JP5211980B2 - ダブルデッキエレベーターの運転制御装置 - Google Patents
ダブルデッキエレベーターの運転制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5211980B2 JP5211980B2 JP2008242356A JP2008242356A JP5211980B2 JP 5211980 B2 JP5211980 B2 JP 5211980B2 JP 2008242356 A JP2008242356 A JP 2008242356A JP 2008242356 A JP2008242356 A JP 2008242356A JP 5211980 B2 JP5211980 B2 JP 5211980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- failure
- control device
- retry
- single deck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
また、ダブルデッキエレベーターの上かご及び下かごの両方の乗りかごを用いて行うダブルデッキ運転中に上かご及び下かごのうちいずれか一方の乗りかごが故障したことを検出した場合に、その故障がエレベーターの運行に支障をきたさないものであった時には、上かご及び下かごのうち、当該故障をしていない片方のみの乗りかごを用いてシングルデッキ運転を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、特許文献1に示された従来におけるダブルデッキエレベーターの運転制御装置が乗りかごの故障有無について確認するのはダブルデッキ運転中にであって、シングルデッキ運転中における故障発生については何ら考慮されていないため、特許文献1に示された従来におけるダブルデッキエレベーターの運転制御装置にも、前述した従来におけるシングルデッキ運転中に乗りかごの故障が検出されるとエレベーターの運転を休止するダブルデッキエレベーターの運転制御装置と同様の課題がある。
また、第2の目的は、故障時運転から通常運転へといち早く復帰することができるダブルデッキエレベーターの運転制御装置を得るものである。
また、ダブルデッキエレベーターの昇降路内に昇降自在に配置され、上かご及び下かごが上下に連設されてなる乗りかごと、前記上かご及び下かごの故障を検出する故障検出装置と、前記ダブルデッキエレベーターが前記上かご及び前記下かごのうちのいずれか一方の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転中において、前記故障検出装置が前記シングルデッキ運転で用いている前記一方の乗りかごの故障を検出した場合に、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごを前記上かご及び前記下かごのうちの他方の乗りかごへと切り替えるかご切替制御装置と、前記一方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転中に前記故障検出装置が前記一方の乗りかごの故障を検出して、前記ダブルデッキエレベーターが前記他方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転となっている場合において、前記一方の乗りかごの当該故障についての復旧を試みるリトライ動作の制御を行う故障リトライ制御装置と、を備え、前記かご切替制御装置は、前記故障リトライ制御装置によるリトライ動作の結果、前記一方の乗りかごの当該故障が復旧した場合に、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごを前記一方の乗りかごへと切り替えて、元の前記シングルデッキ運転へと復帰させ、前記故障リトライ制御装置は、前記一方の乗りかごの当該故障が前記他方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転中には前記リトライ動作を行うことができないものである場合に、前記ダブルデッキエレベーターを前記一方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転に切り替えた上で前記リトライ動作を行うように制御する構成とする。
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に関するもので、図1はダブルデッキエレベーターの運転制御装置の全体構成を示すブロック図、図2はダブルデッキエレベーターの運転制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
図において1はエレベーターの昇降路内に昇降自在に配置されたダブルデッキの乗りかごであり、上下に連設された上かご1a及び下かご1bからなっている。
前記上かご1a内には、利用者が押下することによって、その押下したボタンに対応する階床を行先とするかご呼びを登録するための上かご行先ボタン2a、並びに、利用者が押下することによって、前記上かご1aの戸開を行うための上かご戸開ボタン3a、及び、利用者が押下することによって、前記上かご1aの戸閉を行うための上かご戸閉ボタン4aが設けられている。そして、前記下かご1b内には、前記上かご1a内同様、利用者が押下することによって、その押下したボタンに対応する階床を行先とするかご呼びを登録するための下かご行先ボタン2b、並びに、利用者が押下することによって、前記下かご1bの戸開を行うための下かご戸開ボタン3b、及び、利用者が押下することによって、前記下かご1bの戸閉を行うための下かご戸閉ボタン4bが設けられている。
