JP5221089B2 - 成膜方法、成膜装置および記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハ等の被処理基板上にZrO膜等の酸化膜を成膜する成膜方法成膜装置および記憶媒体に関する。
近時、LSIの高集積化、高速化の要請からLSIを構成する半導体素子のデザインルールが益々微細化されている。それにともなってCMOSデバイスにおいては、ゲート絶縁膜の一層の薄膜化が要求されており、そのためゲート絶縁膜材料の高誘電率化が指向されている。また、DRAM等に用いるキャパシタの容量の上昇も求められており、誘電体膜の高誘電率化が求められている。
一方、フラッシュメモリにおいては一層の信頼性向上が求められており、そのため、コントロールゲートとフローティングゲートとの間の絶縁膜の高誘電率化が求められている。
これらの用途に適用可能な高誘電率材料として、酸化ジルコニウム(ZrO)膜等の酸化物材料が検討されている(例えば特許文献1)。従来、酸化ジルコニウム膜は、有機金属原料を用いたCVD(MOCVD)により成膜されており、その原料ガス(プリカーサ)として例えばテトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)を用い、酸化剤として例えばOガスを用いて、これらを交互的に供給するALDプロセス提案されている(例えば特許文献2)。
上記方法において、酸化剤であるOガスを供給する工程では、TEMAZ基およびそれらとOガスの反応生成ガスが多量に放出される。このため、ZrO膜の成膜に寄与するO分子またはOラジカルなどの酸化種は、これらの多量に放出されたガスを掻き分けながら反応表面に到達必要がある。特にDRAMキャパシタではアスペクト比の大きな狭隘なホールが形成されており、そのようなホールの底部などでは十分な酸化種が到達するのは容易ではない。そのため、ウエハの中心部でかつDRAMキャパシタの底部では酸化不足になる傾向にある。
特開2001−152339号公報 特開2006−310754号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、ALD手法により酸化膜を形成する際に、酸化不足が生じ難い成膜方法および成膜装置を提供することを目的とする。
さらに、そのような成膜方法を実行するプログラムが記憶された記憶媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点では、真空保持可能な処理容器内に被処理体を挿入し、前記処理容器内を真空に保持した状態として、その中に成膜原料を供給する工程と、その中に酸化剤を供給する工程とを複数回繰り返し、基板上に酸化膜を形成する成膜方法であって、(1)前記処理容器内に、前記成膜原料を供給する工程と、(2)前記成膜原料が供給された前記処理容器内に残留するガスを、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを行って除去する工程と、(3)前記処理容器内に、前記処理容器内の真空引きを挟んで酸化剤の供給を複数回繰り返す工程と、(4)前記酸化剤が供給された前記処理容器内に残留するガスを、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを行って除去する工程と、を備え、前記(2)工程の時間を、前記(4)工程の時間よりも長くすることを特徴とする成膜方法を提供する。
上記第1の観点において、前記(3)工程の最後が前記処理容器内の真空引きであったとき、前記(4)の工程は、前記処理容器内へのパージガスの供給を行ってから、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを行うことが好ましい。また、前記(2)工程および(4)工程は、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを複数回繰り返すことが好ましい。また、前記(3)工程における前記酸化剤の供給の繰り返し回数が2〜10回であることが好ましい。さらに、前記(3)工程において、前記酸化剤の供給を繰り返した場合、前記(3)工程における前記酸化剤のトータルの供給時間は、前記(1)工程における前記成膜原料の供給時間より長いことが好ましい。
さらに、前記酸化剤としては、Oガス、HOガス、Oガス、NOガス、NOガス、NOガス、OガスとHガスのラジカルから選択された少なくとも1種を用いることができる。前記成膜原料としては、有機金属化合物を用いることができる。この場合に、有機金属化合物は、この有機金属化合物の有機基と前記酸化剤とが反応してガスを発生させるものを用いることができる。前記酸化膜としては、ZrO膜が好適な例として例示される。さらに、前記真空引きは、前記処理容器内にガスを供給せずに前記処理容器内からガス成分を排出する引ききり状態である。また、前記(2)工程における前記真空引きの時間は、前記(4)工程における前記真空引きの時間よりも長く、前記(2)工程における前記パージガスの供給の時間は、前記(4)工程における前記パージガスの供給の時間よりも長いことが好ましい。さらに、前記(1)工程、前記(2)工程、前記(3)工程、および前記(4)工程を1サイクルとし、この1サイクルを複数回繰り返して前記基板上に前記酸化膜が形成される。また、前記基板はホールを有し、前記酸化膜は前記ホールを有した基板上に形成されるようにしてもよい。
