JP4787650B2 - コンテンツ記録方法、コンテンツ移動装置及びコンテンツ再生方法並びにこれらの装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コピーワンス又はコピーネバーのコンテンツのコピーをコントロールするためのコンテンツ記録方法、コンテンツ移動装置及びコンテンツ再生方法並びにこれらの装置に関する。
デジタル画像データがDVD(Digital Versatile Disc)やデジタル放送により一般視聴者に供給されるようになってきている。デジタル画像データは劣化を伴わずにコピーすることが可能であるので、著作権保護の観点から、コピーコントロールシステムが導入されている。コピーコントロールシステムにおいては、コピーコントロール信号として、コピーフリー、コピーワンス及びコピーネバーが用意されている。ユーザは、コピーフリーのコンテンツを自由にコピーすることができる。また、ユーザは、コピーワンスのコンテンツのコピーを1つのみ保有することができ、他の記録媒体にコンテンツをコピーする場合には、元の記録媒体からコンテンツを削除しなければならない。更に、ユーザは、コピーネバーのコンテンツを記録媒体に記録することはできない。但し、ユーザは、コピーネバーのコンテンツを例えば90分以内の範囲でタイムシフト再生するために、一時的にコンテンツを記録媒体に記録することは許されている。
特許文献1の発明は、コンテンツの移動を行う際に、移動元のコンテンツのうちの移動が行われた部分に逐次マーカを付け、一度マーカが付けられた部分は再度読み出さないようにすることにより、不正なコピーを防止する。しかし、マーカが付けられた部分を再度読み出さないような機能を有する装置以外の装置は、マーカが付けられた部分を読み出すことが可能であるので、不正なコピーを完全に防止することができない。
特許文献2の発明は、コンテンツデータベースを介して、あるフラッシュメモリに格納されていたコンテンツをそのフラッシュメモリのみならず他のフラッシュメモリにも格納できてしまうこと、を防止する。しかし、コピーワンスにおけるコンテンツの途中までの移動やコピーネバーに対応することができない。
特許文献3の発明は、再生可能条件を利用して、1つのコンテンツ内の移動済みの部分と未移動の部分を識別し、移動済みの部分の移動を禁止する。しかし、再生可能条件がコンテンツと一緒にハードディスクドライブに格納されるので、ハードディスクドライブのバックアップ、コンテンツの移動及びハードディスクドライブのリストアを順に行うことにより、不正なコピーが可能になってしまう。
特許文献4の発明は、各コンテンツを暗号化/復号化するための各コンテンツ毎のタイトル鍵をシステム鍵で暗号化して暗号化領域に格納し、コンテンツの再生を行ったならばシステム鍵を更新して、更新されたシステム鍵によりタイトル鍵を暗号化し直して暗号化領域に格納することにより、コンテンツのバックアップ、コンテンツの移動及びコンテンツのリストアを行うことによるコンテンツの不正コピーを防止する。しかし、更新前のシステム鍵と更新後のシステム鍵との関係が不明である。
特許文献5乃至8の発明は、コンテンツを単位ブロック毎に異なった暗号鍵で暗号化し、暗号化されたコンテンツを記録媒体に記録し、暗号鍵をその記録媒体と一体的に設けられたメモリに格納する。しかし、これは、メモリーIC付きのビデオテープカセットを想定したものであるため、コンテンツをハードディスクドライブやDVDとした場合には、記録媒体と一体的に設けられたメモリとはどのようなものであるのかが不明となる。また、ARIBによればコピーネバーのコンテンツであっても受信から90分以内であれば、ランダムアクセスしたり複数回再生することが許されているのであるが、特許文献5乃至8の発明によれば、1度再生した箇所はその後二度と再生できなくなるので、ユーザに不利益を与える。
また、特許文献7及び8の発明によれば、前のブロックの平文を利用して現在のブロックの暗号化のための暗号鍵を生成するので、再生された平文にエラーが含まれている場合に正しい暗号鍵を復元することができない。
特開2002−290905号公報 特開2001−51906号公報 特開2003−272289号公報 特開2003−22612号公報 特開2003−195751号公報 特開2003−195752号公報 特開2003−195753号公報 特開2003−195754号公報
コピーワンスのコンテンツの場合、ユーザが移動したコンテンツを安易な方法で復元することを防ぐ必要がある。安易な方法の1つとしては、例えばハードディスク全体の内容を完全にバックアップしておき、ハードディスクからコンテンツを他の記録媒体へ移動した後にハードティスク全体をリストアすることにより、移動したコンテンツを復元することが存在する。また、安易な方法の他の1つとしては、コンテンツの移動処理が終了して、移動元のコンテンツを無効化する処理に入る直前に意図的に電源を切断することで移動元の番組データの無効化処理を妨害するといった方法が存在する。
逆に、ユーザが意図しない中断動作が行われることは望ましくない。例えば、コンテンツの移動中に停電等が発生した場合に移動するコンテンツが破壊されることは望ましくない。
また、コピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生するためには、記録から所定時間経過後のコンテンツを適切に再生不能になるように無効化する必要がある。
そこで、上述したような不正コピーを防止すると共に、正当な利用をした場合に不当にコンテンツの再生又はコピーができなくなることを防止する必要がある。
また、上記の必要性を満たすためにフラッシュメモリを利用した場合、フラッシュメモリの書換可能回数には制限があるため、これを考慮しなければならない。特にNOR型のフラッシュメモリにおいては、記録はビットまたはバイトといった小さい単位で可能であるが、一旦記録した内容の書き換えを行うためには内容を消去してから再書き込みする必要があり、この消去単位は数Kbyte単位と大きいという特性がある。
そこで、上述したような不正コピーを防止すると共に、正当な利用をした場合に不当にコンテンツの再生又はコピーができなくなることを防止するコンテンツのコピーコントロール方法及びその装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、メモリの書換・消去回数を少なく抑えつつ、上記の防止を行えることを可能とするコンテンツのコピーコントロール方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、コンテンツの移動の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、前記一時カウンタの初期化の位置まで前記コンテンツをシークするコンテンツシークステップと、前記初期化の位置から前記コンテンツの移動を繰り返す繰返しステップとを備え、前記繰返しステップは、コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出しステップと、今回の繰返しで読み出したパラメータが、前回の繰返しステップで読み出したパラメータと異なっている場合には、今回の繰返しで読み出したパラメータに対応する値に前記一時カウンタを更新し、更に、前記コンテンツの対応する所定単位部分を再生可能化するための処理を行う更新ステップと、コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力するステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ移動方法が提供される。
また、本発明によれば、コンテンツの再生の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、前記一時カウンタの初期化の位置以降の位置までコンテンツをシークするコンテンツシークステップと、シーク後の位置から前記コンテンツの再生を繰り返す繰返しステップと、を備え、前記繰返しステップは、前記コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出しステップと、前記コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力するステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法が提供される。
更に、本発明によれば、コンテンツの記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシークステップと、暗号化シードを生成するステップと、前記暗号化シードを記憶部に格納する暗号化シード格納ステップと、内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化ステップと、前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化ステップと、前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返しステップと、前記内部カウンタと前記一時カウンタの処理を繰り返す第2繰返しステップと、前記第2繰返しステップ実行の後に実行される前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除ステップと、を備え、前記第1繰返しステップは、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新ステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成ステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する一時カウンタ更新ステップと、現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化ステップと、暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入ステップと、暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納ステップと、を備え、前記第2繰返しステップは、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新ステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する第2の一時カウンタ更新ステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ記録方法が提供される。
更に、本発明によれば、記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシークステップと、暗号化シードを生成するステップと、前記暗号化シードを暗号鍵シード記憶部に格納する暗号化シード格納ステップと、内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化ステップと、前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化ステップと、前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返しステップと、前記内部カウンタと、前記一時カウンタの処理を繰り返す第2繰返しステップと、前記第2繰返しステップ実行の後に実行される前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除ステップと、を備え、前記第1繰返しステップは、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定するステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とするステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とするステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成ステップと、現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化ステップと、暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入ステップと、暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納ステップと、を備え、前記第2繰返しステップは、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定するステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とするステップと、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とするステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ記録方法が提供される。
更に、本発明によれば、コンテンツの記録が開始された時に始まり、前記コンテンツの記録が終了してから所定時間経過した時に終了する期間に存在する一時カウンタであって、該期間では、前記コンテンツの始まりからの経過時間を表す一時カウンタが現在実際に存在する場合にのみコンテンツ再生ステップ実行され、前記コンテンツ再生ステップは、一時カウンタのカウント値を読み出す一時カウント読出しステップと、読み出された一時カウン値を内部カウント値とする内部カウント値設定ステップと、前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値未満であれば、前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値になるまで、前記コンテンツをシークするシークステップと、前記コンテンツの現在位置からカウント値を読み出すカウント読出しステップと、前記カウント値を用いて前記コンテンツの暗号解読を行い、暗号解読後のコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップと、を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法が提供される。
更に、本発明によれば、コンテンツの移動の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、前記一時カウンタの初期化の位置まで前記コンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、前記初期化の位置から前記コンテンツの移動を繰り返す繰返し手段とを備え、前記繰返し手段は、コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出し手段と、今回の繰返しで読み出したパラメータが、前回の繰返し手段で読み出したパラメータと異なっている場合には、今回の繰返しで読み出したパラメータに対応する値に前記一時カウンタを更新し、更に、前記コンテンツの対応する所定単位部分を再生可能化するための処理を行う更新手段と、コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力する手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ移動装置が提供される。
更に、本発明によれば、コンテンツの再生の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、前記一時カウンタの初期化の位置以降の位置までコンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、シーク後の位置から前記コンテンツの再生を繰り返す繰返し手段と、を備え、前記繰返し手段は、前記コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出し手段と、前記コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力する手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置が提供される。
更に、本発明によれば、コンテンツの記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、暗号化シードを生成する手段と、前記暗号化シードを記憶部に格納する暗号化シード格納手段と、内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化手段と、前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化手段と、前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返し手段と、前記一時カウンタと前記内部カウンタの処理を繰り返す第2繰返し手段と、前記第2繰返し手段の動作の後に動作する前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除手段と、を備え、前記第1繰返し手段は、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する一時カウンタ更新手段と、現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入手段と、暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納手段と、を備え、前記第2繰返し手段は、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する第2の一時カウンタ更新手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置が提供される。
更に、本発明によれば、記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、暗号化シードを生成する手段と、前記暗号化シードを暗号鍵シード記憶部に格納する暗号化シード格納手段と、内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化手段と、前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化手段と、前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返し手段と、前記一時カウンタと前記内部カウンタの処理を繰り返す第2繰返し手段と、前記第2繰返し手段の動作の後に動作する前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除手段と、を備え、前記第1繰返し手段は、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定する手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とする手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とする手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入手段と、暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納手段と、を備え、前記第2繰返し手段は、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定する手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とする手段と、暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とする手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置が提供される。
更に、本発明によれば、コンテンツの記録が開始された時に始まり、前記コンテンツの記録が終了してから所定時間経過した時に終了する期間に存在する一時カウンタであって、該期間では、前記コンテンツの始まりからの経過時間を表す一時カウンタが現在実際に存在する場合にのみコンテンツ再生手段が動作し、前記コンテンツ再生手段は、一時カウンタのカウント値を読み出す一時カウント読出し手段と、読み出された一時カウン値を内部カウント値とする内部カウント値設定手段と、前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値未満であれば、前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値になるまで、前記コンテンツをシークするシーク手段と、前記コンテンツの現在位置からカウント値を読み出すカウント読出し手段と、前記カウント値を用いて前記コンテンツの暗号解読を行い、暗号解読後のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置が提供される。
更に、本発明によれば、上記の方法をコンピュータに行わせるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、コンテンツの所定期間毎に変化する暗号鍵を生成する暗号鍵生成ステップと、前記コンテンツの各所定期間毎の部分をその部分に対応した暗号鍵で暗号化する暗号化ステップと、前記コンテンツの各所定期間毎の暗号鍵に対応するパラメータを、前記コンテンツのその所定期間の部分に挿入するパラメータ挿入ステップと、前記暗号化ステップで暗号化され、前記パラメータ挿入ステップで前記パラメータが挿入されたコンテンツを記録媒体に記録するコンテンツ記録ステップと、を備えるので、前記パラメータを利用して、コピーワンスの制御を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
[実施形態1]
コピーワンスのコンテンツを記録する場合のコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の構成について図1を参照して説明する。
記録媒体101には、暗号化部105で処理されたコンテンツが格納される。記録媒体101は、例えば、ハードディスクドライブである。
入力部103は、コンテンツを入力するとともに、コンテンツから時間情報を読み出したり、現在までのコンテンツの容量を測定したりする。
暗号化部105は、暗号鍵記憶部117に格納されている暗号鍵を用いて、入力部103から供給されたコンテンツを暗号化すると共に、コンテンツに内部カウンタ115aの値を埋め込む。例えば、コンテンツがMPEG形式であれば、GOP先頭のプライベートストリーム内にカウンタ値を埋め込む。
暗号鍵シード生成部111は、乱数などを利用して暗号鍵のシードを生成する。
暗号鍵シード記憶部113は、暗号鍵シード及びカウンタ値を記憶する。
暗号鍵シード記憶部113は、不揮発性メモリ131に設けられている。不揮発性メモリとしては、たとえば、フラッシュEEPROM等が利用される。
カウンタ管理部115は、カウンタに関連した処理を行い、内部にも自己のカウンタ(以下、「内部カウンタ」といい、符号115aを付す。)を有する。
暗号鍵記憶部117は、暗号鍵生成部121により生成された暗号鍵を格納する。
暗号鍵記憶部117は、通常は、RAM等の揮発性メモリ135に設けられるが、不揮発性メモリに設けられてもよい。
暗号解読部107は、記録媒体101から暗号化されているコンテンツ及びこれに付加されているカウントを読み出し、このカウントと暗号鍵シードから暗号鍵生成部121により生成された暗号鍵によりコンテンツの暗号解読を行う。
出力部109は、コンテンツの再生の場合には、暗号解読されたコンテンツをモニタ等に出力し、コンテンツの移動の場合には、一度暗号解読されたコンテンツを再度何かしらの方法で暗号化して、それをコンテンツ記録側装置に出力する。
コピーワンスのコンテンツを記録する場合のコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の動作について図2を参照して説明する。
まず、暗号鍵シード生成部111は、暗号鍵シードを生成し(ステップS201)、これを暗号鍵シード記憶部113に格納する(ステップS203)。
次に、カウンタ管理部115は、内部カウンタ115aの値をゼロに初期化し(ステップS205)、これを暗号鍵シード記憶部113に格納する(ステップS207)。
次に、暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと内部カウンタ115aが保持しているゼロの値を基に、最初の暗号鍵を生成する(ステップS209)。生成された暗号鍵は、暗号鍵記憶部117に格納される。
次に、カウント更新タイミング検出部123は、入力部103から得られるコンテンツの時間情報等を参照して、現在のタイミングが暗号鍵を更新するタイミングであるか否かを判断する(ステップS211)。暗号鍵を更新するタイミングは、例えば、1分毎のタイミングである。このような場合、暗号鍵は、1分毎に更新されるようになる。ただし、更新のタイミングを他の長さの期間毎のタイミングとしてもよいし、コンテンツの所定容量毎のタイミング等としてもよい。
現在のタイミングが暗号鍵を更新するタイミングであれば(ステップS211でYES)、ステップS213に進み、そうでなければステップS217に進む。
ステップS213では、カウンタ管理部115は、内部カウンタ115aの値を1だけ増加させる。次に、暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、ステップS213で増加した内部カウンタ115aの値を基に、新たな暗号鍵を生成する(ステップS215)。生成された暗号鍵は、暗号鍵記憶部117に格納される。ステップS215からは、ステップS217に進む。
ステップS217では、暗号鍵記憶部117に現在格納されている暗号鍵を用いて、入力部103から入力されたコンテンツを、暗号化部105が、暗号化する。
次に、暗号化部105は、内部カウンタ115aに現在格納されているカウンタ値をコンテンツに埋め込む(ステップS219)。
ステップS217及びステップS219により、暗号化され、且つ、カウント値が挿入されたコンテンツが、記録媒体101に格納される。
次に、記録終了するべきであるか否かを判断し(ステップS221)、そうであれば、記録を終了し、そうでなければ、ステップS211に戻り、記録を継続する。
これにより、記録媒体101に格納されたコンテンツは、暗号鍵シード及び所定間隔で(例えば、1分おきに)更新されるカウンタの値に基づいて生成された暗号鍵で暗号化され、且つ、そのカウンタの値が埋め込まれたものとなる。
また、暗号鍵シード記憶部113には、暗号鍵シード及び値がゼロのカウント値が格納されることとなる。これらは、コンテンツの識別情報と対応づけられて暗号鍵シード記憶部113に格納される。
次に、コピーワンスのコンテンツを移動する場合のコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の動作について図3を参照して説明する。
まず、カウンタ管理部115は、カウンタ一時記憶部141に当該コンテンツに対応した一時カウンタが存在するか否かを判断する(ステップS231)。この判断を行うためには、一時カウンタが設けられたならば、それに対応するコンテンツの識別情報をその一時カウンタと関連付けておくようにする。自己の識別情報に対応づけられた一時カウンタがカウンタ一時記憶部141にあれば、ステップS231での結果は肯定的となり、そうでなければ、ステップS231での結果は否定的となる。
カウンタ一時記憶部141に当該コンテンツに対応した一時カウンタが存在しなければ(ステップS231でNO)、カウンタ管理部115は、カウンタ一時記憶部141に当該コンテンツに対応した一時カウンタを設け、その一時カウンタを初期化する。
ここで、カウンタ一時記憶部141は、暗号鍵シード記憶部113と同様に、不揮発性メモリ131に設けられている。不揮発性メモリとしては、たとえば、フラッシュEEPROM等が利用される。
暗号鍵シード記憶部113に格納されるカウント値及び内部カウンタ115aでカウントされるカウント値は、2進法でエンコードされたものであることが通常である。これに対し、カウンタ一時記憶部141に設けられた一時カウンタのカウント値は、デコードされた状態のものである。例えば、コンテンツが2時間の映画であり、1分毎に暗号鍵を更新することとすれば、ゼロから119までカウントする必要がでてくる。このために、一時カウンタを120ビットで構成し、1ビットが1分に対応するようにする。特に、不揮発性メモリがNOR型のフラッシュEEPROMである場合を考慮し、当該コンテンツに対応する一時カウンタを新たに設け、それを初期化する場合には、まず、120ビットの領域を不揮発性メモリから確保し、それを当該コンテンツに対応付け、更に120ビット全部を1に初期化する。そして、後述するように、一時カウンタを更新する場合には、順々にビットの値を1からゼロに変化させる。例えば、初期状態では、一時カウンタは、「11・・・・1」(オール1)であるが、移動が1分経過した時には、一時カウンタは、「011・・・1」となり、それから移動が1分経過したときには、一時カウンタは、「001・・・1」となる。コンテンツの最後で一時カウンタが「000・・・0」(オールゼロ)となるまで、このような更新が続けられる。
一時カウンタを、仮に2進数でエンコードされた数値を表すものとすると、不揮発性メモリの書き換えの回数が増加してしまう。これに対し、本発明によれば、一時カウンタを上記のようなものとすることにより、書き換えの回数を減らすことが可能となる。
但し、コンテンツの移動がコンテンツの最後まで行われずに、コンテンツの移動が正常に中断されると、後述するステップ247からステップS249及びステップS251に進む。この場合にステップS251で、一時カウンタが破棄されている場合には、ステップS231での判断結果は否定的となり、ステップS233に進む。この場合の、ステップS233での一時カウンタの初期化は、現在、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値による初期化である。この際には、2進数のデコードが伴う。つまり、暗号鍵シード記憶部113に2進数で格納されているカウント値をゼロのビット数にデコードして、デコードの結果を一時カウンタに設定する。現在、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値は、前回ステップS249で暗号鍵シード記憶部113に格納されたカウント値である。
フローチャートに戻り、ステップS233の次に、ステップS234に進み、ここで、初期化の位置までコンテンツをシーク(seek)する。つまり、コンテンツに付加されているカウント値が一時カウンタの初期化の値と一致するまで、コンテンツの早送りを続ける。無論、コンテンツの移動の開始の場合には、一時カウンタの初期化の値はゼロであるので、コンテンツの位置は先頭位置に留まる。
