」及び「data」に関する非同期受信FBパラメータをセットする。
プログラマブルコントローラ1は、サービス実行装置61からの受信データの受信履歴に基づいてアクセス先である「URL」をバックグランドで学習してもよい。例えば、プログラマブルコントローラ1は、サービス実行装置61からの受信データの受信時期や受信頻度などの受信履歴に基づいて「URL」を学習してもよい。また例えば、学習には、AI(artificial intelligence)学習が用いられてもよい。
上述した図1のスキャン処理部11、リフレッシュ処理部12、及び、非同期外部通信処理部13を、以下「スキャン処理部11等」と記す。スキャン処理部11等は、図25に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、ラダープログラム及びファンクションブロックを含むプログラムを定期的に実行するスキャン処理部11と、スキャン処理部の実行と交互に、スキャン処理部の実行結果に基づいて、入出力機器とデータをやり取りするためのデータ処理を行うリフレッシュ処理部12と、スキャン処理部及びリフレッシュ処理部とは非同期で、サービス実行装置へコマンドを送信する送信機能13aと、スキャン処理部及びリフレッシュ処理部とは非同期で、サービス実行装置からデータを受信データとして受信し、かつ、当該受信データをデバイスにセットするためにメモリ領域に格納する受信機能13bとを有する非同期外部通信処理部13と、を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
Claims (9)
- サービスを提供するサービス実行装置と通信可能なプログラマブルコントローラを備え、
前記プログラマブルコントローラは、
ラダープログラム及びファンクションブロックを含むプログラムを定期的に実行するスキャン処理部と、
前記スキャン処理部の実行と交互に、前記スキャン処理部の実行結果に基づいて、入出力機器とデータをやり取りするためのデータ処理を行うリフレッシュ処理部と、
前記スキャン処理部及び前記リフレッシュ処理部とは非同期で、前記サービス実行装置へコマンドを送信する送信機能と、前記スキャン処理部及び前記リフレッシュ処理部とは非同期で、前記サービス実行装置からデータを受信データとして受信し、かつ、当該受信データをデバイスにセットするためにメモリ領域に格納する受信機能とを有する非同期外部通信処理部と
を含み、
前記サービス実行装置と、
前記プログラマブルコントローラと通信可能であり、前記プログラマブルコントローラで用いられる前記プログラムを生成するプログラム生成装置と
をさらに備え、
前記ファンクションブロック及び前記送信機能で用いられる送信パラメータは、前記サービス実行装置にアクセスするためのアクセス先を含み、
前記プログラマブルコントローラは、
前記サービス実行装置からの受信データの受信履歴に基づいて前記アクセス先を学習する、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記ファンクションブロック及び前記送信機能で用いられる送信パラメータは、前記送信機能の起動の有無を示す開始フラグをさらに含み、
前記ファンクションブロック及び前記受信機能で用いられる受信パラメータは、前記サービス実行装置からのレスポンスの有無を示す完了フラグと、前記受信データとを含む、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記ファンクションブロック及び前記送信機能で用いられる送信パラメータと、前記ファンクションブロック及び前記受信機能で用いられる受信パラメータとのそれぞれは、前記送信パラメータと前記受信パラメータとを互いに関連付ける関連IDを含む、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記プログラム生成装置は、
前記非同期外部通信処理部の処理を規定する定義プログラムを生成する、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記ファンクションブロック及び前記受信機能で用いられる受信パラメータは、複数の前記受信データを含む、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記ファンクションブロック及び前記受信機能で用いられる受信パラメータは、前記受信機能での前記受信データの通信エラーの有無を示すエラーフラグを含む、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記ファンクションブロック及び前記受信機能で用いられる受信パラメータは、前記送信機能による前記コマンドの送信から、前記受信機能による前記受信データの受信までの時間の閾値を示すタイムアウト時間を含む、プログラム実行装置。 - 請求項1に記載のプログラム実行装置であって、
前記プログラマブルコントローラは、
前記スキャン処理部で読み書きされない一時的なデバイスにセットされた前記受信データを、前記スキャン処理部で読み書きされるデバイスに、前記スキャン処理部の実行が行われる期間以外の期間にセットする、プログラム実行装置。 - サービスを提供するサービス実行装置と通信可能なプログラマブルコントローラと、前記サービス実行装置と、プログラム生成装置とを備えるプログラム実行装置の通信方法であって、
ラダープログラム及びファンクションブロックを含むプログラムを定期的に実行するスキャン処理と、前記スキャン処理の実行結果に基づいてデータ処理を行うリフレッシュ処理とを交互に行い、
前記スキャン処理及び前記リフレッシュ処理とは非同期で、前記サービス実行装置へコマンドを送信する送信機能と、前記スキャン処理及び前記リフレッシュ処理とは非同期で、前記サービス実行装置からデータを受信データとして受信し、かつ、当該受信データをデバイスにセットするためにメモリ領域に格納する受信機能とを有する外部通信処理を行い、
前記プログラム生成装置は、前記プログラマブルコントローラで用いられる前記プログラムを生成し、
前記ファンクションブロック及び前記送信機能で用いられる送信パラメータは、前記サービス実行装置にアクセスするためのアクセス先を含み、
前記サービス実行装置からの受信データの受信履歴に基づいて前記アクセス先を学習する、通信方法。
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- 2020-10-13 WO PCT/JP2020/038620 patent/WO2022079800A1/ja active Application Filing
- 2020-10-13 JP JP2022556723A patent/JP7325658B2/ja active Active
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