本発明の第2の観点では、被処理体に対して金属酸化膜を成膜する成膜装置であって、真空保持可能な縦型で筒体状をなす処理容器と、前記被処理体を複数段に保持した状態で前記処理容器内に保持する保持部材と、前記処理容器の外周に設けられた加熱装置と、成膜原料を前記処理容器内に供給する成膜原料供給機構と、前記処理容器内へ酸化剤を供給する酸化剤供給機構と、前記処理容器内へパージガスを供給するパージガス供給機構と、前記処理容器内を排気する排気機構と、前記成膜原料供給機構、前記酸化剤供給機構、前記パージガス供給機構、および前記排気機構を制御する制御機構とを具備し、前記制御機構は、上記第1の観点に係る成膜方法が行われるように、前記成膜原料供給機構、前記酸化剤供給機構、前記パージガス供給機構、および前記排気機構を制御することを特徴とする成膜装置を提供する。
本発明の第3の観点では、コンピュータ上で動作し、成膜装置を制御するプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、実行時に、上記第1の観点に係る成膜方法が行われるように、コンピュータに前記成膜装置を制御させることを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、成膜原料を供給する工程と酸化剤を供給する工程とを複数回繰り返すことにより酸化膜を成膜する際に、酸化剤を供給する工程を、酸化剤の供給と真空引きとを交互に繰り返すことにより行うので、酸化剤の供給により生成したガスを途中で排出してから酸化剤を供給することができ、酸化剤が反応表面に到達しやすくなる。したがって、酸化膜を形成する際の酸化不足を生じ難くすることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す縦断面図、図2は図1の成膜装置を示す横断面図、図3は本発明の成膜方法の一例におけるガスの供給のタイミングを示すタイミングチャートである。なお、図2においては、加熱装置を省略している。
成膜装置100は、下端が開口された有天井の円筒体状の処理容器1を有している。この処理容器1の全体は、例えば石英により形成されており、この処理容器1内の天井には、石英製の天井板2が設けられて封止されている。また、この処理容器1の下端開口部には、例えばステンレススチールにより円筒体状に成形されたマニホールド3がOリング等のシール部材4を介して連結されている。
上記マニホールド3は処理容器1の下端を支持しており、このマニホールド3の下方から被処理体として多数枚、例えば50〜100枚の半導体ウエハ(以下単にウエハと記す)Wを多段に載置可能な石英製のウエハボート5が処理容器1内に挿入可能となっている。このウエハボート5は3本の支柱6を有し(図2参照)、支柱6に形成された溝により多数枚のウエハWが支持されるようになっている。
このウエハボート5は、石英製の保温筒7を介してテーブル8上に載置されており、このテーブル8は、マニホールド3の下端開口部を開閉する例えばステンレススチール製の蓋部9を貫通する回転軸10上に支持される。
そして、この回転軸10の貫通部には、例えば磁性流体シール11が設けられており、回転軸10を気密にシールしつつ回転可能に支持している。また、蓋部9の周辺部とマニホールド3の下端部との間には、例えばOリングよりなるシール部材12が介設されており、これにより処理容器1内のシール性を保持している。
上記の回転軸10は、例えばボートエレベータ等の昇降機構(図示せず)に支持されたアーム13の先端に取り付けられており、ウエハボート5および蓋部9等を一体的に昇降して処理容器1内に対して挿脱されるようになっている。なお、上記テーブル8を上記蓋部9側へ固定して設け、ウエハボート5を回転させることなくウエハWの処理を行うようにしてもよい。
また、成膜装置100は、処理容器1内へガス状の酸化剤、例えばOガスを供給する酸化剤供給機構14と、処理容器1内へZrソースガスを供給するZrソースガス供給機構15と、処理容器1内へパージガスとして不活性ガス、例えばNガスを供給するパージガス供給機構16とを有している。
酸化剤供給機構14は、酸化剤供給源17と、酸化剤供給源17から酸化剤を導く酸化剤配管18と、この酸化剤配管18に接続され、マニホールド3の側壁を内側へ貫通して上方向へ屈曲されて垂直に延びる石英管よりなる酸化剤分散ノズル19とを有している。この酸化剤分散ノズル19の垂直部分には、複数のガス吐出孔19aが所定の間隔を隔てて形成されており、各ガス吐出孔19aから水平方向に処理容器1に向けて略均一に酸化剤、例えばOガスを吐出することができるようになっている。
