JP4242014B2 - 電子出版物配布システム、情報処理端末装置、情報処理方法、および、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子書籍等の電子コンテンツを配信するシステムに関し、特に不正コピー等著作権保護の問題を解決する為の電子出版物配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、データ通信ネットワークが普及し、当該ネットワークを利用した多種多様なサービスが生まれている。これらネットワークサービスは、産業、とりわけ情報産業の発達を促進している。
【0003】
例えば、書籍の内容を電子化したデータを、これらネットワークを介して端末装置に配信し、当該端末装置にて配信されてきた書籍の内容を閲覧する、といった電子ブック配信サービスがある。この場合、書籍情報は電子化されているのでコピーしても内容が劣化せず、不正コピーが横行し、著作権保護問題が顕著になってきており、解決策として、ファイルにパスワード等の暗証番号を付与し、これを知っている人だけがファイルにアクセスできるようにした暗証番号付与方式や、特殊な書き込み装置を用いて、媒体の特定個所を強制的にハードエラーにする等物理的に特殊な書き込みを行い、前記ハードエラー発生をファイルアクセスの前提条件としてプログラムを作成しておくことにより不正コピー時のファイルアクセスを防止する物理ガード方式が提案されてきた。
【0004】
しかし、暗証番号方式は、暗証番号の守秘が必ずしも本人の利益につながるとは限らないため、暗証番号の漏洩を招く危険性が大きく、一方物理ガード方式は特殊な書き込みが必要となるため装置の複雑高度化を招き、生産上の問題を生じるため、いずれにせよ、著作権所有者及び情報提供者の不利益を生じることとなっていた。したがって、電子化された本の著作権保護問題を解決するために、さらなる研究、開発が進められてきた。
【0005】
例えば、特開平5−250268号公報には、上記課題を解決するコピーガード装置が開示されており、当該公報に開示された技術の特徴は、電子本格納用媒体とは別に、電子本の注文者対応のID番号を予め付与した媒体を設け、当該ID番号を用いて電子本格納用媒体に書き込む情報の暗号化および復号化を行う様にしたことである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平5−250268号公報に記載のコピーガード装置では、電子本格納用媒体と、電子本の注文者対応のID番号を付与した媒体とを別々に設けており、ID番号を付与した媒体を用いて電子本格納用媒体に書き込む情報の暗号化および復号化を行っているので、ID番号を付与した媒体と、電子本を格納している媒体とを常に一組にして使用しなければ電子本の内容を確認することができないという問題を有している。
【0007】
つまり、例えば、自分が購入した電子本を格納している媒体を他人に貸与する場合、ID番号を付与した媒体もその人に貸さなければ、その人が電子本格納用媒体の内容を確認することができず、さらに、ID番号を付与した媒体を他人に貸与している間は自分自身が持っている他の電子本格納用媒体の内容を確認することはできない、という問題をも含んでいる。
【0008】
さらに、電子本を格納している媒体の内容を確認する端末を複数台所有し、それぞれの端末に、別々の電子本を格納している媒体を装着して使用する場合に、ID番号が付与されている媒体を装着している端末でしか、内容を確認することができないので、どちらか一方を参照しながら、他方の内容を確認していくといった様な、同時に複数の端末装置での情報閲覧が大変困難なものとなっていた。
【0009】
したがって、前記特開平5−250268号公報に開示された技術は、不正なコピーを防止するために付随物を設けたために、かえって使用上の利便性を欠くという問題を含んでいるのである。
【0010】
以上述べたような背景をふまえて、本発明の属する技術分野には、不正コピー防止手段の堅牢性の実現と、不正コピー防止手段を設けたことによるシステム使用の複雑化とを同時に解決しなければならないという課題があった。
【0011】
本発明に係る電子出版物配布システムは、上記課題を解決するためのシステムであって、不正なコピーを防止するとともに、紙の書籍と同じ感覚で、他人に貸与したり、同一の者が同時に複数のタイトルの書籍を確認することが可能なシステムである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、電子出版物配布システムは、一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体のユーザ領域に、暗号化された電子データを書き込み、前記記憶媒体の非ユーザ領域に、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報を書き込む配信装置と、所定の情報を記憶する記憶手段と、前記記憶媒体中のユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するデータ復号手段と、当該データ復号手段によって復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するデータ格納手段と、当該データ格納手段により平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止する記憶媒体制御手段と、前記記憶手段に格納されている平文データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻す電子情報復元手段とを有する情報処理端末装置と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
