JP2002208216A - コンテンツ記録再生装置 - Google Patents

コンテンツ記録再生装置

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JP2002208216A
JP2002208216A JP2001004629A JP2001004629A JP2002208216A JP 2002208216 A JP2002208216 A JP 2002208216A JP 2001004629 A JP2001004629 A JP 2001004629A JP 2001004629 A JP2001004629 A JP 2001004629A JP 2002208216 A JP2002208216 A JP 2002208216A
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JP2001004629A
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Wataru Iba
渉 猪羽
Takayuki Sugawara
隆幸 菅原
Kenjiro Ueda
健二朗 上田
Toshio Kuroiwa
俊夫 黒岩
Seiji Higure
誠司 日暮
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生制限のあるコンテンツに対する記録再生
に、その再生制限を正確に反映させることができ、コン
テンツの不正利用を防止できるコンテンツ記録再生装置
を提供する。 【解決手段】 記録媒体5への記録動作開始時に、乱数
発生部1にて、鍵の元になる情報の少なくとも一部とな
る乱数が発生する。この乱数はメモリ管理部7を介して
メモリ6に記録される。本記録再生装置への電源切断処
理または記録動作停止処理により、メモリ6内に記憶さ
れていた乱数を消去する。再電源投入時または再度の記
録動作開始時には、乱数発生部1にて新たな乱数を発生
し、その乱数を新たな鍵の元になる情報とする。暗号鍵
生成部2では、発生された乱数を鍵の元になる情報とし
て暗号鍵を生成し、その暗号鍵を用いて暗号化されたコ
ンテンツを記録媒体5に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツを暗号
化して記録すると共に、暗号化されたコンテンツを復号
化して再生するコンテンツ記録再生装置に関する。そし
て、この発明は特に、再生制限のあるコンテンツに対す
る記録再生動作に、その再生制限を正確に反映させるこ
とのできるコンテンツ記録再生装置を提供することを目
的としている。
【0002】
【従来の技術】著作権を有する映像や音声などのコンテ
ンツにおいて、著作権者の意図により1回だけの視聴を
許可する場合、放送であればコンテンツをCGMS(Copy Ge
neration Management System)を利用しコピー禁止とす
ることで実現できる。
【0003】一方、記録媒体に記録したコンテンツにお
いて、1回だけの視聴許可を実現するためには、特開20
00-149417号公報に開示されているように、コンテンツ
データの再生済みの部分に再生済みであることを示す情
報を付加するか、または暗号化されたコンテンツであれ
ば、その鍵情報が復号化に使用されたかどうかを示す情
報を付加することで実現される。
【0004】また、再生済みのコンテンツデータの記録
領域に関する情報、またはコンテンツデータそのものを
消去する方法も開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法の
ように、コンテンツデータまたは復号鍵に、それぞれ再
生済み、使用済みであることを示す情報を付加するだけ
では、実際には、記録媒体上にコンテンツデータは消去
されずに残ることになる。仮にコンテンツデータが暗号
化されている場合でも、記録媒体上にコンテンツデータ
と鍵情報とが記録されている限り、それらを取得し不正
に利用することは不可能ではない。
【0006】また、再生済みのコンテンツデータの記録
されている領域の情報を消去する、もしくは再生済みの
コンテンツデータを消去する場合においても、通常の再
生前に、記録媒体を他の機器に接続し他の記録媒体に不
正にコピーすることも可能である。例えば、追いかけ再
生など、他の記録媒体にはない多くの利点をもつハード
ディスクを記録媒体とした記録再生装置などでは、ハー
ドディスクを不正に記録再生装置から取り外し、外部の
PCに接続すれば、不正にコピーすることも可能である。
【0007】本発明は、再生制限(例えば、1回視聴
可)のあるコンテンツに対する記録再生動作に、その再
生制限を正確に反映させることができ、コンテンツの不
正利用を防止できるコンテンツ記録再生装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、下記のコンテンツ記録再生装置を
提供するものである。 (1) コンテンツを暗号化して記録すると共に、暗号
化されたコンテンツを復号化して再生するコンテンツ記
録再生装置であって、乱数を発生する乱数発生手段と、
前記発生された乱数を記憶する乱数記憶手段と、前記発
生された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも一部とし
て暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、前記生成された
