JP5228195B2 - 不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ - Google Patents

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Description

本発明は不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタに関し、特にCMOS集積回路に混載できる回路機能および特性の調整用メモリとして有用なものである。
従来技術に係る集積回路の調整用スイッチに適用すべく、図9に示すような構造の不揮発性メモリ用素子が提案されている。この不揮発性メモリ用素子は、2層ポリシリコンの縦積構造で制御電極CGと浮遊ゲートFGとを形成し、制御電極CGを介して浮遊ゲートFGに書き込まれる電子の蓄積の有無を二つの状態に対応させることでデジタル情報を記憶するものである。ここで、浮遊ゲートFGに蓄積された電子は電源がオフになってもそのまま浮遊ゲートFGに残るので不揮発性メモリとして機能させることができる。
しかしながら、かかる不揮発性メモリにおいては、前述の如く2層ポリシリコンの縦積構造で制御電極CGと浮遊ゲートFGとを形成する必要があるばかりでなく、電気的な書換えを可能にするには、2つあるn+領域の何れか一方は高耐圧構造にしなければならない。したがって、標準のCMOSプロセスで作成することは困難であり、製造プロセスの追加と変更を余儀なくされる。
これに対し、図10に示すように、制御電極CGを基板内に形成して2層のポリシリコンの縦積構造を回避する方法も提案されている(特許文献1参照)。しかしながら、かかる不揮発性メモリにおいても高耐圧のn+領域の作製は不可欠である。
かかる問題を回避するため電気的書換えを放棄して紫外線消去のEPROM型メモリも提案されている。この場合にはn+領域の高耐圧構造は不要となるが、CMOS集積回路の保護膜として使用されている標準のシリコン窒化膜の使用ができなくなる。また、電気的に書換えができないので、ICの検査に手間がかかるばかりでなく、ICのユーザにとっても極めて使い勝手が悪いものになっている。
US6882574号公報
近年、例えばCMOS集積回路において、その特性を調節したいという要望が強まってきている。具体的には、不揮発性メモリを集積回路内に搭載させて、そのメモリにプログラムすることで、例えば内部の基準電圧等を目的に合わせて調節できる自由度の高い集積回路の出現が待望されている。
従来技術では、標準的なCMOS集積回路の製造工程のみで電気的に書換え可能な不揮発性メモリを内蔵させたICを作ることはできなかった。集積回路の調整用として必要となる不揮発性メモリは、高々数十ビットあれば十分であるが、そのために特殊なプロセスの追加あるいは変更をすることを余儀なくされ、これが不揮発性メモリを搭載したICを作る上での大きな阻害要因となっていた。
本発明は、上記従来技術に鑑み、標準的なCMOSICの製造工程で電気的な書換えが可能な不揮発性メモリの形成が可能となり、集積回路の調整用等として汎用性に優れる不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の態様は、
それぞれの浮遊ゲートが相互に接続されている第1のPMOSトランジスタ、第2のPMOSトランジスタ及び第1のNMOSトランジスタを有するとともに、前記第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジスタとは互いに分離されたウェル上に形成されており、しかも前記第1のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートから電子を抜き出す消去電極としての機能を有し、前記第2のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートの電位の制御電極としての機能を有する一方、前記第1のNMOSトランジスタは前記浮遊ゲートに電子を注入するとともに前記浮遊ゲートの帯電状態を読み出す機能を有するように構成するとともに、
前記第1のNMOSトランジスタのドレインに読出し電流を供給してメモリ出力とし
さらに前記読出し電流は前記浮遊ゲートの帯電状態に影響を及ぼさない低電圧源から供給するように構成した不揮発性メモリを、
各段のシフトレジスタと一対一に組み合わせ、前記各不揮発性メモリの読出し時には前記メモリ出力が対応する段の前記シフトレジスタの状態を決定する一方、前記各不揮発性メモリへの書き込み時には対応する段の前記シフトレジスタの状態が前記各不揮発性メモリの浮遊ゲートの帯電状態を決定する回路構成とし、
