JP2003122637A - 秘匿情報を伴う情報記録方法及び装置及び再生方法及び装置 - Google Patents

秘匿情報を伴う情報記録方法及び装置及び再生方法及び装置

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JP2003122637A
JP2003122637A JP2001312983A JP2001312983A JP2003122637A JP 2003122637 A JP2003122637 A JP 2003122637A JP 2001312983 A JP2001312983 A JP 2001312983A JP 2001312983 A JP2001312983 A JP 2001312983A JP 2003122637 A JP2003122637 A JP 2003122637A
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JP2001312983A
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English (en)
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Hidenori Mimura
英紀 三村
Takaya Tochikubo
孝也 栃窪
Hiroshi Kato
拓 加藤
Tatsu Kamibayashi
達 上林
Akio Tanaka
あき男 田中
Hisashi Yamada
尚志 山田
Tadashi Kojima
正 小島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に鍵情報の記録再生に関して安価な記録媒体
を用いて秘匿性を高め、よってコンテンツの不正コピー
を防止できるようにする。 【解決手段】 記録媒体は読み取り可能で書替え可能な
領域あるいは、読み取り可能であるが書き換えが不可能
な領域と読み取り及び書替え可能な領域とを有し、コン
テンツを復号するための成分を含む第1情報K1と、前記
第1情報K1を復号するための成分を含む第2情報K2を
前記書替え可能な領域に書き込む場合、前記第1情報K1
を変換規則φ1で変換した情報φ1(K1)とし、前記第
2情報を変換規則φ2で変換した情報φ2(K2)とし
て、この情報φ1(K1),φ2(K2)を前記書替え可能
な領域に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリ、
ディスク等の記録媒体に、著作権保護が必要なコンテン
ツを記録する場合に有効な秘匿情報を伴う情報記録方法
及び装置及び再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映画や音楽等のコンテンツで著作権補が
必要もの多くなってきている。これらのコンテンツに対
しては、その管理情報として、“コピー禁止”、“コピ
ー1回許可する”、“コピー複数回許可する”などの世
代管理情報が必要である。
【0003】また、最近では、コンテンツ管理の概念と
して“移動”、“チェックアウト(Check-out)”、
“チェックイン(Check-in)”という概念が登場してい
る。ここで各用語の定義を行なうと以下の通りである。
【0004】(1)“移動”・・・ある記録エリアから
他の記録エリアにコンテンツを移動するものであり、元
の記録エリアに存在したコンテンツは消去されたものと
なる。
【0005】(2)チェックアウト・・・N回コピーを
許可された、ある記録エリアから他の記録エリアにコン
テンツがコピーされることである。この場合、元の記録
エリアのコンテンツは消去されず、コピー制御情報が
(N−1)回に低減される。勿論、N=0となった場合に
は、これ以上コンテンツのコピーができなくなる。
【0006】(3)チェックイン・・・元の記録エリア
のコンテンツのコピー制御情報が例えば、(N−1)回
のとき、先に記録した他の記録エリアからコンテンツを
戻す処理が行なわれることである。この場合、元の記録
エリアのコンテンツを管理するコピー制御情報は、
((N−1)+1)回に変更される。また、他の記録エ
リアに記録されていたコンテンツは消去されたものとな
る。なお、チェックアウトされたコンテンツは、元の記
