JP2003101529A - コンテンツ管理装置およびコンテンツ削除方法 - Google Patents

コンテンツ管理装置およびコンテンツ削除方法

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JP2003101529A
JP2003101529A JP2001287374A JP2001287374A JP2003101529A JP 2003101529 A JP2003101529 A JP 2003101529A JP 2001287374 A JP2001287374 A JP 2001287374A JP 2001287374 A JP2001287374 A JP 2001287374A JP 2003101529 A JP2003101529 A JP 2003101529A
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Hidenori Okita
秀紀 大喜多
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 著作権保護機能により保護されたコンテンツ
をMOVE処理もしくはPAUSE処理する際に、元の
コンテンツを安全かつ効率的に削除する。 【解決手段】 タイトル鍵記録部14はコンテンツ暗号
化・復号化のためのタイトル鍵を記録する。記録用復号
化・暗号化部12はタイトル鍵記録部14に記録された
鍵を用いてコンテンツを復号化する。時変鍵抽出更新部
15はコンテンツ中の各ブロックを復号化する際生成さ
れた時変鍵を抽出する。又、時変鍵抽出更新部15はタ
イトル鍵記録部14が記録するタイトル鍵を、抽出され
た時変鍵で更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送局側から配信さ
れたコンテンツに対してMOVE処理・PAUSE処理
を行う場合のコンテンツ削除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】著作権保護機能により保護されたコンテ
ンツをMOVE処理もしくはPAUSE処理する場合、
著作権保護機能により定められたルールに従い、伝送も
しくは記録後特定時間経過したコンテンツを装置から順
次削除していく必要がある。
【0003】MOVE処理は、Copy Onceコン
テンツ(1回だけ記録を許されたコンテンツ)に対する
コンテンツ移動処理である。Copy Onceコンテ
ンツは記録が1回しか許可されていないため、他の記録
媒体へのコピーは許可されていない。しかしコンテンツ
を例えば受信器の記録部に記録した後、該コンテンツの
削除を条件に、他の記録先機器へ記録することが許され
ている。
【0004】PAUSE処理は、Copy Never
コンテンツ(記録が許可されていないコンテンツ)に対
するタイムシフト視聴処理である。タイムシフト視聴
は、放送中のコンテンツに対して一時停止やプレイバッ
ク再生を行う機能であり、コンテンツ視聴時のコーヒー
ブレイクやトイレ休憩(一時停止)やスポーツ中継など
での決定的瞬間のインスタントリプレイ(プレイバック
再生)を提供できる。PAUSE処理ではコンテンツを
一定時間後削除することを条件に、例えば受信器の記録
部に記録することが許されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】MOVE処理もしくは
PAUSE処理においてコンテンツを削除する方法とし
て、従来以下のようないくつかの方式が考えられる。
【0006】まず第1の方式として、コンテンツデータ
そのものを削除していく方式が考えられる。しかし一般
にコンテンツは膨大なデータ量がある。例えば通常のV
HS並みの画質の映像コンテンツの場合で約5Mbps
(Mega bit persecond)程度、ハイ
ビジョン画質の映像コンテンツで約28Mbps程度の
データ量がある。このような大量データの削除をMOV
E・PAUSE処理と同時に行うことは負荷の大きい処
理であり現実的でない。
【0007】第2の方式として、コンテンツそのものを
削除する代わりに、記録されたコンテンツを復号化不可
能とするため、コンテンツの復号化に用いるタイトル鍵
を消去する方式が考えられる。しかし、通常コンテンツ
1つに対してタイトル鍵は1つであり、例えばMOVE
処理中の障害によるクラッシュ時に、コンテンツが送受
信側の双方に存在する、もしくは双方から消失するとい
う事態が生じない様、コンテンツを伝送し終えるまで、
タイトル鍵の削除・伝送が行えない。
【0008】このため送信側ではコンテンツを送信分の
みを削除するということができず、受信側ではコンテン
ツをすべて受信するまで復号化ができないという問題が
