JP2002219820A - サーマルプリンタ、印刷制御方法及び情報記録媒体 - Google Patents

サーマルプリンタ、印刷制御方法及び情報記録媒体

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JP2002219820A
JP2002219820A JP2001019033A JP2001019033A JP2002219820A JP 2002219820 A JP2002219820 A JP 2002219820A JP 2001019033 A JP2001019033 A JP 2001019033A JP 2001019033 A JP2001019033 A JP 2001019033A JP 2002219820 A JP2002219820 A JP 2002219820A
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thermal
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thermal paper
color
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JP2001019033A
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English (en)
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Masahiro Minowa
政寛 箕輪
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】感熱紙の用紙替えが終了したことを判定し、用
紙替えによって設定された感熱紙の種類を決定すること
のできるサーマルプリンタ、印刷制御方法及び情報記録
媒体を提供する。 【解決手段】まず、カバーオープン、ニアエンド等の種
々のステータスデータを各種センサより検出し(S50
1)、このデータに基づいて、用紙替えを終了したこと
を検出する(S502)。次に、用紙替えを終了したか
否かを判定する(S503)。用紙替えを終了した場合
(S503;Yes)は、プリンタに設定した感熱紙を
決定し(S504)、用紙替え終了フラグをリセットす
る(S505)。更に、ステップS501に戻る。一
方、用紙替えを終了しない場合(S503;No)は、
通常処理を実行し(S506)、S501に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルプリン
タ、印刷制御方法及び情報記録媒体に関する。特に、用
紙替えによって設定された感熱紙の種類を決定すること
が可能なサーマルプリンタ、印刷制御方法及び情報記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ラインサーマルプリンタ等のサーマルプ
リンタは、独立して駆動加熱される多数の発熱素子を列
状に備え、これを選択的に駆動加熱して、対向配置した
感熱紙の対応箇所をその熱により発色させることによっ
て、印字を実現する。この種のプリンタにおいて使用さ
れる感熱紙は、発熱素子に与えられた熱エネルギー(印
加エネルギー)の量によって発色の状態が異なる。即
ち、発熱素子に印加する通電パルス幅を変化させること
によって、印加エネルギーの量を変化させ、感熱紙の発
色の状態を変える。
【0003】現在は、2色発色用の感熱紙として、加色
型感熱紙と滅色型感熱紙の2種類が提案されている。印
加エネルギーの低いレベル状態において発色する色を第
1色とし、印加エネルギーの高いレベル状態において発
色する色を第2色とするとき、加色型感熱紙の場合は、
第1色が赤色等の明るい色に発色し、第2色が黒色等の
暗い色に発色する。即ち、第2色は、第1色に所定の色
を加えた色のようになる。また、滅色型感熱紙の場合
は、第1色が黒色等の暗い色に発色し、第2色が赤色等
の明るい色に発色する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、市販されている
2色発色用のサーマルプリンタは、加色型感熱紙と滅色
型感熱紙のどちらか一方の感熱紙に使用を限定してい
る。そのため、一方の感熱紙を使用するサーマルプリン
タが市場の主流となってしまった場合、市場に供給され
る感熱紙は、一方の感熱紙が主流となってしまい、他方
の感熱紙の供給が滞ってしまう。例えば、滅色型感熱紙
を使用するサーマルプリンタが市場の主流となってしま
った場合、市場に供給される感熱紙は、滅色型感熱紙が
主流となってしまい、市場に加色型感熱紙が少なくなっ
てしまう。
【0005】従って、市場に主流として供給されている
感熱紙を使用できないサーマルプリンタのユーザは、使
用できる感熱紙の供給量が少ないために、使用できる感
熱紙を探さなければならないという問題点があった。ま
た、使用できる感熱紙の供給量が少ないために、購入価
格の高い感熱紙を購入しなければならないという問題点
もあった。即ち、市場に主流として供給されている感熱
紙を使用できないサーマルプリンタは、ユーザにとって
は極めて不便なプリンタとなってしまうという問題点が
あった。
【0006】従って、本発明は、以上のような問題点を
解決するためになされたもので、感熱紙の用紙替えが終
了したことを判定し、用紙替えによって設定された感熱
紙の種類を決定することのできるサーマルプリンタ、印