録エリアにしかチェックインすることはできない。
【0007】ここで、上記コピー制御情報が示すルール
に従って動作する情報記録再生装置が、その機能に従い
忠実に利用される場合は問題はない。しかし、情報記録
再生部が変造され、上記コピー制御情報が無意味となる
ような対策を施される場合がある。このような場合は、
コピー制御情報は、無意味となってしまう。
【0008】そこで上記のようなコンテンツ及び管理情
報(コピー制御情報)の管理を行なうには、情報記録再
生部に対してコンテンツ及び管理情報に対する暗号化・
復号化処理が施される。しかしながら、コンテンツ及び
管理情報を暗号化、復号化する鍵情報が不正に盗まれて
しまう場合もある。すると、自由にコンテンツ及び管理
情報の復号が可能となり、コンテンツを別の記録媒体や
記録エリアに多数不正に複製しても、コンテンツ復号が
可能となるからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような不正コピー
を防止するためには、暗号化及び復号化に関する更なる
改善が求められる。また、コンテンツ及び鍵情報などを
記録する記録媒体及び記録再生方法も改善が求められ
る。
【0010】そこでこの発明は、特に鍵情報の記録再生
に関して安価な記録媒体を用いて秘匿性を高め、よって
コンテンツの不正コピーを防止できるようにした情報記
録再生方法及び装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の基本は、記録
媒体は読み取り及び書替え可能な領域あるいは、読み取
り可能であるが書き換えが不可能な領域と読み取り及び
書替え可能な領域とを有し、少なくともコンテンツを管
理するための管理情報を復号するための成分を含む第1
情報K1と、前記第1情報K1を復号するための成分を含む
第2情報K2を前記書替え可能な領域に書き込む場合、
前記第1情報K1を変換規則φ1で変換した情報φ1(K
1)とし、前記第2情報を変換規則φ2で変換した情報
φ2(K2)として、この情報φ1(K1),φ2(K2)
を前記書替え可能な領域に書き込むものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0013】まず記録媒体として近年各種のものが製品
化されているので、記録媒体のタイプを分類して説明す
る。図1のAは、タイプ0と称される記録媒体の領域を
概念的に示すもので、この記録媒体は、大半が情報を書
き込むことができ、また読み出すことができる領域であ
り、例えばビデオテープ、半導体メモリ(RAM)、市販
のフロッピー(登録商標)ディスク等に代表される。図
1のBは、タイプ1と称されるものであり、例えば光デ
ィスク、不揮発性メモリを搭載した半導体メモリ(RA
M)に代表される。このタイプ1の記録媒体は、書替え
不可領域(読出しのみが可能)と、書替え可能領域とを
有する。書替え不可領域には、メディアID(ディスクの
識別情報)、キーの束であるキーグループ情報KB(各機
器のキーでマスターキーを暗号化したもの)などが書き
込まれている。メディアIDや情報KBは、コンテンツを暗
号化する場合の鍵の一部(つまり鍵を生成する一部)と
して利用される。
【0014】ところで、上記タイプ0の記録媒体の場合
は、上記メディアID、キーの束であるキーグループ情報
KBを書き込んだとしても、この情報は、書替え可能な領
域に書き込む以外にない。このために、メディアIDやキ
ーグループ情報KBは、容易に盗まれる或は書替えられて
しまう恐れがある、よって、タイプ0の記録媒体は、著
作権保護を必要とするコンテンツを記録するための媒体
としては、不向きである。
【0015】次に、タイプ1の記録媒体について検討を
行なう。このタイプ1の記録媒体は、上記メディアID、
キーの束であるキーグループ情報KBが読み取りは可能で
あるが、書き込みが不可能な領域に記録されている。し
たがって、メディアID、キーキーグループ情報KBが勝手
に書替えられてしまうようなことはない。そこで、メデ
ィアID、キーキーグループ情報KBをコンテンツを暗号化
するための鍵の一部として用いれば、この記録媒体(第
1の記録媒体)と記録されるコンテンツが1対1で対応
する。つまりコンテンツのみ(書替え可能な領域のデー
タの丸ごと)を他の記録媒体(第2の記録媒体)にコピ
