JP5216639B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、感熱紙などの印字媒体に対し、少なくとも2色で印刷を行うサーマルプリンタに関する。
従来知られているサーマルプリンタは、発熱素子がライン状に配設されたサーマルヘッドと、該ヘッドに対向配置されたプラテンローラとの当接位置に感熱紙等の印刷媒体を搬送し、サーマルヘッドへの印加電圧を制御することで、印刷媒体を発色させて印刷パターンを形成する。サーマルプリンタは、印刷媒体の片面に単一の色彩で印刷するのみでなく、印刷媒体の両面に対して印刷するものや、印刷媒体の片面に対して2色の彩色で印字するものがある。
上記両面印刷が可能なサーマルプリンタにて印刷を行う際には、感熱層が両面に形成された印刷媒体を使用する必要がある。そのため、誤って片面のみに感熱層が形成された印刷媒体を使用した場合、ユーザが所望する印刷結果を得ることができない。かかる事情に鑑み、例えば特許文献1に記載された発明がなされている。この発明に係るサーマルプリンタは、マークセンサを用いて印刷媒体が両面印刷用であるか否かを判断し、両面印刷用である場合には両面印刷を行うように構成されている。
上記2色印刷が可能なサーマルプリンタにて2色印刷を行う際には、2色印刷用の感熱層が形成された印刷媒体を使用する必要がある。市場には、発色に要する印加電圧が異なる複数種類の2色印刷用の印刷媒体が流通している。そのため、誤って想定されたものと異なる印刷媒体を使用した場合、ユーザが所望する印刷結果を得ることができない。かかる事情に鑑み、例えば特許文献2に記載された発明がなされている。この発明に係るサーマルプリンタは、印刷媒体の種類を特定し、その結果に応じてサーマルヘッドの制御方法を印刷媒体に適した方式に切り替えるように構成されている。
上記両面印刷用の印刷媒体の中には、一方の面と他方の面とで発色する色が異なる場合がある。このような印刷媒体を使用する場合、表面を第1色で印字し、裏面を第2色で印字したいにもかかわらず、表裏逆に印刷媒体をセットしてしまうと、ユーザが所望する印刷結果が得られない。
また、印刷媒体の片面に対して2色印刷したいにもかかわらず、1色にしか発色しない印刷媒体をセットしてしまった場合にも、やはりユーザが所望する印刷結果が得られない。
これらの問題は、特許文献1および特許文献2に記載された発明では対処し得ない問題である。
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、セットされた印刷媒体によりユーザの所望する印刷結果が得られるか否かを判別し、ユーザが意図しない印刷結果の出力を防止するサーマルプリンタを提供することである。
上記課題を解決するため、第1の発明は、両面が異なる色に発色する印刷媒体の一方の面に印刷データを印刷する第1のサーマルヘッドと、前記印刷媒体の他方の面に印刷データを印刷する第2のサーマルヘッドとを備えたサーマルプリンタにおいて、前記第1のサーマルヘッドにより前記印刷媒体の一方の面に印刷すべき第1色の濃度を区別する第1の閾値及び前記第2のサーマルヘッドにより前記印刷媒体の他方の面に印刷すべき第2色の濃度を区別する第2の閾値を記憶した濃度情報記憶手段と、前記第1のサーマルヘッド又は前記第2のサーマルヘッドにより当該サーマルプリンタにセットされた印刷媒体に試験画像を印刷する試験画像印刷手段と、この試験画像印刷手段により印刷された試験画像の印刷濃度を検出する濃度検出手段と、この濃度検出手段により検出された前記試験画像の印刷濃度と前記濃度情報記憶手段により記憶された前記第1の閾値及び前記第2の閾値とに基づいて、当該サーマルプリンタにセットされた印刷媒体の表裏が正常であるかを判定する判定手段と、を具備していることを特徴としている。
かかる手段を講じた本発明によれば、セットされた印刷媒体によりユーザの所望する印刷結果が得られるか否かを判別し、ユーザが意図しない印刷結果の出力を防止するサーマルプリンタを提供することができる。
本発明の第1の実施形態におけるサーマルプリンタの要部構成を示す図。 同実施形態におけるサーマルプリンタの印字機構を示す図。 同実施形態における印刷媒体の構成を示す模式図。 同実施形態における閾値記憶エリアのデータ構造を示す模式図。 同実施形態においてCPUが実行する処理の流れ図。 同実施形態における印刷機構を矢印A方向から見た概略図。 同実施形態における濃度センサの検出値の時間変化を示す模式図。 本発明の第2の実施形態における印刷媒体の構成を示す模式図。 同実施形態においてCPUが実行する処理の流れ図。 同実施形態における印刷機構を矢印A方向から見た概略図。 同実施形態における濃度センサの検出値の時間変化を示す模式図。
以下、本発明を実施するための第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るサーマルプリンタ1の要部構成を示すブロック図である。サーマルプリンタ1は、制御の中枢としてCPU(Central Processing Unit)2を備えている。このCPU2に対し、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、通信インターフェイス(I/F)5、濃度センサ6、表示コントローラ11、入力コントローラ12、駆動コントローラ13、第1データバッファ14aを備える第1ヘッドコントローラ14、第2データバッファ15aを備える第2ヘッドコントローラ15などを、アドレスバスやデータバスなどのバスライン20を介して接続している。そして、通信インターフェイス5にパーソナルコンピュータなどの上位機器30を接続し、表示コントローラ11に液晶ディスプレイやLEDなどの表示デバイス21を接続し、入力コントローラ12に操作キーや表示デバイス21の表示面に設けられたタッチパネルなどの入力デバイス22を接続し、駆動コントローラ13に印刷媒体を搬送する搬送ローラを駆動せしめる搬送モータ23を接続し、第1ヘッドコントローラ14に第1サーマルヘッド24を接続し、第2ヘッドコントローラ15に第2サーマルヘッド25を接続して構成している。
ROM3は、濃度情報記憶手段である閾値記憶エリア3aを有している。閾値記憶エリア3aには、後述の処理で使用する所定の閾値が予め記憶される。RAM4は、サーマルプリンタ1の処理場面に応じて判定結果保持手段である判定結果保持エリア4aなどの作業用記憶エリアを形成する。判定結果保持エリア4aは、CPU2が実行する後述の処理における所定の判定結果を記憶保持する。通信インターフェイス5は、上位機器30からコマンドを受信したときには当該コマンドをCPU2に通知し、印刷データを受信したときには、受信した印刷データを第1データバッファ14aまたは第2データバッファ15aに出力する。濃度検出手段である濃度センサ6は、第2サーマルヘッドが印刷したテストパターン(試験画像)の印刷濃度を検出してCPU2に通知する。表示コントローラ11は、表示デバイス21を制御して各種情報を表示せしめる。入力コントローラ12は、入力デバイス22がユーザの操作に応じて出力する信号を検知し、CPU2に通知する。
第1サーマルヘッド24および第2サーマルヘッド25は、ライン状に配設された発熱素子を備えている。第1ヘッドコントローラ14は、第1の印刷データ記憶手段である第1データバッファ14aに記憶された印刷データに基づいて、第1サーマルヘッド24の発熱素子への印加電圧を制御する。第2ヘッドコントローラ15は、第2の印刷データ記憶手段である第2データバッファ15aに記憶された印刷データに基づいて、第2サーマルヘッド25の発熱素子への印加電圧を制御する。
図2を用いて、サーマルプリンタ1の印字機構について説明する。第1サーマルヘッド24に対し、印刷媒体40の搬送方向上流側に第2サーマルヘッド25が配置されている。第1サーマルヘッド24に対し印刷媒体40を挟んで対向するように第1プラテンローラ34が設けられ、第1サーマルヘッド24に対し印刷媒体40を挟んで対向するように第2プラテンローラ35が設けられている。濃度センサ6は、第1サーマルヘッド24および第1プラテンローラ34の対向位置と、第2サーマルヘッド25および第2プラテンローラ35の対向位置との間に設けられている。
サーマルプリンタ1にて印刷に使用する印刷媒体40は、図3に示したように基紙41の一方の面に感熱層42aが形成され、他方の面に感熱層42bが形成されている。感熱層42aは、所定温度以上の熱を受けて黒色(第1色)に発色する。一方、感熱層42bは、所定温度以上の熱を受けて赤色(第2色)に発色する。本実施形態では、印刷媒体40の感熱層42a側を表面とし、感熱層42b側を裏面とする。そして、通常、第1サーマルヘッド24は、印刷媒体40の表面に対して印字し、第2サーマルヘッド25は、印刷媒体40の裏面に対して印字するものとする。
