JP5221841B2 - バイオガス生成システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バイオマスすなわち有機性廃棄物を発酵槽で発酵させてバイオガスを生成し、該バイオガスを生物脱硫塔に通して脱硫処理を行って精製バイオガスを生成するバイオガス生成システムおよび方法に関するものである。
畜産廃棄物や生ゴミ等の有機性廃棄物を発酵槽で発酵させてバイオガスを生成する際に、発酵槽の発酵液中にアンモニア成分が蓄積する。その蓄積速度は有機性廃棄物の性状によって変わるが、次第にアンモニア濃度が高くなっていく。特許文献1には、発酵液からアンモニアを脱離回収して肥料や飼料に有効利用する技術が記載されている。
また、発酵槽で生成されるバイオガス中には硫化水素が通常含まれる。例えば、メタン発酵のバイオガス中には、標準的にメタンガスが約60体積%、二酸化炭素が約40体積%、硫化水素が0.2体積%程度含まれている。
生物脱硫塔は、バイオガス中の前記硫化水素を硫酸にまで酸化して除いて精製バイオガスを生成するために設けられている。生物脱硫塔内の硫黄酸化細菌が硫化水素を硫酸にまで酸化するのであるが、硫黄酸化細菌を活性化するために水と接触させる必要がある。通常、この水は循環ラインを介して塔内の硫黄酸化細菌と循環接触するようになっている。
生物脱硫塔で硫酸が生成されるため、循環される水は次第に酸性度が増していく。この循環水はpHが5〜9の範囲、望ましくは5.5〜8.5の範囲、すなわち中性付近に維持する必要がある。そのため、循環水のアルカリ度を向上させる手段のないときは循環水にアルカリを別途注入して中和することが行われる。
特開2005−13909号公報
従来、循環水をアルカリで中和するために水酸化カルシウム等の中性剤を用意して循環水を中和していた。そのため、中和のための中和剤を別途用意しなければならず、コストがかかるという問題があった。
本発明の目的は、中和剤を別途用意することなく循環水を中和することのできるバイオガス生成システムおよび方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、有機性廃棄物を発酵させてバイオガスを生成する発酵槽と、該発酵槽から前記バイオガスが送られ、該バイオガスに対して脱硫処理を行う生物脱硫塔と、を備えたバイオガス生成システムであって、発酵槽より一部取り出した発酵液からアンモニアを脱離して生物脱硫塔に導入するアンモニア脱離手段を更に備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、発酵液からアンモニアを脱離してアンモニア含有空気を生成し、前記生物脱硫塔に供給するので、中和剤を別途用いることなく生物脱硫塔の循環水を中和し、該循環水を所望のpH範囲に維持することができる。すなわち、発酵の際に生成される発酵液中のアンモニアを、前記循環水の中和に利用するので、自前のアンモニアで循環水を中和することになり、コストダウンを図ることができる。
また、脱離アンモニア含有空気を生成するに際し、発酵槽より一部取り出した発酵液からアンモニアを脱離するので、必要なアンモニアの量を無駄なく効率的に得ることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記脱離アンモニアは、生物脱硫塔内の硫黄酸化細菌と接触する循環水の循環ライン中に供給するように構成したことを特徴とするバイオガス生成システムである。
本発明によれば、生物脱硫塔内の硫黄酸化細菌を活性化する循環水の循環ライン中に、脱離アンモニアを供給するので、該循環水を効果的に中和することができる。
本発明の第3の態様は、第1の態様において、前記脱離アンモニアを、生物脱硫塔に直接導入するように構成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、生物脱硫塔において、循環水を効果的に中和することができる。
本発明の第4の態様は、有機性廃棄物を発酵槽で発酵させてバイオガスを生成し、該バイオガスを生物脱硫塔に通して脱硫処理を行って精製バイオガスを生成するバイオガス生成方法であって、発酵槽より発酵液の一部取り出し、その取り出した発酵液からアンモニアを脱離して、その脱離アンモニアを前記生物脱硫塔に供給することを特徴とするものである。
本発明によれば、第1の態様と同様の作用効果が得られる。
本発明によれば、中和剤を別途用いることなく生物脱硫塔内の硫黄酸化細菌を活性化する循環水を中和することができる。
本発明に係るバイオガス生成システムの一実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るバイオガス生成システムの一態様を示す概略構成図である。バイオガスには、メタン発酵によるもの、水素発酵によるもの等があるが、本発明はこれらの各発酵に同様に適用することができる。以下の説明ではメタン発酵によるバイオガス生成システムについて説明するが、水素発酵によるバイオガス生成システムの場合も、ほぼ同様のプロセス又はシステムとなる。