ーしても、他の記録媒体(第2の記録媒体)のメディア
ID、キーキーグループ情報KBは、第1の記録媒体のメデ
ィアID、キーキーグループ情報KBとは内容が異なるの
で、第2の記録媒体から再生した信号を正確に復号でき
ない。
【0016】ここで、先に(1)、(2)、(3)で述
べた移動、チェックアウト、チェックイン機能を実現す
る場合、タイプ2の記録媒体を用いて、どのように実現
するかを説明する。
【0017】(1)“移動”・・・ある記録エリア(例
えば第1の記録媒体)から他の記録エリア(第2の記録
媒体)にコンテンツを移動するものであり、元の記録エ
リアに存在したコンテンツは消去されたものとなる。
【0018】したがって、この場合は、記録媒体に対し
て、移動処理許可用の管理情報が記録されることにな
る。そして、第1から第2の記録媒体にコンテンツが移
動処理された場合には、第1の記録媒体に記録されてい
る移動処理許可用の管理情報或はコンテンツが消去され
るかまたは無意味なデータに書き直される。
【0019】(2)チェックアウト・・・N回コピーを
許可された、ある記録エリア(第1の記録媒体)から他
の記録エリア(第2の記録媒体)にコンテンツがコピー
されることである。この場合、元の記録エリアのコンテ
ンツは消去されず、コピー制御情報が(N−1)回に低
減される。勿論、N=0となった場合には、これ以上コン
テンツのコピーを作ることができない。
【0020】この場合は、記録媒体に対してコピー制御
情報を書替え可能領域に記録できるようにし、コピー制
御情報を修正変更できるように設計する必要がある。
【0021】(3)チェックイン・・・元の記録エリア
のコンテンツのコピー制御情報が例えば、(N−1)回
のとき、先に記録した他の記録エリアからコンテンツを
戻す処理が行なわれることである。この場合、元の記録
エリアのコンテンツを管理するコピー制御情報は、
((N−1)+1)回に変更される。また、他の記録エ
リアに記録されていたコンテンツは消去されたものとな
る。
【0022】したがって、この場合も記録媒体に対して
コピー制御情報を書替え可能領域に記録できるように
し、コピー制御情報を修正変更できるように設計する必
要がある。
【0023】ここで、コンテンツ及びコピー制御情報
(管理情報)に対する暗号化・復号化処理が施される。
しかしながら、コンテンツ及び管理情報を暗号化、復号
化する鍵情報が不正に盗まれてしまう場合もある。
【0024】そこで、この発明の方法では、コンテンツ
及び管理情報を暗号化したキー情報も暗号化して書替え
可能な領域に記録する手法を工夫するものである。さら
に、暗号化キー情報が書替え可能領域に記録されるの
で、この暗号化キー情報が不正に書き換えられてしまう
恐れがある。そこで更に暗号化キー情報を暗号化した第
2キー情報(乱数)に関しても暗号化して書替え可能な
領域に記録するようにしている。
【0025】ここでこの発明では、前記暗号化キー情報
を書替え可能領域に書き込む場合、暗号化コンテンツ及
び管理情報と同じ用に第1の種類の変換・逆変換規則を
使用して記録再生できるようにし、暗号化された第2キ
ー情報の書き込みに際しては、第2の種類の変換・逆変
換規則を使用して記録再生できるようにしている。そし
て第2の変換・逆変換規則は、情報書き込み読み取り装
置内部で、変換・逆変換が実行されるようにしている。
つまり、第2の変換・逆変換規則に影響を受けたままの
情報が、情報書き込み読み取り装置内部から外部に導出
されないようにしている。これにより、第2の変換・逆
変換規則に基いて記録再生される暗号化代2キー情報
は、秘匿性が極めて高い。
【0026】図2は、本発明の方法により、記録再生さ
れる記録媒体における領域と、その内部情報について示
す説明図である。記録媒体には、書替え不可領域211
と、書き換え可能領域212が確保されている。書替え
不可領域211には、メディアID(例えばディスク固有
の識別番号)、書替え可能領域212には、さらに変換
φ1データ記録領域212Aと、変換φ2データ(秘
匿)記録領域212Bとが含まれている。
【0027】変換φ1データ記録領域212Aには、後
で詳しく説明するように、暗号化コンテンツ情報と、暗
号化コピー制御情報とが記録される。また変換φ2デー
タ記録領域212Bには、コピー制御情報を暗号化した
キー情報が暗号化されて記録される。