好ましくは、前記情報処理端末装置は、さらに、前記データ復号手段によって復号化された電子データが格納されている記憶媒体と異なる複製記憶媒体のユーザ領域に、前記記憶媒体のユーザ領域に格納されていた電子データを書込み、当該複製記録媒体の非ユーザ領域に、前記記憶手段に格納されている電子情報を書込むデータ書込手段と、前記データ書込手段によって前記複製記録媒体の非ユーザ領域に電子情報が書込まれた後、前記記憶手段に格納されている電子情報を削除する電子情報削除手段とを備える。
さらに好ましくは、前記情報処理端末装置は、さらに、前記記憶手段に格納されている平文データで示される平文情報を表示する表示手段と、前記表示手段によって表示された平文情報の部分に対するコメントの入力を受付けるコメント受付手段と、前記コメント受付手段によって入力が受付けられたコメントを、当該コメントの入力が受付けられた平文情報の部分を特定可能な部分特定情報とともに前記記憶媒体に書込むコメント書込手段とを備える。
この発明の他の局面によれば、情報処理端末装置は、所定の情報を記憶する記憶手段と、一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体であって暗号化された電子データがユーザ領域に書込まれ、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報が非ユーザ領域に書込まれた記憶媒体中の、ユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するデータ復号手段と、当該データ復号手段によって復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するデータ格納手段と、当該データ格納手段により平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止する記憶媒体制御手段と、前記記憶手段に格納されている電子データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻す電子情報復元手段とを備える。
この発明のさらに他の局面によれば、情報処理方法は、制御部および所定の情報を記憶する記憶手段を備えた情報処理端末装置によって電子データを取扱う方法であって、前記制御部が、一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体であって暗号化された電子データがユーザ領域に書込まれ、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報が非ユーザ領域に書込まれた記憶媒体中の、ユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するステップと、前記制御部が、復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するステップと、前記制御部が、平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止するステップと、前記制御部が、前記記憶手段に格納されている電子データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻すステップとを含む。
この発明のさらに他の局面によれば、情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は、所定の情報を記憶する記憶手段を備えた情報処理端末装置によって実行されるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体であって暗号化された電子データがユーザ領域に書込まれ、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報が非ユーザ領域に書込まれた記憶媒体中の、ユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するステップと、復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するステップと、平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止するステップと、前記記憶手段に格納されている電子データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻すステップとを前記情報処理端末装置に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る電子出版物配布システムの実施の形態に関して図面を用いて説明する。ここで電子出版物とは、書籍、雑誌、辞典、図鑑等の電子化データをいい、単に文字データのみならず、音声、画像、映像を含むものをもさす。以下、書籍を電子化した電子出版物を例にとって説明を進める。
【0015】
図1は、本発明に係る電子出版物配布システムのシステム全体の構成を示した構成図である。
【0016】