図1のバイオガス生成システムは、主要な構成要素として、バイオマスすなわち有機性廃棄物が送られて該有機性廃棄物を発酵させてバイオガス1と発酵液9を生成する発酵槽3と、該発酵槽3からバイオガスライン5を介して前記バイオガス1が送られ、該バイオガス1を硫黄酸化細菌と接触させて脱硫処理を行う生物脱硫塔7とを備えている。
更に、発酵槽3より取り出しライン10を介して一部取り出した発酵液90からアンモニアを脱離してアンモニア含有空気13を生成するアンモニア脱離塔11を備えている。符号14はブロワを示す。アンモニア脱離塔11は該ブロワ14から供給される空気によって、発酵液90中からアンモニアを脱離するもので、気液接触機能を有しており、棚段塔や充填塔が好適に用いられる。
該アンモニア脱離塔11で生成された脱離アンモニア含有空気13は、供給ライン12を介して生物脱硫塔7に供給される。具体的には、脱離アンモニア含有空気13は、生物脱硫塔7内の担持部8に担持されている硫黄酸化細菌6と接触する循環水の循環ライン17に接続され、該ライン17中の循環水15に供給するように構成されている。
符号19は循環液タンクを示し、循環水15は、ポンプ21によって循環ライン17を循環して硫黄酸化細菌6と連続的に接触し、該硫黄酸化細菌6を活性化するように構成されている。ここで、脱離アンモニア含有空気13中の酸素は、生化学反応で硫化水素を酸化する駆動源となる。
符号23はスラリータンクを示し、発酵液9中の発酵汚泥は、送給ラインA、Dを介してスラリータンク23に送られて数ヶ月間貯留されるようになっている。本実施の形態では、発酵汚泥は発酵槽3底部からから送給ラインAを通って循環液タンク19に送られ、該循環液タンク19から送給ラインDを通ってスラリータンク23に送られるようになっている。アンモニア脱離塔11内の発酵液90中の発酵汚泥も、送給ラインBから循環液タンク19を経てスラリータンク23に送られるようになっている。このように、発酵液9,90中の発酵汚泥を循環液タンク19を経てスラリータンク23に送る構成としたことにより、生物脱硫塔7に循環する液のアルカリ度を十分に上げるという作用効果が得られる。
また、循環液タンク19にはブロワ25から空気が供給される。該空気の供給により生物脱硫塔に循環する液中の好気性化が維持できるという作用効果が得られる。
発酵槽3は、有機性廃棄物が供給部27から槽内に供給される。有機性廃棄物は、発酵槽3内にて嫌気性雰囲気下でメタン発酵菌によってメタン発酵され、バイオガス1と発酵液9を生成する。発酵槽3内の温度は55℃に設定され、高温メタン発酵を行うようになっている。有機性廃棄物の発酵槽3での滞留時間は例えば15日間(槽容積/投入抜出量=15日)に設定される。
本発明で使用する有機性廃棄物(バイオマス)としては、例えば、生ごみ、排水処理汚泥、畜産廃棄物や緑農廃棄物などを挙げることができる。ここで、畜産廃棄物としては、家畜の糞尿や、屠体、その加工品が挙げられ、より具体的にはブタ、牛、羊、山羊、ニワトリなどの家畜の糞尿やこれらの屠体、そこから分離された骨、肉、脂肪、内臓、血液、脳、眼球、皮、蹄、角などのほか、例えば肉骨粉、肉粉、骨粉、血粉などに代表される家畜屠体の骨、肉等を破砕した破砕物や、血液などを乾燥した乾燥物も含まれる。その他の廃棄物としては、家庭の生ごみのほか、産業廃棄物生ごみとして農水産業廃棄物、食品加工廃棄物等が含まれる。なお、有機性廃棄物の状態により、必要に応じて前処理として破砕・分別工程を実施することができる。
生物脱硫塔7の手前位置のバイオガスライン5には空気供給部31が設けられている。この空気供給部31からバイオガス1中に空気を供給し、その状態でバイオガス1が生物脱硫塔7内に送り込まれる。そして、該生物脱硫塔7の上部から上記の如く循環水15を散水することで、担持部8に担持されている硫黄酸化細菌6が活性化されて脱硫、すなわち硫化水素を硫酸にまで酸化する。これによりバイオガス1中の硫化水素が除去された精製バイオガスが生物脱硫塔7の上部の取り出しライン4から得られる。
前記脱硫により生成した硫酸は、循環水15に含まれて生物脱硫塔7の底部から循環液タンク19内に排出される。循環液タンク19内の活性化水は、循環水15となって循環ライン17中を循環される。この循環により循環液タンク19内の水は次第に硫酸濃度が高くなっていく。本実施の形態は、この硫酸が脱離アンモニア含有空気13によって中和されるようになっている。
次に、上記実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態によれば、発酵液9からアンモニアを脱離して脱離アンモニア含有空気13を生成し、該脱離アンモニア含有空気13を生物脱硫塔7に供給するので、中和剤を別途用いることなく生物脱硫塔7の循環水15を中和し、該循環水15を所望のpH範囲であるpH5〜9の範囲、望ましくは5.5〜8.5の範囲、すなわち中性付近に維持することができる。すなわち、発酵の際に生成される発酵液9中のアンモニアを、前記循環水15の中和に利用するので、自前のアンモニアで循環水15を中和することになり、コストダウンを図ることができる。
また、脱離アンモニア含有空気13を生成するに際し、発酵槽9より一部取り出した発酵液90からアンモニアを脱離するので、必要なアンモニアの量を無駄なく効率的に得ることができる。更に、本実施の形態では、生物脱硫塔7内の硫黄酸化細菌6を活性化する、好気性に維持した循環液の循環ライン17中に脱離アンモニア含有空気13を注入するので、循環水15を効果的に中和および好気化することができる。
アンモニア脱離塔11内への発酵液90の送液量、ブロワ14による送風量、生物脱硫塔7の循環水15の循環液量は、pH電極によるpH値によって増減制御することが好ましい。
例えば、送給ラインBにpH電極(図示せず)を設置し、そこのpHをモニターしてpH値が7.5以上を保つように発酵液90の送液量を調整することによって、効率の良いアンモニア脱離が可能になる。
また、循環ライン17にpH電極(図示せず)を設置し、そこのpHをモニターしてpH値が7〜8のレベルを保つように、ブロワ14による送風量および/又は生物脱硫塔7の循環水15の循環液量を増減制御することによって、効率の良い脱硫が可能になる。
[他の実施例]
図2は、本発明に係るバイオガス生成システムの他の態様を示す概略構成図である。本態様では、前記脱離アンモニア含有空気13を供給ライン12を介して生物脱硫塔7に直接導入するように構成されている。その他の構成は、図1に示した態様と同様なので同一部分に同一符合を付してその説明は省略する。本態様においても図1の態様と同様の作用効果が得られる。
表1は、図1に示した実施の形態において、バイオマスを4t/日処理した時点おける送給ラインA内の発酵液9、送給ラインB内の発酵液90、及び循環ライン17中の送給ラインC部分における循環水15について、全窒素濃度(T−N)、アンモニア態窒素濃度(NH −N)、pH値の測定結果を示す。表2は比較例で、アンモニア脱離塔11を設けないで同量のバイオマスを処理した時点におけるラインC部分における循環水の同測定値を示す。比較例では循環水のpHが硫酸によって大きく低下しているが、本発明の実施の形態では循環水15のpHが中性付近に維持されていることが解る。
Figure 0005221841
Figure 0005221841
一方、生物脱硫塔7を通す前のバイオガスライン5中のバイオガスの組成は、メタンガスが53体積%、二酸化炭素が47体積%、硫化水素(HS)が1500ppmであったところ、前記比較例においては、精製バイオガスの組成はメタンガスが60体積%、二酸化炭素が40体積%、硫化水素(HS)が30ppmであるのに対し、本実施の形態では、精製バイオガスの組成はメタンガスが60体積%、二酸化炭素が40体積%、硫化水素(HS)が0ppmであった。
本発明は、バイオマスすなわち有機性廃棄物を発酵槽で発酵させてバイオガスを生成し、該バイオガスを生物脱硫塔に通して脱硫処理を行って精製バイオガスを生成するバイオガス生成システムおよび方法に利用可能である。
本発明に係るバイオガス生成システムの一実施の形態を示す概略構成図である。 本発明に係るバイオガス生成システムの他の実施の形態を示す概略構成図である。
符号の説明
1 バイオガス
3 発酵槽
5 バイオガスライン
6 硫黄酸化細菌
7 生物脱硫塔
8 担持部
9 発酵液
11 アンモニア脱離塔
13 脱離アンモニア含有空気
14 ブロア
15 循環水
17 循環ライン
19 循環液タンク
21 ポンプ
23 スラリータンク
90 発酵液

Claims (1)

  1. 有機性廃棄物を発酵させてメタンガスと硫化水素を含むバイオガス(1)を生成する発酵槽(3)と、
    該発酵槽(3)から送られた前記バイオガス(1)と空気供給部(31)から供給される空気を、下方より導入し、上向流する過程で、該バイオガス中の硫化水素を坦持部(8)に坦持された硫黄酸化細菌により酸化して生物脱硫処理を行う生物脱硫塔(7)と、を備え、
    前記生物脱硫塔(7)内の坦持部(8)の上部から散水される循環水(15)は、前記坦持部(8)に坦持された硫黄酸化細菌と接触し、硫化水素が酸化されて生成された硫酸を含みながら前記生物脱硫塔(7)の底部から外部の循環液タンク(19)に排出され、
    該循環液タンク(19)内には、空気が供給され、当該空気に含まれる酸素を溶解した循環水(15)は、循環ライン(17)を介して前記坦持部(8)から散水可能なように循環され、
    前記発酵槽(3)より一部取り出した発酵液を導入して、該発酵液に空気を供給してアンモニアを脱離するアンモニア脱離塔(11)を備え、
    該アンモニア脱離塔(11)で脱離された脱離アンモニア含有空気(13)を前記循環ライン(17)を介して前記生物脱硫塔(7)の上方から坦持部(8)に導入して前記硫酸を中和すると共に、
    該循環液タンク(19)から循環ライン(17)を介して前記坦持部(8)から散水される循環水(15)に、前記循環液タンク(19)内に供給される酸素と、前記脱離アンモニア含有空気(13)から供給される酸素の両方から、酸素を供給するように構成したことを特徴とするバイオガス生成システム。
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