他方、カウンタ一時記憶部141に当該コンテンツに対応した一時カウンタが存在すれば(ステップS231でYES)、カウンタ管理部115は、カウンタ一時記憶部141に在る当該コンテンツに対応した一時カウンタのカウント値を、暗号鍵シード記憶部113に格納する(ステップS235)。この際には、一時カウンタのゼロのビット数を二進数にエンコードし、エンコードの結果を暗号鍵シード記憶部113に格納する。ステップS235で暗号鍵シード記憶部113に一時カウンタのカウント値を格納することにより、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値を更新することは、後に説明するように、移動済みの部分の再生を禁止することにつながる。
次に、カウンタ値の位置までコンテンツをシーク(seek)する(ステップS236)。このためには、コンテンツに付加されているカウント値が一時カウンタのカウント値と一致するまで、コンテンツの早送りを続ける。ステップS231でYESとなるのは、コンテンツの移動が何かしらの理由でステップS249及びS251を経由しないで、中断され、それを再開する場合である。何かしらの理由としては、例えば、突然の停電による移動の中断、悪意を有する者による不正な突然の電源遮断等が挙げられる。これを「異常中断」と称することにする。異常中断は、どのステップを行っている最中に行われるかが不定である。従って、異常中断が生じた場合には、ステップS249及びS251が行われず、一時カウンタが残存する。コピーワンスのコンテンツにおいては、このような場合には、移動を中断した位置より前の部分が再度移動できることがあってはならない。ステップS236を実行することにより、この再度の移動を禁止することができる。
ステップS234又はステップS236からステップS237に進む。
ステップS237では、コンテンツからカウント値を読み出す。この読出しには、カウント値に対応した部分のコンテンツの映像・音声の読み出しも含まれる。
次に、今回、コンテンツから読み出されたカウント値は、更新されているか否かを判断する(ステップS239)。つまり、現在の繰り返しのステップS237でコンテンツから読み出されたカウント値が、前回の繰り返しのステップS237でコンテンツから読み出されたカウント値と異なっているか否かを判断する。
記録時に1分毎にカウンタ値を更新しているのであれば、コンテンツ1分毎にステップS239での判断結果が肯定的となる。
ステップS239での判断結果が否定的であれば、ステップS241及びS243を経由せずに、ステップS237で読み出されたコンテンツを記録側装置に出力する(ステップS245)。
ステップS245では、次のことが行われる。
暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、コンテンツから読み出されたカウント値を基に暗号鍵を生成し、これを暗号鍵記憶部117に格納する。暗号解読部107は、暗号鍵記憶部117に格納されている暗号鍵を用いて、記録媒体101から読み出されたコンテンツの暗号解読を行う。出力部109は、暗号解読された状態でコンテンツが出力されないように、記録側装置に対応した方法によりコンテンツを再度暗号化して、記録側装置に出力する。
ステップS239での判断結果が肯定的であれば、一時カウンタを更新する(ステップS241)。この更新は、たとえば、一時カウンタのビットパターンを「0011・・・1」を「0001・・・1」にするようなものである。
次に、前回ステップS243を実行した時点から今回ステップS243を実行する時点までに記録側装置に出力したコンテンツの再生を可能化するための処理を行う(ステップS243)。この可能化の処理により、初めて、記録側装置で記録されたコンテンツの再生が可能となる。
ステップS243からは、ステップS245に進む。ステップS245についてはすでに説明した。
ステップS245からは、ステップS247に進む。ステップS247では、移動終了または通常中断が行われたか否かを判断する。移動終了とは、コンテンツの末尾までの移動の終了のことである。また、通常中断とは、移動をここまでで止めたいと判断したユーザの正当な操作による中断や、記録側装置が他の用途のために利用され始めたことによる中断等のことである。通常中断は、異常中断と区別される。
ステップS247での判断結果が否定的である場合には、ステップS237に戻り、コンテンツの移動を継続する。
ステップS247での判断結果が肯定的である場合には、カウンタ一時記憶部141にある一時カウンタの現在のカウント値を暗号鍵シード記憶部113に格納する(ステップS249)。この際には、一時カウンタのビットパターンから2進数への変換が行われ、この変換の結果が暗号鍵シード記憶部113に格納される。これにより、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値は更新される。こうすることにより、ステップS233での一時カウンタの初期化において、移動が中断された位置に対応する値に一時カウンタが初期化されることとなる。これにより、移動の中断後に中断位置から移動を再開することが可能となる。
次に、カウンタ一時記憶部141から当該コンテンツに対応した一時カウンタを破棄する。ここで破棄とは、当該領域のフラッシュなど、一時カウンタのために確保した領域を初期化することでアクセス不可とする処理のことである。
なお、ステップS247で通常中断によりステップS249に進んだ場合には、ステップS251を省略してもよい。この場合には、一時カウンタがカウンタ一時記憶部141に残ることとなる。そうすると、次に、コンテンツの移動が再開された場合、ステップS231での判断結果が肯定的となる。しかし、ステップS233での初期化は、上述したとおりであるので、ステップS237まで進んだ時点では、同一の状態となる。
次に、コピーワンスのコンテンツを移動する場合のコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の動作について図4を参照して説明する。
コピーワンスのコンテンツの全体が移動先に移動していないのであれば、そのコンテンツの全体を何度でも再生することができる。これに対し、コピーワンスのコンテンツの一部が移動先に移動した場合には、移動した部分の再生を禁止しなければならない。
図4に示すステップS261、S263、S267、S271、S275及びS277は、それぞれ、図3に示すステップS231、S233、S234、S235、S236及びS237に対応するので、これらの説明を省略し、図3との相違点のみを説明する。
ステップS263の次に、ユーザが希望する再生開始位置が、ステップS263で設定した一時カウンタの初期値に対応した位置よりも前であるか否かを判断する(ステップS265)。
そうである場合には(ステップS265でYES)、ユーザが希望する再生開始位置から再生を開始することがコピーワンスの規則に反することとなるので、ステップS267に進み、ここで、ステップS263で設定した一時カウンタの初期値に対応した位置までコンテンツの読出しを進める。
そうでない場合には(ステップS265でNO)、ユーザが希望する再生開始位置から再生を開始することはコピーワンスの規則に反しないので、ステップS269に進み、ここで、ユーザが希望する再生開始位置までコンテンツを進める。
他方、ステップS271の次に、ユーザが希望する再生開始位置が、ステップS271で見た一時カウンタのカウント値に対応した位置よりも前であるか否かを判断する(ステップS273)。
そうである場合には(ステップS273でYES)、ユーザが希望する再生開始位置から再生を開始することがコピーワンスの規則に反することとなるので、ステップS275に進み、ここで、ステップS271で見た一時カウンタのカウント値に対応した位置までコンテンツの読出しを進める。
そうでない場合には(ステップS273でNO)、ユーザが希望する再生開始位置から再生を開始することはコピーワンスの規則に反しないので、ステップS269に進み、ここで、ユーザが希望する再生開始位置までコンテンツを進める。
ステップS267、S269又はS275からはステップS277に進み、ここからコンテンツの再生を開始する。
ステップS279では、次のことが行われる。
暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、コンテンツから読み出されたカウント値を基に暗号鍵を生成し、これを暗号鍵記憶部117に格納する。暗号解読部107は、暗号鍵記憶部117に格納されている暗号鍵を用いて、記録媒体101から読み出されたコンテンツの暗号解読を行う。出力部109は、暗号解読されたコンテンツを出力装置に出力する。
ステップS279からは、ステップS281に進む。ステップS281では、再生終了または再生の通常中断が行われたか否かを判断する。再生終了とは、コンテンツの末尾までの再生の終了のことである。また、再生中断とは、コンテンツの途中までの再生の終了のことである。
[実施形態2]
次に、コピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生のために記録する場合のコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の動作について図5及び図6を参照して説明する。
タイムシフト再生においては、コンテンツの各部は、それを受信してから所定時間(たとえば、90分)以内であれば再生可能としなければならないが、それ以上の時間が経過していれば、再生禁止としなければならない。
まず、カウンタ管理部115は、カウンタ一時記憶部141に一時カウンタが存在するか否かを判断する(ステップS301)。
この判断結果が肯定的である場合には(ステップS301でYES)、これは、タイムシフト再生のための記録が異常中断されたことを意味する。カウンタ管理部115は、カウンタ一時記憶部141から一時カウンタの一時カウント値を読み出し(ステップS315)、暗号鍵シード記憶部113からオフセットカウント値を読み出し(ステップS317)、一時カウント値とオフセットカウント値とを加算して得た値を内部カウンタ115aに設定する。オフセットカウント値については、後述する。この時点で、内部カウンタに設定された値は、異常中断された時の経過時間に対応する。例えば、カウンタが1分毎に1だけ増加するものであり、タイムシフト再生のための記録が開始してから10分後に異常中断が発生し、それから5分後にステップS301に入った場合には、一時カウント値が10であり、オフセットカウント値が0であるので、内部カウンタには、10+0=10が設定される。また、一時カウント値の範囲が0から63であり、オフセットカウント値が、0、64、128、・・・である場合において、タイムシフト再生のための記録が開始してから110分後に異常中断が発生し、それから5分後にステップS301に入った場合には、一時カウント値が46であり、オフセットカウント値が64であるので、内部カウンタには、46+64=110が設定される。
