JP5217307B2 - 車両用ヘッドレスト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に用いられる車両用ヘッドレスト装置に関するものであり、特にヘッドレストが車両の前後方向に移動して乗員の頭部の保護を図る車両用ヘッドレスト装置に係わる。
近年では、車両の後方からの衝突時に、乗員の頭部を保護するように、ヘッドレストを車両前方へと移動させる機構を備えた車両用シート装置が車両衝突時の安全性の面から提案されている(特許文献1,2)。この特許文献1,2に示される装置では、シートバックに対してヘッドレストが車両前方に移動することにより、乗員の頭部が保護されるため、後方からの車両が自車に衝突する衝突時、或いは、衝突直前において乗員の頚部にかかる負担を低減するようになっている。
この場合、ヘッドレストを乗員の頭部に合わせて停止させるためには、静電容量センサを用いる方法が取られる。例えば、図2(a)に示すように、ヘッドレストの前部(乗員の頭部に対向する面)に、被検出物(例えば、乗員の頭部)への接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサを設け、静電容量センサの静電容量の変化に基づいて乗員の頭部への接近を判別する。図2(b)に示すように乗員の頭部に対してヘッドレストが近づくと、両者間の距離が短くなり静電容量センサの静電容量の値が大きくなる。このため、ヘッドレストが乗員の頭部へと接近したことを検出することができる。
特開平2007−030676号公報 特開平2007−168752号公報
上記した車両用ヘッドレスト装置では、車両においては乗員の保護を図るものであり、ヘッドレストを前方へと移動させる間に乗員の頭部を確実に検出しなければならない。頭部検出を行う場合、例えば、静電容量センサを高周波の駆動信号を用いて制御装置からの指令により発振させ、静電容量センサから頭部が位置する方向に対して電界が生じるようにして、被検出物との間での静電容量の変化を静電容量検出回路により検出する方法が取られる。
例えば、この様な車両用ヘッドレスト装置を安全性を高めるため車両の前席だけでなく後席の乗員をも車両衝突時或いは衝突直前等に保護するため、後部座席にも設けることが好ましい。この場合、後席に設けられた車両用ヘッドレスト装置から後方の窓ガラスまでの距離が近くなる。
近年では車両に設けられるラジオの受信感度を良くするために、車両後方の窓ガラスにラジオアンテナが設けられているが、後席に車両用ヘッドレスト装置を設けると、以下に示すような問題が起こり得ることが判明した。即ち、静電容量センサを高周波の駆動信号を用いて駆動させると、静電容量センサを駆動するライン(センサライン)より、ノイズが外部に放射される。このノイズが車両後部等に設けられたラジオアンテナから混入し、乗員がラジオを聞いているとラジオノイズ(雑音)が入り込み、乗員に不快感を生じさせてしまう。
このラジオノイズを低減するためには、静電容量センサの作動時間を必要最小限とする方法、或いは、静電容量センサの駆動信号を従来の駆動周波数(例えば、数MHz)より下げる(例えば、数KHzにする)ことにより、ラジオノイズを低減させることができる。
しかしながら、静電容量センサの駆動周波数を従来よりも低下させると、乗員の頭部の検出性能に影響を与え、頭部と静電容量センサとの距離を正確に検出することができず、検出性能が低下してしまうおそれがある。この場合、静電容量センサによって検出された静電容量の値に対し単なるローパスのフィルタ処理をして、乗員の頭部を検出すると頭部の検出性能が低下してしまうことから、被検出物の正確な検出に対して何らかの対策が必要となる。
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、静電容量センサの駆動状態に左右されず、静電容量センサにより被検出物を正確に検出することができるヘッドレスト装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために講じた技術的手段は、シートバックに対して支持されたヘッドレスト後部と、前記ヘッドレスト後部に対して近接した全閉位置と同ヘッドレスト後部に対して離間した全開位置との間で進退自在なヘッドレスト前部と、前記ヘッドレスト前部を移動させる駆動手段と、乗員の頭部への接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサと、後方車両の接近情報を受けて、前記ヘッドレスト前部を前記全開位置へと移動させると共に、前記静電容量センサからの検出信号に基づいて前記乗員の頭部を検出した場合に前記ヘッドレスト前部の移動を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたヘッドレスト装置において、前記制御手段は、第1カットオフ周波数を有するローパスの第1フィルタと、前記第1カットオフ周波数よりも低い第2カットオフ周波数を有する第2フィルタを備え、前記静電容量センサの作動と同時に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの作動を開始し、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタを用いて頭部を検出する構成とした。
本発明によれば、第1カットオフ周波数を有するローパスの第1フィルタと、第1カットオフ周波数よりも低い第2カットオフ周波数を有する第2フィルタの2つのフィルタを用いることにより、フィルタ感度を所定条件により変えることにより静電容量センサの検出感度を低下させたとしても駆動状態に左右されずに、外来ノイズを除去しつつ乗員の頭部を確実且つ正確に検出することができる。
また、静電容量センサ作動と同時に、第1フィルタ及び第2フィルタの作動を開始するため、複数の異なるカットオフ周波数を持つフィルタを使い分けることにより、例えば、静電容量センサを作動させ最初は乗員の頭部の存在位置がヘッドレスト前部の存在位置に対してどれほど離れた位置にあるかが不明であることから、ヘッドレスト前部から近距離では比較的フィルタ感度の良い第1フィルタを用いることができる。また、フィルタ感度は第1フィルタより劣るが第1フィルタの検出範囲より離れていても頭部を検出できる第2フィルタを同時に作動させることにより、2つのフィルタを用いて乗員の頭部の位置を確実に検出することができる。
また、制御手段は、最初は第1フィルタを用いて頭部検出を行えば、センサ作動後の最初の所定時間は第1フィルタを用いて頭部を検出するため、遅れることなく正確に、比較的フィルタ感度の良い第1フィルタを用いて検出することができる。
更に、前記第1 フィルタを最初の所定時間作動させ、該所定時間後は前記第1フィルタの作動を停止し、前記第2フィルタを用いて頭部を検出することにより第1フィルタで検知後も第2フィルタによって、外来ノイズの影響に強く、乗員の頭部を検出することができる。
本発明によれば、制御手段は作動開始時には第1フィルタと遮断周波数の異なる第2フィルタを使い分けることで、外来ノイズに強くなり、乗員の頭部を確実に検出することができる。この場合、静電容量センサの駆動状態に左右されず、静電容量センサにより被検出物を正確に検出することができるヘッドレスト装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、車両用ヘッドレスト装置が適用された車両用シート1の側面図である。この車両用シート1は車両の運転席、助手席あるいは後部座席等の少なくともいずれかに設けることが可能である。図1に示すように、車両用シート1は、座席シート2と、座席シート2に斜動可能に支持されたシートバック3と、車両用ヘッドレスト装置10とを備えている。
車両用ヘッドレスト装置10は、ヘッドレスト後部11と、ヘッドレスト前部12と、ヘッドレスト前部12を移動させる駆動手段となるモータ13と、静電容量センサ14と、モータ13の駆動を制御する制御手段としての制御装置(ECU)20とを備えている。
ヘッドレスト後部11は、シートバック3の上端部に設けられたヘッドレストステー5に支持されている。一方、ヘッドレスト前部12は、図1中実線で示すようにヘッドレスト後部11に対して近接した全閉位置12Aと、二点鎖線で示すようにヘッドレスト後部11に対して離間した全開位置12Bとの間で進退自在となっている。車両の通常運転時は、ヘッドレスト前部12は全閉位置12Aに配置される。
ヘッドレスト後部11とヘッドレスト前部12との間には駆動機構15が設けられており、この駆動機構15がモータ13に駆動されて伸縮動作することによって、ヘッドレスト前部12がヘッドレスト後部11に対して進退移動する。