この電子出版物配布システムは、電子出版物を配布するための配信装置1と、配信された電子出版物を読むための情報処理端末装置(以下、読み出し端末という)2と、電子出版物を格納するための記憶媒体3とで概略構成される。
【0017】
配信装置1は、電子出版物が格納されている電子出版物データベース(DB)11、図示しない顧客情報が格納されている顧客データベース(DB)12、制御部13、および、後述する通信部141、通信制御部142で構成される。
【0018】
電子出版物DB11には、図示しない書籍タイトル、著者名、価格等の項目で構成されたインデックス情報と共に、電子化された出版物の内容が、非圧縮もしくは圧縮された形態で保持されている。漏洩防止のために暗号化される場合もある。
【0019】
また、顧客DB12には、顧客氏名、年齢、性別、連絡先、決済方法及び決済情報等の項目で構成された、図示しない顧客管理情報とともに、個々の顧客が購入した電子書籍の履歴が管理されている。つまり、配信装置1から配布される電子出版物は、いつどの顧客に対して配信されたか1件ごとにすべて把握されている。また、後述するように、配信された電子出版物のタイトル等に固有の電子情報が発行されるので、当該電子情報再発行の際の照合データともなる。
【0020】
制御部13は、配信装置1全体を制御し、CPUなどで構成されるプログラム処理部131及びRAM、ROM等メモリデバイスで構成されるプログラム格納部132から成る。プログラム格納部132には配信装置全体を制御する処理プログラム(データも含む)が格納されており、プログラム処理部131は適宜必要なプログラムコードをこれより読み出して処理実行を行う。また、必要に応じて一時記憶すべき情報もここで保持される。通信部141、通信制御部142については後述する。
【0021】
また、読み出し端末2は、記憶媒体3を装着する図示しない装着部を有すると共に、配信装置1や他の読み出し端末と通信を行う通信部211及び通信制御部212、さらに、制御部22、記憶部23で構成される。制御部22は、配信装置における制御部13と同様にプログラム処理部221及びプログラム格納部222から成る。記憶部23には配信装置1から配信を受けたソフトウェア、記憶媒体3中に格納されている暗号化された電子データ及び復号時に必要な電子情報等が格納される。また、この他に、図示しないディスプレイ等で構成される表示部や、キーボードやタブレット等で構成される入力部を備えている。
【0022】
ここで、配信装置1、読み出し端末2における、通信部141及び142並びに通信制御部211及び212について説明する。141及び211は通信部であり、たとえばケーブルにて公衆回線を介してインターネットを含む外部との通信ネットワークと接続したり、あるいは無線や赤外線(例えば、IrDA等による通信)にて他の機器と通信するハードウェアを備える場合がある。142及び212は前記通信部141及び211での通信機能(通信方式、通信デバイス等)や電気的な信号レベルやプロトコル等を制御するための通信制御部であり、回路によるハードウェアやファームウェア等で構成されている。
【0023】
また、記憶媒体3は、データの書き込み制限上区別された領域、ユーザ領域31と非ユーザ領域32とを備えている。ユーザ領域31は、ユーザが一般に公開された操作コマンドで自由にデータの読み書きを行える記憶領域であり、非ユーザ領域32は、ユーザは一般に公開された操作コマンドでデータの読み込みは自由にできるものの、データの書き込みは非公開の特殊コマンドでしか行いない様になっている。この仕組みは、既存の技術を用いることができ、たとえばiomega社のClik!(商標)等の記憶媒体を用いてもよく、この記憶媒体3により、媒体全体をコピーしようとしても一般には非ユーザ領域32への書き込みができないため、ユーザ領域31の内容しかコピーできなくなる。
【0024】
なお、前記記憶媒体3は、広く、カセットや磁気テープ等のテープ系、FD/HD等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード/光カード等のカード系で実現可能である。あるいは、交換可能な形態の半導体メモリ素子であってもよい。
【0025】
次に、以上で述べた、本システムを概略構成する各要素である配信装置1、読み出し端末2、及び記憶媒体3間の関係(データの流れ等)について説明する。
【0026】
(配信装置1と記憶媒体3の関係)
記憶媒体3は、配信装置1が有する図示しない装着部に接続されて、電子出版物DB11に格納されている暗号化された電子データが、記憶媒体中のユーザ領域に格納されるとともに、前記暗号化の時点で使用した電子鍵を含む電子情報が記憶媒体中の非ユーザ領域に格納される。
【0027】
あるいは、配信装置1から、前記読み出し端末2を経由して前記電子データが前記記憶媒体3に格納される場合もある。このとき、記憶媒体3は読み出し端末2に装着されており、データの授受を配信装置1における通信部141および読み出し端末2における通信部211とで行って、読み出し端末2が記憶媒体3に電子データを書き込む。
【0028】
(配信装置1と読み出し端末2の関係)
プログラム格納部132に格納されたプログラムは、例えば、暗号化する時に用いた電子鍵を含む電子情報等を書き換える機能や、当該書き換えた電子情報を用いて電子データを暗号化する機能を有する様なソフトウェアであり、当該ソフトウェアは通信部141および通信部211を介して、配信装置1から読み出し端末2に送信することも可能である。
【0029】
(読み出し端末2と記憶媒体3の関係)