前記乗りかご1が停止する各階床の図示しない乗場には、利用者が押下することによって、その押下したボタンに対応する方向の乗場呼びを登録するための乗場呼びボタン5がそれぞれ設置されている。
前記呼び検出装置7は、前記乗りかご1から出力される情報に基づいて、前記上かご1a内に設けられた前記上かご行先ボタン2a、前記上かご戸開ボタン3a又は前記上かご戸閉ボタン4aが押下されて呼び登録又は戸開閉がなされたことを検出し、また、前記下かご1b内に設けられた前記下かご行先ボタン2b、前記下かご戸開ボタン3b又は前記下かご戸閉ボタン4bが押下されて呼び登録又は戸開閉がなされたことを検出する。
さらに、前記呼び検出装置7は、これとともに、前記乗場呼びボタン5から出力される情報に基づいて、前記乗場に設置された前記乗場呼びボタン5が押下されて呼び登録がなされたことを検出することにより、当該乗場における前記乗りかご1の到着を待つ利用者有無の検出を行う。
そして、この前記呼び検出装置7による前記上かご1a及び前記下かご1bからの呼び登録検出結果及び戸開閉動作検出結果に関する情報は前記かご内乗客検出装置9へと出力され、乗場利用者有無に関する情報は前記かご切替制御装置11へと出力される。
前記かご切替制御装置11は、前記かご内乗客検出装置9から出力された前記上かご1a内及び前記下かご1b内のそれぞれについての乗客有無検出結果、前記呼び検出装置7から出力された乗場利用者有無の検出結果、並びに、前記故障検出装置10から出力された前記上かご1a及び前記下かご1bのそれぞれについての故障有無検出結果に基づいて、当該エレベーターが前記上かご1a及び前記下かご1bのうちいずれか一方のみを用いて行うシングルデッキ運転中において、当該シングルデッキ運転に用いる乗りかごを前記上かご1a及び前記下かご1bのうちの他方の乗りかごへと切り替える等、当該シングルデッキ運転に用いる乗りかごについて前記上かご1aと前記下かご1bとの間での切替を行う。
まず、ステップS1において、前記かご切替制御装置11は、当該エレベーターが前記上かご1a及び前記下かご1bのうちいずれか一方のみを用いて行うシングルデッキ運転中であるか否かを確認する。この確認において当該エレベーターがシングルデッキ運転中であることが確認された場合には、ステップS2へと移行する。一方、この確認において当該エレベーターがシングルデッキ運転中でないことが確認された場合には、ステップS10へと進み、一連の動作フローを終了する。
ステップS2においては、前記かご切替制御装置11は、前記故障検出装置10から出力された前記上かご1a及び前記下かご1bのそれぞれについての故障有無検出結果に基づいて、当該シングルデッキ運転において使用している側の乗りかごについて例えば戸開異常等の故障が発生しているか否かについて確認を行う。この確認において当該シングルデッキ運転において使用している側の乗りかごについて故障が発生していないことが確認された場合には、ステップS10へと移行して一連の動作フローを終了し、通常のシングルデッキ運転が継続される。
この確認において、当該シングルデッキ運転において使用している故障が発生した乗りかご内に乗客が搭乗していることが確認された場合は、ステップS4へと進み、例えば最寄階へと乗りかごを走行させること等により、当該故障が発生した乗りかご内に搭乗している乗客の救出動作を行う。
そして、続くステップS5において、前記かご切替制御装置11は、前記かご内乗客検出装置9から出力された乗客有無検出結果を再度参照しながら、ステップS4の乗客救出動作が完了したか否かについて確認を行い、乗客救出動作が完了したことが確認されない場合には、乗客救出動作が完了したことが確認されるまでステップS4の乗客救出動作を繰り返す。
このステップS6においては、前記かご切替制御装置11は、前記故障検出装置10から出力された故障有無検出結果や前記乗りかご1から出力される情報等に基づいて、前記乗りかご1が走行可能であるか否かについて確認を行う。この確認において前記乗りかご1が走行可能でないことが確認された場合は、ステップS9へと進み当該エレベーターの運転を休止した後、ステップS10へと至り一連の動作フローを終了する。
一方、ステップS6の確認において前記乗りかご1が走行可能であることが確認された場合は、ステップS7へと進み、前記故障検出装置10から出力された故障有無検出結果に基づいて、前記上かご1a及び前記下かご1bのうち当該シングルデッキ運転において使用している故障が発生した乗りかごとは反対側の乗りかご(すなわち、当該シングルデッキ運転において使用している乗りかごが前記上かご1aであって、この前記上かご1aに故障が発生した場合には前記下かご1b、逆に、当該シングルデッキ運転において使用している乗りかごが前記下かご1bであって、この前記下かご1bに故障が発生した場合には前記上かご1a)について故障が発生しているか否かについて確認を行う。
一方、ステップS7の確認において、前記上かご1a及び前記下かご1bのうち当該シングルデッキ運転において使用している故障が発生した乗りかごとは反対側の乗りかごについては故障が発生していないことが確認された場合は、ステップS8へと進み前記かご切替制御装置11は、当該エレベーターの運転を、前記上かご1a及び前記下かご1bのうち故障が発生した乗りかごとは反対側の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転(以下、反対側かごシングルデッキ運転、という。)に切り替えた後、ステップS10へと至り一連の動作フローを終了する。
図3及び図4は、この発明の実施の形態2に関するもので、図3は故障時復旧リトライテーブルの内容例を示す図、図4はダブルデッキエレベーターの運転制御装置の動作の流れを示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成に加えて、故障した側の乗りかごの当該故障についてリトライを行って自動復旧を試みることにより、このリトライにより当該故障の復旧に成功した場合には元の通常シングルデッキ運転へと復帰するための故障リトライ制御装置を備えたものである。
