JPH0869419A - デジタルデータの記録装置および記録媒体 - Google Patents

デジタルデータの記録装置および記録媒体

Info

Publication number
JPH0869419A
JPH0869419A JP6230603A JP23060394A JPH0869419A JP H0869419 A JPH0869419 A JP H0869419A JP 6230603 A JP6230603 A JP 6230603A JP 23060394 A JP23060394 A JP 23060394A JP H0869419 A JPH0869419 A JP H0869419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
data
identification code
digital data
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6230603A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Nonaka
孝則 埜中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP6230603A priority Critical patent/JPH0869419A/ja
Publication of JPH0869419A publication Critical patent/JPH0869419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタルデータの違法コピーを有効に防止す
ることができるデジタルデータの記録装置および記録媒
体を提供する。 【構成】 データ供給側装置10では、データベース1
1に記録されたデジタルデータを、キーコード発生部1
4で発生させたキーコードyと、装置20から送られて
きた記録媒体FD固有の識別コードxとを使って暗号化
する。データ受け取り側装置20では暗号化データを記
録媒体FDに記録する。記録媒体FDから読み出された
暗号化データは、装置10から与えられたキーコードy
と、識別コード読み取り部24で読み取られた記録媒体
FDの識別コードxとを使ってデータ復号部25で復号
される。記録媒体FDの識別コードは書き換え不能に記
録媒体FDに記録されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータプログ
ラムや音楽・映像・文字データなどのデジタルデータを
記録媒体へ記録する装置、およびこの装置に使用される
記録媒体に係り、特に、デジタルデータの違法コピーを
防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルデータの記録媒体として
は例えば、磁気テープ、光磁気ディスク、半導体メモリ
回路、フロッピーディスク、ハードディスなど種々のも
のが知られている。コンピュータプログラムなどのデジ
タルデータは、この種の記録媒体に記録されて供給され
たり、あるいは最近では通信回線を介して供給されるよ
うになっている。
【0003】ユーザは、コンピュータプログラムを自分
のコンピュータを使って他のフロッピーディスクやハー
ドディスクなどにコピーすることができる。また、最近
では、例えばコンパクトディスクのように音楽や映像情
報をデジタルで記録する装置が発表されるようになって
きた。
【0004】このように、各種のソフトウェアをデジタ
ルで記録できる装置が開発されると、ユーザは供給者か
ら受け取ったソフトウェアを性能の劣化なく、そのまま
他の記録媒体にコピーすることができる。音楽や映像な
ども通信回線や放送といった手段で受け取ることがで
き、供給者はコンパクトディスクなどの記録媒体なしで
ソフトウェアを供給することができる。これにより、ソ
フトウェアの供給コストが下がるとともに、資源節約と
いうメリットなどが期待される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ルデータを記録する装置は、ソフトウェアの違法コピー
という問題を生む。コンピュータプログラムでは既に違
法コピーが社会問題となっている。
【0006】ソフトウェア供給者の立場から見ると、開
発したソフトウェアが無断コピーによって流通してしま
うと開発コストを回収できない。その結果としてソフト
ウェアの販売価格を高く設定せざるを得なくなる。
【0007】一方、違法コピーをするユーザの立場から
みると、『ソフトウェアが高額過ぎる』、『書籍のよう
に内容を確かめてから購入することができないので、正
規に購入すると劣悪なソフトウェアにも優秀なソフトウ
ェアにも同様に高い金額を支払ってしまう』などの問題
意識をもっており、思わずコピーに走ってしまうという
悪循環状態になっている。
【0008】違法コピーを法的に取り締まろうとする動
きもあるが、実際には違法コピーをいちいち発見するこ
とは現実的にはできないので効果に疑問がある。コンピ
ュータソフトでは、違法コピー対策としてコピープロテ
クト機能をつけた形での供給などが現在行われている。
音楽などの記録装置では、違法コピー対策として、記録
されたデータはオリジナルデータよりも音質などが劣化
するような機能を付けることが真剣に検討されている。
また、コピー回数を制限するような機能を付けることな
ども検討されている。
【0009】これらのように、コピーを禁止するような
機能やコピー時にソフトウェアの質が劣化するような機
能は、デジタル記録装置の特性である『劣化なくオリジ