カウンタ一時記憶部141に一時カウンタが存在しない場合には(ステップS301でNO)、これは、タイムシフト再生が異常中断されたことがないことを意味する。すなわち、タイムシフト再生のための記録がこれから始まることを意味する。
この場合には、カウンタ一時記憶部141に当該コンテンツに対応する一時カウンタを設けて、この一時カウンタの全ビットを1に初期化する。すなわち、2進数や10進数で代わりに表現するならば、一時カウンタの値をゼロに初期化する(ステップS303)。次に、初期化の位置までコンテンツをシーク(seek)する(ステップS305)。
次に、暗号鍵シード生成部111は、暗号鍵シードを生成し(ステップS307)、暗号鍵シード記憶部113に格納する(ステップS309)。
次に、カウンタ管理部115は、内部カウンタ115aをゼロに初期化し(ステップS311)、この値を暗号鍵シード記憶部113に格納する(ステップS313)。
図6を参照すると、ステップS313またはステップS319からは、ステップS320に進む。
ステップS320では、暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、ステップS311でゼロに初期化された内部カウンタ115aの値を基に、初期の暗号鍵を生成する。生成された暗号鍵は、暗号鍵記憶部117に格納される。
ステップS321では、カウント更新タイミング検出部123は、入力部103から得られるコンテンツの時間情報等を参照して、現在のタイミングが暗号鍵を更新するタイミングであるか否かを判断する(ステップS321)。暗号鍵を更新するタイミングは、例えば、1分毎のタイミングである。
現在のタイミングが暗号鍵を更新するタイミングであれば(ステップS321でYES)、ステップS323に進み、そうでなければステップS331に進む。
ステップS323では、カウンタ管理部115は、内部カウンタ115aの値を1だけ増加させる。次に、暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、ステップS323で増加した内部カウンタ115aの値を基に、新たな暗号鍵を生成する(ステップS325)。生成された暗号鍵は、暗号鍵記憶部117に格納される。
次に、一時カウンタを更新する(ステップS327)。この更新においては、現在着目しているビット(ゼロと隣接しているビットであって、値が1であるもの)をゼロにする。こうすることにより、例えば、一時カウンタは、「0011・・・11」から「0001・・・11」に変化する。
次に、オフセット処理を行う(ステップS329)。ここでオフセット処理について説明する。例えば、一時カウンタのビット数を64として、カウンタが1分毎に更新されるようにすると、一時カウンタは、64分以下の長さのコンテンツを扱うことができる。しかし、一時カウンタのみでは、時間が64分を超えるコンテンツを扱うことができない。したがって、コンテンツの時間が64分を超える時には、現在の値がオールゼロである一時カウンタをオール1に変更し(「000・・・0」(64個のビットがすべてゼロである)を「111・・・1」(64個のビットがすべて1である)に変更し)、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値を64だけ増加させる。例えば、コンテンツの64分の箇所では、一時カウンタが「000・・・0」(64個のビットがすべてゼロである)であり、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値はゼロであるが、コンテンツが65分に進む時に、一時カウンタを「111・・・1」(64個のビットがすべて1である)に初期化し、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値を1にする。同様に、コンテンツの128分の箇所では、一時カウンタが「000・・・0」(64個のビットがすべてゼロである)であり、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値は1であるが、コンテンツが129分に進む時に、一時カウンタを「111・・・1」(64個のビットがすべて1である)に初期化し、暗号鍵シード記憶部113に格納されているカウント値を2にする。
このようなオフセット処理を行うことにより、一時カウンタ及び暗号鍵シード記憶部113に格納されているオフセット値を利用して(両者を加算して)、コンテンツの経過時間を把握できるようになる。この計算方法は、前述したステップS319で利用されている。
ステップS321又はステップS329からは、ステップS331に進む。
ステップS331では、暗号鍵記憶部117に現在格納されている暗号鍵を用いて、入力部103から入力されたコンテンツを、暗号化部105が、暗号化して、記録媒体101に格納する。
次に、暗号化部105は、内部カウンタ115aに現在格納されているカウンタ値をコンテンツに埋め込む(ステップS333)。
ステップS331及びステップS333により、暗号化され、且つ、カウント値が挿入されたコンテンツが、記録媒体101に格納される。
次に、記録終了するべきであるか否かを判断し(ステップS335)、そうであれば、記録を終了し、そうでなければ、ステップS321に戻り、記録を継続する。
記録が終了した後に、更に、カウンタのみについてステップS321からステップS335と同様な動作をタイムシフト可能期間だけ継続する。
すなわち、ステップS335の判断が肯定的となったならば、暗号鍵更新を続けているとしたならば、現在時刻が暗号鍵更新のタイミングであるか否かを判断する(ステップS321B)。上記の例で言えば、1分経過するたびに、ステップS321Bでの判断結果は肯定的となる。
ステップS321Bでの判断結果が肯定的であれば、内部カウンタ115aを1だけ更新し(ステップS323B)、一時カウンタを更新し(ステップS327B)、オフセット処理を行う(ステップS329B)。
ステップS321Bの判断結果が否定的となった場合には、ステップS335Bに進む。ステップS329BからもステップS335Bに進む。
ステップS335Bでは、コンテンツの記録が終了してからタイムシフト可能期間経過したか否かを判断する。
まだ、経過していなければ(ステップS335BでNO)、ステップS321Bに戻る。
経過していれば、一時カウンタをカウンタ一時記憶部141から削除し(ステップS337)、暗号鍵シード記憶部113から暗号鍵シードとカウントを削除する(ステップS339)。
これにより、記録媒体101に格納されたコンテンツは、暗号鍵シード及び所定間隔で(例えば、1分おきに)更新されるカウンタの値に基づいて生成された暗号鍵で暗号化され、且つ、そのカウンタの値が埋め込まれたものとなる。
また、暗号鍵シード記憶部113には、暗号鍵シード及びオフセット値が格納されることとなる。これらは、コンテンツの識別情報と対応づけられて暗号鍵シード記憶部113に格納される。
また、一時カウンタの値とオフセット値との和は、記録継続時間を表すこととなる。
次に、記録の中断がない場合の動作例を説明すると、まず、ステップS301からステップS303に進み、ステップS321まで進む。そして、コンテンツの記録が終了するまで、ステップS321からステップS335を繰り返す。その繰返しにおいて、例えば、1分毎にステップS323からステップS329を実行する。
記録の中断がある場合には、まず、ステップS301からステップS303に進み、ステップS321まで進む。そして、ステップS321からステップS335を繰り返すが、ある繰返しにおいて、記録が中断する。そして、記録を再開するときには、ステップS301からステップS315に進み、ステップS315からステップS319を実行した後に、ステップS320に進む。そして、コンテンツの記録が終了するまで、ステップS321からステップS335を再度繰り返す。その繰返しにおいて、例えば、1分毎にステップS323からステップS329を実行する。
次に、コピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生する場合のコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の動作について図7を参照して説明する。
まず、カウンタ管理部115は、カウンタ一時記憶部141に、当該コンテンツに対応する一時カウンタが存在するか否かを判断する(ステップS340)。
存在しない場合には(ステップS340でNO)、既に、コンテンツの末尾から起算してもタイムシフト許容時間が経過しているので、処理を中止する。
存在する場合には(ステップS340でYES)、カウンタ一時記憶部141から一時カウンタの現在の値を読み出す(ステップS341)。次に、カウンタ管理部115は、暗号鍵シード記憶部113から現在のオフセット値を読み出す(ステップS343)。次に、カウンタ管理部115は、ステップS341で読み出した一時カウンタの値とステップS343で読み出したオフセット値とを加算して得た値を内部カウンタ115aに格納する(ステップS345)。これにより、記録の中断がない場合には、内部カウンタ115aの値は、コンテンツの記録を開始してからの現在の経過時間を表すこととなる。
次に、暗号解読部107は、記録媒体101内のコンテンツの現在位置に埋め込まれているカウント値が、内部カウンタ115aの値からタイムシフト許容時間(例えば90分)に対応する値を減じて得た値以上になるまで、コンテンツを進める(ステップS347及びステップS349)。最初から、記録媒体101内のコンテンツの現在位置に埋め込まれているカウント値が、内部カウンタ115aの値からタイムシフト許容時間(例えば90分)に対応する値を減じて得た値以上であれば、ステップS349からステップS347に戻るようなことはない。
コンテンツが必要に応じて進められた後にステップS351からステップS355でのコンテンツ再生に入る。