すなわち、前記運転制御装置6には、故障時復旧リトライテーブルを保持した故障リトライ制御装置12が備えられており、この故障時復旧リトライテーブルは図3に示すように、各故障の種類に対する反対側かごシングルデッキ運転中におけるリトライ可否、リトライ条件、リトライにおける復旧処理及び実行処理の情報からなっている。ここで、実行処理とは、反対側かごシングルデッキ運転中におけるリトライが不可である場合におけるリトライ条件を成立させるために実行する処理のことを指している。
そして、前記故障リトライ制御装置12は、前記かご切替制御装置11からの情報に基づいて、前記故障時復旧リトライテーブルの内容を参照しながら故障時発生時におけるリトライ動作の制御を行う。
なお、他の構成及びシングルデッキ運転中に故障が発生した場合における反対側かごシングルデッキ運転への切替動作については実施の形態1と同様である。
まず、ステップS11において、当該エレベーターが、シングルデッキ運転中に使用している乗りかごに故障が発生したことが検出されて、前述した実施の形態1の動作により反対側かごシングルデッキ運転中となっているか否かについて確認を行う。そして、この確認において、当該エレベーターが反対側かごシングルデッキ運転中でないことが確認された場合には、ステップS19へと移行して一連の動作フローは終了となる。
一方、ステップS11の確認において、当該エレベーターが反対側かごシングルデッキ運転中であることが確認された場合には、ステップS12へと移行して、前記故障リトライ制御装置12は、前記かご切替制御装置11から当該エレベーターの運転状況や故障状態等の情報を得て、これを前記故障時復旧リトライテーブルの内容との照合を行い、発生している故障に対して反対側かごシングルデッキ運転中にリトライ可能か否かについて確認を行う。
そして、リトライ条件の成立が確認された場合には、ステップS14へと進み、前記故障時復旧リトライテーブルにある復旧処理の内容を参照して当該復旧処理を実行することにより、かご故障リトライを行う。
この確認において、故障復旧を待っている間に利用者による呼び登録がなされたことが確認された場合には、ステップS16へと移行し、かご故障リトライを中断して通常の反対側かごシングルデッキ運転へと切替した後、当該利用者による呼び登録に応答する。そして、この応答後はステップS13へと戻って故障リトライ条件が成立するまで待機し、再び故障リトライ条件が成立したことが確認された場合には、ステップS14のかご故障リトライを再度実行する。
この確認において、当該故障は復旧しているが他に復旧していない故障がある場合を含めすべての故障が復旧していることが確認されない場合には、ステップS12へと戻り、すべての故障の復旧が確認されるまで、ステップS12からステップS17までの工程を繰り返す。
そして、ステップS17の確認において、すべての故障が復旧していることが確認された場合には、ステップS18へと移り、前記かご切替制御装置11は、使用する乗りかごを切り替えて反対側かごシングルデッキ運転から通常のシングルデッキ運転への切替を行った後、ステップS19に至って一連の動作フローを終了する。
そして、当該エレベーターの利用がない状態のまま所定時間経過した後、ステップS21へと進んで、前記かご切替制御装置11は、当該エレベーターの運転を、反対側かごシングルデッキ運転から、前記上かご1a及び前記下かご1bのうち故障が発生した側の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転(以下、故障側かごシングルデッキ運転、という。)に切り替える。
そして、次のステップS23において、前記故障リトライ制御装置12は、前記故障時復旧リトライテーブルの内容を参照し、発生している故障に対するリトライ条件が成立しているか否かについて確認を行い、リトライ条件が成立していない場合には、故障リトライ条件が成立するまで、ステップS22へと戻って再度当該実行処理を行うことにより故障リトライ条件の成立を試みる。
ステップS23において故障リトライ条件成立が確認されると、ステップS24へと進んで、前記故障時復旧リトライテーブルにある復旧処理の内容を参照して当該復旧処理を実行することにより、かご故障リトライを行う。
この確認において、故障復旧を待っている間に利用者による呼び登録がなされたことが確認された場合には、ステップS26へと移行しかご故障リトライを中断した後、ステップS27へと進んで、前記かご切替制御装置11は、故障した乗りかごを用いる故障側かごシングルデッキ運転から当該故障が発生した側とは反対側の乗りかごを用いる反対側かごシングルデッキ運転へと切替する。
そして、反対側かごシングルデッキ運転により当該利用者による呼び登録に応答した後、ステップS20へと戻って当該エレベーターの利用がない状態が所定の時間継続するまで待機し、続くステップS21以下の工程を再度行う。
この確認において、当該故障は復旧しているが他に復旧していない故障がある場合を含めすべての故障が復旧していることが確認されない場合には、ステップS22へと戻り、すべての故障の復旧が確認されるまで、ステップS22からステップS28までの工程を繰り返す。
そして、ステップS28の確認において、すべての故障が復旧していることが確認された場合には、ステップS18へと移り、前記かご切替制御装置11は、使用する乗りかごを切り替えて反対側かごシングルデッキ運転から通常のシングルデッキ運転への切替を行った後、ステップS19に至って一連の動作フローを終了する。
1a 上かご
1b 下かご
2a 上かご行先ボタン
2b 下かご行先ボタン
3a 上かご戸開ボタン
