JP5218140B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力(アシスト力)を伝達する電動モータと、電動モータを制御する制御ユニットとを備えた電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置の制御ユニットとして、電動モータの電源ラインに接続するスイッチング素子を含む駆動回路と、スイッチング素子の動作を制御する制御回路と、駆動回路が実装された金属材料からなる1枚の金属基板と、制御回路が実装された絶縁性材料からなる絶縁基板と、制御ユニットの外壁を構成する放熱ケースとを備え、放熱ケース内に金属基板を取付け、金属基板の上部に積層状態となるように絶縁基板を放熱ケース内に取付け、金属基板及び絶縁端子を信号端子及びパワー端子を介して接続した構造のものが知られている(例えば、特許文献1)。
また、電動モータのモータ電流が増大すると、金属基板に実装されている駆動回路部品の自己発熱が増大して熱的耐性が得られなくなる。そこで、金属基板にサーミスタ等の温度センサを実装し、温度センサの検出温度が上昇するとモータ電流を低下させることで金属基板に実装した駆動回路部品の自己発熱を抑制する技術も知られている(例えば、特許文献2)。
特開2003−11829号公報 特開2003−19973号公報
ところで、大型車両に電動パワーステアリング装置を採用する場合、アシスト力を増大させるために電動モータに供給するモータ電流の大電流化と、車両搭載性の向上のために制御ユニットの小型化が同時に要求されている。
特許文献1の制御ユニットの制御回路を実装する絶縁基板は、マイコンの高機能化による制御回路部品の削減や、特定用途向けIC(ASIC)その他の半導体集積回路等を行うことで小型化が可能である。しかし、駆動回路を実装する1枚の金属基板は、駆動回路部品を小型化しても、大電流で自己発熱する駆動回路部品の放熱に必要な放熱容積を確保しなければならないので、面積が小さな小型の金属基板にはできない。
したがって、特許文献1は、モータ電流の大電流化と制御ユニットの小型化を両立することができない。
ここで、放熱ケースの内部空間に2枚以上の金属基板を取付け、各金属基板に自己発熱の大きな駆動回路部品を分割して実装し、特許文献2のように、各金属基板に実装した複数の温度センサの検出温度に基づいてモータ電流を制御することで、駆動回路部品の自己発熱を抑制することが考えられるが、複数の温度センサと、これら温度センサの信号処理に必要な回路が必要になり、部品点数の増大によりコストアップの面で問題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、操舵補助力を増大させるために電動モータを制御するモータ電流の大電流化と、車両搭載性の向上のために制御ユニットの小型化を同時に図ることができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る電動パワーステアリング装置は、操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記電動モータを制御する制御ユニットと、を備えた電動パワーステアリング装置において、前記制御ユニットは、開口部を有する放熱ケースと、この放熱ケース内の底面に固定されている第1金属基板と、この第1金属基板の一部に所定の空間をあけて重なり合う支持板を設けて前記放熱ケースに固定されている補助放熱板と、前記支持板上に固定されている第2金属基板と、前記第1金属基板及び前記第2金属基板を覆うように前記放熱ケースの前記開口部側に固定されている絶縁基板と、前記第1金属基板の前記支持板に重なり合っている部位及び前記支持板に重なり合っていない部位に実装されている駆動回路を構成する一部の部品と、前記第2金属基板に実装されている前記駆動回路を構成する残りの部品と、前記絶縁基板に実装されている制御回路及び電源回路を構成する部品とを備えている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、前記第1金属基板の前記支持板に重なり合っている部位及び前記第2金属基板に、高さの低い前記駆動回路を構成する部品が実装されており、前記第1金属基板の前記支持板に重なり合っていない部位に、高さの高い前記駆動回路を構成する部品が実装されているようにした。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の電動パワーステアリング装置において、前記制御ユニットは、前記第1及び第2金属基板に実装されている前記駆動回路を構成する部品の過熱を防止する過熱防止機能を備えている。
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の電動パワーステアリング装置において、前記過熱防止機能は、前記第1及び第2金属基板に実装されている駆動回路を構成する部品の周囲温度を検出する周囲温度検出手段と、この周囲温度検出手段に基づいて前記駆動回路を構成する部品のジャンクション温度を演算するジャンクション温度演算手段と、前記ジャンクション温度演算手段が演算したジャンクション温度に基づいて前記電動モータの制御電流を変更する制御電流変更手段とを備えている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の電動パワーステアリング装置において、前記周囲温度検出手段は、前記第2金属基板に近接した前記第1金属基板上に配置されており、前記ジャンクション温度演算手段は、前記周囲温度検出手段が検出した周囲温度を前記第1金属基板に実装した前記駆動回路を構成する一部の部品の第1ジャンクション温度とするとともに、前記周囲温度検出手段が検出した周囲温度に基づいて前記第2金属基板に実装した前記駆動回路を構成する残りの部品の第2ジャンクション温度を推定演算し、前記制御電流変更手段は、前記第1ジャンクション温度及び第2ジャンクション温度のうち高い温度に基づいて前記電動モータの制御電流を変更するようにした。
さらに、請求項6記載発明は、請求項5記載の電動パワーステアリング装置において、前記ジャンクション温度演算手段は、予め記憶している前記駆動回路の部品の熱抵抗、熱容量等に基づいて前記第1ジャンクション温度及び前記第2ジャンクション温度を補正する。
本発明に係る電動パワーステアリング装置によると、電動モータ5を制御するモータ電流が大電流になっても、駆動回路が第1金属基板23及び第2金属基板24に実装されているので、大電流で自己発熱する駆動回路の放熱面積を十分に確保することができる。
また、駆動回路を構成する部品を重なり合うように配置したので、制御ユニットを小型にして車両搭載性を向上させることができる。
したがって、本発明の電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールの操舵トルクに応じた操舵補助力を増大させるために電動モータを制御するモータ電流の大電流化と、車両搭載性の向上のために制御ユニットの小型化を同時に図ることができる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の一実施形態を右ハンドル車に適用した場合の右方向から示した斜視図である。 制御ユニットの分解斜視図である。 減速ギヤボックスの要部を示す縦断面図である。 制御ユニットの回路ブロック図である。 制御ユニットの要部断面図である。 本発明に係る過熱防止機能ブロック図である。 過熱防止機能を示すフローチャートである。 ジャンクション温度演算処理ルーチンを示すフローチャートである。 予め記憶されているジャンクション温度演算テーブルを示すグラフである。 予め記憶されている温度保護テーブルを示すグラフである。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という。)を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の一実施形態を右ハンドル車に適用した場合の右方向から示した斜視図、図2は制御ユニットの分解斜視図、図3は減速ギヤボックスの要部を示す縦断面図、図4は制御ユニットの回路ブロック図、図5は制御ユニットの要部断面図、図6は本発明に係る過熱防止機能ブロック図、図7は過熱防止機能を示すフローチャート、図8はジャンクション温度演算処理ルーチンを示すフローチャート、図9は制御回路で記憶されているジャンクション温度演算テーブル、図10は制御回路で記憶されている温度保護テーブルである。
図1において、符号1はコラム型の電動パワーステアリング装置であり、ステアリングホイール(図示せず)に連結されたステアリングシャフト2を回転自在に内装するステアリングコラム3に、減速ギヤボックス4が連結され、この減速ギヤボックス4に、軸方向がステアリングコラム3の軸方向と直交する方向に延長された電動モータ5が配設されている。
ステアリングコラム3は、内管3a及び外管3bの2重管構造となっている。そして、ステアリングコラム3の外管3b及び減速ギヤボックス4が、アッパ取付ブラケット6及びロア取付ブラケット7によって車体側に取付けられている。ロア取付ブラケット7は、車体側部材(不図示)に取付けられる取付板部7aと、この取付板部7aの下面から左右方向に所定間隔を保って平行に延長する一対の支持板部7bとで形成されている。そして、支持板部7bの下端が、減速ギヤボックス4の車両前方側に一体形成された支持部4bに枢軸7cを介して回動自在に連結されている。
アッパ取付ブラケット6は、車体側部材(不図示)に取付けられる取付板部6aと、この取付板部6aの下端に固定されて左右(車幅)方向に離間している1対の支持板部6bと、これら一対の支持板部6bに形成されたステアリングコラム3の外管3bを支持するチルト機構6cとを備えている。そして、チルト機構6cのチルトレバー6gを回動させ、外管3bの支持状態を解除することにより、ステアリングコラム3をロア取付ブラケット7の枢軸7cを中心として上下にチルト位置調整可能とされている。
ステアリングシャフト2は、図3に示すように、上端がステアリングホイール(図示せず)に連結される入力軸2aと、この入力軸2aの下端にトーションバー2bを介して連結されたトーションバー2bを覆う出力軸2cとで構成されている。
減速ギヤボックス4は、高熱伝導性を有する材料例えばアルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金の何れか1つを例えばダイキャスト成型することにより形成されている。
この減速ギヤボックス4は、電動モータ5の出力軸(不図示)に連接されたウォーム11を収納するウォーム収納部12と、このウォーム収納部12の下側にその中心軸と直交する中心軸を有しウォーム11に噛合するウォームホイール13を収納するウォームホイール収納部14と、このウォームホイール収納部14の車両後方側に一体に同軸的に連結されたトルクセンサ15を収納するトルクセンサ収納部16と、ウォーム収納部12の開放端面に形成された電動モータ5を取付けるモータ取付部17と、トルクセンサ収納部16の車両後端に形成された筒状のコラム取付部18と、ウォーム収納部12とウォームホイール収納部14の一部に跨がって形成された制御ユニット19を装着する制御ユニット装着部20とを備えている。そして、減速ギヤボックス4のコラム取付部18に、ステアリングコラム3の車両前端部が外嵌されて連結されている。
トルクセンサ15は、ステアリングシャフト2の入力軸2a及び出力軸2c間の捩じれ状態を磁気的に検出してステアリングシャフトに伝達された操舵トルクを一対の検出コイルで検出するように構成され、これら一対の検出コイルの巻き始め及び巻き終わりに夫々ステアリングコラム3の中心軸と直交する方向に平行に外部に突出する外部接続端子15c,15d及び15e,15fが接続され、これら外部接続端子15c〜15fの突出部が中央部でステアリングコラム3の中心軸と平行に折り曲げられてL字状に形成されている。
電動モータ5は、図2に示すように、その取付フランジ5bに近い位置における制御ユニット装着部20に装着された制御ユニット19に近接対向する位置に接続端子5c,5dが形成されている。
減速ギヤボックス4に形成された制御ユニット装着部20は、ウォーム収納部12とその下側のウォームホイール収納部14の上部側とで形成した平坦取付面20aと、この平坦取付面20a及びトルクセンサ収納部16の上面に形成した平坦取付面20aに対して直交し、左右方向に長尺方向が延在する矩形状のユニット載置面20bとで形成されている。
制御ユニット装着部20に装着される制御ユニット19は、図4に示すように、電動モータ5を駆動制御する駆動回路と、トルクセンサ15のトルク検出値が入力する制御回路と、バッテリの電圧を所定電圧に変換して制御回路に供給する電源回路とを備えている。また、符号27で示すものは、駆動回路などの発熱部に関連する温度を検出するためのサーミスタである。そして、駆動回路、制御回路、電源回路及びサーミスタ27は、制御ユニット19内に設けられている。
ここで、制御回路は、マイコンを含む回路で構成されており、トルクセンサ15のトルク検出値から検知される操舵トルクの値に応じた操舵補助トルクを発生させるべく、操舵トルクに応じたモータ制御電流の目標値(目標制御電流値)を実現するデューティ比のPWM駆動信号を生成して駆動回路を制御する通常の制御機能の他に、サーミスタ27からの信号を読み取ることによって、制御ユニット19内の温度状態を監視し、必要に応じて上述した目標制御電流値よりもモータ制御電流を強制的に低下させることで、制御ユニット19内の過熱を防止する過熱防止機能も実現するようになっている。なお、この過熱防止機能の詳細については後述する。
本実施形態の制御ユニット19は、図3に示すように、放熱ケース21と、この放熱ケース21に一体化されている補助放熱板22と、放熱ケース21内に取付けられ第1金属基板23と、補助放熱板22に取付けられている第2金属基板24と、第1及び第2金属基板23,24を覆うように放熱ケース内に取付けられている絶縁基板25と、カバー26とを備えている。
図2を参照しながら制御ユニット19を構成する部材について詳細に説明する。
放熱ケース21は、例えばアルミニウム(アルミニウム合金)のダイカストからなる略箱型形状の部材である。この放熱ケース21の外周にはネジ通過孔を設けたケース取付片21aが突出して形成されているとともに、矩形状の底板21bの四隅近傍には基板取付用ネジ孔21cが形成されている。底板21bの四隅には絶縁基板25の四隅に当接して絶縁基板25を支持する支持部21dが立ち上がって形成されており、この支持部21dの上部に基板取付用ネジ孔21eが形成されている。底板21bの長辺から立ち上がっている一対の壁板21fの一方には矩形状の切欠き21gが形成されており、この切欠きの下端隅部に、補助放熱板22を支持する支持部21hが立ち上がって形成されており、この支持部21hの上部に放熱板取付用ネジ孔21iが形成されている。また、放熱ケース21の長尺方向の一方には、電動モータ5の接続端子5c,5dに電気的に接続する端子台40が固定されている。
補助放熱板22は、放熱ケース21の壁板21fと面一に配置される壁板22aと、この壁板22aに直交して延在しており、放熱ケース21の底板21bと比較して面積が小さい支持板22bとを備えた部材であり、支持板22bの壁板22aの近傍に、放熱ケース21の支持部21hに形成した放熱板取付用ネジ孔21iに対応するネジ通過孔22cが形成されている。また、支持板22bの四隅には基板取付用ネジ孔22dが形成されている。
第1金属基板23は、基材であるアルミ板の表面に絶縁層が形成され、その上に回路導体としての導体パターンが形成された部材であり、導体パターンの所定の部位に駆動回路の一部を構成する回路部品が実装されているとともに、回路部品の近傍にサーミスタ27が配置されている。第1金属基板23に実装されている駆動回路の一部の回路部品は、スイッチング素子としてのFETチップ28a、電界コンデンサ28bなどである。また、第1金属基板23には、複数の信号端子29が一列に並んだ状態で立設している。また、第1金属基板23の四隅には、放熱ケース21の基板取付用ネジ孔21cに対応するネジ通過孔23aが形成されている。なお、第1金属基板23には、放熱ケース21に固定した端子台40に接続するパワー端子(不図示)が形成されている。
第2金属基板24も、基材であるアルミ板の表面に絶縁層が形成され、その上に回路導体としての導体パターンが形成された部材であり、図2に示すように、導体パターンの所定の部位に駆動回路を構成する残りの回路部品が実装されている。第2金属基板24に実装されている駆動回路を構成する残りの回路部品は電磁リレー30である。また、第2金属基板24には、複数の信号端子31が一列に並んだ状態で立設している。また、第2金属基板24の四隅には、補助放熱板22の基板取付用ネジ孔22dに対応するネジ通過孔24aが形成されている。
絶縁基板25は、合成樹脂製などの絶縁性材料の上に回路導体としての導体パターンが形成された部材であり、導体パターンの所定の部位に、電源回路及び制御回路が実装されている。電源回路を構成する回路部品32は、例えばレギュレータである。また、制御回路を構成する回路部品33は、例えばマイコンチップや、入出力回路を構成するトランジスタである。この絶縁基板25には、第1金属基板23の複数の信号端子29、第2金属基板24の複数の信号端子31が嵌合する複数のスルーホール34,35がそれぞれ列状に形成されている。また、絶縁基板25の四隅には、放熱ケース21の支持部21dに形成した基板取付用ネジ孔21eに対応するネジ通過孔25aが形成されている。そして、この絶縁基板25に外部配線のための雌型コネクタ36が固定されている。この雌型コネクタ36には、バッテリ(図示せず)に電源用雄型コネクタ46(図1参照)が接続されるとともに、車体の各部の制御機器とのデータの授受を行うCANなどのネットワークに接続する信号コネクタ(不図示)が接続されるようになっている。
カバー26は、例えば鋼製のプレス加工等で形成され、放熱ケース21の開口部を覆う箱型形状の部材である。このカバー26の外周には、ネジ通過孔を設けたカバー取付片26aが突出して形成されている。
そして、上記構成の制御ユニット19を制御ユニット装着部20に装着するには、先ず、放熱ケース21の底板21bに第1金属基板23を当接し、これらの四隅に設けた基板取付用ネジ孔21c及びネジ通過孔23aを対応させてネジ(不図示)をねじ込むことで、第1金属基板23を放熱ケース21内に固定する。そして、放熱ケース21の切欠き21gに補助放熱板22の壁板22aを嵌め込むとともに、互いに対応させた支持板22bのネジ通過孔22c及び放熱ケース21の放熱板取付用ネジ孔21iにネジ(不図示)をねじ込むことで、支持板22bが放熱ケース21内に突出した状態で補助放熱板22を固定する。この際、支持板22bは、第1金属基板23に実装されているFETチップ28aに対して所定間隔を空けて重なる位置に配置される。
次に、補助放熱板22の支持板22bに第2金属基板24を当接し、これらの四隅に設けた基板取付用ネジ孔22d及びネジ通過孔24aにネジ(不図示)をねじ込むことで、第2金属基板24を支持板22bに固定する。
次に、絶縁基板25のスルーホール34,35に、第1金属基板23の信号端子29及び第2金属基板24の信号端子31を嵌め込み半田付けするとともに、さらに絶縁基板25の四隅に設けたネジ通過孔25aを放熱ケース21の支持部21dに形成した基板取付用ネジ孔21eに対応させた後にネジ(不図示)をねじ込むことで、絶縁基板25を放熱ケース21内に固定する。
そして、放熱ケース21の開口部を覆うようにカバー26を放熱ケース21に装着し、互いのケース取付片21a,26aを、制御ユニット装着部20の平坦取付面20aに形成したネジ孔20a1を対応させた後に固定ボルト37をねじ込むことで、制御ユニット19が制御ユニット装着部20に装着される。
ここで、制御ユニット19内に配置した駆動回路は、図5に示すように、第1金属基板23に実装されたFETチップ28aに所定間隔を空けて重なるように、第2金属基板24に実装された電磁リレー30が配置されている。また、第1金属基板23には、FETチップ28aに近接する位置にサーミスタ27が配置されているとともに、サーミスタ27を間に位置してFETチップ28aに対して逆側に電界コンデンサ28bが実装されている。この電界コンデンサ28bは、第2金属基板24を固定している補助放熱板22の支持板22bが延在していない位置であって、電源回路32及び制御回路33を実装している絶縁基板25との間の空間が広い位置で第1金属基板23に実装されている。
なお、制御ユニット19の端子台40及び電動モータ5の接続端子5c,5dは電気的に接続されており、図1の符号47で示す合成樹脂製の端子カバーで覆われている。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
車両の図示しないイグニッションスイッチをオン状態としてバッテリから電力が供給されると、制御ユニット19の制御回路が、トルクセンサ15のトルク検出値から検知される操舵トルクの値に応じた操舵補助トルクを発生させるべく、操舵トルクに応じたモータ制御電流の目標値を実現するデューティ比のPWM駆動信号を生成して駆動回路を制御する。これにより、電動モータ5は、正転又は逆転方向に回転して必要とする操舵補助力を発生するように駆動する。
このため、電動モータ5からステアリングホイールの操舵トルクに応じた操舵補助力が発生され、この操舵補助力がウォーム11及びウォームホイール13を介してステアリングシャフト2の出力に伝達されることにより、ステアリングホイールを軽い操舵力で操舵する。
次に、前述した制御回路が行う過熱防止機能について、図6から図8を参照して説明する。
図6は、過熱防止機能の機能ブロック図であり、電動モータ5を制御しているモータ電流値を検出するモータ電流検出手段50と、モータ電流検出手段50が検出したモータ制御値とサーミスタ27が検出した周囲温度に基づいて駆動回路を構成する回路部品のジャンクション温度を演算するジャンクション温度演算手段51と、過熱防止機構に必要なテーブルを記憶している記憶手段52と、演算したジャンクション温度に基づいて電動モータの最大制御電流値を演算する最大制御電流値設定手段53と、トルクセンサ15で検出したトルク検出値及びモータ電流検出手段50が検出したモータ電流値に基づいてモータ制御電流値を演算するモータ制御電流値演算手段54と、このモータ制御電流値演算手段54で演算したモータ制御電流値及び最大制御電流値設定手段53で設定した最大制御電流値を比較し、小さい方の電流値をモータ制御電流値として設定する電流値設定手段55と、この電流値設定手段で設定したモータ制御電流値に基づいて電流モータ5を制御するモータ駆動制御手段56とを備えている。
なお、本発明の周囲温度検出手段がサーミスタ27に対応し、本発明の制御電流変更手段が、記憶手段52、最大制御電流値設定手段53、モータ制御電流値演算手段54、電流値設定手段55及びモータ駆動制御手段56に対応する。
制御回路は、例えば図7及び図8のフローチャートで示す過熱防止処理を行う。なお、これらフローチャートは、例えば10msec程度に設定されたサンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって実行される。このフローチャートでは、特に通信のためのステップを設けていないが、演算処理によって得られた結果が随時記憶手段52に更新記憶されるとともに、必要な情報やプログラムは随時記憶手段52から読み込まれる。
先ず、ステップS1において、トルクセンサ15で検出したトルク検出値を読み込む。
次いでステップS2において、モータ制御電流値演算手段54は、トルクセンサ15から検出したトルク検出値とモータ電流検出手段50が検出したモータ電流値に基づいてモータ制御電流値A1を演算する。
次いでステップS3に移行し、サーミスタ27で検出した周囲温度Taを読み込む。
次いでステップS4に移行し、ジャンクション温度演算手段51は、周囲温度Taに基づいてジャンクション温度Tjを演算する(後述する図8のジャンクション温度演算処理ルーチン)。
次いでステップS5に移行し、最大制御電流値設定手段53は、記憶手段52に記憶されている図10の温度保護テーブルを参照し、ステップ4で演算したジャンクション温度Tjに対応した最大電流制限値A2を設定する。図10の温度保護テーブルは、ジャンクション温度Tjが高い場合には、最大電流制限値A2を低い値に設定し、ジャンクション温度Tjが低い場合には、最大電流制限値A2を高い値に設定するテーブルである。
次いでステップS6に移行し、電流値設定手段55は、ステップS2で演算したモータ制御電流値A1と最大電流制限値A2とを比較する。そして、このステップS6において、モータ制御電流値A1が最大電流制限値A2より大きな値の場合にはステップS7に移行し、モータ制御電流値A1が最大電流制限値A2以下の値の場合には、モータ制御電流値A1を変更せずにステップS8に移行する。
モータ制御電流値A1が最大電流制限値A2より大きな値の場合に移行するステップS7は、モータ制御電流値A1を最大電流制限値A2に変更してからステップS8に移行する。
そして、ステップS8では、モータ駆動制御手段56が、設定したモータ制御電流値A1を出力して電動モータ5を制御してからリターンに移行する。
ここで、ステップS4で示したジャンクション温度演算処理ルーチンは、ジャンクション温度演算手段51が図8に示す処理を実行する。このジャンクション温度演算処理ルーチンでは、記憶手段52に記憶されている図9のジャンクション温度演算テーブルを参照する。図9のジャンクション温度演算テーブルは、周囲温度Taの変化に応じた第1金属基板23に実装されているFETチップ28aの温度(以下、第1温度)T1の変化と、第2金属基板24に実装されている電磁リレー30の温度(以下、第2温度)T2の変化を、予め実験で求めたデータである。
先ず、ステップS20において、記憶手段52に記憶されている図9のジャンクション温度演算テーブルを参照し、サーミスタ27で検出した周囲温度Taに対応する第1温度T1を演算する。
次いでステップS21に移行し、図9のジャンクション温度演算テーブルを参照してサーミスタ27で検出した周囲温度Taに対応する第2温度T2を演算する。
次いでステップS22に移行し、演算した第1温度T1及び第2温度T2とを比較する。そして、このステップS22において、第1温度T1が第2温度T2より大きな値の場合にはステップS23に移行し、第1温度T1が第2温度T2以下の場合にはステップS24に移行する。
第1温度T1が第2温度T2より大きな値の場合に移行するステップS23では、第1温度T1をジャンクション温度Tjに設定してからリターンに移行する。
また、第1温度T1が第2温度T2以下の場合に移行するステップS24では、第2温度T2をジャンクション温度Tjに設定してからリターンに移行する。
次に、本実施形態の電動パワーステアリング装置1における制御ユニット19の作用効果について説明する。
本実施形態の制御ユニット19は、図5に示すように、駆動回路の一部を構成するFETチップ28a,電界コンデンサ28bが第1金属基板23に実装され、駆動回路の残りを構成する電磁リレー30が第2金属基板24に実装されている。そして、第1金属基板23が放熱ケース21の底板21c上に固定され、第2金属基板24が、第1金属基板23と放熱ケース21の開口部を覆うように固定した絶縁基板25との間の空間の一部を区切るように放熱ケース21に一体化された補助放熱板22の支持板22b上に固定されている。
このため、電動モータ5を制御するモータ電流が大電流になっても、駆動回路のFETチップ28a,電界コンデンサ28b及び電磁リレー30が、放熱ケース21の底板21c及び補助放熱板22の支持板22bに固定した第1金属基板23及び第2金属基板24に実装されているので、大電流で自己発熱する駆動回路の放熱面積を十分に確保することができる。