ステップS351では、暗号解読部107がコンテンツからカウント値を読み出す。
ステップS353では、暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、コンテンツから読み出されたカウント値を基に暗号鍵を生成し、これを暗号鍵記憶部117に格納する。暗号解読部107は、暗号鍵記憶部117に格納されている暗号鍵を用いて、記録媒体101から読み出されたコンテンツの暗号解読を行う。出力部109は、暗号解読されたコンテンツを出力装置に出力する。
ステップS353からは、ステップS355に進む。ステップS355では、再生終了または再生中断が行われたか否かを判断する。再生終了とは、コンテンツの末尾までの再生の終了のことである。また、再生中断とは、コンテンツの途中までの再生の終了のことである。
この動作を、1カウントが1分に対応し、コンテンツの時間が120分であり、タイムシフト許容時間が90分であり、記録の中断がない場合を例にとり説明する。
内部カウンタの値が5であれば、コンテンツの記録を開始してからの現在の経過時間は5分である。この場合には、最初にステップS347及びステップS349を実行した直後に、ステップS351に進む。従って、コンテンツの最初からタイムシフト再生が始まることとなる。つまり、コンテンツの最初の位置から5分の遅延をもってタイムシフト再生が行われることとなる。
内部カウンタの値が100であれば、コンテンツの記録を開始してからの現在の経過時間は100分である。この場合には、ステップS347及びステップS349によりコンテンツの位置を100−90=10分の位置まで進めてからステップS351に進む。従って、コンテンツの10分の位置から90分の遅延をもってタイムシフト再生が行われることとなる。
一時カウンタが存在しており、内部カウンタの値が150であれば、コンテンツの記録を開始してからの現在の経過時間は150分である。この場合には、ステップS347及びステップS349によりコンテンツの位置を150−90=60分の位置まで進めてからステップS351に進む。従って、コンテンツの60分の位置から90分の遅延をもってタイムシフト再生が行われることとなる。
コンテンツの記録を開始してからの現在の経過時間が210分を超える場合には、一時カウンタがない。従って、タイムシフト再生をすることは不可能となる。
[実施形態3]
実施形態2では、タイムシフト再生のためにコンテンツの記録をしている途中で、記録が異常中断されると、それから後に記録されたコンテンツのタイムシフト許容量が増えてしまう。
実施形態3は、この欠点をなくし、タイムシフト再生のためにコンテンツの記録をしている途中で、記録が異常中断された場合であっても、それから後に記録されたコンテンツのタイムシフト許容量が増えないようにするものである。
図8に実施形態3の構成を示す。図1に示す実施形態1との相違点は、経過カウンタ143が追加されている点である。
経過カウンタ143は、コンテンツの開始から現在までの経過時間を計測するものである。内部にカウンタを有していてもよいし、入力部103が入力するコンテンツのタイムスタンプを参照するものであってもよい。
実施形態2の図5を参照して説明した記録時の動作は、図9に示すものに置き換わり、実施形態2の図6を参照して説明した再生時の動作は、図10に示すものに置き換わる。
図9に示す動作は、図5に示す動作と比較すると、ステップS315、S317及びS319がステップS363、S365及びS367に置き換わる点が異なる。
ステップS363では、経過カウンタ143の値を内部カウンタ115aに設定する。ステップS365では、内部カウンタの値をオフセット単位(例えば、64分に対応して64という値の単位)で割った余りをカウンタ一時記憶部141に設けた一時カウント値に設定する。ステップS367では、内部カウンタの値をオフセット単位で割って切り捨てた値にオフセット単位を乗じた値をオフセット値として、それを暗号鍵シード記憶部113に格納する。
例えば、経過カウンタ143の値が100であり、オフセット単位が64であれば、一時カウンタの値は36となり、オフセット値は、64となる。
図10に示す動作は、図6に示す動作と比較すると、ステップS323、S325、S327及びS329がステップS369、S371、S373及びS375に置き換わる点が異なる。
ステップS369、S371及びS373は、それぞれ、図9に示すステップS363、S365及びS367と同様であるので、これらの説明を省略する。
ステップS375は、ステップS325と同様であり、ここでは、暗号鍵生成部121は、暗号鍵シード記憶部113に格納されている暗号鍵シードと、ステップS363で設定された内部カウンタ115aの値を基に、新たな暗号鍵を生成する。
ステップS377、S379及びS381は、それぞれ、図9に示すステップS363、S365及びS367と同様であるので、これらの説明を省略する。
なお、カウンタ一時記憶部141に設ける一時カウンタを1ビットずつ1からゼロに変更することと、内部カウンタのカウント値や暗号鍵シード記憶部113内のカウント値を1だけ増加させることを対応付けて説明をしたが、カウンタ一時記憶部141に設ける一時カウンタを1ビットずつ1からゼロに変更することと、内部カウンタのカウント値や暗号鍵シード記憶部113内のカウント値を1だけ減少させることに対応付けてもよい。また、一時カウンタとの1対1との対応関係が保たれている限り、2進数で1つずつ増加したり減少したりするカウンタ以外のカウンタを内部カウンタ115aとして利用してもよい。例えば、一時カウンタの実際に生じ得るすべての各ビットパターンと1対1との対応関係にある2進数を順に数えるようなカウンタを内部カウンタ115aとして利用してもよい。例えば、内部カウンタ115aとしてグレーコードのカウンタを利用してもよい。
また、図1及び図8に示す装置は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せにより実現することができる。
本発明の実施形態1及び2によるコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1においてコピーワンスのコンテンツを記録する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1においてコピーワンスのコンテンツを移動する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1においてコピーワンスのコンテンツを再生する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2においてコピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生のために記録する方法を示すフローチャート(1/2)である。 本発明の実施形態2においてコピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生のために記録する方法を示すフローチャート(2/2)である。 本発明の実施形態2においてコピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3によるコピーコントロール対応コンテンツ記録/再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3においてコピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生のために記録する方法を示すフローチャート(2/2)である。 本発明の実施形態3においてコピーネバーのコンテンツをタイムシフト再生する方法を示すフローチャートである。
符号の説明
101 記録媒体
103 入力部
105 暗号化部
107 暗号解読部
109 出力部
111 暗号鍵シード生成部
113 暗号鍵シード記憶部
115 カウンタ管理部
115a 内部カウンタ
117 暗号鍵記憶部
121 暗号鍵生成部
131 不揮発性メモリ
135 揮発性メモリ
141 カウンター一時記憶部
143 経過カウンタ

Claims (24)

  1. コンテンツの移動の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、
    前記一時カウンタの初期化の位置まで前記コンテンツをシークするコンテンツシークステップと、
    前記初期化の位置から前記コンテンツの移動を繰り返す繰返しステップと
    を備え、
    前記繰返しステップは、
    コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出しステップと、
    今回の繰返しで読み出したパラメータが、前回の繰返しステップで読み出したパラメータと異なっている場合には、今回の繰返しで読み出したパラメータに対応する値に前記一時カウンタを更新し、更に、前記コンテンツの対応する所定単位部分を再生可能化するための処理を行う更新ステップと、
    コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力するステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ移動方法。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ移動方法において、
    前記一時カウンタは、カウント範囲分の数のビットを備え、
    前記一時カウンタの初期化とは、初期化値に対応した数のビットを第1の値にして残りのビットを第2の値にする処理であり、
    前記一時カウンタの更新とは、1つのビットを第1の値から第2の値に変化させる処理であることを特徴とするコンテンツ移動方法。
  3. 請求項2に記載のコンテンツ移動方法において、
    前記繰返しステップが終了したならば、前記一時カウンタのカウント値を記憶部に格納するステップと、
    前記一時カウンタを破棄するステップと、
    を更に備えることを特徴とするコンテンツ移動方法。
  4. 請求項3に記載のコンテンツ移動方法において、
    前記一時カウンタ初期化ステップでは、現在、前記記憶部に格納されているカウント値により、前記一時カウンタを初期化することを特徴とするコンテンツ移動方法。
  5. 請求項1に記載のコンテンツ移動方法において、
    前記移動の開始時に、前記一時カウンタが存在する場合には、