さらに前記不揮発性メモリの読出し時に前記シフトレジスタの動作電圧を前記低電圧源の出力電圧まで低下させ、読出しの終了とともに通常の動作電圧に復帰するように構成したことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第2の態様は、
それぞれの浮遊ゲートが相互に接続されている第1のPMOSトランジスタ、第2のPMOSトランジスタ、第1のNMOSトランジスタ及び第2のNMOSトランジスタを有するとともに、前記第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジスタとは互いに分離されたウェル上に形成されており、しかも前記第1のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートから電子を抜き出す消去電極としての機能を有し、前記第2のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートの電位の制御電極としての機能を有する一方、前記第1のNMOSトランジスタは前記浮遊ゲートに電子を注入する書き込み機能を有し、前記第2のNMOSトランジスタは前記浮遊ゲートの帯電状態を読み出す読出し機能を有するように構成するとともに、
前記第1のNMOSトランジスタのドレインに読出し電流を供給してメモリ出力とし、
さらに前記読出し電流は前記浮遊ゲートの帯電状態に影響を及ぼさない低電圧源から供給するように構成した不揮発性メモリを
各段のシフトレジスタと一対一に組み合わせ、前記各不揮発性メモリの読出し時には前記メモリ出力が対応する段の前記シフトレジスタの状態を決定する一方、前記各不揮発性メモリへの書き込み時には対応する段の前記シフトレジスタの状態が前記各不揮発性メモリの浮遊ゲートの帯電状態を決定する回路構成とし、
さらに前記不揮発性メモリの読出し時に前記シフトレジスタの動作電圧を前記低電圧源の出力電圧まで低下させ、読出しの終了とともに通常の動作電圧に復帰するように構成したことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第3の態様は、
第1又は第2の態様に記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記第1のPMOSトランジスタ及び第2のPMOSトランジスタ、又は第1のPMOSトランジスタ若しくは第2のPMOSトランジスタがソース領域又はドレイン領域の何れか一方がない構造の素子であることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第4の態様は、
第1乃至第3の態様の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記第2のPMOSトランジスタの前記浮遊ゲートの面積が前記第1のPMOSトランジスタの浮遊ゲートの面積よりも大きいことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第5の態様は、
1乃至第4の態様の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記各浮遊ゲートの上面が絶縁物を介して導電物で覆われていることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第6の態様は、
第5の態様に記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記導電物が前記第2のPMOSトランジスタの制御電極に接続されていることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第7の態様は、
第1乃至第6の態様の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける読出しに使用する前記第2のNMOSトランジスタ又は第3のNMOSトランジスタの浮遊ゲートから見た閾値を他のNMOSトランジスタよりも低くしていることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある
本発明の第8の態様は、
第1乃至第7の態様の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記浮遊ゲートへの電子注入の有無を選択するため前記第1のNMOSトランジスタと直列に第3のNMOSトランジスタを接続したことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第9の態様は、
第1乃至第8の態様の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記第1のNMOSトランジスタ又は第2のNMOSトランジスタのドレインに読出し電流を供給してメモリ出力とすることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
