JP4927147B2 - 成膜方法および成膜装置 - Google Patents

成膜方法および成膜装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4927147B2
JP4927147B2 JP2009241985A JP2009241985A JP4927147B2 JP 4927147 B2 JP4927147 B2 JP 4927147B2 JP 2009241985 A JP2009241985 A JP 2009241985A JP 2009241985 A JP2009241985 A JP 2009241985A JP 4927147 B2 JP4927147 B2 JP 4927147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
organometallic compound
film forming
gas
processing container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009241985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010021579A (ja
Inventor
治彦 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2009241985A priority Critical patent/JP4927147B2/ja
Publication of JP2010021579A publication Critical patent/JP2010021579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4927147B2 publication Critical patent/JP4927147B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

本発明は、半導体ウエハ等の被処理基板上にHfO膜またはZrO膜を成膜するための成膜方法および成膜装置に関する。
近時、LSIの高集積化、高速化の要請からLSIを構成する半導体素子のデザインルールが益々微細化されている。それにともなってCMOSデバイスにおいては、ゲート絶縁膜の一層の薄膜化が要求されており、そのためゲート絶縁膜材料の高誘電率化が指向されている。また、DRAM等に用いるキャパシタの容量の上昇も求められており、誘電体膜の高誘電率化が求められている。
一方、フラッシュメモリにおいては一層の信頼性向上が求められており、そのため、コントロールゲートとフローティングゲートとの間の絶縁膜の高誘電率化が求められている。
これらの用途に適用可能な高誘電率材料として、酸化ハフニウム(HfO)膜が検討されている。従来、酸化ハフニウム膜は、有機金属原料を用いたCVD(MOCVD)により成膜されており、その原料ガスとしてテトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)が用いられている(例えば特許文献1)。TEMAHは酸化ガスとの反応性が良好であり、また常温で液体であるため取り扱いが容易であるといった利点がある。
TEMAHは液体材料の中では比較的高い蒸気圧を有しているが、未だ十分な蒸気圧とはいえず、目標とする量を発生させるために、熱分解温度を超える気化温度が必要であり、そのため再液化、熱分解等によるパーティクルトラブルが多く発生する。また、十分な蒸気圧を有していないことから炉内、配管からの脱離にも時間がかかり、CVD反応による膜厚均一性も悪い。
このようなことから、さらに気化しやすい高蒸気圧の原料が求められており、そのような材料としてテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)が検討されている。
しかし、TDMAHは常温で固体であるため、取り扱いずらく、また、配管等を常に加熱して用いなくてはならず、停電等により加熱が不十分となると凝固して配管やバルブ等を破損するおそれがある。
特許第3698163号公報
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、十分な蒸気圧を有し、配管輸送上のトラブルが生じ難い成膜原料を用いてHfO膜またはZrO膜を成膜することができる成膜方法および成膜装置を提供することを目的とする。
さらに、そのような成膜方法を実行するプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、得ようとする金属酸化膜を構成する金属を含む有機金属化合物を成膜原料とする場合に、常温で固体でありかつ高蒸気圧である第1有機金属化合物に、常温で液体の第2有機金属化合物を混合したものを用いることにより、第1有機金属化合物の高蒸気圧の利点を維持しつつ、常温で液体とすることができ、上記課題が解決されることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、真空保持可能な処理容器内に被処理体を挿入し、HfまたはZrを含むアミン系の有機金属化合物からなる成膜原料と、酸化剤とを前記処理容器内に供給してこれらを反応させることにより基板上にHfO膜またはZrO膜を形成する成膜方法であって、前記有機金属化合物は、常温で固体でありかつ高蒸気圧である第1有機金属化合物に、常温で液体の第2有機金属化合物を混合してなり、常温で液体であり、形成する膜がHfO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)またはテトラキスジエチルアミノハフニウム(TDEAH)であり、形成する膜がZrO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノジルコニウム(TDMAZ)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)またはテトラキスジエチルアミノジルコニウム(TDEAZ)であり、前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が55質量%以下であることを特徴とする成膜方法を提供する。
本発明において、前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が10質量%以下であることが好ましい。前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が5〜10質量%であることがより好ましい。
また、上記成膜方法において、前記成膜原料と前記酸化剤とを交互的に前記処理容器内に供給することが好ましく、前記成膜原料を前記処理容器内へ供給する工程と、前記酸化剤を前記処理容器内へ供給する工程との間に、前記処理容器内に残留しているガスを除去する工程を挿入するようにすることがさらに好ましい。この場合に、前記処理容器内に残留しているガスを除去する工程は、前記処理容器内を真空引きしながら前記処理容器内にパージガスを導入するようにして行うことができる。
また、本発明は、被処理体に対してHfO膜またはZrO膜を成膜する成膜装置であって、真空保持可能な縦型で筒体状をなす処理容器と、前記被処理体を複数段に保持した状態で前記処理容器内に保持する保持部材と、前記処理容器の外周に設けられた加熱装置と、常温で固体でありかつ高蒸気圧である第1有機金属化合物に、常温で液体の第2有機金属化合物を混合してなり、常温で液体である、HfまたはZrを含むアミン系の有機金属化合物であって、形成する膜がHfO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)またはテトラキスジエチルアミノハフニウム(TDEAH)であり、形成する膜がZrO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノジルコニウム(TDMAZ)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)またはテトラキスジエチルアミノジルコニウム(TDEAZ)であり、前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が55質量%以下である有機金属化合物からなる成膜原料を前記処理容器内に供給する成膜原料供給機構と、前記処理容器内へ酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給機構と、前記成膜原料と酸素含有ガスの供給を制御する制御機構とを具備することを特徴とする成膜装置を提供する。
上記成膜装置において、前記制御機構は、前記成膜原料と前記酸素含有ガスとを交互的に前記処理容器内に供給するように前記成膜原料供給機構と前記酸素含有ガス供給機構を制御するようにすることが好ましい。また、前記制御機構は、前記成膜原料を前記処理容器内へ供給する工程と、前記酸素含有ガスを前記処理容器内へ供給する工程との間に、前記処理容器内に残留しているガスを除去する工程を挿入するように制御することが好ましい。この場合に、前記処理容器内にパージガスを供給するパージガス供給機構をさらに具備し、前記制御機構は、前記ガスを除去する工程の際に、前記処理容器内にパージガスを供給させるようにすることが好ましい。
さらにまた、本発明は、コンピュータ上で動作し、成膜装置を制御するプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、実行時に、上記成膜方法が行われるように、コンピュータに前記成膜装置を制御させることを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、得ようとする金属酸化膜を構成する金属を含む有機金属化合物を成膜原料とする場合に、常温で固体でありかつ高蒸気圧である第1有機金属化合物に、常温で液体の第2有機金属化合物を混合したものを用いて、成膜原料を構成する有機化合物を常温で液体のものとしたので、第1有機金属化合物の高蒸気圧の利点を維持しつつ、常温で固体である原料の不都合を回避することができる。
本発明の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す縦断面図。 本発明の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す横断面図。 本発明の成膜方法におけるガスの供給のタイミングを示すタイミングチャート。 TEMAH、TDEAH、TDMAHの蒸気圧曲線を示す図。 TDMAHにTEMAHを種々の割合で混合した場合における蒸発による質量変化を示す図。 TDMAH、TEMAH、およびTDMAHにTEMAHを5質量%混合した場合における蒸発による質量変化を示す図。 TDMAH、TEMAH、およびTDMAHにTEMAHを5質量%混合したものの蒸気圧曲線を示す図。 本発明のHfソースを用いた場合と従来のHfソースを用いた場合とで成膜試験を行った結果を示す図。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す縦断面図、図2は図1の成膜装置を示す横断面図、図3は本発明の成膜方法の一例におけるガスの供給のタイミングを示すタイミングチャートである。なお、図2においては、加熱装置を省略している。
成膜装置100は、下端が開口された有天井の円筒体状の処理容器1を有している。この処理容器1の全体は、例えば石英により形成されており、この処理容器1内の天井には、石英製の天井板2が設けられて封止されている。また、この処理容器1の下端開口部には、例えばステンレススチールにより円筒体状に成形されたマニホールド3がOリング等のシール部材4を介して連結されている。
上記マニホールド3は処理容器1の下端を支持しており、このマニホールド3の下方から被処理体として多数枚、例えば50〜100枚の半導体ウエハWを多段に載置可能な石英製のウエハボート5が処理容器1内に挿入可能となっている。このウエハボート5は3本の支柱6を有し(図2参照)、支柱6に形成された溝により多数枚のウエハWが支持されるようになっている。
このウエハボート5は、石英製の保温筒7を介してテーブル8上に載置されており、このテーブル8は、マニホールド3の下端開口部を開閉する例えばステンレススチール製の蓋部9を貫通する回転軸10上に支持される。
そして、この回転軸10の貫通部には、例えば磁性流体シール11が設けられており、回転軸10を気密にシールしつつ回転可能に支持している。また、蓋部9の周辺部とマニホールド3の下端部との間には、例えばOリングよりなるシール部材12が介設されており、これにより処理容器1内のシール性を保持している。
上記の回転軸10は、例えばボートエレベータ等の昇降機構(図示せず)に支持されたアーム13の先端に取り付けられており、ウエハボート5および蓋部9等を一体的に昇降して処理容器1内に対して挿脱されるようになっている。なお、上記テーブル8を上記蓋部9側へ固定して設け、ウエハボート5を回転させることなくウエハWの処理を行うようにしてもよい。
また、成膜装置100は、処理容器1内へ酸素含有ガス、例えばOガスを供給する酸素含有ガス供給機構14と、処理容器1内へHfソースガスを供給するHfソースガス供給機構15と、処理容器1内へパージガスとして不活性ガス、例えばNガスを供給するパージガス供給機構16とを有している。
酸素含有ガス供給機構14は、酸素含有ガス供給源17と、酸素含有ガス供給源17から酸素含有ガスを導く酸素含有ガス配管18と、この酸素含有ガス配管18に接続され、マニホールド3の側壁を内側へ貫通して上方向へ屈曲されて垂直に延びる石英管よりなる酸素含有ガス分散ノズル19とを有している。この酸素含有ガス分散ノズル19の垂直部分には、複数のガス吐出孔19aが所定の間隔を隔てて形成されており、各ガス吐出孔19aから水平方向に処理容器1に向けて略均一に酸素含有ガス、例えばOガスを吐出することができるようになっている。
また、Hfソースガス供給機構15は、成膜原料である液体状のHfソースLが貯留されたHfソース貯留部20と、このHfソース貯留部20から液体のHfソースを導くHfソース配管21と、Hfソース配管21に接続され、Hfソースを気化させる気化器22と、気化器22で生成されたHfソースガスを導くHfソースガス配管23と、このHfソースガス配管23に接続され、マニホールド3の側壁を内側へ貫通して上方向へ屈曲されて垂直に延びる石英管よりなるHfソースガス分散ノズル24とを有している。ここではHfソースガス分散ノズル24は、酸素含有ガス分散ノズル19を挟むように2本設けられており(図2参照)、各Hfソースガス分散ノズル24には、その長さ方向に沿って複数のガス吐出孔24aが所定の間隔を隔てて形成されており、各ガス吐出孔24aから水平方向に処理容器1内に略均一にHfソースガスを吐出することができるようになっている。なお、Hfソースガス分散ノズル24は1本のみであってもよい。
さらに、パージガス供給機構16は、パージガス供給源25と、パージガス供給源25からパージガスを導くパージガス配管26と、このパージガス配管26に接続され、マニホールド3の側壁を貫通して設けられたパージガスノズル27とを有している。パージガスとしては不活性ガス例えばNガスを好適に用いることができる。
酸素含有ガス配管18には、開閉弁18aおよびマスフローコントローラのような流量制御器18bが設けられており、酸素含有ガスを流量制御しつつ供給することができるようになっている。また、パージガス配管26にも開閉弁26aおよびマスフローコントローラのような流量制御器26bが設けられており、パージガスを流量制御しつつ供給することができるようになっている。
上記Hfソース貯留部20には、Hfソース圧送配管20aが挿入されており、Hfソース圧送配管20aからHeガス等の圧送ガスを供給することにより、Hfソース配管21へ液体のHfソースが送給される。上記Hfソース配管21には液体マスフローコントローラのような流量制御器21aが設けられており、上記Hfソースガス配管23にはバルブ23aが設けられている。
ここで、Hfソースとしては、常温で固体である蒸気圧の高い第1有機金属化合物としてのテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)と、常温で液体である第2有機金属化合物としてのテトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)を混合し、全体として常温で液体とされたものを用いる。第2有機金属化合物としてTEMAHの代わりに、テトラキスジエチルアミノハフニウム(TDEAH)を用いることもできる。
処理容器1の酸素含有ガス分散ノズル19およびHfソースガス分散ノズル24と反対側の部分には、処理容器1内を真空排気するための排気口37が設けられている。この排気口37は処理容器1の側壁を上下方向へ削りとることによって細長く形成されている。処理容器1のこの排気口37に対応する部分には、排気口37を覆うように断面コ字状に成形された排気口カバー部材38が溶接により取り付けられている。この排気口カバー部材38は、処理容器1の側壁に沿って上方に延びており、処理容器1の上方にガス出口39を規定している。そして、このガス出口39から図示しない真空ポンプ等を含む真空排気機構により真空引きされる。そして、この処理容器1の外周を囲むようにしてこの処理容器1およびその内部のウエハWを加熱する筒体状の加熱装置40が設けられている。
成膜装置100の各構成部の制御、例えばバルブ18a、23a、26aの開閉による各ガスの供給・停止、流量制御器18b、21a、26bによるガスや液体ソースの流量の制御、加熱装置40の制御等は例えばマイクロプロセッサ(コンピュータ)からなるコントローラ50により行われる。コントローラ50には、オペレータが成膜装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、成膜装置100の稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース51が接続されている。
また、コントローラ50には、成膜装置100で実行される各種処理をコントローラ50の制御にて実現するための制御プログラムや、処理条件に応じて成膜装置100の各構成部に処理を実行させるためのプログラムすなわちレシピが格納された記憶部52が接続されている。レシピは記憶部52の中の記憶媒体に記憶されている。記憶媒体は、ハードディスクや半導体メモリであってもよいし、CDROM、DVD、フラッシュメモリ等の可搬性のものであってもよい。また、他の装置から、例えば専用回線を介してレシピを適宜伝送させるようにしてもよい。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース51からの指示等にて任意のレシピを記憶部52から呼び出してコントローラ50に実行させることで、コントローラ50の制御下で、成膜装置100での所望の処理が行われる。
次に、以上のように構成された成膜装置を用いて行なわれる本実施形態に係る成膜方法について図3を参照して説明する。ここでは、Hfソースガスと酸素含有ガスとを交互的に供給して半導体ウエハWにHfO膜を形成する場合について説明する。
まず、常温において、例えば50〜100枚の半導体ウエハWが搭載された状態のウエハボート5を予め所定の温度に制御された処理容器1内にその下方から上昇させることによりロードし、蓋部9でマニホールド3の下端開口部を閉じることにより処理容器1内を密閉空間とする。半導体ウエハWとしては、直径300mmのものが例示される。
そして処理容器1内を真空引きして所定のプロセス圧力に維持するととともに、加熱装置40への供給電力を制御して、ウエハ温度を上昇させてプロセス温度に維持し、ウエハボート5を回転させた状態で成膜処理を開始する。
この際の成膜処理は、図3に示すように、Hfソースガスを吸着させる工程S1と、酸素含有ガスとして例えばOガスを処理容器1に供給してHfソースガスを酸化させる工程S2とを交互に繰り返し、これらの工程の間で処理容器1内から処理容器1内に残留するガスを除去する工程S3を実施する。このときのプロセス温度は、100〜400℃に設定される。
具体的には、工程S1においては、Hfソースガス供給機構15のHfソース貯留部20からHfソースとして、常温で固体である蒸気圧の高い第1有機金属化合物としてのTDMAHと、常温で液体である第2有機金属化合物としてのTEMAHを混合して、全体として常温で液体である混合物を供給し、気化器22で気化させて発生したHfソースガスをHfソースガス配管23およびHfソースガス分散ノズル24を介してガス吐出孔24aから処理容器1内にT1の期間供給する。これにより、半導体ウエハ上にHfソースを吸着させる。このときの期間T1は1〜60secが例示される。また、Hfソースガスの流量は0.2〜1.0mL/min(sccm)が例示される。また、この際の処理容器1内の圧力は13〜133Paが例示される。
Hfソースのうち、TDMAHは、分子量が354.79であり、気化温度が0.1Torr(13.3Pa)において48℃であり、融点が28℃であって常温で固体の原料である。一方、TEMAHは、分子量が410.90であり、気化温度が0.1Torr(13.3Pa)において83℃であり常温で液体の原料である。
TDMAHは、TEMAHのような常温で液体であるHfソースよりも高い蒸気圧を有しており、蒸気圧が低い液体原料の不都合を解消することができる利点があるが、TDMAHは常温で固体であるため、取り扱いずらく、また、配管等を常に加熱して用いなくてはならず、停電等により加熱が不十分となると凝固して配管やバルブ等を破損するおそれがある。
そこで、本実施形態では、蒸気圧が高いというTDMAHの利点を維持しつつ、常温で液体の状態とするために、常温で固体のTDMAHに常温で液体であるTEMAHを混合する。TDMAHは、常温で固体ではあるが、比較的液化しやすく、TEMAHを少し添加することにより容易に常温で液体の状態とすることができる。
具体的な割合としては、常温で液体である第2有機金属化合物としてのTEMAHの有機金属化合物全体に対する割合が55質量%以下であることが好ましい。第2有機金属化合物としてのTEMAHの有機金属化合物全体に対する割合が55質量%を超えると常温で液体状態とはなるものの、第1有機金属化合物としてのTDMAHの高蒸気圧であるという利点を十分に生かすことができない。第2有機金属化合物としてのTEMAHはHfソースが全体として常温で液体状態とするために混合するものであり、その量が増加すると蒸気圧を低下させるものであるから、常温で液体状態が安定して得られる限りできるだけ少ないほうが好ましく、そのような観点から、第2有機金属化合物としてのTEMAHの割合が10質量%以下であることが好ましい。一方、第2有機金属化合物としてのTEMAHの割合が5質量%よりも低くなると常温における液体状態の安定性を保てなくなるおそれがあるので、5〜10質量%がより好ましい。
上述したように、常温で液体である第2有機金属化合物としてTEMAHの代わりに、TDEAHを用いることもできる。TDEAHはTEMAHよりも蒸気圧が低いが、適量添加により、TDMAHの高蒸気圧という利点を維持しつつ、常温で液体状態のHfソースを得ることができる。この場合も第2有機金属化合物としてのTDEAHの有機金属化合物全体に対する割合が55質量%以下であることが好ましく、10質量%以下がより好ましく、5〜10質量%がより好ましい。
工程S2の酸素ラジカルを供給する工程においては、酸素含有ガス供給機構14の酸素含有ガス供給源17から酸素含有ガスとして例えばOガスを酸素含有ガス配管18および酸素含有ガス分散ノズル19を介してガス吐出孔19aから吐出する。これにより、半導体ウエハWに吸着されたHfソースが酸化されてHfOが形成される。この処理の期間T2は1〜300secの範囲が例示される。また、酸素含有ガスの流量は半導体ウエハWの搭載枚数によっても異なるが、1000〜25000mL/min(sccm)が例示される。また、この際の処理容器1内の圧力は13〜266Paが例示される。
この場合に、酸素含有ガスとしては、Oガスの他にOガス、NOガス、NOガス、NOガス、HOガスを用いることができる。プラズマ生成機構を設けて酸素含有ガスをプラズマ化して反応性を高めるようにしてもよい。Oガスを用いる場合には酸素含有ガス供給源17としてはOガスを発生するオゾナイザーを備えたものとする。
また、工程S1と工程S2との間に行われる工程S3は、工程S1の後または工程S2の後に処理容器1内に残留するガスを除去して次の工程において所望の反応を生じさせる工程であり、処理容器1内を真空排気しつつパージガス供給機構16のパージガス供給源23からパージガス配管24およびパージガスノズル25を介してパージガスとして不活性ガス例えばNガスを供給することにより行われる。この工程S3の期間T3としては5〜180secが例示される。また、パージガス流量としては500〜15000mL/min(sccm)が例示される。なお、この工程S3は処理容器1内に残留しているガスを除去することができれば、パージガスを供給せずに全てのガスの供給を停止した状態で真空引きを継続して行うようにしてもよい。ただし、パージガスを供給することにより、短時間で処理容器1内の残留ガスを除去することができる。なお、この際の処理容器1内の圧力は0.1〜266Paが例示される。
このようにして、間に処理容器1内からガスを除去する工程S3を挟んで交互に間欠的にHfソースガスと酸素含有ガスとを繰り返し供給することにより、HfO膜の薄い膜を一層ずつ繰り返し積層して所定の厚さとすることができる。
このように交互的なガス供給により成膜するので反応性が高まり、より低温での成膜が可能となる。また、本質的に蒸気圧の高い固体原料であるTDMAHに、液体原料であるTEMAHまたはTDEAHを混合することにより、高蒸気圧でありながら、常温で液体であるHfソースを実現することができる。このように、Hfソースが常温で液体であるため、常温で固体の原料のような取り扱い上の問題が発生せず、また、蒸気圧をTEMAHよりも低くすることができるので、熱分解温度を超える温度で気化する必要があるという問題や、炉内、配管からの脱離に時間がかかるという問題が発生せず、しかも、ガスの移動度が高まってCVD反応による膜厚均一性を高めることができる。
次に、本発明に至った基礎実験について説明する。
図4に、上記TDMAH、TEMAH、TDEAHの蒸気圧曲線を示す。この図に示すように、TDMAHが最も蒸気圧が高く気化しやすく、常温で液体のTEMAH、TDEAHはTDMAHに比較して蒸気圧が低く気化しにくいことがわかる。
次に、TDMAH、TEMAHおよびこれらの混合割合を変化させた際の蒸発性を把握した実験を行った。ここでは、TDMAHにTEMAHを種々の割合で混合した場合における蒸発による質量変化を測定した。その結果を図5および図6に示す。図5は、一定速度で温度を上昇させた場合の時間と質量変化との関係を示すTG−GTA曲線であり、図6はこれを温度と質量変化との関係に整理した図である。図5に示すように、TEMAHの量が少なくなるほど蒸発性がTDMAHに近づいて行き、図6に示すように、TEMAHが5質量%では、TDMAHに極めて近い蒸発性を示すようになる。
図7はTDMAH、TEMAH、およびTDMAHに5質量%のTEMAHを混合したものの蒸気圧曲線を示す図である。この図に示すように、TDMAHに5質量%のTEMAHを混合したものの蒸気圧曲線はTDMAHの蒸気圧曲線に極めて近いものであることが確認された。
次に、TDMAHにTEMAHを5〜55質量%の範囲で混合したものについて、5℃、15±1℃、20±1℃における状態を把握した。その結果を表1に示す。表1に示すように、5℃においては、TEMAHが28質量%以下のものは固体となったが、15±1℃、20±1℃においては5質量%以上の全てにおいて液体となった。すなわち、TEMAHを5質量%混合するだけで、常温で液体のHfソースが得られることが確認された。高い蒸気圧を得る観点からは極力TEMAHの量を少なくすればよいが、使用状況によって、十分に安定した液体状態が必要な場合には、適宜TEMAHを増加させればよい。
Figure 0004927147
次に、本発明に基づいて実際に成膜した結果について説明する。
ここは、HfソースとしてTDMAHに5質量%のTEMAHを混合したものを用いた実施例の場合と、TEMAHのみを用いた比較例の場合とについて、HfO膜の成膜試験を行った。
ここでは、処理容器内に300mmウエハを100枚挿入し、成膜温度を150〜400℃とし、Hfソース供給量を液体として0.1〜1mL/minとし、圧力を65Paにして工程S1を60sec行い、酸化剤としてのOガスの供給量を200g/Nmとし、圧力を133Paとして工程S2を60sec行い、これをパージ工程S3を挟んで15サイクル繰り返してHfO膜を成膜した。なお、処理容器内のパージのため、工程S1前には処理容器内の真空引きを継続しつつ2000mL/min(sccm)の流量でパージガスとしてNガスを15secの間供給し、工程S2の前には処理容器内の真空引きを継続しつつ2000mL/min(sccm)の流量でパージガスとしてNガスを120secの間供給した。
その際の膜厚の平均値と膜厚のばらつきを求めた結果を図8に示す。この図に示すように、蒸気圧の高いHfソースを用いた実施例の場合には、比較例よりもウエハの面内および面間の両方においてばらつきが小さいことが確認された。このように成膜の均一性が高いことから、DRAMのキャパシタとして用いられる高アスペクト比のシリンダに誘電体膜としてHfO膜を形成する場合に特に適している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では本発明を複数の半導体ウエハを搭載して一括して成膜を行うバッチ式の成膜装置に適用した例を示したが、これに限らず、一枚のウエハ毎に成膜を行う枚葉式の成膜装置に適用することもできる。また、上記実施形態では、成膜原料と酸化剤とを交互的に供給した例について示したが、これらを同時に供給するようにしてもよい。
また、上記実施形態ではテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)と、テトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)またはテトラキスジエチルアミノハフニウム(TDEAH)との組み合わせでHfO膜を成膜する場合について示したが、テトラキスジメチルアミノジルコニウム(TDMAZ)と、テトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)またはテトラキスジエチルアミノジルコニウム(TDEAZ)との組み合わせでZrO膜を成膜する場合にもほぼ同様である。
さらに、本発明は、蒸気圧が高いが常温で固体である成膜原料に常温で液体の成膜原料を加えて、高蒸気圧でかつ常温で液体の金属酸化膜の成膜原料を得る場合全般に適用可能である。
さらにまた、上記実施形態においては、Hfソースガスと酸素含有ガスとを完全的に供給する場合について示したが、Hfソースガスを供給するときに酸素含有ガスを供給するようにしてもよいし、Hfソースガスおよび酸素含有ガスを同時に連続して供給する通常のCVD手法で成膜するようにしてもよい。
さらにまた、被処理体としては、半導体ウエハに限定されず、LCDガラス基板等の他の基板にも本発明を適用することができる。
1;処理容器
5;ウエハボート(供給手段)
14;酸素含有ガス供給機構
15;Hfソースガス供給機構
16;パージガス供給機構
19;酸素含有ガス分散ノズル
24;Hfソースガス分散ノズル
40;加熱機構
100;成膜装置
W;半導体ウエハ(被処理体)