図4は、ROM3に記憶される閾値記憶エリア3aのデータ構造を示す模式図である。閾値記憶エリア3aには、第1の閾値である閾値αと第2の閾値である閾値βとが記憶されている。閾値αは、黒色と赤色の印刷濃度を隔てる閾値であり、閾値βは、印刷媒体40の地色と赤色の印刷濃度を隔てる閾値である。通常、黒色は赤色に比べ、印刷濃度が高くなる(α>β)。したがって、濃度センサ6が検出した検出値Lが閾値β以上かつ閾値α未満(β≦L<α)である場合には、印刷されたパターンが赤色であり、閾値α以上(α≦L)である場合には、印刷されたパターンが黒色であると判断できる。
次に、上記のような構成のサーマルプリンタ1の動作について説明する。
図5は、サーマルプリンタ1のシステムが起動した際、あるいはサーマルプリンタ1に印刷媒体40がセットされた際にCPU2が実行する処理の流れ図である。この処理は、ROM3に記憶された動作プログラムに従って実行される。
先ず、CPU2は、印刷媒体40のローディングを開始する(ST101)。具体的には、搬送モータ23により搬送ローラを駆動し、印刷媒体40が収納された用紙トレイ(不図示)から第2サーマルヘッド25および第2プラテンローラ35の対向位置に印刷媒体40を搬送する。
印刷媒体40を第2サーマルヘッド25の印刷位置まで搬送した後、CPU2は、第2ヘッドコントローラ15にテストパターンの印刷を指令する(ST102)。この指令を受け、第2ヘッドコントローラ15は、第2サーマルヘッド25への通電を制御して印刷媒体40にテストパターンを印刷する。なお、ST102の処理は、試験画像印刷手段を構成する。
図6は、図2に示した印刷機構にてテストパターンを印刷した状態を矢印A方向から見た模式図である。ST102の処理にて第2サーマルヘッド25は、例えば図示した如く濃度センサ6上を通過する搬送ラインにバー50をテストパターンとして印刷する。このように濃度センサ6上を通過する搬送ラインにバー50を印刷するのは、濃度センサ6によりその印刷濃度が検出できるようにするためである。
テストパターンであるバー50を印刷した後、CPU2は、搬送モータ23による印刷媒体40の搬送を継続し、濃度センサ6によりバー50が濃度センサ6の設置位置を通過する前後の印刷媒体40の印刷濃度を検出する(ST103)。
ここで、濃度センサ6により検出される印刷濃度について説明する。図7は、印刷媒体40の裏面が第2サーマルヘッド25側に向くようにセットされた場合の濃度センサ6の検出値Lの時間変化を示す模式図である。印刷濃度の検出を開始した後バー50が濃度センサ6の検出位置に達するまで、検出値Lは、閾値α,βのいずれをも下回る。バー50が濃度センサ6の検出位置に到達したとき、検出値Lは増加し、バー50が濃度センサ6の検出位置を通過し終えた後下降する。このような濃度センサ6による印刷濃度の検出結果の中で、検出値Lの曲線がピークとなる点を頂点60と定義する。
濃度センサ6による印刷濃度の検出の後、CPU2は、印刷媒体40が表裏正しくセットされているか否かを判定する(ST104)。具体的には、図7に図示した検出値Lの変化の中で、頂点60をバー50の印刷濃度と擬制し、閾値α,βと比較する。このとき、頂点60が閾値β以上α未満(β≦L<α)である場合、バー50は赤色であると特定し、閾値α以上(α≦L)である場合、バー50は黒色であると特定する。本実施形態においては、印刷媒体40の裏面である感熱層42bが第2サーマルヘッド25側に向いている場合、印刷媒体40の表裏が正しいので、バー50が赤色であると特定される場合に印刷媒体40の表裏が正しいと判定する。バー50が黒色であると判定されるときや、色彩が特定できないときには、印刷媒体40が表裏逆である場合、印刷媒体40が両面印刷用であるが一色印刷用である場合、印刷媒体40が片面印刷用である場合などが想定される。かかる場合には、印刷媒体40が正しくセットされていないと判定する。なお、ST104の処理は、判定手段を構成する。