生じる。このような問題のためコンテンツが映像ストリ
ームや音声ストリームの場合など、伝送中にコンテンツ
を復号化してリアルタイムで再生・伝送・消去する必要
がある場合に、この方式は適用できない。
【0009】第3の方式として、コンテンツを複数の領
域に分割し、それぞれを別のタイトル鍵で暗号化し、コ
ンテンツの削除が必要になった場合、対応するタイトル
鍵を順に削除していく方式が考えられる。当該方式はコ
ンテンツが映像ストリームの場合に対しても有効である
が、コンテンツを細かく分割した場合、管理するタイト
ル鍵が膨大になるという問題がある。例えばコンテンツ
をフレーム単位に分割したとすると、1時間の映像コン
テンツに対して10万以上のタイトル鍵を管理する必要
が生じる。
【0010】タイトル鍵はコンテンツの著作権保護のた
め機密にする必要があり、通常のシステムからはアクセ
スできない保護領域で管理する必要がある。機密性を確
保する必要のある保護領域を大量に準備することは現実
的ではなく、当該方式によるコンテンツ削除をMOVE
処理やPAUSE処理に対して適用することは事実上困
難である。
【0011】本発明は上記の問題点に鑑み、著作権保護
機能により保護されたコンテンツをMOVE処理もしく
はPAUSE処理する際に、元のコンテンツを安全かつ
効率的に消去することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンテンツ暗号化・復号化のためのタイト
ル鍵を記録するタイトル鍵記録手段と、前記タイトル鍵
記録手段に記録された鍵を用いて前記コンテンツをブロ
ック単位に復号化する復号化手段と、前記復号化手段に
より前記コンテンツ中の各ブロックが復号化される際に
生成される時変鍵を抽出する時変鍵抽出手段と、前記タ
イトル鍵記録手段が記録するタイトル鍵を前記時変鍵抽
出手段により抽出された時変鍵で更新する鍵更新手段を
有する。
【0013】これにより、HDD、DVDもしくはSD
カードなどCPRMにおけるC−CBC暗号などを用い
て復号化したコンテンツを復号化が完了したものから順
に効率的に削除することができる。
【0014】更に本発明は、コンテンツに付加された著
作権保護情報を基にコンテンツ削除の要否を判定するコ
ンテンツ削除要否判定手段を具備し、前記鍵更新手段
は、前記コンテンツ削除要否判定手段によりコンテンツ
削除が必要と判断された場合、前記タイトル鍵領域の更
新を行う。これにより、コンテンツ削除処理を、MOV
E処理・PAUSE処理などコンテンツ削除が必要な場
合に適切に呼び出すことが出来る。
【0015】又本発明は、前記特定区間分のコンテンツ
復号化が完了したかどうかを判定する復号化区間判定手
段を更に具備し、前記鍵更新手段は特定区間の復号化が
完了した場合、前記タイトル鍵領域の更新を行う。
【0016】これにより、タイトル鍵の更新(すなわち
コンテンツの削除)を、IEEE1394パケット単位
や、MPEG2のフレーム、GOP単位などまとまった
単位で行うことが出来、必要以上に頻繁にタイトル鍵を
更新することによる処理効率の低下を防ぐことが出来
る。
【0017】又本発明は、あるブロックの暗号化・復号
化に用いる時変鍵として、少なくとも2つ以上前のブロ
ックの暗号化・復号化により得られた時変鍵を用いる。
例えば、前記特定区間の最後のブロックの復号化の際、
前ブロックの最後の復号化により導出された時変鍵を用
いる。これにより、特殊再生やコンテンツのサーチを行
う際、処理に必要な時変鍵を高速に生成が出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に
係るコンテンツ管理装置の構成の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【0019】本発明のコンテンツ管理装置30は、コン
テンツ伝送を行うデータバス19、制御情報をやり取り
するCPUバス20、タイトル鍵や時変鍵を安全にやり
とりするセキュアバス21の3つのバスを用いて構成さ
れている。
【0020】コンテンツ記録部11はコンテンツを記録
あるいは一時蓄積する。記録用暗号化・復号化部12は
コンテンツに付加された著作権保護情報に基づき、コン
テンツの暗号化・復号化を行う。記録用暗号化・復号化
の具体例としてはCPRM(Content Prot
ection for Recordable Med
ia)などがある。
【0021】コンテンツ記録部11に記録された情報
は、記録用暗号化・復号化部12を通じて復号化され、
データバス19を介して伝送用暗号化・復号化部13に
転送される。伝送用暗号化・復号化部13では受け取っ
たコンテンツを伝送用に暗号化し伝送路22に流す。伝
送路の具体例としてはIEEE(The Instit
