JPH11249006A - ディジタルカメラ - Google Patents

ディジタルカメラ

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JPH11249006A
JPH11249006A JP10049239A JP4923998A JPH11249006A JP H11249006 A JPH11249006 A JP H11249006A JP 10049239 A JP10049239 A JP 10049239A JP 4923998 A JP4923998 A JP 4923998A JP H11249006 A JPH11249006 A JP H11249006A
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JP
Japan
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exposure
period
evaluation value
subject
exposure period
Prior art date
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Application number
JP10049239A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sugimoto
和彦 杉本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被写体がプリ露光され、これによって得られ
た被写体の輝度評価値に基づいて、マイコン40が最適
露光期間を算出する。最適露光期間が3フレーム期間を
こえれば、被写体の照度が不足しているとして、マイコ
ン40はAF評価値の検出周期を2フレーム期間に設定
する。つまり、フォーカス制御時、それぞれのレンズ位
置において、被写体が2フレーム期間にわたって露光さ
れ、被写体のコントラスト成分が2フレーム期間にわた
って積分される。したがって、AF評価値は2フレーム
毎に得られる。 【効果】 被写体が低照度のとき、AF評価値の検出周
期を1フレーム期間よりも長く設定するようにしたた
め、低照度の下でもフォーカスを正確に制御することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディジタルカメラに関
し、特にたとえば異なるレンズ位置で被写体をプリ露光
しフォーカス位置を決定する、ディジタルカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のディジタルカメラでは、
それぞれのレンズ位置で被写体を露光して被写体のコン
トラスト成分を検出し、各コントラスト成分からAF評
価値を算出し、そしてそれぞれのAF評価値に基づいて
フォーカスを制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被写体の画像
データは、1フレームつまり1/30秒毎に生成される
ので、従来のディジタルカメラでは露光期間を1/30
秒よりも遅く設定することはできなかった。このため、
図11に示すように、被写体の照度が低くなるにつれ
て、それぞれのレンズ位置で検出されるAF評価値も小
さくなり、低照度の下ではフォーカス制御が困難であっ
た。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、低
照度の下でもフォーカスを正確に制御できる、ディジタ
ルカメラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1所定期
間以下の露光によって撮影された画像を記録するディジ
タルカメラにおいて、異なるレンズ位置で被写体をプリ
露光するプリ露光手段、プリ露光手段の出力に基づいて
フォーカス位置を決定する決定手段、被写体の照度を判
別する判別手段、および照度に応じてプリ露光の期間を
第1所定期間よりも長い第2所定期間に設定する設定手
段を備えることを特徴とする、ディジタルカメラであ
る。
【0006】
【作用】被写体がプリ露光され、これによって得られた
被写体の輝度評価値に基づいて、最適露光期間が算出さ
れる。最適露光期間がたとえば3フレーム期間を超えれ
ば、被写体の照度が不足しているとして、AF評価値の
検出周期が2フレーム期間に設定される。記録画像の撮
影時、露光期間はたとえば1フレーム期間を超えること
はないが、フォーカス制御時は、それぞれのレンズ位置
において、被写体が2フレーム期間にわたってプリ露光
される。そして、被写体のコントラスト成分が2フレー
ム期間にわたって積分される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、被写体の照度に応じ
て、プリ露光期間を第1所定期間よりも長い第2所定期
間に設定するようにしたため、低照度の下でもフォーカ
スを正確に制御することができる。この発明の上述の目
的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、AFレンズ12を含み、このAFレンズ1
2から入射された被写体の光像が、CCDイメージャ2
0に照射される。CCDイメージャ20には、図2に示
すように複数の受光部20aが形成され、その受光部2
0aの前面には、図3のようにYe,Cy,Mgおよび
Gがモザイク状に配列された補色フィルタ20dが装着
される。各受光部20aがCCDイメージャ20の各画
素を構成し、Ye,Cy,MgおよびGのいずれかが、
各受光部20aに対応して配置されている。照射された
光像は、この補色フィルタ20dを経てCCDイメージ
ャ20の受光部20aに供給され、光電変換される。
【0009】CCDイメージャ20についてより詳しく
説明すると、図2に示すように、CCDイメージャ20
は、各画素に対応する複数の受光部20aと、受光部2
0aで光電変換されかつ蓄積された電荷を垂直方向に転
送する複数の垂直転送レジスタ20bと、垂直転送レジ
スタ20bの終端に配置され垂直転送レジスタ20bに
よって転送されてきた電荷を水平方向に転送する水平転
送レジスタ20cを含み、タイミングジェネレータ22
から出力されるタイミング信号によって駆動される。こ
こで、タイミング信号としては、受光部20aから垂直
転送レジスタ20bに電荷を読み出す読出パルス,垂直
転送レジスタ20b内の電荷を1ラインずつ垂直方向に
転送する垂直転送パルス,水平転送レジスタ20c内の
電荷を1画素ずつ水平方向に転送する水平転送パルス,
非露光期間すなわち非電荷蓄積期間において受光部20
aで生成された電荷をオーバフロードレイン(図示せ
ず)に掃き捨てる掃き捨てパルスなどがある。
【0010】タイミングジェネレータ22は、マイコン
40から出力されたシャッタスピード指示信号に応じ
て、掃き捨てパルスの出力期間を制御する。これによっ
て、電荷蓄積期間が制御され、所望の露光期間(シャッ
タスピード)が得られる。なお、このように掃き捨てパ
ルスの出力期間によって露光期間を制御する技術は、電
子シャッタ機能として周知である。
【0011】カメラモードにおいてCCDイメージャ2
0から出力された画素信号は、A/D変換器24でディ
ジタル信号である画素データに変換される。この画素デ
ータが、タイミングジェネレータ22からのタイミング
信号に従って動作するメモリ制御回路28によって、R
AM26に書き込まれる。RAM26に保持された画素
データは、その後メモリ制御回路28によって読み出さ
れ、演算回路30に入力される。
【0012】演算回路30は、入力されたYe,Cy,
MgおよびGのそれぞれの画素データに基づいて、輝度
データ(Yデータ)と色差データR−YおよびB−Yと
を算出する。演算回路30は、算出した色差データを図
示しない白バランス調整回路に入力するとともに、Yデ
ータを重み付け回路32に入力する。重み付け回路32
に入力されたYデータは、重み付け量テーブル34に保
持されている重み付け量と掛け算される。重み付け量テ
ーブル34は、メモリ制御回路28からの読出アドレス
データを受けて、演算回路30から出力されたYデータ
がいずれの画素データから作成されたものであるかを認
識し、そして所望の重み付け量を出力する。この重み付
け量によって輝度データに重み付け処理を施すことで、
中央重点測光が可能となる。
【0013】重み付け回路32から出力されたYデータ
は、積分器36で1フレーム期間(1/30秒)毎に積
分される。演算器38は、積分器36から出力された積
分データを重み付け量の総和で割り算して正規化し、露
出調整の評価対象となる輝度評価値Yaを算出する。マ
イコン40は、演算器38から入力された輝度評価値Y
aに基づいて、最適露光期間を算出する。この最適露光
期間が1/30秒よりも短ければ、この最適露光期間
が、本露光時つまり記録画像の撮影時の露光期間とな
る。一方、最適露光期間が1/30秒よりも長ければ、
マイコン40は本露光時の露光期間を1/30秒とし、
露出不足をストロボ(図示せず)によって補う。
【0014】このようにして本露光時の露光期間が決定
されると、フォーカス制御が実行される。具体的に説明
すると、まずモータ駆動回路18によってAFレンズ1
2が所定位置に配置され、被写体の照度に応じた期間だ
けプリ露光される。最適露光期間が1/30秒よりも短
ければ、この最適露光期間がプリ露光期間となる。一
方、最適露光期間が1/30秒以上1/10秒(3フレ
ーム期間)未満であれば、プリ露光期間は1/30秒に
設定される。また、最適露光期間が1/10秒以上であ
れば、プリ露光期間は1/15秒(2フレーム期間)に
設定される。
【0015】つまり、最適露光期間が1/30秒以上で
あっても1/10秒に満たなければ、1/30秒程度の
プリ露光で被写体を適切に評価することができる。この
ため、プリ露光は、本露光時の最大露光期間である1/
30秒だけ行われる。しかし、最適露光期間が1/10
秒まで長くなると、1/30秒程度のプリ露光では被写
体を十分に評価できず、AF制御の精度が低下してしま
う。このため、プリ露光期間は、1/30秒の2倍(整
数倍)である1/15秒に設定される。
【0016】AF制御時、演算回路30は、算出したY
データをゲート回路42に入力する。フォーカスは主要
被写体に合わせる必要があるため、ゲート回路42は、
主要被写体が位置すると思われる画面中央のYデータの
みを抽出し、ハイパスフィルタ(HPF)44に入力す
る。ハイパスフィルタ44では、輝度データの高域成分
つまり被写体のコントラスト成分が抽出され、積分回路
46は1/30秒または1/15秒毎にこのコントラス
ト成分を積分する。つまり、設定されたプリ露光期間が
1/30秒以下であれば、コントラスト成分は1/30
秒ごとに積分され、設定されたプリ露光期間が1/15
秒であれば、コントラスト成分は1/15秒ごとに積分
される。積分回路46から出力された積分データは、A
F評価値つまりフォーカス関連成分としてマイコン40
に入力される。なお、AF制御時のプリ露光期間が1フ
レーム期間よりも短い場合、余分な電荷は掃き捨てパル
スによって掃き捨てされる。したがって、このときの積
分器46の積分期間を1フレーム期間としても特に問題
はない。
【0017】このような処理が異なるレンズ位置で実行
され、複数のAF評価値がマイコン40に入力される。
マイコン40は、入力されたAF評価値の中から最大の
AF評価値を検出し、その最大AF評価値に対応する位
置にAFレンズ12を配置する。これによって、フォー
カスが主要被写体に合わせられる。マイコン40は、レ
リーズボタン48が半分だけ押されたときに、図4〜図
7に示すフロー図の処理を開始し、本露光時の露光期間
およびAFレンズ12の位置を決定する。マイコン40
はまず、ステップS1で絞りを開放するとともに、ステ
ップS3で露光期間を初期化する。初期の露光期間は1
/250秒である。マイコン40は次に、ステップS5
で露光期間つまりシャッタスピードを1/250秒とす
るシャッタスピード指示信号をタイミングジェネレータ
22に与え、このシャッタスピードでプリ露光を実行す
る。CCDイメージャ20は、レリーズボタン48が半
押しされている間も、画素混合読み出しを行い、これに
よって上述の輝度評価値Yaが算出される。
【0018】マイコン40は、ステップS5のプリ露光
に基づいて演算器38から出力された輝度評価値Yaを
ステップS7で取り込み、ステップS9で最適露光期間
を算出する。具体的には、この輝度評価値Yaと最適な
露出状態で得られる目標評価値Ytとを比較し、輝度評
価値Yaが目標評価値Ytに一致する露出期間を算出す
る。たとえば、輝度評価値Yaが“50”で目標評価値
Ytが“100”であれば、現在の輝度は最適状態の半
分しかない。このため、最適露光時間は1/125秒と
なる。
【0019】ステップS10では、このようにして算出
された最適露光期間が1/30秒以上であるかどうかに
よって、本露光時つまりレリーズボタン54が完全に押
されるときの露光期間を決定する。つまり、レリーズボ
タン54が全押しされて記録画像データが得られると
き、通常は手振れを考慮し、露光期間が1/30秒つま
り1フレーム期間を超えないようにしている。このた
め、算出された最適露光期間が1/30秒を超えている
場合、本露光時の露光期間は1/30秒とされる。な
お、最適露光期間が1/30秒以下であれば、最適露光
期間=本露光時の露光期間とされる。
【0020】このようにして本露光期間が決定される
と、マイコン40はAF制御を実行する。マイコン40
はまずステップS11でカウンタ40aのカウント値を
初期化し、つまりカウント値(CNT)を“1”に設定
し、次にステップS13で、被写体の照度が低いかどう
か判断する。低照度であるかどうかは、ステップS9で
算出された最適露光期間が1/10秒よりも長いかどう
かによって判断する。そして、1/10秒以上露光をか
けなければ十分なレベルのAF評価値が得られないとき
に低照度と判断し、ステップS15に進む。一方、最適
露光期間が1/10秒に満たなければ、照度は十分であ
るとしてステップS17に進む。ステップS15では、
フラグ40bをセットするが、ステップS17ではフラ
グ40bをリセットする。つまり、フラグ40bは被写
体が低照度であるときにセットされる。
【0021】マイコン40は、ステップS19でフラグ
40bがセットされているかどうか判断する。そして
“YES”であれば、ステップS25でAF制御時のプ
リ露光期間を1/15秒に設定してステップS27に進
む。一方、ステップS19で“NO”であれば、ステッ
プS21で最適露光期間が1/30秒よりも長いかどう
か判断する。ここで“NO”であれば直接ステップS2
7に進むが、“YES”であれば、ステップS23でA
F制御時の露光期間を1/30秒にセットしてステップ
S27に進む。つまり、最適露光期間が1/30秒以下
であれば、最適露光期間がAF制御時のプリ露光期間と
される。
【0022】マイコン40は続いて、ステップS27で
AFレンズ12を図8および図9に示す初期位置に配置
し、次にステップS29で、初期位置の位置データL
(1) をカウント値”1”に対応づけて、図10に示すテ
ーブル40cに格納する。マイコン40は続いて、タイ
ミングジェネレータ22からのタイミング信号に従って
次の1フレーム期間の先頭を検出する。1フレーム期間
の先頭が検出されると、ステップS31で“YES”と
判断し、ステップS32で、ステップS19〜S25の
処理で設定された露光時間だけ被写体のプリ露光を行
う。
【0023】その後、ステップS33でフラグ40bが
セットされているかどうか判断し、“NO”であれば直
接ステップS37に進むが、“YES”であれば、ステ
ップS35で1フレームの先頭が検出されたと判断され
るのを待って、ステップS37に進む。つまり、フラグ
40bがセットされている場合、プリ露光は2フレーム
期間にわたって行われるため、フラグ40bがリセット
されている場合に比べて1フレーム期間遅れてステップ
S37に進む。そして、ステップS37で次の1フレー
ム期間の先頭が検出されてから、ステップS39でAF
レンズ12を所定量だけ移動させる。また、ステップS
41で、AFレンズ12の位置データL (2) をカウント
値“2”に対応づけてテーブル40cに書き込む。この
ステップS39およびS41の処理は、図8に示すの
期間または図9に示すの期間に実行される。
【0024】ステップS42では、マイコン40はステ
ップS32と同様にプリ露光を行い、ステップS43で
1フレーム期間の先頭が検出されたかどうか判断する。
ここで“YES”であれば、ステップS45で、AFレ
ンズ12が移動する前に露光された被写体像のAF評価
値を取り込む。そして、ステップS47でこのAF評価
値D(CNT) をカウント値に対応づけてテーブル40cに
書き込む。続いて、ステップS49でフラグ40bがセ
ットされているかどうか判断し、“NO”であれば直接
ステップS53に進むが、“YES”であれば、ステッ
プS51の処理を介して、つまり1フレーム期間遅れて
ステップS53に進む。
【0025】ステップS53では、マイコン40はAF
レンズ12を所定量だけ移動させ、次にステップS55
で移動後のAFレンズ12の位置データL(CNT+2) を現
カウント値+2のカウント値に対応づけてテーブル40
cに格納する。そして、ステップS57でカウンタ40
aをインクリメントし、ステップS59で現カウント値
が所定値A(=6)を超えたかどうか判断する。ここで
“NO”であれば、すべてのレンズ位置でのAF評価値
の取り込みが完了していないとしてステップS42に戻
るが、“YES”であれば、全てのAF評価値が得られ
たとして、ステップS61に進む。
【0026】このように、ステップS11〜S59にお
いて、AFレンズ12が所定量ずつ移動するとともに、
それぞれの位置でAF評価値が取り込まれる。つまり、
図11に示す6つのレンズ位置におけるAF評価値が検
出される。AF評価値の算出には1フレーム期間を要
し、図8および図9のいずれの場合においても、AFレ
ンズ12が次の位置に移動してから1フレーム遅れて、
移動前に露光された被写体像のAF評価値が得られる。
AFレンズ12の移動時期とAF評価値の取込時期にこ
のようなずれがあるため、ステップS47でAF評価値
に対応付けるカウント値とステップS55でレンズ位置
データに対応付けるカウント値も、互いに異なる。な
お、図8〜図10に示す番号は、レンズ位置を示してい
る。
【0027】マイコン40は、ステップS61以降で、
テーブル40cを参照して図11に示す合焦位置をサー
チし、その位置にAFレンズ12を移動させる。まずス
テップS61でカウンタ40aのカウント値を初期値
(=1)に設定し、ステップS63で最大のAF評価値
MAX を仮の値(=0)に設定する。続いて、ステップ
S65で現カウント値のAF評価値D(CNT) が最大AF
評価値DMAX よりも大きいかどうか判断する。ここで
“NO”であれば直接ステップS71に進むが、“YE
S”であれば、ステップS67で最大AF評価値DMAX
を現AF評価値D(C NT) によって更新するとともに、ス
テップS69でAFレンズ12の最適位置データLS
現位置データL(CNT) とする。そして、ステップS71
でカウント値をインクリメントし、ステップS73でカ
ウント値が所定値Aを超えたかどうか判断する。ここで
“NO”であればステップS65に戻り上述の処理を繰
り返す。最適位置データLS と全ての位置データL
(CNT) との比較が完了すると、ステップS73で“YE
S”と判断される。したがって、マイコン40は、ステ
ップS75でAFレンズ12を最適位置データLS が示
す位置に移動させ、処理を終了する。AF評価値が図1
1に示す特性を持つ場合、AFレンズ12は、最終的に
の位置にセットされる。
【0028】この実施例によれば、最適露光期間に基づ
いて被写体が低照度であるかどうか判断し、低照度であ
ればAF制御時の露光期間を1/15秒(=2フレーム
期間)に設定するようにしたため、低照度の下でもフォ
ーカスを正確に制御することができる。なお、この実施
例では、CCDイメージャ20から全ての画素信号を読
み出すようにしたが、CCDイメージャ20の画素数が
多ければ、不要なラインを間引くようにしてもよい。つ
まり、画素数がたとえば120万画素である場合、連続
する8ラインのうち2ラインだけを読み出すようにして
もよい。読み出すラインとしては、図3に示す最初のM
g,G,Mg,G…ラインおよび4番目のYe,Cy,
Ye,Cy…ラインが考えられる。
【0029】また、この実施例では、記録画像データを
生成するときの露光期間を1/30秒以下つまり1フレ
ーム期間以下に設定するようにしたが、1フィールド分
の画像信号に基づいて記録画像データを生成する場合
は、露光期間を1/60秒以下つまり1フィールド期間
以下に設定した方がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】CCDイメージャを示す図解図である。
【図3】補色フィルタを示す図解図である。
【図4】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図5】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【図6】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー
図である。
【図7】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示す
フロー図である。
【図8】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図9】図1実施例の動作の他の一部を示す図解図であ
る。
【図10】テーブルを示す図解図である。
【図11】AFレンズ位置とAF評価値との関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 12 …AFレンズ 18 …モータ制御回路 20 …CCDイメージャ 30 …演算回路 36,46 …積分器 40 …マイコン 42 …ゲート回路 44 …ハイパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/232 G02B 7/11 K 5/238 N G03B 3/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1所定期間以下の露光によって撮影され
    た画像を記録するディジタルカメラにおいて、 異なるレンズ位置で被写体をプリ露光するプリ露光手
    段、 前記プリ露光手段の出力に基づいてフォーカス位置を決
    定する決定手段、 前記被写体の照度を判別する判別手段、および前記照度
    に応じて前記プリ露光の期間を前記第1所定期間よりも
    長い第2所定期間に設定する設定手段を備えることを特
    徴とする、ディジタルカメラ。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、前記被写体の輝度成分を
    検出する輝度成分検出手段、前記輝度成分に基づいて最
    適露光期間を算出する算出手段、および前記最適露光期
    間に従って前記照度を判別する照度判別手段を含む、請
    求項1記載のディジタルカメラ。
  3. 【請求項3】前記決定手段は、前記プリ露光手段の出力
    から前記被写体のコントラスト成分を検出するコントラ
    スト検出手段、前記コントラスト成分を積分する積分手
    段、および前記積分手段の出力に基づいて前記フォーカ
    ス位置を算出する算出手段を含む、請求項1または2記
    載のディジタルカメラ。
  4. 【請求項4】前記第1所定期間は1フレーム期間であ
    り、前記第2期間は前記1フレーム期間の整数倍であ
    る、請求項1または2記載のディジタルカメラ。
JP10049239A 1998-03-02 1998-03-02 ディジタルカメラ Pending JPH11249006A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8041205B2 (en) 2009-04-07 2011-10-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Electronic camera
JP2016197167A (ja) * 2015-04-03 2016-11-24 株式会社日立国際電気 撮像装置および焦点制御方法

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