暗号鍵を元にコンテンツを暗号化する暗号化手段と、前
記暗号化されたコンテンツを記録媒体に記録する記録手
段と、前記乱数記憶手段から乱数を読み出す乱数読み出
し手段と、前記読み出された乱数を鍵の元になる情報の
少なくとも一部として復号鍵を生成する復号鍵情報生成
手段と、前記記録媒体から前記暗号化されたコンテンツ
を読み出すコンテンツ読み出し手段と、前記読み出され
たコンテンツを、前記生成された復号鍵で復号化する復
号化手段と、本装置に対する特定の処理に連動して、前
記乱数記憶手段に記憶された乱数を消去もしくは変更す
る制御手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ記
録再生装置。 (2) 上記(1)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する電源の投入処
理または電源の切断処理であることを特徴とするコンテ
ンツ記録再生装置。 (3) 上記(1)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する記録開始処理
または記録終了処理であることを特徴とするコンテンツ
記録再生装置。 (4) 上記(1)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する記録媒体への
不正データアクセス処理であることを特徴とするコンテ
ンツ記録再生装置。 (5) コンテンツを暗号化して記録すると共に、暗号
化されたコンテンツを復号化して再生するコンテンツ記
録再生装置であって、乱数を発生する乱数発生手段と、
前記発生された乱数を記憶する乱数記憶手段と、前記発
生された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも一部とし
て暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、前記生成された
暗号鍵を元にコンテンツを暗号化する暗号化手段と、前
記暗号化されたコンテンツを記録媒体に記録する記録手
段と、前記コンテンツに対する記録動作が行われた日時
に関する記録日時情報を保持する日時情報保持手段と、
前記乱数記憶手段から乱数を読み出す乱数読み出し手段
と、前記読み出された乱数を鍵の元になる情報の少なく
とも一部として復号鍵を生成する復号鍵情報生成手段
と、前記記録媒体から前記暗号化されたコンテンツを読
み出すコンテンツ読み出し手段と、前記読み出されたコ
ンテンツを、前記生成された復号鍵で復号化する復号化
手段と、前記日時情報保持手段から前記記録日時情報を
読み出し、現在の日時に関する情報である現在日時情報
と比較する日時情報読み出し手段と、前記日時情報読み
出し手段での比較結果に応じて、及び本装置に対する特
定の処理に連動して、前記乱数記憶手段に記憶された乱
数を消去もしくは変更する制御手段と、を備えることを
特徴とするコンテンツ記録再生装置。 (6) 上記(5)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する電源の投入処
理または電源の切断処理であることを特徴とするコンテ
ンツ記録再生装置。 (7) 上記(5)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する記録開始処理
または記録終了処理であることを特徴とするコンテンツ
記録再生装置。 (8) 上記(5)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する記録媒体への
不正データアクセス処理であることを特徴とするコンテ
ンツ記録再生装置。 (9) 上記(5)記載のコンテンツ記録再生装置にお
いて、前記特定の処理が、本装置に対する前記日時情報
保持手段の記録日時情報の変更処理または現在日時情報
の変更処理であることを特徴とするコンテンツ記録再生
装置。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例を図1を用い
て説明する。この実施例のコンテンツ記録再生装置は、
1回視聴可のコンテンツを暗号化して記録し、確実に1
回のみ再生可能とするものであり、不正利用に対しては
暗号が解けないという強力な方法により視聴制限を保護
するものである。
【0010】このコンテンツ記録再生装置の記録側は、
鍵の元になる乱数を生成する乱数発生部1と、その乱数
を元に暗号鍵を生成する暗号鍵生成部2と、生成した暗
号鍵を元にコンテンツを暗号化する暗号化部3と、暗号
化したコンテンツを記録媒体5に記録する記録部4と、
鍵の元になる乱数を記憶管理するメモリ6を備えたメモ
リ管理部7とを有している。
【0011】再生側は、メモリ6とメモリ管理部7を介
してメモリ6から鍵の元になる乱数を読み出し、復号鍵
を生成する復号鍵生成部8と、記録媒体5から暗号化さ
れているコンテンツを読み出す読み出し部9と、読み出
したコンテンツを前記復号鍵を元に復号化する復号化部
10とを有している。
【0012】まず、記録動作例を説明する。本記録再生
装置の電源が入ったとき、もしくは記録媒体5への記録
動作開始時に、乱数発生部1にて、鍵の元になる情報の
少なくとも一部となる乱数が発生する。この乱数はメモ
リ管理部7を介してメモリ6に記録される。本記録再生
装置への電源切断処理または記録動作停止処理により、
メモリ管理部7はメモリ6内に記憶されていた乱数を消
去(または変更)する。再電源投入時または再度の記録