本発明の第10の態様は、
第9の態様に記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
前記不揮発性メモリにおける前記読出し電流は前記浮遊ゲートの帯電状態に影響を及ぼさない低電圧源から供給することを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにある。
上述の如く本発明によれば、不揮発性メモリ用素子及び不揮発性メモリは標準的なCMOSプロセスで作製できるPMOSトランジスタとNMOSトランジスタにより構成されているため、標準的なCMOSプロセスにより、書換え可能な不揮発性メモリを搭載したICの作製ができる。
また、かかる不揮発性メモリを内蔵した本発明に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタによれば、不揮発性メモリへのデータ書込みと読出しを容易に行うことができるばかりでなく、メモリに書込まれたデータを安定に保持することも可能となる。
以下本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、各実施の形態間で同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリ用素子の構成を示す構造図である。同図に示すように、本形態に係る不揮発性メモリ用素子Iは、浮遊ゲートFGをそれぞれ具備する第1のPMOSトランジスタTr1、第2のPMOSトランジスタTr2及び第1のNMOSトランジスタTr3を有するとともに、PMOSトランジスタTr1とPMOSトランジスタTr2とが互いに分離されたn-ウェルに形成されている。したがって、この不揮発性メモリ用素子Iは標準的なCMOSプロセスで形成することができる。また、PMOSトランジスタTr1及びPMOSトランジスタTr2は互いに分離されたn-ウェルに形成して電気的に分離してあるので、異なる電圧をそれぞれ印加することができ、それぞれを消去電極VE及び制御電極CGとして機能させることができる。また、NMOSトランジスタTr3は読出し電極を兼用する書込み電極VWとして機能させることができる。
かかる不揮発性メモリ用素子Iは、各浮遊ゲートFGを相互に接続するとともに、PMOSトランジスタTr1を消去電極VE、PMOSトランジスタTr2を制御電極CG及びNMOSトランジスタTr3を読出しと書込みを兼用するトランジスタとして機能させることで不揮発性メモリを構成する。
かかる不揮発性メモリの等価回路を図2に示す。同図を追加して、さらに詳言すると、書込みは、図2(a)に示すように、消去電極VEをグランドレベルとし、書込み電極VW及び制御電極CGに電圧(例えば6V)を印加して、浮遊ゲートFGにチャネルホットエレクトロンを注入することにより行う。ここで、PMOSトランジスタTr2の浮遊ゲートFGの面積は他の浮遊ゲートFGの面積の例えば4倍程度、大きく形成してある。必ずしもこのように面積を大きくする必要はないが、このことにより制御電極CGに高い電圧を印加しなくとも浮遊ゲートに対する電子の注入を良好に行うことができるという効果を得ることができる。
読出しは、図2(b)に示すように、本形態の場合、読出し電極としても機能するNMOSトランジスタTr3に読出し電流Ireadを供給することにより行う。ここで、読出し電流Ireadは浮遊ゲートFGの帯電状態に影響を与えることがない程度の低電圧源(例えば1.5V)から供給することが望まれる。読出し動作で浮遊ゲートFGに帯電している電子が漏れて記憶内容が変化するのを防止するためである。
消去は、図2(c)に示すように、PMOSトランジスタTr1に高電圧(例えば10V)を印加するとともに、他の制御電極CG及び書込み電極VWをグランドレベルとすることで浮遊ゲートFGに注入された電子を引き抜くことにより行う。
記憶内容の保持、すなわち浮遊ゲートFGにおける電子の蓄積状態の保持は、図2(d)に示すように、消去電極VE、制御電極CG及び書込み電極VWをグランドレベルとすることにより行う。
なお、図示はしないが、不揮発性メモリ用素子Iは浮遊ゲートFGの上面を絶縁膜で覆い、さらにこの絶縁膜の上面を導電膜で覆って静電シールドを形成するのが一般的な構成である。この場合、前記導電膜は制御電極CGに接続するのが好ましい。導電膜と浮遊ゲート間の容量が制御電極CGと浮遊ゲート間の容量に上乗せされるので、浮遊ゲートFGの電位を制御し易くなるからである。
本形態に係る不揮発性メモリ用素子I乃至これを用いた不揮発性メモリは、標準的なCMOSプロセスで作製することができ、浮遊ゲートFGに対する電子の蓄積の有無で、二つの状態を表すことができる。この結果、2値状態の何れであるかを記憶させる不揮発性のメモリとして機能させることができる。また、その記憶内容の書換えも容易に行い得る。
<第2の実施の形態>
図3は本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性メモリ用素子の構成を示す構造図である。同図に示すように、本形態に係る不揮発性メモリ用素子IIは、図1に示す不揮発性メモリ用素子IにおけるPMOSトランジスタTr1及びPMOSトランジスタTr2のソース領域がない構造のものである。
このような構成でも図2に示す不揮発性メモリを同様に構成することができる。図2を参照すれば明らかな通り、消去電極VEとして機能するPMOSトランジスタTr1のドレイン及び制御電極CGとして機能するPMOSトランジスタTr2のドレインは電位的に浮かせておいても構わないからである。ここで、ドレイン領域の代わりにソース領域をなくした構造としても、またPMOSトランジスタTr1又はPMOSトランジスタTr2の何れか一方のみドレイン領域又はソース領域をなくした構造としても勿論、構わない。
本形態に係る不揮発性メモリ用素子IIも第1の実施の形態に係る不揮発性メモリ用素子IIと同様に機能する。
<第3の実施の形態>
図4は、本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性メモリを示す回路図である。同図に示すように本形態に係る不揮発性メモリは図2に示す不揮発性メモリに対し、第2のNMOSトランジスタTr4、第3のNMOSトランジスタTr5及びPMOSトランジスタTr6を追加して、不揮発性メモリとしての利便性を向上させた実用的な回路である。ただ、不揮発性メモリとしての機能は何ら変るところはない。
本形態におけるNMOSトランジスタTr4は、浮遊ゲートFGにおける電子の蓄積状態を読出すもので、そのゲートが浮遊ゲートFGに接続してあり、そのドレインを介して当該不揮発性メモリの記憶内容である2値状態を表す出力信号MRoutを送出する。ここで、NMOSトランジスタTr4の閾値は他のNMOSトランジスタTr3,Tr5よりも低くしてある。このように構成することは必須ではないが、このように閾値を低く構成することで浮遊ゲートに蓄積する電荷量が少なくて済み、絶縁膜に印加されるストレス電圧を低くすることができ、その分浮遊ゲートFGにおける電荷の保持が容易になる。
PMOSトランジスタTr6はNMOSトランジスタTr4による読出しを制御する読出し制御用のスイッチングトランジスタであり、NMOSトランジスタTr4と直列に接続されて読出し電極として機能する。そこで、図2に示す不揮発性メモリの場合と同様に、読出し電流が浮遊ゲートFGの帯電状態に影響を与えることがないような低電圧源(例えば1.5V)に接続されている。
また、NMOSトランジスタTr5は、浮遊ゲートFGへの電子注入動作を制御するもので、NMOSトランジスタTr3と直列に接続してある。
かかる不揮発性メモリにおける、書込みは、図4(a)に示すように、消去電極VEはグランドレベルとし、書込み電極VW及び制御電極CGに電圧(例えば6V)を印加する。このことにより、NMOSトランジスタTr5がオンしている時(S/Nが「1」)は、チャネルホットエレクトロン注入方式により、NMOSトランジスタTr3を介して浮遊ゲートFGに電子が注入され、NMOSトランジスタTr5がオフしている時(S/Nが「0」)は、ホットエレクトロンの注入はなく、浮遊ゲートFGへの電子注入は起こらない。本形態においても、PMOSトランジスタTr2の浮遊ゲートFGの面積を相対的に大きくしておくことにより電子の注入を良好に行うことができる。
読出しは、図4(b)に示すように、読出し電極としても機能するPMOSトランジスタTr6をオンすることによりNMOSトランジスタTr4のドレインを介して出力信号MRoutを取り出すことにより行う。ここで、浮遊ゲートFGに電子が蓄積されている場合には、NMOSトランジスタTr4がオフ状態となり出力信号MRoutは低電圧源の出力電圧(例えば1.5V)、すなわち「1」となる。一方、浮遊ゲートFGに電子が蓄積されていない場合には、NMOSトランジスタTr4がオン状態となり出力信号MRoutはグランド電位(0V)、すなわち「0」となる。このように、浮遊ゲートFGに電子の蓄積がある場合に出力信号MRoutが「1」となり、浮遊ゲートFGに電子の蓄積がない場合に出力信号MRoutが「0」となって2値の記憶内容を読み出すことができる。
消去は、図4(c)に示すように、PMOSトランジスタTr1に高電圧(例えば10V)を印加するとともに、他の制御電極CG及び書込み電極VWをグランドレベルとすることで浮遊ゲートFGに注入された電子を引き抜くことにより行う。
記憶内容の保持、すなわち浮遊ゲートFGにおける電子の蓄積状態の保持は、図4(d)に示すように、消去電極VE、制御電極CG及び書込み電極VWをグランドレベルとすることにより行う。
なお、本形態においても、不揮発性メモリ用素子Iは浮遊ゲートFGの上面を絶縁膜で覆い、さらにこの絶縁膜の上面を導電膜で覆って静電シールドを形成するのが一般的な構成である。このような構成とした場合に、第1の実施の形態と同様に前記導電膜を制御電極に接続するのが好ましいことは図2の場合と同様である。
本形態に係る不揮発性メモリによれば、消去電極に所定の高電圧(例えば10V)を印加することで、記憶内容を初期化することができる。また、初期化後、書込み電極VW及び制御電極CGに所定の電圧を印加した状態でNMOSトランジスタTr5のオン、オフを制御することにより浮遊ゲートFGに対する選択的な電子の注入を行うことができる。このことにより新たな記憶内容の書込みができる。すなわち、NMOSトランジスタTr5のオフ状態で電子が注入され、NMOSトランジスタTr5のオン状態では電子の注入が行われない。かくして、前者を「1」、後者を「0」に対応させることができる。
一方、PMOSトランジスタTr6をオンさせることにより、NMOSトランジスタTr4を介して浮遊ゲートFGの内容を読出すことができる。すなわち、浮遊ゲートFGに電子が蓄積された「1」状態のとき、NMOSトランジスタTr4はオフ状態となり、出力信号MRoutが「1」となる。一方、浮遊ゲートFGに電子が蓄積されていない「0」状態のとき、NMOSトランジスタTr4はオン状態となり、出力信号MRoutが「0」となる。かくして、記憶内容の書換えが可能な不揮発性メモリとして機能させることができる。なお、本形態に係る不揮発性メモリも、標準的なCMOSプロセスで作製することができることはいうまでもない。
<第4の実施の形態>
図5は本発明の第4の実施の形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ一段分の回路図である。同図に示すように、本形態のシフトレジスタは図4に示す不揮発性メモリMを、Dフリップフロップ回路1に組み込んだ構成となっている。同図に示すように、Dフリップフロップ回路1はアンドゲート2におけるアンド論理の成立によりセットされるとともに、ノアゲート3によるノア論理の成立によりリセットされる。ここで、アンドゲート2の一方の入力端子には読出し信号RDが、他方の端子には出力信号MRoutがそれぞれ供給される。また、ノアゲート3の一方の入力端子には反転読出し信号RDZが、他方の端子には出力信号MRoutがそれぞれ供給される。
かかる不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいては、通常のシフトレジスタとしての動作により「1」乃至「0」を表すデータ信号Dがクロック信号CKによりDフリップフロップ回路1に書込まれる。
かかるDフリップフロップ回路1の記憶内容は次のようにして不揮発性メモリMに転記して記憶させる。先ず不揮発性メモリMの消去動作(図4(c)参照)により、その記憶内容を消去して初期状態とする。その後、書込み動作を行うことによりDフリップフロップ回路1の記憶内容を不揮発性メモリMに記憶させる。具体的には、図4(a)に示すように、消去電極VEをグランドレベルとし、書込み電極VW及び制御電極CGに電圧(例えば6V)を印加する。ここで、Dフリップフロップ回路1が「1」となっておりその出力Qが「1」の場合には、NMOSトランジスタTr5がオンしているので、チャネルホットエレクトロン注入方式により、NMOSトランジスタTr3を介して浮遊ゲートFGに電子が注入される。一方、Dフリップフロップ回路1が「0」となっておりその出力Qが「0」の場合には、NMOSトランジスタTr5がオフしているので、浮遊ゲートFGに電子が注入されることはない。かくして、Dフリップフロップ回路1の記憶内容と一対一に対応した帯電状態が不揮発性メモリMに記憶されることになる。
本形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタの電源をオフすることによりDフリップフロップ回路1の所定の記憶内容は消失するが、その記憶内容は不揮発性メモリMに記憶されている。したがって、当該シフトレジスタの電源を再投入した後、読出し信号RDを「1」とすることにより不揮発性メモリMの記憶内容をDフリップフロップ回路1に読出すことができる。さらに詳言すると、PMOSトランジスタTr6は反転読出し信号RDZが「0」となると、NMOSトランジスタTr4のドレインを介して浮遊ゲートFGの状態を表す出力信号MRoutがアンドゲート2及びノアゲート3に出力される。
ここで、浮遊ゲートFGに電子が蓄積されており、この結果NMOSトランジスタTr4がオフ状態となった場合には出力信号MRoutが「1」となリ、アンドゲート2におけるアンド論理が成立するので、このアンドゲート2の出力でDフリップフロップ回路1がセットされてその記憶内容及びQ出力が「1」となる。