ナルソースを記録できる』という長所をみすみす殺すこ
とになっている。また、記録媒体なしに供給者がユーザ
にソフトウェアを供給することができるという社会的効
果も期待できない。また正当にソフトウェアを利用しよ
うとするユーザの立場からみると、これらの機能は不便
そのものである。
【0010】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、違法コピーを有効に防止することが
できるデジタルデータの記録装置、およびこの装置に用
いられる記録媒体を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載のデジタルデータの記録装置は、デ
ジタルデータを記憶するデータ記憶手段と、所望のデジ
タルデータを記録しようとする記録媒体固有の識別コー
ドを入力する識別コード入力手段と、任意のキーコード
を発生するキーコード発生手段と、前記データ記憶手段
から読み出されたデジタルデータを前記識別コードと前
記キーコードとを使って暗号化する暗号化手段と、前記
暗号化されたデジタルデータ(暗号化データ)および前
記キーコードを出力する出力手段と、前記暗号化データ
を入力する暗号化データ入力手段と、前記キーコードを
入力するキーコード入力手段と、前記入力された暗号化
データを記録媒体に記録する暗号化データ記録手段と、
前記記録媒体に記録された暗号化データを読み取る暗号
化データ読み取り手段と、前記記録媒体固有の識別コー
ドをその記録媒体自身から読み取る識別コード読み取り
手段と、前記記録媒体から読み取られた暗号化データ
を、前記記録媒体自身から読み取られた識別コードと前
記入力されたキーコードとを使って元のデジタルデータ
に復号するデータ復号手段とを備えたものである。
【0012】請求項2に記載の記録媒体は、請求項1に
記載のデジタルデータの記録装置を使ってデジタルデー
タが記録される記録媒体であって、前記記録媒体には、
その記録媒体固有の識別コードが書き換え不能に記録さ
れている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明の作用は次のとおりであ
る。ユーザが所望のデジタルデータの供給を受けようと
する場合、そのデジタルデータを記録しようとする記録
媒体固有の識別コードが識別コード入力手段を介して入
力される。データ記憶手段から取り出されたデジタルデ
ータは、前記識別コードとキーコード発生手段から発生
されたキーコードとを使って、暗号化手段によって暗号
化される。暗号化されたデジタルデータ(暗号化デー
タ)とキーコードとが出力手段を介して出力される。こ
の暗号化データは暗号化データ入力手段を介して取り込
まれ、暗号化データ記録手段によって前記識別コードを
もつ記録媒体に記録される。そのデジタルデータを利用
する場合には、暗号化データ読み取り手段によって記録
媒体から暗号化データが読み取られてデータ復号手段に
送られる。そして、識別コード読み取り手段によってそ
の記録媒体自身から読み取られた識別コードとキーコー
ド入力手段を介して入力されたキーコードとを使って、
暗号化データが復号される。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、暗号化デ
ータが記録された記録媒体(第1記録媒体)から別の記
録媒体(第2記録媒体)へ暗号化データをコピーしたと
しても、第2記録媒体の識別コードを第1記録媒体と同
じ識別コードに書き換えることができないので、請求項
1の装置を使っても第2記録媒体にコピーされた暗号化
データを復号することはできない。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。 <第1実施例>図1は、この発明に係るデジタルデータ
の記録装置の第1実施例の概略構成を示したブロック図
である。
【0016】この実施例装置は、データ供給側装置10
とデータ受け取り側装置20とから構成され、両装置間
が通信回線Lで接続されている。データ供給側装置10
は、ソフトウェアを販売する販売会社などに設置される
ものである。一方、データ受け取り側装置20は、ソフ
トウェアを利用するユーザ側に設置されるのもので、通
常、一つのデータ供給側装置10に対して多数のデータ
受け取り側装置20が通信回線Lを介して結ばれるが、
図1では簡単のために一つのデータ受け取り側装置20
のみを示している。なお、各装置10,20の設置個所
は任意であり、上記の例以外に、データ供給側装置10
をソフトウェア・メーカに、データ受け取り側装置20
をソフトウェア販売店にそれぞれ設置し、ユーザがソフ
トウェア販売店に出向いて所望のソフトウェアの供給を
受けるようにしてもよい。以下、各装置10,20の詳
細な構成を説明する。
【0017】データ供給側装置10は、販売対象となる
多種類のソフトウェアを格納したデータベース11、デ
ータベース11を管理するデータベース管理部12、供
給要求のあったソフトウェア(デジタルデータ)を暗号
化する暗号化処理部13、暗号化のための任意のキーコ
ードを発生するキーコード発生部14、通信用インター
フェース(I/F)15などから構成されている。ここ
で、通信用インターフェース15は本発明における識別
コード入力手段および出力手段に相当している。
【0018】データ受け取り側装置20は、データ要求
指令や記録媒体FDの識別コードなどを入力するための
キーボードなどからなる操作部21、データ供給側装置
10から送られてきた暗号化データを記録媒体FDに記
録するための暗号化データ記録部22、記録媒体FDか
ら暗号化データを読み取るための暗号化データ読み取り