    前記一時カウンタのカウント値を記憶部に格納する一時カウント値格納ステップと、
    前記一時カウンタのカウント値の位置まで前記コンテンツをシークする第2コンテンツシークステップと、
    を更に備えることを特徴とするコンテンツ移動方法。
  6. コンテンツの再生の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、
    前記一時カウンタの初期化の位置以降の位置までコンテンツをシークするコンテンツシークステップと、
    シーク後の位置から前記コンテンツの再生を繰り返す繰返しステップと、
    を備え、
    前記繰返しステップは、
    前記コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出しステップと、
    前記コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力するステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  7. 請求項6に記載のコンテンツ再生方法において、
    前記一時カウンタ初期化ステップでは、現在、記憶部に格納されているカウント値により、前記一時カウンタを初期化することを特徴とするコンテンツ再生方法。
  8. 請求項6に記載のコンテンツ再生方法において、
    前記移動の開始時に、前記一時カウンタが存在する場合には、
    前記一時カウンタのカウント値を記憶部に格納する一時カウント値格納ステップと、
    前記一時カウンタのカウント値の位置以降の位置までコンテンツをシークする第2コンテンツシークステップと、
    を更に備えることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  9. コンテンツの記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、
    前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシークステップと、
    暗号化シードを生成するステップと、
    前記暗号化シードを記憶部に格納する暗号化シード格納ステップと、
    内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化ステップと、
    前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化ステップと、
    前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返しステップと、
    前記内部カウンタと前記一時カウンタの処理を繰り返す第2繰返しステップと、
    前記第2繰返しステップ実行の後に実行される前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除ステップと、
    を備え、
    前記第1繰返しステップは、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新ステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成ステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する一時カウンタ更新ステップと、
    現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化ステップと、
    暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入ステップと、
    暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納ステップと、
    を備え、
    前記第2繰返しステップは、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新ステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する第2の一時カウンタ更新ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  10. 請求項9に記載のコンテンツ記録方法において、
    前記一時カウンタは、カウント範囲分の数のビットを備え、
    前記一時カウンタの初期化とは、初期化値に対応した数のビットを第1の値にして残りのビットを第2の値にする処理であり、
    前記一時カウンタの更新とは、1つのビットを第1の値から第2の値に変化させる処理であることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  11. 請求項10に記載のコンテンツ記録方法において、
    前記一時カウンタのカウント範囲分のビットの数は、コンテンツの全範囲より少ない範囲に対応しており、
    前記一時カウンタのビット数の不足を補うためにオフセットカウンタが設けられ、
    前記一時カウンタ更新ステップと前記第2の一時カウンタ更新ステップそれぞれの次に実行されるオフセット処理ステップを更に備え、
    オフセット処理ステップは、
    前記一時カウンタを初期化し、暗号鍵シード記憶部に格納されているカウントを変化させることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  12. 請求項9に記載のコンテンツ記録方法において、
    前記記録の開始時に、一時カウンタが存在する場合に、
    前記一時カウンタのカウント値を内部カウント値とする内部カウント値設定ステップを更に備え、
    前記内部カウント設定ステップ実行の後に前記暗号鍵生成ステップ実行されることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  13. 請求項12に記載のコンテンツ記録方法において、
    前記一時カウンタのカウント範囲分のビットの数は、コンテンツの全範囲より少ない範囲に対応しており、
    前記一時カウンタのビット数の不足を補うためにオフセットカウンタが設けられ、
    前記一時カウンタのカウント値を内部カウント値とする内部カウント値設定ステップでは、更に、内部カウンタ値に前記オフセットカウンタの値が加算されることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  14. 記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成ステップと、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化ステップと、
    前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシークステップと、
    暗号化シードを生成するステップと、
    前記暗号化シードを暗号鍵シード記憶部に格納する暗号化シード格納ステップと、
    内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化ステップと、
    前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化ステップと、
    前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返しステップと、
    前記内部カウンタと、前記一時カウンタの処理を繰り返す第2繰返しステップと、
    前記第2繰返しステップ実行の後に実行される前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除ステップと、
    を備え、
    前記第1繰返しステップは、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定するステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とするステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とするステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成ステップと、
    現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化ステップと、
    暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入ステップと、
    暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納ステップと、
    を備え、
    前記第2繰返しステップは、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定するステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とするステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とするステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  15. 請求項14に記載のコンテンツ記録方法において、
    前記一時カウンタは、カウント範囲分の数のビットを備え、
    前記一時カウンタの初期化とは、初期化値に対応した数のビットを第1の値にして残りのビットを第2の値にする処理であり、
    前記一時カウンタの更新とは、1つのビットを第1の値から第2の値に変化させる処理であることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  16. 請求項14に記載のコンテンツ記録方法において、
    前記記録の開始時に、一時カウンタが存在する場合に、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定するステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とするステップと、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とするステップと、
