JP2006093849A - コンテンツのコピーコントロール方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正コピーを防止すると共に、正当な利用をした場合に不当にコンテンツの再生又はコピーができなくなることを防止するコンテンツのコピーコントロール方法及びその装置を提供する。
【解決手段】 暗号鍵を基に再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵生成手段と、前記再生側中間鍵を用いてコンテンツを暗号解読するコンテンツ暗号解読手段と、所定のタイミングで、前記暗号鍵を所定の値に不可逆に更新することを特徴とする暗号鍵更新手段と、を備える。前記再生側中間鍵生成手段は、前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーする手段と、現在の前記再生側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵更新手段と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コピーワンス又はコピーネバーのコンテンツのコピーをコントロールするためのコンテンツのコピーコントロール方法及びその装置に関し、特に、不正コピーを困難にするコンテンツのコピーコントロール方法及びその装置に関する。
デジタル画像データがDVD(Digital Versatile Disc)やデジタル放送により一般視聴者に供給されるようになってきている。デジタル画像データは劣化を伴わずにコピーすることが可能であるので、著作権保護の観点から、コピーコントロールシステムが導入されている。コピーコントロールシステムにおいては、コピーコントロール信号として、コピーフリー、コピーワンス及びコピーネバーが用意されている。ユーザは、コピーフリーのコンテンツを自由にコピーすることができる。また、ユーザは、コピーワンスのコンテンツのコピーを1つのみ保有することができ、他の記録媒体にコンテンツをコピーする場合には、元の記録媒体からコンテンツを削除しなければならない。更に、ユーザは、コピーネバーのコンテンツを記録媒体に記録することはできない。但し、ユーザは、コピーネバーのコンテンツを例えば90分以内の範囲でタイムシフト再生するために、一時的にコンテンツを記録媒体に記録することは許されている。
特許文献1の発明は、コンテンツの移動を行う際に、移動元のコンテンツのうちの移動が行われた部分に逐次マーカを付け、一度マーカが付けられた部分は再度読み出さないようにすることにより、不正なコピーを防止する。しかし、マーカが付けられた部分を再度読み出さないようにな機能を有する装置以外の装置は、マーカが付けられた部分を読み出すことが可能であるので、不正なコピーを完全に防止することができない。
特許文献2の発明は、コンテンツデータベースを介して、あるフラッシュメモリに格納されていたコンテンツをそのフラッシュメモリのみならず他のフラッシュメモリにも格納できてしまうこと、を防止する。しかし、コピーワンスにおけるコンテンツの途中までの移動やコピーネバーに対応することができない。
特許文献3の発明は、再生可能条件を利用して、1つのコンテンツ内の移動済みの部分と未移動の部分を識別し、移動済みの部分の移動を禁止する。しかし、再生可能条件がコンテンツと一緒にハードディスクドライブに格納されるので、ハードディスクドライブのバックアップ、コンテンツの移動及びハードディスクドライブのリストアを順に行うことにより、不正なコピーが可能になってしまう。
特許文献4の発明は、各コンテンツを暗号化/復号化するための各コンテンツ毎のタイトル鍵をシステム鍵で暗号化して暗号化領域に格納し、コンテンツの再生を行ったならばシステム鍵を更新して、更新されたシステム鍵によりタイトル鍵を暗号化し直して暗号化領域に格納することにより、コンテンツのバックアップ、コンテンツの移動及びコンテンツのリストアを行うことによるコンテンツの不正コピーを防止する。しかし、更新前のシステム鍵と更新後のシステム鍵との関係が不明である。
特許文献5乃至8の発明は、コンテンツを単位ブロック毎に異なった暗号鍵で暗号化し、暗号化されたコンテンツを記録媒体に記録し、暗号鍵をその記録媒体と一体的に設けられたメモリに格納する。しかし、これは、メモリーIC付きのビデオテープカセットを想定したものであるため、コンテンツをハードディスクドライブやDVDとした場合には、記録媒体と一体的に設けられたメモリとはどのようなものであるのかが不明となる。また、ARIBによればコピーネバーのコンテンツであっても受信から90分以内であれば、ランダムアクセスしたり複数回再生することが許されているのであるが、特許文献5乃至8の発明によれば、1度再生した箇所はその後二度と再生できなくなるので、ユーザに不利益を与える。
また、特許文献7及び8の発明によれば、前のブロックの平文を利用して現在のブロックの暗号化のための暗号鍵を生成するので、再生された平文にエラーが含まれている場合に正しい暗号鍵を復元することができない。
特開2002−290905号公報 特開2001−51906号公報 特開2003−272289号公報 特開2003−22612号公報 特開2003−195751号公報 特開2003−195752号公報 特開2003−195753号公報 特開2003−195754号公報
コピーワンスのコンテンツの場合、ユーザが移動したコンテンツを安易な方法で復元することを防ぐ必要がある。安易な方法の1つとしては、例えばハードディスク全体の内容を完全にバックアップしておき、ハードディスクからコンテンツを他の記録媒体へ移動した後にハードティスク全体をリストアすることにより、移動したコンテンツを復元することが存在する。また、安易な方法の他の1つとしては、コンテンツの移動処理が終了して、移動元のコンテンツを無効化する処理に入る直前に意図的に電源を切断することで移動元の番組データの無効化処理を妨害するといった方法が存在する。
逆に、ユーザが意図しない中断動作が行われることは望ましくない。例えば、コンテンツの移動中に停電等が発生した場合に移動するコンテンツが破壊されることは望ましくない。
また、コピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生するためには、記録から所定時間経過後のコンテンツを適切に無効化する必要がある。
そこで、本発明は、上述したような不正コピーを防止すると共に、正当な利用をした場合に不当にコンテンツの再生又はコピーができなくなることを防止するコンテンツのコピーコントロール方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、暗号鍵を基に再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵生成ステップと、前記再生側中間鍵を用いてコンテンツを暗号解読するコンテンツ暗号解読ステップと、所定のタイミングで、前記暗号鍵を所定の値に不可逆に更新することを特徴とする暗号鍵更新ステップと、を備えるコンテンツのコピーコントロール方法が提供される。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記再生側中間鍵生成ステップは、前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーするステップと、現在の前記再生側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵更新ステップと、を備えていてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記再生側中間鍵の前記不可逆な更新のために、ハッシュ関数を利用してもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記再生側中間鍵更新ステップは、所定の時間毎又は前記コンテンツの所定の容量毎に行ってもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記暗号鍵は、1つのコンテンツに対し複数存在し、各暗号鍵は前記コンテンツに対応する場所があり、その場所に対応する前記再生側中間鍵が必要な場合に、その場所に対応する前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーするようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記暗号鍵更新ステップでは、前記再生側中間鍵を不可逆に更新するのと同時に前記暗号鍵をその時に更新された前記再生側中間鍵と同じ値に更新するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記コンテンツの再生が終了した時に、前記暗号鍵を削除するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記暗号鍵更新ステップでは、前記コンテンツを暗号化するために用いる記録側中間鍵を不可逆に更新してから所定時間を経過した時に前記暗号鍵を該所定時間経過前の前記記録側中間鍵と同じ値に更新するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記コンテンツの記録が終了してから前記所定時間が経過した時に、前記暗号鍵を削除するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記所定時間を経過する前に前記暗号鍵の更新の機会が奪われ、前記所定時間が経過した後に前記暗号鍵の更新の機会が再来した場合に、前記暗号鍵の更新を行うようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記暗号鍵を前記コンテンツが記録される記録媒体と異なる記録媒体に記録するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記暗号鍵が記録される記録媒体は、ユーザがバックアップ又はリストアできないものであるようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記暗号鍵を不揮発性記録媒体に記録するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記再生側中間鍵を揮発性記録媒体に記録するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法は、前記暗号鍵を基に記録側中間鍵を生成する記録側中間鍵生成ステップと、前記記録側中間鍵を用いて前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化ステップと、を更に備えていてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記記録側中間鍵生成ステップは、前記暗号鍵を前記記録側中間鍵の初期値としてコピーするステップと、現在の前記記録側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな記録側中間鍵を生成する記録側中間鍵更新ステップと、を備えていてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記記録側中間鍵の前記不可逆な更新のために、ハッシュ関数を利用するようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記記録側中間鍵更新ステップは、所定の時間毎又は前記コンテンツの所定の容量毎に行うようにしてもよい。
上記のコンテンツのコピーコントロール方法において、前記記録側中間鍵を揮発性記録媒体に記録するようにしてもよい。
本発明の第2の観点によれば、暗号鍵を基に再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵生成手段と、前記再生側中間鍵を用いてコンテンツを暗号解読するコンテンツ暗号解読手段と、所定のタイミングで、前記暗号鍵を所定の値に不可逆に更新することを特徴とする暗号鍵更新手段と、を備えるコンテンツのコピーコントロール装置が提供される。
本発明によれば、暗号鍵を基に再生側中間鍵を生成し、前記再生側中間鍵を用いてコンテンツを暗号解読し、所定のタイミングで、前記暗号鍵を所定の値に不可逆に更新するので、その所定のタイミングの後に、更新された所定の値の暗号鍵より前の再生側中間鍵を生成することが不可能となるため、コンテンツが不正にコピーされたとしても、確実にコピーワンス又はコピーネバーの効果を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
実施形態1のコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置は、コピーフリー又はコピーワンスのコンテンツに対応したものである。
図1を参照すると、本発明の実施形態1によるコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置は、記録媒体101、入力部103、暗号化部105、暗号解読部107、出力部109、暗号鍵生成部111、暗号鍵記憶部113、暗号鍵更新部115、中間鍵記憶部117、暗号鍵コピー部119、中間鍵更新部121、鍵更新タイミング検出部123、出力コンテンツ終了検出部125及び暗号鍵削除部127を備える。
記録媒体101は、例えばハードディスクドライブにより構成され、ここにコンテンツが格納される。
入力部103は、コンテンツを入力する。
暗号化部105は、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵を用いて、入力部103が入力したコンテンツを暗号化して、暗号化されたコンテンツを記録媒体101に書き込む。
暗号解読部107は、暗号化されているコンテンツを記録媒体101から読み出して、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵を用いて、読み出されたコンテンツを暗号解読する。
出力部109は、暗号解読部107により暗号解読されたコンテンツを出力する。
暗号鍵生成部111は、暗号鍵の初期値を所定の演算により生成し、暗号鍵記憶部113に格納する。暗号鍵生成部111は、例えば、乱数を発生し、その乱数の値を暗号鍵の初期値とする。暗号鍵生成部111は、乱数を日時及び機器に固有の番号(例えば、MACアドレス、CPU ID)と組み合わせることにより、暗号鍵の初期値を生成してもよい。
暗号鍵記憶部113は、フラッシュメモリ、MRAM、バッテリによりバックアップされたSRAM等の不揮発性メモリ131に設けられ、図2(a)に示すように、暗号鍵及びそれが適用されるコンテンツを識別する情報(コンテンツのあるドライブ名、コンテンツのあるフォルダ及びコンテンツのファイル名等)を関連付けて内部に格納する。また、1つのコンテンツに複数の暗号鍵が対応付けられる場合には、図2(b)に示すように、暗号鍵記憶部113は、暗号鍵、それが適用されるコンテンツを識別する情報及びそれが適用されるコンテンツ内の場所を識別する情報を関連付けて内部に格納する。コンテンツ内の場所を識別する情報は、コンテンツの所定の位置(例えば、先頭)から見たその場所の相対再生時間又はコンテンツの所定の位置(例えば、先頭)からその場所までのバイト数等である。
暗号鍵更新部115は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を更新する。この際、更新後の暗号鍵を元に更新前の暗号鍵を復元できないようにする。これを、暗号鍵を不可逆に更新するということとする。そのためには、例えば、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵をハッシュ関数に入力し、ハッシュ値を新たな暗号鍵の値とする。
中間鍵記憶部117は、RAM等の揮発性メモリ123に設けられ、中間鍵を一時的に内部に格納する。
暗号鍵コピー部119は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を中間鍵として中間鍵記憶部117にコピーする。