また、Zrソースガス供給機構15は、成膜原料である液体状のZrソースLが貯留されたZrソース貯留部20と、このZrソース貯留部20から液体のZrソースを導くZrソース配管21と、Zrソース配管21に接続され、Zrソースを気化させる気化器22と、気化器22で生成されたZrソースガスを導くZrソースガス配管23と、このZrソースガス配管23に接続され、マニホールド3の側壁を内側へ貫通して上方向へ屈曲されて垂直に延びる石英管よりなるZrソースガス分散ノズル24とを有している。気化器22にはキャリアガスとしてのNガスを供給するキャリアガス配管22aが接続されている。ここではZrソースガス分散ノズル24は、酸素含有ガス分散ノズル19を挟むように2本設けられており(図2参照)、各Zrソースガス分散ノズル24には、その長さ方向に沿って複数のガス吐出孔24aが所定の間隔を隔てて形成されており、各ガス吐出孔24aから水平方向に処理容器1内に略均一にZrソースガスを吐出することができるようになっている。なお、Zrソースガス分散ノズル24は1本のみであってもよい。
さらに、パージガス供給機構16は、パージガス供給源25と、パージガス供給源25からパージガスを導くパージガス配管26と、このパージガス配管26に接続され、マニホールド3の側壁を貫通して設けられたパージガスノズル27とを有している。パージガスとしては不活性ガス例えばNガスを好適に用いることができる。
酸化剤配管18には、開閉弁18aおよびマスフローコントローラのような流量制御器18bが設けられており、ガス状の酸化剤を流量制御しつつ供給することができるようになっている。また、パージガス配管26にも開閉弁26aおよびマスフローコントローラのような流量制御器26bが設けられており、パージガスを流量制御しつつ供給することができるようになっている。
上記Zrソース貯留部20には、Zrソース圧送配管20aが挿入されており、Zrソース圧送配管20aからHeガス等の圧送ガスを供給することにより、Zrソース配管21へ液体のZrソースが送給される。上記Zrソース配管21には液体マスフローコントローラのような流量制御器21aが設けられており、上記Zrソースガス配管23にはバルブ23aが設けられている。
Zrソースとしては、常温で液体である有機金属化合物であるもの、例えばテトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)を好適に用いることができる。また、常温で液体である有機金属化合物としては、他にテトラキスジエチルアミノジルコニウム(TDEAZ)を用いることもできる。もちろん常温で固体のものを用いることもできるが、この場合には原料を蒸発させる機構および配管等を加熱する機構等が必要となる。
処理容器1の酸化剤分散ノズル19およびZrソースガス分散ノズル24と反対側の部分には、処理容器1内を真空排気するための排気口37が設けられている。この排気口37は処理容器1の側壁を上下方向へ削りとることによって細長く形成されている。処理容器1のこの排気口37に対応する部分には、排気口37を覆うように断面コ字状に成形された排気口カバー部材38が溶接により取り付けられている。この排気口カバー部材38は、処理容器1の側壁に沿って上方に延びており、処理容器1の上方にガス出口39を規定している。そして、このガス出口39から図示しない真空ポンプ等を含む真空排気機構により真空引きされる。そして、この処理容器1の外周を囲むようにしてこの処理容器1およびその内部のウエハWを加熱する筒体状の加熱装置40が設けられている。
成膜装置100の各構成部の制御、例えばバルブ18a、23a、26aの開閉による各ガスの供給・停止、流量制御器18b、21a、26bによるガスや液体ソースの流量の制御、加熱装置40の制御等は例えばマイクロプロセッサ(コンピュータ)からなるコントローラ50により行われる。コントローラ50には、オペレータが成膜装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、成膜装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース51が接続されている。
また、コントローラ50には、成膜装置100で実行される各種処理をコントローラ50の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じて成膜装置100の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわちレシピが格納された記憶部52が接続されている。レシピは記憶部52の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスク等の固定的に設けられたものであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース51からの指示等にて任意のレシピを記憶部52から呼び出してコントローラ50に実行させることで、コントローラ50の制御下で、成膜装置100での所望の処理が行われる。
次に、以上のように構成された成膜装置を用いて行なわれる本実施形態に係る成膜方法について図3を参照して説明する。
まず、常温において、例えば50〜100枚のウエハWが搭載された状態のウエハボート5を予め所定の温度に制御された処理容器1内にその下方から上昇させることによりロードし、蓋部9でマニホールド3の下端開口部を閉じることにより処理容器1内を密閉空間とする。ウエハWとしては、直径300mmのものが例示される。
そして処理容器1内を真空引きして所定のプロセス圧力に維持するととともに、加熱装置40への供給電力を制御して、ウエハ温度を上昇させてプロセス温度に維持し、ウエハボート5を回転させた状態で成膜処理を開始する。
この際の成膜処理は、図3(後述する具体的なタイムスケジュールを示す図4も参照)に示すように、Zrソースガスを供給して吸着させる工程S1と、ガス状の酸化剤として例えばOガスを処理容器1に供給してZrソースガスを酸化させる工程S2とを交互に繰り返し、これらの工程の間で処理容器1内から処理容器1内に残留するガスを除去する工程S3を実施する。このときのプロセス温度は、200〜250℃に設定される。なお、図3の真空引きは、ガスを通流している際の排気とは異なり、ガスを供給せずに処理容器1内からガス成分を排出するための引ききり状態を意味する。
具体的には、工程S1においては、Zrソースガス供給機構15のZrソース貯留部20からZrソースとして例えばTEMAZを供給し、気化器22で気化させて発生したZrソースガスをZrソースガス配管23およびZrソースガス分散ノズル24を介してガス吐出孔24aから処理容器1内にT1の期間供給する。これにより、ウエハ上にZrソースを吸着させる。このときの期間T1は1〜120secが例示される。また、Zrソースガスの流量は0.2〜0.5mL/min(ccm)が例示される。また、この際の処理容器1内の圧力は10〜100Paが例示される。
工程S2の酸化剤を供給する工程においては、酸化剤供給機構14の酸化剤供給源17から酸化剤として例えばOガスを酸化剤配管18および酸化剤分散ノズル19を介してガス吐出孔19aから吐出する。これにより、ウエハWに吸着されたZrソースが酸化されてZrOが形成される。
この酸化剤供給工程は、従来、単に酸化剤を所定期間流していただけであったが、この場合には、Zrソースガスから脱離したTEMAZ基のような有機基や、それと酸化剤とが反応して生成したガスが多量に発生し、酸化剤が反応表面に到達し難くなる。
そこで、本実施形態では、工程S2の酸化剤を供給する工程において、真空引きを挟んで酸化剤の供給を複数回繰り返す。これにより、最初に酸化剤を供給することによって発生したガス成分が真空引きの際に除去され、次の酸化剤の供給の際に、酸化剤が速やかに反応表面に到達し、確実に酸化物が形成される。このため、DRAMのキャパシタのように極めてアスペクト比が大きい狭隘なホールの底部においても酸化不足になることが生じ難い。図3の例では、工程S2において酸化剤であるOガスの供給を真空引きを挟んで3回繰り返している。
この工程S2のトータル期間T2は33〜420secの範囲が好ましい。また、酸化剤供給の繰り返し数は2回でも効果があるが、回数が多すぎるとトータル時間が多くなってしまうので、2〜10回が好ましく、より好ましくは2〜3回である。また、1回あたりの酸化剤供給の時間は10〜120secの範囲が好ましく、1回あたりの真空引きの時間は1〜20secが好ましい。酸化剤の流量はウエハWの搭載枚数や酸化剤の種類によっても異なるが、酸化剤としてOガスを用い、ウエハWの搭載枚数が50〜100枚程度のときには、100〜200g/Nmが例示される。また、この際の処理容器1内の圧力は10〜100Paが例示される。
この場合に、酸化剤としては、Oガスの他に、HOガス、Oガス、NOガス、NOガス、NOガス等を用いることができる。プラズマ生成機構を設けて酸化剤をプラズマ化して反応性を高めるようにしてもよい。またOガスとHガスを用いたラジカル酸化であってもよい。Oガスを用いる場合には酸化剤供給源17としてはOガスを発生するオゾナイザーを備えたものとする。
また、工程S1と工程S2との間に行われる工程S3は、工程S1の後または工程S2の後に処理容器1内に残留するガスを除去して次の工程において所望の反応を生じさせる工程であり、処理容器1内の真空引きと、パージガス供給機構16のパージガス供給源25からのパージガスの供給とを複数回繰り返すことにより行われる。このように真空引きとパージガスの供給とを繰り返すのは、残留するガスの除去効率を上げるためである。図3の例では真空排気とパージガスの供給とを3回繰り返している。ただし、工程S2の最後が真空引きであるため、工程S2の後については最初の真空引きは省略している。
この工程3のトータル期間T3としては、5〜60secが例示される。また、また、真空引きとパージガス供給との繰り返し数は2回でも効果があるが、回数が多すぎるとトータル時間が多くなってしまうので、2〜3回が好ましい。また、1回あたりの真空引きの時間は1〜5secの範囲が好ましく、1回あたりのパージ時間は1〜15secが好ましい。また、パージガス流量としては0.5〜20mL/min(sccm)が例示される。このとき、Zrソースガスを供給する工程S1の後の工程S3と、酸化剤を供給する工程S2の後の工程S3とは、両者のガスの排出性の相違から、真空引き時間、パージガス供給時間を変えてもよい。具体的には、工程S1後のほうがガスの排出に時間がかかることから、工程S1後に行う工程S3のほうの時間を長くすることが好ましい。
また、この工程S3は処理容器1内に残留しているガスを除去することができれば、真空排気しながらパージガスの供給を行うことにより行ってもよく、またパージガスを供給せずに全てのガスの供給を停止した状態で真空引きを継続して行うようにしてもよい。ただし、パージガスを供給することにより、短時間で処理容器1内の残留ガスを除去することができ、真空引きとパージガスを繰り返すことにより一層短時間で残留ガスを除去することができる。なお、この際の処理容器1内の圧力は
10〜100Paが例示される。
このようにして、間に処理容器1内からガスを除去する工程S3を挟んで交互にZrソースガスと酸化剤とを繰り返し供給することにより、ZrO膜の薄い膜を一層ずつ繰り返し積層して所定の厚さとすることができる。この際の繰り返し数は1サイクルでの膜厚とトータル膜厚で決まる。
次に、本発明の効果を確認した実験について説明する。
ここでは、ZrソースとしてTEMAZを用い、酸化剤としてOを用いて、図3のタイミングチャートおよび図4のタイムスケジュールで工程S1−工程S3−工程S2−工程S3を1サイクルとし、これを70サイクル繰り返して12nmの膜厚で成膜したZrO膜(実施例)と、比較のため、図5のタイムスケジュールに示すように、工程S2の酸化剤供給工程を途中に真空引きを行わずに180sec行った以外はほぼ同様に成膜したZrO膜(比較例)について、誘電体特性を測定した。
なお、上記実施例および比較例について、TEMAZの液体としての流量を0.3または0.5mL/minとし、Oガスの流量を200g/Nm(Oガス流量=20slm)、パージガスとしてのNガスの流量を1000mL/min(sccm)とした。
その結果を図6に示す。図6は、横軸にキャパシタンス(リニアスケール)をとり、縦軸にリーク電流値(Logスケール)をとって、これらの関係を示す図である。この図に示すように、実施例のリーク電流特性が比較例よりも100%程度改善されたことが確認された。このことから、本発明を採用することにより、十分に酸化された膜質の良好な酸化膜が得られることが確認された。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では本発明を複数のウエハを搭載して一括して成膜を行うバッチ式の成膜装置に適用した例を示したが、これに限らず、一枚のウエハ毎に成膜を行う枚葉式の成膜装置に適用することもできる。
また、上記実施形態では、ZrO膜の成膜を例にとって説明したが、同様の誘電体膜であるHfO膜であってもよく、さらにTiO膜、Ta膜、RuO膜,SiO膜等、他の酸化膜にも適用可能である。さらに、上記例としては金属ソースとして有機金属化合物を用いたが、これに限るものではなく無機化合物であってもよい。ただし、ガスが多量に発生する有機金属化合物を金属ソースとして用いる場合により有効である。
さらにまた、被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、LCDガラス基板等の他の基板にも本発明を適用することができる。
本発明の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す縦断面図。 本発明の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す横断面図。 本発明の成膜方法におけるガスの供給のタイミングを示すタイミングチャート。 実施例のタイムスケジュールを示す図。 比較例のタイムスケジュールを示す図。 実施例および比較例における、キャパシタンスとリーク電流値との関係を示す図。
符号の説明
1;処理容器
5;ウエハボート(供給手段)
14;酸化剤供給機構
15;Zrソースガス供給機構
16;パージガス供給機構
17;酸化剤供給源
19;酸化剤分散ノズル
24;Zrソースガス分散ノズル
40;加熱機構
100;成膜装置
W;半導体ウエハ(被処理体)

Claims (15)

  1. 真空保持可能な処理容器内に被処理体を挿入し、前記処理容器内を真空に保持した状態として、その中に成膜原料を供給する工程と、その中に酸化剤を供給する工程とを複数回繰り返し、基板上に酸化膜を形成する成膜方法であって、
    (1) 前記処理容器内に、前記成膜原料を供給する工程と、
    (2) 前記成膜原料が供給された前記処理容器内に残留するガスを、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを行って除去する工程と、
    (3) 前記処理容器内に、前記処理容器内の真空引きを挟んで酸化剤の供給を複数回繰り返す工程と、
