JP2002277725A - 合焦制御方法及び撮像装置 - Google Patents

合焦制御方法及び撮像装置

Info

Publication number
JP2002277725A
JP2002277725A JP2001072895A JP2001072895A JP2002277725A JP 2002277725 A JP2002277725 A JP 2002277725A JP 2001072895 A JP2001072895 A JP 2001072895A JP 2001072895 A JP2001072895 A JP 2001072895A JP 2002277725 A JP2002277725 A JP 2002277725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
evaluation value
block
focus evaluation
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001072895A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Numakura
覚 沼倉
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
株式会社リコー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd, 株式会社リコー filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001072895A priority Critical patent/JP2002277725A/ja
Publication of JP2002277725A publication Critical patent/JP2002277725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像画像に基づいて焦点制御を行なう合焦制
御方法及び撮像装置に関し、適正な合焦制御を行うこと
ができる合焦制御方法及び撮像装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 撮像画像の一部または全部を複数のブロ
ックに分割し、分割されたブロックのうち所定のブロッ
クより得られる輝度レベルが所定の基準輝度レベル範囲
内となるように露出を制御し、露出制御された後、撮像
画像の各ブロックの焦点評価値を生成し、さらに、所定
のフォーカス位置範囲内にあるブロックでの該焦点評価
値をもとに、さらに、新たに焦点評価値を生成し、生成
された再焦点評価値に基づいて合焦制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合焦制御方法及び撮
像装置に係り、撮像画像に基づいて焦点制御を行なう合
焦制御方法及び撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラにおいて、自動焦点
調節装置(オートフォーカス)については、何種類かの
方式が提案、実施されている。そのなかで、CCD撮像
素子からの映像信号を利用する方式として、「山登り方
式」がある。なお、「山登り方式」の詳細は、NHK 技術
研究 昭和40年、第17巻第1号、21頁「山登りサーボ方
式によるテレビカメラの自動焦点調整」石田他著に記載
がある。これは、映像信号のある値以上の周波数成分
(高周波成分)のレベルが、被写体のもつコントラスト
の度合いに対応することを利用した方式である。映像信
号の高周波成分を1フィールド毎に、焦点評価値とし
て、検出したとき、コントラストの度合いが高くなるほ
ど、焦点評価値が大きくなり、合焦位置では、ピーク
(山)となる性質を利用して合焦制御を行なう技術であ
る。この性質を利用し、焦点評価値を1フィールド前の
ものと常に比較し、焦点評価値が最大となるようにレン
ズ位置を移動し、制御することで、焦点調節を行なって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の山登り方式は、
通常のコントラストのある被写体においては、良好な焦
点調節制御を行なうことが可能である。しかし、合焦し
ようとする被写体(主に、画面の中央部における)のコン
トラストがない(コントラストが低い)場合には、焦点
評価値にノイズ成分を多く含み、正確な焦点評価値を得
ることができないために、合焦に失敗し、精度の良い焦
点調節制御ができないという問題があった。
【0004】また、上記の山登り方式は、画面に光源の
ような局所的な高輝度部を含まない、通常のコントラス
トのある被写体においては、良好な焦点調節制御を行な
うことが可能である。しかし、光源のように飽和した高
輝度部分があると、飽和によるエッジ部分で高周波成分
が発生する。従って、画面に光源のような局所的な高輝
度部を含む場合は、ぼけるに従って、高輝度部のコント
ラストの度合いがはっきりとしてくるので、焦点評価値
が大きくなり、疑似的なピークを発生してしまう。その
ため、この疑似的なピークとなる位置を合焦位置として
しまい、焦点調節制御に失敗するという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、適正な合焦制御を行なうことができる合焦制御方法
及び撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像画像の合
焦制御を行なう合焦制御方法において、前記撮像画像の
一部または全部を複数のブロックに分割するブロック分
割手順と、前記ブロック分割手順で分割されたブロック
のうち所定のブロックより得られる輝度レベルが所定の
基準輝度レベル範囲内となるように露出を制御する露出
制御手順と、前記露出制御手順で露出制御された後、前
記撮像画像の各ブロックの焦点評価値を生成し、さら
に、所定のフォーカス位置範囲内にあるブロックでの該
焦点評価値をもとに、さらに、新たに焦点評価値を生成
する焦点評価値生成手順と、前記焦点評価値生成手順で
生成された再焦点評価値に基づいて合焦制御を行なう合
焦制御手順とを有することを特徴とする。
【0007】本発明によれば、各フォーカス位置におけ
る所定の範囲にある複数のブロックの焦点評価値におい
て、所定のフォーカス位置範囲内にあるブロックでの焦
点評価値をもとに、さらに、新たに焦点評価値を求め、
この焦点評価値等をもとに、合焦制御を行なうことで、
種々のシーンに対して、適正な合焦制御を行なうことが
可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のブロッ
ク構成図を示す。
【0009】本実施例の撮像装置1は、レンズ11、絞
り12、CCD13、二重相関サンプリング回路(CD
S)14、AGC回路15、A/D変換回路16、画像
信号処理回路17、ブロック生成回路18、状態検出回
路19、バンドパスフィルタ20、焦点評価値生成回路
21、露出制御回路22、ピーク候補グループ生成回路
23、フォーカス制御回路24、フォーカス駆動回路2
5を含む構成とされている。
【0010】レンズ11は、撮像対象をCCD13に結
像させる。絞り12は、外界からCCD13に入射する
光の量を制御する。CCD13は、レンズ11及び絞り
12を通過した光を電気信号に変換する。CCD13で
変換された電気信号は、二重相関サンプリング回路14
に供給される。
【0011】二重相関サンプリング回路14は、CCD
13の蓄積電荷のノイズを低減する処理を行なう。二重
相関サンプリング回路14でノイズが低減された信号
は、AGC回路15に供給される。AGC回路15は、
二重相関サンプリング回路14からの信号の利得を制御
する。
【0012】AGC回路15から出力された信号は、A
/D変換回路16に供給される。A/D変換回路16
は、AGC回路15からの信号をディジタルデータに変
換する。A/D変換回路16で変換されたディジタルデ
ータは、画像信号処理回路17に供給される。
【0013】画像信号処理回路17は、A/D変換回路
16からのディジタルデータをNTSC方式に準拠した
輝度信号と色差信号に混合、分割された映像信号に変換
する。画像信号処理回路17の出力映像信号は、撮像情
報として図示しない記録装置により記録媒体に記録され
る。また、画像信号処理回路17から出力された映像信
号のうち輝度信号は、ブロック生成回路18及びバンド
パスフィルタ20並びにピーク候補グループ判定回路2
3に供給される。
【0014】ブロック生成回路18は、画像信号処理回
路17の出力映像信号をブロックに分割して、各ブロッ
ク内で累積を行なう。ブロック生成回路18で生成され
た各ブロックの累積結果は、状態検出回路19に供給さ
れる。
【0015】状態検出回路19は、ブロック生成回路1
8からの各ブロックの輝度レベルが所定の基準とする輝
度レベルの範囲内であるかどうかを決める。また、バン
ドパスフィルタ20は、画像信号処理回路17の出力映
像信号から所定の帯域の周波数成分を取り出す。バンド
パスフィルタ(BPF)20の出力は、焦点評価値生成
回路21に供給される。焦点評価値生成回路21は、バ
ンドパスフィルタ20からの信号に基づいて複数のブロ
ックでの焦点評価値を生成する。
【0016】状態検出回路19の判定結果は、露出制御
回路22に供給される。露出制御回路22は、状態検出
回路19からの判定結果に基づいて露出量を求めて、露
出量に基づいて絞り12、AGC回路15を制御する。
焦点評価値生成回路21で生成された焦点評価値は、フ
ォーカス制御回路24に供給される。
【0017】ピーク候補グループ生成回路23は、フォ
ーカス制御回路24から各フォーカス位置における複数
のブロックでの焦点評価値が供給され、所定のフォーカ
ス位置範囲内のブロックでの焦点評価値に基づいて、さ
らに、焦点評価値を生成し、被写体の焦点が合う位置
(合焦位置)を求める等の処理し、フォーカス制御回路
24に供給する。フォーカス制御回路24は、焦点評価
値生成回路21及びピーク候補グループ判定回路23か
らの焦点評価値により最終的な合焦位置を決める。フォ
ーカス制御回路24で求められた焦点位置に応じてフォ
ーカス駆動回路25が制御される。フォーカス駆動回路
25は、レンズ11の焦点がフォーカス制御回路24で
求められた焦点位置となるようにレンズ11を駆動す
る。次に、本実施例のブロック分割回路18の動作説明
を図2を用いて行なう。
【0018】図2は本発明の一実施例のブロック分割回
路の動作説明図を示す。ここでは、ブロック生成回路1
8が8×6ブロックの累積輝度を生成する場合の動作を
説明する。
【0019】フォーカス位置が無限遠のときの8 × 6
ブロックの累積輝度は Y1(i,j) ( i= 1 〜 8, j = 1
〜 6) とする。個々のブロックの焦点評価値を生成する
範囲は、図1に示されるエリアA2(6 × 4 ブロック)
とする。ここで、エリアA2は、エリアA1(4 × 4 ブ
ロック) を含んでいる。
【0020】エリアA1を画面中央部の第1の所定エリ
ア、エリアA2を画面中央部の第2の所定エリアとす
る。なお、エリアA1、エリアA2のサイズについて
は、一例であり、このサイズに限定するものではない。
図3は本発明の一実施例の状態検出回路の処理フローチ
ャートを示す。初期状態では、基準の輝度レベルの範囲
内ではないとする。まずステップS1−1で露光量をp
EV(Exposure Value)にして露光を行なう。
【0021】次に、ステップS1−2で輝度Ycが基準
の輝度レベルの範囲内であるかないかの判定を行なう。
判定は、下記の条件式に基づいて行なう。 Yl_thrd < Yc < Yu_thrd Yc は、例えば、図2に示すエリアA1内の全ブロック
の平均値である。すなわち、 Yc = Σ Y1(i,j)/16(i=3 〜 6,j=2 〜 5) Yl_thrd,Yu_thrd は、 基準の輝度レベルの範囲を決
める下限、上限のしきい値である。
【0022】ステップS1−2でYcが基準輝度レベル
範囲内になければ、ステップS1−3で露光量をqEV
にして再度露光を行なう。
【0023】また、ステップS1−2でYcが基準輝度
レベル範囲内にあれば、ステップS1−4で補正量CV
を求める。補正量CVは、基準の輝度レベルとする基準
値Tまでの補正量で、例えば、以下のようにして求めら
れる。 CV=−log2(T/Yc) なお、インプリメントする際は、補正量CVは線形補間
等により求めるようにしてもよい。
【0024】ステップS1−4で補正値CVが求まる
と、次にステップS1−5で露光量pEVで輝度Ycが
基準輝度レベル範囲になったときには、露光量(p+C
V)EVで露光し、露光量qEVで輝度Ycが基準輝度
レベル範囲になったときには、露光量(q+CV)EV
で露光を行なう。なお、露光量pEV、qEVは、測光
時において、測光範囲を全域カバーできるような任意の
EV(Exposure Value) に指定される。一般的なシーン
では、画面内に含まれる各輝度の被写体は、約5EVの
範囲となっている。従って、例えば、測光可能な範囲を
9 〜 17 EVとした場合は、p=13、q=16 と
すると、全域をカバーできる。基準の輝度レベルの範囲
内であるとされたときは、ピーク候補グループ生成回路
23、フォーカス制御回路24、フォーカス駆動回路2
5より、合焦制御を行なう。
【0025】一方、焦点評価値生成回路21は、フォー
カス駆動回路25によりレンズ11が、例えば、無限遠
側から至近側方向へ駆動された状態で、バンドパスフィ
ルタ20からの高周波成分を図2に示すエリアA2内の
個々のブロック内において積算して、焦点評価値を生成
している。露出制御回路22は、状態検出回路19での
補正量CV に基づいてエリアA1内全体に基づいて被
写体の明るさとなる露出量(EV)を求めて、絞り、シャ
ッター速度、AGCの制御を行なう。
【0026】次に、ピーク候補グループ生成回路23の
動作を詳細に説明する。
【0027】状態検出回路19、露出制御回路22の処
理で、基準の輝度レベルになった状態後、フォーカス領
域の無限遠側から至近側の全域でレンズ11を駆動し、
n ポイントのフォーカス位置で、個々の焦点評価値が得
られる。n ポイントのフォーカス位置で、図2に示すエ
リアA2内で得られる個々のブロックの焦点評価値を A(i)Sk (i= 1 〜 24, k = 1 〜 n) とする。
【0028】図2にエリアA2内に個々の焦点評価値の
ブロック位置を示す。
【0029】図4はnポイントの焦点評価値取得のフォ
ーカス位置、及び、焦点評価値の推移の例を示す。
【0030】図4で縦軸が、焦点評価値のレベル、横軸
がフォーカス位置で、左方向は、無限遠側、右方向側
は、至近側である。
【0031】なお、以降、フォーカス位置を表した図に
おいては、同様の方向で表記する。
【0032】また、無限遠側から至近側へのn ポイント
のフォーカス位置における、8 × 6ブロックの累積輝度
を Yk(i,j) ( i = 1 〜 8, j = 1 〜 6, k = 1 〜 n)
とする。
【0033】ピーク候補グループ生成回路23は、初め
に、高輝度ブロック判定処理を行なう。
【0034】高輝度ブロック判定処理について説明す
る。
【0035】図2に示すエリアA2内のYk(i,j) に
て、所定の値 y_thrd より大のブロックを高輝度ブロッ
クとする。すなわち、 Yk(i,j) > y_thrd (i = 2 〜 7, j = 2 〜 5, k = 1
〜 n) ..... X) ただし、y_thrd は、エリアA2におけるブロック位置
に応じて、設定値を変えるようにする。例えば、ブロッ
ク 位置 A(5)Sk 〜 A(12)Sk にある Yk(i,j)について
は、y_thrd1 、それ以外の位置にある Yk(i,j) につい
ては、y_thrd2とする。ここで、y_thrd1 > y_thrd2 と
する。すなわち、より周辺部にあるブロックに対して
は、高輝度ブロックと判定させやすくする。
【0036】図5はnポイントのフォーカス位置におけ
る任意のブロックでの輝度レベル変化例を示す。図5で
縦軸が、輝度レベル、横軸がフォーカス位置である。
【0037】図中、Aは、ブロック内全体が、高輝度に
なっている例である。図中、Bは、高輝度部が、無限遠
に位置し、ブロック内の一部分に高輝度部が入っている
ときの例で、至近側へ向かうにつれて、ぼけ量が大きく
なるので、ブロック内に占める高輝度部分が増大し、輝
度レベルが上昇し、高輝度ブロックとなる例である。図
中、Cは、ブロック内に高輝度部が存在しない例であ
る。
【0038】また、併せて、輝度レベルの変化を利用し
て、高輝度ブロックの判定も行なう。図2に示すエリア
A2内の 各Yk(i,j) にて、無限遠から至近側までのフ
ォーカス位置において、最大のものを y_max(i,j) 、最
小のものをy_min(i,j) とすると、y_max(i,j) と y_mi
n(i,j) が所定の割合 y_d_rate より大のブロックを高
輝度ブロックとする。すなわち、 (y_max(i,j) × 100)/y_min(i,j) > y_d_rate (i =
2 〜 7, j = 2 〜 5)..... Y) ただし、y_d_rate は、エリアA2におけるブロック位
置に応じて、設定値を変えるようにする。例えば、ブロ
ック 位置 A(5)Sk 〜 A(12)Sk にある Yk(i,j) につい
ては、y_d_rate1 、それ以外の位置にある Yk(i,j) に
ついては、y_d_rate2 とする。ここで、y_d_rate1 > y_
d_rate2 とする。すなわち、より周辺部にあるブロック
に対しては、高輝度ブロックと判定させやすくする。
【0039】以上、上記、X) または、Y) どちらかの条
件を満たせば、高輝度のブロックとする。
【0040】エリアA1内で、これらの条件を満たすブ
ロック数を y_num、図2に示すエリアA1内の総ブロッ
ク数を b_all (図1 では、b_all = 16)とする。
【0041】ただし、同ブロック位置において、1回で
もこれらの条件を満たせば、複数のフォーカス位置で条
件を満たしていても、条件を満たすブロック数は1個と
数える。
【0042】図2に示すエリアA1内の総ブロック数 b
_all にて、高輝度ブロック数 y_num が、所定の割合 y
_rate (%) 以上、占めているときは、高輝度例外フラグ
を立て、ピーク候補グループ生成回路23の処理は終了
し、フォーカス制御回路24によりフォーカス制御を行
なう。
【0043】そうでないときは、低コントラスト判定処
理が行なわれる。
【0044】すなわち、 if (y_num × 100)/b_all ≧ y_rate 高輝度例外フラグを立てる フォーカス制御回路24へ進む else 低コントラスト判定処理へ進む という処理が行なわれる。
【0045】なお、これ以降は、高輝度ブロックが存在
した位置に相当するところの、焦点評価値のブロックは
用いない。
【0046】図2に示すエリアA1内の位置にて、高輝
度ブロックを取り除いた残りの焦点評価値のブロック数
を b_all2 とする。
【0047】次に、低コントラスト判定処理について詳
細に説明する。
【0048】nポイントのフォーカス位置における焦点
評価値のブロック A(1)S1 〜 A(1)Sn を例に以下、説明
する。A(1)S1 〜 A(1)Sn で、最大のものを a1_max, 最
小のものを a1_min とする。
【0049】a1_max が所定のしきい値 af_evl_thrd 以
上、かつ、a1_max と a1_min の割合が所定のしきい値
af_rate_thrd 以下のとき、エリアA2におけるA(1)S1
〜A(1)Sn の位置のブロックは、コントラストのあるブ
ロック位置とし、そうでないときは、コントラストのな
いブロック位置とする。
【0050】すなわち、 if ((a1_max ≧ af_evl_thrd)&&(a1_min × 100)/a1_ma
x ≦ af_rate_thrd)) コントラストのあるブロック位置 else コントラストのないブロック位置 という処理を実行する。
【0051】この判定を、他の焦点評価値のブロック A
(i)Sk (i= 2 〜 24, k = 1 〜 n)についても行なう。エ
リアA1内にて、コントラストのない焦点評価値のブロ
ック位置数を n_cnst_num とする。ここで、コントラス
トのない焦点評価値のブロック位置数 n_cnst_num が、
エリアA1内の高輝度ブロックを取り除いた残りのブロ
ック数 b_all2 において、所定の割合 const_rate_thrd
以上、占めているときは、低コントラスト例外フラグ
を立て、ピーク候補グループ生成回路23は処理を終了
し、フォーカス制御回路24によりフォーカス制御を行
なう。そうでないときは、最大値グループ生成処理を実
行する。
【0052】すなわち、 if (n_cnst_num × 100)/b_all2 ≧ const_rate_thrd 低コントラスト例外フラグを立てる フォーカス制御回路24へ進む else ピーク候補グループ生成処理へ進む という処理を実行する。
【0053】なお、これ以降は、低コントラストのブロ
ックが存在した位置に相当するところの、焦点評価値の
ブロックは用いない。図1に示すエリアA1内の位置に
て、低コントラストのブロックを取り除いた残りの焦点
評価値のブロック数を b_all3 とする。
【0054】次に、ピーク候補グループ生成処理につい
て説明する。
【0055】図6は本発明の一実施例のピーク候補グル
ープ生成回路の処理フローチャートを示す。
【0056】初めに、ステップS2−1でこの時点で残
っている、n ポイントのフォーカス位置での焦点評価値
のブロック A(i)Sk (k = 1 〜 n) を用いて焦点評価値
A(i)Sk が最大になるフォーカス位置に関するヒストグ
ラムを求める。
【0057】図7は n ポイントのフォーカス位置にお
いて、フォーカス位置 k-1 で最大となる焦点評価値の
ブロック A(2)Sk-1、フォーカス位置 k で最大となるの
焦点評価値のブロック A(1)Sk、フォーカス位置 k+1 で
最大となるの焦点評価値のブロック A(3)Sk+1 、フォー
カス位置 n で最大となるの焦点評価値のブロック A(1
0)Sn が推移する一例を示す。図7において縦軸が焦点
評価値のレベル、横軸がフォーカス位置である。
【0058】図8は A(i)Sk が最大になるフォーカス位
置のヒストグラム例を示す。なお、図8は一例であり、
図7とは関連していない。
【0059】図8は縦軸が各フォーカス位置における焦
点評価値が最大になるものの頻度、横軸がフォーカス位
置を示している。
【0060】次に、図6に示すステップS2−2で、遠
距離側、近距離側での分布数を算出する。
【0061】図8で、bd_thrd は遠距離側、近距離側を
分割する所定のフォーカス位置である。
【0062】遠距離側の総分布数を b_all3_f、近距離
側の総分布数を b_all3_n(なお、この時点での全分布数
は、b_all3 である)とし、遠距離側内において、より近
距離側で、分布が最大になる位置を max_ptr_f とす
る。また、max_ptr_f より、近距離側方向への所定のフ
ォーカス範囲を dist_thrd_n、遠距離側方向への所定の