一方、浮遊ゲートFGに電子が蓄積されておらず、この結果NMOSトランジスタTr4がオン状態となった場合には出力信号MRoutが「0」となリ、ノアゲート3におけるノア論理が成立するので、このノアゲート3の出力でDフリップフロップ回路1がリセットされてその記憶内容及びQ出力が「0」となる。
かくして、最初にシフトレジスタに記憶した記憶内容は、不揮発性メモリMに並行して記憶させておくことができ、電源を一旦オフにしても、その後電源の再投入に伴い不揮発性メモリMの記憶内容に基づいて元の記憶内容がDフリップフロップ回路1に読出され再生される。
本形態における上述の如き不揮発性メモリ内臓シフトレジスタに対する読出し動作時の各部の波形を図6に示す。図6(a)が浮遊ゲートFGに電子が注入されている場合(記憶内容が「1」)、図6(b)が注入されていない場合(記憶内容が「0」)である。両図中、VDDは主電源の出力電圧、vdd1は電極VRに印加される読出し用低電圧、QはDフリップフロップ回路1のQ出力である。
同図を参照すれば、読出し信号RDの立上がりによりDフリップフロップ回路1の電源電圧vdd2がVDDからvdd1に変化すると、これに同期して浮遊ゲートFGの状態により、図6(a)の場合は、出力信号MRoutがvdd1となり、図6(b)の場合は、出力信号MRoutが0Vとなる。この結果、読出しの終了により読出し信号RDが立下がると、前者の場合はDフリップフロップ回路1の出力Qが「1」になり、後者の場合はDフリップフロップ回路1の出力Qが「0」になっている。
本形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタによれば、不揮発性メモリMに記憶させた記憶内容を適宜書換えることもできる。具体的には、先ずD端子より不揮発性メモリMに記憶させたいデータをクロック信号CKを用いてシフトレジスタ内のDフリップフロップ回路1に書込む。かかる状態で、先ず消去動作(図4(c)参照)により、不揮発性メモリMの記憶内容を消去する。次にDフリップフロップ回路1に書込まれているデータを上述と同様の動作で不揮発性メモリMに転記して記憶させる。
図7は本形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタの全体を示す回路図である。当該不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタは、4段のシフトレジスタを並べた例であり、各段が図5に示す不揮発性メモリM(図7では符号を省略する。以下同じ。)とDフリップフロップ回路1(図7では符号を省略する。以下同じ。)とを一体化した構造となっている。ちなみに、図の上半分がDフリップフロップ回路1であり、下半分が不揮発性メモリMである。なお、同図中、4,5,6,7はインバータであり、8は高電圧の消去電圧を発生するための昇圧回路として機能するチャージポンプである。
かかる4段の不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタでは図5に示す場合と同様にして、D端子からのシフトレジスタへのデータの書込み、シフトレジスタのデータの不揮発性メモリMへの書込み(実際には消去と書込み)、電源を再投入した場合の不揮発性メモリMに書込まれた内容のDフリップフロップ回路1への読出しなど、全ての動作を実行することができる。
ここで、各Dフリップフロップ回路1への書込み動作の際には、PMOSトランジスタTr7がオン状態となり、PMOSトランジスタTr8がオフ状態となるので、主電源の電圧VDDが各段に印加される。一方、不揮発性メモリMの記憶内容の読出し信号RDによる読み出しの際には、PMOSトランジスタTr7がオフ状態となり、PMOSトランジスタTr8がオン状態となるので、電源電圧としては低電圧源の出力電圧vdd1がシフトレジスタの各段に印加される。また、不揮発性メモリMの消去用としてはチャージポンプ8で昇圧した高電圧がVE端子に印加され、不揮発性メモリMへのデータの書込みの際には、その書込みに必要となる電圧(例えば6V)が主電源VDDに印加される。
<第5の実施の形態>
図8は本発明に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ一段分の他の実施の形態を示す回路図である。同図に示すように、本形態に係るシフトレジスタは、相互に逆の開閉動作を行うトランスミッションゲート11,12と、インバータ17,18及びトランスミッションゲート13で形成するラッチ回路と、インバータ19,20及びトランスミッションゲート15,16で形成するラッチ回路とを有しており、クロック信号CKによりデータ信号Dを取り込み、このデータ信号Dの状態をラッチして出力Q乃至反転出力QZを得ている。したがって、クロック信号CKが入力される場合には、その入力に同期して2値信号であるデータ信号Dを取り込んで順次送出する、いわゆる通常のシフトレジスタとして機能する。
一方、本形態においては、反転出力QZが不揮発性メモリMのNMOSトランジスタTr5のゲートに供給されているため、不揮発性メモリMへの書込みは反転出力QZの状謡によって決まる。したがって、図5とは逆になっているが、反転出力QZを「1」として不揮発性メモリMに書込みをすれば、不揮発性メモリMからの読出しで反転出力QZに「1」が返り、「0」の書込みでは「0」が返ってくる。したがって、この動作は図5の場合と同じである。また、クロック信号CKが「0」の場合には、トランスミッションゲート12は常に閉じている。したがって、出力Q乃至反転出力QZは、読出し信号RDにより開閉されるトランスミッションゲート14を介して供給される出力信号MRoutの状態のみに依存する。この結果、本形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタも図5に示すシフトレジスタと全く同様に機能させることができる。
上記の不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタの実施形態においては、シフトレジスタのデータが不揮発性メモリMに書込まれ、その後不揮発性メモリMからデータをシフトレジスタに読出した時に、元のシフトレジスタの内容と同じになる場合についてのみ説明したが、逆転するような回路構成にしてよいことはいうまでもない。不揮発性メモリMからデータを読み出した時、常に同一データがシフトレジスタに戻ってくれば本発明の目的が達成できるからである。
本発明は電子部品を製造・販売する産業において有効に利用し得る。
本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリ用素子の構成を示す構造図である。 図1に示す不揮発性用素子を用いた不揮発性メモリを示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る不揮発性メモリ用素子の構成を示す構造図である。 本発明の第3の実施の形態に係る不揮発性メモリを示す回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタの一段を抽出して示す回路図である。 図5に示す不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおける不揮発性メモリからの読出し動作を示す波形図で、(a)が浮遊ゲートに電子が注入されている場合、(b)が注入されていない場合の態様をそれぞれ示している。 本発明の第4の実施の形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタの全体を示す回路図である。 本発明の第5の実施の形態に係る不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタの一段を抽出して示す回路図である。 従来技術に係る不揮発メモリ用素子の一例を示す構造図である。 従来技術に係る不揮発性メモリ用素子の他の例を示す構造図である。
符号の説明
I,II 不揮発性メモリ用素子
VE 消去電極
CG 制御電極
VW 書込み電極
VR 読出し電極
FG 浮遊ゲート
M 不揮発性メモリ
Tr1、Tr2、Tr6 PMOSトランジスタ
Tr3、Tr4、Tr5 NMOSトランジスタ
1 Dフリップフロップ回路
8 チャージポンプ

Claims (10)

  1. それぞれの浮遊ゲートが相互に接続されている第1のPMOSトランジスタ、第2のPMOSトランジスタ及び第1のNMOSトランジスタを有するとともに、前記第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジスタとは互いに分離されたウェル上に形成されており、しかも前記第1のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートから電子を抜き出す消去電極としての機能を有し、前記第2のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートの電位の制御電極としての機能を有する一方、前記第1のNMOSトランジスタは前記浮遊ゲートに電子を注入するとともに前記浮遊ゲートの帯電状態を読み出す機能を有するように構成するとともに、
    前記第1のNMOSトランジスタのドレインに読出し電流を供給してメモリ出力とし
    さらに前記読出し電流は前記浮遊ゲートの帯電状態に影響を及ぼさない低電圧源から供給するように構成した不揮発性メモリを、
    各段のシフトレジスタと一対一に組み合わせ、前記各不揮発性メモリの読出し時には前記メモリ出力が対応する段の前記シフトレジスタの状態を決定する一方、前記各不揮発性メモリへの書き込み時には対応する段の前記シフトレジスタの状態が前記各不揮発性メモリの浮遊ゲートの帯電状態を決定する回路構成とし、
    さらに前記不揮発性メモリの読出し時に前記シフトレジスタの動作電圧を前記低電圧源の出力電圧まで低下させ、読出しの終了とともに通常の動作電圧に復帰するように構成したことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  2. それぞれの浮遊ゲートが相互に接続されている第1のPMOSトランジスタ、第2のPMOSトランジスタ、第1のNMOSトランジスタ及び第2のNMOSトランジスタを有するとともに、前記第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジスタとは互いに分離されたウェル上に形成されており、しかも前記第1のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートから電子を抜き出す消去電極としての機能を有し、前記第2のPMOSトランジスタは前記浮遊ゲートの電位の制御電極としての機能を有する一方、前記第1のNMOSトランジスタは前記浮遊ゲートに電子を注入する書き込み機能を有し、前記第2のNMOSトランジスタは前記浮遊ゲートの帯電状態を読み出す読出し機能を有するように構成するとともに、
    前記第1のNMOSトランジスタのドレインに読出し電流を供給してメモリ出力とし、
    さらに前記読出し電流は前記浮遊ゲートの帯電状態に影響を及ぼさない低電圧源から供給するように構成した不揮発性メモリを、
    各段のシフトレジスタと一対一に組み合わせ、前記各不揮発性メモリの読出し時には前記メモリ出力が対応する段の前記シフトレジスタの状態を決定する一方、前記各不揮発性メモリへの書き込み時には対応する段の前記シフトレジスタの状態が前記各不揮発性メモリの浮遊ゲートの帯電状態を決定する回路構成とし、
    さらに前記不揮発性メモリの読出し時に前記シフトレジスタの動作電圧を前記低電圧源の出力電圧まで低下させ、読出しの終了とともに通常の動作電圧に復帰するように構成したことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記第1のPMOSトランジスタ及び第2のPMOSトランジスタ、又は第1のPMOSトランジスタ若しくは第2のPMOSトランジスタがソース領域又はドレイン領域の何れか一方がない構造の素子であることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記第2のPMOSトランジスタの前記浮遊ゲートの面積が前記第1のPMOSトランジスタの浮遊ゲートの面積よりも大きいことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記各浮遊ゲートの上面が絶縁物を介して導電物で覆われていることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  6. 請求項5に記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記導電物が前記第2のPMOSトランジスタの制御電極に接続されていることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける読出しに使用する前記第2のNMOSトランジスタ又は第3のNMOSトランジスタの浮遊ゲートから見た閾値を他のNMOSトランジスタよりも低くしていることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記浮遊ゲートへの電子注入の有無を選択するため前記第1のNMOSトランジスタと直列に第3のNMOSトランジスタを接続したことを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記第1のNMOSトランジスタ又は第2のNMOSトランジスタのドレインに読出し電流を供給してメモリ出力とすることを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
  10. 請求項9に記載する不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタにおいて、
    前記不揮発性メモリにおける前記読出し電流は前記浮遊ゲートの帯電状態に影響を及ぼさない低電圧源から供給することを特徴とする不揮発性メモリ内蔵シフトレジスタ。
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