部23、記録媒体FDから識別コードを読み取るための
識別コード読み取り部24、暗号化データを復号するた
めのデータ復号部25、通信用インターフェース26な
どから構成されている。ここで、通信用インターフェー
ス26は本発明における暗号化データ入力手段およびキ
ーコード入力手段に相当している。
【0019】記録媒体FDは、特にその種類を限定しな
いが、例えばフロッピーディスク、磁気テープ、光磁気
ディスク、半導体メモリ回路、ハードディスなどが用い
られる。この記録媒体FDには、その記録媒体固有の識
別コードが書き換え不能に予め記録されている。識別コ
ードの記録手法は特に限定しないが、例えば、ユーザが
書き換えできない領域(プロテクト領域)に識別コード
を磁気的に記録しておいたり、あるいはフロッピーディ
スクの円盤状磁気シートが収納されたジャケット表面に
バーコードを書き換え不能に記録しておく。このような
記録媒体固有の識別コードは例えば、その記録媒体を製
造するメーカが出荷段階で、各記録媒体ごとに例えば連
続番号などの形態で記録しておく。
【0020】次に上述した実施例装置を使ってソフトウ
ェアの供給を受ける場合の動作を図2のフローチャート
を参照して説明する。なお、図2の各ステップ番号の添
字中、Sはデータ供給側装置10での処理、Uはデータ
受け取り側装置20での処理をそれぞれ示している。
【0021】まず、ユーザが、データ受け取り側装置2
0の操作部21を使って、希望するソフトウェアのデー
タ要求と、そのデータを記録しようとする記録媒体FD
の識別コードとを入力する(1U)。この入力情報は通
信回線Lを介してデータ供給側装置10に送られる。な
お、記録媒体FDの識別コードは、識別コード読み取り
部24で読み取ったものをデータ供給側装置10に送る
ようにしてもよい。
【0022】データ供給側装置10では、データベース
管理部12がデータ受け取り側装置20からのデータ要
求に基づき、要求のあったソフトウェアのデジタルデー
タをデータベース11から取り出して暗号化処理部13
に送る(2S)。
【0023】暗号化処理部13は、前記デジタルデータ
をデータ受け取り側装置20から送られてきた識別コー
ドと装置10内のキーコード発生部14で発生されたキ
ーコードとを使って暗号化する(3S)。
【0024】デジタルデータの暗号化処理の簡略化した
例を以下に説明する。いま、暗号化処理されるデジタル
データをf(t)、記録媒体FDの識別コードをx、キ
ーコードをy(x)、暗号化データをg(t)で表す。
例えば、キーコードy(x)を次式で示される関数に
設定する。 y(x)=x3 +Ex2 +Fx ……… 上式でE,Fは任意定数である。
【0025】また、暗号化データg(t)を次式で示
される関数h(f,x,y)とする。 g(t)=h(f,x,y) =(f(t)+A)(x2 +Bx+C)+Dy+G ……… 上式で、A,B,C,D,Gは任意定数である。
【0026】上記のように各関数を設定すると、暗号化
データg(t)は、上記式にキーコードの関数yを代
入して、次式のようになる。 g(t)=(f(t)+A)(x2 +Bx+C) +D(x3 +Ex2 +Fx)+G ………
【0027】上記のようにして暗号化されたデータg
(t)と、キーコードy(x)とを通信回線Lを介して
データ受け取り側装置20に伝送する(4S)。
【0028】データ受け取り側装置20では、伝送され
てきた暗号化データを暗号化データ記録部22が記録媒
体FDにそのまま記録するとともに、キーコードをデー
タ復号部25に蓄積する(5S)。
【0029】記録媒体FDに記録されたデータを利用す
る場合は、暗号化データ読み取り部23が記録媒体FD
から暗号化データを読み出してデータ復号部25に送る
(6U)。
【0030】また、識別コード読み取り部24が記録媒
体FDに記録された識別コードを、記録媒体FD自身か
ら読み取り、その識別コードをデータ復号部25に送る
(7U)。
【0031】データ復号部25は、記録媒体FDから読
み取られた暗号化データを、データ供給側装置10から
送られてきたキーコードと、識別コード読み取り部24
で読み取られた識別コードとを使って、元のデジタルデ
ータに復号する(8U)。
【0032】この復号処理を上記の簡略化された例で説
明すれば以下のようになる。データ復号部25は、暗号
化データを復号するための、次式で表される逆関数h
'(g,x,y)をもっている。 f(t)=h '(g,x,y) ={(g(t)−G−Dy)/(x2 +Bx+C)}−A ……… 上記式の逆関数にデータ供給側装置10から送られて
きたキーコードyと、識別コード読み取り部24で読み
取られた識別コードxの値を代入することにより元のデ
ジタルデータf(t)が復号される。すなわち、元のデ
ジタルデータf(t)は次式で再現される。 f(t)=〔{(g(t)−G−D(x3 +Ex2 +Fx)}/(x2 + Bx+C)〕−A ………
【0033】以上のようにして復号されたデジタルデー
タf(t)は、データ受け取り側装置20の図示しない
利用回路部へ送られる。
【0034】次に上述した実施例装置で違法コピーを有
効に防止できることを説明する。仮に、上記の処理によ
り所定の記録媒体FD(以下、第1記録媒体という)に
暗号化データが記録され、この第1記録媒体から別の記
録媒体(以下、第2記録媒体という)にその暗号化デー
タがコピーされたとする。その第2記録媒体を実施例の
データ受け取り側装置20にセッティングして復号化し
ようとした場合、識別コード読み取り部24で読み取ら
れる第2記録媒体の識別コードは第1記録媒体の識別コ
ードとは異なったものになる。したがって、その識別コ