フォーカス範囲を dist_thrd_f とする。
【0063】ここで、max_ptr_f + dist_thrd_n ≧ bd_
thrdのときは、遠距離側、近距離側を分割する所定のフ
ォーカス位置 bd_thrd は (max_ptr_f + dist_thrd_
n)に変更される。なお、図9中の新 bd_thrdに相当す
る。さらに、再度、各側の分布数を求める。この場合、
遠距離側は、無限側のフォーカス位置から (max_ptr_f
+ dist_thrd_n) までの位置、すなわち、図9中の"新
遠距離側"として、総分布数を b_all3_f'とする。近距
離側は、(max_ptr_f + dist_thrd_n + 1)から最至近
までの位置、すなわち、図9中の"新近距離側"とし、総
分布数を b_all3_n' とする。 max_ptr_f + dist_thrd_n ≧ bd_thrd でないときは、 b_all3_f' = b_all3_f b_all3_n' = b_all3_n で、遠距離側、近距離側の境界 bd_thrd は変更しな
い。図9は縦軸が各フォーカス位置における焦点評価値
が最大になるものの頻度、横軸がフォーカス位置を示し
ている。
【0064】次に、図6に示すステップS2−3、S2
−9でピーク候補グループの生成を行なう。
【0065】ステップS2−3、S2−9では、ピーク
候補グループの生成にあたり、初めに前記の遠距離側、
近距離側のどちらの焦点評価値を用いるか決定する。
【0066】遠距離側の分布数 b_all3_f'が、全分布数
b_all3 において、所定の割合 far_rate_thrd以上占めている場合は、遠距離側の分布
(焦点評価値)を使用し、そうでない場合は、近距離側の
分布(焦点評価値)を使用する。すなわち、 if (b_all3_f' × 100)/b_all3 ≧ far_rate_thrd 遠距離側の分布を使用 else 近距離側の分布を使用 far_rate_thrd により、どちらの距離側を使用するか決定されるが、 far_rate_thrd は、近距離側、遠距離側の分布数が同程度の場合は、近
距離側が優先されるような値に設定する。
【0067】各決定された距離側の分布において、より
近距離側で、分布が最大になる位置を max_ptr、その位
置の分布数をhmax_num とする。
【0068】前記の 図8では、遠距離側の分布を使用
した例で、max_ptr = max_ptr_f である。
【0069】また、決定された距離側の総分布を cand_
num とする。すなわち、決定された距離側が遠距離側の
分布の場合は cand_num = b_all3_f' 決定された距離側が近距離側の分布の場合は cand_num = b_all3_n' である。max_ptr より、近距離側方向への所定のフォー
カス範囲 dist_thrd_n,遠距離側方向への所定のフォー
カス範囲 dist_thrd_f 内のフォーカス位置にある分布
の焦点評価値のブロックの集まりをピーク候補グループ
とする。
【0070】すなわち、(max_ptr - dist_thrd_f)か
ら(max_ptr + dist_thrd_n)までのフォーカス位置に
ある最大値となる焦点評価値でのブロックの集まりをピ
ーク候補グループと呼ぶ。ここで、ステップS2−9の
処理を行い、最終的なピーク候補グループを決定する。
至近側の所定のフォーカス位置を near_ptr とする。
【0071】max_ptr が、遠距離側にあるとき、また
は、near_ptr 以上、遠距離側にあるとき、ピーク候補
グループは、エリアA1内において、(max_ptr - dist
_thrd_f )から(max_ptr + dist_thrd_n)までのフォ
ーカス位置にある最大値となる焦点評価値でのブロック
の集まりとする。
【0072】max_ptr が、近距離側側にあり、かつ、ne
ar_ptr より、さらに、近距離側にあるとき、ピーク候
補グループは、エリアA2内において、(max_ptr - di
st_thrd_f) から( max_ptr + dist_thrd_n)までのフ
ォーカス位置にある最大値となる焦点評価値でのブロッ
クの集まりとする。ただし、高輝度ブロック判定処理
で、高輝度ブロックとされた、または、低コントラスト
判定処理で、低コントラストとされたブロック位置にお
ける焦点評価値は除く。
【0073】また、この場合、エリアA2までのものに
拡張したことに伴い、前記 hmax_num、cand_num を更新
する。
【0074】ピーク候補グループをエリアA2までのも
のに広げることで、超近距離にあるマクロな被写体に対
しての合焦精度をあげる。
【0075】ピーク候補グループ数を rep_num, ピーク
候補グループの焦点評価値のブロックをR(j)Sk' (j=1
〜 rep_num )とする。なお、 k' は、(max_ptr - dist
_thrd_f 〜 max_ptr + dist_thrd_n)内で、焦点評価値
が最大となっているブロックでのフォーカス位置とす
る。
【0076】図10は R(j)Sk' の一例を示す。例え
ば、被写体に相当する点描部分のところが、 R(j)Sk'
になる。なお、図中、Sk' は省略している。
【0077】ピーク候補グループが決定されたら、これ
をもとに合焦位置を求める。
【0078】まず、図6に示すステップS2−4で、ma
x_ptr の フォーカス位置での分布数 hmax_num が、ピ
ーク候補グループ数 rep_num において、所定の割合 h_
rateより大かどうか判定する。ステップS2−4で、所
定の割合 h_rate より大のときは、ステップS2−5
で、max_ptr の 位置を合焦位置とし、そうでなとき
は、ステップS2−6の処理へ進む。なお、ステップS
2−5へ進むケースでは、max_ptr 付近に分布がほとん
ど集中する場合なので、画面において、同一距離のコン
トラストのある被写体が占めて、誤差のない焦点評価値
が生成される状況を想定している。
【0079】また、ステップS2−6では、各決定され
た距離側の総分布 cand_num におけるピーク候補グルー
プ数 rep_numの占める割合をみて、ピーク候補グループ
のブロックでの分布のばらつき度合いにより、ステップ
S2−7または、ステップS2−8のどちらの処理を行
なうかを決めている。
【0080】ピーク候補グループ数 rep_num が各決定
された距離側の総分布 cand_num において、所定の割合
d_rate より大のときは、S7へ進み、R(j)Sk' 等を用
いて、合焦位置を求める。そうでないときは、S8へ進
み、中央部のブロック、例えば、A(6)Sk,A(7)Sk,A(10)S
k,A(11)Sk を用いて、合焦位置を求める。
【0081】ステップS2−7へ進むケースでは、max_
ptr 付近に分布が比較的、集中する場合なので、画面に
おいて、比較的、コントラストのある被写体が占めて、
焦点評価値が生成される状況を想定している。
【0082】ステップS2−8へ進むケースでは、分布
が分散する場合なので、画面において、コントラストの
ない被写体が多少含んでいるため、焦点評価値が多少不
安定に生成される状況を想定している。従って、このケ
ースでは、中央部のエリアを優先させ、ここでの焦点評
価値を用いることとする。
【0083】ステップS2−7について説明する。
【0084】フォーカス位置が(max_ptr - dist_thrd_
f)から(max_ptr + dist_thrd_n)の範囲にて、R(j)S
k' と同フォーカス位置にある A(i)Sk' を加算して新た
に、焦点評価値を求める。すなわち、(max_ptr - dist
_thrd_f)から(max_ptr + dist_thrd_n)の範囲内に
て、R(j)Sk' の焦点評価値の取得ポイントが、q ポイン
トあるとして、新たな焦点評価値を(max_ptr - dist_t
hrd_f)の位置から至近方向へ、順に、P1,P2, ... ,Pq
、R(j)Sk' に相当する画面中でのブロック位置を A'
(l)Sk' で表すと、新焦点評価値 Pm (m= 1 〜 q)は Pm = Σ A'(l)Sk' (l= 1 〜 rep_num) で表される。
【0085】なお、フォーカス位置 K' は(max_ptr -
dist_thrd_f)〜(max_ptr + dist_thrd_n)内のR(j)S
k'の存在するフォーカス位置である。
【0086】図11は縦軸が焦点評価値のレベル、横軸
がフォーカス位置で、図10のR(j)Sk'が対応している
例である。なお、図中、フォーカス位置 Sk' の記述は
省略する。
【0087】図11において、Pm は、同フォーカス位
置にある ● 、□ 印の焦点評価値を積算することで得
られる。図10、図11を例に、R(j)Sk'と A'(l)Sk'
の相関を具体的に示す。フォーカス位置 Sk'の記述を省
略して、画面中でのブロック位置のみを示すと以下の通
りである。 A'(1) = R(1) = A(6) , A'(2) = R(2) = A(7) A'(3) = R(3) = A(10) , A'(4) = R(4) = A(11) A'(5) = R(5) = A(14) , A'(6) = R(6) = A(15) この Pm において、より近距離側で、最大になるところ
のフォーカス位置を合焦位置とする。
【0088】次にステップS2−8について説明する。
ステップS2−8では、中央部のブロック、例えば、A
(6)Sk,A(7)Sk,A(10)Sk,A(11)Sk を用いて、ステップS
2−7同様に、新たな焦点評価値を求め、それをもとに
合焦位置を求める。
【0089】ただし、フォーカス範囲は、ステップS2
−3で決定された距離側(近距離側、または、遠距離側)
の範囲内で、新焦点評価値を求める。
【0090】ステップS2−3で決定された距離側での
フォーカス位置が、r ポイントあるとして、新たな焦点
評価値を決定された距離側の範囲における遠距離方向か
ら、順に P'1,P'2, ... , P'r で表すと、新焦点評価値
P'm はステップS2−3で決定された距離側が遠距離
側のときは、 P'm = A(6)Sk + A(7)Sk + A(10)Sk + A(11)Sk (m= 1
〜 r, k = 1 〜 bd_thrd) となる。
【0091】また、ステップS2−3で決定された距離
側が近距離側のときは、 P'm=A(6)Sk+A(7)Sk+A(10)Sk+A(11)Sk(m=1〜r,k=bd_thrd
+1〜n) でとなる。
【0092】この P'm において、より近距離側で、最
大になるところのフォーカス位置を合焦位置とする。
【0093】図12にステップS2−3で決定された距
離側が、遠距離側での例を説明するための図を示す。図
12は縦軸が、焦点評価値のレベル、横軸がフォーカス
位置である。
【0094】図12において、P'm は、同フォーカス位
置にある ● 、□ 印の焦点評価値を積算することで得
られる。フォーカス制御回路24では、23からの結果
をもとに、最終的な合焦位置を求める。
【0095】図13は本発明の一実施例のフォーカス制
御回路の動作フローチャートを示す。
【0096】ステップS3−1で、高輝度例外フラグま
たは、ステップS3−3で低コントラスト例外フラグが
立っているときは、ステップS3−2、S3−4で、例
えば、無限遠などの所定の位置を合焦位置とする。所定
の位置は、高輝度例外フラグ、低コントラスト例外フラ
グ毎に、別々に定めても構わない。
【0097】ステップS3−1、S3−3で高輝度例外
フラグ、及び、低コントラスト例外フラグが共に立って
いないときは、ステップS3−5で、図6に示すステッ
プS2−7または、S2−8で求めた、合焦位置を最終
的な合焦位置とする。
【0098】フォーカス駆動回路25にて、フォーカス
制御回路24において最終決定された合焦位置へ移動し
合焦制御は、終了する。
【0099】図14〜図17はエリアA1内での種々の
シーンの具体例を示す。また、図18〜図 21は各
々、図14〜図17に対応するエリアA1内で焦点評価
値のブロックが最大になるフォーカス位置でのヒストグ
ラムの一例を示す。図18〜図21は縦軸が、各フォー
カス位置における焦点評価値が最大になるものの頻度、
横軸がフォーカス位置を示している。
【0100】なお、図14〜図21は、あくまでも、説
明のためのひとつの例であり、厳密に、必ず、このよう
になるとは限らない。
【0101】図14、図18は単一のコントラストのあ
る被写体(斜線部分)が画面において占め、被写体は、近
距離側、背景は、遠距離側に位置するとした例である。
【0102】図18に示すように、単一のコントラスト
のある被写体が、画面において占めているので、被写体
のある合焦位置付近に分布が集中する。この場合、図6
に示すピーク候補グループ生成処理では、ステップS2
−5、または、ステップS2−7の処理に対応する。
【0103】図15、図19は遠距離側の被写体と近距
離側の被写体が混在し、近距離側の被写体が離れて位置
し、中央部があいている(中抜けになっている)例を示
している。斜線部分の被写体が近距離側、点描部分の被
写体が遠距離側に位置する。
【0104】図19に示すように遠距離側の被写体と、
近距離側の被写体が混在しているので、近距離側と、遠
距離側に分布が集中する。この場合、図6に示すピーク
候補グループ生成処理での、近距離側が優先され、ステ
ップS2−5、または、ステップS2−7の処理で対応
する。ピーク候補グループ生成処理により中抜けを防ぐ
ことが可能となる。
【0105】図16、図20は上部に高輝度部を含んだ
例で、斜線部分の被写体、高輝度部とも、遠距離側に位
置する例を示す。図20に示すように近距離側へ行くに
つれて、高輝度部のコントラストの度合いがはっきりと
している。すなわち、焦点評価値が大きくなり、合焦位
置を求める際は、点描部分の分布に相当する焦点評価値
のブロックは、削除し、斜線部分の分布に相当する焦点
評価値のブロックを用いる。この場合、図6に示すピー
ク候補グループ生成処理では、ステップS2−5、また
は、ステップS2−7の処理で対応する。
【0106】図17、図21は上部にコントラストがな
い部分を含み、また、全体的にコントラストが多少、低
い部分が占め、中央部に、多少コントラストのあるもの
が位置する例を示す。図17では、上部の無地部分は、
コントラストがない。また、点描部分はコントラストが
多少低い。斜線部分は、多少コントラストがある。ま
た、すべてのぶぶんが遠距離側に位置する。この場合、
ヒストグラムは、図21に示すように、全体的にコント
ラストが多少、低い部分が占めているので、分布が分散
し、特に、コントラストがない部分(グラフでは、無地
部分の分布)が大きく、分散している状態となる。合焦
位置を求める際は、無地部分の分布に相当する焦点評価
値のブロックは、削除し、斜線及び点描部分の分布(コ
ントラストがない部分以外)に相当する焦点評価値のブ
ロックを用いる。この場合、図6に示すピーク候補グル
ープ生成処理では、ステップS2−8の処理で対応す
る。
【0107】なお、このケースでは、分布が分散してい
ることにより、焦点評価値の値が多少、不安定である状
態を示す。また、種々の距離に被写体が点在する場合で
あり、中央部のエリアを優先させるか、場合によって
は、図13に示すステップS3−11の低コントラスト
例外時の処理を行なうことで、合焦精度を上げる。
【0108】エリアA2までのものに広げるケースで
は、超近距離にあるマクロな被写体を想定し、領域を拡
大することで、コントラストのあるものが存在する確率
を高め、合焦精度を上げる。
【0109】以上、種々のシーンに対して、前記ピーク
候補グループ生成処理により対応することで、精度の高
い合焦制御を行なうことが可能となる。以上説明したよ
うに、実施例によれば、ピーク候補グループ生成部23
で、各フォーカス位置における所定の範囲にある複数の
ブロックの焦点評価値において、所定のフォーカス位置
範囲内にあるブロックでの焦点評価値をもとに、さら
に、新たに焦点評価値を求め、この焦点評価値等をもと
に、合焦制御を行なうことにより、種々のシーンに対し
て、適正な合焦制御を行なうことが可能となる。
【0110】また、ピーク候補グループ生成部23は、
無限遠から至近側までのフォーカス位置において、焦点
評価値を生成する複数のブロックと同等の位置にある輝
度信号のブロックが、ブロック位置により設定される所
定のしきい値以下、かつ、無限遠から至近側までのフォ
ーカス位置における輝度信号の最大値と最小値の割合
が、ブロック位置により設定される所定のしきい値以下
であり、かつ、無限遠から至近側までのフォーカス位置
における焦点評価値の最大値が所定のしきい値以上、か
つ、無限遠から至近側までのフォーカス位置における焦
点評価値の最大値と最小値の割合が、所定のしきい値以
下となるところの焦点評価値のブロックを用いる、すな
わち、誤差を含んだ不安定な焦点評価値は、用いないの
で、精度の良い合焦制御を行なうことが可能となる。
【0111】さらに、ピーク候補グループ生成部23
で、無限遠から至近側までのフォーカス位置において、
焦点評価値を生成する複数のブロックと同等の位置にあ
る輝度信号のブロックで、ブロック位置により設定され
る所定のしきい値より大となるもの、または、無限遠か
ら至近側までのフォーカス位置における輝度信号の最大
値と最小値の割合が、ブロック位置により設定される所
定のしきい値より大となるものが、画面中央部の所定エ
リア内のブロックにおいて、ある所定の割合以上、占め
て入る場合は、新たに焦点評価値は求めず、その位置を
合焦位置とする。このため、誤差を含んだ不安定な焦点
評価値を用いた制御を行なわないので、合焦精度を保つ
ことが可能となる。
【0112】また、ピーク候補グループ生成部23は、
画面の中央部の第一の所定のエリア内の焦点評価値を生
成するブロックで焦点評価値が最大になるフォーカス位
置近傍の所定の範囲内のフォーカス位置が、所定の至近
距離位置より遠距離側にあるときは、画面の中央部の第
一の所定のエリア内の焦点評価値を生成するブロックで
焦点評価値が最大になるフォーカス位置近傍の所定の範
囲内のフォーカス位置にあるブロックでの焦点評価値を
用いて、新たに、焦点評価値を生成し、それをもとに、
合焦位置を決定するので、合焦位置相当近傍の精度が良
い焦点評価値を用いることになり、合焦精度を上げるこ
とが可能となる。
【0113】さらに、ピーク候補グループ生成部23
は、画面の中央部の第一の所定のエリア内の焦点評価値
を生成するブロックで焦点評価値が最大になるフォーカ
ス位置近傍の所定の範囲内のフォーカス位置が、所定の
至近距離位置から近距離側にあるときは、画面の中央部
の第一の所定のエリアより大きい第二の所定のエリア内
の焦点評価値を生成するブロックで焦点評価値が最大に
なるフォーカス位置近傍の所定の範囲内のフォーカス位
置にあるブロックでの焦点評価値を用いて、新たに、焦
点評価値を生成し、それをもとに、合焦位置を決定する
ので、より至近側に位置するマクロな被写体に対して、
合焦位置相当近傍の精度が良い焦点評価値を用いること
になり、合焦精度を上げることが可能となる。
【0114】
【発明の効果】本発明によれば、各フォーカス位置にお
ける所定の範囲にある複数のブロックの焦点評価値にお
いて、所定のフォーカス位置範囲内にあるブロックでの
焦点評価値をもとに、さらに、新たに焦点評価値を求
め、この焦点評価値等をもとに、合焦制御を行なうこと
で、種々のシーンに対して、適正な合焦制御を行なうこ
とが可能となる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例のブロック生成回路の動作説
明図である。
【図3】本発明の一実施例の状態検出回路の処理フロー
チャートである。
【図4】nポイントの焦点評価値取得のフォーカス位
置、及び、焦点評価値の推移を示す図である。
【図5】nポイントのフォーカス位置における任意のブ
ロックでの輝度レベル変化例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例のピーク候補グループ生成回
路の処理フローチャートである。
【図7】n ポイントのフォーカス位置の所定の焦点評価
値のブロックの推移を示す図である。
【図8】焦点評価値が最大になるフォーカス位置のヒス
トグラムを示す図である。
【図9】焦点評価値が最大になるフォーカス位置のヒス
トグラムを示す図である。
【図10】本発明の一実施例のピーク候補グループ生成
回路の動作説明図である。
【図11】本発明の一実施例の合焦位置を求める方法を
説明するための図である。
【図12】本発明の一実施例の合焦位置を求める方法を
説明するための図である。
【図13】本発明の一実施例のフォーカス制御回路の処
理フローチャートである。
【図14】エリアA1内での種々のシーンの具体例を示
す図である。
【図15】エリアA1内での種々のシーンの具体例を示
す図である。
【図16】エリアA1内での種々のシーンの具体例を示
す図である。
【図17】エリアA1内での種々のシーンの具体例を示
す図である。
【図18】図14に対応するエリアA1内で焦点評価値
のブロックが最大になるフォーカス位置でのヒストグラ
ムの一例を示す図である。
【図19】図15に対応するエリアA1内で焦点評価値
のブロックが最大になるフォーカス位置でのヒストグラ
ムの一例を示す図である。
【図20】図16に対応するエリアA1内で焦点評価値
のブロックが最大になるフォーカス位置でのヒストグラ
ムの一例を示す図である。
【図21】図17に対応するエリアA1内で焦点評価値
のブロックが最大になるフォーカス位置でのヒストグラ
ムの一例を示す図である。
【符号の説明】
11 レンズ 12 絞り 13 CCD 14 二重相関サンプリング回路 15 AGC回路 16 A/D変換回路 17 画像信号処理回路 18 ブロック生成回路 19 状態検出回路 20 バンドパスフィルタ 21 焦点評価値生成回路 22 露出制御回路 23 ピーク候補グループ生成回路 24 フォーカス制御回路 25 フォーカス駆動回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像画像の合焦制御を行なう合焦制御方
    法において、 前記撮像画像の一部または全部を複数のブロックに分割
    するブロック分割手順と、 前記ブロック分割手順で分割されたブロックのうち所定
    のブロックより得られる輝度レベルが所定の基準輝度レ
    ベル範囲内となるように露出を制御する露出制御手順
    と、 前記露出制御手順で露出制御された後、前記撮像画像の
    各ブロックの焦点評価値を生成し、さらに、所定のフォ
    ーカス位置範囲内にあるブロックでの該焦点評価値をも
    とに、さらに、新たに焦点評価値を生成する焦点評価値
    生成手順と、 前記焦点評価値生成手順で生成された再焦点評価値に基
    づいて合焦制御を行なう合焦制御手順とを有することを
    特徴とする合焦制御方法。
  2. 【請求項2】 前記評価値生成手順は、無限遠から至近
    側までのフォーカス位置を移動させ、焦点評価値を生成
    する複数のブロックと同等の位置にある輝度信号のブロ
    ックが、ブロック位置により設定される所定のしきい値
    以下、かつ、無限遠から至近側までのフォーカス位置に