    を更に備え、
    それらのステップ実行の後に、前記暗号鍵生成ステップ実行されることを特徴とするコンテンツ記録方法。
  17. コンテンツの記録が開始された時に始まり、前記コンテンツの記録が終了してから所定時間経過した時に終了する期間に存在する一時カウンタであって、該期間では、前記コンテンツの始まりからの経過時間を表す一時カウンタが現在実際に存在する場合にのみコンテンツ再生ステップ実行され
    前記コンテンツ再生ステップは、
    一時カウンタのカウント値を読み出す一時カウント読出しステップと、
    読み出された一時カウン値を内部カウント値とする内部カウント値設定ステップと、
    前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値未満であれば、前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値になるまで、前記コンテンツをシークするシークステップと、
    前記コンテンツの現在位置からカウント値を読み出すカウント読出しステップと、
    前記カウント値を用いて前記コンテンツの暗号解読を行い、暗号解読後のコンテンツを出力するコンテンツ出力ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  18. 請求項17に記載のコンテンツ再生方法において、
    前記一時カウンタのみでは、前記コンテンツの全範囲を扱うことができず、
    前記内部カウント値設定ステップでは、読み出された一時カウント値に何度目の内部カウント値の利用であるかの回数に対応するオフセット値を加算した値を前記内部カウント値とすることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  19. コンテンツの移動の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、
    前記一時カウンタの初期化の位置まで前記コンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、
    前記初期化の位置から前記コンテンツの移動を繰り返す繰返し手段と
    を備え、
    前記繰返し手段は、
    コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出し手段と、
    今回の繰返しで読み出したパラメータが、前回の繰返し手段で読み出したパラメータと異なっている場合には、今回の繰返しで読み出したパラメータに対応する値に前記一時カウンタを更新し、更に、前記コンテンツの対応する所定単位部分を再生可能化するための処理を行う更新手段と、
    コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力する手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ移動装置。
  20. コンテンツの再生の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、
    前記一時カウンタの初期化の位置以降の位置までコンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、
    シーク後の位置から前記コンテンツの再生を繰り返す繰返し手段と、
    を備え、
    前記繰返し手段は、
    前記コンテンツからパラメータを読み出すパラメータ読出し手段と、
    前記コンテンツの所定単位部分を読み出し、該所定単位部分を前記パラメータを用いて生成された暗号鍵で暗号解読して出力する手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  21. コンテンツの記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、
    前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、
    暗号化シードを生成する手段と、
    前記暗号化シードを記憶部に格納する暗号化シード格納手段と、
    内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化手段と、
    前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化手段と、
    前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返し手段と、
    前記一時カウンタと前記内部カウンタの処理を繰り返す第2繰返し手段と、
    前記第2繰返し手段の動作の後に動作する前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除手段と、
    を備え、
    前記第1繰返し手段は、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する一時カウンタ更新手段と、
    現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、
    暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入手段と、
    暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納手段と、
    を備え、
    前記第2繰返し手段は、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、前記内部カウンタを更新する内部カウンタ更新手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記一時カウンタを更新する第2の一時カウンタ更新手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置。
  22. 記録の開始時に、一時カウンタを生成する一時カウンタ生成手段と、
    前記一時カウンタを初期化する一時カウンタ初期化手段と、
    前記一時カウンタの初期化の位置までコンテンツをシークするコンテンツシーク手段と、
    暗号化シードを生成する手段と、
    前記暗号化シードを暗号鍵シード記憶部に格納する暗号化シード格納手段と、
    内部カウンタを初期値にする内部カウンタ初期化手段と、
    前記暗号化シードと前記初期値の内部カウンタとを基に暗号鍵を生成する暗号鍵初期化手段と、
    前記初期化の位置から前記コンテンツの記録を繰り返す第1繰返し手段と、
    前記一時カウンタと前記内部カウンタの処理を繰り返す第2繰返し手段と、
    前記第2繰返し手段の動作の後に動作する前記一時カウンタを削除する一時カウンタ削除手段と、
    を備え、
    前記第1繰返し手段は、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定する手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とする手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とする手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、前記暗号化シードと更新された内部カウンタを基に新たな暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、
    現在の前記暗号鍵でコンテンツを暗号化するコンテンツ暗号化手段と、
    暗号化されたコンテンツに前記内部カウンタの値を挿入する内部カウンタ挿入手段と、
    暗号化され、且つ、内部カウンタが挿入されたコンテンツを記録媒体に格納するコンテンツ格納手段と、
    を備え、
    前記第2繰返し手段は、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、コンテンツの経過時間を表す経過カウンタの値を前記内部カウンタに設定する手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除した余りを前記一時カウント値とする手段と、
    暗号鍵更新のタイミングが来た時に、更に、内部カウンタを一時カウンタのビット数で除して切り捨てて得た整数値に一時カウンタのビット数を乗じて得た値をオフセット値とする手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置。
  23. コンテンツの記録が開始された時に始まり、前記コンテンツの記録が終了してから所定時間経過した時に終了する期間に存在する一時カウンタであって、該期間では、前記コンテンツの始まりからの経過時間を表す一時カウンタが現在実際に存在する場合にのみコンテンツ再生手段が動作し、
    前記コンテンツ再生手段は、
    一時カウンタのカウント値を読み出す一時カウント読出し手段と、
    読み出された一時カウン値を内部カウント値とする内部カウント値設定手段と、
    前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値未満であれば、前記コンテンツの現在位置に挿入されているカウント値が前記内部カウント値からタイムシフト許容時間に対応するカウントだけ減じた値になるまで、前記コンテンツをシークするシーク手段と、
    前記コンテンツの現在位置からカウント値を読み出すカウント読出し手段と、
    前記カウント値を用いて前記コンテンツの暗号解読を行い、暗号解読後のコンテンツを出力するコンテンツ出力手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  24. 請求項1乃18の何れか1項に記載の方法をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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