ードをデータ復号部25に渡しても、第1記録媒体の識
別コードを使って暗号化された暗号化データを復号する
ことができないのである。
【0035】<第2実施例>次に、供給されたデジタル
データをユーザ側で適法にコピーするための装置の例を
図3を参照して説明する。図3は、適法にコピーをする
ための構成を追加したデータ受け取り側装置20の概略
構成図である。図中、図1に示した符号と同一の符号で
示した構成部分は、上述の第1実施例と同じ構成部分で
あるので、ここでの説明は省略する。また、データ供給
側装置10も第1実施例と同様であるのでここでの説明
は省略する。
【0036】図3に示したデータ受け取り側装置20
は、供給されたデジタルデータをコピーするための構成
として、データ復号部25で復号されたデジタルデータ
を新たに暗号化するための暗号化処理部27、新たな暗
号化データを別の記録媒体FD2に記録するための暗号
化データ記録部28を備えている。
【0037】最初に記録された記録媒体FD1から別の
記録媒体FD2にデータをコピーしたい場合、ユーザは
データ受け取り側装置20の操作部21を使って、デー
タ供給側装置10にデータコピーの要求と記録媒体FD
2の識別コードx2 を送る。この要求に基づきデータ供
給側装置10は、新たなキーコードy2 (x2 )をデー
タ受け取り側装置20へ送る。このキーコードy2 はデ
ータ受け取り側装置20の暗号化処理部27に与えられ
る。また、ユーザは操作部21を使って新たな記録媒体
FD2の識別コードx2 を入力する。この識別コードx
2 は暗号化処理部27に与えられる。暗号化処理部27
は、キーコードy2 と識別コードx2 とを使って、デー
タ復号部25から出力されたデジタルデータを再度、暗
号化する。新たな暗号化データg2 は暗号化データ記録
部29によって記録媒体FD2に記録される。
【0038】以上のようにしてコピーされた記録媒体F
D2を、元の記録媒体FD1に変えてデータ受け取り側
装置20にセッティングすれば、データ復号部25がキ
ーコードy2 と識別コード読み取り部24で読み取られ
た記録媒体FD2の識別コードx2 とを使って記録媒体
FD2の暗号化データg2 を復号することにより、コピ
ーされたデジタルデータfを利用することができる。
【0039】<第3実施例>図4および図5を参照す
る。図4はデータ供給側装置の概略構成を示したブロッ
ク図、図5はデータ受け取り側装置の概略構成を示した
ブロック図である。
【0040】図4に示したデータ供給側装置は、例えば
ソフトウェア販売店などに設置されるもので、暗号化さ
れたデジタルデータgを記録媒体FDに記録する暗号化
データ記録部22を備えている。ユーザが、あるソフト
ウェアの購入を希望すると、操作部21Aからそのソフ
トウェアが指定される。指定されたソフトウェアのデジ
タルデータは、操作部21Aから入力された記録媒体F
Dの識別コードxと、キーコード発生部14から発生さ
れたキーコードyとを使って暗号化処理部13で暗号化
される。暗号化されたデジタルデータgはインターフェ
ース17を介して暗号化データ記録部22に与えられ、
この暗号化データ記録部22で記録媒体FDに記録され
た後にユーザに手渡される(販売される)。暗号化デー
タを解読するためのキーコードyはプリンタ16で印字
出力されユーザに手渡される。
【0041】ソフトウェアを購入したユーザは図5に示
したデータ受け取り側装置によって暗号化データを復号
する。すなわち、データ受け取り側装置では、記録媒体
FDの識別コードxが識別コード読み取り部24によっ
て読み取られるとともに、操作部21Bを介してユーザ
によってキーコードyが入力される。データ復号部25
は、上述した識別コードxとキーコードyを使って暗号
化データgを復号し、利用回路部に出力する。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば次の効果を奏する。請求項1に記載のデジタ
ルデータの記録装置によれば、任意のキーコードと記録
媒体固有の識別コードとを使って暗号化されたデジタル
データが、その識別コートをもった記録媒体に記録され
るので、その記録媒体(第1記録媒体)に記録された暗
号化データを別の記録媒体(第2記録媒体)にたとえコ
ピーしても、第2記録媒体の識別コードは第1記録媒体
の識別コードとは異なるので、第2記録媒体にコピーさ
れた暗号化データを復号することができない。したがっ
て、この装置によればデジタルデータの違法コピーを有
効に防止することができる。
【0043】また、請求項2に記載の記録媒体によれ
ば、記録媒体にその記録媒体固有の識別コードが書き換
え不能に記録されているので、上記の例で第2記録媒体
の識別コードを第1記録媒体の識別コードに書き換える
ことにより暗号化データを復号するということができ
ず、デジタルデータの違法コピーの防止を確実なものに
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例装置の概略構成を示したブロック図
である。
【図2】第1実施例装置の動作フローチャートである。
【図3】第2実施例装置のデータ受け取り側装置の概略
構成を示したブロック図である。
【図4】第3実施例装置のデータ供給側装置の概略構成
を示したブロック図である。
【図5】第3実施例装置のデータ受け取り側装置の概略
構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
10…データ供給側装置 11…データベース 13…暗号化処理部 14…キーコード発生部 15,26…通信用インターフェース 20…データ受け取り側装置 21…操作部 22…暗号化データ記録部 23…暗号化データ読み取り部 24…識別コード読み取り部 25…データ復号部 FD…記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 17/00 S G09C 1/00 7259−5J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルデータを記憶するデータ記憶手
    段と、所望のデジタルデータを記録しようとする記録媒
    体固有の識別コードを入力する識別コード入力手段と、
    任意のキーコードを発生するキーコード発生手段と、前
    記データ記憶手段から読み出されたデジタルデータを前
    記識別コードと前記キーコードとを使って暗号化する暗
    号化手段と、前記暗号化されたデジタルデータ(暗号化
    データ)および前記キーコードを出力する出力手段と、
    前記暗号化データを入力する暗号化データ入力手段と、
    前記キーコードを入力するキーコード入力手段と、前記
    入力された暗号化データを記録媒体に記録する暗号化デ
    ータ記録手段と、前記記録媒体に記録された暗号化デー
    タを読み取る暗号化データ読み取り手段と、前記記録媒
    体固有の識別コードをその記録媒体自身から読み取る識
    別コード読み取り手段と、前記記録媒体から読み取られ
    た暗号化データを、前記記録媒体自身から読み取られた
    識別コードと前記入力されたキーコードとを使って元の
    デジタルデータに復号するデータ復号手段とを備えたこ
    とを特徴とするデジタルデータの記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルデータの記録
    装置を使ってデジタルデータが記録される記録媒体であ
    って、前記記録媒体には、その記録媒体固有の識別コー
    ドが書き換え不能に記録されていることを特徴とする記
    録媒体。
JP6230603A 1994-08-30 1994-08-30 デジタルデータの記録装置および記録媒体 Pending JPH0869419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230603A JPH0869419A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 デジタルデータの記録装置および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6230603A JPH0869419A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 デジタルデータの記録装置および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0869419A true JPH0869419A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16910342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6230603A Pending JPH0869419A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 デジタルデータの記録装置および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0869419A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0854633A2 (en) * 1997-01-17 1998-07-22 Nec Corporation Image data illegal use prevention system
JP2000267940A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Lg Electronics Inc デジタルファイルの暗号化装置及び暗号化方法とその記録媒体
JP2000293439A (ja) * 1999-04-06 2000-10-20 Fujitsu Ltd コンテンツ利用制御システム、コンテンツ利用装置およびその利用方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
WO2001013358A1 (fr) * 1999-08-10 2001-02-22 Fujitsu Limited Carte memoire
WO2001016932A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Fujitsu Limited Systeme de distribution de donnees
JP2002099466A (ja) * 2000-07-17 2002-04-05 Sony Corp データ出力装置及び方法、データ入力装置及び方法、データ入出力装置及び方法、データ送信システム、データ受信システム並びに所有者識別情報付きコンテンツデータ
KR20030084019A (ko) * 2002-04-24 2003-11-01 창신소프트(주) 소프트웨어의 불법 사용을 방지하기 위한 사용자 등록 및인증 방법과, 이를 저장한 컴퓨터 판독 가능 기록 매체
JP2005100412A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 暗号機能を内蔵したマルチメディア出力デバイス
KR100518037B1 (ko) * 2002-09-25 2005-09-30 주식회사 디지털앤디지털 하드디스크 기반 장비의 시리얼 넘버 관리 시스템
WO2007023610A1 (ja) * 2005-08-26 2007-03-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツサーバ装置、車載プレイヤ装置、システム、方法、及びプログラム
US7203312B1 (en) 1999-08-30 2007-04-10 Fujitsu Limited Data reproduction apparatus and data reproduction module
JP2007188530A (ja) * 2007-03-30 2007-07-26 Fujitsu Ltd ライセンス委譲装置、記録媒体およびメディア読み出し方法
JP2007220134A (ja) * 2007-03-30 2007-08-30 Fujitsu Ltd ライセンス委譲装置、記録媒体およびライセンス委譲方法
US7324974B1 (en) 1999-02-09 2008-01-29 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method
US7434265B2 (en) 1997-08-29 2008-10-07 Sony Corporation Information signal recording/reproducing system, information signal recording device, information signal reproducing device and information signal recording/reproducing process
US7747871B2 (en) 1997-05-13 2010-06-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording apparatus, information reproducing apparatus, and information distribution system
JP2013138435A (ja) * 1995-06-30 2013-07-11 Sony Corp 再生方法、再生装置、及び記録媒体
JP2016508629A (ja) * 2013-01-18 2016-03-22 アバブ セミコンダクタ カンパニー リミテッド 不揮発性メモリのバイナリデータの保護方法及びその装置

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013138435A (ja) * 1995-06-30 2013-07-11 Sony Corp 再生方法、再生装置、及び記録媒体
EP0854633A3 (en) * 1997-01-17 2000-01-05 Nec Corporation Image data illegal use prevention system
EP0854633A2 (en) * 1997-01-17 1998-07-22 Nec Corporation Image data illegal use prevention system
US7747871B2 (en) 1997-05-13 2010-06-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording apparatus, information reproducing apparatus, and information distribution system
US7434265B2 (en) 1997-08-29 2008-10-07 Sony Corporation Information signal recording/reproducing system, information signal recording device, information signal reproducing device and information signal recording/reproducing process
US7769174B2 (en) 1999-02-09 2010-08-03 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method
US7643635B2 (en) 1999-02-09 2010-01-05 Lg Electronics Inc. Digital content decrypting apparatus and operating method thereof
US7639813B2 (en) 1999-02-09 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Digital content decrypting apparatus and operating method thereof
US7639815B2 (en) 1999-02-09 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Digital content decrypting apparatus and operating method thereof