    おける輝度信号の最大値と最小値の割合がブロック位置
    により設定される所定のしきい値以下であり、かつ、無
    限遠から至近側までのフォーカス位置における焦点評価
    値の最大値が所定のしきい値以上、かつ、無限遠から至
    近側までのフォーカス位置における焦点評価値の最大値
    と最小値の割合が所定のしきい値以下となるところの焦
    点評価値のブロックを用いることを特徴とする請求項1
    記載の合焦制御方法。
  3. 【請求項3】 前記評価値生成手順は、無限遠から至近
    側までのフォーカス位置において、焦点評価値を生成す
    る複数のブロックと同等の位置にある輝度信号のブロッ
    クで、ブロック位置により設定される所定のしきい値よ
    り大となるもの、または、無限遠から至近側までのフォ
    ーカス位置における輝度信号の最大値と最小値の割合
    が、ブロック位置により設定される所定のしきい値より
    大となるものが、画面中央部の所定エリア内のブロック
    において、ある所定の割合以上、占めて入る場合は、新
    たに焦点評価値は求めず、所定の位置を合焦位置とする
    ことを特徴とする請求項1記載の合焦制御方法。
  4. 【請求項4】 前記評価値生成手順は、画面中央部の第
    1の所定のエリア内の焦点評価値を生成するブロックで
    焦点評価値が最大になるフォーカス位置近傍の所定の範
    囲内のフォーカス位置が、所定の至近距離位置より遠距
    離側にあるときは、画面の中央部の第1の所定エリア内
    の焦点評価値を生成するブロックで焦点評価値が最大に
    なるフォーカス位置近傍の所定の範囲内のフォーカス位
    置にあるブロックでの焦点評価値を用いて、新たに、焦
    点評価値を生成し、それをもとに、合焦位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の合焦制御方法。
  5. 【請求項5】 前記評価値生成手順は、画面中央部の第
    1の所定のエリア内の焦点評価値を生成するブロックで
    焦点評価値が最大になるフォーカス位置近傍の所定の範
    囲内のフォーカス位置が、所定の至近距離位置から近距
    離側にあるときは、画面中央部の第一の所定のエリアよ
    り大きい第二の所定のエリア内の焦点評価値を生成する
    ブロックで焦点評価値が最大になるフォーカス位置近傍
    の所定の範囲内のフォーカス位置にあるブロックでの焦
    点評価値を用いて、新たに、焦点評価値を生成し、それ
    をもとに、合焦位置を決定することを特徴とする請求項
    1記載の合焦制御方法。
  6. 【請求項6】 撮像画像の合焦制御を行ないつつ撮像を
    行なう撮像装置において、 前記撮像画像の一部または全部を複数のブロックに分割
    するブロック分割部と、 前記ブロック分割部で分割されたブロックのうち所定の
    ブロックより得られる輝度レベルが所定の基準輝度レベ
    ル範囲内となるように露出を制御する露出制御部と、 前記露出制御部で露出制御された後、前記撮像画像の各
    ブロックの焦点評価値を生成し、所定のフォーカス位置
    範囲内にあるブロックでの該焦点評価値をもとに、さら
    に、新たに焦点評価値を生成する焦点評価値生成部と、 前記焦点評価値生成手順で生成された焦点評価値に基づ
    いて合焦制御を行なう合焦制御部とを有することを特徴
    とする撮像装置。
JP2001072895A 2001-03-14 2001-03-14 合焦制御方法及び撮像装置 Pending JP2002277725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001072895A JP2002277725A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 合焦制御方法及び撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001072895A JP2002277725A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 合焦制御方法及び撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002277725A true JP2002277725A (ja) 2002-09-25

Family

ID=18930412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001072895A Pending JP2002277725A (ja) 2001-03-14 2001-03-14 合焦制御方法及び撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002277725A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2166408A1 (en) 2008-09-17 2010-03-24 Ricoh Company, Ltd. Imaging device and imaging method using the same
WO2010101269A1 (en) 2009-03-03 2010-09-10 Ricoh Company, Ltd. Imaging apparatus, reproduction display apparatus, image recording method, and reproduction displaying method
US8041205B2 (en) 2009-04-07 2011-10-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Electronic camera
JP2011215200A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Casio Computer Co Ltd 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
JP2012159795A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nikon Corp 焦点調節装置および撮像装置
JP2013122611A (ja) * 2013-02-01 2013-06-20 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、合焦方法及びプログラム
JP2013235164A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2014052855A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Canon Inc 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2015055770A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社ミツトヨ 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び画像測定装置
US10200588B2 (en) 2014-03-26 2019-02-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Method including generating and displaying a focus assist image indicating a degree of focus for a plurality of blocks obtained by dividing a frame of image signal

