JP5221415B2 - 保護部材 - Google Patents
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Description
そのため輸送時に振動や衝撃等を受けると破損や故障を生じ易いといった問題があった。
これら操作パネル(104)のように、画像形成部(101)より前方に張り出したものや、可動式のものや、段差を有するものは、上記した支持部材や梱包方法では別の部材等の追加なしに振動等による破損や故障を保護しきれなくなってきている。
また、不要となった後にはリサイクルも可能であり環境面において優れる。
図1は、本発明に係る保護部材の一実施形態を展開して示す展開図である。
図2は、本発明に係る保護部材の一実施形態を示す斜視図である。
図3は、本発明に係る保護部材の一実施形態を示す正面図である。
本明細書中、図1における下側を前方とし、図2は前方右上方から見た図、図3は前方から見た図である。
図1において実線は外形線及び切込み線を示し、一点鎖線は紙面手前に山折り、二点鎖線は紙面手前に谷折りする折曲げ線を示す。
図2、3に示す保護部材(1)は、図1に示す1枚のシート材(10)を折曲げ線に沿って折り曲げることにより組み立てられて形成される。
なお、本発明に係る保護部材は、本実施形態では1枚のシート材(10)により形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば本体と蓋のように2枚のシート材を組み合わせても良く、3枚以上のシート材を組み合わせて形成しても良い。
軽量で容易に折り曲げることができ作業性が良く、且つ十分な強度を得ることができるからである。
また、不要となった後にはリサイクルや焼却処理も可能であり環境面において優れるからでもある。
2つのリブ(2)のうち前方に位置するリブ(2)には、先端に突出部(21)が形成されている。また、2つのリブ(2)には、嵌合部(22)が形成されていることが好ましい。
なお、リブ(2)は、本実施形態では2個であるがこれに限定されず、1個でも良いし、3個以上であっても良い。また、突出部(21)は前方のリブ(2)にのみ2箇所形成されているがこれに限定されず、全てのリブ(2)に設けられていても良いし、1箇所又は3箇所以上に形成されていても良い。
切込み部(3)は、シート材(10)を折り曲げて保護部材(1)を組み立てた時の突出部(21)の位置に合せて突出部(21)と同数設けられている。
図1において右側の切込み部(3)の折曲げ線(D)と反対側に切込み部(3)の切込み線を延長して切込み部(3)に連なる抜き穴(31)が設けられていることが好ましい。
保護部材(1)を組み立てた時に、抜き穴(31)を把手とすることができ、保護部材(1)の物品への挿脱を容易に行うことができるからである。
抜き穴(31)は図1では2つの切込み部(3)のうちの一方にのみ設けられているがこれに限定されず、全ての切込み部(3)に設けられていても良い。
組み立てられて保護部材(1)となった時に、リブ(2)を狭持していることでリブ(2)が倒れ難く、強度が増すからである。
保護部材(1)を物品に挿入する時に容易に位置決めできるからである。
リブ(2)と嵌合するのでリブ(2)が倒れ難くなり、保護部材(1)の強度が増すからである。
図1において2つのリブ(2)を折曲げ線(A),(B)に沿って谷折りにし、垂直に立て、シート材(1)の左方から折曲げ線(a)〜(e)を順に谷折りして夫々90°折り曲げる。
折曲げ線(e)を折り曲げる時に、掛止突起(52)を掛止孔(51)に掛止させ、リブ(2)は挿入溝(4)へ挿入する。
この時、図3に示すように中板(13)は、下面(11)と上面(12)の間に下面(11)及び上面(12)に略平行に配置され、リブ(2)を狭持する。
上面(12)は図3に示すように、リブ(2)に支持されるとともに、図2、3に示すように、突出部(21)は上面(12)より上方に突き出し、突出部(21)によって切込み部(3)は上方に持ち上げられる。
折曲げ線(i)を折り曲げる時に、嵌合部(22)を被嵌合部(7)に嵌め込む。
上面(12)で画像読取部(102)を、突出部(21)に持ち上げられた切込み部(3)で操作パネル(104)を同時に支持することができ、一部材で輸送時の振動や衝撃による破損や故障を防止することができる。
10 シート材
2 リブ
21 突出部
3 切込み部
31 抜き穴
100 胴内排紙型複写機
Claims (4)
- 上部と下部の間に空洞を有する一の物品の輸送時において、該空洞に挿入して輸送による振動、衝撃から該物品を保護する保護部材であって、
該保護部材は、シート材により前記上部に接する上面と前記下部に接する下面が略平行に形成されており、
前記下面には、垂直に立設され、前記上面を支持するリブを備え、該リブには先端が前記上面よりも上方に位置する突出部が形成されており、
前記上面の前記突出部が位置する部分には、直線状の基端部で上方に折れ曲がる切込み部が設けられ、該切込み部が前記突出部によって上方に持ち上げられていることを特徴とする保護部材。 - 前記切込み部の前記基端部の反対側に、前記切込み部に連なって抜き穴が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の保護部材。
- 前記シート材が、段ボールシートであることを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の保護部材。
- 前記物品が、胴内排紙型の画像形成装置であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の保護部材。
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JP2009043026A JP5221415B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 保護部材 |
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