3b 下かご戸開ボタン
4a 上かご戸閉ボタン
4b 下かご戸閉ボタン
5 乗場呼びボタン
6 運転制御装置
7 呼び検出装置
8 秤装置
9 かご内乗客検出装置
10 故障検出装置
11 かご切替制御装置
12 故障リトライ制御装置
Claims (4)
- ダブルデッキエレベーターの昇降路内に昇降自在に配置され、上かご及び下かごが上下に連設されてなる乗りかごと、
前記上かご及び下かごの故障を検出する故障検出装置と、
前記ダブルデッキエレベーターが前記上かご及び前記下かごのうちのいずれか一方の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転中において、前記故障検出装置が前記シングルデッキ運転で用いている前記一方の乗りかごの故障を検出した場合に、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごを前記上かご及び前記下かごのうちの他方の乗りかごへと切り替えるかご切替制御装置と、
利用者による呼び登録がなされたことを検出する呼び検出装置と、
前記一方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転中に前記故障検出装置が前記一方の乗りかごの故障を検出して、前記ダブルデッキエレベーターが前記他方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転となっている場合において、前記一方の乗りかごの当該故障についての復旧を試みるリトライ動作の制御を行う故障リトライ制御装置と、を備え、
前記かご切替制御装置は、前記故障リトライ制御装置によるリトライ動作の結果、前記一方の乗りかごの当該故障が復旧した場合に、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごを前記一方の乗りかごへと切り替えて、元の前記シングルデッキ運転へと復帰させ、
前記故障リトライ制御装置は、前記リトライ動作中に前記呼び検出装置により利用者による呼び登録がなされたことを検出した場合に、前記リトライ動作を中断して、前記ダブルデッキエレベーターを前記呼び登録に応答させることを特徴とするダブルデッキエレベーターの運転制御装置。 - ダブルデッキエレベーターの昇降路内に昇降自在に配置され、上かご及び下かごが上下に連設されてなる乗りかごと、
前記上かご及び下かごの故障を検出する故障検出装置と、
前記ダブルデッキエレベーターが前記上かご及び前記下かごのうちのいずれか一方の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転中において、前記故障検出装置が前記シングルデッキ運転で用いている前記一方の乗りかごの故障を検出した場合に、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごを前記上かご及び前記下かごのうちの他方の乗りかごへと切り替えるかご切替制御装置と、
前記一方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転中に前記故障検出装置が前記一方の乗りかごの故障を検出して、前記ダブルデッキエレベーターが前記他方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転となっている場合において、前記一方の乗りかごの当該故障についての復旧を試みるリトライ動作の制御を行う故障リトライ制御装置と、を備え、
前記かご切替制御装置は、前記故障リトライ制御装置によるリトライ動作の結果、前記一方の乗りかごの当該故障が復旧した場合に、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごを前記一方の乗りかごへと切り替えて、元の前記シングルデッキ運転へと復帰させ、
前記故障リトライ制御装置は、前記一方の乗りかごの当該故障が前記他方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転中には前記リトライ動作を行うことができないものである場合に、前記ダブルデッキエレベーターを前記一方の乗りかごを用いて行う前記シングルデッキ運転に切り替えた上で前記リトライ動作を行うように制御することを特徴とするダブルデッキエレベーターの運転制御装置。 - 前記上かご内及び前記下かご内のそれぞれについての乗客有無の検出を行うかご内乗客検出装置を備え、
前記かご切替制御装置は、前記ダブルデッキエレベーターが前記一方の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転中において、前記故障検出装置が前記シングルデッキ運転で用いている前記一方の乗りかごの故障を検出した場合であっても、前記かご内乗客検出装置が前記一方の乗りかご内に乗客がいることを検出している間は、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごの前記他方の乗りかごへの切替を行わないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダブルデッキエレベーターの運転制御装置。 - 前記かご切替制御装置は、前記ダブルデッキエレベーターが前記一方の乗りかごを用いて行うシングルデッキ運転中において、前記故障検出装置が前記シングルデッキ運転で用いている前記一方の乗りかごの故障を検出した場合であっても、前記故障検出装置が前記他方の乗りかごの故障を検出した時は、前記シングルデッキ運転で用いる乗りかごの前記他方の乗りかごへの切替を行わないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のダブルデッキエレベーターの運転制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008242356A JP5211980B2 (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | ダブルデッキエレベーターの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008242356A JP5211980B2 (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | ダブルデッキエレベーターの運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010070369A JP2010070369A (ja) | 2010-04-02 |