US7639814B2 (en) 1999-02-09 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Digital content decrypting apparatus and operating method thereof
US7639811B2 (en) 1999-02-09 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Digital content encrypting apparatus and operating method thereof
US8135133B2 (en) 1999-02-09 2012-03-13 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method
US7324974B1 (en) 1999-02-09 2008-01-29 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method
US7646871B2 (en) 1999-02-09 2010-01-12 Lg Electronics Inc. Digital content encrypting apparatus and operating method thereof
US7639810B2 (en) 1999-02-09 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Digital content encrypting apparatus and operating method thereof
US7639812B2 (en) 1999-02-09 2009-12-29 Lg Electronics Inc. Digital content encrypting apparatus and operating method thereof
USRE42171E1 (en) 1999-03-17 2011-02-22 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method and recording medium for recording digital data file encryption program thereon
JP2000267940A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Lg Electronics Inc デジタルファイルの暗号化装置及び暗号化方法とその記録媒体
USRE42107E1 (en) 1999-03-17 2011-02-01 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method and recording medium for recording digital data file encryption program thereon
USRE42106E1 (en) 1999-03-17 2011-02-01 Lg Electronics Inc. Digital data file encryption apparatus and method and recording medium for recording digital data file encryption program thereon
JP2000293439A (ja) * 1999-04-06 2000-10-20 Fujitsu Ltd コンテンツ利用制御システム、コンテンツ利用装置およびその利用方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6873975B1 (en) 1999-04-06 2005-03-29 Fujitsu Limited Content usage control system, content usage apparatus, computer readable recording medium with program recorded for computer to execute usage method
US7747538B2 (en) 1999-08-10 2010-06-29 Fujitsu Limited Memory card
WO2001013358A1 (fr) * 1999-08-10 2001-02-22 Fujitsu Limited Carte memoire
US6999948B1 (en) 1999-08-10 2006-02-14 Fujitsu Limited Memory card
WO2001016932A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Fujitsu Limited Systeme de distribution de donnees
US7181629B1 (en) 1999-08-27 2007-02-20 Fujitsu Limited Data distribution system as well as data supply device terminal device and recording device for the same
US7203312B1 (en) 1999-08-30 2007-04-10 Fujitsu Limited Data reproduction apparatus and data reproduction module