また、支持板22bに固定された第2金属基板24に実装されている電磁リレー30は、放熱ケース21の底板21bに固定された第1金属基板23に実装されているFETチップ28aに所定間隔を空けて重なるように配置されている。また、FETチップ28aと比較して高さの高い電界コンデンサ28bは、支持板22bが延在していない第1金属基板23と絶縁基板25との間の広い空間に延在するように第1金属基板23に実装されている。
このように、本実施形態の制御ユニット19は、駆動回路を構成する一部の回路部品(電磁リレー30及びFETチップ28a)を層状に配置し、駆動回路を構成する残りの回路部品(電界コンデンサ28b)を制御ユニット19内の広い空間に配置したので、制御ユニット19を小型にすることができ、車両搭載性を向上させることができる。
したがって、本実施形態の電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイールの操舵トルクに応じた操舵補助力を増大させるために電動モータ5を制御するモータ電流の大電流化と、車両搭載性の向上のために制御ユニット19の小型化を同時に図ることができる。
次に、本実施形態の制御ユニット19が行う過熱防止機能の作用効果について説明する。
図7及び図8で示したように、制御回路が行う過熱防止機能では、過熱防止の監視対象である制御ユニット19の駆動回路を構成する回路部品のジャンクション温度Tjが高い場合には、電動モータ5に供給されるモータ制御電流値A1が温度保護テーブルで設定した最大電流制限値A2(図10参照)に変更設定されるので、操舵補助力がその分低減されて、ステアリングホイール操作がその分重くなるものの、過熱により第1金属基板24及び第2金属基板24に実装されている駆動回路を構成する回路部品(電磁リレー30及びFETチップ28a)が劣化又は損傷することを、積極的かつ確実に回避することができる。
また、駆動回路を構成する回路部品のジャンクション温度Tjは、第1金属基板24に実装されているFETチップ28aの第1温度T1と、第2金属基板24に実装されている電磁リレー30の第2温度T2の高い方の温度値として設定されているので、駆動回路の過熱保護を高精度に行うことができる。
なお、上記実施形態においては、絶縁基板25のスルーホール34,35に、第1金属基板23の信号端子29及び第2金属基板24の信号端子31を嵌め込み半田付けする構造としたが、例えばインサート成形された導電板を使用することで絶縁基板25と第1及び第2金属基板23,24を電気的接続すると制御ユニット19の小型化を促進することができ、さらに車両搭載性を向上させることができる。
また、上記実施形態においては、本発明を右ハンドル車に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、左ハンドル車に適用する場合には、減速ギヤボックス4、電動モータ5及び制御ユニット19の配置をステアリングコラム3の中心軸を通る垂直面を挟んで面対称に即ち制御ユニット19の右側に電動モータ5を配置し、制御ユニット19の雌型コネクタ36及び端子台40を左側に配置すればよく、さらには電動モータ5を車両外側に、雌型コネクタ36及び端子台40を車両内側に配置するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態は、減速ギヤボックス4の外周に制御ユニット19を装着した、いわゆる機電一体型の電動パワーステアリング装置1について説明したが、放熱ケース21に金属基板23,24を使った小型制御ユニットであれば、上記構成に限らず、制御ユニット19を単独で車両に搭載する場合も同様の効果を奏することができる。
1…電動パワーステアリング装置、2…ステアリングシャフト、2a…入力軸、2b…トーションバー、2c…出力軸、3…ステアリングコラム、3a…内管、3b…外管、4…減速ギヤボックス、4b…支持部、5…電動モータ、5b…取付フランジ、5c,5d…接続端子、6…アッパ取付ブラケット、6a…取付板部、6b…支持板部、6c…チルト機構、6g…チルトレバー、7…ロア取付ブラケット、7a…取付板部、7b…支持板部、7c…枢軸、11…ウォーム、12…ウォーム収納部、13…ウォームホイール、14…ウォームホイール収納部、15…トルクセンサ、15c〜15f…外部接続端子、16…トルクセンサ収納部、17…モータ取付部、18…コラム取付部、19…制御ユニット、20…制御ユニット装着部、20a…平坦取付面、20a1…ネジ孔、20b…ユニット載置面、21…放熱ケース、21a…ケース取付片、21a,26a…ケース取付片、21b…底板、21c…基板取付用ネジ孔、21c…底板、21d…支持部、21e…基板取付用ネジ孔、21f…壁板、21h…支持部、21i…放熱板取付用ネジ孔、22…補助放熱板、22a…壁板、22b…支持板、22c…ネジ通過孔、22d…基板取付用ネジ孔、23…第1金属基板、23a…ネジ通過孔、24…第2金属基板、24a…ネジ通過孔、25…絶縁基板、25a…ネジ通過孔、26…カバー、26a…カバー取付片、27…サーミスタ、28a…FETチップ、28b…電界コンデンサ、29…信号端子、30…電磁リレー、31…信号端子、32…電源回路の部品、33…制御回路の部品、34,35…スルーホール、36…雌型コネクタ、37…固定ボルト、40…端子台、46…電源用雄型コネクタ、47…端子カバー、50…モータ電流検出手段、51…ジャンクション温度演算手段、52…記憶手段、53…最大制御電流値設定手段、54…モータ制御電流値演算手段、55…電流値設定手段、56…モータ駆動制御手段

Claims (6)

  1. 操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトに減速ギヤボックス内の減速機構を介して操舵補助力を伝達する電動モータと、前記電動モータを制御する制御ユニットと、を備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記制御ユニットは、開口部を有する放熱ケースと、この放熱ケース内の底面に固定されている第1金属基板と、この第1金属基板の一部に所定の空間をあけて重なり合う支持板を設けて前記放熱ケースに固定されている補助放熱板と、前記支持板上に固定されている第2金属基板と、前記第1金属基板及び前記第2金属基板を覆うように前記放熱ケースの前記開口部側に固定されている絶縁基板と、前記第1金属基板の前記支持板に重なり合っている部位及び前記支持板に重なり合っていない部位に実装されている駆動回路を構成する一部の部品と、前記第2金属基板に実装されている前記駆動回路を構成する残りの部品と、前記絶縁基板に実装されている制御回路及び電源回路を構成する部品と、を備えていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記第1金属基板の前記支持板に重なり合っている部位及び前記第2金属基板に、高さの低い前記駆動回路を構成する部品が実装されており、前記第1金属基板の前記支持板に重なり合っていない部位に、高さの高い前記駆動回路を構成する部品が実装されていることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記制御ユニットは、前記第1及び第2金属基板に実装されている前記駆動回路を構成する部品の過熱を防止する過熱防止機能を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記過熱防止機能は、前記第1及び第2金属基板に実装されている駆動回路を構成する部品の周囲温度を検出する周囲温度検出手段と、この周囲温度検出手段に基づいて前記駆動回路を構成する部品のジャンクション温度を演算するジャンクション温度演算手段と、前記ジャンクション温度演算手段が演算したジャンクション温度に基づいて前記電動モータの制御電流を変更する制御電流変更手段と、を備えていることを特徴とする請求項3記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記周囲温度検出手段は、前記第2金属基板に近接した前記第1金属基板上に配置されており、
    前記ジャンクション温度演算手段は、前記周囲温度検出手段が検出した周囲温度を前記第1金属基板に実装した前記駆動回路を構成する一部の部品の第1ジャンクション温度とするとともに、前記周囲温度検出手段が検出した周囲温度に基づいて前記第2金属基板に実装した前記駆動回路を構成する残りの部品の第2ジャンクション温度を推定演算し、
    前記制御電流変更手段は、前記第1ジャンクション温度及び第2ジャンクション温度のうち高い温度に基づいて前記電動モータの制御電流を変更することを特徴とする請求項4記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記ジャンクション温度演算手段は、予め記憶している前記駆動回路の部品の熱抵抗、熱容量等に基づいて前記第1ジャンクション温度及び前記第2ジャンクション温度を補正することを特徴とする請求項5記載の電動パワーステアリング装置。
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