JP5211980B2 true JP5211980B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=42202522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008242356A Expired - Fee Related JP5211980B2 (ja) | 2008-09-22 | 2008-09-22 | ダブルデッキエレベーターの運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5211980B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58157686A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-19 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの運転装置 |
JP2001080831A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-27 | Hitachi Ltd | ダブルデッキエレベーターの運行制御装置 |
JP2008162799A (ja) * | 2007-01-05 | 2008-07-17 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
-
2008
- 2008-09-22 JP JP2008242356A patent/JP5211980B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010070369A (ja) | 2010-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6263552B2 (ja) | エレベータの安全システム | |
KR101014917B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP5784049B2 (ja) | エレベータの安全制御装置 | |
JP5859023B2 (ja) | エレベータの安全制御装置 | |
CN104918873A (zh) | 电梯的控制装置 | |
JP2005324890A (ja) | エレベータの運転制御装置 | |
JP5090650B2 (ja) | エレベータの戸開閉異常監視装置 | |
JPWO2014016902A1 (ja) | エレベータの制御システム、及びエレベータの制御方法 | |
JP6975108B2 (ja) | エレベーター診断システム、および、エレベーターの診断方法 | |
JP4872361B2 (ja) | エレベータの異常検出装置 | |
JP5211980B2 (ja) | ダブルデッキエレベーターの運転制御装置 | |
JP7014337B2 (ja) | タスクスケジュール管理装置 | |
JPWO2018100606A1 (ja) | エレベーター故障の遠隔復旧システム | |
JP5388801B2 (ja) | エレベータの地震復旧診断運転装置 | |
JP2008162799A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP5035773B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP4640912B2 (ja) | ダブルデッキエレベータの運転装置 | |
JP5436263B2 (ja) | エレベータ制御装置 | |
JP2012006683A (ja) | エレベータ | |
JP5743325B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH08175775A (ja) | エレベータ装置 | |
JP5966872B2 (ja) | エレベーターの制御装置 | |
JP5023889B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP5399766B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH09194166A (ja) | エレベーターの安全装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110531 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130211 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5211980 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |