JP5221915B2 - コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体 - Google Patents

コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5221915B2
JP5221915B2 JP2007226890A JP2007226890A JP5221915B2 JP 5221915 B2 JP5221915 B2 JP 5221915B2 JP 2007226890 A JP2007226890 A JP 2007226890A JP 2007226890 A JP2007226890 A JP 2007226890A JP 5221915 B2 JP5221915 B2 JP 5221915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
check code
content management
management information
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007226890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009059234A (ja
Inventor
隆夫 ▲高▼階
久人 横田
征宏 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IO Data Device Inc
Original Assignee
IO Data Device Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IO Data Device Inc filed Critical IO Data Device Inc
Priority to JP2007226890A priority Critical patent/JP5221915B2/ja
Publication of JP2009059234A publication Critical patent/JP2009059234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5221915B2 publication Critical patent/JP5221915B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、デジタル放送などの著作権保護を必要とするコンテンツの利用を管理するコンピュータにおけるコンテンツ管理に係る技術に関する。
デジタル放送によって提供されるコンテンツは、デジタルデータであるため、何度コピーしても品質が劣化しない。そこで、日本では、デジタル放送などの著作権を保護するために、コピーに制限が設けられることになっている。
日本では、2004年4月5日から、デジタル放送は全ての番組に対して、「コピーワンス(1回だけ録画可能)」のコピー制御信号が加えられている。地上デジタル放送対応のHDD(Hard Disc)レコーダやパソコン(コンピュータ)で番組を録画する場合には、録画自体がコピー1回とカウントされる。そこで、番組の複製は作れず、保存用にDVD(Digital Versatile Disc)へコピーする場合には、「ムーブ(またはムーブアウト)」という機能によってのみ行われ、HDD(ハードディスク)に記憶されていた録画内容は消去される。この際、コピーに使用可能なDVD機器は、CPRM(Content Protection for Recordable Media)対応のものでなければならない。
しかし、デジタル放送などの著作権保護を必要とするコンテンツをパソコンの記憶装置に格納した場合において、バックアップソフトウェアによってバックアップをとったコンテンツを、ムーブした後のハードディスクにリストア(復元)することによって、何度でもリストアとムーブを繰り返して、そのコンテンツの複製を多数作成できてしまうという問題があった。
特許文献1には、前記の問題を解決するために、記憶媒体のうち、可逆的な更新ができないセキュリティ領域に任意の値(情報)を格納し(格納された情報を「セキュリティ領域の情報」という)、書き換え可能な領域に記憶したコンテンツ、コンテンツの利用に必要な利用制御情報などを、セキュリティ領域の情報にバインドさせる。そして、バインド時の値(ハッシュ値など)を書き換え可能な領域に記憶しておき、バインド時の値と一致するコンテンツが有効であると判定されるようにする。その後、ムーブした場合には、セキュリティ領域の情報を更新して、再バインドし、バインド時の値を求めなおして、ムーブ前の値と異ならせることによって、前記問題を解決するものが開示されている。
一方で、現行のコピーワンスは、いったんHDDレコーダに録画したものをDVDなどにムーブするのと同時に、HDDにある元データが消えてしまうため、使い勝手が悪い。そのうえ、DVDが粗悪品だった場合などにHDD、DVDともデータが残らないというトラブルが発生している。
そこで、「コピーワンス」の仕組みを緩和し、複数回までコピーを可能にする案が、総務省の検討委員会によって検討されている。例えば、デジタル放送をHDDレコーダに録画した後に、DVD、携帯プレーヤ、ゲーム機などの録画メディアにコピーしたとしても、複数回までのコピーであれば、元のHDDの録画データは消去されない。ただし、コピーしたメディアからの再コピーは、現行と同じように、できない仕組みとなっている。
コピーが複数回まで可能になった場合においても、その制限が厳守される必要がある。
特許文献2には、コンテンツ管理情報によってコンテンツ毎にコピー回数とコピー制限回数を管理し、コピー制限回数を超えてコピーができないようにするものが開示されている。さらに、コンテンツ管理情報が複製されて使用されることを防止するため、コンテンツ管理情報が最新のものであることを識別する情報をハッシュ値によって管理することが開示されている。そして、コンテンツ管理やコンテンツの復号化処理などの機能を耐タンパ性を有するモジュールに格納し、コンテンツ管理処理にともなって作成されたコンテンツ管理情報を不揮発性メモリに記憶することによって、セキュリティの向上を図っている。
特開2002−063074号公報(段落0012参照) 特開2007−150970号公報(段落0032,0050、図2参照)
このように、コンテンツ管理にとって重要なコンテンツ管理情報は、セキュアな記憶領域に格納して、コンテンツの複製を多数作成できてしまうという問題を防ぐとともに、容易に改変されないようにする必要がある。同時に、実用上、コンテンツを記録する記憶容量を大きく確保して、コンテンツ管理のための記憶容量を小さくすることが望ましい。したがって、セキュアな記憶領域を小さくすることも課題となる。
前記課題を解決するために、本発明は、著作権保護を必要とするコンテンツの利用を管理するコンピュータにおけるコンテンツ管理方法であって、コンピュータが、前記コンテンツとコンテンツ管理情報とを記憶する第1の記憶媒体と、前記コンテンツ管理情報に対応するチェックコードを記憶する第2の記憶媒体と、前記第1の記憶媒体に記憶されたコンテンツを利用する毎に前記コンテンツ管理情報を更新する更新手段、前記コンテンツ管理情報を更新する毎に前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードを新たに生成する変換手段、前記コンテンツの利用前に記憶された前記チェックコードと、そのコンテンツを利用する際の前記コンテンツ管理情報から前記変換手段によって新たに生成されたチェックコードとが一致するか否かを比較する比較手段、を有する制御装置と、を備え、前記コンテンツを利用した際に、前記更新手段が前記コンテンツ管理情報を更新し、前記第1の記憶媒体にそのコンテンツ管理情報を記憶し、前記変換手段が前記更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、前記第2の記憶媒体に当該チェックコードをチェックコードAとして記憶し、次に前記コンテンツを利用する際に、前記変換手段が前記第1の記憶媒体に記憶された前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードをチェックコードBとして新たに生成し、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して一致する場合は、前記コンテンツ管理情報に含まれるムーブステータスのフラグをたてて、前記第1の記憶媒体に記憶されているコンテンツに対して前記コンピュータに接続した録画装置に録画することを示すムーブアウトを実行し、当該コンテンツ管理情報のチェックコードを生成し、当該チェックコードを前記第2の記憶媒体に記憶し、前記ムーブアウトが成功したか否かを判定し、成功していないと判定した場合、ムーブアウト先のデータを削除し、前記ムーブステータスのフラグを戻し、前記ムーブステータスのフラグを戻したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、当該チェックコードを前記第2の記憶媒体に記憶さらに、前記コンテンツを所定の式に適用して生成されるチェックサムおよび前記コンテンツの特定の箇所にあるデータを用いて生成される簡易チェックサムを、前記コンテンツ管理情報に含めて記憶し、(1)前記コンテンツを前記コンピュータ内で移動、コピーもしくは削除する場合または前記コンテンツをムーブアウトする場合、前記更新手段が前記コンテンツ管理情報を更新し、前記第1の記憶媒体にそのコンテンツ管理情報を記憶し、前記変換手段が前記更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、前記第2の記憶媒体に当該チェックコードをチェックコードAとして記憶し、(2)前記コンテンツを再生またはムーブアウトする場合、前記チェックコードAを取得し、前記変換手段が前記第1の記憶媒体に記憶された前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードをチェックコードBとして新たに生成し、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較し、(3)さらに前記コンテンツを再生する場合で、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して双方が一致するとき、前記コンテンツ管理情報から読み出した前記簡易チェックサムと、前記再生するコンテンツから新たに生成した簡易チェックサムとを比較して双方が一致する場合は、前記コンテンツの再生を許可し、(4)さらに前記コンテンツのムーブアウトを実行する場合で、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して双方が一致するとき、前記コンテンツ管理情報から読み出した前記チェックサムと、前記ムーブアウトを実行するコンテンツから新たに生成したチェックサムとを比較して双方が一致する場合は、前記コンテンツのムーブアウトを許可すること、を特徴とする。
コンテンツ管理にとって重要なコンテンツ管理情報は、セキュアな記憶領域に格納して、容易に改変されないように保護され、また、セキュアな記憶領域を小さくすること(記憶領域の増加を抑制すること)が可能となる。
〔実施形態〕
著作権保護を必要とするコンテンツの利用を管理するコンテンツ管理システムについて、図1を用いて説明する。図1は、著作権保護を必要とするコンテンツの利用を管理するコンテンツ管理システムを示す図である。
コンテンツ管理システム1は、チューナ10、表示装置30、録画装置50、および管理装置60によって構成される。
また、管理装置60は、デコード部20、信号変換部40、処理部100(制御装置)、暗号化部130、復号化部140、記憶装置A200(第1の記憶媒体)、および記憶装置B210(第2の記憶媒体)によって構成される。
そして、処理部100は、コンテンツ管理部110およびコマンド制御部120によって構成される。
チューナ10は、デジタル放送から特定のチャネルを選択して、信号を受信する機能を有する。なお、元々デジタル放送に掛けられているスクランブル(暗号化)を解除する機能を有しているものとする。
デコード部20は、チューナ10から出力される信号を、表示装置30に表示可能な信号形式に戻す機能を有する。
表示装置30は、テレビやディスプレイなどであり、デコード部20の出力を映像として表示する機能を有する。
信号変換部40は、録画装置50がDVD、SDメモリカード(登録商標)、Blu−ray Disc(登録商標)などに録画するレコーダである場合に、それぞれの信号形式に適合する信号に、入力してきた信号を変換する機能を有する。
録画装置50は、DVD、SDメモリカード(登録商標)、Blu−ray Disc(登録商標)などに録画するレコーダであり、コンテンツを移動可能な記憶媒体に記録する機能を有する。
管理装置60は、コンテンツの利用を管理する機能を有する。前記のとおり管理装置60は、デコード部20、信号変換部40、処理部100、暗号化部130、復号化部140、記憶装置A200、記憶装置B210によって構成される。また、チューナ10、表示装置30および録画装置50を、外付けするための接続部(不図示)を有している。なお、管理装置60は、HDDレコーダであってもよいし、パソコン(コンピュータ)であってもよい。
暗号化部130は、録画時に、チューナ10から出力される映像データを暗号化する。これは、ARIB(Association of Ratio Industries and Businesses)の規定によって、暗号化していないハイビジョンの映像データをパソコンなどの汎用バスに流してはいけないことになっているためである。なお、暗号化された映像データは、記憶装置A200に記憶される。
復号化部140は、再生、ムーブアウト(ムーブ)のときに、記憶装置A200に記憶された映像データの暗号化を解除する。
なお、前記したデコード部20、信号変換部40、暗号化部130および複合化部140は、例えば特定用途向のLSI(ASIC)で構成される。
処理部100は、CPU(Central Processing Unit )およびRAM(Random Access Memory)等から構成されている。そして、オペレーティングシステムのほか、ユーザプログラムである演算プログラム等が展開・起動している。
そして、処理部100は、具体的な機能として、コンテンツ管理部110、およびコマンド制御部120を有している。なお、処理部100と、信号変換部40、録画装置50、暗号化部130、複合化部140、記憶装置A200および記憶装置B210とは、情報の入出力が可能なように、バスを介して、接続可能になっている。
コンテンツ管理部110は、記憶装置A200に記憶されたコンテンツを利用する毎にコンテンツ管理情報を更新する更新手段と、コンテンツ管理情報を更新する毎にコンテンツ管理情報を所定の式に適用してチェックコードを生成する変換手段と、コンテンツの利用前に記憶装置B210に記憶したチェックコードとそのコンテンツを利用する際に変換手段によってコンテンツ管理情報から生成されたチェックコードとが一致するか否かを比較する比較手段とを有する。なお、コンテンツ管理情報は、記憶装置A200に記憶される。また、コンテンツ管理情報に対応するチェックコードは、記憶装置B210に記憶される。そして、記憶装置B210、あるいはチェックコードが記憶される記憶領域は、特定の暗証情報を必要とする認証手段を備える専用のソフトウェアによって管理される。
コマンド制御部120は、録画、再生、ムーブアウト(ムーブ)、コピー、削除および移動などの利用の指示を受け付けて、ユーザによる操作指示に対応したプログラムの実行を制御する。なお、ムーブアウト(ムーブ)とは、記憶装置A200に記憶しているコンテンツを録画装置50へムーブすることを指し、記憶装置A200に記憶されていた録画内容は削除される。一方、移動とは、同一パソコン内で、コンテンツの保存フォルダを変更することを指す。
記憶装置A200は、フォルダパスによって記憶領域が管理されていて、映像データ(コンテンツ)とコンテンツ管理情報を記憶する。また、装置に固有のIDを備えている。
記憶装置B(セキュアな記憶部)210は、コンテンツ管理情報に対応するチェックコードとハードディスク固有のID(記憶装置A200のID)を記憶する。また、記憶装置B210は、特定の暗証情報を必要とする認証手段を備える専用のソフトウェアによって管理され、かつ、バックアップソフトウェアによってバックアップすることが不可能な領域を有する。そして、装置に固有のIDを備えている。
記憶装置B210に示されるセキュアな記憶装置は、例えば、(i)専用USB(Universal Serial Bus)デバイス、(ii)他の専用デバイス、(iii)組み込みデバイス、によって実現される。他の専用デバイスの例としては、フラッシュメモリなどがある。また、組み込みデバイスの例としては、HDDやSSD(Solid State Disc)などがある。
それらのデバイスによる実現方法の条件を以下に説明する。
(i)専用USBデバイスによる実現方法の条件は、a)デバイスの認証ができること、b)保存されているデータが暗号化されていること、c)記憶領域は、USBマスストレージクラスドライバでアクセスできないこと、d)記憶領域に係るフラッシュデバイスは、半田ごてなどで取り外しできないこと(耐タンパ性)、e)記憶領域に係るフラッシュデバイスは、半田づけなどによりデータの書き換えができないこと(耐タンパ性)、である。
(ii)他の専用デバイスによる実現方法の条件は、a)デバイスの認証ができること、b)保存されているデータが暗号化されていること、c)記憶領域は、専用ドライバでのみアクセスできること、d)記憶領域に係る記憶デバイスは、半田ごてなどで取り外しできないこと(耐タンパ性)、e)記憶領域に係る記憶デバイスは、半田づけなどによりデータの書き換えができないこと(耐タンパ性)、である。
(iii)組み込みデバイスによる実現方法の条件は、a)保存されているデータが暗号化されていること、b)記憶領域に係る記憶デバイスは、半田ごてなどで取り外しできないこと(耐タンパ性)、c)記憶領域に係る記憶デバイスは、半田づけなどによりデータの書き換えができないこと(耐タンパ性)、である。
また、映像データ(コンテンツ)の流れについて、図1を用いて説明する。なお、映像データの流れは、破線で示している。
まず、チューナ10によって選択された映像データは、デジタル放送に元々かけられていたスクランブルが解除されて、チューナ10から出力される。
そして、録画しないで、直接視聴する場合には、チューナ10から出力された映像データは、デコード部20に送信され、表示装置30によって、表示される。
録画する場合には、チューナ10から出力された映像データは、暗号化部130によって暗号化され、バスを介して、記憶装置A200に記録される。
記録した映像データ(コンテンツ)を再生する場合には、記憶装置A200から映像データが読み出され、復号化部140によって、暗号化が解除され、デコード部20を介して表示装置30に表示される。
ムーブアウトの場合には、記憶装置A200から映像データが読み出され、復号化部140、デコード部20、信号変換部40を介して、録画装置50にセットされたDVDなどの媒体に記録される。
次に、記憶装置A200と記憶装置B210に記憶される情報とそれらの情報相互の関連について、図2,3を用いて説明する。図2は、記憶装置Aに記録される情報と記憶装置Bに記録される情報との関係を示す図である。図3は、記憶装置Aに記録されるコンテンツ管理情報の詳細を示す図である。
図2に示すように、記憶装置A200には、コンテンツ管理情報と映像データ(コンテンツ)が記録される。なお、コンテンツ管理情報は、共通情報とコンテンツ毎の情報によって構成されるが、その詳細については、後記する。
一方、記憶装置B210には、コンテンツ管理情報を所定の式に適用して生成したチェックコードが記録される。なお、別の方法として、コンテンツ管理情報の中のコンテンツ毎の情報を、コンテンツ毎に所定の式に適用して生成したチェックコードを記憶するようにしてもかまわない。
このように、記憶装置B210には、チェックコードだけを記録することによって、記憶装置B210の記憶容量を、コンテンツ管理情報を記憶する記憶装置A200の記憶容量に比較して、非常に小さくすることが可能となる。
例えば、コンテンツ管理情報の中で、共通情報は、約1024バイトの記憶容量を必要とし、また、コンテンツ毎の情報は、コンテンツ当り約1024バイトの記憶容量を必要とする。しかし、コンテンツ管理情報に対応するチェックコードは、16バイトで済む。すなわち、コンテンツの数がM個とすると、コンテンツ管理情報全体に対応するチェックコードは、記憶容量を16/(1024×(M+1))=1/(64×(M+1))にまで低減可能である。
次に、図3を用いて、記憶装置A200に記録されるコンテンツ管理情報の詳細について説明する(適宜図1参照)。
図3(a)に示す共通情報として、録画機器(管理装置60)固有のID、CPU(処理部100)のID、マザーボード(メイン基板)のID、セキュアな記憶装置(記憶装置B210)のID、セキュアな記憶装置のリンク情報、録画機器登録時間、コンテンツ総件数、およびその他(削除、ムーブイン情報)が該当する。
これらの共通情報の中で、セキュアな記憶装置のリンク情報とは、セキュアな記憶装置が増設された場合に、チェックコードを読み書きしに行く先の記憶装置やフォルダパスをリンク情報として記録したものである。また、録画機器登録時間とは、例えば、購入後に初めて電源を投入した時刻や、時計をセットした時刻などである。
図3(b)に示すコンテンツ毎の情報として、チェックサム(ムーブ用)、管理チェックサム(再生用)、フォルダパス、記憶装置のID,ムーブフラグ、ムーブステータス、コピー回数、コピー制限回数、コピーステータス、およびその他がある。
チェックサム(ムーブアウト用)は、コンテンツ毎にコンテンツを所定の式に適用して生成される値である。そして、ムーブアウト時に、改竄チェックのために使用される。
簡易チェクサム(再生用)は、コンテンツ単体のデータの中から、複数の特定の箇所にあるデータを抽出して生成される値である。したがって、簡易チェックサムはチェックサムに比べて、短時間で生成されるため、再生して映像が映し出されるまでの待ち時間が短くて済む。
フォルダパスと記憶装置のIDは、コンテンツを記録する記憶装置とフォルダのパスを識別するための情報である。
ムーブフラグは、ムーブが完了したことを示すための情報である。
ムーブステータスは、ムーブアウトを実行している最中に、このムーブステータスのフラグをたてて、ムーブアウトを実行していないときには、フラグを下ろして、ムーブアウトの実行を管理するための情報である。
コピー回数とコピー制限回数は、それぞれ、実行したコピー回数と、設定されている最大のコピー回数を示す情報である。コピーを実行する度にこれらの情報が参照され、コピー回数がコピー制限回数を超えた場合には、コピー機能が実行できなくなる。
コピーステータスは、コピーを実行している最中に、このコピーステータスのフラグをたてて、コピーを実行していないときには、フラグを下ろして、コピーの実行を管理するための情報である。
その他は、予備的な情報である。
次に、録画、再生、ムーブアウト(ムーブ)、コピー、削除、および移動を実行するときの処理の流れについて、以下に説明する。
(録画)
コマンド制御部120において、録画が選択されたときの処理の流れについて、図4を用いて説明する。図4は、録画が選択されたときの処理の流れを示す図である。なお、図中に示した「&」は、「および」を意味するものとする。
まず、コンテンツ管理部110が記憶装置A200からコンテンツ管理情報を取得する(ステップS301)。そして、コンテンツ管理部110は、録画機器固有のID、CPUのID、マザーボード(メイン基板)のID、セキュアな記憶装置(ここでは記憶装置B210)のIDなどの情報を利用して、コンテンツ管理用鍵を作成し、作成したコンテンツ管理用鍵を暗号化部130に送信する(ステップS302)。暗号化部130は、チューナ10からコンテンツを取得して(ステップS303)、取得したコンテンツを暗号化するとともにコンテンツ管理部110と記憶装置A200に送信する(ステップS304)。なお、コンテンツの保存場所は、ステップS304において、暗号化部130がコンテンツ管理部110へ、フォルダパスに係る情報を提供する。
次に、記憶装置A200は、暗号化部130から送信されてきたコンテンツを記録する(ステップS305)。また、コンテンツ管理部110は、コンテンツを受信しながら、チェックサムを作成する(ステップS306)。
そして、記憶装置A200の記録が完了した時に、コンテンツ管理部110は、コンテンツ管理情報を更新し(ステップS307)、それを記憶装置A200に記録する(ステップS308)。さらに、コンテンツ管理部110は、更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS309)、それを記憶装置B210に記録する(ステップS310)。ちなみに、ステップS310により記録されてチェックコード(ステップS309で作成)は、チェックコードAに相当する。
なお、図4では、ステップS304において、暗号化されたコンテンツは、コンテンツ管理部110と記憶装置A200の両方に送信されることとしたが、これに限られず、記憶装置A200に記録したものを、コンテンツ管理部110が読み出してチェックサムを作成してもよい。あるいは、その反対に、コンテンツ管理部110を経由して記憶装置A200に記録してもよい。いずれにしても、この実施形態では、記憶装置A200への記録と、チェックサムの作成は並行して行われるものとする。
ここで、前記のように録画時の処理の流れを構成したことによる効果について以下に説明する。
例えば、ステップS306において、コンテンツ毎にチェックサムを作成することによって、ムーブアウト実行時に、簡単にコンテンツの正当性を確認することが可能となる。また、ステップS309〜S310において、チェックサムを含むコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを、セキュアな記憶領域に記録することによって、録画後のコンテンツの不正利用を確実に防止することが可能となる。
(再生)
コマンド制御部120において、再生が選択されたときの処理の流れについて、図5を用いて説明する。図5は、再生が選択されたときの処理の流れを示す図である。なお、図中に示した「&」は、「および」を意味するものとする。
まず、コンテンツ管理部110は、記憶装置A200からコンテンツ管理情報を取得し(ステップS321)、所定の式を適用して新たなチェックコード(チェックコードB)を作成する(ステップS322)。一方、コンテンツ管理部110は、記憶装置B210から、予め記録しておいたチェックコード(チェックコードA)を取得する(ステップS323)。そして、コンテンツ管理部110は、ステップS322において作成したチェックコードBとステップS323において取得したチェックコードAとを比較し、一致しているか否かを判定する(ステップS324)。
チェックコードAとBとが一致しない場合(ステップS324でNo)には、再生を行わず、終了する。これは、不正な再生を防止するためである。
一方、チェックコードAとBとが一致する場合(ステップS324でYes)には、コンテンツ管理情報に基づいて再生リストを作成し(ステップS325)、表示装置30に表示する(ステップS326)。なお、ステップS325において再生リストを作成する際には、ムーブステータスやムーブフラグがたっている(ムーブアウトを実行中または実行済の)場合や、コンテンツが見つからない場合には、再生リストには載せないものとする。
そして、コンテンツ管理部110は、表示装置30に表示された再生リストに基づいて選択された再生用コンテンツ名を受け付ける(ステップS327)。次に、コンテンツ管理部110は、ステップS321において取得したコンテンツ管理情報に予め記録されている簡易チェックサム(簡易チェックサムA)を読み出す(ステップS328)。一方で、コンテンツ管理部110は、受け付けたコンテンツ名に対応するコンテンツ(映像データ)を記憶装置A200から取得して、その簡易チェックサム(簡易チェックサムB)を作成する(ステップS329)。そして、コンテンツ管理部110は、ステップS328において読み出した簡易チェックサム(簡易チェックサムA)と、ステップS329において新たに作成した簡易チェックサム(簡易チェックサムB)とを比較し、一致しているか否かを判定する(ステップS330)。
簡易チェックサムAとBとが一致しない場合(ステップS330でNo)には、再生を行わず、終了する。一方、簡易チェックサムAとBとが一致する場合(ステップS330でYes)には、復号化部140に暗号化を解除するためのコンテンツ管理用鍵を送信する(ステップS331)。
そして、復号化部140は、コンテンツを記憶装置A200から取得して、復号化を実行する(ステップS332)。さらに、復号化された信号をデコード部20が表示用の信号に変換して(ステップS333)、表示装置30が映像を表示する(ステップS334)。なお、コンテンツを記憶装置A200から取得するときには、コンテンツ管理情報のフォルダパスからコンテンツの所在が取得される。
ここで、前記のように再生時の処理の流れを構成したことによる効果について以下に説明する。
例えば、ステップS324において、取得したコンテンツ管理情報から新たに作成したチェックコードBと、セキュアな記憶領域から読み出したチェックコードAとを比較することによって、コンテンツとコンテンツ管理情報の正当性を、簡単に短時間で確認することが可能となる。また、ステップS330において、記憶装置A200に記憶されていたコンテンツから新たに作成した簡易チェックサムBと正当性が確認されたコンテンツ管理情報に記録されていた簡易チェックサムAとを比較することによって、簡単に短時間で再生を開始することが可能となる。
(ムーブアウト)
ムーブアウトとは、記憶装置A200に記憶されたコンテンツを録画装置50に録画することである。
そして、コマンド制御部120において、ムーブアウト(ムーブ)が選択されたときの処理の流れについて、図6を用いて説明する。図6は、ムーブアウトが選択されたときの処理の流れを示す図である。なお、図中に示した「&」は、「および」を意味するものとする。
まず、コンテンツ管理部110は、記憶装置A200からコンテンツ管理情報とコンテンツを取得する(ステップS341)。そして、コンテンツ管理部110は、取得したコンテンツ管理情報から新たにチェックコードBを作成する(ステップS342)。次に、コンテンツ管理部110は、セキュアな記憶領域である記憶装置B210から、ムーブアウト前に予め記録しておいたチェックコードAを取得する(ステップS343)。そして、チェックコードAとチェックコードBとが一致するか否かを比較する(ステップS344)。
ステップS344において、チェックコードAとBとが一致しない場合(ステップS344でNo)には、ムーブアウトを実行せず、終了する。
一方、チェックコードAとBとが一致する場合(ステップS344でYes)には、コンテンツ管理部110は、ステップS341において取得したコンテンツからチェックサムBを新たに作成する(ステップS345)。そして、コンテンツ管理部110は、ステップS341において取得したコンテンツ管理情報から読み出したチェックサムAとステップS345において作成したチェックサムBとを比較する(ステップS346)。
チェックサムAとBとが一致しない場合(ステップS346でNo)には、ムーブアウトを実行せず、終了する。一方、チェックサムAとBとが一致する場合(ステップS346でYes)には、コンテンツ管理部110は、ムーブステータスのフラグをたて(0から1に設定する)、ムーブアウトを実行する(ステップS347)。すなわち、コンテンツ管理情報のムーブステータスを変更する。そして、コンテンツ管理部110は、変更したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS348)、記憶装置B210に記録する(ステップS349)。このステップS349で記録されるチェックコードは、チェックコードAに相当するが、ステップS343で取得されたチェックコードとは異なる。
次に、コンテンツ管理部110は、ムーブが成功したか成功しなかったかを判断する(ステップS350)。ムーブが成功した場合(ステップS350でYes)には、コンテンツ管理部110は、ムーブフラグをたて(0から1に設定する)、ムーブステータスのフラグをおろす(1から0に設定する)(ステップS351)。そして、コンテンツ管理部110は、ムーブ元のコンテンツ(録画データ)を削除する処理を実行して(ステップS352)、記憶装置A200からムーブ元のコンテンツを削除する(ステップS353)。
次に、コンテンツ管理部110は、コンテンツ管理情報を更新し(ステップS354)、それを記憶装置A200に記録する(ステップS355)。さらに、コンテンツ管理部110は、更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS356)、それを記憶装置B210に記録する(ステップS357)。このステップS357で記録されるチェックコードは、チェックコードAに相当するが、ステップS343で取得されたチェックコードおよびステップS349で記録されたチェックコードとは異なる。
一方、ステップS350において、ムーブが成功しなかった場合(ステップS350でNo)には、ムーブ先のデータを削除し、ムーブステータスをおろす(1から0に設定する)(ステップS359)。そして、コンテンツ管理部110は、ムーブステータスをおろしたコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS360)、それを記憶装置B210に記録する(ステップS361)。このステップS361で記録されるチェックコードは、チェックコードAに相当するが、ステップS343で取得されたチェックコードと同じとなり、ステップS349で記録されたチェックコードとは異なる。
なお、図6では、ムーブステータスのフラグをたてるときに1、おろすときに0と設定することとしたが、これに限られるものではなく、識別可能に設定されればよい。また、ムーブフラグについても、図6では、フラグをたてるときに1と設定することとしたが、これに限られるものではなく、識別可能に設定されればよい。
ここで、[発明が解決しようとする課題]において前記したように、コンテンツの複製を多数作成できてしまうという問題に対して、どのように対応可能かについて、以下に説明する。
いま、コンテンツZとコンテンツ管理情報Yがバックアップソフトウェアによってバックアップされ、ムーブアウト(1回目のムーブアウト)が実行され、そして、コンテンツZがリストアされて、さらにムーブアウト(不正となる2回目のムーブアウト)が実行される場合について説明する。
1回目のムーブアウトが終了した際に、コンテンツ管理情報は、ムーブフラグのフラグがたてられた(1に設定された)状態になっており(ステップS351)、また、コンテンツが削除されている(ステップS352〜S353)。すなわち、コンテンツ管理情報は、Yとは異なるX(X≠Y)となっていて、記憶装置B210には、コンテンツ管理情報Xに対応するチェックコードA(X)が記録される。そのため、2回目のムーブアウトにおけるステップS341の時点で取得されるコンテンツ管理情報Yに対してステップS342において新たに作成されるチェックコードB(Y)と、ステップS343において取得されるチェックコードA(X)とは、X≠Yであるので、異なっている。すなわち、ステップS344において、チェックコードAとBとが一致しないと判定され、ムーブアウトを実行することができない。
また、前記のようにムーブアウト時の処理の流れを構成したことによる効果について以下に説明する。
例えば、ステップS344において、取得したコンテンツ管理情報から新たに作成したチェックコードBと、セキュアな記憶領域から読み出したチェックコードAとを比較することによって、コンテンツとコンテンツ管理情報の正当性を、簡単に短時間で確認することが可能となる。また、ステップS346において、読み出したコンテンツから新たに作成したチェックサムBと正当性が確認されたコンテンツ管理情報に格納されているチェックサムAとを比較することによって、確実にコンテンツの利用を管理することが可能となる。
(移動)
移動とは、同一管理装置60内で、異なるフォルダパスの記憶領域にコンテンツを移すことである。したがって、録画装置50の記録媒体に録画するムーブアウト(ムーブ)とは異なる。
コマンド制御部120において、移動が選択されたときの処理の流れについて、図7を用いて説明する。図7は、移動が選択されたときの処理の流れを示す図である。
移動処理の前提として、同一パソコンに接続された記憶装置であって、それぞれ、異なるIDを有しているものとする。
まず、コンテンツ管理部110は、記憶装置A200からコンテンツ管理情報を取得する(ステップS381)。そして、コンテンツ管理部110は、移動が成功したかしなかったかを判断する(ステップS382)。移動が成功しなかった場合(ステップS382でNo)には、移動先のデータを削除する(ステップS389)。
一方、移動が成功した場合(ステップS382でYes)には、コンテンツ管理情報のフォルダパスと記憶装置のIDを書き換えて(ステップS383)、それを記憶装置A200に記録する(ステップS384)。次に、コンテンツ管理部110は、移動元のコンテンツを削除する処理を実行し(ステップS385)、記憶装置A200から削除する(ステップS386)。そして、更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS387)、記憶装置B210に記録する(ステップS388)。このステップS388で記録されるチェックコードは、チェックコードAに相当するが、ステップS381時点で記憶装置B210に記憶されていたチェックコードとは異なる。
また、前記のように移動時の処理の流れを構成したことによる効果について以下に説明する。
例えば、移動は同一パソコン内で行われるため、移動を実行する場合には、特にコンテンツを視聴するわけではないので、コンテンツの正当性について確認する必要がない。そのため、正当性の確認に時間をとられること無く即座に移動処理を開始することが可能となる。そして、移動が成功した場合にのみ、コンテンツ管理情報を更新し、その更新したコンテンツ管理情報に対応したチェックコードを記録することによって、コンテンツ管理の省力化が可能となる。
(コピー)
コピーとは、コンテンツの複製を作成することである。
コマンド制御部120において、コピーが選択されたときの処理の流れについて、図8を用いて説明する。図8は、コピーが選択されたときの処理の流れを示す図である。
まず、コンテンツ管理部110は、記憶装置A200からコンテンツ管理情報を取得する(ステップS401)。そして、コンテンツ管理部110は、コンテンツ管理情報からコピー回数とコピー制限回数とを抽出する。次に、抽出したコピー回数とコピー制限回数とを比較する(ステップS402)。コピー回数がコピー制限回数より小さくない場合(ステップS402でNo)には、コピーを実行せず、終了する。一方、コピー回数がコピー制限回数より小さい場合(ステップS402でYes)には、コピーを実行する(ステップS403)。そして、コピーが成功した場合(ステップS404でYes)には、コピー回数を1増加して、コンテンツ管理情報を更新し(ステップS405)、そのコンテンツ管理情報を記憶装置A200に記録する(ステップS406)。また、更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS407)、それを記憶装置B210に記録する(ステップS408)。このステップS408で記録されるチェックコードは、チェックコードAに相当するが、ステップS401時点で記憶装置B210に記憶されていたチェックコードとは異なる。
一方、ステップS404において、コピーが成功しなかった場合(ステップS404でNo)、コピー先のデータを削除する(ステップS409)。
前記のようにコピー時の処理の流れを構成したことによる効果について以下に説明する。
例えば、コピーを実行する場合には、特にコンテンツを視聴するわけではないので、コンテンツの正当性の確認は行わない。そのため、正当性の確認に時間をとられること無く即座にコピー処理を開始することが可能となる。そして、コピーが成功した場合にのみ、コンテンツ管理情報を更新し、その更新したコンテンツ管理情報に対応したチェックコードを記録することによって、コンテンツ管理の省力化が可能となる。
(削除)
削除とは、コンテンツを消去することである。
コマンド制御部120において、削除が選択されたときの処理の流れについて、図9を用いて説明する。図9は、削除が選択されたときの処理の流れを示す図である。なお、図中に示した「&」は、「および」を意味するものとする。
まず、コンテンツ管理部110は、記憶装置A200からコンテンツ管理情報を取得する(ステップS421)。そして、コンテンツ管理部110は、指定されたコンテンツを削除する処理を実行し(ステップS422)、記憶装置A200から指定されたコンテンツを削除する(ステップS423)。
次に、コンテンツ管理部110は、削除したコンテンツに係る管理情報を削除し、総件数を1減少させて、コンテンツ管理情報を更新し(ステップS424)、記憶装置A200に記録する(ステップS425)。さらに、更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを作成し(ステップS426)、それを記憶装置B210に記録する(ステップS427)。このステップS427で記録されるチェックコードは、チェックコードAに相当するが、ステップS421時点で記憶装置B210に記憶されていたチェックコードとは異なる。
前記のように削除時の処理の流れを構成したことによる効果について以下に説明する。
例えば、削除を実行する場合には、特にコンテンツを視聴するわけではないので、コンテンツの正当性の確認は行わない。そのため、正当性の確認に時間をとられること無く即座に削除処理を開始することが可能となる。そして、削除が成功した場合にのみ、コンテンツ管理情報を更新し、その更新したコンテンツ管理情報に対応したチェックコードを記録することによって、コンテンツ管理の省力化が可能となる。
ここで、コンテンツ管理に必要な記憶容量について以下に説明する。
記憶装置B210に記憶されるコンテンツ管理に必要な情報は、少なくとも、コンテンツ管理情報に対応するチェックコードと、コンテンツやコンテンツ管理情報を記録するハードディスクに固有のIDである。それらの容量は、例えば、チェックコードの容量を16バイトとし、ハードディスクのIDを16バイトと見積もる。ビデオカセットの代わりにハードディスクを交換するものとすると、1年間で多く見積もっても24個、長期的に見て10年間使用したとすると、(16バイト+16バイト)×24×10=7680バイトとなる。余裕をさらに2倍に見積もったとしても、15360バイトに過ぎない。
一方、記憶装置A200に記憶されるコンテンツ管理情報は、コンテンツ1件当たり1024バイト程度になる。
このことから、コンテンツ管理情報に所定の式を適用してチェックコードを求め、そのチェックコードをセキュアな記憶領域(記憶装置B)に記録して管理することによって、大幅に記憶容量を削減できる。
なお、本発明の効果として、チェックコードにより、コンテンツ管理を行っているため、不正なムーブアウトの防止および不正コピーの防止が可能となる。また、正当にコンテンツ管理を行うことが可能なため、視聴権利者として正当な視聴権利を開示することが可能となる。そして、視聴権利を示すことができるので、DTCP−IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)機能を備えたDLNA(Digital Living Network Alliance )サーバによって、コンテンツを配信して、他のパソコンで視聴することが可能となる。さらに、セキュアな記憶装置を追加するだけで、既存のハードディスクにコンテンツを保存可能となる。
著作権保護を必要とするコンテンツの利用を管理するコンテンツ管理システムを示す図である。 記憶装置Aに記録される情報と記憶装置Bに記録される情報との関係を示す図である。 記憶装置Aに記録されるコンテンツ管理情報の詳細を示す図である。 録画が選択されたときの処理の流れを示す図である。 再生が選択されたときの処理の流れを示す図である。 ムーブアウトが選択されたときの処理の流れを示す図である。 移動が選択されたときの処理の流れを示す図である。 コピーが選択されたときの処理の流れを示す図である。 削除が選択されたときの処理の流れを示す図である。
符号の説明
1 コンテンツ管理システム
10 チューナ
20 デコード部
30 表示装置
40 信号変換部
50 録画装置
60 管理装置
100 処理部
110 コンテンツ管理部
120 コマンド制御部
130 暗号化部
140 復号化部
200 記憶装置A
210 記憶装置B

Claims (5)

  1. 著作権保護を必要とするコンテンツの利用を管理するコンピュータにおけるコンテンツ管理方法であって、
    コンピュータは、
    前記コンテンツとコンテンツ管理情報とを記憶する第1の記憶媒体と、
    前記コンテンツ管理情報に対応するチェックコードを記憶する第2の記憶媒体と、
    前記第1の記憶媒体に記憶されたコンテンツを利用する毎に前記コンテンツ管理情報を更新する更新手段、
    前記コンテンツ管理情報を更新する毎に前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードを新たに生成する変換手段、
    前記コンテンツの利用前に記憶された前記チェックコードと、そのコンテンツを利用する際の前記コンテンツ管理情報から前記変換手段によって新たに生成されたチェックコードとが一致するか否かを比較する比較手段、を有する制御装置と、
    を備え、
    前記コンテンツを利用した際に、前記更新手段が前記コンテンツ管理情報を更新し、前記第1の記憶媒体にそのコンテンツ管理情報を記憶し、前記変換手段が前記更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、前記第2の記憶媒体に当該チェックコードをチェックコードAとして記憶し、
    次に前記コンテンツを利用する際に、前記変換手段が前記第1の記憶媒体に記憶された前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードをチェックコードBとして新たに生成し、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して一致する場合は、前記コンテンツ管理情報に含まれるムーブステータスのフラグをたてて、前記第1の記憶媒体に記憶されているコンテンツに対して前記コンピュータに接続した録画装置に録画することを示すムーブアウトを実行し、当該コンテンツ管理情報のチェックコードを生成し、当該チェックコードを前記第2の記憶媒体に記憶し、
    前記ムーブアウトが成功したか否かを判定し、成功していないと判定した場合、ムーブアウト先のデータを削除し、前記ムーブステータスのフラグを戻し、前記ムーブステータスのフラグを戻したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、当該チェックコードを前記第2の記憶媒体に記憶
    さらに、前記コンテンツを所定の式に適用して生成されるチェックサムおよび前記コンテンツの特定の箇所にあるデータを用いて生成される簡易チェックサムを、前記コンテンツ管理情報に含めて記憶し、
    (1)前記コンテンツを前記コンピュータ内で移動、コピーもしくは削除する場合または前記コンテンツをムーブアウトする場合、前記更新手段が前記コンテンツ管理情報を更新し、前記第1の記憶媒体にそのコンテンツ管理情報を記憶し、前記変換手段が前記更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、前記第2の記憶媒体に当該チェックコードをチェックコードAとして記憶し、
    (2)前記コンテンツを再生またはムーブアウトする場合、前記チェックコードAを取得し、前記変換手段が前記第1の記憶媒体に記憶された前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードをチェックコードBとして新たに生成し、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較し、
    (3)さらに前記コンテンツを再生する場合で、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して双方が一致するとき、前記コンテンツ管理情報から読み出した前記簡易チェックサムと、前記再生するコンテンツから新たに生成した簡易チェックサムとを比較して双方が一致する場合は、前記コンテンツの再生を許可し、
    (4)さらに前記コンテンツのムーブアウトを実行する場合で、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して双方が一致するとき、前記コンテンツ管理情報から読み出した前記チェックサムと、前記ムーブアウトを実行するコンテンツから新たに生成したチェックサムとを比較して双方が一致する場合は、前記コンテンツのムーブアウトを許可すること、
    を特徴とするコンテンツ管理方法。
  2. 前記チェックコードが記憶される領域は、特定の暗証情報を必要とする認証手段を備える専用のソフトウェアによって管理されること、
    を特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理方法。
  3. 前記チェックコードは、前記コンテンツ管理情報より小さな情報量によって表現されること、
    を特徴とする請求項に記載のコンテンツ管理方法。
  4. 著作権保護を必要とするコンテンツの利用を、前記コンテンツとコンテンツ管理情報とを記憶する第1の記憶媒体と、前記コンテンツ管理情報に対応するチェックコードを記憶する第2の記憶媒体とを用いて管理するコンピュータにおけるコンテンツ管理プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記第1の記憶媒体に記憶されたコンテンツを利用する毎に、前記第1の記憶媒体に記憶されたコンテンツ管理情報を更新する更新手段、
    前記コンテンツ管理情報を更新する毎に前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードを新たに生成する変換手段、
    前記コンテンツの利用前に前記第2の記憶媒体に記憶された前記チェックコードと、そのコンテンツを利用する際の前記コンテンツ管理情報から前記変換手段によって新たに生成されたチェックコードとが一致するか否かを比較する比較手段、
    前記チェックコードが記憶される領域を、バックアップソフトウェアによってバックアップすることが不可能な、特定の暗証情報を必要とする認証手段を備える専用のソフトウェアによって管理する手段、
    前記チェックコードを、前記所定の式によって前記コンテンツ管理情報より小さな情報量によって表現する手段、
    として機能させ、
    前記コンテンツを利用した際に、前記更新手段に前記コンテンツ管理情報を更新させ、前記第1の記憶媒体にそのコンテンツ管理情報を記憶させ、前記変換手段に前記更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成させ、前記第2の記憶媒体に当該チェックコードをチェックコードAとして記憶させ、
    次に前記コンテンツを利用する際に、前記変換手段に前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードをチェックコードBとして新たに生成させ、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較させて一致する場合は、前記コンテンツ管理情報に含まれるムーブステータスのフラグをたてて、前記第1の記憶媒体に記憶されているコンテンツに対して前記コンピュータに接続した録画装置に録画することを示すムーブアウトを実行させ、当該コンテンツ管理情報のチェックコードを生成し、当該チェックコードを前記第2の記憶媒体に記憶させ、
    前記ムーブアウトが成功したか否かを判定し、成功していないと判定した場合、ムーブアウト先のデータを削除し、前記ムーブステータスのフラグを戻し、前記ムーブステータスのフラグを戻したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、当該チェックコードを前記第2の記憶媒体に記憶させ、
    さらに、前記コンテンツを所定の式に適用して生成されるチェックサムおよび前記コンテンツの特定の箇所にあるデータを用いて生成される簡易チェックサムを、前記コンテンツ管理情報に含めて記憶させ、
    (1)前記コンテンツを前記コンピュータ内で移動、コピーもしくは削除する場合または前記コンテンツをムーブアウトする場合、前記更新手段が前記コンテンツ管理情報を更新し、前記第1の記憶媒体にそのコンテンツ管理情報を記憶させ、前記変換手段が前記更新したコンテンツ管理情報に対応するチェックコードを生成し、前記第2の記憶媒体に当該チェックコードをチェックコードAとして記憶させ、
    (2)前記コンテンツを再生またはムーブアウトする場合、前記チェックコードAを取得し、前記変換手段が前記第1の記憶媒体に記憶された前記コンテンツ管理情報を所定の式に適用して前記チェックコードをチェックコードBとして新たに生成し、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較させ、
    (3)さらに前記コンテンツを再生する場合で、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して双方が一致するとき、前記コンテンツ管理情報から読み出した前記簡易チェックサムと、前記再生するコンテンツから新たに生成した簡易チェックサムとを比較して双方が一致する場合は、前記コンテンツの再生を許可させ、
    (4)さらに前記コンテンツのムーブアウトを実行する場合で、前記比較手段が前記チェックコードAと前記チェックコードBとを比較して双方が一致するとき、前記コンテンツ管理情報から読み出した前記チェックサムと、前記ムーブアウトを実行するコンテンツから新たに生成したチェックサムとを比較して双方が一致する場合は、前記コンテンツのムーブアウトを許可させること、
    を特徴とするコンテンツ管理プログラム。
  5. 請求項に記載したコンテンツ管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2007226890A 2007-08-31 2007-08-31 コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体 Active JP5221915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226890A JP5221915B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226890A JP5221915B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009059234A JP2009059234A (ja) 2009-03-19
JP5221915B2 true JP5221915B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=40554896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007226890A Active JP5221915B2 (ja) 2007-08-31 2007-08-31 コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5221915B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5121772B2 (ja) * 2009-04-08 2013-01-16 シャープ株式会社 記録装置
JP5597067B2 (ja) * 2010-08-30 2014-10-01 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
EP3155546A4 (en) * 2014-08-01 2018-02-28 Sony Corporation Content format conversion verification
WO2017077602A1 (ja) * 2015-11-04 2017-05-11 株式会社 東芝 ストレージ装置、ストレージ装置の制御プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な不揮発性記憶媒体、及び、ストレージ装置の制御方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10289159A (ja) * 1997-04-17 1998-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd アクセス制御装置
JP4379653B2 (ja) * 1999-02-17 2009-12-09 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム格納媒体
JP2001066986A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Sony Corp 送信装置および方法、受信装置および方法、通信システム、並びにプログラム格納媒体
JP2001332021A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ再生装置、データ記録再生装置、媒体および情報集合体
JP3641239B2 (ja) * 2001-12-27 2005-04-20 株式会社東芝 メモリカードを制御するための装置および方法
JP2003318887A (ja) * 2002-04-25 2003-11-07 Nec Corp コンテンツ配送システム、方法およびコンテンツ受信端末
JP4485785B2 (ja) * 2003-12-15 2010-06-23 株式会社リコー 電子データ処理システム及び電子データ処理方法
JP2005316836A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Nippon Telegraph & Telephone West Corp コンテンツ保護システム及びコンテンツ保護方法並びにそのコンピュータプログラム
JP2006190185A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置
JP4606315B2 (ja) * 2005-11-29 2011-01-05 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置
JP4255470B2 (ja) * 2005-11-30 2009-04-15 富士通株式会社 デジタルコンテンツ録画装置及び耐タンパモジュール
JP4689510B2 (ja) * 2006-03-24 2011-05-25 ソニー株式会社 情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009059234A (ja) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4234770B1 (ja) 再生装置および再生制御方法
JP4957148B2 (ja) 鍵管理機能を持つセキュア素子および情報処理装置
WO2002033880A1 (fr) Reproduction de donnees/appareil d'enregistrement/procede et procede de mise a jour d'une liste
JP4585460B2 (ja) 同一コンテンツから派生した形式の異なるコンテンツを複数個所で同時に利用することを防ぐ記憶装置、システム及び方法
JP2003272289A (ja) 暗号処理を行う情報記録再生装置と情報記録再生方法
US20080232785A1 (en) Apparatus, Method, and Program Product For Recording and Reproducing Contents
JP4533644B2 (ja) 記録装置
JP5221915B2 (ja) コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体
JP4921862B2 (ja) 情報記録再生装置及び方法
JP4210701B2 (ja) コンテンツ管理装置
JP2006172147A (ja) コンテンツ保護方法及びその方法を用いた情報記録再生装置
JP2007294054A (ja) デジタル画像記録再生装置
JP2007208760A (ja) ディジタル信号記録再生装置
JP4560086B2 (ja) コンテンツデータ記録再生装置
WO2010106746A1 (ja) 鍵管理方法および鍵管理装置
JP5243758B2 (ja) コンテンツ管理方法、そのプログラム、および記録媒体
JP2010220019A5 (ja)
JP2005020703A5 (ja)
JP2009163560A (ja) デジタルデータ記録装置
JP2005276282A (ja) 情報記録再生装置、コンテンツ管理方法およびコンテンツ管理プログラム
JP4625737B2 (ja) コンテンツ記録再生装置
JP5643616B2 (ja) コンテンツ記憶装置およびプログラム
JP2006195973A (ja) データ処理装置
JP5330480B2 (ja) コンテンツ管理方法
JP2006093849A (ja) コンテンツのコピーコントロール方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5221915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250