刷制御方法及び情報記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従
来の問題点を解決すべく研究を重ねた。その結果、用紙
替えによってプリンタに設定された感熱紙の種類を決定
することによって、設定された感熱紙の種類に適合した
印刷制御を実行できることが判明した。例えば、試験印
刷を実行し、試験印刷において所定の印加エネルギーに
より印字した印刷部の印字色を検出し、印加エネルギー
と印字色とに基づいて、用紙替えによってプリンタに設
定された感熱紙の種類を決定することにより、設定され
た感熱紙の種類に適合した印刷制御を実行できることが
判明した。
【0008】また、感熱紙の種類に適合した印刷制御を
実行することにより、市場に主流として供給されている
感熱紙を含めて、様々な種類の感熱紙を使用できること
が判明した。
【0009】上記研究結果に基づき、以下の発明を提供
する。
【0010】本発明の、サーマルプリンタの第1の態様
は、下記の要素を備えたサーマルプリンタである。 (a)複数の種類のセンサの状態を示す複数個のステー
タスデータを検出するステータス検出部と、(b)ステ
ータス検出部によって検出した複数個のステータスデー
タに基づいて、感熱紙の用紙替えが終了したことを判定
する用紙交換判定部と、(c)感熱紙の用紙替えによっ
て設定された感熱紙の種類を決定する用紙種別決定部。
【0011】本発明の、サーマルプリンタの第2の態様
は、用紙種別決定部が、下記の要素を備えたサーマルプ
リンタである。 (a)所定の印加エネルギーおよび所定の印刷画像情報
に基づいて、感熱紙上に印字する試験印刷部と、(b)
試験印刷部によって感熱紙上に印字された印刷部の印字
色を検出する印字色検出部と、(c)印字色検出部によ
って検出された印刷部の印字色と、所定の印加エネルギ
ーとに基づいて、感熱紙の種類を判定する用紙種別判定
部と、(d)用紙種別判定部によって判定した感熱紙の
種類を、次の用紙替え終了まで保持する用紙種別保持
部。
【0012】本発明の、サーマルプリンタの第3の態様
は、試験印刷部における所定の印加エネルギーが、所定
の第1印加エネルギーレベル値以上でありかつ所定の第
2印加エネルギーレベル値未満である第1印加エネルギ
ー領域の所定のレベル値、および/または、所定の第2
印加得エネルギーレベル値以上である第2印加エネルギ
ー領域の所定のレベル値であることを特徴とするサーマ
ルプリンタである。
【0013】本発明の、サーマルプリンタの第4の態様
は、用紙種別判定部が、所定の印加エネルギー、印字色
および感熱紙の種類の関係テーブルに基づいて、感熱紙
の種類を判定することを特徴とするサーマルプリンタで
ある。
【0014】本発明の、サーマルプリンタの第5の態様
は、感熱紙の種類が、単色用の感熱紙、2色発色用の滅
色型感熱紙または2色発色用の加色型感熱紙であること
を特徴とするサーマルプリンタである。
【0015】本発明の、サーマルプリンタの第6の態様
は、用紙交換判定部が、ニアエンドセンサのステータス
データに基づいて、用紙替えの終了を判定することを特
徴とするサーマルプリンタである。
【0016】本発明の、印刷制御方法の第1の態様は、
下記のステップを備えた印刷制御方法である。 (a)複数の種類のセンサの状態を示す複数個のステー
タスデータを検出するステータスデータ検出ステップ
と、(b)ステータスデータ検出ステップによって検出
した複数個のステータスデータに基づいて、感熱紙の用
紙替えが終了したことを判定する用紙替え終了判定ステ
ップと、(c)感熱紙の用紙替えによって設定された感
熱紙の種類を決定する用紙種別決定ステップ。
【0017】本発明の、印刷制御方法の第2の態様は、
用紙種別決定ステップが、下記のステップを備えた印刷
制御方法である。 (a)所定の印加エネルギーおよび所定の印刷画像情報
に基づいて、感熱紙上に印字する試験印刷ステップと、
(b)試験印刷ステップによって感熱紙上に印字された
印刷部の印字色を検出する印字色検出ステップと、
(c)印字色検出ステップによって検出された印刷部の
印字色と、所定の印加エネルギーとに基づいて、感熱紙
の種類を判定する用紙種別判定ステップと、(d)用紙
種別判定ステップによって判定した感熱紙の種類を、次
の用紙替え終了まで保持する用紙種別保持ステップ。
【0018】本発明の、印刷制御方法の第3の態様は、
試験印刷ステップにおける所定の印加エネルギーが、所
定の第1印加エネルギーレベル値以上でありかつ所定の
第2印加エネルギーレベル値未満である第1印加エネル
ギー領域の所定のレベル値、および/または、所定の第
2印加得エネルギーレベル値以上である第2印加エネル
ギー領域の所定のレベル値であることを特徴とする印刷
制御方法である。
【0019】本発明の、印刷制御方法の第4の態様は、
用紙種別判定ステップが、所定の印加エネルギー、印字
色および感熱紙の種類の関係テーブルに基づいて、感熱
紙の種類を判定することを特徴とする印刷制御方法であ
る。
【0020】本発明の、印刷制御方法の第5の態様は、
感熱紙の種類が、単色用の感熱紙、2色発色用の滅色型
感熱紙または2色発色用の加色型感熱紙であることを特
徴とする印刷制御方法である。
【0021】本発明の、印刷制御方法の第6の態様は、
用紙替え終了判定ステップが、ニアエンドセンサのステ
ータスデータに基づいて、用紙替えの終了を判定するこ
とを特徴とする印刷制御方法である。
【0022】本発明の、情報記録媒体の第1の態様は、
上述の印刷制御方法のプログラムを記録した情報記録媒
体である。
【0023】本発明の、情報記録媒体の第2の態様は、