次に、CPU2は、ST104の処理における判定結果をRAM4に形成された判定結果保持エリア4aに記憶する(ST105)。しかる後、上位機器30からの印刷コマンドの受信を待つ(ST106)。
通信インターフェイス5を介して上位機器30から印刷コマンドを受信したとき(ST106のYes)、CPU2は、上位機器30から送信される印刷媒体40の表面側の印刷データを受信し(ST107)、受信した印刷データを第1データバッファ14aに格納する(ST108)。続いて、印刷媒体40の裏面側の印刷データを受信し(ST109)、受信した印刷データを第2データバッファ15aに格納する(ST110)。そして、ST105の処理にて判定結果保持エリア4aに記憶した判定結果を参照し、印刷媒体40が表裏正しくセットされているか否かを判断する(ST111)。
判定結果保持エリア4aに印刷媒体40が表裏正しくセットされている旨の判定結果が記憶されているとき(ST111のYes)、CPU2は、駆動コントローラ13、第1ヘッドコントローラ14および第2ヘッドコントローラ15に印刷を指令する。このとき駆動コントローラ13が搬送モータ23を駆動して印刷媒体40を搬送し、それに合せて第1ヘッドコントローラ14が第1データバッファ14aに格納された印刷データに基づいて第1サーマルヘッド24の印加エネルギを制御し、第2ヘッドコントローラ15が第2データバッファ15aに格納された印刷データに基づいて第2サーマルヘッド25の印加エネルギを制御する。かくして表面および裏面に印刷データが印刷された印刷媒体40は、サーマルプリンタ1の排出口(不図示)から排出される。
一方、RAM4に印刷媒体40が表裏正しくセットされていない旨の判定結果が記憶されているとき(ST111のNo)、CPU2は、第1データバッファ14aに格納された印刷データと、第2データバッファ15aに格納された印刷データとを入れ替える(ST113)。すなわち、第1データバッファ14aに印刷媒体40の裏面に印字すべき印刷データを格納し、第2データバッファ15aに印刷媒体40の表面に印刷すべき印刷データを格納する。なお、ST113の処理は、印刷データ入替手段を構成する。
しかる後、駆動コントローラ13、第1ヘッドコントローラ14および第2ヘッドコントローラ15に印刷を指令する。これを受け、既述の如く表面および裏面に印刷データが印刷された印刷媒体40がサーマルプリンタ1の排出口(不図示)から排出される。
印刷媒体40の排出が完了した後、CPU2は、再び上位機器30からの印刷指令を待つ(ST106)。
このように、本実施形態におけるサーマルプリンタ1は、印刷媒体40にテストパターンを印刷し、このテストパターンの印刷濃度と閾値記憶エリア3aに記憶された閾値α,βとに基づいて印刷媒体40が表裏正しくセットされているか否かを判定する。この判定結果を用いることで、ユーザに印刷媒体40が所望の両面印刷に適した状態にないことを報知したり、印刷を中止したりするなどの処理が可能となる。したがって、ユーザの意図しない印刷結果の出力を防止することができる。
また、印刷媒体40が表裏正しくセットされていないとの判定結果が得られた場合、第1データバッファ14aに格納された印刷データと第2データバッファ15aに格納されたデータとを入れ替えて印刷する。そのため、印刷媒体40が表裏正しくセットされていない場合であっても、ユーザに手間を掛けることなく、ユーザが所望する印刷結果を出力することができる。
また、テストパターンの印刷や印刷媒体40が表裏正しくセットされているか否かの判定は、システムが起動した際や、印刷媒体40がサーマルプリンタ1にセットされた後、最初に当該印刷媒体をローディングする際に実行される。システム起動時や印刷媒体40がセットされた際などには、通常、印刷媒体40のローディングが行われ、所定長の印刷媒体40が排出口から排出される。これに鑑みれば、ローディング時に併せてテストパターンの印刷等を行うことで、印刷媒体40を節約することができる。
また、印刷媒体40が表裏正しくセットされているか否かの判定結果は、RAM4に形成された判定結果保持領域4aに記憶保持される。この判定結果保持領域4aに記憶保持された判定結果を使用すれば、1つの印刷ジョブが完了した後であっても、上位機器30から印刷コマンドを受信する度に印刷媒体40の表裏が正しくセットされているか否かの判断処理を実行する必要がない。これにより、印刷に要する時間の短縮を図ることができる。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態は、片面が2色に発色する2色印刷用の印刷媒体を用いた印字に際し、サーマルプリンタ1にセットされた印刷媒体が2色印刷用であるかを検知する場合である。第1の実施形態と同一の箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、片面に2色印刷可能な印刷媒体40を使用する。図8は、印刷媒体40の構成を示す模式図である。基紙44の一方の面に、所定温度以上の熱を加えると黒色に発色する感熱層45aと、所定温度以上の熱を加えると赤色に発色する感熱層45bとが形成されている。なお、感熱層45aが黒色に発色する温度は、感熱層45bが赤色に発色する温度よりも高い。したがって、印刷の際にサーマルヘッドに加える印加エネルギの高低を選択的に切り替えることで、印刷媒体40に対する2色印刷が可能となる。
本実施形態においては、印刷媒体40を黒色に発色させる際の印加エネルギを第1の印加エネルギとし、赤色に発色させる際の印加エネルギを第2の印加エネルギとする。また、印刷には、第2サーマルヘッド25を使用する。
次に、上記のような構成のサーマルプリンタ1の動作について説明する。
図9は、サーマルプリンタ1に動作電力が投入され、システムが起動した際にCPU2が実行する処理の流れ図である。この処理は、ROM3に記憶された動作プログラムに従って実行される。
先ず、CPU2は、印刷媒体40のローディングを開始する(ST201)。具体的には、搬送モータ23により搬送ローラを駆動し、印刷媒体40が収納された用紙トレイ(不図示)から第2サーマルヘッド25および第2プラテンローラ35の対向位置に印刷媒体40を搬送する。
印刷媒体40を第2サーマルヘッド25の印刷位置まで搬送した後、CPU2は、第2ヘッドコントローラ15にテストパターンの印刷を指令する(ST202)。この指令を受け、第2ヘッドコントローラ15は、第2サーマルヘッド25への通電を制御して印刷媒体40にテストパターンを印刷する。なお、ST202の処理は、本実施形態における試験画像印刷手段を構成する。
図10は、図2に示した印刷機構にてテストパターンを印刷した状態を矢印A方向から見た模式図である。ST102の処理にて第2サーマルヘッド25は、例えば図示した如く濃度センサ6上を通過する搬送ラインに2つのバー51,52をテストパターンとして印刷する。濃度センサ6上を通過する搬送ラインにバー51,52を印刷するのは、濃度センサ6によりその印刷濃度が検出できるようにするためである。バー51は、感熱層45aを黒色に発色させるべく上記第1の印加エネルギにて印刷し、バー52は、感熱層45bを赤色に発色させるべく上記第2の印加エネルギにて印刷する。
テストパターンであるバー51,52を印刷した後、CPU2は、印刷媒体40の搬送を継続し、濃度センサ6によりバー51,52が濃度センサ6の設置位置を通過する前後の印刷媒体40の印刷濃度を検出する(ST203)。
濃度センサ6により検出される印刷濃度について説明する。図11は、印刷媒体40が2色印刷用の印刷媒体であり、その表面が第2サーマルヘッド25側に向くようにセットされた場合の濃度センサ6の検出値Lの時間変化を示す模式図である。印刷濃度の検出を開始した後バー51が濃度センサ6の検出位置に達するまで、検出値Lは、閾値α,βのいずれをも下回る。バー51が濃度センサ6の検出位置に到達したとき、検出値Lは増加し、バー51が濃度センサ6の検出位置を通過し終えた後下降する。続いて、バー52が濃度センサ6の検出位置に到達したとき、検出値Lは増加し、バー52が濃度センサ6の検出位置を通過し終えた後下降する。このような濃度センサ6による印刷濃度の検出結果の中で、検出値Lの曲線が最初にピークとなる点を頂点61と定義し、次にピークとなる点を頂点62と定義する。
濃度センサ6による印刷濃度の検出の後、CPU2は、印刷媒体40が2色印刷用の印刷媒体であるか否かを判定する(ST204)。具体的には、図11に図示した検出値Lの変化の中で、頂点61をバー51の印刷濃度と擬制し、頂点62をバー52の印刷濃度と擬制して、それぞれ閾値α,βと比較する。このとき、頂点61,62が閾値β以上α未満(β≦L<α)である場合、当該バーは赤色であると特定し、閾値α以上(α≦L)である場合、当該バーは黒色であると特定する。このように特定したバー51,52の色に基づいて、印刷媒体40が2色印刷用の印刷媒体であるか否かを判定する。すなわち、バー51が黒色であり、バー52が赤色である場合には、印刷媒体40は2色印刷用の印刷媒体であると判定し、バー51,52の双方が黒色または赤色である場合には、印刷媒体40は1色印刷用の印刷媒体であると判定する。また、印刷媒体40の感熱層45a,45bが形成された面が第2サーマルヘッド25側に向けられていない場合には、頂点51,52が検出されず、バー51,52の色を判定することができない。かかる場合には、印刷媒体40が表裏逆にセットされていると判定する。なお、ST204の処理は、本実施形態における判定手段を構成する。
CPU2は、ST204の処理における判定結果をRAM4に形成された判定結果保持エリア4aに記憶保持する(ST205)。しかる後、上位機器30からの印刷コマンドの受信を待つ(ST206)。
通信インターフェイス5を介して上位機器30から印刷コマンドを受信したとき(ST206のYes)、CPU2は、印刷媒体40に印刷すべき2色印刷データを受信し(ST207)、受信した印刷データを第2データバッファ15aに格納する(ST208)。そして、ST205の処理にて判定結果保持エリア4aに記憶した判定結果を参照し、印刷媒体40が2色印刷用の印刷媒体であるか否かを判断する(ST209)。
判定結果保持エリア4aに印刷媒体40が2色印刷用の印刷媒体である旨の判定結果が記憶されているとき(ST209のYes)、CPU2は、駆動コントローラ13および第2ヘッドコントローラ15に印刷を指令する。このとき駆動コントローラ13が搬送モータ23を駆動して印刷媒体40を搬送し、それに合せて第2ヘッドコントローラ15が第2データバッファ15aに格納された印刷データに基づいて第2サーマルヘッド25の印加エネルギを制御する。既述の如く、第2サーマルヘッド25には、印刷データが黒色である部分を印刷する際は第1の印加エネルギが印加され、赤色である部分を印刷する際には第2の印加エネルギが印加される。かくして2色刷りの印刷データが印刷された印刷媒体40は、サーマルプリンタ1の排出口(不図示)から出力される。印刷媒体40の排出が完了した後、CPU2は、再び上位機器30からの印刷指令を待つ(ST206)。
一方、判定結果保持エリア4aに印刷媒体40が1色印刷用の印刷媒体である旨、あるいは表裏逆にセットされている旨の判定結果が記憶されているとき(ST209のNo)、CPU2は、表示コントローラ11に警告情報を出力する。これを受け、表示コントローラ11は、表示デバイス21に当該警告情報を表示し、ユーザにエラーを報知する(エラー報知手段)。このとき表示される警告情報は、判定結果保持エリア4aに印刷媒体40が1色印刷用の印刷媒体である旨の判定結果が記憶されているときには、用紙の種類が適当でない旨のメッセージ等とし、印刷媒体40が表裏逆にセットされている旨の判定結果が記憶されているときには、用紙の表裏が逆である旨のメッセージ等を表示する。
このように、本実施形態におけるサーマルプリンタ1は、印刷媒体に黒色および赤色のテストパターンを印刷し、このテストパターンの印刷濃度と閾値記憶エリア3aに記憶された閾値α,βとに基づいて印刷媒体40が2色印刷用の印刷媒体であるか否かを判定する。この判定結果を用いることで、ユーザに印刷媒体40が所望の2色印刷に適した状態にないことを報知したり、印刷を中止したりするなどの処理が可能となる。したがって、ユーザの意図しない印刷結果の出力を防止することができる。
また、印刷媒体40が2色印刷用でないと判定したときには、印刷を行わずにエラーを報知する。そのため、ユーザは、印刷媒体40が適当にセットされていないことを容易に認識し、迅速に印刷媒体40を交換するなどの処置を講じることができる。また、無駄な印刷を省略し、印刷媒体40を節約することができる。
その他、システムが起動した際などに上記判定を行うことや、判定結果を判定結果保持領域4aに記憶保持することに関し、第1の実施形態と同様の効果を奏することは勿論である。