ue of Electircal and Elec
tronics Engineers,Inc.)で規
格化されているIEEE std.1394−1995
(IEEE1394)などがある。伝送用暗号化・復号
化の具体例としては、DTCP(Digital Tr
anmisson Content Protecti
on)などがある。
【0022】記録用暗号化・復号化部12は、セキュア
バス21を介してタイトル鍵記録部14からタイトル鍵
情報を受け取り、当該タイトル鍵を用いてコンテンツの
暗号化・復号化を行う。タイトル鍵記録部14は、不正
アクセスを防ぐため通常の方法では読み出せない保護領
域である。つまりタイトル鍵記録部14は、CPUバス
20から直接アクセスすることはできず、記録用暗号化
・復号化部12とタイトル鍵記録部14との認証処理を
介してアクセス可能である。
【0023】コンテンツ削除要否判定部16はコンテン
ツに付与された著作権保護情報および現在の実行状態に
基づきコンテンツ削除の要否を判定する。実行状態の具
体例としてはMOVE処理中もしくはPAUSE処理中
などがある。時変鍵抽出更新部15は、記録用暗号化・
復号化部12から暗号化・復号化の際生成する時変鍵
(後述される)を抽出し、コンテンツ削除要否判定部1
6の判定結果に応じて、コンテンツ削除の必要があれば
タイトル鍵記録部14のタイトル鍵を、抽出した時変鍵
により更新する。復号化区間判定部17は特定区間の復
号化が完了したかどうかを判定する。CPU18は本発
明に従ってコンテンツ管理装置30を総合的に制御す
る。
【0024】図2はコンテンツに付与される著作権保護
情報の一例を示す。「00」が付されたコンテンツはC
opy Freeコンテンツであって、コピーを自由に
行うことができる。「10」が付されたコンテンツはC
opy Onceコンテンツであって、コピーが1度だ
け許可されている。Copy Onceコンテンツを記
録媒体にコピーした場合、該著作権保護情報は「01」
に書き換えられ、以後のコピーが禁止される。「11」
が付されたコンテンツはCopy Neverコンテン
ツであって、コピーは禁止されている。
【0025】図3は著作権保護のかかったコンテンツに
対するMOVE・PAUSE処理の概要を示す図であ
る。
【0026】PVR(Personal Video
Recorder)31はコンテンツ管理装置30を具
備する装置の一具体例であり、HDDを内蔵しコンテン
ツを記録あるいは一時蓄積する機能を持つ。表示装置3
2はテレビジョンなどに代表される機器で、デジタルも
しはくアナログ映像を画面に表示する機能を持つ。記録
装置33はDVHSやAV−HDD,DVDなどに代表
される機器で、映像の記録機能を持つ。PVR31は必
要に応じてMOVE処理もしくはPAUSE処理を行
う。
【0027】MOVE処理は、Copy Onceコン
テンツに対するコンテンツ移動処理であるため、他の記
録媒体へのコピー(ダビング)は許可されていない。し
かしコンテンツをコンテンツ記録部11のような受信器
の記録媒体に記録した後、該コンテンツの削除を条件
に、他の記録先機器へ移動することが許されている。M
OVE処理は、このようなコンテンツ移動処理を示す。
【0028】MOVE処理では著作権保護に関する規定
上、コンテンツの移動途中に障害が発生したとしても、
送信元であるPVRと受信先である記録装置に同一コン
テンツが重複して存在することのないよう適切に制御さ
れなければならない。また、1台のPVR31の出力を
複数台の記録機器で記録する操作は、コンテンツの複製
を作成する操作となるためMOVE処理では許可されて
いない。
【0029】Copy Neverコンテンツは記録媒
体への記録は許可されていないが、PAUSE処理では
記録時間に制限を設けることにより、コンテンツ記録部
11のような記録媒体への一時蓄積を許可し、一時停止
やプレイバック再生を可能としている。制限時間の具体
例としては、90分や1日あるいは1週間などがある。
一時蓄積したコンテンツは制限時間経過後削除する必要
がある。
【0030】PAUSE処理は、DTCP規格ではRE
TENSION処理とも呼ばれており、処理に関する名
称は本発明の限りではない。また、PAUSE処理を、
Copy Onceコンテンツに対して適用することも
可能である。
【0031】図4は、MOVE処理を具体的に説明する
図である。
【0032】コンテンツはIEEE1394などのセキ
ュアな伝送路22を経由して、PVR31等の送信側機
器から記録装置33等の受信側機器に伝送される。送信
側機器では送信済みのコンテンツを適切な手段で削除す
る必要がある。
【0033】図5はPAUSE処理を具体的に説明する
図である。
【0034】矩形は記録領域を模式的に表したものであ
