JP3384691B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP3384691B2
JP3384691B2 JP18962296A JP18962296A JP3384691B2 JP 3384691 B2 JP3384691 B2 JP 3384691B2 JP 18962296 A JP18962296 A JP 18962296A JP 18962296 A JP18962296 A JP 18962296A JP 3384691 B2 JP3384691 B2 JP 3384691B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画を得るため
の電子スチルカメラのストロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージャを使用した電子スチル
カメラでは、被写体へ照明の照度が低い撮影環境下で、
露光時に所定期間だけ発光させて不足光量を補うストロ
ボ装置が不可欠である。このストロボ装置の一例が、特
開平2−121579号公報(H04N5/238)に
開示されている。この従来技術では、本発光の前に所定
の発光量でストロボ装置をプリ発光状態とし、このプリ
発光状態での測光データを、CCDイメージャからの撮
像信号より撮像画面全体の輝度レベルにより検出し、こ
の輝度レベルと最適露出状態が得られる目標輝度レベル
を比較して、不足量を補うためのストロボ装置の発光量
を決定するという方法が用いられている。
【0003】ところで、撮像画面全体の輝度レベルを検
出するに際して、通常の撮影状態では撮影を所望する主
要被写体は画面の中央に位置する場合が圧倒的に多い。
そこで、通常は画面中央を周辺よりも重視する中央重点
測光が為されるのが一般的である。この中央重点測光を
前述の従来例で実現する為には、画面中央の撮像信号を
周辺の撮像信号よりも大きな重み付け量で重み付け処理
した上で、画面全体の撮像信号の輝度レベルを平均する
ことにより中央重点測光が為されることになる。
【0004】また、通常のストロボ装置には、撮影状況
に応じて撮影者が任意に選択できる複数のモードが用意
されている。即ち、前述のように中央重点測光により得
られた輝度レベルが目標輝度レベルに達していない場合
に、主要被写体が露出不足であると判断して発光する通
常の自動発光モードと、主要被写体の周囲に太陽や蛍光
灯のような非常に高輝度な光源が存在することにより主
要被写体が暗く沈み込む逆光状態において、撮影者が任
意に強制的にストロボを発光させる強制発光モードが存
在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ストロ
ボ装置にて自動発光モードと強制発光モードを択一的に
実現する場合に、ストロボ発光の要否及びその発光量の
決定に際しての撮像画面の評価に用いられる輝度レベル
の検出方法が両モードで共通の場合に不都合が生じる。
【0006】即ち、自動発光モードでは前述のように中
央重点による重み付け処理が施されるが、主要被写体が
画面中央に存在する確率が高いことを考慮して中央領域
の重み付け量を周辺よりも大きくしつつも、周辺領域の
被写体にもある程度の適度な露出状態を維持させること
を考慮して、周辺領域の重み付け量を中央に比べて相対
的に小さくして残し、必ずしも無視するように零にはし
ていない。
【0007】一方、強制発光モードが必要となる逆光状
態では、主要被写体が存在しない周辺の領域に逆光状態
の要因となる光源等が存在することになるので、この周
辺領域の輝度は完全に排除して画面中央のみを考慮した
画面輝度評価が好ましい。
【0008】従って、重み付け量を自動発光モード用に
設定すると、強制発光モードにおいて周辺の光源の輝度
も評価の対象に含まれてストロボ発光による逆光補正が
困難になる。逆に重み付け量を強制発光モード用に設定
すると、周辺の領域の輝度は全く評価対象から排除さ
れ、周辺領域の被写体の露出状態は何ら補償されないと
言う不都合が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像画面の中
央領域の撮像信号の輝度レベルを周辺領域の撮像信号の
輝度レベルよりも大きな重み付け量にて重み付け処理す
る重み付け処理手段と、重み付け処理後の各領域の輝度
レベルより撮像画面の輝度評価用の輝度評価値を算出す
る輝度評価値検出手段と、輝度評価値の目標評価値に対
する不足量を補う発光量により発光するストロボ装置
と、逆光状態ではストロボ装置を強制的に発光状態とす
る強制発光モードと非逆光状態ではストロボ装置は輝度
評価値が目標評価値を下回る場合にのみ発光状態となる
自動発光モードとを撮影者の操作により切り替えるモー
ド選択手段を備え、輝度評価値検出手段には、固定発光
量によりストロボ装置をプリ発光させて本発光時の発光
量を算出するプリ発光手段と、重み付け処理は、強制発
光モードのときは、中央領域だけを輝度評価の対象とす
る第1重み付けテーブルを利用して重み付け量を変更
し、自動発光モードのときは、中央領域を重視しつつ、
周辺領域も考慮する第2重み付けテーブルを利用して重
み付け量を変更することを特徴とする。また、輝度評価
値検出手段において、ストロボ装置を非発光状態とする
第1撮影状態で得られる輝度評価値Y0と、ストロボ装
置を発光量が固定のプリ発光量Pにてプリ発光状態とす
る第2撮影状態で得られる輝度評価値YSとを検出し、
両輝度評価値Y0、YS及びプリ発光量Pより本発光時
の発光量Qを決定することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に従い本発明の一実施
例について説明する。図1は本実施例装置である電子ス
チルカメラのブロック図である。
【0011】1は光学系を経て入射される光を光電変換
して撮像信号として出力するCCDイメージャであり、
このCCDイメージャ1の受光部の前面には、図2のよ
うにR、G、Bの3原色の色フィルタ30がモザイク状
に配列され、CCDイメージャ1の各画素を構成する各
受光部にはR、G、Bのいずれかが1:1に対応して配
置されている。
【0012】レンズを通過した光はこの色フィルタを通
ってCCDイメージャ1の受光部に供給されて光電変換
され、得られた電荷がシャッタスピードに対応して設定
された露光期間、即ち電荷蓄積期間において蓄積されて
外部に出力される。
【0013】より詳述すると、図7に示すようにCCD
イメージャ1は、各画素に対応する受光部82と、これ
らの受光部での光電変換出力の蓄積電荷を垂直方向に転
送する垂直転送レジスタ83と、これらの垂直転送レジ
スタの終端に配置され垂直転送レジスタから転送されて
きた電荷を水平方向に転送する水平転送レジスタ84と
から成り、タイミングジェネレータ(TG)10から出
力されるタイミング信号により駆動制御される。ここ
で、タイミング信号としては受光部82から垂直転送レ
ジスタ83に蓄積電荷を読み出す読み出しパルスと、垂
直転送レジスタ83内の電荷を1ラインづつ垂直方向に
転送する垂直転送パルスと、水平転送レジスタ84内の
電荷を1画素づつ水平方向に転送する水平転送パルス及
び非露光期間、即ち非電荷蓄積期間において受光部の光
電変換出力を図示省略のオーバーフロードレインに掃き
捨てて無効とする掃き捨てパルス等がある。
【0014】タイミングジェネレータ10は、後述のシ
ャッタスピード指示信号を受けて、指示されたシャッタ
スピードを実現するために、掃き捨てパルスの出力期間
を制御することで電荷蓄積期間を制御する。尚、この様
に掃き捨てパルスの出力制御によるシャッタスピードの
制御は電子シャッタ機能として周知の技術である。
【0015】こうしてCCDイメージャ1での各画素の
蓄積電荷は、撮像信号として順次出力される。ここで、
色フィルタの配列が図2のように設定されているので、
CCDイメージャ1での電荷蓄積後に最初に左下端の緑
色の色フィルタを経たG信号が出力され、ついで、右隣
の青色の色フィルタを経たB信号と順次出力され、下端
の出力が完了すると、次いで下から2列目の色信号が同
じ要領で順次出力される。
【0016】2はCCDイメージャ1から出力された撮
像信号、即ち各色フィルタに対応する色信号を逐次量子
化するA/D変換器であり、A/D変換出力は画像デー
タとして後段のRAM7に順次書き込まれる。
【0017】このRAM7への書込みは書込/読出制御
回路8からの書込制御信号により制御され、CCDイメ
ージャ1の各画素毎にRAM7にアドレスが予め付与さ
れており、タイミングジェネレータ10からの前記タイ
ミング信号に基づいて各画素の撮像信号が対応するアド
レスの記憶位置に記憶されるようにデータの書き込みを
制御する。尚、入力されたデータがCCDイメージャ1
でのいずれの画素でのデータかを判断するには、前記読
み出しパルスによりリセットされ、垂直転送パルスをカ
ウントする垂直カウンタと、垂直転送パルスによりリセ
ットされ水平転送パルスをカウントする水平カウンタを
設け、各カウンタのカウント値により垂直及び水平方向
の位置を判定することで可能になる。
【0018】こうしてCCDイメージャ1の1回の露光
による全画素の蓄積電荷の取り出し処理が完了すると、
各画素毎にR、G、Bのいずれかの色信号の画像データ
がRAM7に記憶されることになる。
【0019】RAM7への全画素のデータの書込が完了
すると、図2の色フィルタの中のR、G、Bが各1個で
形成されたL字状の3画素を図3のように1ブロックと
して、B11、B12・・・の複数のブロックを形成
し、書込/読出制御回路8からの読出制御信号により、
これらのブロック毎にR、G、Bの画像データが読み出
される。尚、図3において、ブロック内に含まれる画素
のフィルタにはアンダーラインを付しており、1ブロッ
クを実線で囲み、このブロック内のR、G、Bのフィル
タの境界は鎖線で表記している。
【0020】9は読み出された同一ブロック内のR、
G、Bの色信号データを所定の演算式に代入して輝度信
号レベルを示す輝度データDy、及びR−Y、B−Yの
色差信号レベルを示す色差データDr、Dbを作成する
演算器であり、あるブロックでのR、G、Bの色信号デ
ータをr、g、bとすると、演算式はDy=3r+6g
+b、Dr=r−g、Db=b−gと設定されている。
【0021】こうして算出された輝度データDyは、重
み付け回路11に入力される。この重み付け回路11は
第1重み付け量テーブル3あるいは第2重み付け量テー
ブル41にて決定される重み付け量Kに基づいて輝度デ
ータDyに重み付け処理を施す。即ち、輝度データに重
み付け量Kを掛け算する。ここで、重み付け量テーブル
3、41は書込/読出制御回路8からの読出アドレスデ
ータを受けて、RAM7から読み出されて演算器9にて
所定の演算を実行することで得られた輝度及び色差デー
タが、いずれのブロックのR、G、Bの信号から作成さ
れたものであるかを認識した上で、該当ブロックが画面
のどの位置にあるかに応じて、重み付け量が決定され
る。
【0022】更に具体的に説明すると、第1重み付け量
テーブル3は、画面を16×16の256個の領域Ai
j(i、j:1〜16の整数)に分割して、これらの領
域毎に図4のように重み付け量Kが1、2、3のいずれ
かに設定されたテーブルであり、演算器9から出力され
る輝度及び色差データのブロックがいずれの領域に含ま
れるかを判断して、ブロックが含まれる領域が判明する
と、この領域に与えられた重み付け量Kを重み付け回路
11に供給する。
【0023】同様に、第2重み付け量テーブル41も、
画面を16×16の256個の領域Aij(i、j:1
〜16の整数)に分割して、これらの領域毎に図6のよ
うに重み付け量Kが0、1、2、4、6のいずれかに設
定されたテーブルであり、テーブル3と同様に演算器9
から出力される輝度及び色差データのブロックがいずれ
の領域に含まれるかを判断して、ブロックが含まれる領
域が判明すると、この領域に与えられた重み付け量Kを
重み付け回路11に供給する。
【0024】ところで、図4では、256個の領域毎の
重み付け量は、主要被写体が存在する可能性が高い画面
中央付近の16領域が「3」と大きく、次いでこれらの
中央領域の周辺のやや可能性の低い36領域で「2」と
なり、可能性が極端に低い外側の残りの領域では「1」
と小さく設定されており、この重み付け量Kにより輝度
データに重み付け処理を施すことで、画面中央の輝度レ
ベルを最重視しながらも周辺の領域群の輝度レベルも無
視せず十分に考慮した中央重点測光が可能となる。
【0025】一方、図6では、256個の領域毎の重み
付け量は、主要被写体が存在する可能性の高い画面中央
付近の4領域で「6」と著しく大きく設定され、次いで
これらの4領域の周辺でこれらの領域よりも主要被写体
が存在する可能性がやや低い8領域で「6」より若干小
さい「4」となり、更にこれらの8領域の周辺でこれら
の領域よりも主要被写体が存在する可能性のやや低い2
0領域で「4」よりも若干小さい「2」となり、更にこ
れらの20領域の周辺でこれらの領域よりも主要被写体
が存在する可能性がやや低い20領域で「2」より若干
小さい「1」となり、更にこれらの20領域の周辺で主
要被写体が存在する可能性が最も低く、逆に逆光時に蛍
光灯や太陽の様な非常に高輝度な光源が存在する可能性
が高い残りの領域を「0」と設定している。ここで、重
み付け量が「0」ということは、これらの領域での輝度
レベルを、後述の評価値算出に際して実質的に排除して
いることになる。
【0026】SW2は、第1及び第2重み付け量テーブ
ル3、41のいずれのテーブルから重み付け量を選択し
て、重み付け回路11に供給するかを選択するスイッチ
であり、このスイッチSW2の開閉制御は、後述のマイ
コン16からの第2開閉制御信号により実行される。
【0027】12は重み付け回路11にて重み付け処理
が為された輝度データの1画面分全体での総和を算出、
即ち1画面分にわたってディジタル積分する積分器であ
り、更にこの積分値を後段の演算器13にて輝度データ
Dy毎に付与された重み付け量の総和で割り算して正規
化し、露出調整の評価対象となる輝度評価値Vyを算出
する。
【0028】尚、演算器9より輝度データと共に出力さ
れる色差データは、図示省略の白バランス調整回路にて
白バランス調整動作に用いられる。
【0029】16は演算器13より供給される輝度評価
値Vyに基づいて露出調整のためにCCDイメージャ1
の電荷蓄積期間の制御、具体的にはシャッタ−スピード
の決定を行い、また決定されたシャッタースピードに基
づいてCCDイメージャ1の露光のタイミング、即ち撮
影タイミングを指示するマイクロコンピュータ(マイコ
ン)であり、更にこのマイコンは、レリーズボタン14
からの撮影指令及び前記輝度評価値Vyを基にストロボ
5の発光制御を実行し、またスイッチSW1、SW2の
開閉制御も実行する。
【0030】5はマイコン16からの発光指令により指
示された時間だけ発光するストロボであり、このストロ
ボの発光時間が発光量を決定し、発光時間が長いほど発
光量は多くなる。
【0031】14は本実施例装置である電子スチルカメ
ラに静止画の撮影を指示するレリーズボタンであり、こ
のレリーズボタン14を使用者が押圧することにより、
撮影指令がマイコン16に入力される。
【0032】6はレリーズボタン14により入力される
撮影指令の入力後の撮影によりRAM7に記憶される画
像データをスイッチSW1を介して受け取り、色分離、
ガンマ補正及び信号圧縮等の周知の信号処理を施して静
止画情報として出力する信号処理回路であり、15は信
号処理回路6から出力される静止画情報を記憶する記憶
媒体であり、例えばフラッシュメモリやメモリカードに
て構成される。尚、スイッチSW1はマイコン16から
出力される第1開閉制御信号により開閉が制御される。
【0033】42は使用者の操作により自動発光モード
と強制発光モードの2モードの一方を選択するモードボ
タンであり、選択されたモードがモード指示信号として
マイコン16に指示され、マイコン16はこの指示信号
に応じて第2開閉制御信号によるスイッチSW2の開閉
を制御する。具体的にはモードボタンにより自動発光モ
ードが選択された場合には、スイッチSW2により第1
重み付け量テーブル3を選択し、逆に強制発光モードが
選択された場合には、露出調整時に第1重み付け量テー
ブル3を選択し、ストロボ5の発光量の設定時に第2重
み付け量テーブル41を選択する。
【0034】ここで、自動発光モードとは、後述の露出
調整動作によりシャッタスピードを最低速にしても露出
不足が解消されないと判断された場合にのみ、不足量を
補うためにストロボ5が発光状態となるモードを意味
し、通常の撮影状態ではこの自動発光モードを選択する
のが好ましい。一方、強制発光モードとは、画面中央に
ある主要被写体が周辺に位置する異常な高輝度の光源等
により逆光状態となる場合に、主要被写体についてのみ
最適露出状態を実現する為に必ず発光状態となる逆光補
正用のモードである。
【0035】次にマイコン16を中心として各部の露出
調整及びストロボ発光制御動作について、図5及び図8
のフローチャートを参照にして説明する。尚、図5は自
動発光モード用のフローチャート、図8は強制発光モー
ド用のフローチャートであり、モードボタン42によ
り、自動発光モードが選択されている場合には、マイコ
ン16は図5のフローチャートに沿った動作を実行し、
逆に強制発光モードが選択されている場合には、図8の
フローチャートに沿った動作を実行する。
【0036】そこで、まず自動発光モードでの動作につ
いて説明する。この自動発光モードが選択されている場
合には、スイッチSW2により第1重み付け量テーブル
3が選択され(ステップ106)、ステップ108に移
行する。このステップ108にて使用者がレリーズボタ
ン14を押圧してマイコン16に撮影指令が入力された
と判断されると、マイコン16はまず露出調整動作を開
始する。即ちシャッタスピードを中間の速度として1/
250秒に初期設定するようにタイミングジェネレータ
10にシャッタスピード指示信号を供給して(ステップ
90)、この指示信号を受けてタイミングジェネレータ
10は電荷蓄積期間が1/250秒になるようにCCD
イメージャ1への掃き捨てパルスの出力期間を制御す
る。次いで露出調整を3フレーム繰り返す為に変数Nを
「1」に初期設定し(ステップ91)、1/250秒の
シャッタスピードで1回目の露光が為される(ステップ
92)。
【0037】この露光による撮像信号が、A/D変換器
2を経てRAM7に書き込まれ、更にRAM7から演算
器9に読み出されて輝度データ及び両色差データが算出
され、輝度データDyのみが重み付け回路11にてテー
ブル3に設定されている重み付け量Kにて重み付け処理
されて、中央重点の輝度データに変換された後に、積分
器12にて1画面分の輝度データをディジタル積分し、
更に全重み付け量の総和により割り算して中央重点を考
慮した輝度評価値Vyを算出する(ステップ93)。更
に得られた輝度評価値Vyと最適な露出状態で得られる
べき目標評価値Ytとを比較し、輝度評価値Vyが目標
評価値Ytに一致するようにシャッタスピードを設定し
直す(ステップ96)。
【0038】具体的には、次回の露光用のシャッタスピ
ードとして現行のシャッタスピードにYt/Vyの比を
乗算する。例えば輝度評価値が「50」で目標評価値が
「100」であれば、輝度が最適状態の半分しかないと
してシャッタスピードを現行の1/250秒から1/1
25秒の低速に設定し直す。
【0039】次にマイコン16では、露出調整用の露光
が3回実行されたか否かの判断を行い(ステップ9
4)、3回未満であれば変数Nをインクリメントする
(ステップ95)。
【0040】更に、ステップ96で設定された次回の露
光用のシャッタスピードが、1/30秒より低速か否か
の判断を行い(ステップ100)、1/30秒よりも低
速である場合には1/30秒に固定する(ステップ10
1)。このステップ100、101での処理は、本実施
例装置の電子スチルカメラにおいて、シャッタスピード
の最低速値が1/30秒であり、実際にはこの最低速値
より低速にはできないことを考慮して、露出調整の途中
でこの最低速値よりも低速に設定しようと計算により決
定された場合に、強制的に最低速値に固定しようとする
ものである。
【0041】次に、ステップ92に戻って、一連の動作
を繰り返し、2回目の露光により3回目の露光用のシャ
ッタスピードを設定し、3回目の露光により4回目の露
光用のシャッタスピードを設定する。こうして3画面で
の露出調整が繰り返されると露出調整は完了したとし
て、ステップ94からステップ97に移行し、ストロボ
の発光が必要か否かの判定動作を実行する。
【0042】この判定動作としては、ステップ96にて
最終的に設定された次回つまり4回目の露光用のシャッ
タスピードが、本実施例の電子スチルカメラが許容する
シャッタスピードの最低速値である1/30秒より低速
か、即ち露出調整完了後の次回の露光時に電荷蓄積期間
を1/30秒よりも長くしないと目標評価値Ytには到
達しないか否かを判定し(ステップ97)、1/30秒
よりも高速であると判定された場合には、次回の露光時
に露出調整のみで最適な露出状態が実現できるとしてス
トロボ発光不要と判断される。一方、1/30秒よりも
低速、即ち電荷蓄積期間を1/30秒よりも長くしない
と最適な露出状態を得ることができないと判定された場
合には、ストロボ発光は不可欠であるとしてステップ5
0以降のストロボ発光制御動作に移る。
【0043】ステップ97での判定で、ストロボ発光不
要と判断されるとステップ162に移行して露光が開始
され、ステップ96にて設定された最適露出状態を実現
できるシャッタスピードによる露光が終了する(ステッ
プ163)と、得られた撮像信号が信号処理回路6を経
由して画像データとして記録媒体15に記憶される(ス
テップ65)。尚、ステップ97にてストロボ発光が不
要と判断された場合には、露出調整用の3回の露光後の
次の露光から一定時間後のタイミングにてスイッチSW
1を開状態とする開閉制御信号を発することで、ステッ
プ162〜163での露光による撮像信号の信号処理回
路6への入力が可能になる。
【0044】一方、ストロボ発光制御動作では、まず次
回の露光時のシャッタスピードを最低速値である1/3
0秒に固定するようにシャッタスピード指示信号が出力
され(ステップ50)、次いでこの1/30秒でのシャ
ッタスピードでの露光により得られると予想される輝度
評価値を第1評価値Y0として算出する(ステップ5
3)。即ち、第1評価値Y0={(1/30秒)/(最
後に、つまり3回目の露光時に用いられたシャッタスピ
ード)}×(3回目の露光により得られた輝度評価値V
y)の演算式を用いることにより算出される。尚、3回
目の露光時に用いられたシャッタスピードは、ステップ
96での4回目の露光用のシャッタスピードの設定前に
マイコン16内のメモリに保管されている。
【0045】こうして、シャッタスピードが1/30秒
での輝度評価値である第1評価値Y0が求まると、ステ
ップ55にて目標評価値Ytと第1評価値Y0との差を
輝度の不足量Uとして算出し、更にシャッタスピードを
1/1500秒になるようにシャッタスピード指示信号
がタイミングジェネレータ10に供給される(ステップ
56)。ここでシャッタスピードが1/1500秒、言
い換えると電荷蓄積期間が1/1500秒と著しく短い
場合、被写体光である外光成分による撮像信号への影響
は非常に小さくなる。
【0046】次いで、CCDイメージャ1はステップ1
60のように、この1/1500秒でのシャッタスピー
ドで露光を開始する。一方、マイコン16はシャッタス
ピード指示信号の出力と同様に、ストロボ5にプリ発光
用のストロボ発光指令を発し、ストロボ5はこのプリ発
光用の発光指令を受けると、CCDイメージャ1の露光
中に予め発光量がPとなるように発光時間が決定されて
いる発光状態となる(ステップ57)。尚、この発光状
態を後述の本発光の前に予備的に為されるプリ発光状態
と呼ぶ。
【0047】こうしてプリ発光状態で、CCDイメージ
ャ1が1/1500秒のシャッタスピードでの露光が終
了する(ステップ58)と、得られた撮像信号がRAM
7に書き込まれる。次いで、前述の非発光状態と同様に
中央重点の重み付け処理を行って演算器13にてプリ発
光時の輝度評価値Vyを算出してマイコン16に供給し
(ステップ59)、マイコン16ではこのプリ発光時の
輝度評価値Vyを第2評価値YSとして取り扱う(ステ
ップ60)。
【0048】次いで、マイコン16ではストロボの本発
光時の発光量QをQ=(U/YS)×Pの演算式により
算出する(ステップ61)。この算出式を説明すると、
輝度の不足量Uをプリ発光時の輝度評価値である第2評
価値YSで割り算することで不足分を補う為には、1回
のプリ発光により得られる評価値の何倍が必要であるか
を判断し、更にこの倍率にプリ発光時の発光量を掛け算
することで最終的に本発光量Qが算出される。ここで、
プリ発光時にシャッタスピードを1/1500秒といっ
た極めて短い時間に設定しているので、第2評価値YS
自体がストロボの発光にのみ依存したものであると近似
でき、本発光量の算出に外光成分の影響を排除でき、フ
リッカによる輝度の変動も特に問題にはならない。
【0049】この電荷蓄積期間の算出と共にマイコン1
6は、タイミングジェネレータ10にシャッタスピード
を1/30秒に設定するシャッタスピード指示信号を出
力する(ステップ62)。
【0050】こうしてストロボ5の本発光量Qの決定及
びシャッタスピードの設定が完了すると、CCDイメー
ジャ1は本露光用の露光を開始する(ステップ16
1)。一方、マイコン16はストロボ5に本発光用の発
光指令を出力し、ストロボ5はこの指令を受けるとステ
ップ61で決定された発光量Qに相当する発光時間だけ
CCDイメージャ1の露光中に発光する(ステップ6
3)。
【0051】こうして本発光状態で、CCDイメージャ
1がステップ62にて設定された1/30秒のシャッタ
スピードでの露光を終了する(ステップ64)と、得ら
れた撮像信号がRAM7に書き込まれる。また、マイコ
ン16はステップ97にてストロボ発光が必要と判断さ
れた場合には、ステップ161での露光開始から所定時
間後にここまで開状態を維持していたスイッチSW1を
閉じるための開閉制御信号を発し、スイッチSW1はこ
れに応じて閉状態となる。ここで、前記所定時間は本発
光に伴う撮像信号がCCDイメージャ1から出力され、
RAM7にこれらの信号が完全に書き込まれるまでに要
する時間に設定されているので、信号処理回路6はステ
ップ64の露光により得られる撮像信号のみをRAM7
より読み出して信号処理した上で記憶媒体15に記憶す
ることになる(ステップ65)。
【0052】以上のように、自動発光モードでは、輝度
評価値の算出に際しては、中央重点測光を前提にしつ
つ、周辺領域にも若干の重み付け量を付与しているの
で、ストロボ発光の要否及び本発光時の発光量の決定
に、周辺領域の輝度も考慮に入れ、周辺領域に位置する
被写体にも適当な露出状態が維持されやすくなる。
【0053】次に強制発光モードでの動作について図8
のフローチャートに沿って説明する。尚、図5と同一部
分については同一符号を付して説明を省略する。
【0054】モードボタン42により強制発光モードが
選択されると、スイッチSW2は先に実行される露出調
整用に第1重み付け量テーブル3を選択し(ステップ1
30)、この強制発光モードでの露出調整時での輝度評
価値の算出に際しては、テーブル3の重み付け量が使用
されることになる。
【0055】次いで、レリーズボタン14が押圧される
と、ステップ90からステップ101に至る3画面分で
の露出調整を実行した後に、ステップ170に移行す
る。尚、この強制発光モードでは前述の自動発光モード
でのストロボ発光の要否の判定、即ちステップ97は削
除される。
【0056】ステップ170では、3画面目の露出評価
によりステップ96にて最終的に設定されたシャッタス
ピードが1/30秒より低速か否かの判断を行い、1/
30秒よりも低速の場合には強制的に1/30秒に固定
する(ステップ50)。こうしてステップ96またはス
テップ50にて本露光に備えたシャッタスピードが設定
されることになるが、引き続き実行される、プリ発光専
用のシャッタスピードを実現する為に一旦設定された本
露光用のシャッタスピードはマイコン16に内蔵された
メモリに一旦保管されて待避される(ステップ17
1)。
【0057】次いで、ストロボの発光量を設定する発光
量設定動作を開始することになるが、この発光量設定動
作に先だって、第2開閉制御信号がスイッチSW2を第
2重み付け量テーブル41側に切り換える(ステップ1
72)。従って、これ以降の画面の輝度評価値の算出に
は、画面の中央のみを考慮したテーブル41が使用され
る。
【0058】次にステップ53にて、先にステップ93
にて最後に算出された輝度評価値に基づいてシャッタス
ピードが1/30秒での第1評価値Y0を算出した後
に、この第1評価値Y0と目標評価値Ytとの比較を為
し(ステップ110)、Yt>Y0の場合には、シャッ
タスピードを最低速値にしても輝度評価値は目標評価値
Ytには達しないのでストロボ発光が不可欠であるとし
て、ステップ55に移行して本発光量の決定動作を行
う。
【0059】一方、ステップ110にてYt≦Y0の判
断された場合には、先に実行された露出調整により画面
評価の上では画面中央の主要被写体には十分に露出があ
ると認識され、ステップ120にてストロボ発光量を予
め決められた最小の発光量Pminに固定した上で、ス
テップ173に移行する。
【0060】ステップ55以降の本発光量の決定動作に
際しては、前述の自動発光モードと同様にステップ59
にてプリ発光状態での輝度評価値Vyの算出を実行する
が、この算出時の重み付け量テーブルとしてはテーブル
3に換えてテーブル41が選択されているので、プリ発
光時の画面評価は周辺の被写体を無視して中央に存在す
る主要被写体にのみ着目することになり、この輝度評価
値を基にステップ61にて算出される本発光量も中央領
域のみを考慮した発光量となる。
【0061】こうして本発光量が決定されるとステップ
173にて先にステップ171にて保管しておいた本発
光用のシャッタスピードをメモリより復帰させて、この
シャッタスピードを維持するようにシャッタスピード指
示信号がタイミングジェネレータ10に供給され、この
シャッタスピードにて本露光が実行され(ステップ16
1)、この本露光中にステップ61にて決定された本発
光量Qか、あるいはステップ120にて決定された本発
光量Pminにてストロボ5の本発光が為され(ステッ
プ63)、露光終了後に得られた画像データが記憶媒体
に記憶される(ステップ65)。
【0062】尚、本発光量Pminは、主要被写体に対
する露出不足が既に露出調整により解消されているが、
撮影者が強制発光モードを敢えて選択していることを考
慮して、主要被写体に対して若干の輝度の上昇を可能に
する程度の最小の発光量に設定されている。
【0063】以上のように、強制発光モードでは、露出
調整動作については第1重み付け量テーブル3を用いて
画面の輝度評価を行って画面中央の被写体を重視しつ
つ、周辺領域も考慮した露出調整をすることで周辺領域
の被写体についても適度な露出を得られるように設定さ
れ、この露出調整を実行しても露出不足が生じる場合
に、第2重み付け量テーブル41を用いて中央領域にの
み着目した画面輝度評価を行って、周辺領域に位置する
光源等を画面評価対象から排除して、中央領域の主要被
写体のみについての露出不足を補い、逆光補正が可能に
なる。
【0064】前記実施例では、輝度評価値の算出に際し
て、ディジタル積分される輝度データは全ブロックでの
データとしたが、処理時間を考慮して水平及び垂直方向
共に10ブロック中の特定の1ブロックのみのデータを
ディジタル積分の対象とする、言い換えるとブロックを
間引いて輝度評価値を算出してもよいことは言うまでも
ない。
【0065】また、マイコン16の機能に加えて、重み
付け量テーブル3、重み付け回路11、演算器9、1
3、積分器12及び信号処理回路6の各機能を、単一の
マイコンにてソフトウエア的に処理することも可能であ
る。
【0066】また、前記実施例では、ステップ56にお
いてシャッタスピードを1/1500秒にして、プリ発
光に伴う輝度評価値の上昇分を算出したが、特に1/1
500秒に限定されるものではなく、プリ発光時のスト
ロボ5の発光時間は通常数十マイクロ秒程度であるの
で、この発光時間よりも長いという条件が満足され、し
かも外光成分の影響を十分に小さく抑えられる程度の時
間であればよく、例えば1/2000秒や1/5000
秒であっても同様の効果が得られる。
【0067】同様に、ステップ50、62においてシャ
ッタスピードを1/30秒にして撮影を行っているが、
このスピードに限定されるものではなく、十分な露出を
得る為にできるだけ低速に設定すれば、例えば1/29
秒等にしても問題はない。
【0068】
【発明の効果】上述の如く本発明によると、非逆光状態
と逆光状態で、画面中央と周辺領域での重み付け量の相
対的な関係を変更しているので、それぞれの状態に応じ
た最適なストロボ発光量の決定が可能になる。即ち、非
逆光状態では画面中央の領域を重視しながらも周辺の領
域も無視せずに若干考慮するように重み付け量が設定さ
れているので、周辺の領域にある被写体も考慮したスト
ロボ発光が為され、逆に逆光状態では画面中央の領域の
みを重視し、周辺の領域の影響を排除することにより、
周辺領域にある光源等の逆光状態を現出する要因の影響
を除いて画面中央に位置する主要被写体に最適な露出状
態とすることが可能である。
【0069】また、ストロボを本発光の前にプリ発光さ
せて撮像素子の撮像信号より露出の不足量を決定できる
ので、測光用の特別なセンサを不要とできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の色フィルタの説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例に係わり、画素ブロックを説
明する図である。
【図4】本発明の一実施例に係わり、第1重み付け量テ
ーブル3での重み付け量の分布を説明する図である。
【図5】本発明の一実施例に係わり、自動発光モードで
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例に係わり、第2重み付け量テ
ーブル41での重み付け量の分布を説明する図である。
【図7】本発明の一実施例に係わり、CCDイメージャ
の構造を説明する図である。
【図8】本発明の一実施例に係わり、強制発光モードで
の動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CCDイメージャ 3 第1重み付け量テーブル 41 第2重み付け量テーブル 5 ストロボ 9 演算器 10 タイミングジェネレータ 12 積分器 13 演算器 16 マイコン 42 モードボタン SW2 スイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 15/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光を光電変換して撮像信号として出
    力する撮像素子と、 撮像画面の中央領域の撮像信号の輝度レベルを周辺領域
    の撮像信号の輝度レベルよりも大きな重み付け量にて重
    み付け処理する重み付け処理手段と、 該重み付け処理後の各領域の輝度レベルより撮像画面の
    輝度評価用の輝度評価値を算出する輝度評価値検出手段
    と、 前記輝度評価値の目標評価値に対する不足量を補う発光
    量により発光するストロボ装置と、 逆光状態では前記ストロボ装置を強制的に発光状態とす
    る強制発光モードと、非逆光状態では前記ストロボ装置
    は前記輝度評価値が前記目標評価値を下回る場合にのみ
    発光状態となる自動発光モードとを、撮影者の操作によ
    り切り替えるモード選択手段を備え、 前記輝度評価値検出手段には、固定発光量により前記ス
    トロボ装置をプリ発光させて本発光時の発光量を算出す
    るプリ発光手段を含み、 前記重み付け処理は、 前記強制発光モードのときは、前記中央領域だけを輝度
    評価の対象とする第1重み付けテーブルを利用し、 前記自動発光モードのときは、前記中央領域を重視しつ
    つ、前記周辺領域も考慮する第2重み付けテーブルを利
    用することを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記輝度評価値検出手段において、前記
    ストロボ装置を非発光状態とする第1撮影状態で得られ
    る輝度評価値Y0と、前記ストロボ装置を発光量が固定
    のプリ発光量Pにてプリ発光状態とする第2撮影状態で
    得られる輝度評価値YSとを検出し、前記両輝度評価値
    Y0、YS及びプリ発光量Pより本発光時の発光量Qを
    決定することを特徴とする請求項1記載の電子スチルカ
    メラ。
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