静電容量センサ14はフレキシブルなシート状を呈するものを用いヘッドレスト前部12に設けられており、被検出物(例えば、乗員の頭部)との間の距離の変化に伴って静電容量が変化する公知の構成の静電容量型センサを用いている。静電容量センサ14においては、乗員の頭部等の被検出物が静電容量センサ14に近づくほど、両者間の距離が短くなり検出される静電容量の値(静電容量値)が大きくなる。
ECU20は、車両の後方から他車が衝突する直前もしくは衝突時に、ヘッドレスト前部12を全閉位置12Aから全開位置12B方向に移動させた、移動後に元の全閉位置12Aにまでモータ13により復帰する制御を行うようになっている。
また、ECU20は、静電容量センサ14からの検出信号に基づいて、静電容量センサ14が乗員の頭部に接近したことを検出する。詳しくは、ECU20は、ヘッドレスト前部12を図2(a)に示す全閉位置12Aから全開位置12B方向へ移動させるとき、静電容量センサ14から検出された静電容量の変化量と予め設定された閾値とを比較し、その変化量が閾値よりも大きければヘッドレスト前部12が乗員の頭部に接近したと判断する。そして、ECU20は、ヘッドレスト前部12が乗員の頭部へと接近したと判断すると、図2(b)に示す停止位置12Hでヘッドレスト前部12の移動を停止させる。また、ECU20は、乗員の頭部の接近が検出されなかった場合はヘッドレスト前部12を図1に示す全開位置12Bまで移動させるようにしている。
次に、車両用ヘッドレスト装置10のシステム構成について説明する。
図3に示すように、車両用ヘッドレスト装置10は、制御を司るECU20と、ECU20に接続されたモータ13を含む駆動機構15、乗員の頭部を検出する静電容量センサ14、駆動電源を供給する電源装置(バッテリー)16、後続の他車を検出し自車への衝突の危険性を判断する衝突判断部17等とを備えている。
また、ECU20の内部に関しては、予め設定されたプログラムにより演算処理を行うCPU21と、CPU21に接続され定電圧(例えば、5V)を供給する電源回路22、他車との衝突情報を入力する入力回路23、モータ13を駆動するモータ駆動回路24、静電容量センサ14を発振回路により電界を与えて駆動する静電容量検出回路25、プログラム動作中に必要情報を記憶するメモリ26等を備えている。
CPU21は、車両のイグニッションスイッチ(IG SW)を介して電源装置16に接続され、イグニッションスイッチのオン操作により、電源回路22を介して電源装置16から電源(12V)が供給されるようになっている。
また、CPU21は入力回路23を介して、衝突判断部17から後方接近情報等の車両情報を入力する。衝突判断部17は、車両後部のバンパーに設置された図示しないレーダー等に接続され、レーダーからの信号を入力して後続車両との相対速度/距離と車両の速度とを総合的に判断し、車両に後続車両が衝突する危険性を判断する。そして、その判断結果を入力回路23に出力するようになっている。また、CPU21は、モータ駆動回路24を介してモータ13に接続されており、モータ駆動回路24を制御してモータ13を駆動する。
更に、CPU21は静電容量検出回路25を介して静電容量センサ14に接続されており、静電容量センサ14を発振させて、静電容量センサ14により検出された静電容量値を入力する。そして、CPU21は、入力された静電容量値に基づき静電容量センサ14の容量状態、即ち単位時間量(ヘッドレスト前部12の単位移動量)あたりの容量変化を検出する。CPU21は、所定のタイミングで静電容量センサ14の単位移動量あたりの容量変化を検出し、その検出結果に基づいて頭部検出を行う判定の閾値を切り替える。
ここで、静電容量検出回路25及び静電容量センサ16について、図4を参照して説明する。この図4において、交流電源に静電容量検出回路25を構成する基準コンデンサCsと静電容量センサ16を構成するセンサ電極Cxとが接続されている。
基準コンデンサCsには充電用スイッチSW1が並列に接続されており、充電用スイッチSW1がオン接続されることにより、基準コンデンサCsが充電される。また、基準コンデンサCsの出力端子には比較回路31が接続され、比較回路31の出力端子にはカウンタ32を介してCPU21へ検出信号の送信を行う送信回路33が接続されている。