Claims (11)

  1. 真空保持可能な処理容器内に被処理体を挿入し、HfまたはZrを含むアミン系の有機金属化合物からなる成膜原料と、酸化剤とを前記処理容器内に供給してこれらを反応させることにより基板上にHfO膜またはZrO膜を形成する成膜方法であって、
    前記有機金属化合物は、常温で固体でありかつ高蒸気圧である第1有機金属化合物に、常温で液体の第2有機金属化合物を混合してなり、常温で液体であり、
    形成する膜がHfO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)またはテトラキスジエチルアミノハフニウム(TDEAH)であり、形成する膜がZrO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノジルコニウム(TDMAZ)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)またはテトラキスジエチルアミノジルコニウム(TDEAZ)であり、
    前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が55質量%以下であることを特徴とする成膜方法。
  2. 前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が10質量%以下であることを特徴とする請求項に記載の成膜方法。
  3. 前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が5〜10質量%であることを特徴とする請求項に記載の成膜方法。
  4. 前記成膜原料と前記酸化剤とを交互的に前記処理容器内に供給することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の成膜方法。
  5. 前記成膜原料を前記処理容器内へ供給する工程と、前記酸化剤を前記処理容器内へ供給する工程との間に、前記処理容器内に残留しているガスを除去する工程を挿入することを特徴とする請求項に記載の成膜方法。
  6. 前記処理容器内に残留しているガスを除去する工程は、前記処理容器内を真空引きしながら前記処理容器内にパージガスを導入することを特徴とする請求項に記載の成膜方法。
  7. 被処理体に対してHfO膜またはZrO膜を成膜する成膜装置であって、
    真空保持可能な縦型で筒体状をなす処理容器と、
    前記被処理体を複数段に保持した状態で前記処理容器内に保持する保持部材と、
    前記処理容器の外周に設けられた加熱装置と、
    常温で固体でありかつ高蒸気圧である第1有機金属化合物に、常温で液体の第2有機金属化合物を混合してなり、常温で液体である、HfまたはZrを含むアミン系の有機金属化合物であって、形成する膜がHfO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノハフニウム(TDMAH)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)またはテトラキスジエチルアミノハフニウム(TDEAH)であり、形成する膜がZrO膜である場合には、前記第1有機金属化合物がテトラキスジメチルアミノジルコニウム(TDMAZ)、前記第2有機金属化合物がテトラキスエチルメチルアミノジルコニウム(TEMAZ)またはテトラキスジエチルアミノジルコニウム(TDEAZ)であり、前記第2有機金属化合物の有機金属化合物全体に対する割合が55質量%以下である有機金属化合物からなる成膜原料を前記処理容器内に供給する成膜原料供給機構と、
    前記処理容器内へ酸素含有ガスを供給する酸素含有ガス供給機構と、
    前記成膜原料と酸素含有ガスの供給を制御する制御機構と
    を具備することを特徴とする成膜装置。
  8. 前記制御機構は、前記成膜原料と前記酸素含有ガスとを交互的に前記処理容器内に供給するように前記成膜原料供給機構と前記酸素含有ガス供給機構を制御することを特徴とする請求項に記載の成膜装置。
  9. 前記制御機構は、前記成膜原料を前記処理容器内へ供給する工程と、前記酸素含有ガスを前記処理容器内へ供給する工程との間に、前記処理容器内に残留しているガスを除去する工程を挿入するように制御することを特徴とする請求項に記載の成膜装置。
  10. 前記処理容器内にパージガスを供給するパージガス供給機構をさらに具備し、前記制御機構は、前記ガスを除去する工程の際に、前記処理容器内にパージガスを供給させることを特徴とする請求項に記載の成膜装置。
  11. コンピュータ上で動作し、成膜装置を制御するプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、実行時に、請求項1から請求項のいずれかの成膜方法が行われるように、コンピュータに前記成膜装置を制御させることを特徴とする記憶媒体。