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2166408A1 (en) 2008-09-17 2010-03-24 Ricoh Company, Ltd. Imaging device and imaging method using the same
US8576327B2 (en) 2009-03-03 2013-11-05 Ricoh Company, Ltd. Focus bracket photographing imaging apparatus, reproduction display apparatus, image recording method, and reproduction displaying method
WO2010101269A1 (en) 2009-03-03 2010-09-10 Ricoh Company, Ltd. Imaging apparatus, reproduction display apparatus, image recording method, and reproduction displaying method
US8041205B2 (en) 2009-04-07 2011-10-18 Sanyo Electric Co., Ltd. Electronic camera
JP2011215200A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Casio Computer Co Ltd 撮影装置、撮影方法、及びプログラム
JP2012159795A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Nikon Corp 焦点調節装置および撮像装置
JP2013235164A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP2014052855A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Canon Inc 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2013122611A (ja) * 2013-02-01 2013-06-20 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、合焦方法及びプログラム
JP2015055770A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 株式会社ミツトヨ 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び画像測定装置
CN104459974A (zh) * 2013-09-12 2015-03-25 株式会社三丰 信息处理装置、信息处理方法、程序和影像测量装置
CN104459974B (zh) * 2013-09-12 2018-09-25 株式会社三丰 信息处理装置、信息处理方法、程序和影像测量装置
US10200588B2 (en) 2014-03-26 2019-02-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Method including generating and displaying a focus assist image indicating a degree of focus for a plurality of blocks obtained by dividing a frame of image signal
US10728440B2 (en) 2014-03-26 2020-07-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Apparatus for generating and displaying a focus assist image indicating a degree of focus for a plurality of blocks obtained by dividing a frame of image signal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7382411B2 (en) Method for focus adjusting and camera
US8023035B2 (en) Auto-focusing apparatus and image pickup apparatus including the same
JP2002182106A (ja) デジタルスチルビデオカメラの合焦制御方式
JP5780756B2 (ja) 焦点調節装置及び方法
JP2008009341A (ja) オートフォーカス装置、撮像装置及びオートフォーカス方法
JP5704851B2 (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2007065048A (ja) 撮影装置およびフォーカス制御方法
JP2004361484A (ja) オートフォーカスカメラ
JP2004325517A (ja) 撮像装置
US7733410B2 (en) Electronic camera and focus control method which minimizes the time required for adjusting a focus
US20140300792A1 (en) Focusing apparatus and method for controlling the same, and image pickup apparatus
US7999874B2 (en) Image-pickup apparatus and focus controlling method
US6636262B1 (en) Automatic focusing device
JP2009198574A (ja) 焦点調節装置及びその制御方法
JP2002277725A (ja) 合焦制御方法及び撮像装置
US10542202B2 (en) Control apparatus that performs focusing by imaging-plane phase difference AF, image capturing apparatus, control method, and non-transitory computer-readable storage medium
US8270755B2 (en) Method to evaluate contrast value for an image and applications thereof
CN107888819B (zh) 一种自动聚焦方法及装置
US10747089B2 (en) Imaging apparatus and control method of the same
JP2002365522A (ja) 合焦制御装置
JP2002333571A (ja) 自動合焦装置、自動合焦方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム
JP2000201295A (ja) デジタルスチルビデオカメラ
JP2000184270A (ja) デジタルスチルビデオカメラ
JP2013160991A (ja) 撮像装置
JP2001013401A (ja) デジタルスチルビデオカメラ