JP4736216B2 (ja) * 2000-07-17 2011-07-27 ソニー株式会社 データ入出力装置及び方法
JP2002099466A (ja) * 2000-07-17 2002-04-05 Sony Corp データ出力装置及び方法、データ入力装置及び方法、データ入出力装置及び方法、データ送信システム、データ受信システム並びに所有者識別情報付きコンテンツデータ
KR20030084019A (ko) * 2002-04-24 2003-11-01 창신소프트(주) 소프트웨어의 불법 사용을 방지하기 위한 사용자 등록 및인증 방법과, 이를 저장한 컴퓨터 판독 가능 기록 매체
KR100518037B1 (ko) * 2002-09-25 2005-09-30 주식회사 디지털앤디지털 하드디스크 기반 장비의 시리얼 넘버 관리 시스템
JP2005100412A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 暗号機能を内蔵したマルチメディア出力デバイス
WO2007023610A1 (ja) * 2005-08-26 2007-03-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. コンテンツサーバ装置、車載プレイヤ装置、システム、方法、及びプログラム
US8341409B2 (en) 2005-08-26 2012-12-25 Panasonic Corporation Content server apparatus, on-vehicle player apparatus, system, method, and program
JP2007220134A (ja) * 2007-03-30 2007-08-30 Fujitsu Ltd ライセンス委譲装置、記録媒体およびライセンス委譲方法
JP2007188530A (ja) * 2007-03-30 2007-07-26 Fujitsu Ltd ライセンス委譲装置、記録媒体およびメディア読み出し方法
JP2016508629A (ja) * 2013-01-18 2016-03-22 アバブ セミコンダクタ カンパニー リミテッド 不揮発性メモリのバイナリデータの保護方法及びその装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6834348B1 (en) Digital data recording apparatus, digital data recording method, and computer-readable recording medium
RU2279724C2 (ru) Способ и устройство для управления распространением и использованием цифровых работ
JP3073590B2 (ja) 電子化データ保護システム、使用許諾者側装置および使用者側装置
JP4621314B2 (ja) 記憶媒体
US20020165825A1 (en) Recording medium, license management apparatus, and recording and playback apparatus
JPH0869419A (ja) デジタルデータの記録装置および記録媒体
JP3819160B2 (ja) 情報管理方法および情報管理装置
US20090193258A1 (en) Controlling the downloading and recording of digital data
JP2001022647A (ja) コンテンツ管理方法およびコンテンツ管理装置および記録媒体
KR20000060590A (ko) 디지탈데이터 플레이어의 파일 암호화 장치
JP2000357213A (ja) 相互認証方法および記録装置および再生装置および記録媒体
JP2000315177A (ja) コンテンツ管理方法およびコンテンツ管理装置
JP2011091800A (ja) メモリ装置による鍵配布
JP3332361B2 (ja) データ著作権保護システムにおけるデータ変換装置、データ変換方法およびプログラム格納媒体
JPH1196674A (ja) データ記録装置、データ再生装置及びデータ記録媒体
JP2003122637A (ja) 秘匿情報を伴う情報記録方法及び装置及び再生方法及び装置
KR101270712B1 (ko) 메모리 카드 암호화 및 복호화를 사용하여 디지털 컨텐츠를보호하는 방법
JPH10283271A (ja) 暗号鍵生成方法,光ディスク,情報再生方法及びその装置
JP4242014B2 (ja) 電子出版物配布システム、情報処理端末装置、情報処理方法、および、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JPH10240517A (ja) ソフトウェアの複製防止方法及び装置
JP2002208216A (ja) コンテンツ記録再生装置
JP3184191B2 (ja) 電子化データ保護システム、使用許諾者側装置、使用者側装置、使用許諾情報生成処理方法および電子化データ復号処理方法
JP2006506762A (ja) セキュアなローカルコピープロテクション
JP3184190B2 (ja) 電子化データ保護システム、使用許諾者側装置、使用者側装置、使用許諾情報生成処理方法および電子化データ復号処理方法
JP2001110135A (ja) 著作権保護装置および著作権保護方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727