る。記録位置は記録領域を左から右へ移動し、記録位置
の左側はコンテンツが記録されている領域を表す。再生
位置は記録位置より左側の制限時間内で自由に移動させ
ることが出来る。記録してから制限時間を超過したコン
テンツ(例えば記録後90分経過したコンテンツ)は順
次削除していく。
【0035】図6は従来におけるコンテンツを削除する
第1の方式を示した図である。
【0036】当該方式では、コンテンツデータそのもの
を削除していく(例えば各データを「00」に書き換え
る)。しかし一般にコンテンツは膨大なデータ量があ
る。例えば通常のVHS並みの画質の映像コンテンツの
場合で約5Mbps(Megabit per sec
ond)程度、ハイビジョン画質の映像コンテンツで約
28Mbps程度のデータ量がある。このような大量デ
ータの削除をMOVEあるいはPAUSE処理と同時に
行うことは負荷の大きい処理であり現実的でない。
【0037】図7は従来におけるコンテンツを削除する
第2の方式を示した図である。
【0038】当該方式では、コンテンツそのものを削除
する代わりに、コンテンツの復号化に用いるタイトル鍵
を消去する。タイトル鍵を消去することにより、暗号化
されたコンテンツを復号化することは不可能となり、結
果的にコンテンツそのものを削除するのと同じ効果が得
られる。タイトル鍵は通常54bitや128bitな
どのサイズでありコンテンツそのものの削除と比較して
処理も容易である。当該方式はコンテンツが暗号化ファ
イルの場合など、コンテンツをすべて転送してから復号
化のための鍵を送付する処理方式に対して有効である。
【0039】しかし当該方式では、通常コンテンツ1つ
に対してタイトル鍵は1つであり、送信側ではコンテン
ツを送信し終えるまでタイトル鍵の削除が行えず、受信
側ではコンテンツをすべて受信するまで復号化ができな
いという問題が生じる。このためコンテンツが映像スト
リームや音声ストリームの場合など、伝送中にコンテン
ツを復号化してリアルタイムで削除する必要がある場合
には適用できない。
【0040】図8は従来におけるコンテンツを削除する
第3の方式を示した図である。
【0041】当該方式では、コンテンツを複数の領域に
分割し、それぞれを別のタイトル鍵で暗号化する。そし
てコンテンツの削除が必要になった場合、対応するタイ
トル鍵を順に削除していく方式をとる。当該方式はコン
テンツが映像ストリームの場合に対しても有効である
が、コンテンツを細かく分割した場合、管理するタイト
ル鍵が膨大になるという問題がある。例えばコンテンツ
をフレーム単位に分割したとすると、1時間の映像コン
テンツに対して10万以上のタイトル鍵を準備し管理す
る必要が生じる。タイトル鍵はコンテンツの著作権保護
のため機密にする必要があり、通常のシステムからはア
クセスできない保護領域で管理する必要がある。機密性
を確保する必要のある保護領域を大量に準備することは
現実的ではなく、当該方式によるコンテンツ削除をMO
VE処理やPAUSE処理に対して適用することは事実
上困難である。
【0042】図9は上記問題点を鑑みて発明されたもの
であり、本方式におけるコンテンツを削除する方式の概
略を示した図である。本方式では、コンテンツ復号化の
際使用される時変鍵を抽出し、タイトル鍵領域の元のタ
イトル鍵を、抽出した当該時変鍵で順次上書きする方式
をとる。これにより更新した時変鍵より前のコンテンツ
の復号化を不可能とする。
【0043】図10はコンテンツ暗号化方式の一例を示
す。ここでは暗号化方式としてC−CBC(Conve
rted Cipher Block Chainin
g)を用いた暗号化処理について示す。C−CBCでコ
ンテンツを暗号化する際、暗号化に用いる暗号鍵の推定
を困難にし暗号強度を高めるため、処理途中で暗号鍵を
変更する時変鍵方式という処理方式を用いる。ここで暗
号鍵はタイトル鍵と同義である。この時変鍵は元の暗号
鍵と平文コンテンツから計算により求めることができ
る。計算には逆演算の困難な一方向性関数を用いる。こ
れにより暗号化コンテンツから平文コンテンツや暗号鍵
を推定することを困難とし暗号強度を高めている。
【0044】図10では、コンテンツをブロック単位に
分割した上で、まずタイトル鍵と最初のブロックを暗号
化する。この暗号化の際導出された時変鍵を用いて第2
のブロックを暗号化する。以下当該処理を各ブロックに
順次適用することでコンテンツを暗号化する。
【0045】図11は図10で示した暗号化方式により
暗号化されたコンテンツを復号化する処理を示した図で
ある。この復号化処理は、図10で説明した暗号化処理
とは逆の手順となり、タイトル鍵もしくはその時変鍵と
暗号化コンテンツから平文コンテンツへの復号化を順次
行っていく。
【0046】以下、本発明におけるMOVE・PAUS