中間鍵更新部121は、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵を更新する。この際、更新後の中間鍵を元に更新前の中間鍵を復元できないようにする。これを、中間鍵を不可逆に更新するということとする。そのためには、例えば、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵をハッシュ関数に入力し、ハッシュ値を新たな中間鍵の値とする。また、中間鍵更新部121に暗号鍵更新部115に入力される暗号鍵と同一の中間鍵が入力されたならば、中間鍵更新部121は、暗号鍵更新部115が出力する暗号鍵と同一の中間鍵を出力するようにする。このためには、例えば、暗号鍵更新部115も中間鍵更新部121も、それぞれ、ハッシュ関数を用いて暗号鍵及び中間鍵を更新するのであれば、両者が用いるハッシュ関数を同一とする。
鍵更新タイミング検出部123は、入力部103が入力したコンテンツを暗号化して記録媒体101に記録する場合には、入力部103が入力したコンテンツをモニターすることにより、中間鍵更新部121により中間鍵を更新するための所定のタイミングを検出し、そのタイミングで中間鍵更新部121に中間鍵を更新するように指示を出す。また、鍵更新タイミング検出部123は、コンテンツの再生のために記録媒体101から読み出したコンテンツを暗号解読して出力部109から出力する場合には、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより、中間鍵更新部121により中間鍵を更新するための所定のタイミングを検出し、そのタイミングで中間鍵更新部121に中間鍵を更新するように指示を出す。更に、鍵更新タイミング検出部123は、コンテンツの移動のために記録媒体101から読み出したコンテンツを暗号解読して出力部109から出力する場合には、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより、中間鍵更新部121により中間鍵を更新し、且つ、暗号鍵更新部115により暗号鍵を更新するための所定のタイミングを検出し、そのタイミングで中間鍵更新部121に中間鍵を更新するように指示を出し、且つ、暗号鍵更新部115に暗号鍵を更新するように指示を出す。所定のタイミングとは、例えば、所定時間(例えば、1分)経過する度、所定容量を記録又は再生する度のタイミング、シーンチェンジのタイミングである。
出力コンテンツ終了検出部125は、コンテンツの移動の場合に、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより、記録媒体101からのコンテンツの読み出しが終了したか否かを検出する。
暗号鍵削除部127は、コンテンツの移動の場合において、出力コンテンツ終了検出部125がコンテンツの終了を検出した時に、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を削除する。削除のためには、例えば、暗号鍵としてはあり得ない所定のパターンで上書きをする。
以下、図3を参照して、コピーワンスのコンテンツを記録媒体101に記録する際の動作を説明する。
暗号鍵生成部111は、暗号鍵の初期値を所定の演算で生成し(ステップS201)、その暗号鍵の初期値を暗号鍵記憶部113に格納する(ステップS203)。
次に、暗号鍵コピー部119は、ステップS203で暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値を中間鍵の初期値として中間鍵記憶部117にコピーする(ステップS205)。
次に、暗号化部105は、入力部103により入力されたコンテンツを中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵で暗号化して記録媒体101に格納する(ステップS207)。
次に、鍵更新タイミング検出部123は、入力部103が入力したコンテンツをモニターすることにより中間鍵を更新するための上述した所定のタイミングを検出する(ステップS209)。
中間鍵更新タイミングを検出したならば(ステップS209でYES)、中間鍵更新部121は、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵を更新する(ステップS211)。
中間鍵を更新したならば、ステップS207に戻り、更新された中間鍵によるコンテンツの暗号化及び記録媒体101への記録を継続する。
以上の動作で、例えば、1分毎に異なる中間鍵で暗号化されたコピーワンスのコンテンツが記録媒体101に格納される。また、暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値は、暗号鍵記憶部113が不揮発性メモリ131に設けられているので、装置の電源を切断しても暗号鍵記憶部113に残ることとなる。一方、中間鍵記憶部117に格納された中間鍵の最終値は、中間鍵記憶部117が揮発性メモリ135に設けられているので、装置の電源を切断したならば中間鍵記憶部117から消滅することとなる。
次に、図4を参照して、コピーワンスのコンテンツを記録媒体101から再生する際の動作を説明する。
まず、暗号鍵コピー部119は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵の初期値を中間鍵の初期値として中間鍵記憶部117にコピーする(ステップS221)。
次に、暗号解読部107は、記憶媒体101に格納されているコンテンツを中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵で暗号解読して、出力部109に出力する(ステップS223)。
次に、鍵更新タイミング検出部123は、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより中間鍵を更新するための上述した所定のタイミングを検出する(ステップS225)。
早送りや巻き戻しでコンテンツの再生箇所が飛んだ場合には、飛んだ先の場所が中間鍵を何回更新する必要がある場所であるのかを算出し、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を中間鍵として中間鍵記憶部117にコピーした後、その回数中間鍵を更新する。
中間鍵更新タイミングを検出したならば(ステップS225でYES)、中間鍵更新部121は、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵を更新する(ステップS227)。
中間鍵を更新したならば、ステップS223に戻り、コンテンツの記録媒体101からの読み出し、読み出されたコンテンツの更新された中間鍵による暗号解読を継続する。
以上の動作で、例えば、記録時に1分毎に異なる中間鍵で暗号化されたコピーワンスのコンテンツが暗号解読されて出力される。また、暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値は、暗号鍵記憶部113が不揮発性メモリ131に設けられているので、装置の電源を切断しても暗号鍵記憶部113に残ることとなる。一方、中間鍵記憶部117に格納された中間鍵の最終値は、中間鍵記憶部117が揮発性メモリ135に設けられているので、装置の電源を切断したならば中間鍵記憶部117から消滅することとなる。
次に、図5を参照して、コピーワンスのコンテンツを記録媒体101から他の記録媒体(図示せず)に移動する際の動作を説明する。
まず、暗号鍵コピー部119は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵の初期値を中間鍵の初期値として中間鍵記憶部117にコピーする(ステップS231)。
次に、出力コンテンツ終了検出部125は、記録媒体101から読み出したコンテンツが終了したか否かを判断する(ステップS233)。終了していなければ(ステップS233でNO)、ステップS235に進む。
ステップS235では、暗号解読部107は、記憶媒体101に格納されているコンテンツを中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵で暗号解読して、出力部109に出力する。
次に、鍵更新タイミング検出部123は、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵及び暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を更新するための上述した所定のタイミングを検出する(ステップS237)。
中間鍵/暗号鍵更新タイミングを検出したならば(ステップS235でYES)、中間鍵更新部121は、中間鍵記憶部117に格納されている中間鍵を更新し(ステップS239)、暗号鍵更新部115は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を更新する(ステップS241)。
中間鍵及び暗号鍵を更新したならば、ステップS233に戻り、コンテンツの記録媒体101からの読み出し、読み出されたコンテンツの更新された中間鍵による暗号解読を継続する。
ステップS233で、コンテンツが終了していれば(ステップS231でYES)、暗号鍵削除部127は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を削除する。
以上の動作で、例えば、記録時に1分毎に異なる中間鍵で暗号化されたコピーワンスのコンテンツが暗号解読されて出力される。これにより出力部109から出力されたコンテンツを供給された他の装置は他の記録媒体にコンテンツを記録することが可能となる。一方、中間鍵記憶部117に格納された中間鍵の最終値は、中間鍵記憶部117が揮発性メモリ135に設けられているので、装置の電源を切断したならば中間鍵記憶部117から消滅することとなる。また、コンテンツが最後までコピーされた場合には、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵がステップS243で暗号鍵削除部127により削除されるので、仮に、記録媒体101にコンテンツ全体が残っていても、そのコンテンツを再生することが不可能となり、コンテンツが削除された場合と同様の効果が生ずる。また、コンテンツの移動がコンテンツの最後まで行われずに、コンテンツの途中までしか行われなかった場合には、コンテンツの移動が中途終了した後に暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵は、暗号鍵の初期値ではなく、中途終了した時点での暗号鍵である。そして、暗号鍵は不可逆に更新されているので、この暗号鍵によりコンテンツの先頭から中途終了した位置までに対応した暗号鍵を復元することは不可能である。従って、仮に記録媒体101にコンテンツ全体が残っていても、そのコンテンツの先頭から中途終了した位置までの部分を再生することが不可能となり、その部分が削除されたのと同様の効果が生ずる。従って、悪意ある者が、移動元のコンテンツの温存を図るために意図的に移動の途中で装置の電源を切断した場合であっても、移動元のコンテンツの対応箇所までを再度再生することが不可能となる。
また、暗号鍵記憶部113が設けられる不揮発性メモリ131を、記録媒体101とは異なった媒体とすることにより、記録媒体101のバックアップ、移動、バックアップされた記録媒体101のリストアが行われた場合であっても、上述した2つの「削除と同様の効果」が妨害されることが無くなる。不揮発性メモリ131として、規格に従った不揮発性メモリ(SDメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ)を利用すると、不揮発性メモリ131のバックアップ、移動、バックアップされた不揮発性メモリ131のリストアも行うことにより、上述した2つの「削除と同様の効果」が妨害される可能性がある。これを防ぐためには、ユーザが不揮発性メモリ131をバックアップ、リストアできないようにする。このためには、例えば、不揮発性メモリ131をCPUボードに半田付け等により直接実装するようにしてもよい。或いは、不揮発性メモリをバッテリとこれによりバックアップされるSRAMの組として、SRAMを引き抜いたならばSRAM内の記憶内容が消滅するようにするようにしてもよい。また、不揮発性メモリ131を電気通信回線及びネットワーク接続機器(ftpサーバ又はWWWサーバ等)を介さなければアクセスできない場所に設け、独自の通信方法や独自の情報(ID及びパスワード等)を用いなければアクセスできないようにしてもよい。
また、編集によりコンテンツの一部を削除し、削除前の部分と削除後の部分を繋げた場合には、再生を行う度に、複雑な処理をしないと、暗号化されたコンテンツの削除された部分に続く部分を暗号解読するための中間鍵を生成することができなくなる。これを解決するためには、削除を行う前において削除する部分の直後の部分に対応する中間鍵を追加の暗号鍵とし、その直後の部分を示す情報と追加の暗号鍵とを対応付けて暗号鍵記憶部113に格納する。この場合の暗号鍵記憶部113内の構造は図2(b)に示すようなものとなる。また、この場合には、コンテンツの再生の方法は、図4に示すものから図6に示すものに変更され、コンテンツの移動の方法は、図5に示すものから図7に示すものに変更される。ステップS251においては、鍵更新タイミング検出部123は、出力部109が出力するコンテンツの現在の場所と暗号鍵記憶部113に格納されている全ての「コンテンツの場所」を比較することにより次の暗号鍵の位置に到着したか否かを判断する。ステップS253では、暗号鍵コピー部119は、到着したコンテンツの場所に対応する暗号鍵を暗号鍵記憶部113から中間鍵記憶部117にコピーする。ステップS255では、経過部に対応した暗号鍵(新たな暗号鍵の前の暗号鍵)を暗号鍵記憶部113から削除する。削除のためには、例えば、暗号鍵としてありえない値を上書きする。
また、2つのコンテンツを結合して1つのコンテンツとする場合においても、結合直後の部分を示す情報と結合部の後の部分の暗号鍵の初期値とを対応付けて暗号鍵記憶部113に格納する。この場合にも暗号鍵記憶部113内の構造は図2(b)に示すようなものとなる。また、この場合にも、コンテンツの再生の方法は、図4に示すものから図6に示すものに変更され、コンテンツの移動の方法は、図5に示すものから図7に示すものに変更される。
[実施形態2]
実施形態2のコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置は、タイムシフト再生を行うものである。タイムシフト再生とは、コンテンツを記録しながら、そのコンテンツの以前に記録した部分を再生するものである。コピーネバーのコンテンツは保存のために記録することができないが、所定時間内のタイムシフト再生のために一時的に記録することはできる。また、タイムシフト再生は、コピーフリーのコンテンツを対象として行うこともできるし、コピーワンスのコンテンツを対象として行うこともできる。
但し、コピーフリー又はコピーワンスのコンテンツをタイムシフト再生する場合には、再生後にコンテンツを削除する必要がないのに対し、コピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生する場合には、所定時間経過後にコンテンツを削除する必要がある。例えば、タイムシフト再生のタイムシフト量の許容範囲が90分以内であれば、90分以上前に記録したコンテンツは削除されていなければならない。
図8を参照すると、本発明の実施形態2によるコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置は、記録媒体101、入力部103、暗号化部105、暗号解読部107、出力部109、暗号鍵生成部111、暗号鍵記憶部113、暗号鍵更新部115、記録側中間鍵記憶部117−1、再生側中間鍵記憶部117−2、暗号鍵コピー部119B、記録側中間鍵更新部121−1、再生側中間鍵更新部121−2、記録側中間鍵更新タイミング検出部123−1、再生側中間鍵更新タイミング検出部123−2、入力コンテンツ終了検出部125B、暗号鍵削除部127B、暗号鍵更新タイミング検出部129及び暗号鍵削除タイミング検出部133を備える。
記録媒体101、入力部103、暗号化部105、暗号解読部107、出力部109、暗号鍵生成部111、暗号鍵記憶部113、暗号鍵更新部115及び暗号鍵削除部127は、実施形態1のものと同一であるので、その説明を省略する。
記録側中間鍵記憶部117−1及び再生側中間鍵記憶部117−2は、実施形態1の中間鍵記憶部117と同様なものである。しかし、実施形態1では、記録と再生を同時に行うことがないために、記録側の中間鍵と再生側の中間鍵との両方が同時に存在する必要が無いのに対し、実施形態2では、タイムシフト再生のために記録と再生を同時に行うために、記録側の中間鍵と再生側の中間鍵の両方が同時に存在する必要がある。ここで、記録側の中間鍵とは、コンテンツの現在記録している場所に対応した中間鍵であり、再生側の中間鍵とは、コンテンツの現在再生している場所に対応した中間鍵である。従って、一般には、同時の記録側の中間鍵と再生側の中間鍵とは異なる。記録側中間鍵記憶部117−1は、記録側中間鍵を記憶し、再生側中間鍵記憶部117−2は、再生側中間鍵を記憶する。
暗号鍵コピー部119Bは、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を記録側中間鍵記憶部117−1及び再生側中間鍵記憶部117−2にコピーする。
記録側中間鍵更新部121−1は、記録側中間鍵記憶部117−1に格納されている記録側中間鍵を不可逆に更新する。
再生側中間鍵更新部121−2は、再生側中間鍵記憶部117−2に格納されている再生側中間鍵を不可逆に更新する。
記録側中間鍵更新タイミング検出部123−1は、入力部103が入力するコンテンツをモニターすることにより、記録側中間鍵を更新するべきタイミングを検出する。
再生側中間鍵更新タイミング検出部123−2は、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより、再生側中間鍵を更新するべきタイミングを検出する。
暗号鍵更新タイミング検出部129は、暗号鍵を不可逆に更新するべきタイミングを検出する。具体的には、例えば、90分以下の範囲でタイムシフト再生が許可されているのであれば、記録側中間鍵の不可逆更新を開始した時刻から90分遅延した時刻に暗号鍵の不可逆更新を開始する。そして、記録側中間鍵を1分毎に不可逆更新するのであれば、暗号鍵も1分毎に不可逆更新する。このためには、暗号鍵更新タイミング検出部129は、記録側中間鍵更新部121−1が発生した記録側中間鍵の更新のタイミングを90分遅延させたタイミングを暗号鍵の更新のタイミングとする。こうすることにより、各時刻における暗号鍵は、その時刻の90分前の記録側中間鍵と等しくなる。例えば、コンテンツの記録を開始してから100分経過した後においては、暗号鍵は、コンテンツの10分の位置に対応したものとなるが、その暗号鍵を基にそれ以前の位置に対応した暗号鍵を復元することができない。従って、コンテンツの開始位置から10分の位置までの間のコンテンツを再生することができなくなり、その部分が消去されたのと同一の効果が生じる。従って、90分を超える過去のコンテンツを再生することが不可能となる。
入力コンテンツ終了検出部125Bは、入力部103が入力するコンテンツをモニターすることにより、記録媒体101に記録するべきコンテンツの終了部を検出し、検出した時刻を出力する。
暗号鍵削除タイミング検出部133は、入力コンテンツ終了検出部125Bが検出したコンテンツ終了時刻からタイムシフト再生許容時間(例えば、90分)を経過した時刻を暗号鍵削除タイミングとして検出する。
暗号鍵削除部127Bは、暗号鍵削除タイミングに暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を削除する。
次に、図9を参照して、コピーフリー又はコピーワンスのコンテンツのタイムシフト再生においてコンテンツを記録媒体101に記録する際の動作を説明する。
暗号鍵生成部111は、暗号鍵の初期値を所定の演算で生成し(ステップS301)、その暗号鍵の初期値を暗号鍵記憶部113に格納する(ステップS303)。
次に、暗号鍵コピー部119は、ステップS303で暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値を記録側中間鍵の初期値として記録側中間鍵記憶部117−1にコピーする(ステップS305)。
次に、暗号化部105は、入力部103により入力されたコンテンツを記録側中間鍵記憶部117に格納されている記録側中間鍵で暗号化して記録媒体101に格納する(ステップS307)。
次に、記録側鍵更新タイミング検出部123は、入力部103が入力したコンテンツをモニターすることにより記録側中間鍵を更新するための上述した所定のタイミングを検出する(ステップS309)。
記録側中間鍵更新タイミングを検出したならば(ステップS309でYES)、記録側中間鍵更新部121−1は、記録側中間鍵記憶部117−1に格納されている記録側中間鍵を更新する(ステップS311)。
記録側中間鍵を更新したならば、ステップS307に戻り、更新された記録側中間鍵によるコンテンツの暗号化及び記録媒体101への記録を継続する。
以上の動作で、例えば、1分毎に異なる記録側中間鍵で暗号化されたコンテンツが記録媒体101に格納される。また、暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値は、暗号鍵記憶部113が不揮発性メモリ131に設けられているので、ある時間が経過してからコンテンツの再生が開始される際にも、装置の電源を切断しても暗号鍵記憶部113に残ることとなる。一方、記録側中間鍵記憶部117−1に格納された記録側中間鍵の最終値は、記録側中間鍵記憶部117−1が揮発性メモリ135に設けられているので、装置の電源を切断したならば記録側中間鍵記憶部117−1から消滅することとなる。
次に、図10を参照して、コンテンツを記録媒体101から再生する際の動作を説明する。
まず、暗号鍵コピー部119は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵の初期値を再生側中間鍵の初期値として再生側中間鍵記憶部117−2にコピーする(ステップS321)。
次に、暗号解読部107は、記憶媒体101に格納されているコピーフリー、コピーワンス又はコピーネバーのコンテンツを再生側中間鍵記憶部117−2に格納されている再生側中間鍵で暗号解読して、出力部109に出力する(ステップS323)。
次に、再生側中間鍵更新タイミング検出部123−2は、出力部109が出力するコンテンツをモニターすることにより再生側中間鍵を更新するための上述した所定のタイミングを検出する(ステップS325)。
早送りや巻き戻しによりコンテンツの再生箇所が飛んだ場合には、飛んだ先の場所が再生側中間鍵を何回更新する必要がある場所であるのかを算出し、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を再生側中間鍵として再生側中間鍵記憶部117−2にコピーした後、その回数中間鍵を更新する。但し、コンテンツがコピーネバーのものである場合には、飛んだ先がタイムシフト許容時間範囲内の場所であることが前提条件となる。
再生側中間鍵更新タイミングを検出したならば(ステップS325でYES)、再生側中間鍵更新部121−2は、再生側中間鍵記憶部117−2に格納されている再生側中間鍵を更新する(ステップS327)。
再生側中間鍵を更新したならば、ステップS323に戻り、コンテンツの記録媒体101からの読み出し、読み出されたコンテンツの更新された再生側中間鍵による暗号解読を継続する。
以上の動作で、例えば、記録時に1分毎に異なる中間鍵で暗号化されたコンテンツが暗号解読されて出力される。また、暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値は、暗号鍵記憶部113が不揮発性メモリ131に設けられているので、装置の電源を切断しても暗号鍵記憶部113に残ることとなる。但し、コンテンツがコピーネバー又はコピーワンスのものである場合には、他の場所で説明しているように暗号鍵は更新又は削除される。一方、中間鍵記憶部117に格納された中間鍵の最終値は、中間鍵記憶部117が揮発性メモリ135に設けられているので、装置の電源を切断したならば中間鍵記憶部117から消滅することとなる。
次に、図11を参照して、コピーネバーのコンテンツのタイムシフト再生においてコンテンツを記録媒体101に記録する際の動作を説明する。
暗号鍵生成部111は、暗号鍵の初期値を所定の演算で生成し(ステップS301)、その暗号鍵の初期値を暗号鍵記憶部113に格納する(ステップS303)。
次に、暗号鍵コピー部119は、ステップS303で暗号鍵記憶部113に格納された暗号鍵の初期値を記録側中間鍵の初期値として記録側中間鍵記憶部117−1にコピーする(ステップS305)。
次に、暗号化部105は、入力部103により入力されたコンテンツを記録側中間鍵記憶部117に格納されている記録側中間鍵で暗号化して記録媒体101に格納する(ステップS307)。
次に、記録側鍵更新タイミング検出部123は、入力部103が入力したコンテンツをモニターすることにより記録側中間鍵を更新するための上述した所定のタイミングを検出する(ステップS309)。
記録側中間鍵更新タイミングを検出したならば(ステップS309でYES)、記録側中間鍵更新部121−1は、記録側中間鍵記憶部117−1に格納されている記録側中間鍵を更新する(ステップS311)。
次に、記録側中間鍵更新部121−1は、現在時刻にタイムシフト許容時間を加算した時刻を暗号鍵更新時刻として、ハードディスクドライブ等の記録媒体に記録する(ステップS333)。
記録側中間鍵更新タイミングを検出しなければ(ステップS309でNO)、入力コンテンツ終了検出部125Bは、入力部103が入力したコンテンツをモニターすることにより、記録媒体101に記録するべき入力コンテンツが終了したか否かを検出する(ステップS331)。
コンテンツの終了を検出したならば(ステップS331でYES)、入力コンテンツ終了検出部125Bは、現在時刻にタイムシフト許容時間を加算した時刻を暗号鍵削除時刻として、ハードディスクドライブ等の記録媒体に記録する(ステップS335)。
ステップS331でNOであれば、ステップS309に戻る。
次に、図12を参照して、コピーネバーのコンテンツのタイムシフト再生において暗号鍵を更新又は削除する際の動作を説明する。
まず、暗号鍵更新タイミング検出部129は、現在時刻が記録媒体に記録されている暗号鍵更新時刻であるか否かを検出し(ステップS341)、そうであれば(ステップS341でYES)、暗号鍵更新部115は、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を不可逆に更新する(ステップS343)。
現在時刻が暗号鍵更新時刻でなければ(ステップS341でNO)、暗号鍵削除タイミング検出部131は、現在時刻が記録媒体に記録されている暗号鍵削除時刻であるか否かを検出し(ステップS345)、そうであれば(ステップS345でYES)、暗号鍵削除部127Bは、暗号鍵記憶部113に格納されている暗号鍵を削除する(ステップS347)。削除のためには、例えば、暗号鍵としてありえないパターンで暗号鍵を上書きする。
また、途中で装置の電源が切断された場合であっても、コピーネバーのコンテンツがタイムシフト許容時間を超える時間の再生をされることを防止するために、装置の電源が投入される度に、現在時刻と暗号鍵削除時刻とを比較し、現在時刻よりも前の暗号鍵削除時刻に対応する暗号鍵を削除するようにする。
また、例えば、暗号鍵を削除したならば、それに対応する暗号鍵削除時刻を削除するようにすれば、現在時刻よりも前の暗号鍵削除時刻が残っている場合には、何らかの原因(例えば、電源切断等)により暗号鍵を削除するべき時刻に暗号鍵が削除されなかったことがわかるので、現在時刻よりも前の暗号鍵削除時刻が残っているコンテンツを削除することにより、コピーネバーの効果を実現することができる。
また、例えば、暗号鍵を更新する度に、それに対応する暗号鍵更新時刻を削除するようにすれば、現在時刻よりも前の暗号鍵更新時刻が残っている場合には、何らかの原因(例えば、電源切断等)により暗号鍵を更新するべき時刻に暗号鍵が更新されなかったことがわかるので、現在時刻よりも前の暗号鍵更新時刻が残っているコンテンツに対して、残っている暗号鍵更新時刻であって現在時刻よりも前のものの数だけ暗号鍵を不可逆更新することにより、正当な範囲でタイムシフト再生を可能にし、且つ、コピーネバーの効果を実現することができる。
例えば、午後3時から午後3時10分までの間に、暗号鍵を1分毎に不可逆更新しながらタイムシフト録画され、その後何らかの原因によりタイムシフト録画が終了したとする。この場合には、タイムシフト許容時間が90分であると仮定すると、暗号鍵更新時刻として午後4時30分から午後4時40分までが記録媒体に記録される。
午後4時に電源を再投入した場合には、午後3時から午後3時10分までの間にタイムシフト録画された部分がタイムシフト再生可能でなければならないが、暗号鍵更新時刻として午後4時30分から午後4時40分までが記録媒体に記録されており、これらの時刻は午後4時より後であるので、暗号鍵は更新されず、そのようなタイムシフト再生は可能となる。
午後4時35分に電源を再投入した場合には、午後3時5分から午後3時10分までの間にタイムシフト録画された部分のみがタイムシフト再生可能でなければならないが、暗号鍵更新時刻として午後4時30分から午後4時40分までが記録媒体に記録されており、このうちの5つが午後4時35分よりも前でありこのうちの5つが午後4時35分以降であるので、暗号鍵は5回更新され、そのようなタイムシフト再生は可能となる。
午後5時に電源を投入した場合には、タイムシフト再生を不可能としなければならないが、暗号鍵更新時刻として午後4時30分から午後4時40分までが記録媒体に記録されており、これらの全てが午後5時よりも前であるので、暗号鍵は10回更新され、タイムシフト再生は不可能となる。
暗号鍵記憶部113の管理方法は、実施形態1のものと同様であるので、説明を省略する。
なお、図1及び8に示した装置の各部は、ハードウェアによって実現することも可能であるが、コンピュータをそれらの部分として機能させるためのプログラムをコンピュータが読み込んで実行することによっても実現することができる。
本発明は、コンテンツのコピーコントロールを実現するために利用することができる。
本発明の実施形態1によるコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置の構成を示すブロック図である。 図1の暗号鍵記憶部に格納される暗号鍵及びそれが対応付けられる場所を示すデータを示す図である。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコンテンツを記録する場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコンテンツを再生する第1の場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコンテンツを移動する第1の場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコンテンツを再生する第2の場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコンテンツを移動する第2の場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2によるコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコピーフリー又はコピーワンスのコンテンツを記録する場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコンテンツを再生する場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコピーネバーのコンテンツを記録する場合の動作を示すフローチャートである。 図1に示すコピーコントロール対応コンテンツ録画/再生装置のコピーネバーのコンテンツの記録に伴って行われる暗号鍵の更新及び削除の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101 記録媒体