また、基準コンデンサCsとセンサ電極Cxとの間には電荷移動スイッチSW2が接続されており、この電荷移動スイッチSW2がオン状態とされることで基準コンデンサCsの電荷の一部がセンサ電極Cxに移動する。なお、電荷移動スイッチSW2の出力端子は前記カウンタ32に接続されている。そして、センサ電極Cxには電極放電スイッチSW3が接続されており、この電極放電スイッチSW3がオン状態とされることにより、センサ電極Cxの電荷が放電される。
上述した充電用スイッチSW1、電荷移動スイッチSW2及び電極放電スイッチSW3は、発振を行う駆動回路34を介して、CPU21からの信号を受信する受信回路35に接続されており、これらのスイッチSW1〜SW3は、CPU21から出力される駆動信号に基づいてオン/オフ駆動する構成となっている。
次に、上記した静電容量検出回路25及び静電容量センサ16の動作について説明する。
先ず、図5(a)に示すように、充電用スイッチSW1がオン状態とされることで、図5(b)に示すように基準コンデンサCsに電源電圧が充電され、その後に充電用スイッチSW1がオフ状態とされる。なお、充電用スイッチSW1は例えば、200(Hz)で所定時間の間、オン状態とされる。
また、図5(d)に示すように、電極放電スイッチSW3がオン状態とされることでセンサ電極Cxの電荷が放電される。そして、図5(c),(d)に示すように電極放電スイッチSW3がオフ状態とされると共に電荷移動スイッチSW2がオン状態とされることで、基準コンデンサCsとセンサ電極Cxとが接続される。すると、基準コンデンサCsの電荷の一部がセンサ電極Cxへと移動する。このように電荷移動スイッチSW2と電極放電スイッチSW3とがオン/オフされることにより、センサ電極Cx(静電容量センサ16)の充放電が行われる。このときの電荷移動スイッチSW2のオン/オフする回数はカウンタ32にてカウントされる。なお、電荷移動スイッチSW2及び電極放電スイッチSW3は、例えば、1(MHz)でオン状態とされるようになっている。
図2(a)に示すように、ヘッドレスト前部12に設けられた静電容量センサ16に乗員の頭部との距離が近づくと、静電容量センサ16の静電容量値が大きくなることにより、図4に示す基準コンデンサCsからセンサ電極Cxに移動する電荷の量が多くなる。このため、基準コンデンサCsの電圧値は通常状態(乗員の頭部を検出しない状態)よりも速く基準の電圧値Vthよりも下がることになり、そのときのカウンタ値は通常状態のときよりも小さくなる。これによって、CPU21はヘッドレスト前部12に対しての乗員の頭部までの接近状態を検出することができる。
この様な構成において、本実施形態では、CPU21は一定時間ごとに閾値Vthを切り替え、その度に閾値Vthをメモリ26に書き込むようになっている。CPU21は後方車両が自車に衝突する危険の可能性があることを衝突判断部17により検出すると、ヘッドレスト前部12を車両の前方へと移動させるとともに、メモリ26に記憶された閾値Vthを読み込み、静電容量センサ14の乗員の頭部への接近を検出する。
次に、CPU21が行う閾値の変更について説明する。
ヘッドレスト前部12が前方へと移動し、静電容量センサ14が乗員の頭部に接近したときの静電容量の変化量は、静電容量センサ14の容量状態によって変わる。このため、CPU21は、定期的に静電容量センサ14の容量状態を検出し、その検出結果に基づいて閾値を設定する。
例えば、同じ距離だけヘッドレスト前部12を移動させるとき、図7に示すように、静電容量センサ14と乗員の頭部との間に形成される空間の誘電率が高い場合の方が、この空間の誘電率が低い場合よりも、単位移動量あたりの静電容量の変化量が大きくなる。このた
め、CPU21は、予め静電容量センサ14の単位移動量あたりの容量変化を検出し、その結果に応じて閾値Vthを切り替える。誘電率が高い場合の方が、静電容量の変化量が大きくなるため、誘電率が低い場合よりも閾値Vthは高く設定される。
__ また、本実施形態では、CPU21は、電源装置(バッテリー)16の電圧によりモータ13の駆動電圧を検出し、その検出結果に基づいて閾値Vthを変更する。モータ13の駆動電圧が大きい方がモータ13の移動速度は速くなるため、静電容量センサ14の静電容量の変化量は大きくなる。
具体的には、CPU21は、検出された静電容量センサ14の静電容量値と、モータ13の駆動電圧とに基づいて、図示しないデータテーブルの基づいて閾値Vthを設定するようにしており、閾値Vthは静電容量センサ14の静電容量が大きいほど大きくなるように、モータ13の駆動電圧が大きいほど大きくなるように設定されている。