暗号化された電子データ及び復号のための電子情報が、記憶媒体3から読み出し端末2へ読み出されて、記憶部23に保持される一方、プログラム格納部222に格納されている復号化プログラムがプログラム処理部221に適宜読み出されて復号化処理が行われ、平文となった電子データが図示しない表示部に表示される。
【0030】
また、ユーザは、表示部に表示された平文に対して、図示しない入力部よりコメント等を入力することができ、追加したコメント文に対して自ら新規作成した電子情報を用いて暗号化して、元の電子データと共に暗号化できる。このとき、元の電子データは最初与えられた電子情報を用いて暗号化され、追加されたコメント文はユーザが新規に作成した電子情報により暗号化され、元の電子データに対するコメント位置を記録した、図示しないインデックス情報と共に記録される。
【0031】
図2は、読み出し端末2における、記憶媒体3からの電子コンテンツの再生読み出し処理シーケンスを示したフローチャートである。
【0032】
ステップS1にて記憶媒体3が読み出し端末2に挿入されると、当該記憶媒体3にあらかじめ格納されている電子データのインデックス情報が、図示しないディスプレイに表示される(ステップS2)。前記インデックス情報表示は、電子データに含まれる電子コンテンツタイトルだけでなく、例えば価格や発売日、著者等の情報や広告情報が含まれる場合がある。
【0033】
ユーザはインデックス表示画面から電子コンテンツを選択する(ステップS3)と、選択された電子コンテンツの概要や目次等がメディアから読み出され、ディスプレイに表示される(ステップS4)。
【0034】
この状態で、ステップS5にてユーザが電子コンテンツの本文を読むべく、再生処理を選択したときはステップS6に移行するが、ステップS5にて再生処理を選択しなかったときには、ステップS3に戻り、他の電子コンテンツ選択待ちとなる。
【0035】
ステップS6では電子情報が記憶媒体3の非ユーザ領域32に存在するかどうかが確認される。電子情報が存在しないときは、暗号化された電子データの復号は行えず、ステップS8へ移行して終了指示待ち状態となるが、メディア中に電子情報が存在するときは、ステップS7に進む。
【0036】
ステップS7では、前記電子情報に含まれる電子鍵に基づいて、暗号化されている電子データが復号されて、再生処理が行われる。ここで、再生処理完了後に記憶媒体3の非ユーザ領域32上の電子情報を削除するとともに、当該電子情報を読み出し端末2の記憶部23に退避する。その後、ステップS8へ進む。
【0037】
ステップS8では、ユーザに対して別の電子コンテンツの再生をするかどうかが問われる。ユーザが別の電子コンテンツを再生する(すなわち、再生処理を終了しない)と指示したときは、前記ステップS2に戻り、インデックス情報が表示されるが、別の電子コンテンツの再生をしない(すなわち、再生処理を終了する)と選択したときはステップS9に進む。
【0038】
ここで、ステップS8において、いずれの指示がなされた場合でも、現在表示中の電子コンテンツが読み出し端末2の記憶部23から消去されることになる場合は、前記退避していた電子情報を再び記憶媒体3の非ユーザ領域32へ書き込む。
【0039】
次に、ステップS9では、ユーザが当該電子コンテンツに対して書き込み処理をしたかどうかが判定され、書き込みがなければ処理を終了するが、書き込みがあったときは書き込まれた内容が、前記退避していた電子情報とともに追加保存される(ステップS10)。なお、当該追加内容に対して、新規に生成した電子情報に基づいた暗号化処理を施してもよい。これによって、個人情報の秘守効果を得ることもできる。
【0040】
図3は、電子コンテンツの保存、コピーの処理シーケンスを説明するフローチャートである。図3において、読み出し端末2への記憶媒体3の挿入(ステップS1)から、電子コンテンツ概要、見出しの表示(ステップS4)までの処理は、図2と同じであるので説明を省略する。
【0041】
ステップS20において表示中の電子コンテンツを複製するかどうかの指示待ちとなり、ユーザが複製しないと指示したときはステップS3に戻るが、複製すると指示したときはステップS21に進み、あらかじめ指示されている電子データの複製処理が行われる。さらにステップS22に進み、電子情報の有無が確認され、電子情報がないときは複製できないと判断し、複製処理を終了する。
【0042】
一方で、前記ステップS22において電子情報が存在するときはステップS23に進み、複製先が記憶媒体3か読み出し端末2かが判定される。複製先が記憶媒体3のときは、さらにステップS24に進み、記憶媒体3の非ユーザ領域32へのアクセスを行う権限があるかどうかが判定される一方、複製先が読み出し端末2のときはステップS25に進む。ここで、アクセス権限の有無の判断は、非ユーザ領域32への書き込みコマンドが与えられているかどうか、あるいは読み出し端末2の機種番号等により区別される。
【0043】
続いてステップS24において、非ユーザ領域へのアクセス権限がないと判断されたときは、複製できず、複製処理を終了するが、アクセス権限があると判断されたときは、ステップS25へ進む。
【0044】
ステップS25では、ユーザに対して電子情報の移動を行ってもよいかどうかの確認が行われる。ここでユーザが電子情報を移動しないと指示したときは、複製処理を終了するが、電子情報を移動すると指示したときは、ステップS26に進み、電子情報は読み出し端末2から記憶媒体3へ移動される。
【0045】
電子情報の移動後は、複製先では暗号化された電子データが再生可能となる一方、複製元の電子データは複製情報である電子情報をすでに失っているので、非暗号化部分のみ再生可能となる。
【0046】
図4は、電子コンテンツを購入する場合の配信装置1から見た処理シーケンスを説明するフローチャートである。なお、当該電子コンテンツ購入処理では、配信端末1に設置されている前述の顧客情報DB12が管理する顧客毎の購入履歴情報(どのような電子データをどのような電子情報で暗号化して販売したか等の情報が含まれる)が参照されて、配信端末1を使用中の顧客のきめ細かい要望(例えば、電子情報のみを購入したいとか、電子データのみを購入したいとかいった要望)に対応できる。以下、詳細に説明する。
【0047】
図4において、ユーザが記憶媒体3を配信装置1に挿入、もしくは読み出し端末2と配信装置1との通信を確立する(ステップS30)と、購入可能な電子コンテンツのインデックス情報(価格、発売日、著者、出版社等)や広告等の購入画面がディスプレイ上に表示される(ステップS31)。表示させるディスプレイは、配信装置1が具備するディスプレイであってもよいし、読み出し端末2との通信が確立した状態であるならば、読み出し端末2が具備するディスプレイでもよい。
【0048】
次に、当該購入画面にてユーザが所望の電子コンテンツを選択する(ステップS32)と、ステップS33に進み、前記電子コンテンツを購入するか、もしくは再生するかの指示待ちとなる。ユーザが再生を指示したときは、電子コンテンツ概要や見出し部分が再生され(ステップS34)、ステップS32に戻り、電子コンテンツ選択画面になるが、ステップS33にて購入を指示したときはステップS35以降の電子コンテンツ購入処理が行われる。
【0049】
電子コンテンツ購入処理は、まず、記憶媒体3の非ユーザ領域32へのアクセス権限があるかどうかが確認される(ステップS35)。アクセス権限がないときは、ステップS42に進んで、暗号化対象となっていない電子データがあれば記憶媒体3のユーザ領域31に書き込む。一方、ステップS35において、アクセス権限があると判断されたときは、さらにステップS36に進み、記憶媒体3の非ユーザ領域32に電子情報があるかないかを判断する。
【0050】
ステップS36において電子情報があると判断されたときは、ステップS37をスキップしてステップS38に進むが、電子情報がないと判断されたときはステップS37に進み、配信装置1より電子情報の購入処理が行われて、記憶媒体3の非ユーザ領域32に電子情報を書き込む。
【0051】
さらに、ステップS38では、ユーザが選択している電子コンテンツの電子データを記憶媒体3に書き込むかどうか指示待ちとなる。ユーザが、電子データの書き込みを行わないと指示したときはステップS45に進み、購入を終了するかどうかの指示待ちとなる。一方で、ユーザが、電子データの書き込みを行うよう指示したときは、ステップS39に進み、記憶媒体3の非ユーザ領域32に書き込まれている電子情報をプログラム格納部132に読み込み、ステップS40に進む。
【0052】
ステップS40では、プログラム処理部131において、前記読み込んだ電子情報に基づいた電子データの暗号化が行われて記憶媒体3のユーザ領域31に書き込まれ(ステップS41)、ステップS45に進む。
【0053】
ステップS45は、購入処理を終了するかどうかの指示待ちであり、ユーザが終了するとした指示したときは処理を終了し、終了しないと指示したときは、ステップS31に戻る。
【0054】
以上の各ステップを実行することで、配信端末1による、ユーザのきめ細かい要望に対応する電子コンテンツの配信が可能になる。
【0055】
さらに、電子コンテンツを購入する際に起こりうる記憶媒体の状態に応じた購入処理の違いについて説明する。
【0056】
電子コンテンツを購入する際に起こりうる、配信端末1に装着時の記憶媒体3の状態としては、次の4種類が考えられ、それぞれの場合に応じた配信装置1の処理を順に説明する。
【0057】
▲1▼ 電子情報及び電子データが共に存在する場合
この状態は、電子コンテンツを既に利用し終えて、ユーザが他の電子コンテンツへの買い替えを希望している場合が考えられるので、配信装置1は、ユーザが希望する新しい電子書籍(電子データ)および当該電子書籍に固有の電子情報をユーザの記録媒体3に上書きすればよい。なお、安全のため、上書きしてもよいかどうかの指示待ち処理を挿入してもよい。
【0058】
▲2▼ 電子情報は存在するが、電子データは存在しない場合
この状態は、例えば電子データのみを他の読み出し端末等に預けており、その電子データを、今所持している読み出し端末で再生したい場合が考えられる。電子データさえ購入すれば、所有している電子情報にて購入した電子データを確認することができる状態である。よって、配信装置1は、記録媒体3に存在する電子情報を検索キーとして顧客DBを検索し、ユーザが過去に購入した電子書籍を特定し、該当する電子書籍を提供することになる。
【0059】
▲3▼電子情報は存在しないが、電子データは存在する場合
この状態は、電子情報そのものを紛失してしまったか、他の読み出し端末等に移動した場合が考えられる。電子情報さえ購入すれば、所有している電子データを確認することができる状態である。よって、配信装置1は、記録媒体3に存在する電子データに含まれる非暗号化インデックス等から、当該電子データのタイトル等を抽出し、ユーザの氏名と当該タイトル等の情報から必要とされる電子情報を特定し、ユーザに提供することになる。
【0060】