【0028】図3には、本発明の方法を用いた情報書き
込み読み取り装置100と、記録媒体200とを示して
いる。情報書き込み読み取り装置100は、マスタキー
生成部311を有する。マスタキー生成部111は、記
録媒体200から読取ったキーグループ情報KBと、この
書き込み読み取り装置100自身が持つ情報Kd(通常
はデバイスキーと称される)からまマスターキーKmを
生成する。マスターキーKmは、2変数変換器112に入
力される。2変数関数器112は、ディスク固有のメデ
ィアIDとマスターキーKmを2変数関数h(x、y)によ
り処理して、メディア固有キーKuを生成する。
【0029】メディア固有キーKuと、タイトルキーKT1
(コンテンツC1のタイトルに対応)とは、暗号化器113
に入力される。暗号化器113は、メディア固有キーKu
によりタイトルキーKT1を暗号化し、暗号化タイトルキ
ーE(Ku,KT1)を得る。
【0030】暗号化タイトルキーE(Ku,KT1)は、暗号化
器116に入力される。暗号化器116は、暗号化タイ
トルキーE(Ku,KT1)を、乱数発生器116からの乱数EMI
により暗号化し、ダブル暗号化タイトルキーE(EMI、E(K
u,KT1))を得る。そしてこのダブル暗号化タイトルキーE
(EMI、E(Ku,KT1))は、変換規則φ1でデータ変換を行う
変換器118にてデータ変換され変換ダブル暗号化タイ
トルキーφ1(E(EMI、E(Ku,KT1)))として記録媒体2
00の書替え可能領域に記録される。
【0031】前記タイトルキーKT1は、コンテンツC1を
暗号化器114にて暗号化する。暗号化コンテンツE(KT
1,C1)は、変換規則φ1をもつ変換器119にてデータ
変換され、変換暗号化コンテンツφ1(E(KT1,C1))と
して記録媒体200の書替え可能領域に記録される。
【0032】更に、乱数発生器116からの乱数EMI
は、暗号化器119に入力されて、メディア固有キーKu
により暗号化され、暗号化乱数E(Ku,EMI)として出力さ
れる。そしてこの暗号化乱数E(Ku,EMI)は、変換規則φ
2を用いる変換器120によりデータ変換され、変換暗
号化乱数φ2(E(Ku,EMI))として出力される。変換暗
号化乱数φ2(E(Ku,EMI))は、記録媒体200の書替
え可能領域に記録される。
【0033】図3のBは、上記の記録処理により情報が
記録された記録媒体200の記録情報を示している。録
媒体には、書替え不可領域211と、書き換え可能領域
212が確保されている。書替え不可領域211には、
メディアID(例えばディスク固有の識別番号)、書替え
可能領域212には、さらに変換φ1データ記録領域2
12Aと、変換φ2データ(秘匿)記録領域212Bとが
含まれている。
【0034】変換φ2データ記録領域212Bには、変
換暗号化乱数φ2(E(Ku,EMI))が記録され、変換φ1
データ記録領域121Aには、変換ダブル暗号化タイト
ルキーφ1(E(EMI、E(Ku,KT1)))と、変換暗号化コン
テンツφ1(E(KT1,C1))とが記録されることになる。
【0035】図4は、上記のように記録された記録媒体
200の情報を読み取り復号する場合の装置を示してい
る。
【0036】まず、情報書き込み読み取り装置300
は、マスタキー生成部311を有する。マスタキー生成
部311は、記録媒体200から読取ったキーグループ
情報KBと、この情報書き込み読み取り装置300自身が
持つ情報Kd(通常はデバイスキーと称される)からま
マスターキーKmを生成する。マスターキーKmは、2変
数変換器112に入力される。2変数関数器112は、
ディスク固有のメディアIDとマスターキーKmを2変数関
数h(x、y)により処理して、メディア固有キーKuを
生成する。
【0037】このメディア固有キーKuは、図3で示した
メディア固有キーKuと同じものが得られるようになって
いる。これは、図3で示したキーグループ情報KBとメデ
ィアIDが同一内容であれば、メディア固有キーKuとして
は、図4、図3においても同じ内容が得られるようにキ
ーグループ情報KBと、デバイスキーKdとの関係が工夫さ
れているからである。つまり、デバイスキーKdに対応す
る情報がキーグループ情報KBの中に含まれているからで
ある。不正な装置の場合は、キーグループ情報KBの中に
デバイスキーKdに対応する情報が含まれていないので、