103 入力部
105 暗号化部
107 暗号解読部
109 出力部
111 暗号鍵生成部
113 暗号鍵記憶部
115 暗号鍵更新部
117 中間鍵記憶部
117−1 記録側中間鍵記憶部
117−2 再生側中間鍵記憶部
119、119B 暗号鍵コピー部
121 中間鍵更新部
121−1 記録側中間鍵更新部
121−2 再生側中間鍵更新部
123 鍵更新タイミング検出部
123−1 記録側中間鍵更新タイミング検出部
123−2 再生側中間鍵更新タイミング検出部
125 出力コンテンツ終了検出部
125B 入力コンテンツ終了検出部
127、127B 暗号鍵削除部
129 暗号鍵更新タイミング検出部
131 不揮発性メモリ
133 暗号鍵削除タイミング検出部
135 揮発性メモリ

Claims (39)

  1. 暗号鍵を基に再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵生成ステップと、
    前記再生側中間鍵を用いてコンテンツを暗号解読するコンテンツ暗号解読ステップと、
    所定のタイミングで、前記暗号鍵を所定の値に不可逆に更新することを特徴とする暗号鍵更新ステップと、
    を備えるコンテンツのコピーコントロール方法。
  2. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記再生側中間鍵生成ステップは、
    前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーするステップと、
    現在の前記再生側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵更新ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  3. 請求項2に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記再生側中間鍵の前記不可逆な更新のために、ハッシュ関数を利用することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  4. 請求項2に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記再生側中間鍵更新ステップは、所定の時間毎又は前記コンテンツの所定の容量毎に行うことを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  5. 請求項2に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵は、1つのコンテンツに対し複数存在し、各暗号鍵は前記コンテンツに対応する場所があり、その場所に対応する前記再生側中間鍵が必要な場合に、その場所に対応する前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーすることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  6. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵更新ステップでは、前記再生側中間鍵を不可逆に更新するのと同時に前記暗号鍵をその時に更新された前記再生側中間鍵と同じ値に更新することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  7. 請求項6に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記コンテンツの再生が終了した時に、前記暗号鍵を削除することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  8. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵更新ステップでは、前記コンテンツを暗号化するために用いる記録側中間鍵を不可逆に更新してから所定時間を経過した時に前記暗号鍵を該所定時間経過前の前記記録側中間鍵と同じ値に更新することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  9. 請求項8に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記コンテンツの記録が終了してから前記所定時間が経過した時に、前記暗号鍵を削除することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  10. 請求項8に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記所定時間を経過する前に前記暗号鍵の更新の機会が奪われ、前記所定時間が経過した後に前記暗号鍵の更新の機会が再来した場合に、前記暗号鍵の更新を行うことを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  11. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵を前記コンテンツが記録される記録媒体と異なる記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  12. 請求項11に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵が記録される記録媒体は、ユーザがバックアップ又はリストアできないものであることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  13. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵を不揮発性記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  14. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記再生側中間鍵を揮発性記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  15. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記暗号鍵を基に記録側中間鍵を生成する記録側中間鍵生成ステップと、
    前記記録側中間鍵を用いて前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化ステップと、
    を更に備えることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  16. 請求項15に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記記録側中間鍵生成ステップは、
    前記暗号鍵を前記記録側中間鍵の初期値としてコピーするステップと、
    現在の前記記録側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな記録側中間鍵を生成する記録側中間鍵更新ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  17. 請求項16に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記記録側中間鍵の前記不可逆な更新のために、ハッシュ関数を利用することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  18. 請求項16に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記記録側中間鍵更新ステップは、所定の時間毎又は前記コンテンツの所定の容量毎に行うことを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  19. 請求項1に記載のコンテンツのコピーコントロール方法において、
    前記記録側中間鍵を揮発性記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール方法。
  20. 暗号鍵を基に再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵生成手段と、
    前記再生側中間鍵を用いてコンテンツを暗号解読するコンテンツ暗号解読手段と、
    所定のタイミングで、前記暗号鍵を所定の値に不可逆に更新することを特徴とする暗号鍵更新手段と、
    を備えるコンテンツのコピーコントロール装置。
  21. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記再生側中間鍵生成手段は、
    前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーする手段と、
    現在の前記再生側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな再生側中間鍵を生成する再生側中間鍵更新手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  22. 請求項21に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記再生側中間鍵の前記不可逆な更新のために、ハッシュ関数を利用することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  23. 請求項21に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記再生側中間鍵更新手段は、所定の時間毎又は前記コンテンツの所定の容量毎に前記再生側中間鍵の更新を行うことを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  24. 請求項21に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵は、1つのコンテンツに対し複数存在し、各暗号鍵は前記コンテンツに対応する場所があり、その場所に対応する前記再生側中間鍵が必要な場合に、その場所に対応する前記暗号鍵を前記再生側中間鍵の初期値としてコピーすることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  25. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵更新手段では、前記再生側中間鍵を不可逆に更新するのと同時に前記暗号鍵をその時に更新された前記再生側中間鍵と同じ値に更新することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  26. 請求項25に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記コンテンツの再生が終了した時に、前記暗号鍵を削除することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  27. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵更新手段では、前記コンテンツを暗号化するために用いる記録側中間鍵を不可逆に更新してから所定時間を経過した時に前記暗号鍵を該所定時間経過前の前記記録側中間鍵と同じ値に更新することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  28. 請求項27に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記コンテンツの記録が終了してから前記所定時間が経過した時に、前記暗号鍵を削除することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  29. 請求項27に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記所定時間を経過する前に前記暗号鍵の更新の機会が奪われ、前記所定時間が経過した後に前記暗号鍵の更新の機会が再来した場合に、前記暗号鍵の更新を行うことを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  30. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵を前記コンテンツが記録される記録媒体と異なる記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  31. 請求項30に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵が記録される記録媒体は、ユーザがバックアップ又はリストアできないものであることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  32. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵を不揮発性記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  33. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記再生側中間鍵を揮発性記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  34. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記暗号鍵を基に記録側中間鍵を生成する記録側中間鍵生成手段と、
    前記記録側中間鍵を用いて前記コンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、
    を更に備えることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  35. 請求項34に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記記録側中間鍵生成手段は、
    前記暗号鍵を前記記録側中間鍵の初期値としてコピーする手段と、
    現在の前記記録側中間鍵を不可逆に更新することにより新たな記録側中間鍵を生成する記録側中間鍵更新手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  36. 請求項35に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記記録側中間鍵の前記不可逆な更新のために、ハッシュ関数を利用することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  37. 請求項35に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記記録側中間鍵更新手段は、所定の時間毎又は前記コンテンツの所定の容量毎に前記記録側中間鍵の更新を行うことを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  38. 請求項20に記載のコンテンツのコピーコントロール装置において、
    前記記録側中間鍵を揮発性記録媒体に記録することを特徴とするコンテンツのコピーコントロール装置。
  39. 請求項1乃至19の何れか1項に記載のコンテンツのコピーコントロール方法をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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