本実施形態では、CPU21は一定時間ごとに閾値を切り替える処理を行い、ヘッドレスト前部12の作動時に、乗員の頭部検出を行う処理を実行するようになっている。
次に、車両用ヘッドレスト装置10のECU20に設けられるCPU21が実行する制御について、図8を参照して説明する。以下に示す説明では、プログラムの進む順番(ステップ)を、単に「S」と簡略化した表現にて説明する。本実施形態では、CPU21は、先ず、S100においてイニシャル処理を行う。このイニシャル処理ではCPU内部のメモリおよび外部に設けられたメモリ26の動作チェックを行うと共に、必要なメモリに初期値等の設定を行った後、車両用ヘッドレスト装置10のシステムに異常があるか否かの初期チェックを行う。その後、S110に進み、ここでは衝突判定部17からの情報を取り入れて、自車に近づいている後方車両が後ろに存在するか否かといった接近情報があるか否かを判断する。例えば、衝突判断部17が後方車両の自車への接近を検出して、自車との衝突の危険性(例えば、後方車両との距離や相対速度、衝突するまでの時間等)を判断し、その情報が入力回路23を介して接近情報としてCPU21に入力される。S110にて接近情報がなければ、後方接近情報が入力されるまで、CPU21は待機し、接近情報があれば次のS120の頭部検出処理に進む。
S120では上記したように静電容量センサ14からの静電容量値を基に、所定の閾値を設定して車両用シートに着座する乗員の頭部検出処理を行う。
次に、CPU21はS130において静電容量センサ14が作動しているか(センサ作動中:ON状態である)どうかを判断する。ここで、静電容量センサ14が作動していればS140に進むが、作動していなければS170に進む。S130にてセンサ作動中でない(OFF状態である)場合には、S170にて静電容量センサ14を作動させ、次のS180では第1フィルタ27及び第2フィルタ28を図9に示す如く同時に作動させた後、S110に戻り、S110からの処理を繰り返す。
ここで、第1フィルタ27と第2フィルタ28について説明する。
第1フィルタ27は外来ノイズを除去するため第1カットオフ周波数fc1(例えば、7〜10Hzの範囲で、好ましくは9Hz)を持つローパスのフィルタを用いており、第1フィルタ27は静電容量センサ14からの検出信号に外来ノイズが重畳したとしても、外来ノイズを第1カットオフ周波数fc1により除去して、静電容量センサ14から得られる所望の信号を精度良く検出することができるフィルタである。
一方、第2フィルタ28は第1カットオフ周波数fc1より低い第2カットオフ周波数fc2(例えば、3〜5Hzの範囲で、好ましくは4Hz)を有するローパスのフィルタを本実施形態においては用いている。この第2フィルタ28は第1フィルタ27と比べるとカットオフ周波数fc2を下げることで、第2フィルタ27のフィルタ感度を第1フィルタ27のフィルタ感度よりも鈍くして、外来ノイズをカットして所望の信号が得られるようになっている。
図8の説明に戻り、S130で静電容量センサ14がセンサ作動中であると判断されると、次にCPU21はS140にて頭部検出処理を行う。ここで、頭部検出されなければS150に進むが、頭部検出されればS190にてヘッドレスト前部12の前方へ移動を停止し、S200にて第1フィルタ27及び第2フィルタ28の作動をCPU21は停止した後、S210にて静電容量センサ14のセンサ作動を停止させた後、S110に戻り、上記した処理を繰り返す。
一方、S140にて乗員の頭部が検出されない場合、S150において静電容量センサ14を作動させてから所定時間(例えば、第1所定時間T1:100msec)経過したか否かが判断される。ここで、センサ作動後、第1所定時間T1経過していれば、S220に進み、ここで第1フィルタの作動を図9に示す如く停止させた後、S110の戻る。しかし、S150においてはS150の時間よりも長い所定時間(例えば、第2所定時間T2:1sec)をまだ経過していなければ、S110に戻り、S110からの処理を繰り返す。しかし、S160において、第2所定時間T2経過した場合には、S230に進んで第2フィルタ28の作動を停止すると共に、S240において静電容量センサ14の作動を停止した後、S110に戻りS110からの処理を所定周期で繰り返す。