コンパクト・ディスク、フロッピー・ディスク、ハード
・ディスク、光磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディ
スク、磁気テープ、もしくはメモリ・カードであること
を特徴とするプログラムを記録した情報記録媒体であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明の一実施態様を、図面を
参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施態様
は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するも
のではない。従って、当業者であればこれらの各要素も
しくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施
態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様
も本発明の範囲に含まれる。
【0025】図1(a)は、内蔵するサーマル印刷ヘッ
ドによってレシート112の印刷を行うサーマルプリン
タ(以下、プリンタと称する)100の外観の一例を示
す斜視図である。
【0026】図1(b)は、図1(a)のプリンタ10
0の動作を説明するために、プリンタ100の縦断面の
主用部のみを示す縦断面図である。
【0027】本例のプリンタ100は、感熱紙110が
ロール紙115の状態で供給されている。感熱紙110
は、プリンタ100の後ろ側から矢印111に沿ってサ
ーマル印刷ヘッド101とプラテン107の間に導かれ
る。感熱紙110への印刷は、サーマル印刷ヘッド10
1によって行われる。印刷が終了した感熱紙110は、
カッター108によって切断され、レシート112とし
て発行される。
【0028】また、ロール紙115とサーマル印刷ヘッ
ド101の間には、感熱紙110が無くなったことを検
出するペーパーエンドセンサ114が設けられている。
また、図1では図示しないが、感熱紙110が残り少な
くなったことを検出するニアエンドセンサを設けること
もできる。ニアエンドセンサは、感熱紙110が終わり
に近づいて、ロール紙115の外径が所定の大きさ以下
になったことを検知することにより、感熱紙110の終
わりが近いことを検出するように構成することができ
る。ニアエンドセンサによる処理については後述する。
【0029】また、カラーセンサ103は、プリンタ1
00における感熱紙110の排出口113の近傍に設け
られており、後述する試験印刷によって印字された感熱
紙110の印刷部の印字色を検出できるようになってい
る。
【0030】また、プリンタ100のハウジング104
には、カバー106が装着されており、感熱紙110の
用紙替えなどの場合を除き、カバー106をハウジング
104に被せた状態で印刷が行われるようになってい
る。このため、カバーの開閉を検出するためのカバーオ
ープンセンサ105がハウジング104に装着されてお
り、カバー106が開けられると自動的にオフライン状
態となって印刷機能を一時停止するなどの処理を行うよ
うになっている。
【0031】図2は、サーマルプリンタ100の概略構
成を示すブロック図である。サーマルプリンタ100
は、ホスト装置10から受信した制御命令及び印刷デー
タに基づき、感熱紙110上に印刷を行う。
【0032】サーマル印刷ヘッド101、モータ類21
2及びプランジャ類213並びにこれらを駆動する印字
機構駆動回路210は、印字用紙の搬送、印字、切断等
の物理的動作を伴なう印字機構204を構成している。
CPU(中央処理装置)201には、エラーセンサ22
0、カバーオープンセンサ105、ニアエンドセンサ1
02、カラーセンサ103、その他のセンサ224等が
接続されている。これらのセンサは、紙ジャム等のエラ
ー状態、カバーオープン等を検出し、検出した結果はC
PU201に入力される。
【0033】ROM202は、プリンタ100の各種機
能を実現するためのソフトウェア(ファームウェアを含
む)およびデータを記憶しており、CPU201がこれ
を読み出し、実行することにより、各種機能を実現す
る。
【0034】また、RAM203は、プリンタ100の
各種機能を実現するときに必要なデータの記憶装置とし
て機能する。
【0035】本発明のサーマルプリンタは、(a)複数
の種類のセンサの状態を示す複数個のステータスデータ
を検出するステータス検出部と、(b)ステータス検出
部によって検出した複数個のステータスデータに基づい
て、感熱紙の用紙替えが終了したことを判定する用紙交
換判定部と、(c)感熱紙の用紙替えによって設定され
た感熱紙の種類を決定する用紙種別決定部と、を備えて
いる。
【0036】また、本発明のサーマルプリンタは、上述
の感熱紙の種類が、単色用の感熱紙、2色発色用の滅色
型感熱紙または2色発色用の加色型感熱紙であることを
特徴とする。
【0037】また、本発明のサーマルプリンタは、上述
の用紙交換判定部が、ニアエンドセンサのステータスデ
ータに基づいて、用紙替えの終了を判定することを特徴
とする。
【0038】図3は、サーマルプリンタの機能ブロック
図である。以下に各機能についての説明をする。
【0039】図3に破線で示すように、CPU201及
びROM202により、制御部301、ステータス検出
部302、用紙交換判定部303および用紙種別決定部
304とが構成される。
【0040】CPU201のステータス検出部302
は、図2に示したようにCPU201に接続されている
エラーセンサ220、カバーオープンセンサ105、ニ
アエンドセンサ102、カラーセンサ103、その他の
センサ224等から、それぞれのセンサのステータスデ
ータを検出し、検出した結果をRAM203のステータ
スデータ記憶部311に記憶する。
【0041】CPU201の用紙交換判定部303は、
ステータス検出部302によって検出した各種センサの
ステータスデータ、および、ROM202の用紙交換判
定条件記憶部321に記憶されている用紙替え終了判定
条件情報に基づいて、用紙替えを終了したか否かを判定
し、判定した結果および判定処理において利用した各種
データフラグをRAM203のデータフラグ記憶部31
2に記憶する。例えば、ニアエンドセンサ102のON
を検出した後に、ライン数をカウントすることにより感
熱紙が完全に無くなった状態、すなわちペーパーエンド
を判定する。更に、ペーパーエンドを判定した後に、ニ
アエンドセンサ102のOFFを検出し、更にカバーオ
ープンセンサ105のOFFを検出したときを用紙替え
の終了とする。用紙交換判定部における用紙「交換」の
語は、「投入及び交換」の双方を含む意味で使用してい
る。
【0042】CPU201の用紙種別決定部304は、
用紙替え終了の後に、ステータス検出部302によって
検出した各種センサのステータスデータ、および、RO
M202の用紙種別判定条件記憶部322に記憶されて
いる用紙種別判定条件情報に基づいて、用紙替えによっ
てプリンタに設定された感熱紙の種類を判定する。次の
用紙替えまで感熱紙の種類を保持し、感熱紙の種類に基
づいたプリンタの各種機能のために、判定した感熱紙の
種別をRAM203の設定用紙種別記憶部313に記憶
する。更に、フラッシュ・メモリに記憶しても良い。ま
た、判定処理において、各種データフラグをRAM20
3のデータフラグ記憶部312に記憶する。
【0043】例えば、設定された感熱紙に試験印刷を実
行し、印刷部の印字色をカラーセンサ103により検出
する。試験印刷における印加エネルギーと印字色とに基
づいて、単色用の感熱紙、2色発色用の滅色型感熱紙ま
たは2色発色用の加色型感熱紙であるか判定する。
【0044】CPU201の制御部301は、ステータ
ス検出部302、用紙交換判定部303および用紙種別
決定部304のそれぞれの手段を相互に関連付けて制御
する。
【0045】また、本発明のサーマルプリンタは、上述
の用紙種別決定部が、(a)所定の印加エネルギーおよ
び所定の印刷画像情報に基づいて、感熱紙上に印字する
試験印刷部と、(b)試験印刷部によって感熱紙上に印
字された印刷部の印字色を検出する印字色検出部と、
(c)印字色検出部によって検出された印刷部の印字色
と、所定の印加エネルギーとに基づいて、感熱紙の種類
を判定する用紙種別判定部と、(d)用紙種別判定部に
よって判定した感熱紙の種類を、次の用紙替え終了まで
保持する用紙種別保持部と、を備えている。
【0046】また、本発明のサーマルプリンタは、試験
印刷部における所定の印加エネルギーが、所定の第1印
加エネルギーレベル値以上でありかつ所定の第2印加エ
ネルギーレベル値未満である第1印加エネルギー領域の
所定のレベル値、および/または、所定の第2印加得エ
ネルギーレベル値以上である第2印加エネルギー領域の
所定のレベル値であることを特徴とする。
【0047】また、本発明のサーマルプリンタは、上述
の用紙種別判定部が、所定の印加エネルギー、印字色お
よび感熱紙の種類の関係テーブルに基づいて、感熱紙の
種類を判定することを特徴とする。
【0048】図4は、用紙種別決定部を構成する機能の
ブロック図を示す一例である。
【0049】図4に示すように、図3の用紙種別決定部
304は、試験印刷部401、印字色検出部402、用
紙種別判定部403および用紙種別保持部404を備え
ている。
【0050】用紙種別決定部304の試験印刷部401
は、ROM203の用紙種別判定条件記憶部322に記
憶されている所定の印加エネルギーのレベル値および印
刷画像情報を取り出し、取り出した情報に基づいて印字
機構204のサーマル印刷ヘッド101によって感熱紙
110に試験印刷させる。
【0051】用紙種別決定部304の印字色検出部40
2は、試験印刷した感熱紙の印刷部の印字色を、感熱紙
110の排出口の近傍に設置されているカラーセンサ1
03により検出し、更に、検出した印刷部の印字色をR
AM202のステータスデータ記憶部311に記憶す
る。
【0052】用紙種別決定部304の用紙種別判定部4
03は、試験印刷における印加エネルギーのレベル値、
検出した感熱紙の印刷部の印字色、および、ROM20
3の用紙種別判定条件記憶部322に予め記憶されてい
る印加エネルギー、印字色および感熱紙の種類の関係テ
ーブルに基づいて、感熱紙の種類を判定する。また、関
係テーブルを用いる替わりに、関係式(論理式を含む)
を用いても構わない。
【0053】用紙種別決定部304の用紙種別保持部4
04は、判定したプリンタに設定されている感熱紙の種
別を、次の用紙替えまで感熱紙の種類を保持し、感熱紙
の種類に基づたプリンタの各種機能のために、RAM2
02の設定用紙種別記憶部313、および/または、フ
ラッシュ・メモリに記憶する。
【0054】本発明の印刷制御方法は、(a)複数の種
類のセンサの状態を示す複数個のステータスデータを検
出するステータスデータ検出ステップと、(b)ステー
タスデータ検出ステップによって検出した複数個のステ
ータスデータに基づいて、感熱紙の用紙替えが終了した
ことを判定する用紙替え終了判定ステップと、(c)感
熱紙の用紙替えによって設定された感熱紙の種類を決定