E処理におけるコンテンツ削除方法について詳細に示
す。
【0047】図12は本発明に係るコンテンツ復号化の
際に行われるコンテンツ削除処理の第1の実施形態につ
いて示した図である。本方式では、コンテンツ復号化の
際導出された時変鍵を抽出し、抽出された時変鍵で元の
タイトル鍵を更新する処理を追加したことに特徴があ
る。
【0048】記録用暗号化・復号化部12は先ずブロッ
クB1をタイトル鍵を用いて復号化する。このタイトル
鍵はPVR31が各コンテンツ毎に予め持っている値で
あり、タイトル鍵記録部14内のタイトル鍵領域14a
に記録されている。時変鍵抽出更新部15は最初のブロ
ックB1の復号化の際に時変鍵1を抽出する。また時変
鍵抽出更新部15は時点t1において、タイトル鍵領域
14aに格納されているタイトル鍵を時変鍵1で上書
き、すなわち書き換える。
【0049】次に記録用暗号化・復号化部12は時変鍵
1を用いてブロックB2を復号化する。時変鍵抽出更新
部15は2番目のブロックB2の復号化の際に時変鍵2
を抽出し、時点t2において時変鍵1を時変鍵2で上書
きする。以後、時変鍵3、時変鍵4…という手順で、時
変鍵抽出更新部15はタイトル鍵領域14aの鍵を順次
上書きしていく。
【0050】このようにブロック単位の復号化の際得ら
れた時変鍵でタイトル鍵領域14aを順次上書きしてい
くことで、上書きした時変鍵を用いて復号化されるブロ
ックより前のブロックの復号化が不可能となり、コンテ
ンツそのものを削除した場合と同一の結果が得られる。
【0051】図13は本方式におけるコンテンツ削除方
式を適用した場合のMOVE処理において、処理中に障
害が発生した場合の動作を示した図である。
【0052】図13では、ブロックB3を時変鍵Jk2
で復号後、得られた時変鍵Jk3でタイトル鍵領域14
aを上書きした後、障害が発生した場合を想定してい
る。障害の具体例としては、停電による電源クラッシュ
や故障または不注意により伝送ケーブル抜き等が考えら
れる。この時すでに転送済みのコンテンツ(ブロックB
1からB3)は消去済みもしくは2度と復号化できない
状態でなければならない。
【0053】本方式によるコンテンツ削除方法を適用し
たMOVE処理では、障害発生時点でタイトル鍵領域1
4aはJk3に書き換えられており、元のタイトル鍵T
kとそこから導出される時変鍵Jk1およびJk2は2
度と得ることができない。このためブロックB1〜B3
のコンテンツは復号化不可能となり、事実上コンテンツ
が削除されたと同様の結果が得られる。
【0054】障害発生後、処理を再開する場合、タイト
ル鍵領域14aのJk3を用いてブロックB4を復号化
し、該復号化の際に導出されるJk4を用いてブロック
B5を復号化し、以後同様に残りのコンテンツを復号化
して伝送することが出来る。
【0055】図14は本方式によるコンテンツ削除方式
を用いたMOVE処理におけるタイトル鍵上書きのタイ
ミングについて示した図である。
【0056】MOVE処理においては、前述したように
コンテンツの各ブロックの復号化時点で抽出された時変
鍵を、タイトル鍵領域に順次上書きしていく。これによ
り、送信分のコンテンツ削除を保証できる。
【0057】図15は本方式によるコンテンツ削除方式
を用いたPAUSE処理におけるタイトル鍵上書きのタ
イミングに関する第1の具体例について示した図であ
る。
【0058】PAUSE処理においては記録時から制限
時間(例えば90分)経過したコンテンツを順次削除し
ていく必要がある。第1の具体例では、図中再生位置P
1で示される再生のためのコンテンツ復号化とは別に、
位置P2に示すように記録時から制限時間分前のコンテ
ンツを並列に復号化処理し、当該復号化処理で得られた
時変鍵をタイトル鍵領域14aに上書きする。尚、再生
のためのコンテンツ復号化の際に得られる時変鍵は保存
しない。
【0059】図16は本方式によるコンテンツ削除方式
を用いたPAUSE処理におけるタイトル鍵上書きのタ
イミングに関する第2の具体例について示した図であ
る。
【0060】第2の具体例ではタイムシフト再生の時点
で得られた時変鍵をタイトル鍵記憶部14の一時保存領
域14bに一時的に保存しておき、制限時間になった時
点で順次上書きしていく。これは再生位置と制限時間の
間隔が短い場合やコンテンツ分割の間隔が大きい場合な
ど記録すべき時変鍵の数が少ない場合に有効である。こ
の時変鍵の一時保存領域14bはタイトル鍵領域14a
同様、セキュアな領域に保護される必要がある。なお本
実施形態では一時保存する時変鍵を制限時間までとして
いるが、インスタントリプレイが例えば数分など短時間
であり、制限時間分再生位置を戻す必要がないなどの条
件を満たせば、再生位置から例えば5分前まで保存する
など、保存する時変鍵の数を削減してもよく、時変鍵の
保存期間は制限時間内で自由に設定できる。
【0061】図17は、本方式によるコンテンツ削除方
式を用いたPAUSE処理におけるタイトル鍵上書きの
タイミングに関する第3の具体例について示した図であ
る。
【0062】第3の具体例ではタイムシフト再生の時点
で得られた時変鍵を直接タイトル鍵領域に上書きする。
これはコンテンツの一時停止のみをサポートし、インス
タントプレイなど同一コンテンツを2度再生する必要が
無い場合に有効である。
【0063】図18は本発明に係るコンテンツ削除の第
2の実施形態を示した図である。
【0064】図18ではコンテンツ復号化の際得られた
時変鍵を逐次タイトル鍵領域に上書きするのではなく、
特定区間の復号化を完了するごとにタイトル鍵の上書き
を行う。具体的にはMOVE処理やPAUSE処理で要
求される最小消去単位や、表示や伝送の単位など意味の
ある復号化が可能な最小単位が、暗号化・復号化に用い
るブロックより大きい場合に有効である。復号化特定区
間の具体例としてはMPEGにおけるフレーム単位・G
OP単位やMPEG2−TSにおけるPES単位、IE
EE1394におけるIsochronous Str
eamパケット単位、特定の時間単位などがある。特定
区間は固定長である必要は無く、あるルールに従い区間
の特定が可能であればよい。これによりタイトル鍵の上
書き回数が削減され処理の効率化が図れる。
【0065】図19は本実施形態によるコンテンツ復号
化処理時におけるコンテンツ削除方法を示すフローチャ
ートである。
【0066】ステップS01で記録用暗号化・復号化部
12はタイトル鍵領域14aからタイトル鍵を取得す
る。ステップS02で暗号化コンテンツから1ブロック
読み込む。ステップS03でタイトル鍵もしくは時変鍵
を用いて1ブロックの暗号化コンテンツを復号化する。
ステップS04で時変鍵抽出更新部15はステップS0
3の復号化により導出された新しい時変鍵を抽出する。
ステップS05でコンテンツ削除要否判定部16は現在
の処理がMOVE処理もしくはPSUSE処理であるこ
とを判定し、MOVE処理もしくはPAUSE処理であ
れば(コンテンツ削除の必要があれば)ステップS06
へ進み、そうでない場合はステップS08に進む。ステ
ップS06で復号化区間判定部17は特定区間の復号化
が完了したかどうかを判定し、完了していればステップ
S07へ、完了していなければステップS08へ進む。
ステップS07で時変鍵抽出更新部15はタイトル鍵領
域14aを新しい時変鍵で更新する。ステップS08で
CPU18はコンテンツの全ブロックを復号化したか判
定し、未復号化コンテンツが存在すればステップS02
に戻って処理を継続し、全てのブロックを復号化してい
れば終了する。
【0067】図20は本方式に係るコンテンツ削除の別
の具体例を示した図である。
【0068】図20では特定区間の最後のブロックの復
号化の際、特定区間の最初のブロックの復号化の際に使
用した時変鍵を使用する。つまり、特定区間の最初のブ
ロックを例えば時変鍵jknを用いて復号化した場合、
該特定区間の最後のブロックも時変鍵jknを用いて復
号化する。このとき時変鍵jkn+1が抽出される。次
の特定区間の最初のブロック及び最後のブロックは時変
鍵jkn+1を用いて復号化する。従って、特定区間の
最後のブロックの復号化の際、前ブロックの最後の復号
化により抽出された時変鍵を用いる。これにより複数区
間をまたがる場合の時変鍵の導出を高速に行うことがで
きる。これは、特定倍速再生などの特殊再生や巻戻し後
の再生の際効果がある。
【0069】なお本実施例では最後のブロックの復号化
に最初のブロックの復号化に用いた時変鍵を適用した例
を示したが、これは一般に後半のブロックの復号化の際
に直前より前のブロックの復号化の際得られた時変鍵を
適用すれば処理を効率化できる。ブロック復号化とそれ
に用いる時変鍵の組み合わせは本実施例の限りではな
い。
【0070】図21は図20で示したコンテンツ削除方
式を用いた場合における特殊再生およびサーチの動作を
示す図である。
【0071】図21(a)は倍速再生を示す図、図21
(b)はサーチ動作を示す図である。倍速再生領域及び
サーチ領域における斜線領域は1画像フレームを示す。
又、斜線で示された領域は全ブロックを復号化した領
域、空白領域は特定区間の最後のブロックのみを復号化
した領域である。
【0072】通常の復号化処理では先頭からすべてのブ
ロックを復号化しなければ特定位置の時変鍵は得られな
いが、図20に示すコンテンツ削除方式を用いた場合、
特殊再生やサーチの際に時変鍵を再計算する場合でも、
特定ブロックの最後のみ復号化すればよいため、高速に
所定位置の時変鍵を得ることが出来る。
【0073】次に図22、図23を用いて、本発明を用