なお、この発明は前記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲内にて各構成要素を適宜変形して具体化することができる。
例えば、濃度センサ6は、第1サーマルヘッド24の印刷結果の印刷濃度を検出する位置に配置してもよい。この場合、テストパターンは第1サーマルヘッド24にて印字する。さらに、第1の実施形態においては、濃度センサ6による検出値Lの頂点60が閾値β以上(α≦L)である場合に印刷媒体40が正しくセットされていると判定する。また、第2の実施形態においては、第1サーマルヘッド24にて印刷データを印刷するようにする。
また、テストパターンは、バー50〜52に限られず、円形、正方形など他のパターンでもよいことは勿論である。
また、第2の実施形態においては、テストパターンが何ら検出されなかった場合、印刷媒体40が逆であると擬制し、第2データバッファ15aに記憶した印刷データを第1データバッファ14aに移し、第1サーマルヘッド24にて印刷を行うようにしてもよい。
また、第2の実施形態におけるエラー報知は、表示デバイス21への警告情報の表示に限定されない。その他、通信インターフェイス5を介して上位機器30に警告情報を出力するようにしてもよいし、サーマルプリンタ1にスピーカを設けて音声や警告音を出力するようにしてもよい。
この他、前記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
α,β…閾値、L…検出値、1…サーマルプリンタ、2…CPU、3a…閾値記憶エリア、6…濃度センサ、14a…第1データバッファ、15a…第2データバッファ、24…第1サーマルヘッド、25…第2サーマルヘッド、30…上位機器、40…印刷媒体、50〜52…バー
特開2008−6802号公報 特開2002−292915号公報

Claims (4)

  1. 両面が異なる色に発色する印刷媒体の一方の面に印刷データを印刷する第1のサーマルヘッドと、前記印刷媒体の他方の面に印刷データを印刷する第2のサーマルヘッドとを備えたサーマルプリンタにおいて、
    前記第1のサーマルヘッドにより前記印刷媒体の一方の面に印刷すべき第1色の濃度を区別する第1の閾値及び前記第2のサーマルヘッドにより前記印刷媒体の他方の面に印刷すべき第2色の濃度を区別する第2の閾値を記憶した濃度情報記憶手段と、
    前記第1のサーマルヘッド又は前記第2のサーマルヘッドにより当該サーマルプリンタにセットされた印刷媒体に試験画像を印刷する試験画像印刷手段と、
    この試験画像印刷手段により印刷された試験画像の印刷濃度を検出する濃度検出手段と、
    この濃度検出手段により検出された前記試験画像の印刷濃度と前記濃度情報記憶手段により記憶された前記第1の閾値及び前記第2の閾値とに基づいて、当該サーマルプリンタにセットされた印刷媒体の表裏が正常であるかを判定する判定手段と、
    を具備していることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記第1のサーマルヘッドにより印刷すべき印刷データを記憶する第1の印刷データ記憶手段と、
    前記第2のサーマルヘッドにより印刷すべき印刷データを記憶する第2の印刷データ記憶手段と、
    前記判定手段により当該サーマルプリンタにセットされた印刷媒体の表裏が正常でないと判定されたとき、前記第1の印刷データ記憶手段により記憶された印刷データと前記第2の印刷データ記憶手段により記憶された印刷データとを入れ替える印刷データ入替手段とをさらに具備していることを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記試験画像印刷手段は、当該サーマルプリンタに印刷媒体がセットされた後、最初に当該印刷媒体をローディングする際に前記試験画像を印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記判定手段による判定結果を保持する判定結果保持手段をさらに具備していることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか1に記載のサーマルプリンタ。
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