する用紙種別決定ステップと、を備えている。
【0055】また、本発明の印刷制御方法は、上述の感
熱紙の種類が、単色用の感熱紙、2色発色用の滅色型感
熱紙または2色発色用の加色型感熱紙であることを特徴
とする。
【0056】図5は、用紙替えによってプリンタに設定
された感熱紙を決定する処理を示すフローチャート図で
ある。図を参照しながら以下に詳細に説明する。
【0057】まず、カバーオープン、ニアエンド等の種
々の状況(ステータスデータ)を各種センサより検出し
(ステップS501)、検出した各種ステータスデータ
に基づいて、用紙替えを終了したことを判定する(ステ
ップS502)。例えば、ニアエンドセンサ102のO
Nを検出した後に、ライン数をカウントすることにより
ペーパーエンドを判定する。更に、ペーパーエンドを判
定した後に、ニアエンドセンサ102のOFFを検出
し、更にカバーオープンセンサ105のOFFを検出し
たときを用紙替えの終了とする。
【0058】次に、用紙替えを終了したか否かを判定す
る(ステップS503)。用紙替えを終了した場合(ス
テップS503;Yes)は、用紙替えによってプリン
タに設定した感熱紙を決定し(ステップS504)、用
紙替えを終了したことを示す用紙替え終了フラグをリセ
ットする(ステップS505)。ここで、用紙替え終了
フラグは、本発明の印刷制御方法を実現するための処理
に使用するフラグであり、その他の機能処理における用
紙替え終了を判定するためのフラグとしては使用できな
い場合もある。尚、以下、「フラグのセット」は、フラ
グに1をセットすることであり、「フラグのリセット」
は、フラグに0をセットすることである。また、フラグ
の初期値は0とする。
【0059】更に、ステップS501に戻って、各種セ
ンサが各種ステータスデータを検出するまで待機する。
【0060】一方、用紙替えを終了した場合(ステップ
S503;Yes)は、通常処理を実行し(ステップS
506)、更に、ステップS501に戻って、各種セン
サが各種ステータスデータを検出するまで待機する。
【0061】また、本発明の印刷制御方法は、上述の用
紙替え終了判定ステップが、ニアエンドセンサのステー
タスデータに基づいて、用紙替えの終了を判定すること
を特徴とする。
【0062】図6は、用紙替えによってプリンタに設定
された感熱紙を決定する処理における用紙替え終了を判
定する処理を示すフローチャート図である。図を参照し
ながら以下に詳細に説明する。
【0063】まず、ニアエンドセンサがONであるか否
かを判定する(ステップS601)。ニアエンドセンサ
がONである場合(ステップS601;Yes)は、ニ
アエンドフラグをセットし、用紙替えの準備をするため
の処理を実行する(ステップS602)。一方、ニアエ
ンドセンサがOFFである場合(ステップS601;N
o)は、用紙替えをする必要がないことから、用紙替え
終了を検出する処理を終了する。
【0064】次に、ペーパーエンドであるか否かを判定
する(ステップS603)。ここで、ペーパーエンドセ
ンサが設置されている場合は、ペーパーエンドセンサの
ONを検出できたときを「ペーパーエンドである」と判
定して良い。また、ペーパーエンドセンサが設置されて
いない場合は、用紙替えをした後、初めてニアエンドセ
ンサのONを検出してからのライン数をカウントし、所
定のライン数となったときを「ペーパーエンドである」
と判定しても良い。
【0065】ペーパーエンドである場合(ステップS6
03;Yes)は、次の処理(ステップS604)に移
行する。一方、ペーパーエンドでない場合(ステップS
603;No)は、用紙替えの準備をするための処理を
既に実行していることから、用紙替え終了を検出する処
理を終了する。
【0066】次に、ニアエンドセンサがOFFであるか
否かを判定する(ステップS604)。ニアエンドセン
サがONである場合(ステップS604;No)は、ニ
アエンドセンサのOFFを検出するまで、ステップS6
04の処理を繰り返す。
【0067】一方、ニアエンドセンサがOFFである場
合(ステップS604;Yes)は、用紙替えによって
開けたプリンタのカバーが閉められているか否か、即
ち、カバーオープンセンサがOFFであるか否かを判定
する(ステップS605)。ここで、用紙替えによって
開けたプリンタのカバーが閉められているか否かを判定
せずに、次の処理(ステップS606)に移行しても構
わない。
【0068】カバーオープンセンサがONである場合
(ステップS605;No)は、カバーオープンセンサ
のOFFを検出するまで、ステップS605の処理を繰
り返す。一方、カバーオープンセンサがOFFである場
合(ステップS605;Yes)は、紙替え終了を検出
したと判定し、用紙替えの準備をするための処理におい
てセットしたニアエンドフラグをリセットし(ステップ
S606)、用紙替えを終了したことを示す用紙替え終
了フラグをセットし(ステップS607)、用紙替え終
了を検出する処理を終了する。
【0069】また、本発明の印刷制御方法は、上述の用
紙種別決定ステップが、(a)所定の印加エネルギーお
よび所定の印刷画像情報に基づいて、感熱紙上に印字す
る試験印刷ステップと、(b)試験印刷ステップによっ
て感熱紙上に印字された印刷部の印字色を検出する印字
色検出ステップと、(c)印字色検出ステップによって
検出された印刷部の印字色と、所定の印加エネルギーと
に基づいて、感熱紙の種類を判定する用紙種別判定ステ
ップと、(d)用紙種別判定ステップによって判定した
感熱紙の種類を、次の用紙替え終了まで保持する用紙種