いたコンテンツ削除方法に係る第3の実施形態について
説明する。
【0074】図22は、従来におけるコンテンツ削除方
法に関する別の具体例を示す図である。
【0075】コンテンツを暗号化する際、コンテンツす
べてを連続して暗号化するのではなく、特定の単位で処
理を一旦リセットし、はじめから暗号化の処理を行う場
合がある。例えばSD(Secure Digita
l)カードでは図22に示すように暗号化を音声フレー
ム単位に行う。このように各復号化の際に同一のタイト
ル鍵Tk1を用いるため、最終フレームを復号化完了す
るまでタイトル鍵Tk1を削除することができない。
【0076】図23は上記のような暗号化が適用された
場合におけるコンテンツ削除方法に係る本発明の第3の
実施形態を示した図である。
【0077】この例では、フレーム内の暗号化に用いる
時変鍵とは別に、各フレームについても時変鍵を用いて
暗号化する。これによりフレーム単位に暗号化を行う場
合についても、MOVEやPAUSE時に本方式による
コンテンツ削除方式を適用することが出来る。
【0078】図24は本発明を用いたコンテンツ削除に
おける鍵の更新方法の一具体例を示す図である。t0、
t1…は各処理が行われた時点を示す。
【0079】タイトル鍵領域を時変鍵で更新する場合、
時点t1のように直接上書きする代わりに一時領域に書
き込みを行う。その後時点t3のように更新フラグを1
に変更する。一時領域はタイトル鍵記憶部14内に設け
られ、更新フラグはタイトル鍵記憶部14あるいは他の
不揮発性メモリ領域に設けられる。次に、t4のように
タイトル鍵領域の鍵を更新し、更新終了後時点t6のよ
うに更新フラグを0に戻す。これにより鍵の更新中、障
害によりクラッシュした場合、更新フラグが1の場合は
一時領域の鍵、更新フラグが0の場合はタイトル鍵領域
の鍵を参照することで、クラッシュによる鍵の消失を防
ぐことができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、著
作権保護機能により保護されたコンテンツをMOVE処
理もしくはPAUSE処理する際に、元のコンテンツを
安全かつ効率的に削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンテンツ管理装置の構成の一実
施形態を示すブロック図。
【図2】コンテンツに付与される著作権保護情報の一例
を示す図。
【図3】著作権保護のかかったコンテンツに対するMO
VE・PAUSE処理の概要を示す図。
【図4】MOVE処理を具体的に説明する図。
【図5】PAUSE処理を具体的に説明する図。
【図6】従来におけるコンテンツを削除する第1の方式
を示した図。
【図7】従来におけるコンテンツを削除する第2の方式
を示した図。
【図8】従来におけるコンテンツを削除する第3の方式
を示した図。
【図9】本方式におけるコンテンツを削除する方式の概
略を示した図。
【図10】コンテンツ暗号化方式の一例を示す図。
【図11】図10で示した暗号化方式により暗号化され
たコンテンツを復号化する処理を示した図。
【図12】本発明に係るコンテンツ復号化の際に行われ
るコンテンツ削除処理の第1の実施形態について示した
図。
【図13】本方式におけるコンテンツ削除方式を適用し
た場合のMOVE処理において、処理中に障害が発生し
た場合の動作を示した図。
【図14】本方式によるコンテンツ削除方式を用いたM
OVE処理におけるタイトル鍵上書きのタイミングにつ
いて示した図。
【図15】本方式によるコンテンツ削除方式を用いたP
AUSE処理におけるタイトル鍵上書きのタイミングに
関する第1の具体例について示した図。
【図16】本方式によるコンテンツ削除方式を用いたP
AUSE処理におけるタイトル鍵上書きのタイミングに
関する第2の具体例について示した図。
【図17】本方式によるコンテンツ削除方式を用いたP
AUSE処理におけるタイトル鍵上書きのタイミングに
関する第3の具体例について示した図。
【図18】本発明によるコンテンツ削除の第2の実施形
態を示した図。
【図19】本方式によるコンテンツ復号化処理時におけ
るコンテンツ削除方法を示すフローチャート。
【図20】本方式によるコンテンツ削除の別の具体例を
示した図。
【図21】図20で示したコンテンツ削除方式を用いた
場合における特殊再生およびサーチの動作を示す図。
【図22】従来におけるコンテンツ削除方法に関する別
の具体例を示す図。
【図23】図22のような暗号化が適用された場合にお
けるコンテンツ削除方法に係る本発明の第3の実施形態
を示す図。
【図24】本発明を用いたコンテンツ削除における鍵の
更新方法の一具体例を示す図。
【符号の説明】
11…コンテンツ記録部、12…記録用暗号化・復号化
部、13…伝送用暗号化・復号化部、14…タイトル鍵
記録部、15…時変鍵抽出更新部、16…コンテンツ削
除要否判定部、17…復号化区間判定部、18…CP
U、30…コンテンツ管理装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04L 9/00 643 5D044 5/91 H04N 5/91 P 5J104 5/92 L 5/93 5/92 H 7/08 5/93 E 7/081 7/08 Z 7/167 7/167 Z 7/173 630 Fターム(参考) 5B017 AA07 BA07 CA16 5C052 AA01 AB03 AC05 CC06 CC11 DD04 5C053 FA13 FA20 FA21 FA23 GA11 GB06 GB37 HA24 JA21 KA24 LA06 LA07 LA15 5C063 AA01 AB03 AB05 AC01 AC05 AC10 CA11 CA23 CA36 DA07 DA13 DB10 5C064 BA01 BB02 BC06 BC17 BC18 BC22 BC23 BC25 BD02 BD08 BD09 BD13 CA14 CB01 CC04 5D044 AB05 AB07 BC01 BC04 CC04 DE17 DE50 EF05 FG18 GK17 HL08 5J104 AA01 AA34 NA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ暗号化・復号化のためのタイ
    トル鍵を記録するタイトル鍵記録手段と、 前記タイトル鍵記録手段に記録された鍵を用いて前記コ
    ンテンツをブロック単位に復号化する復号化手段と、 前記復号化手段により前記コンテンツ中の各ブロックが
    復号化される際に生成される時変鍵を抽出する時変鍵抽
    出手段と、 前記タイトル鍵記録手段が記録するタイトル鍵を前記時
    変鍵抽出手段により抽出された時変鍵で更新する鍵更新
    手段、を有することを特徴とするコンテンツ管理装置。
  2. 【請求項2】 コンテンツに付加された著作権保護情報
    を基にコンテンツ削除の要否を判定するコンテンツ削除
    要否判定手段を更に具備し、前記鍵更新手段は、前記コ
    ンテンツ削除要否判定手段によりコンテンツ削除が必要
    と判断された場合、前記タイトル鍵記録手段に記録され
    た鍵の更新を行うことを特徴とする請求項1に記載のコ
    ンテンツ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記特定区間分のコンテンツ復号化が完
    了したかどうかを判定する復号化区間判定手段を更に具
    備し、前記鍵更新手段は該復号化区間判定手段により前
    記特定区間の復号化が完了したと判定された場合、前記
    タイトル鍵記録手段に記録された鍵の更新を行うことを
    特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  4. 【請求項4】 前記復号化手段は、あるブロックの暗号
    化・復号化に用いる時変鍵として少なくとも2つ以上前
    のブロックの暗号化・復号化により得られた時変鍵を用
    いることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記復号化手段は、前記特定区間の最後
    のブロックの復号化の際、前ブロックの最後の復号化に
    より導出された時変鍵を用いることを特徴とする請求項
    4に記載のコンテンツ管理装置。
  6. 【請求項6】 コンテンツの暗号化・復号化のためのタ
    イトル鍵をタイトル鍵記録領域に記録するステップと、 タイトル鍵記録領域に記録された鍵を用いて前記コンテ
    ンツを復号化するステップと、 コンテンツ復号化の際生成される時変鍵を抽出するステ
    ップと、 前記タイトル鍵記録領域に記録されたタイトル鍵を前記
    時変鍵で更新するステップ、を有するコンテンツ削除方
    法。
  7. 【請求項7】 コンテンツに付加された著作権保護情報
    を基にコンテンツ削除の要否を判定するステップと、 前記コンテンツ削除が必要と判断された場合、前記タイ
    トル鍵領域の更新を行うステップを有することを特徴と
    する請求項6に記載のコンテンツ削除方法。
  8. 【請求項8】 特定区間分のコンテンツ復号化が完了し
    たかどうかを判定するステップと、 前記特定区間の復号化が完了した場合、タイトル鍵領域
    の更新を行うステップとを有することを特徴とする請求
    項6に記載のコンテンツ削除方法。
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