正常なマスターキーKmが得られず、結果、正常なメディ
ア固有キーKuの得られなくなる。また不正装置が発覚さ
れた場合には、次のディスク販売時からディスク提供者
は、その不正装置に対応する情報を、キーグループ情報
KBの中から削除して販売する。これにより不正コピーが
拡散するのを防止することができる。
【0038】ディスクから読取られた変換暗号化乱数φ
2(E(Ku,EMI))は、変換規則φ2の逆変換φ−12規
則を持つ変換器320に入力されて逆変換され、暗号化
乱数E(Ku,EMI)として復号される。そして、この暗号化
乱数E(Ku,EMI)は、復号器319において、デバイス固
有キーKuを用いて復号処理され、乱数EMIとして復号さ
れる。
【0039】またディスクから読取られた変換ダブル暗
号化タイトルキーφ1(E(EMI、E(Ku,KT1)))と、変換
暗号化コンテンツφ1(E(KT1,C1))とは、それぞれ変
換規則φ1の逆変換φ−11規則を持つ変換器318、
315に入力されて逆変換され、それぞれ、ダブル暗号
化タイトルキー(E(EMI、E(Ku,KT1))と、暗号化コンテ
ンツE(KT1,C1)として復号される。
【0040】ここで、ダブル暗号化タイトルキー(E(EM
I、E(Ku,KT1))は、復号器316において、先の乱数EMI
を用いて復号され、暗号化タイトルキーE(Ku,KT1)とし
て復号される。さらにこの暗号化タイトルキーE(Ku,KT
1)は、復号器313において、先のメディア固有キーKu
を用いて復号され、タイトルキーKT1として復号され
る。
【0041】ここで、暗号化コンテンツE(KT1,C1)は、
タイトルキーKT1を用いて復号器314にて復号される
ことになる。
【0042】尚、変換規則φ1と変換規則φ2との関係
は、変換規則φ2で変換された成分Xを逆変換規則φ
―11で逆変換しても成分Xに戻らない、つまりφ―1
1(φ2(X))≠Xを満たす関係にあることは当然であ
る。これにより書替え可能な領域全体をバックアップし
たり、リストアしてコンテンツの不正コピーを行なって
も、正常な書き込み読み取り装置でない限り、コンテン
ツを正常に復号することはできない。
【0043】また図1のAのゆな書替え可能な領域のみ
のメディアの場合は、KBとKdとメディアIDからメディア
固有キーKuを生成するかわりに、乱数生成器によりメデ
ィア固有キーKuを生成することで、読み取り可能である
が書替え可能な領域と、読み取り及び書替え可能な領域
とを有するメディアと同等のコンテンツ秘匿機能を持つ
ことできる。
【0044】上記のように、本発明によると管理情報の
秘匿性が高まる。これは、管理情報が暗号化されるとと
もに、管理情報を暗号化したキー情報も暗号化されてい
るからである。しかも、暗号化管理情報(第1情報)と
暗号化キー情報(第2情報)とは、その変換規則が一方
はφ1であり他方はφ2である。しかも変換規則φ2、
逆変換規則φ−12による処理は、装置内部で実行され
る。このために、この管理情報にコピー管理情報(チェ
ックアウト、チェックイン情報)を含めておくことによ
り、不正者がコピー管理情報の内容を書き替えたり、或
は盗むことが防止される。尚、変換及び逆変換は、チャ
ンネルビットの変換、あるいは変調、特定データの加算
或は減算など各種の方式が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
特にに鍵情報の記録再生に関して安価な記録媒体を用い
て秘匿性を高め、よってコンテンツの不正コピーを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録媒体のタイプを説明するために示した図。
【図2】この発明に係る記録媒体の情報記録内容の説明
図。
【図3】この発明の一実施の形態に係る装置の情報記録
構成ブロックを示す説明図。
【図4】この発明の一実施の形態に係る装置の情報再生
構成ブロックを示す説明図。
【符号の説明】
200…記録媒体、100、300…情報書き込み読み
取り装置、111、311…マスターキー生成部、11
2、312…2変数関数変換部、113、114、11
6、119…暗号化器、115、118、120…変換
器、313、314、316、319…復号器、31