本実施形態では、第1カットオフ周波数fc1を有するローパスの第1フィルタ27と、第1カットオフ周波数fc1よりも低い第2カットオフ周波数fc2を有する第2フィルタ28の2つのフィルタを用いることにより、フィルタ感度を変える構成とした。これによって、静電容量センサ14の検出感度を低下させたとしても駆動状態に左右されず、外来ノイズを除去しつつ乗員の頭部を確実且つ正確に検出することができる。
本実施形態においては、2つの遮断周波数が異なるフィルタを用いて頭部検出を行ったが、これに限定されるものではなく2つ以上の遮断周波数の異なるフィルタを用いても良い。
また、乗員の頭部を検出するような構成としたがこれに限定されるものではなく、乗員の身体の一部(例えば、肩の位置や上半身等)を検出するようにしても良い。
本発明の一実施形態における車両用ヘッドレスト装置を車両に適用した場合の車両シートの側面図である。 車両用ヘッドレスト装置の動作説明図であり、(a)はヘッドレスト前部が前方に移動する前の全閉位置にある状態を示し、(b)はヘッドレスト前部が前方に移動した状態を示す図である。 車両用ヘッドレスト装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3に示す静電容量検出回路及び静電容量センサの構成を示すブロック図である。 図3に示すスイッチ類のオン/オフタイミングと基準コンデンサの静電容量値を示すタイミングチャートである。 図4に示すカウンタのカウンタ値と基準コンデンサの端子電圧での静電容量値を示す説明図である。 誘電率の違いによる静電容量値と距離との関係を説明するグラフである。 制御装置が行う乗員の頭部検出のフローチャートである。 センサ作動と第1,2フィルタとの作動状態を示したタイミングチャートである。
符号の説明
3 シートバック
10 車両用ヘッドレスト装置
11 ヘッドレスト後部
12 ヘッドレスト前部
12A 全閉位置
12B 全開位置
13 モータ(駆動手段)
14 静電容量センサ
20 制御装置(ECU)
21 CPU
27 第1フィルタ
28 第2フィルタ

Claims (3)

  1. シートバックに対して支持されたヘッドレスト後部と、
    前記ヘッドレスト後部に対して近接した全閉位置と同ヘッドレスト後部に対して離間した全開位置との間で進退自在なヘッドレスト前部と、
    前記ヘッドレスト前部を移動させる駆動手段と、
    乗員の頭部への接近に伴って静電容量が変化する静電容量センサと、
    後方車両の接近情報を受けて、前記ヘッドレスト前部を前記全開位置へと移動させると共に、前記静電容量センサからの検出信号に基づいて前記乗員の頭部を検出した場合に前記ヘッドレスト前部の移動を停止させるように前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたヘッドレスト装置において、
    前記制御手段は、第1カットオフ周波数を有するローパスの第1フィルタと、前記第1カットオフ周波数よりも低い第2カットオフ周波数を有する第2フィルタとを備え、前記静電容量センサの作動と同時に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの作動を開始し、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタを用いて頭部を検出することを特徴とする車両用ヘッドレスト装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1フィルタを最初の所定時間作動させ、該所定時間後は前記第1フィルタの作動を停止し、前記第2フィルタを用いて頭部を検出することを特徴とする請求項1に記載の車両用ヘッドレスト装置。
  3. 前記制御手段は、前記乗員の頭部を検出すると前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの作動を停止した後に前記静電容量センサの作動を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ヘッドレスト装置。
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