別保持ステップと、を備えている。
【0070】また、本発明の印刷制御方法は、試験印刷
ステップにおける所定の印加エネルギーが、所定の第1
印加エネルギーレベル値以上でありかつ所定の第2印加
エネルギーレベル値未満である第1印加エネルギー領域
の所定のレベル値、および/または、所定の第2印加得
エネルギーレベル値以上である第2印加エネルギー領域
の所定のレベル値であることを特徴とする。
【0071】また、本発明の印刷制御方法は、上述の用
紙種別判定ステップが、所定の印加エネルギー、印字色
および感熱紙の種類の関係テーブルに基づいて、感熱紙
の種類を判定することを特徴とする。
【0072】図7は、用紙替えによってプリンタに設定
された感熱紙を決定する処理における用紙種別決定処理
を示すフローチャート図である。図を参照しながら以下
に詳細に説明する。
【0073】まず、用紙替えによってプリンタに設定さ
れた感熱紙に、所定の印加エネルギーに基づいた試験印
刷を実行する(ステップS701)。例えば、サーマル
印刷ヘッドのドットのパルス幅を変えて、印加エネルギ
ーの低いレベル状態により印字した印刷部と印加エネル
ギーの高いレベル状態により印字した印刷部とを、感熱
紙上に作成する。ここで、印加エネルギーの低いレベル
状態とは、所定の第1印加エネルギーレベル値以上であ
り、かつ、所定の第2印加エネルギーレベル値未満であ
る第1印加エネルギー領域に存在する印加エネルギーレ
ベル値であり、また、印加エネルギーの高いレベル状態
とは、所定の第2印加得エネルギーレベル値以上である
第2印加エネルギー領域に存在する印加エネルギーレベ
ル値である。
【0074】次に、感熱紙上に印字された印刷部の印字
色を検出する(ステップS702)。例えば、カラーセ
ンサをプリンタにおける感熱紙の排出口の近傍に設置
し、感熱紙上に印加エネルギーの低いレベル状態により
印字された印刷部の印字色と印加エネルギーの高いレベ
ル状態により印字された印刷部の印字色とを検出する。
【0075】次に、試験印刷における印加エネルギーと
検出した印字色とに基づいて感熱紙の種類を判定する
(ステップS703)。例えば、印加エネルギーの低い
レベル状態により印字された印刷部の印字色が黒色であ
り、印加エネルギーの高いレベル状態により印字された
印刷部の印字色が赤色である場合は、2色発色用の滅色
型感熱紙であると判定する。また、印加エネルギーの低
いレベル状態により印字された印刷部の印字色が赤色で
あり、印加エネルギーの高いレベル状態により印字され
た印刷部の印字色が黒色である場合は、2色発色用の加
色型感熱紙であると判定する。更に、印加エネルギーの
低いレベル状態により印字された印刷部の印字色と印加
エネルギーの高いレベル状態により印字された印刷部の
印字色とが同一である場合は、単色用の感熱紙であると
判定する。
【0076】次に、判定したプリンタに設定されている
感熱紙の種別を、次の用紙替えまで感熱紙の種類を保持
し、感熱紙の種類に基づいたプリンタの各種機能のため
に、RAM202の設定用紙種別記憶部313、および
/または、フラッシュ・メモリに記憶し(ステップS7
04)、感熱紙決定処理を終了する。
【0077】図8は、感熱紙上に印字する試験印刷を示
す図である。
【0078】図8に示すように、試験印刷は、感熱紙上
に所定のレベル値の印加エネルギーにより印字した印刷
部を作成する。ここで、プリンタの用紙送り方向を図面
の上矢印方向にとり、プリンタの印字方向を図面の右矢
印方向にとる。
【0079】2色発色用の感熱紙は、印加エネルギーの
低いレベル状態により印字した印刷部の印字色と高いレ
ベル状態により印字した印刷部の印字色が異なる。従っ
て、印加エネルギーのレベル状態の違いによる印刷部の
印字色の違いに基づいて滅色型感熱紙と加色型感熱紙と
を判定することができる。
【0080】例えば、黒色と赤色との2色からなる2色
発色用の感熱紙の場合、滅色型感熱紙は、印加エネルギ
ーの低いレベル状態により印字した印刷部の印字色が黒
色となり、印加エネルギーの高いレベル状態により印字
した印刷部の印字色が赤色となる。また、加色型感熱紙
は、印加エネルギーの低いレベル状態により印字した印
刷部の印字色が赤色となり、印加エネルギーの高いレベ
ル状態により印字した印刷部の印字色が黒色となる。
【0081】従って、プリンタに設定した感熱紙が2色
発色用の感熱紙である場合、試験印刷として所定のレベ
ル値の印加エネルギーに基づいて印字させる試験印刷を
実行させることにより、滅色型感熱紙と加色型感熱紙と
を判定することができる。
【0082】例えば、試験印刷における所定のレベル値
を印加エネルギーの低いレベル状態とする場合黒色と赤
色との2色からなる2色発色用の感熱紙において、試験
印刷した印刷部の印字色が黒色ならば、2色発色用の感
熱紙は滅色型感熱紙であり、試験印刷した印刷部の印字
色が赤色ならば、2色発色用の感熱紙は加色型感熱紙で
あると判定することができる。
【0083】また、単色用の感熱紙は、印加エネルギー
が所定のレベル値以上の場合に発色する。例えば、黒色
の単色用の感熱紙の場合、印加エネルギーの低いレベル
状態により印字した印刷部の印字色が黒色となり、更に
印加エネルギーの高いレベル状態により印字した印刷部
の印字色も黒色となる。
【0084】従って、試験印刷における所定のレベル値
を印加エネルギーの低いレベル状態の場合と高いレベル
状態の場合との2個のレベル値とする場合、印加エネル
ギーの低いレベル状態により印字した印刷部の印字色が
黒色となり、印加エネルギーの高いレベル状態により印
字した印刷部の印字色が赤色となる場合は、2色発色用