5、318、320…逆変換器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 9/08 H04L 9/00 601A 601C (72)発明者 加藤 拓 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 (72)発明者 上林 達 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 田中 あき男 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町事業所内 (72)発明者 山田 尚志 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 小島 正 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 デジタルメディアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA09 CA09 CA11 CA16 5D044 DE31 DE50 EF05 FG18 GK17 GL18 5D090 AA01 BB11 CC01 FF09 FF41 FF49 HH01 5J104 AA08 AA13 AA15 PA14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体は、読み取り及び書替え可能な
    領域、あるいは読み取り可能であるが書き換えが不可能
    な領域と読み取り及び書替え可能な領域とを有し、 少なくともコンテンツを管理するための管理情報を復号
    するための成分を含む第1情報K1と、前記第1情報K1を
    復号するための成分を含む第2情報K2を前記書替え可
    能な領域に書き込む場合、 前記第1情報K1を変換規則φ1で変換した情報φ1(K
    1)とし、前記第2情報を変換規則φ2で変換した情報
    φ2(K2)として、この情報φ1(K1),φ2(K2)
    を前記書替え可能な領域に書き込むことを特徴とする秘
    匿情報を伴う情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記第1情報K1に含まれる成分は、前記
    コンテンツを管理するための管理情報を暗号化した成分
    であり、 前記第2情報K2に含まれる成分は、前記第1情報K1を暗
    号化した成分であることを特徴とする請求項1記載の秘
    匿情報を伴う情報記録方法。
  3. 【請求項3】前記変換規則φ1と、前記変換規則φ2と
    の関係は、変換規則φ2で変換された成分Xを前記変換
    規則φ1の逆変換規則φ―11で逆変換しても成分Xに
    戻らない、つまりφ―11(φ2(X))≠Xを満たす関
    係にあることを特徴とする請求項2記載の秘匿情報を伴
    う情報記録方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体は、読み取り及び書替え可能な
    領域、あるいは読み取り可能であるが書き換えが不可能
    な領域と読み取り及び書替え可能な領域とを有し、少な
    くともコンテンツを管理するための管理情報を復号する
    ための成分を含む第1情報K1と、前記第1情報K1を復号
    するための成分を含む第2情報K2を前記書替え可能な
    領域に書き込む場合、前記第1情報K1が変換規則φ1で
    変換された情報φ1(K1)として、また前記第2情報K2
    が変換規則φ2で変換された情報φ1(K2)として、
    前記書替え可能な領域に書き込まれており、前記情報φ
    1(K1)を読み取り、前記変換規則φ1の逆変換規則φ
    −11で変換して前記第1情報K1を得ると共に、 情報φ2(K2)を読み取り、前記変換規則φ2の逆変
    換規則φ―12で変換して前記第2情報K2を得ること
    を特徴とする秘匿情報を伴う情報再生方法。
  5. 【請求項5】前記変換規則φ1と、前記変換規則φ2と
    の関係は、変換規則φ2で変換された成分Xを逆変換規
    則φ―11で逆変換しても成分Xに戻らない、つまりφ
    ―11(φ2(X))≠Xを満たす関係にあることを特徴
    とする請求項4記載の秘匿情報を伴う情報再生方法。
