JP5219905B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

この発明は、電子カメラに関し、特にフォーカスレンズから撮像面までの距離を合焦点に対応する距離に調整する、電子カメラに関する。
この種のカメラの一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、被写界の照度が低ければ、CCDイメージャの撮像周期が延長され、CCDイメージャから出力された被写界像の高周波成分の検出周期もまた延長される。これによって、低照度の下でも、山登りAF方式でフォーカスを正確に制御することができる。
特開平11−249006号公報
しかし、背景技術では、高周波成分の検出周期の延長に起因して、低照度下での合焦調整に時間がかかるという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、低照度下での合焦性能の低下を抑制することができる、電子カメラを提供することである。
この発明に従う電子カメラ(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、フォーカスレンズ(12)を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する撮像手段(16)、撮像手段によって生成された被写界像に基づいてフォーカスレンズから撮像面までの距離を調整する調整手段(S43~S53)、撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを調整手段の調整処理に関連して判別する判別手段(S31, S35, S33, S37)、および判別手段の判別結果が肯定的であるときの指定周期の長さを判別手段の判別結果が否定的であるときの指定周期の長さよりも大きく設定する制御手段(S1, S39, S41)を備える。
好ましくは、基準は互いに異なるM個(M:2以上の整数)の判別基準を含み、判別手段は照度およびコントラストをM個の判別基準の各々と比較し、制御手段は指定周期の長さを互いに異なるN個(N:M+1)の長さのいずれか1つに設定する。
好ましくは、撮像手段によって生成された被写界像の高周波成分を撮像面に割り当てられた複数のエリアの各々に対応して検出する第1検出手段(S25)、および検出手段によって検出された高周波成分の複数のエリアの間でのばらつきをコントラストを定義するパラメータとして検出する第2検出手段(S29)がさらに備えられる。
この発明に従う撮像制御プログラムは、フォーカスレンズ(12)を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する撮像手段(16)を備える電子カメラ(10)のプロセッサ(30)に、撮像手段によって生成された被写界像に基づいてフォーカスレンズから撮像面までの距離を調整する調整ステップ(S43~S53)、撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを調整ステップの調整処理に関連して判別する判別ステップ(S31, S35, S33, S37)、および判別ステップの判別結果が肯定的であるときの指定周期の長さを判別ステップの判別結果が否定的であるときの指定周期の長さよりも大きく設定する制御ステップ(S1, S39, S41)を実行させるための、撮像制御プログラムである。
この発明に従う撮像制御方法は、フォーカスレンズ(12)を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する撮像手段(16)を備える電子カメラ(10)によって実行される撮像制御方法であって、撮像手段によって生成された被写界像に基づいてフォーカスレンズから撮像面までの距離を調整する調整ステップ(S43~S53)、撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを調整ステップの調整処理に関連して判別する判別ステップ(S31, S35, S33, S37)、および判別ステップの判別結果が肯定的であるときの指定周期の長さを判別ステップの判別結果が否定的であるときの指定周期の長さよりも大きく設定する制御ステップ(S1, S39, S41)を備える。