の滅色型感熱紙であり、印加エネルギーの低いレベル状
態により印字した印刷部の印字色が赤色となり、印加エ
ネルギーの高いレベル状態により印字した印刷部の印字
色が黒色となる場合は、2色発色用の加色型感熱紙であ
り、印加エネルギーの低いレベル状態により印字した印
刷部の印字色と印加エネルギーの高いレベル状態により
印字した印刷部の印字色が共に黒色となる場合は、単色
用の感熱紙であると判定することができる。
【0085】本発明の情報記録媒体は、上述の印刷制御
方法のステップを有するプログラムを記録することもで
きる。
【0086】また、本発明の情報記録媒体は、コンパク
ト・ディスク、フロッピー・ディスク、ハード・ディス
ク、光磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディスク、磁
気テープ、もしくはメモリ・カードであっても良い。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。
【0088】用紙替えによってプリンタに設定された感
熱紙の種類を決定することによって、設定された感熱紙
の種類に適合した印刷制御を実行できることが判明し
た。例えば、試験印刷を実行し、試験印刷において所定
の印加エネルギーにより印字した印刷部の印字色を検出
し、印加エネルギーと印字色とに基づいて、用紙替えに
よってプリンタに設定された感熱紙の種類を決定するこ
とにより、設定された感熱紙の種類に適合した印刷制御
を実行できるサーマルプリンタを提供することができ
る。
【0089】また、感熱紙の種類に適合した印刷制御を
実行することにより、市場に主流として供給されている
感熱紙を含めて、様々な種類の感熱紙を使用することの
できるサーマルプリンタを提供することもできる。
【0090】また、様々な種類の感熱紙を使用できるこ
とから、市場に主流として供給されている購入価格の安
い感熱紙を、ユーザは簡単に購入することもできる。
【0091】従って、ユーザにとっては極めて便利なプ
リンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はサーマルプリンタの外観の一例を示す
斜視図である。(b)は、(a)のサーマルプリンタの
縦断面の主用部分のみを示す縦断面図である。
【図2】サーマルプリンタの概略構成を示すブロック図
である。
【図3】サーマルプリンタの機能ブロック図である。
【図4】用紙種別決定部を構成する機能のブロック図を
示す一例である。
【図5】用紙替えによってプリンタに設定された感熱紙
を決定する処理を示すフローチャート図である。
【図6】用紙替えによってプリンタに設定された感熱紙
を決定する処理における用紙替え終了を検出する処理を
示すフローチャート図である。
【図7】用紙替えによってプリンタに設定された感熱紙
を決定する処理における感熱紙決定処理を示すフローチ
ャート図である。
【図8】感熱紙上に印字する試験印刷を示す図である。
【符号の説明】
100 プリンタ 101 サーマル印刷ヘッド 103 カラーセンサ 104 ハウジング 105 カバーオープンセンサ 110 感熱紙 111 用紙の搬送方向 112 レシート 114 ペーパーエンドセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB12 AC06 AD01 AE04 AF04 AF08 AF15 AF31 AF51 GB16 GB26 GB53 GE24 GF13 2C061 AQ04 AR01 AS06 KK12 2C065 AB01 DC03 DC20 DC23 DC24 DC32 2C066 AD01 CE06 CZ09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要素を備えたサーマルプリンタ。 (a)複数の種類のセンサの状態を示す複数個のステー
    タスデータを検出するステータス検出部と、(b)前記
    ステータス検出部によって検出した複数個の前記ステー
    タスデータに基づいて、感熱紙の用紙替えが終了したこ
    とを判定する用紙交換判定部と、(c)前記感熱紙の用
    紙替えによって設定された感熱紙の種類を決定する用紙
    種別決定部。
  2. 【請求項2】 前記用紙種別決定部が、下記の要素を備
    えた請求項1に記載のサーマルプリンタ。 (a)所定の印加エネルギーおよび所定の印刷画像情報
    に基づいて、前記感熱紙上に印字する試験印刷部と、
    (b)前記試験印刷部によって前記感熱紙上に印字され
    た印刷部の印字色を検出する印字色検出部と、(c)前
    記印字色検出部によって検出された前記印刷部の印字色
    と、所定の前記印加エネルギーとに基づいて、前記感熱
    紙の種類を判定する用紙種別判定部と、(d)前記用紙
    種別判定部によって判定した前記感熱紙の種類を、次の
    用紙替え終了まで保持する用紙種別保持部。
  3. 【請求項3】 前記試験印刷部における前記所定の印加
    エネルギーが、所定の第1印加エネルギーレベル値以上
    でありかつ所定の第2印加エネルギーレベル値未満であ
    る第1印加エネルギー領域の所定のレベル値、および/
    または、前記所定の第2印加得エネルギーレベル値以上
    である第2印加エネルギー領域の所定のレベル値である
    ことを特徴とする、請求項2に記載のサーマルプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 前記用紙種別判定部が、前記所定の印加
    エネルギー、前記印字色および前記感熱紙の種類の関係
    テーブルに基づいて、前記感熱紙の種類を判定すること
    を特徴とする、請求項2に記載のサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記感熱紙の種類が、単色用の感熱紙、
    2色発色用の滅色型感熱紙または2色発色用の加色型感
    熱紙であることを特徴とする、請求項1に記載のサーマ
    ルプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記用紙交換判定部が、ニアエンドセン
    サの前記ステータスデータに基づいて、前記用紙替えの
    終了を判定することを特徴とする、請求項1に記載のサ
    ーマルプリンタ。
  7. 【請求項7】 下記のステップを備えた印刷制御方法。 (a)複数の種類のセンサの状態を示す複数個のステー
    タスデータを検出するステータスデータ検出ステップ
    と、(b)前記ステータスデータ検出ステップによって
    検出した複数個の前記ステータスデータに基づいて、感
    熱紙の用紙替えが終了したことを判定する用紙替え終了
    判定ステップと、(c)前記感熱紙の用紙替えによって
    設定された感熱紙の種類を決定する用紙種別決定ステッ
    プ。
  8. 【請求項8】 前記用紙種別決定ステップが、下記のス
    テップを備えた請求項7に記載の印刷制御方法。 (a)所定の印加エネルギーおよび所定の印刷画像情報
    に基づいて、前記感熱紙上に印字する試験印刷ステップ
    と、(b)前記試験印刷ステップによって前記感熱紙上
    に印字された印刷部の印字色を検出する印字色検出ステ
    ップと、(c)前記印字色検出ステップによって検出さ
    れた前記印刷部の印字色、と所定の前記印加エネルギー
    とに基づいて、前記感熱紙の種類を判定する用紙種別判
    定ステップと、(d)前記用紙種別判定ステップによっ
    て判定した前記感熱紙の種類を、次の用紙替え終了まで
    保持する用紙種別保持ステップ。
  9. 【請求項9】 前記試験印刷ステップにおける前記所定
    の印加エネルギーが、所定の第1印加エネルギーレベル
    値以上でありかつ所定の第2印加エネルギーレベル値未
    満である第1印加エネルギー領域の所定のレベル値、お
    よび/または、前記所定の第2印加得エネルギーレベル
    値以上である第2印加エネルギー領域の所定のレベル値
    であることを特徴とする、請求項8に記載の印刷制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記用紙種別判定ステップが、前記所
    定の印加エネルギー、前記印字色および前記感熱紙の種
    類の関係テーブルに基づいて、前記感熱紙の種類を判定
    することを特徴とする、請求項8に記載の印刷制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記感熱紙の種類が、単色用の感熱
    紙、2色発色用の滅色型感熱紙または2色発色用の加色
    型感熱紙であることを特徴とする、請求項7に記載の印
    刷制御方法。
  12. 【請求項12】 前記用紙替え終了判定ステップが、ニ
    アエンドセンサの前記ステータスデータに基づいて、前
    記用紙替えの終了を判定することを特徴とする、請求項
    7に記載の印刷制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項7から12のいずれか1項に記
    載の印刷制御方法のステップを有するプログラムを記録
    した情報記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記情報記録媒体は、コンパクト・デ
    ィスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、ハード・
    ディスク、光磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディス
    ク、磁気テープ、もしくはメモリ・カードであることを
    特徴とする、請求項13に記載のプログラムを記録した
    情報記録媒体。
JP2001019033A 2001-01-26 2001-01-26 サーマルプリンタ、印刷制御方法及び情報記録媒体 Withdrawn JP2002219820A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208150A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ
JP2021059071A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 株式会社寺岡精工 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208150A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ
JP2021059071A (ja) * 2019-10-08 2021-04-15 株式会社寺岡精工 印刷装置

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