▲4▼電子情報及び電子データが共に存在しない場合
この状態は、記録媒体3を新規に購入した場合等が考えられる。電子情報、電子データの両方とも購入しないと、電子コンテンツの確認をすることができない状態である。よって、配信装置1は、ユーザが新規に購入を希望した電子データ及び当該電子データのタイトル等に固有の電子情報を新規発行して、共にユーザに提供することになる。
【0061】
以上、本発明に係る実施例の記載にそくした本発明の特徴の趣旨をまとめると下記のようになる。
(1)本発明に係る電子出版物配布システムにおける記録媒体3は、ユーザ領域31及び非ユーザ領域32を備える。
(2)上記非ユーザ領域32へは、非公開コマンドによってアクセス可能であり、本発明に係る配信装置1および読み出し端末2は、前記非公開コマンドによる非ユーザ領域32へのデータの書き込みが可能で、当該領域へは電子情報を書き込むようにする。
(3)前記電子情報は、暗号化された電子データを復号する際に必要な電子鍵を含む電子情報であり、記録媒体3の読み出し端末2への抜き差しによって、あるいは読み出し端末2の記憶部23に復号済みの電子データが存在するか否かによって前記電子情報を記録媒体3から読み出し端末2へ適宜移動させることによって、電子情報及び電子データの同時複製を防止する。
【0062】
【発明の効果】
本発明による電子出版物配布システムでは、以下の効果が得られる。
【0063】
つまり、一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体とを有し、当該記憶媒体への書き込み時には、ユーザ領域に、暗号化された電子データを、非ユーザ領域には、電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報(ID)をそれぞれ書き込む一方、前記記憶媒体の内容を閲覧する読み出し端末2では、記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを復号し、復号化されたデータ及び記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を読み出し端末2に格納するとともに、データ格納後は記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除するため、データ格納後に記憶媒体を取り出して他の端末で情報を見ようとしても電子情報が存在しないため復号不可能となる。したがって、簡単な構成で不正コピー不可能となるシステムを構築することができる。
【0064】
なお、記憶媒体への書き込みは、非公開コマンドを装備した専用の配信装置により非ユーザ領域とユーザ領域とに分けて情報を書き込んでいる為に、他の機械をでは記憶媒体の内容をコピーすることが事実上不可能であり、データの機密性が保たれている。
【0065】
また、上記記憶媒体制御手段をさらに、読み出し端末2のデータ格納部に格納されている電子データを消去したとき、電子データを復号する時に用いた電子情報を記憶媒体の非ユーザエリアに再び戻すように構成したので、端末装置において一時期不要となった電子コンテンツを元の記憶媒体に還元して記憶媒体として保管することが可能となる。加えて、電子コンテンツを他人に貸与した場合でも、自身の端末で他の電子コンテンツを参照することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る電子出版物配布システム全体の構成図である。
【図2】読み出し端末2における、記憶媒体3からの電子コンテンツの再生読み出し処理のシーケンスを説明するフローチャートである。
【図3】電子コンテンツの保存、コピーの処理シーケンスを説明するフローチャートである。
【図4】電子コンテンツを購入する場合の処理シーケンスを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 配信装置
11 電子出版物データベース
12 顧客データベース
13 制御部
131 プログラム処理部
132 プログラム格納部
141 通信部
142 通信制御部
2 情報処理端末装置(読み出し端末)
211 通信部
212 通信制御部
22 制御部
221 プログラム処理部
222 プログラム格納部
23 記憶部
3 記憶媒体
31 ユーザ領域
32 非ユーザ領域
Claims (6)
- 一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体のユーザ領域に、暗号化された電子データを書き込み、前記記憶媒体の非ユーザ領域に、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報を書き込む配信装置と、
所定の情報を記憶する記憶手段と、前記記憶媒体中のユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するデータ復号手段と、当該データ復号手段によって復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するデータ格納手段と、当該データ格納手段により平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止する記憶媒体制御手段と、前記記憶手段に格納されている平文データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻す電子情報復元手段とを有する情報処理端末装置と、
