JP5220441B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
図1を用いて本発明の第1実施形態に係る内燃機関1について説明する。図1は内燃機関1の概略側面図である。図2は内燃機関1の概略構成図である。なお、以下の説明では、クランクシャフト21の回転軸Oに沿った方向を「軸方向」と定義する。したがって、図1の紙面に垂直な方向が軸方向と一致する。また、クランクシャフト17およびクランクプーリ5の回転方向を「回転方向」と定義する。
図3〜図5を用いて、クランクプーリ5およびベルト10について詳細に説明する。図3はクランクプーリ5およびベルト10の拡大図である。図4は図3のIV−IV断面図である。図5は図3のV−V断面図である。
図4および図5に示すように、ベルト10は、ベルト本体15と、ベルト本体15から内側へ延びる7つのリブ16と、を有している。リブ16は1対のテーパ面16aを有している。テーパ面16aは、クランクプーリ5に形成された第1側壁テーパ面54a、第1テーパ面55aおよび中央テーパ面58aと接触している。これらのテーパ面を介してクランクプーリ5からベルト10へ摩擦力を利用して動力が伝達される。
図3に示すように、クランクプーリ5は、クランクシャフト21の端部に固定されており、クランクシャフト21とともに回転軸Oを中心として回転する。クランクシャフト21およびクランクプーリ5の回転方向は図3に示すR1方向である。クランクプーリ5およびベルト10の幅方向は、クランクシャフト21の軸方向と概ね一致している。
例えば、第1伝達部51は、プーリ本体53から半径方向外側へ延びる1対の第1側壁部54と、プーリ本体53から半径方向外側へ延びる4つの第1リブ55と、プーリ本体53から半径方向外側へ延びる2つの中央リブ58と、を有している。第1側壁部54、第1リブ55および中央リブ58は、第1伝達部51の全長にわたって回転方向に延びている。第1伝達部51は、従来のクランクプーリの外周部と同じような断面形状を有している。
一方、図5に示すように、第2伝達部52は、プーリ本体53から半径方向外側へ延びる1対の第2側壁部56と、プーリ本体53から半径方向外側へ延びる4つの第2リブ57と、を有している。第2側壁部56および第2リブ57は、第2伝達部52の全長にわたって回転方向に延びている。第1伝達部51と比較した場合、第2伝達部52は、幅方向の中央付近に配置されたリブを有していない。このリブが存在しない領域を中央領域C1と定義する。
ここで、図6〜図9を用いて、ベルトとクランクプーリとの間で生じるスティック・スリップ現象(Stick-slip Phenomenon)について説明する。スティック・スリップ現象とは、ベルトとクランクプーリとの間で滑りおよび噛み込みが繰り返されることにより異音が発生する現象をいう。この現象は、エンジン始動直後に発生しやすく、またベルトとクランクプーリとが摺動する摩擦面が水で濡れている場合にも発生しやすい。
図6は、ベルトおよびクランクプーリの回転速度、クランクプーリの角加速度および点火タイミングの関係を示すグラフである。図6のグラフは、エンジン始動時から3回の膨張行程が行われている範囲に相当する。ここでは、従来のクランクプーリ105を例に説明する。例えば、クランクプーリ105の外周部は全周にわたって、前述の第1伝達部51で覆われている。
ここで、ベルト10の各部を以下のように定義する。以下に説明する各部は、回転軸Oを基準としているため、ベルト10がクランクプーリ5により駆動されている状態では、各部の位置はベルト10の中で変化する。
次に、クランクプーリ105によるベルト10との間でスティック・スリップ現象が発生するメカニズムについて説明する。
以上に説明したスティック・スリップ現象に起因する異音の発生を抑制するために、この内燃機関1では、ある特定の範囲だけ許容伝達動力が小さくなるように、クランクプーリ5には第2伝達部52が設けられている。
(1)
このように、この内燃機関1では、クランクプーリ5の外周部のうち特定の範囲を滑りやすくすることで、スティック・スリップ現象の原因となり得る再度の噛み込みを防止できる。具体的には、第1伝達部51よりも許容伝達動力が小さい第2伝達部52をクランクプーリ5が有している。このため、クランクプーリ5の角加速度の増加に伴いクランクプーリ5とベルト10との間に滑りが発生しても、その直後のベルト10の再度の噛み込みを防止できる。これにより、スティック・スリップ現象が発生する可能性のある範囲で、ベルト10とクランクプーリ5とを滑らせることができ、クランクプーリ5がベルト10を駆動する際に異音が発生するのを抑制できる。
特に、クランクプーリ5では、滑り直後にベルト10の噛み込みが発生する部分を含むように、第2伝達部52が設けられているため、ベルト10の再度の噛み込みを確実に防止できる。
この内燃機関1では、単位長さ当たりの第2伝達部52とベルト10との接触面積が単位長さ当たりの第1伝達部51とベルト10との接触面積よりも小さいため、簡素な構造によりベルト10および第2伝達部52の間の許容伝達動力を小さく設定することができる。
この内燃機関1では、例えば、ベルト10の中で張力が最も大きい中央領域C1において、接触面積が小さくなっている。具体的には、第2伝達部52の幅方向の中央領域C1には、リブが設けられていないため、中央領域C1での接触面積はゼロである。
この内燃機関1では、第1伝達部51および第2伝達部52が回転方向に等ピッチで配置されているため、例えば、4気筒型の4ストロークエンジンの場合、あるいは、6気筒型4ストロークエンジンの場合に、異音の発生を効果的に抑制できる。4気筒型4ストロークエンジンの場合は、前述の実施形態のように、2つの第1伝達部51および2つの第2伝達部52が回転方向に等ピッチ(180度ピッチ)かつ交互に配置されていればよい。6気筒型4ストロークエンジンの場合には、3つの第1伝達部51と3つの第2伝達部52とが回転方向に等ピッチ(120度ピッチ)かつ交互に配置されていればよい。
この内燃機関1では、第2伝達部52の中心角B2は例えば約50度だけ確保されており、図9に示すように、中心角B2は従来の内燃機関でスティック・スリップ現象が発生する回転角度と概ね一致している。このため、第2伝達部52では再度の噛み込みが発生せず、スティック・スリップ現象の発生を抑制できる。
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
内燃機関1の主な構成は前述の実施形態に限定されない。
前述の数値は一例であるため、各構成はそれらに限定されない。
前述の実施形態では、第2伝達部52とベルト10との接触面積を小さくするために、図5に示す構成を採用しているが、第2伝達部52の構成は前述の構成に限定されない。
前述の実施形態では、第2伝達部52とベルト10との接触面積を小さくするために、図5に示す構成を採用しているが、第2伝達部52の表面に摩擦係数を低減させる処理を施すことが考えられる。
2 シリンダブロック
3 クランクケース
4 オイルパン
5 クランクプーリ
51 第1伝達部
52 第2伝達部
53 プーリ本体
54 第1側壁部
54a 第1側壁テーパ面(第1摩擦面)
55 第1リブ(第1突出部)
55a 第1テーパ面(第1摩擦面)
56 第2側壁部
56a 第2側壁テーパ面(第2摩擦面)
57 第2リブ(第2突出部)
57a 第2テーパ面(第2摩擦面)
58 中央リブ(第1突出部)
58a 中央テーパ面(第1摩擦面)
10 ベルト
11 第1中間部
12 第2中間部
13 第1接触部
14 第2接触部
15 ベルト本体
16 リブ
21 クランクシャフト
22 シリンダ
23 ピストン
24 燃焼室
25 コンロッド(連結部材)
6 エアコンプレッサ(補機)
7 アイドラプーリ
8 オルタネータ(補機)
9 ウォータポンプ(補機)
B2 中心角
Claims (11)
- シリンダを有する本体部と、
前記シリンダの内周側に移動可能に配置されたピストンと、
前記本体部に回転可能に支持されたクランクシャフトと、
前記ピストンと前記クランクシャフトとを連結する連結部材と、
前記クランクシャフトに固定されたクランクプーリと、
前記本体部に装着された補機と、
前記クランクシャフトから出力される動力を、前記クランクプーリを介して前記補機に伝達するベルトと、を備え、
前記クランクプーリは、前記クランクシャフトに固定されたプーリ本体と、前記プーリ本体の外周側に配置された少なくとも1つの第1伝達部と、前記第1伝達部と前記プーリ本体の回転方向に並んで前記プーリ本体の外周側に配置された少なくとも1つの第2伝達部と、を有しており、
前記第2伝達部およびベルトの間における前記回転方向の単位長さ当たりの許容伝達動力は、前記第1伝達部およびベルトの間における前記回転方向の単位長さ当たりの許容伝達動力よりも小さく、
前記シリンダでの膨張行程の一部であって、少なくとも前記クランクプーリの角速度が極大となったときにおいて、前記ベルトが前記クランクプーリに対して滑るよう、前記第2伝達部は、前記ベルトの前記クランクプーリと接触している部分のうち前記ベルトが前記クランクプーリから離れていく側の端部と接触している、
内燃機関。 - 前記第2伝達部は、前記ベルトと前記クランクプーリとの間で滑りおよび噛み込みが繰り返されるスティック・スリップ現象において前記噛み込みが発生する部分を含んでいる、
請求項1に記載の内燃機関。 - 前記回転方向の単位長さ当たりの前記第2伝達部と前記ベルトとの接触面積は、前記回転方向の単位長さ当たりの前記第1伝達部と前記ベルトとの接触面積よりも小さい、
請求項1又は2に記載の内燃機関。 - 前記第2伝達部は、幅方向の中央付近に配置された中央領域と、前記中央領域に対して前記幅方向に隣接して配置された1対の側方領域と、を有しており、
単位長さ当たりの前記中央領域と前記ベルトとの接触面積は、単位長さ当たりの前記側方領域と前記ベルトとの接触面積よりも小さい、
請求項1から3のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記第1伝達部は、幅方向に並ぶように配置され前記ベルトと接触可能な複数の第1摩擦面を有しており、
前記第2伝達部は、幅方向に並ぶように配置され前記ベルトと接触可能な少なくとも1つの第2摩擦面を有しており、
前記第2摩擦面の数は、前記第1摩擦面の数よりも少ない、
請求項1から4のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記ベルトは、Vリブドベルトである、
請求項1から5のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記第1伝達部は、前記プーリ本体から半径方向外側に延び前記ベルトと接触可能な複数の第1リブを有しており、
前記第2伝達部は、前記プーリ本体から半径方向外側に延び前記ベルトと接触可能な少なくとも1つの第2リブと、前記プーリ本体から半径方向外側に延び前記ベルトとの間に隙間が確保されるように前記第2リブよりも小さく形成された少なくとも1つの突出部と、を有している、
請求項1から6のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記第1伝達部は、前記プーリ本体から半径方向外側に延びる部分であって前記ベルトと接触可能な1対の第1テーパ面を有する複数の第1リブを有しており、
前記第2伝達部は、前記プーリ本体から半径方向外側に延びる部分であって前記ベルトと接触可能な1対の第2テーパ面を有する少なくとも1つの第2リブと、前記プーリ本体から半径方向外側に延びる部分であって前記ベルトとの接触面積が前記第2リブよりも小さくなるように前記第2テーパ面よりも幅方向に対する傾斜角が緩やかな1対の第3テーパ面を有する少なくとも1つの突出部と、を有している、
請求項1から6のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記第1伝達部は、前記プーリ本体から半径方向外側に延びる部分であって前記ベルトと接触可能な1対の第1テーパ面を有する複数の第1リブを有しており、
前記第2伝達部は、前記プーリ本体から半径方向外側に延びる部分であって前記ベルトと接触可能な1対の第2テーパ面を有する少なくとも1つの第2リブと、前記プーリ本体から半径方向外側に延びる部分であって前記ベルトと接触可能な第3テーパ面と前記ベルトとの間に隙間が確保された第4テーパ面とを有する少なくとも1つの突出部と、を有している、
請求項1から6のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記クランクプーリは、前記回転方向に等ピッチで配置された複数の前記第1伝達部と、隣り合う前記第1伝達部の前記回転方向間に配置され前記回転方向に等ピッチで配置された複数の前記第2伝達部と、を有している、
請求項1から9のいずれかに記載の内燃機関。 - 前記第2伝達部は、表面に摩擦低減処理が施されている、
請求項1から10のいずれかに記載の内燃機関。
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