動作開始時には、乱数発生部1にて新たな乱数を発生
し、その乱数を新たな鍵の元になる情報の少なくとも一
部とする。
【0013】また、記録媒体5上のデータに不正なアク
セス処理が行われた場合にも、メモリ管理部7ではメモ
リ6内に記憶されていた乱数を消去(または変更)し、
再度乱数発生部1にて、新たな乱数を発生させる。
【0014】暗号鍵生成部2では、乱数発生部1で発生
された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも一部として
暗号鍵を生成する。一般的に暗号鍵の生成では、ハッシ
ュ関数を利用し、大きな情報量(ビットサイズ)のデー
タから、必要な情報量(ビットサイズ)を得る。
【0015】暗号鍵生成部2にて生成した暗号鍵を用い
て暗号化部3にてコンテンツの暗号化を行う。暗号化方
法には様々な方法が知られているが、通常映像及び音声
など転送速度を重視する場合は共通鍵暗号方式を利用す
ることが多い。暗号化部3では共通鍵暗号方式のDES暗
号を利用してコンテンツデータを暗号化するとすれば、
64ビット(うち8ビットはパリティビット)の鍵が必要
になる。暗号化部3で暗号化されたコンテンツは記録部
4にて変調され、記録媒体5に記録される。記録媒体5
は、光ディスク、磁気テープ、ハードディスク、固体メ
モリなどディジタル情報を記録可能な記録媒体であれば
よい。
【0016】次に、再生動作例を説明する。再生時には
記録媒体5より、暗号化されているコンテンツを読み出
し部9にて読み出す。読み出し部9には、記録媒体が光
ディスクであれば光ピックアップ、磁気テープであれば
磁気ヘッドなど、使用する記録媒体に応じた読み出し手
段を用いる。
【0017】復号鍵生成部8では、メモリ6を管理する
メモリ管理部7を介し、メモリ内に記録されている乱数
を読み出し、この乱数を鍵の元になる情報の少なくとも
一部として復号鍵を生成する。このとき暗号化及び復号
化に共通鍵暗号方式が使用されていれば、復号鍵生成部
8での処理は暗号鍵生成部2と等しくなる。復号化部1
0では生成した復号鍵を元にコンテンツデータを復号化
する。
【0018】このように、本コンテンツ記録再生装置に
よって記録媒体にコンテンツを記録すれば、コンテンツ
データ自身を消去または変更することなく、容易に1回
視聴可のコンテンツとして設定することが可能となる。
また、鍵の元になる情報の少なくとも一部である乱数
は、本コンテンツ記録再生装置に対して不正な動作を行
えば消去または変更されてしまうため、ハードディスク
記録再生装置等で、記録後、視聴前に記録再生装置から
他のPC等を用いてコピーをしようとしても、鍵が消去ま
たは変更されてしまうため暗号を解読することができな
い。
【0019】従って、本コンテンツ記録再生装置は、再
生制限(例えば、1回視聴可)のあるコンテンツに対す
る記録再生動作に、その再生制限を正確に反映させるこ
とができ、コンテンツの不正利用を防止できる。
【0020】次に、本発明の第2実施例を図2を用いて
説明する。コンテンツ記録再生装置の記録側は、鍵の元
になる乱数を生成する乱数発生部1と、その乱数を元に
暗号鍵を生成する暗号鍵生成部2と、生成した暗号鍵を
元にコンテンツを暗号化する暗号化部3と、暗号化した
コンテンツを記録媒体5に記録する記録部4と、鍵の元
になる乱数を記憶管理するメモリ6を備えたメモリ管理
部7とを有している。さらに、記録側は、時計により
年、月、日、時、分、秒の日時情報が取得可能であり、
前記コンテンツに対する記録動作が行われた日時に関す
る記録日時情報を保持する日時情報管理部11を有して
いる。この日時情報管理部11は、前記記録日時情報を
読み出し、現在の日時に関する情報である現在日時情報
と比較する機能を備えている。
【0021】再生側は、メモリ6とメモリ管理部7を介
してメモリ6から鍵の元になる乱数を読み出し、復号鍵
を生成する復号鍵生成部8と、記録媒体5から暗号化さ
れているコンテンツを読み出す読み出し部9と、読み出
したコンテンツを前記復号鍵を元に復号化する復号化部
10とを有している。
【0022】まず、記録動作例を説明する。本記録再生
装置の電源が入ったとき、もしくは記録媒体5への記録
動作開始時に、乱数発生部1にて、鍵の元になる情報の
少なくとも一部となる乱数が発生する。この乱数はメモ
リ管理部7を介してメモリ6に記録される。本記録再生
装置への電源切断処理または記録動作停止処理により、
メモリ管理部7はメモリ6内に記憶されていた乱数を消
去(または変更)する。再電源投入時または再度の記録
動作開始時には、乱数発生部1にて新たな乱数を発生
し、その乱数を新たな鍵の元になる情報の少なくとも一
部とする。
【0023】また、記録媒体5上のデータに不正なアク
セス処理が行われた場合にも、メモリ管理部7ではメモ
リ6内に記憶されていた乱数を消去(または変更)し、
再度乱数発生部1にて、新たな乱数を発生させる。
【0024】さらに、日時情報管理部11で管理する日
時情報によってメモリ管理部7を介して、メモリ6内の
乱数を消去(または変更)することができる。日時情報
管理部11は、保持している記録日時情報を読み出し、
その記録日時情報を現在日時情報と比較し、既にメモリ
6内に記録された乱数が特定の時間が経過したと判断し
た場合には、メモリ管理部7を介して、その乱数を消去
(または変更)する。
【0025】また、外部から不正に日時情報管理部11
内の時計の日時設定を変更した場合にも、既にメモリ6
内に記録された乱数を消去(または変更)することがで
きる。変更する場合は、再度、乱数発生部1にて新たな
乱数が発生する。
【0026】暗号鍵生成部2にて生成した暗号鍵を用い
て暗号化部3にてコンテンツの暗号化を行う。暗号化方
法には様々な方法が知られているが、通常映像及び音声
など転送速度を重視する場合は共通鍵暗号方式を利用す
ることが多い。暗号化部3では共通鍵暗号方式のDES暗
号を利用してコンテンツデータを暗号化するとすれば、
64ビット(うち8ビットはパリティビット)の鍵が必要
になる。暗号化部3で暗号化されたコンテンツは記録部
4にて変調され、記録媒体5に記録される。記録媒体5
は、光ディスク、磁気テープ、ハードディスク、固体メ
モリなどディジタル情報を記録可能な記録媒体であれば
よい。
【0027】復号鍵生成部8では、メモリ6を管理する
メモリ管理部7を介し、メモリ内に記録されている乱数
を読み出し、この乱数を鍵の元になる情報の少なくとも
一部として復号鍵を生成する。このとき暗号化及び復号
化に共通鍵暗号方式が使用されていれば、復号鍵生成部
8での処理は暗号鍵生成部2と等しくなる。復号化部1
0では生成した復号鍵を元にコンテンツデータを復号化
する。
【0028】このように、本コンテンツ記録再生装置に
よって記録媒体にコンテンツを記録すれば、コンテンツ
データ自身を消去または変更することなく、容易に1回
視聴可のコンテンツとして設定することが可能となる。
また、鍵の元になる情報の少なくとも一部である乱数
は、本コンテンツ記録再生装置に対して不正な動作を行
えば消去または変更されてしまうため、ハードディスク
記録再生装置等で、記録後、視聴前に記録再生装置から
他のPC等を用いてコピーをしようとしても、鍵が消去ま
たは変更されてしまうため暗号を解読することができな
い。
【0029】従って、本コンテンツ記録再生装置は、再
生制限(例えば、1回視聴可)のあるコンテンツに対す
る記録再生動作に、その再生制限を正確に反映させるこ
とができ、コンテンツの不正利用を防止できる。
【0030】さらに、本コンテンツ記録装置では、日時
情報を元に鍵の元になる情報の乱数を消去または変更す
ることで、1回視聴可のコンテンツだけでなく、ある特
定時間内のみ再生可能とするコンテンツに対しても、著
作権者の意図を反映した形で記録・再生することができ
る。また、そのとき不正に日時情報が変更された場合に
おいても、メモリ内の乱数を消去または変更すること
で、コンテンツを不正利用から保護することができる。
【0031】なお、上記第1、第2実施例において、ユ
ーザーから特別な理由によってコンテンツデータを再生
不可能な状態にしたい要求があった場合に、ボタンやリ
モコン、ネットワークによる通信手段などのユーザーイ
ンターフェースによって、メモリ6内に記憶された乱数
を積極的に消去もしくは変更しても良い。また、課金に
関する情報を元に、メモリ6内に記憶された乱数を消去
もしくは変更しても良い。さらには、再生回数に応じ
て、メモリ内に記憶された乱数を消去もしくは変更して
も良い。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明のコンテンツ記録再
生装置は、下記の効果を有する。 (イ)本コンテンツ記録再生装置によって記録媒体にコ
ンテンツを記録すれば、コンテンツデータ自身を消去ま
たは変更することなく、容易に再生制限(例えば1回視
聴可)付きのコンテンツとして設定することが可能とな
る。また、鍵の元になる情報の少なくとも一部である乱
数は、本コンテンツ記録再生装置に対して特定の動作を
行えば消去または変更されてしまうため、例えば、ハー
ドディスク記録再生装置等で、記録後、視聴前に記録再
生装置から他のPC等を用いてコピーをしようとしても、
鍵が消去または変更されてしまうため暗号を解読するこ
とができない。
【0033】従って、本コンテンツ記録再生装置は、再
生制限(例えば、1回視聴可)のあるコンテンツに対す
る記録再生動作に、その再生制限を正確に反映させるこ
とができ、コンテンツの不正利用を防止できる。 (ロ)本コンテンツ記録装置において、日時情報を元に
鍵の元になる情報の乱数を消去または変更するようにす
れば、1回視聴可のコンテンツだけでなく、ある特定時
間内のみ再生可能とするコンテンツに対しても、著作権
者の意図を反映した形で記録・再生することができる。
また、そのとき不正に日時情報が変更された場合におい
ても、鍵の元になる情報の乱数を消去または変更するこ
とで、コンテンツを不正利用から保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すブロック図である。
【図2】第2実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 乱数発生部 2 暗号鍵生成部 3 暗号化部 4 記録部 5 記録媒体 6 メモリ 7 メモリ管理部 8 復号鍵生成部 9 読み出し部 10 復号化部 11 日時情報管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒岩 俊夫 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 日暮 誠司 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 BB10 CA15 5C053 FA13 FA23 JA21 KA01 KA24 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC04 DE17 DE50 GK12 GK17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツを暗号化して記録すると共に、
    暗号化されたコンテンツを復号化して再生するコンテン
    ツ記録再生装置であって、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記発生された乱数を記憶する乱数記憶手段と、 前記発生された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも一
    部として暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、 前記生成された暗号鍵を元にコンテンツを暗号化する暗
    号化手段と、 前記暗号化されたコンテンツを記録媒体に記録する記録
    手段と、 前記乱数記憶手段から乱数を読み出す乱数読み出し手段
    と、 前記読み出された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも
    一部として復号鍵を生成する復号鍵情報生成手段と、 前記記録媒体から前記暗号化されたコンテンツを読み出
    すコンテンツ読み出し手段と、 前記読み出されたコンテンツを、前記生成された復号鍵
    で復号化する復号化手段と、 本装置に対する特定の処理に連動して、前記乱数記憶手
    段に記憶された乱数を消去もしくは変更する制御手段
    と、を備えることを特徴とするコンテンツ記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する電源の投入処理また
    は電源の切断処理であることを特徴とするコンテンツ記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する記録開始処理または
    記録終了処理であることを特徴とするコンテンツ記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する記録媒体への不正デ
    ータアクセス処理であることを特徴とするコンテンツ記
    録再生装置。
  5. 【請求項5】コンテンツを暗号化して記録すると共に、
    暗号化されたコンテンツを復号化して再生するコンテン
    ツ記録再生装置であって、 乱数を発生する乱数発生手段と、 前記発生された乱数を記憶する乱数記憶手段と、 前記発生された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも一
    部として暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、 前記生成された暗号鍵を元にコンテンツを暗号化する暗
    号化手段と、 前記暗号化されたコンテンツを記録媒体に記録する記録
    手段と、 前記コンテンツに対する記録動作が行われた日時に関す
    る記録日時情報を保持する日時情報保持手段と、 前記乱数記憶手段から乱数を読み出す乱数読み出し手段
    と、 前記読み出された乱数を鍵の元になる情報の少なくとも
    一部として復号鍵を生成する復号鍵情報生成手段と、 前記記録媒体から前記暗号化されたコンテンツを読み出
    すコンテンツ読み出し手段と、 前記読み出されたコンテンツを、前記生成された復号鍵
    で復号化する復号化手段と、 前記日時情報保持手段から前記記録日時情報を読み出
    し、現在の日時に関する情報である現在日時情報と比較
    する日時情報読み出し手段と、 前記日時情報読み出し手段での比較結果に応じて、及び
    本装置に対する特定の処理に連動して、前記乱数記憶手
    段に記憶された乱数を消去もしくは変更する制御手段
    と、 を備えることを特徴とするコンテンツ記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する電源の投入処理また
    は電源の切断処理であることを特徴とするコンテンツ記
    録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する記録開始処理または
    記録終了処理であることを特徴とするコンテンツ記録再
    生装置。
  8. 【請求項8】請求項5記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する記録媒体への不正デ
    ータアクセス処理であることを特徴とするコンテンツ記
    録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載のコンテンツ記録再生装置に
    おいて、 前記特定の処理が、本装置に対する前記日時情報保持手
    段の記録日時情報の変更処理または現在日時情報の変更
    処理であることを特徴とするコンテンツ記録再生装置。
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JP2004341768A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置、暗号処理方法及びプログラム
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