    (4) 前記酸化剤が供給された前記処理容器内に残留するガスを、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを行って除去する工程と、
    を備え、
    前記(2)工程の時間を、前記(4)工程の時間よりも長くすることを特徴とする成膜方法。
  2. 前記(3)工程の最後が前記処理容器内の真空引きであったとき、
    前記(4)の工程は、前記処理容器内へのパージガスの供給を行ってから、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを行うことを特徴とする請求項1に記載の成膜方法。
  3. 前記(2)工程および(4)工程は、前記処理容器内の真空引きと、前記処理容器内へのパージガスの供給とを複数回繰り返すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の成膜方法。
  4. 前記(3)工程における前記酸化剤の供給の繰り返し回数が2〜10回であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の成膜方法。
  5. 前記(3)工程における前記酸化剤のトータルの供給時間は、前記(1)工程における前記成膜原料の供給時間より長いことを特徴とする請求項4に記載の成膜方法。
  6. 前記酸化剤は、Oガス、HOガス、Oガス、NOガス、NOガス、NOガス、OガスとHガスのラジカルから選択された少なくとも1種であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の成膜方法。
  7. 前記成膜原料は、有機金属化合物であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の成膜方法。
  8. 前記有機金属化合物は、この有機金属化合物の有機基と前記酸化剤とが反応してガスを発生させるものであることを特徴とする請求項7に記載の成膜方法。
  9. 前記酸化膜は、ZrO膜であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の成膜方法。
  10. 前記真空引きは、前記処理容器内にガスを供給せずに前記処理容器内からガス成分を排出する引ききり状態であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の成膜方法。
  11. 前記(2)工程における前記真空引きの時間は、前記(4)工程における前記真空引きの時間よりも長く、
    前記(2)工程における前記パージガスの供給の時間は、前記(4)工程における前記パージガスの供給の時間よりも長いことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の成膜方法。
  12. 前記(1)工程、前記(2)工程、前記(3)工程、および前記(4)工程を1サイクルとし、この1サイクルを複数回繰り返して前記基板上に前記酸化膜を形成することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の成膜方法。
  13. 前記基板はホールを有し、前記酸化膜は前記ホールを有した基板上に形成されることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の成膜方法。
  14. 被処理体に対して金属酸化膜を成膜する成膜装置であって、
    真空保持可能な縦型で筒体状をなす処理容器と、
    前記被処理体を複数段に保持した状態で前記処理容器内に保持する保持部材と、
    前記処理容器の外周に設けられた加熱装置と、
    成膜原料を前記処理容器内に供給する成膜原料供給機構と、
    前記処理容器内へ酸化剤を供給する酸化剤供給機構と、
    前記処理容器内へパージガスを供給するパージガス供給機構と、
    前記処理容器内を排気する排気機構と、
    前記成膜原料供給機構、前記酸化剤供給機構、前記パージガス供給機構、および前記排気機構を制御する制御機構と
    を具備し、
    前記制御機構は、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の成膜方法が行われるように、前記成膜原料供給機構、前記酸化剤供給機構、前記パージガス供給機構、および前記排気機構を制御することを特徴とする成膜装置。
  15. コンピュータ上で動作し、成膜装置を制御するプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、実行時に、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の成膜方法が行われるように、コンピュータに前記成膜装置を制御させることを特徴とする記憶媒体。
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