この発明によれば、指定周期の長さの調整にあたって、被写界の照度に加えて被写界のコントラストが参照される。これによって、低照度下での合焦性能の低下を抑制することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の基本的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 撮像面における評価エリアの割り当て状態の一例を示す図解図である。 図2実施例で参照されるテーブルの一例を示す図解図である。 AF処理時に設定されるフレームレートと被写界の照度およびコントラストとの関係の一例を示す図解図である。 図2実施例で参照されるテーブルの一例を示す図解図である。 (A)はフォーカスレンズの位置に対するAF評価値の関係の一例を示すグラフであり、(B)はフォーカスレンズの位置に対するAF評価値の関係の他の一例を示すグラフである。 図2実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[基本的構成]
図1を参照して、この発明の電子カメラは、基本的に次のように構成される。撮像手段2は、フォーカスレンズ1を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する。調整手段3は、撮像手段2によって生成された被写界像に基づいて、フォーカスレンズ1から撮像面までの距離を調整する。判別手段4は、撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを、調整手段3の調整処理に関連して判別する。制御手段5は、判別手段4の判別結果が肯定的であるときの指定周期の長さを、判別手段4の判別結果が否定的であるときの指定周期の長さよりも大きく設定する。
このように、指定周期の長さの調整にあたっては、被写界の照度に加えて被写界のコントラストが参照される。これによって、低照度下での合焦性能の低下を抑制することができる。
[実施例]
図2を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、ドライバ18aおよび18bによってそれぞれ駆動されるフォーカスレンズ12および絞り機構14を含む。フォーカスレンズ12および絞り機構14を経た被写界の光学像は、撮像装置16の撮像面に照射され、光電変換を施される。これによって、被写界像を表す電荷が生成される。
電源が投入されると、CPU30は、SG(Signal Generator)20から出力される垂直同期信号Vsyncの周期を1/60秒に設定する。CPU30は続いて、スルー画像処理を実行するべく、ドライバ18cにプリ露光動作および間引き読み出し動作の繰り返しを命令する。ドライバ18cは、SG20から出力された垂直同期信号Vsyncに応答して、撮像面にプリ露光を施し、かつ撮像面で生成された電荷の一部をラスタ走査態様で読み出す。撮像装置16からは、読み出された電荷に基づく低解像度の生画像データが、60fpsのフレームレートで繰り返し出力される。
信号処理回路22は、撮像装置16から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、これによって作成されたYUV形式の画像データをメモリ制御回路32を通してSDRAM34に書き込む。LCDドライバ36は、SDRAM34に書き込まれた画像データをメモリ制御回路32を通して繰り返し読み出し、読み出された画像データに基づいてLCDモニタ38を駆動する。この結果、被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)がモニタ画面に表示される。
図3を参照して、撮像面の中央には評価エリアEVAが割り当てられる。評価エリアEVAは、垂直方向および水平方向の各々において16分割される。つまり、評価エリアEVAは、合計256個の分割エリアの集合に相当する。
輝度評価回路24は、信号処理回路22から出力されたYデータのうち評価エリアEVAに属するYデータを、垂直同期信号Vsyncに応答して分割エリア毎に積分する。この結果、256個の分割エリアにそれぞれ対応する256個のAE評価値が、垂直同期信号Vsyncに応答してAE評価回路24から出力される。
フォーカス評価回路26は、信号処理回路22から出力されたYデータのうち評価エリアEVAに属するYデータの高周波成分を垂直同期信号Vsyncに応答して分割エリア毎に積分する。これによって、256個の分割エリアにそれぞれ対応する256個のAF評価値が、垂直同期信号Vsyncに応答してフォーカス評価回路26から出力される。
CPU30は、輝度評価回路24から出力された256個の輝度評価値に基づいて適正EV値を算出するべく、上述のスルー画像処理と並列してスルー画像用AE処理(簡易AE処理)を繰り返し実行する。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間は、ドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。この結果、LCDモニタ38に表示されるスルー画像の明るさが適度に調整される。
キー入力装置28上のシャッタボタン28sが半押しされると、輝度評価回路24から出力された256個の輝度評価値に基づいて最適EV値を算出するべく、厳格な記録用AE処理が実行される。算出された最適EV値を定義する絞り量および露光時間は、上述と同様、ドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定される。記録用AE処理が完了すると後述するAF処理が実行され、これによってフォーカスレンズ12が合焦点に配置される。
シャッタボタン28sが全押しされると、記録処理が実行される。CPU30は、本露光動作および全画素読み出しを1回ずつ実行することをドライバ18cに命令する。ドライバ18cは、垂直同期信号Vsyncの発生に応答して撮像面に本露光を施し、電荷読み出しエリアで生成された全ての電荷をラスタ走査態様で読み出す。この結果、被写界を表す高解像度の生画像データが撮像装置16から出力される。
出力された生画像データは上述と同様の処理を施され、この結果、YUV形式に従う高解像度の画像データがSDRAM34に確保される。I/F40は、こうしてSDRAM34に格納された高解像度の画像データをメモリ制御回路32を通して読み出し、読み出された画像データをファイル形式で記録媒体42に記録する。なお、スルー画像処理は、高解像度の画像データがSDRAM34に格納された時点で再開される。
AF処理は、以下に述べる要領で実行される。まず、輝度評価回路24から256個の輝度評価値が取り込まれ、フォーカス評価回路26から256個のAF評価値が取り込まれる。取り込まれた輝度評価値およびAF評価値は、図4に示すテーブルTBL1に記述される。
続いて、テーブルTBL1に記述された輝度評価値の平均が“平均輝度Yave”として算出される。また、テーブルTBL1に記述されたAF評価値の中から最大AF評価値および最小AF評価値が特定され、最大AF評価値に対する最小AF評価値の割合が“ばらつきAFvar”として算出される。ここで、平均輝度Yaveは被写界の照度を定義するパラメータに相当し、ばらつきAFvarは被写界のコントラストを定義するパラメータに相当する。
平均輝度Yaveは基準値THy1およびTHy2の各々と比較され、ばらつきAFvarは基準値THaf1およびTHaf2の各々と比較される。図5に示すように、基準値THy2は基準値THy1よりも小さく、基準値THaf2は基準値THaf1よりも小さい。
平均輝度Yaveが基準値THy1以上であるか、或いはばらつきAFvarが基準値THaf1以上であれば、被写界の照度およびコントラストの少なくとも一方が十分に大きいとみなされる。このとき、垂直同期信号Vsyncの発生周期は1/60秒を維持される。
平均輝度YaveおよびばらつきAFvarがそれぞれ基準値THy1およびTHaf1を下回り、かつ平均輝度Yaveが基準値THy2以上であるか、或いはばらつきAFvarが基準値THaf2以上であれば、被写界の照度およびコントラストの両方が不足しているとみなされる。このとき、垂直同期信号Vsyncの発生周期は1/30秒に変更される。
平均輝度YaveおよびばらつきAFvarがそれぞれ基準値THy2およびTHaf2を下回れば、被写界の照度およびコントラストの両方が大きく不足しているとみなされる。このとき、垂直同期信号Vsyncの発生周期は1/15秒に変更される。
垂直同期信号Vsyncの発生周期が調整された後、フォーカスレンズ12は、至近端から無限端に向けて既定幅ずつ移動される。垂直同期信号Vsyncに応答してフォーカス評価回路26から出力されるAF評価値は、フォーカスレンズ12の現在位置に対応して図6に示すテーブルTBL2に記述される。合焦点はテーブルTBL2の記述に基づいて探索され、フォーカスレンズ12は発見された合焦点に配置される。垂直同期信号Vsyncの発生周期は、フォーカスレンズ12が合焦点に配置された後に1/60秒に戻される。
図7(A)を参照して、1/60秒の発生周期に対応して各レンズ位置で検出されるAF評価値の平均値が曲線A1に沿って変化する場合、発生周期は1/60秒から1/30秒に変更される。AF評価値の平均値の特性は、曲線A1から曲線A2に遷移する。
また、図7(B)を参照して、1/60秒の発生周期に対応して各レンズ位置で検出されるAF評価値の平均値が曲線B1に沿って変化する場合、発生周期は1/60秒から1/15秒に変更される。AF評価値の平均値の特性は、曲線B1から曲線B2に遷移する。
CPU30は、図8〜図11に示す撮像タスクに従う処理を実行する。この撮像タスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ44に記憶される。
図8を参照して、ステップS1では垂直同期信号Vsyncの発生周期を1/60秒に設定し、ステップS3ではスルー画像処理を実行する。この結果、被写界を表す生画像データは60fpsのフレームレートで撮像装置16から出力され、この生画像データに基づくスルー画像がLCDモニタ38に表示される。
ステップS5ではシャッタボタン28sが半押しされたか否かを判別し、判別結果がNOである限りステップS7のスルー画像用AE処理を繰り返す。この結果、スルー画像の明るさが適度に調整される。シャッタボタン28sが半押しされると、ステップS9で記録用AE処理を実行し、ステップS11でAF処理を実行する。ステップS9の処理によってスルー画像の明るさが厳格に調整され、ステップS11の処理によってフォーカスレンズ12が合焦点に配置される。
ステップS13ではシャッタボタン28sが全押しされたか否かを判別し、ステップS15ではシャッタボタン28sの操作が解除されたか否かを判別する。ステップS13でYESであればステップS17の記録処理を経てステップS3に戻る。ステップS15でYESであればそのままステップS5に戻る。
ステップS11のAF処理は、図9〜図11に示すサブルーチンに従って実行される。まずステップS21で、垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS23で輝度評価回路24から256個の輝度評価値を取り込み、ステップS25でフォーカス評価回路26から256個のAF評価値を取り込む。取り込まれた輝度評価値およびAF評価値は、テーブルTBL1に記述される。
ステップS27では、テーブルTBL1に記述された256個の輝度評価値の平均を“平均輝度Yave”として算出する。ステップS29では、テーブルTBL1に記述された256個のAF評価値の中から最大AF評価値および最小AF評価値を特定し、最大AF評価値に対する最小AF評価値の割合を“ばらつきAFvar”として算出する。
ステップS31では平均輝度Yaveが基準値THy1を下回るか否かを判別し、ステップS33ではばらつきAFvarが基準値THaf1を下回るか否かを判別する。また、ステップS35では平均輝度Yaveが基準値THy2を下回るか否かを判別し、ステップS37ではばらつきAFvarが基準値THaf2を下回るか否かを判別する。
ステップS31およびS33の少なくとも一方でNOであれば、そのままステップS43に進む。ステップS31およびS33のいずれもYESであり、かつステップS35およびS37の少なくとも一方でNOであれば、垂直同期信号Vsyncの発生周期をステップS41で1/30秒に変更し、その後にステップS43に進む。ステップS31,S33,S35およびS37のいずれもYESであれば、垂直同期信号Vsyncの発生周期をステップS39で1/15秒に変更し、その後にステップS43に進む。
ステップS43ではフォーカスレンズ12を至近端に配置し、ステップS45では垂直同期信号Vsyncが発生したか否かを判別する。判別結果がNOからYESに更新されると、ステップS47でフォーカス評価回路26から256個のAF評価値を取り込む。取り込まれたAF評価値は、現在のフォーカスレンズ12の位置に対応してテーブルTBL2に記述される。
ステップS49では、フォーカスレンズ12が合焦点を跨いだか否かをテーブルTBL2の記述に基づいて判別する。判別結果がNOであれば、ステップS51でフォーカスレンズ12を無限側に既定幅だけ移動させ、その後にステップS45に戻る。判別結果がYESであれば、ステップS53でフォーカスレンズ12を合焦点に配置する。ステップS55では垂直同期信号Vsyncの発生周期を1/60秒に戻し、その後に上階層のルーチンに復帰する。
以上の説明から分かるように、撮像装置16は、フォーカスレンズ12を通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する。シャッタボタン28sが半押しされると、CPU30は、撮像装置16によって生成された被写界像に基づいてフォーカスレンズ12の位置を調整する(S43~S53)。CPU30はまた、撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準(=THy1,THy2,THaf1,THaf2)を下回るか否かをフォーカスレンズ12の位置調整処理に関連して判別し(S31, S35, S33, S37)、判別結果が肯定的であるときの指定周期の長さを判別結果が否定的であるときの指定周期の長さよりも大きく設定する(S1, S39, S41)。
なお、上述の基準は互いに異なる2個の判別基準(一方はTHy1とTHaf1、他方はTHy2とTHaf2)を含み、被写界の照度およびコントラストはこの2個の判別基準の各々と比較され、そして指定周期の長さは互いに異なる3個の長さ(1/60秒,1/30秒,1/15秒)のいずれか1つに設定される。
このように、指定周期の長さの調整にあたっては、被写界の照度に加えて被写界のコントラストが参照される。これによって、低照度下での合焦速度の低下を抑制することができる。
なお、この実施例では、AF処理の際にフォーカスレンズ12を光軸方向に移動させるようにしているが、フォーカスレンズ12の代わりに或いはフォーカスレンズ12とともに、撮像面を光軸方向に移動させるようにしてもよい。
また、この実施例では、被写界のコントラストの高低判断のために最大AF評価値に対する最小AF評価値の割合を算出するようにしているが、コントラストの高低判断の目安とすることが可能であれば、最大AF評価値に対する最小AF評価値の割合以外の如何なる指標を利用してもよい。
同様に、この実施例では、被写界の照度の高低判断のために輝度評価値の平均を算出するようにしているが、照度の高低判断の目安とすることが可能であれば、輝度評価値の平均以外の如何なる指標を利用してもよい。
また、この実施例では、2個の判別基準を準備し、指定周期の長さを3個の長さのいずれか1個に設定するようにしているが、3個以上の判別基準を準備し、指定周期の長さを“判別基準の数+1”個の長さのいずれか1つに設定するようにしてもよい。
10 …ディジタルカメラ
12 …フォーカスレンズ
16 …撮像装置
24 …輝度評価回路
26 …フォーカス評価回路
30 …CPU
44 …フラッシュメモリ

Claims (5)

  1. フォーカスレンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する撮像手段、
    前記撮像手段によって生成された被写界像に基づいて前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を調整する調整手段、
    前記撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを前記調整手段の調整処理に関連して判別する判別手段、および
    前記判別手段の判別結果が肯定的であるときの前記指定周期の長さを前記判別手段の判別結果が否定的であるときの前記指定周期の長さよりも大きく設定する制御手段を備える、電子カメラ。
  2. 前記基準は互いに異なるM個(M:2以上の整数)の判別基準を含み、
    前記判別手段は前記照度および前記コントラストを前記M個の判別基準の各々と比較し、
    前記制御手段は前記指定周期の長さを互いに異なるN個(N:M+1)の長さのいずれか1つに設定する、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記撮像手段によって生成された被写界像の高周波成分を前記撮像面に割り当てられた複数のエリアの各々に対応して検出する第1検出手段、および
    前記検出手段によって検出された高周波成分の前記複数のエリアの間でのばらつきを前記コントラストを定義するパラメータとして検出する第2検出手段をさらに備える、請求項1または2記載の電子カメラ。
  4. フォーカスレンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する撮像手段を備える電子カメラのプロセッサに、
    前記撮像手段によって生成された被写界像に基づいて前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を調整する調整ステップ、
    前記撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを前記調整ステップの調整処理に関連して判別する判別ステップ、および
    前記判別ステップの判別結果が肯定的であるときの前記指定周期の長さを前記判別ステップの判別結果が否定的であるときの前記指定周期の長さよりも大きく設定する制御ステップを実行させるための、撮像制御プログラム。
  5. フォーカスレンズを通して被写界を捉える撮像面を有し、被写界像を指定周期で生成する撮像手段を備える電子カメラによって実行される撮像制御方法であって、
    前記撮像手段によって生成された被写界像に基づいて前記フォーカスレンズから前記撮像面までの距離を調整する調整ステップ、
    前記撮像面によって捉えられる被写界の照度およびコントラストのいずれもが基準を下回るか否かを前記調整ステップの調整処理に関連して判別する判別ステップ、および
    前記判別ステップの判別結果が肯定的であるときの前記指定周期の長さを前記判別ステップの判別結果が否定的であるときの前記指定周期の長さよりも大きく設定する制御ステップを備える、撮像制御方法。
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