を備えたことを特徴とする、電子出版物配布システム。 - 前記情報処理端末装置は、さらに、
前記データ復号手段によって復号化された電子データが格納されている記憶媒体と異なる複製記憶媒体のユーザ領域に、前記記憶媒体のユーザ領域に格納されていた電子データを書込み、当該複製記録媒体の非ユーザ領域に、前記記憶手段に格納されている電子情報を書込むデータ書込手段と、
前記データ書込手段によって前記複製記録媒体の非ユーザ領域に電子情報が書込まれた後、前記記憶手段に格納されている電子情報を削除する電子情報削除手段とを備える、請求項1に記載の電子出版物配布システム。 - 前記情報処理端末装置は、さらに、
前記記憶手段に格納されている平文データで示される平文情報を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示された平文情報の部分に対するコメントの入力を受付けるコメント受付手段と、
前記コメント受付手段によって入力が受付けられたコメントを、当該コメントの入力が受付けられた平文情報の部分を特定可能な部分特定情報とともに前記記憶媒体に書込むコメント書込手段とを備える、請求項1または請求項2に記載の電子出版物配布システム。 - 所定の情報を記憶する記憶手段と、
一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体であって暗号化された電子データがユーザ領域に書込まれ、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報が非ユーザ領域に書込まれた記憶媒体中の、ユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するデータ復号手段と、
当該データ復号手段によって復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するデータ格納手段と、
当該データ格納手段により平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止する記憶媒体制御手段と、
前記記憶手段に格納されている電子データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻す電子情報復元手段とを備える情報処理端末装置。 - 制御部および所定の情報を記憶する記憶手段を備えた情報処理端末装置によって電子データを取扱う情報処理方法であって、
前記制御部が、一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体であって暗号化された電子データがユーザ領域に書込まれ、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報が非ユーザ領域に書込まれた記憶媒体中の、ユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するステップと、
前記制御部が、復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するステップと、
前記制御部が、平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止するステップと、
前記制御部が、前記記憶手段に格納されている電子データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻すステップとを含む、情報処理方法。 - 所定の情報を記憶する記憶手段を備えた情報処理端末装置によって実行される情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
一般に公開されたコマンドでアクセス可能なユーザ領域及び非公開コマンドによりアクセス可能な非ユーザ領域とからなる記憶媒体であって暗号化された電子データがユーザ領域に書込まれ、上記電子データを復号化する時に必要となる電子鍵を含む電子情報が非ユーザ領域に書込まれた記憶媒体中の、ユーザ領域および非ユーザ領域へアクセスし、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を用いて、ユーザ領域に格納されている電子データを平文データに復号化するステップと、
復号化された平文データおよび前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を前記記憶手段に格納するステップと、
平文データおよび電子情報を格納した後、前記記憶媒体中の非ユーザ領域に格納されている電子情報を削除することにより前記記憶媒体の電子データの復号化を防止するステップと、
前記記憶手段に格納されている電子データが消去されたことを条件に、前記電子データを復号するときに用いられた電子情報を、前記記憶媒体の非ユーザ領域に戻すステップとを前記情報処理端末装置に実行させる情報処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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1999
- 1999-08-27 JP JP24071199A patent/JP4242014B2/ja not_active Expired - Fee Related
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