  6. 【請求項6】 前記第1情報K1に含まれる成分は、前記
    コンテンツを管理するための管理情報を暗号化した成分
    であり、 前記第2情報K2に含まれる成分は、前記第1情報K1を暗
    号化した成分であることを特徴とする請求項1記載の秘
    匿情報を伴う情報再生方法。
  7. 【請求項7】 読み取り及び書替え可能な領域、あるい
    は読み取り可能であるが書き換えが不可能な領域と読み
    取り及び書替え可能な領域とを有した記録媒体に対し
    て、情報の読み取り書き込みのためのアクセスを行なう
    装置において、 少なくともコンテンツを管理するための管理情報を復号
    するための成分を含む第1情報K1と、前記第1情報K1を
    復号するための成分を含む第2情報K2を前記記録媒体
    に書き込む場合、 前記第1情報K1を変換規則φ1で変換した情報φ1(K
    1)として前記記録媒体の読み取り及び書替え可能な領
    域に書き込む第1の手段と、 前記第2情報を変換規則φ2で変換した情報φ2(K
    2)として前記記録媒体の読み取り及び書替え可能な領
    域に書き込む第2の手段と、 を具備したことを特徴とする秘匿情報を伴う秘匿情報を
    伴う情報記録装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の手段は、 コンテンツを暗号化するために用いられるタイトルキー
    を暗号化して、暗号化タイトルキーE(Ku,KT1)を得る手
    段と、 この暗号化タイトルキーを更に乱数で暗号化して、ダブ
    ル暗号化タイトルキーE(EMI,E(Ku,KT
    1))を得、これを前記第1の情報K1とする手段と、 このダブル暗号化タイトルキーを変換規則φ1で変換し
    て情報φ1(K1)を得る手段とを含み、 前記第2の手段は、メディア固有キーKuにより前記乱数
    を暗号して、暗号化乱数E(Ku,EMI)を得、これを前記第
    2の情報K1とする手段と、 この暗号化乱数E(Ku,EMI)を変換規則φ2で変換して前
    記情報φ2(K2)を得る手段とを有することを特徴とす
    る請求項7記載の秘匿情報を伴う情報記録装置。
  9. 【請求項9】 情報記録媒体は、読み取り及び書替え可
    能な領域、あるいは読み取り可能であるが書き換えが不
    可能な領域と読み取り及び書替え可能な領域とを有し、
    少なくともコンテンツを管理するための管理情報を復号
    するための成分を含む第1情報K1と、前記第1情報K1を
    復号するための成分を含む第2情報K2が前記書替え可
    能な領域に書き込まれ、この場合、前記第1情報K1が変
    換規則φ1で変換された情報φ1(K1)として、また前
    記第2情報K2が変換規則φ2で変換された情報φ1(K
    2)として、前記書替え可能な領域に書き込まれてお
    り、 上記記録媒体の情報を再生する装置において、 前記情報φ1(K1)を読み取り、前記変換規則φ1の逆
    変換規則φ−11で変換して前記第1情報K1を得る第1
    の手段と、 情報φ2(K2)を読み取り、前記変換規則φ2の逆変
    換規則φ―12で変換して前記第2情報K2を得る第2
    の手段とを具備したことを特徴とする秘匿情報を伴う情
    報再生装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の情報K2は、暗号化乱数E(K
    u,EMI)であり、前記第2の手段は、この暗号化乱数E(K
    u,EMI)を復号して、乱数EMIを得る手段を有し、 前記第1の情報K1は、ダブル暗号化タイトルキーE(E
    MI,E(Ku,KT1))をであり、前記第1の手段
    は、このダブル暗号化タイトルキーを前記第2の手段か
    ら得られた乱数EMIを用いて復号して暗号化タイトルキ
    ーE(Ku,KT1))を得る手段と、 この暗号化タイトルキーE(Ku,KT1))をメディ
    ア固有キーKuにより復号してタイトルキーKT1を得る手
    段を有することを特徴とする請求項8記載の秘匿情報を
    伴う情報再生装置。
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