JP2009241985A 2009-10-21 2009-10-21 成膜方法および成膜装置 Expired - Fee Related JP4927147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241985A JP4927147B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 成膜方法および成膜装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241985A JP4927147B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 成膜方法および成膜装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007068206A Division JP4845782B2 (ja) 2007-03-16 2007-03-16 成膜原料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010021579A JP2010021579A (ja) 2010-01-28
JP4927147B2 true JP4927147B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=41706091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009241985A Expired - Fee Related JP4927147B2 (ja) 2009-10-21 2009-10-21 成膜方法および成膜装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4927147B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3862900B2 (ja) * 1999-10-01 2006-12-27 株式会社トリケミカル研究所 導電性バリア膜形成材料、導電性バリア膜形成方法、及び配線膜形成方法
JP3647850B2 (ja) * 2002-07-02 2005-05-18 松下電器産業株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2004079931A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JP3698163B1 (ja) * 2003-09-19 2005-09-21 三菱マテリアル株式会社 ハフニウム含有膜形成材料及び該材料から作製されたハフニウム含有薄膜の製造方法
US20050287806A1 (en) * 2004-06-24 2005-12-29 Hiroyuki Matsuura Vertical CVD apparatus and CVD method using the same
JP2006182709A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Adeka Corp 薄膜形成用原料、薄膜の製造方法及び金属化合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010021579A (ja) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5661262B2 (ja) 成膜方法および成膜装置
US8896097B2 (en) Method of manufacturing capacitor, capacitor and method of forming dielectric film for use in capacitor
US20150221529A1 (en) Gas supply method and thermal treatment method
JP4845782B2 (ja) 成膜原料
JP5693348B2 (ja) 成膜方法および成膜装置
JP2014007289A (ja) ガス供給装置及び成膜装置
JP5221089B2 (ja) 成膜方法、成膜装置および記憶媒体
KR20140070590A (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 방법, 반도체 장치의 제조 방법 및 기록 매체
JP5248025B2 (ja) SrTiO3膜の成膜方法およびコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP5547762B2 (ja) 薄膜形成装置
JPWO2009041219A1 (ja) Sr−Ti−O系膜の成膜方法および記憶媒体
JP5751754B2 (ja) 成膜方法および記憶媒体
JP5675458B2 (ja) 成膜方法、成膜装置および記憶媒体
US7816282B2 (en) Method for forming SrTiO3 film
JP6017361B2 (ja) 成膜方法および成膜装置
JP4927147B2 (ja) 成膜方法および成膜装置
JP2013199673A (ja) 酸化ルテニウム膜の成膜方法および酸化ルテニウム膜成膜用処理容器のクリーニング方法
Kawano et al. Method for forming SrTiO 3 film
JP2010189727A (ja) Cu膜の成膜方法および記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees